JPH06509856A - 歯付きベルト構造体の製造方法及び歯付きベルト構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 歯付きベルト構造体の製造方法 及び歯付きベルト構造体 支五立１ 本発明は、複数の歯付きベルト構造体を製造する新規な製造方法に関し、そのよ うな歯付きベルト構造体の新規なセット（組）に関する。

１丘■遣 伸縮性織物材の複数の筒状スリーブを、それぞれ異なる直径の歯付き金型部材に 被せる工程と、それぞれの歯に対して一定の位置に織物材を担持した歯付きベル ト構造体が成形されるように成形材料（ポリマー材）を前記スリーブの外表面に 向けて圧入し、該スリーブを透過して前記歯付き金型部材の溝内へ流入させ、該 成形材料の圧力によって前記織物材を該溝内へ伸長させる工程とから成る複数の 歯付きベルト手段を製造する方法は、周知である。例えば、米国特許第４，４４ ３，３９６号及び３．４１９，４４９号を参照されたい。

又、歯付きベルト構造体の各歯にその歯元と歯先の間に織物材を埋設することも 周知である。例えば、米国特許第４，３９２，８４２号を参照されたい。

免二二厘ｊ 本発明の１つの特徴は、それぞれ異なる直径を有し、しかも、それぞれの歯に対 して特定の位置に織物材が担持されるように不伸長状態では同じ直径を有する同 じ織物材のスリーブを用いて形成された複数の歯付きベルト構造体を製造する新 規な方法を提供することである。

これに関連して、１つの伸縮性織物材の筒状スリーブを歯付き金型部材に被せ、 それぞれの歯に対して特定の位置に織物材を担持した歯付きベルト構造体が成形 されるように成形材料（ポリマー材）を前記スリーブの外表面に向けて圧入し、 該スリーブを透過して前記歯付き金型部材の溝内へ流入させ、該成形材の圧力に よって前記織物材を該溝内へ伸長させることは周知である。例えば、上述した米 国特許第４，４４３，３９６号及び３，４１９．４４９号を参照されたい。

上記米国特許第４．４４３，３９６号及び３，４１９．４４９号に記載された方 法によって製造される歯付きベルト構造体は、それぞれの歯付きベルト構造体の 各歯の外周面を裏打ちした織物材を有しているが、本発明の教示によれば、織物 材の筒状スリーブを各歯の歯元かも外周面又は歯先までのどこに配設しても、織 物材抜きで製造されたベルトに比べてベルトの寿命を改善することができること が判明した。

従って又、本発明の教示によれば、同じ織物材の同じサイズのスリーブを用いて いるいろな異なる直径のベルト構造体を製造することができることが判明した。

それによって、上述した米国特許第４，４４３，３９６号及び３，４１９，４４ ９号の方法におけるように、織物材の各スリーブが歯面だけを成形するように骨 形しなければならなし・織物材のスリーブを用いる方法より経済的なベルトＩＩ Ｉ造体製造方法が得られる。

本発明は、その−側面においては、伸縮性織物材の複数の筒状スリーブをそれぞ れ異なる直径の歯付き金型部材に被せる工程と、成形材料を前記各スリーブの外 表面に向けて圧入し、該スリーブを透過して前記歯付き金型部材の溝内へ流入さ せ、該流入する成形材料の圧力によって前記織物材を該溝内へ伸長させ、それに よって得られるそれぞれの歯付きベルト構造体の歯に対して特定の位置に前記織 物材を担持した歯付きベルト構造体を成形する工程とから成る複数の歯付きベル ト構造体を製造する方法において、前記複数の筒状スリーブとして、同じ織物材 から形成され、不伸長状態において同じ直径を有するスリーブを用いることを特 徴とする新規な歯付きベルト構造体製造方法を提供する。

従って、本発明の目的は、上述した、又は後述する本発明の新規な特徴の１つ又 はそれ以上を有する改良された、複数のベルト構造体を製造する新規な方法を提 供することである。

本発明の他の目的は、上述した、又は後述する本発明の新規な特徴の１つ又はそ れ以上を有する複数のベルト構造体の新規なセットを提供することである。

の鰐　な当日 本発明の特徴及びその技術的利点は、以下の好ましい実施例の説明、並びに特許 請求の範囲及び添付図から理解されよう。

図１は、図５の装置によって形成された本発明の歯付きベルト構造体を示す一部 断面による部分透視図である図２は、図１と同様の図であるが、図６の装置によ って形成された本発明の別の歯付きベルト構造体を示す。

図３は、図１と同様の図であるが、図７の方法によって形成された本発明の別の 歯付きベルト構造体を示す。

図４は、本発明の歯付きベルト構造体の１つを形成するための本発明の方法の１ 工程を示す透視図である。

図５は、図１に示された本発明の歯付きベルト構造体を製造するのに用いられる 装置の断面図である。

図６は、図５と同様の図であるが、図１の歯付きベルト構造体の直径より大きい 直径を有する図２に示された本発明の歯付きベルト構造体を製造するための装置 を示す。

図７は、図５と同様の図であるが、図１及び３の歯付きベルト構造体の直径より 大きい直径を有する図３に示された本発明の歯付きベルト構造体を製造するため の装置を示す。

Ｂを　するた　の　ましい、。

本発明のいろいろな特徴は、ここでは、抗張コードを有する歯付きベルト構造体 を提供するために特に適用されたものとして例示し、説明するが、本発明の各特 徴は、必要に応じて他のタイプの抗張手段を有する歯付きベルト構造体を形成す るのに単独で又は組合せて用いることができることは明らかであろう。

従って、添付図は、単に、本発明の広範囲に亙る用途の１つを例示するためのも のであるから、本発明は、添付図に示された実施例のみに限定されるべきもので はない。

図１を参照すると、本発明の新規な無端歯付きベルト構造体は、参照番号２０に よって総体的に示されている。ベルト構造体２０は、外周表面２１と、複数の半 径方向内方に突出した歯２３によって画定される内周表面２２と、補強コードす 即ち抗張コード２４と、歯２３を内張すする歯補強織物材２５から成り、上述し た米国特許第４，４４３゜３９６号及び３，４１９，４４９号に記載されている ような周知の形状を有している。

本発明の別の無端歯付きベルト構造体が、図２に参照番号２ＯＡによって総体的 に示されており、図１のベルト構造体２０の各部品に類似した部品は同じ参照番 号にＡを付して示されている。

図２に示されるように、ベルト構造体２ＯＡは、後述するようにその直径が図１ のベルト構造体２０のそれより大きく、織物材２５Ａが各歯２３Ａの歯元２６と 歯先２７の間に埋設されている点を除いてベルト構造体２０と実質的に同じであ る。

本発明の更に別の無端歯付きベルト構造体が、図３に参照番号２０Ｂによって総 体的に示されており、図１のベルト構造体２０及び図２のベルト構造体２０Ｂの 各部品に類似した部品は同じ参照番号にを付して示されている。

図３に示されるように、ベルト構造体２０Ｂは、後述するようにその直径が図１ のベルト構造体２０及び図２のベルト構造体２０Ｂのそれより大きく、織物材２ ５Ｂが各歯２３Ｂの歯元２６Ｂのところに配設されている点を除いてベルト構造 体２０及び図２のベルト構造体２０Ｂと実質的に同じである。

以上の説明から分かるように、本発明の１つの特徴は、歯の補強材である織物材 が、歯を内張すするように歯先のところに配設されているか、あるいは、歯元の ところに配設されている下、あるいは、歯元と歯先の間で歯に埋設されている複 数の歯付きベルト構造体を提供することである。本発明の教示によれば、単に織 物材をベルト構造体の歯に対して任意の位置に配設すれば、歯に連関して織物材 を配設していない同様のベルトに比べてベルトの寿命を改善することができるこ とが判明した。

更に、本発明の教示によれば、それぞれ異なる直径を有し、それぞれ歯を補強す るために歯に対しである特定の位置に配設された織物材を有する複数の即ち１セ ツト（１組）の本発明の歯付きベルト構造体を形成するように、本発明のベルト 構造体を製造するのに用いる織物材は、シームレスの形で配設することができ、 同じ織物材であってよく、不伸長状態では同じ直径を有するものであってよいこ とが判明した。

本発明の一実施例では、織物材は、不伸縮状態においてほぼ１５．２４ｃｍ　（ ６，０ｉｎ）の周囲長を有し、残留伸長性が残らないように完全に伸長されたと きほぼ３５．５６ｃｍ　（１４，０ｉｎ）の周囲長を有する編成されたシームレ スのナイロンストッキングである。織物材のそのようなスリーブを用いて、ピッ チ長がほぼ１９．０６８３ｃｍ　（７，５０７２ｉ　ｎ）であり、厚さがほぼ０ ．１１４ｃｍ　（０，０４５ｉｎ）であり、歯の数が９２個であり、外径がほぼ ５．７１５ｃｍ　（２，２５ｉｎ）である歯付きベルト構造体を形成する。

上記のように本発明の一実施例に関して具体的な寸法を挙げたが、それらの寸法 は本発明を限定するものではなく、必要に応じているいろな寸法を用いることが できることを理解されたい。

本発明のベルト構造体２０．２０Ａ、２０Ｂは、それぞれ、図５．６及び７に示 された装置３０．３０Ａ、３０Ｂによって形成することができる。図から分かる ように、装置３０．３０Ａ、３０８Ｇ！、装置３０Ａが装置３０より直径が大き く、装置３０Ｂが装置３０Ａより直径が大きい点を除いて同じであるから、ここ では、図５の装置３０の構造の詳細と、図５の装置３ｏを用いてベルト構造体２ ０を製造する方法についてのみ説明するが、この説明は、ベルト構造体２ＯＡ、 ２０Ｂを形成するために装置３０Ａ、３０Ｂを用いる方法にも当てはまる。

図４及び５に示されるように、装置３ｏは、本発明のベルト構造体２ｏの歯２３ を成形するための円周方向に等間隔に配置された長平方向の複数の満３３を備え た外周表面３２を有する実質的に円筒形の歯付き金型部材３１を含む。金型部材 ３１は、図に示された金属材等の任意の適当な材料で形成することができる。

金型部材３１の外周表面にシームレスの編成織物材のような織物材の伸縮性スリ ーブ（以下、「織物材スリーブ」又は単に「スリーブ」とも称する）３４を被せ る。

スリーブ３４を被せる工程は、金型部材３１とスリーブ３４を相対的に軸線方向 に移動させることによって行うことができる。スリーブ３４を金型部材３１上に 伸長された状態にではあるが、十分な残留伸長性を有するように被せ、それによ って、成形材料３５が装置３ｏ内へ金型部材３１と外側円筒形囲いケーシング３ ６の間に射出されてスリーブ３４の外表面３７に係合しスリーブ３４を押圧した とき、スリーブ３４が金型部材３１の溝３３内へ完全に伸長し、図５に示される ように、溝３３を内張すし、従って、スリーブ３４は、上述した米国特許第４． ４４３，３９６号及び３，４１９，４４９号に詳述されている態様で、装置３ｏ 内に形成される歯付きベルト構造体２０の歯２３を内張すする。

金型部材３１を装置３０の囲いケーシング３６内に設置する前に、図４に示され るように適当な抗張コード２４を図４に示されるようにスリーブ３４の外周表面 ３７にらせん状に巻きつけておき、後に成形材料３５が射出されたときコード３ ４の巻きと巻きの間の間隙を透過して滲出し、上述したように歯２３を形成する ようにする成形材料３５が図５に示されるように装置３０内へ滲出して無端歯付 きベルト構造体２０が完成されたならば、材料３５を斯界において周知の態様で 装置３０内で硬化させることができる。成形材料３５は、歯付きベルト構造体を 成形するのに通常用いられる任意の適当なポリマー材であってよい。

このようにして得られた歯付きベルト構造体２０を斯界において周知の態様で装 置３０から取出す。この歯付きベルト構造体２０は、比較的幅の広い（軸線方向 に長い）ベルトスリーブであり、そのベルトスリーブから図１に示されるような 個々の幅の狭い歯付きベルトを切り出すことができる。例えば、上述した米国特 許第３，４１９．４４９号を参照されたい。

以上の説明から分かるように、図６の装置３０Ａを用いてベルトｔｆＪ　ｍ体２ ＯＡを成形するときも、ベルト構造体２０を成形するのに用いるのと同じ織物材 スリーブ３４を用いて成形することができる。ただし、その場合、スリーブ３４ は、金型部材３１より径の大きい金型部材３１Ａに被せられる際、ベルト構造体 ２ｏを成形する場合より強く伸長された状態に被せられ、スリーブ３４の残留伸 長性がベルト構造体２ｏを成形する場合より小さくなる。従って、成形材料３５ Ａを装置３０Ａ内へ金型部材３１と外側円筒形囲いケーシング３６の間に射出す ると、成形材料３５Ａは、スリーブ３４の織物材２５Ａを押圧して該織物材を金 型部材３１Ａの溝３３Ａ内へ押し入れ、スリーブ３４の残留伸長性が使い尽くさ れると、成形材料３５Ａは、図２及び６に示されるように織物材２５Ａを透過し て各溝３３Ａ内へ滲出する。

同様にして、図７の装置３０Ｂを用いてベルト構造体２０Ｂを成形するときも、 ベルト構造体２０及び２０Ｂを成形するのに用いるのと同じ織物材スリーブ３４ を用いて成形することができる。ただし、その場合、金型部材３１Ｂは金型部材 ３１Ａの直径より更に大きい直径を有しているので、スリーブ３４が金型部材３ １Ｂに被せられる際、ベルト構造体２ＯＡを成形する場合より更に強（伸長され た状態に被せられる。従って、スリーブ３４は最初に金型部材３１Ｂに被せられ たとき、既にその残留伸長性がなくなる。従って、成形材料３５Ｂを装置３０Ｂ 内へ射出すると、成形材料３５Ｂは、スリーブ３４の織物材２５Ｂを押圧して金 型部材３１Ｂの溝３３Ｂ内へ押し入れることなく、織物材２５Ｂを透過して満３ ３Ｂなへ滲出するので、織物材２５Ｂは、図３及び７に示されるように、成形さ れた歯２３Ｂの歯元２６Ｂのところに留まる。

叙上のように、本発明の独特の特徴は、異なる直径を有する歯付きベルト構造体 を成形するのに同じ織物材スリーブを用いることである。織物材スリーブは、そ の織物材が歯付きベルト構造体の歯に対してどこに位置していようともその位置 に拘らず、歯付きベルト構造体の使用寿命を改善する。具体的にいえば、織物材 は、ベルトの歯を内張すするように歯先に位置していてもよ（、あるいは、歯元 に位置していてもよく、あるいは、歯先と歯元の間の任意の位置に位置していて もよい。いずれにしても、そのような織物材は、先に述べたようにベルトの寿命 を延長する機能を果たす。

以上に説明したように、本発明は、複数の歯付きベルト構造体を製造する新規な 方法を提供するだけでな（、複数の歯付きベルト構造体の新規なセット（組）を 提供する。

以上、本発明のベルト構造体の好ましい実施形態及びその製造方法を説明したが 、その他の実施形態及び方法工程を用いることもでき、それらも特許請求の範囲 内に包含されることを理解されたい。

ＦＩＧ、５ ＦＩＧ　６ 平成　５年１２月２７日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．伸縮性織物材（２５〜２５Ｂ）の複数の筒状スリーブ（３４）をそれぞれ異 なる直径の歯付き金型部材（３１〜３１Ｂ）に被せる工程と、 成形材料（３５〜３５Ｂ）を前記各スリーブ（３４）の外表面（３７）に向けて 圧入し、該スリーブを透過して前記歯付き金型部材の溝（３３〜３３Ｂ）内へ流 入させ、該流入する成形材料の圧力によって前記織物材（２５〜２５Ｂ）を該溝 （３３〜３３Ｂ）内へ伸長させ、それによって得られるそれぞれの歯付きベルト 構造体の歯（２３〜２３Ｂ）に対して特定の位置に前記織物材（２５〜２５Ｂ） を担持した歯付きベルト構造体（２０〜２０Ｂ）を成形する工程とから成る複数 の歯付きベルト構造体を製造する方法において、 前記複数の筒状スリーブ（３４）として、同じ織物材から形成され、不伸長状態 において同じ直径を有するスリーブを用いることを特徴とする歯付きベルト構造 体製造方法。 ２．前記各スリーブは、シームレスのスリーブとして形成されたものであること を特徴とする請求の範囲第１項に記載の製造方法。 ３．前記織物材（２５〜２５Ｂ）のスリーブ（３４）を前記金型部材（３１〜３ １Ｂ）に被せる前記工程は該金型部材とスリーブを相対的に軸線方向に移動させ ることによって行うことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の製造方法。 ４．前記織物材（２５〜２５Ｂ）のスリーブ（３４）を前記金型部材（３１〜３ １Ｂ）に被せる前記工程は該金型部材とスリーブを相対的に軸線方向に移動させ ながら該スリーブを円周方向に伸長させることによって行うことを特徴とする請 求の範囲第３項に記載の製造方法。 ５．前記それぞれの金型部材（３１〜３１Ａ）に被せられた各スリーブ（３４） は、該金型部材上に伸長された後、成形材料（３５，３５Ａ）を該スリーブの外 表面（３７）に向けて圧入する前の段階では残留伸長性を有していることを特徴 とする請求の範囲第４項に記載の製造方法。 ６．前記複数の歯付きベルト構造体の１つ（２０）は、前記成形材料（３５）が 対応する前記金型部材（３１）の溝（３３）内に完全に流入することによって成 形されたベルト構造体の歯（２３）の外周面を内張りした織物材（２５）のスリ ーブ（３４）を有することを特徴とする請求の範囲第５項に記載の製造方法。 ７．前記複数の歯付きベルト構造体の１つ（２０Ａ）は、前記成形材料（３５Ａ ）が対応する前記金型部材（３１Ａ）の溝（３３Ａ）内に完全に流入することに よって成形されたベルト構造体の歯（２３Ａ）内に埋設された織物材（２５Ａ） のスリーブ（３４）を有することを特徴とする請求の範囲第５項に記載の製造方 法。 ８．前記対応する金型部材（３１Ｂ）に被せられた織物材（２５Ｂ）のスリーブ （３４）の１つは、該金型部材上に伸長された後、成形材料（３５Ｂ）を該スリ ーブの外表面（３７）に向けて圧入する前の段階で既に残留伸長性を有しておら ず、該織物材（２５Ｂ）のスリーブ（３４）は、前記成形材料（３５Ｂ）が該織 物材（２５Ｂ）を透過して湾出し、対応する前記金型部材（３１Ｂ）の溝（３３ Ｂ）内に完全に流入することによって成形されたベルト構造体（２０Ｂ）の歯（ ２３Ｂ）の歯元（２６Ｂ）を横切って延在することを特徴とする請求の範囲第４ 項に記載の製造方法。 ９．前記伸縮性織物材（２５〜２５Ｂ）は、伸縮性編成織物材であることを特徴 とする請求の範囲第１項に記載の製造方法。 １０．前記伸縮性編成織物材（２５〜２５Ｂ）は、ナイロンストッキングである ことを特徴とする請求の範囲第９項に記載の製造方法。 １１．前記成形された複数の歯付きベルト構造体（２０〜２０Ｂ）の１つは、ほ ぼ５．７１５ｃｍ（２．２５ｉｎ）の外径を有することを特徴とする請求の範囲 第１０項に記載の製造方法。 １２．前記各歯付きベルト構造体（２０，２０Ａ）は歯付きベルトスリーブであ ることを特徴とする請求の範囲第１１項に記載の製造方法。 １３．伸縮性織物材（２５〜２５Ｂ）の複数の筒状スリーブ（３４）をそれぞれ 異なる直径の歯付き金型部材（３１〜３１Ｂ）に被せる工程と、成形材料（３５ 〜３５Ｂ）を前記各スリーブ（３４）の外表面（３７）に向けて圧入し、該スリ ーブを透過して前記歯付き金型部材の溝（３３〜３３Ｂ）内へ流入させ、該流入 する成形材料の圧力によって前記織物材（２５〜２５Ｂ）を該溝（３３〜３３Ｂ ）内へ伸長させ、それによって得られるそれぞれの歯付きベルト構造体の歯（２ ３〜２３Ｂ）に対して特定の位置に前記織物材（２５〜２５Ｂ）を担持した歯付 きベルト構造体を成形する工程によって成形された複数の歯付きベルト構造体（ ２０〜２０Ｂ）のセットであって、 前記複数の筒状スリーブ（３４）は、同じ織物材から形成され、不伸長状態にお いて同じ直径を有するスリーブであることを特徴とする複数の歯付きベルト構造 体のセット。 １４．前記各スリーブは、シームレスのスリーブであることを特徴とする請求の 範囲第１３項に記載の複数の歯付きベルト構造体のセット。 １５．前記複数の歯付きベルト構造体の１つ（２０）における前記織物材（２５ ）のスリーブ（３４）は、前記成形材料（３５）が対応する前記金型部材（３１ ）の溝（３３）内に完全に流入することによって該ベルト構造体が成形されたと き、該ベルト構造体の歯（２３）の外周面を内張りする位置を占めていることを 特徴とする請求の範囲第１３項に記載の複数の歯付きベルト構造体のセット。 １６．前記複数の歯付きベルト構造体の１つ（２０Ａ）における前記織物材（２ ５Ａ）のスリーブ（３４）は前記成形材料（３５Ａ）が対応する前記金型部材（ ３１Ａ）の溝（３３Ａ）内に完全に流入することによって該ベルト構造体が成形 されたとき、該ベルト構造体の歯（２３Ａ）内に埋設されていることを特徴とす る請求の範囲第１３項に記載の複数の歯付きベルト構造体のセット。 １７．前記歯付きベルト構造体の１つ（２０Ｂ）における織物材（２５Ｂ）のス リーブ（３４）は、前記成形材料（３５Ｂ）が前記織物材（２５Ｂ）を透過して 滲出し、対応する前記金型部材（３１Ｂ）の溝（３３Ｂ）内に完全に流入するこ とによって該ベルト構造体が成形されたとき、該ベルト構造体（２０Ｂ）の歯（ ２３Ｂ）の歯元（２６Ｂ）を横切って延在する位置を占めていることを特徴とす る請求の範囲第１３項に記載の複数の歯付きベルト構造体のセット。 １８．前記伸縮性織物材（２５〜２５Ｂ）は、伸縮性編成織物材であることを特 徴とする請求の範囲第１３項に記載の複数の歯付きベルト構造体のセット。 １９．前記伸縮性編成織物材（２５〜２５Ｂ）は、ナイロンストッキングである ことを特徴とする請求の範囲第１８項に記載の複数の歯付きベルト構造体のセッ ト。 ２０．前記成形された複数の歯付きベルト構造体（２０〜２０Ｂ）の１つは、ほ ぼ５．７１５ｃｍ（２．２５ｉｎ）の外径を有することを特徴とする請求の範囲 第１９項に記載の複数の歯付きベルト構造体のセット。