JPH0650956Y2 - Ptc発熱器用電極板 - Google Patents
Ptc発熱器用電極板Info
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- JPH0650956Y2 JPH0650956Y2 JP1988097123U JP9712388U JPH0650956Y2 JP H0650956 Y2 JPH0650956 Y2 JP H0650956Y2 JP 1988097123 U JP1988097123 U JP 1988097123U JP 9712388 U JP9712388 U JP 9712388U JP H0650956 Y2 JPH0650956 Y2 JP H0650956Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子蚊取器や芳香剤揮発器等の加熱機構部と
して組み付けられるPTC発熱器用電極板の改良に関する
ものである。
して組み付けられるPTC発熱器用電極板の改良に関する
ものである。
従来の技術 従来、この種の電極板としてはPTC発熱器の外部に導出
させる給電用端子部と、PTC発熱器の内部でPTC発熱素子
の電極と面接触させる電極対接用端子部とを導電性の良
好な金属板材から一体に形成し、その途上には板面を一
部切り抜いて過電流で溶断する極細なヒューズ部を設け
たものが知られている(実開昭62-74301号)。
させる給電用端子部と、PTC発熱器の内部でPTC発熱素子
の電極と面接触させる電極対接用端子部とを導電性の良
好な金属板材から一体に形成し、その途上には板面を一
部切り抜いて過電流で溶断する極細なヒューズ部を設け
たものが知られている(実開昭62-74301号)。
このPTC発熱器用電極板では給電用端子部と電極対接用
端子部とが極細なヒューズ部で連結されているため、全
体を導電性の良好な金属板材から一体に打抜き成形した
後所定形状に折曲成形し、PTC発熱器に組み付けるまで
の工程中、ヒューズ部を折り曲げ或いはよじり曲げない
よう取扱い上細心の注意を払わなければならないことか
ら取扱いに極めて手間が掛る。
端子部とが極細なヒューズ部で連結されているため、全
体を導電性の良好な金属板材から一体に打抜き成形した
後所定形状に折曲成形し、PTC発熱器に組み付けるまで
の工程中、ヒューズ部を折り曲げ或いはよじり曲げない
よう取扱い上細心の注意を払わなければならないことか
ら取扱いに極めて手間が掛る。
考案が解決しようとする課題 本考案は、極細なヒューズ部を簡単な構造で補強するこ
により取扱いを容易に行えるPTC発熱器用電極板を提供
することを目的とする。
により取扱いを容易に行えるPTC発熱器用電極板を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案に係るPTC発熱器用電極板におていは、PTC発熱器
の外部に突出させる給電用端子部と、PTC発熱器の内部
でPTC発熱素子の電極と面接触させる電極対接用端子部
とを金属板材から一体に形成し、その給電用端子部と電
極対接用端子部とを過電流による溶断で電気的に遮断す
る極細なヒューズ部で連結するもので、金属板材の板面
を一部切り抜いて、切取り自在な帯状の補強板部をヒュ
ーズ部の近傍位置に設けることにより構成されている。
の外部に突出させる給電用端子部と、PTC発熱器の内部
でPTC発熱素子の電極と面接触させる電極対接用端子部
とを金属板材から一体に形成し、その給電用端子部と電
極対接用端子部とを過電流による溶断で電気的に遮断す
る極細なヒューズ部で連結するもので、金属板材の板面
を一部切り抜いて、切取り自在な帯状の補強板部をヒュ
ーズ部の近傍位置に設けることにより構成されている。
作用 このPTC発熱器用電極板では、金属板材から全体を打ち
抜いて所定形状に折り曲げることによりPTC発熱器の電
極板として組み付けるまでの工程中、給電用端子部と電
極対接用端子部とを連結する極細なヒューズ部を帯状の
補強板部で形状保持できるから取扱いを容易に行えて全
体形状を正確に保持するとができる。また、その補強板
部は金属板材の板面を一部切り抜くことにより切取り自
在な帯状に形成されているため、組付け時には補強板を
部分的に切り取ることで電極対接用端子部と給電用端子
部とをヒューズ部のみによる連結状態にすればよいから
組付けにも手間が掛からない。
抜いて所定形状に折り曲げることによりPTC発熱器の電
極板として組み付けるまでの工程中、給電用端子部と電
極対接用端子部とを連結する極細なヒューズ部を帯状の
補強板部で形状保持できるから取扱いを容易に行えて全
体形状を正確に保持するとができる。また、その補強板
部は金属板材の板面を一部切り抜くことにより切取り自
在な帯状に形成されているため、組付け時には補強板を
部分的に切り取ることで電極対接用端子部と給電用端子
部とをヒューズ部のみによる連結状態にすればよいから
組付けにも手間が掛からない。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
る。
第1図で示す電極板1は、後述するように二個対のPTC
発熱素子を組み付けるものとして形成されている。ま
た、この電極板1はPTC発熱素子を両側から挟み込む片
側の端子板としてステンレス薄板等の金属板材をプレス
等で所定形状に打ち抜くことにより形成されている。そ
の電極板1はPTC発熱器の外部に突出させる給電用端子
部10を中央に位置し、PTC発熱素子の電極に夫々面接触
させる電極対接用端子部11a,11bを両側に備えて一体に
形成されている。また、電極対接用端子部11a,11bの間
並びに給電用端子部10とは橋絡板部12で連続させて全体
を一体成形することにより形成されている。
発熱素子を組み付けるものとして形成されている。ま
た、この電極板1はPTC発熱素子を両側から挟み込む片
側の端子板としてステンレス薄板等の金属板材をプレス
等で所定形状に打ち抜くことにより形成されている。そ
の電極板1はPTC発熱器の外部に突出させる給電用端子
部10を中央に位置し、PTC発熱素子の電極に夫々面接触
させる電極対接用端子部11a,11bを両側に備えて一体に
形成されている。また、電極対接用端子部11a,11bの間
並びに給電用端子部10とは橋絡板部12で連続させて全体
を一体成形することにより形成されている。
この電極板1においては、橋絡板部12の板面を一部切り
抜くことにより給電用端子部10と電極対接用端子部11a,
11bとを連結する極細なヒューズ部13a,13bが設けられて
いる。そのヒューズ部13a,13bに加えて、相対的に広幅
なもので、切取り自在な帯状の補強板部14a,14bがヒュ
ーズ部13a,13bと間隔を隔て相対する近傍位置に略平行
するよう設けられている。この補強板部14a,14bは、電
極対接用端子部11a,11bから橋絡板部12に亘る板面を一
部略方形に切り抜くことにより各ヒューズ部13a,13bと
共に打抜き成形されている。
抜くことにより給電用端子部10と電極対接用端子部11a,
11bとを連結する極細なヒューズ部13a,13bが設けられて
いる。そのヒューズ部13a,13bに加えて、相対的に広幅
なもので、切取り自在な帯状の補強板部14a,14bがヒュ
ーズ部13a,13bと間隔を隔て相対する近傍位置に略平行
するよう設けられている。この補強板部14a,14bは、電
極対接用端子部11a,11bから橋絡板部12に亘る板面を一
部略方形に切り抜くことにより各ヒューズ部13a,13bと
共に打抜き成形されている。
その電極板1においては、上述したヒューズ部13a,13b
並びに補強板部14a,14bの他に、PTC発熱素子を位置決め
係止する上下の折曲げフランジ部15a,15b並びに左右の
突起片16a,16bが電極対接用端子部11a,11bに設けられて
いる。また、給電用端子部10には板面を直角に折り曲げ
易くする抜き穴17が設けられている。この電極板1は、
ヒューズ部13a,13b並びに補強板部14a,14bの中間辺で直
角に折り曲げることにより、橋絡板部12を介して各電極
対接用端子部11a,11bが互いに相対向するよう略コの字
状に折り曲げ成形されている。また、給電用端子部10は
橋絡板部12との連結個所並びに抜き穴17で夫々直角に折
り曲げることにより逆L字状に折曲成形されている。
並びに補強板部14a,14bの他に、PTC発熱素子を位置決め
係止する上下の折曲げフランジ部15a,15b並びに左右の
突起片16a,16bが電極対接用端子部11a,11bに設けられて
いる。また、給電用端子部10には板面を直角に折り曲げ
易くする抜き穴17が設けられている。この電極板1は、
ヒューズ部13a,13b並びに補強板部14a,14bの中間辺で直
角に折り曲げることにより、橋絡板部12を介して各電極
対接用端子部11a,11bが互いに相対向するよう略コの字
状に折り曲げ成形されている。また、給電用端子部10は
橋絡板部12との連結個所並びに抜き穴17で夫々直角に折
り曲げることにより逆L字状に折曲成形されている。
このように構成するとPTC発熱器用電極板1では、給電
用端子部10と電極対接用端子部11a,11bとが橋絡板部12
を介して極細なヒューズ部13a,13bで連結されていると
共に、相対的に広幅な帯状の補強板部14a,14bで連結さ
れている。従って、金属板材から打抜き成形後所定形状
に折曲するときには全体として剛性を保てるから、折曲
げ加工を容易に行い得るばかりでなく、上下の折曲フラ
ンジ部15a,15b並びに突起片16a,16bを含めて全体を正確
に形状出しすることができる。また、その電極板1はPT
C発熱器に組み付けるまでの工程中容易に取り扱え、ヒ
ューズ部13a,13bが無用に折れ曲がり或いはよじり曲っ
たりするのも防ぐことができる。
用端子部10と電極対接用端子部11a,11bとが橋絡板部12
を介して極細なヒューズ部13a,13bで連結されていると
共に、相対的に広幅な帯状の補強板部14a,14bで連結さ
れている。従って、金属板材から打抜き成形後所定形状
に折曲するときには全体として剛性を保てるから、折曲
げ加工を容易に行い得るばかりでなく、上下の折曲フラ
ンジ部15a,15b並びに突起片16a,16bを含めて全体を正確
に形状出しすることができる。また、その電極板1はPT
C発熱器に組み付けるまでの工程中容易に取り扱え、ヒ
ューズ部13a,13bが無用に折れ曲がり或いはよじり曲っ
たりするのも防ぐことができる。
この電極板1は、第2図で示すように補強板部14a,14b
を部分的に切り取ってPTC発熱器に組み付ければよい。
その補強板部14a,14bの切り取りによって、給電用端子
部10と電極対接用端子部11a,11bをヒューズ部13a,13bの
みで連結することから、ヒューズ部13a,13bの過電流に
よる溶断で給電用端子部10と電極対接用端子部11a,11b
の電気的導通を遮断するヒューズ機能を発揮することが
できる。
を部分的に切り取ってPTC発熱器に組み付ければよい。
その補強板部14a,14bの切り取りによって、給電用端子
部10と電極対接用端子部11a,11bをヒューズ部13a,13bの
みで連結することから、ヒューズ部13a,13bの過電流に
よる溶断で給電用端子部10と電極対接用端子部11a,11b
の電気的導通を遮断するヒューズ機能を発揮することが
できる。
この電極板1は、第3図で示すPTC発熱器2に組み付け
ることができる。その電極板1は給電用端子部10を片端
子とし、この対向側に組み付けられる電極板20とで後述
するPTC発熱素子を挟み込むことにより給電回路を構成
することができる。その電極板20は略U字状を呈する本
体部の両端側を電極対接用端子部20a,20bとし、PTC発熱
素子21a,21bを電極板20の電極対接用端子部20a,20bと端
子板1の電極対接用端子部11a,11bとの間に挟み込んで
各電極と面接触させ、電極板20のL字状に突出する給電
用端子部20cを他端子とするPTC発熱体として組み立てら
れる。
ることができる。その電極板1は給電用端子部10を片端
子とし、この対向側に組み付けられる電極板20とで後述
するPTC発熱素子を挟み込むことにより給電回路を構成
することができる。その電極板20は略U字状を呈する本
体部の両端側を電極対接用端子部20a,20bとし、PTC発熱
素子21a,21bを電極板20の電極対接用端子部20a,20bと端
子板1の電極対接用端子部11a,11bとの間に挟み込んで
各電極と面接触させ、電極板20のL字状に突出する給電
用端子部20cを他端子とするPTC発熱体として組み立てら
れる。
そのPTC発熱体は、第4図で示すようにアルミナ磁器或
いは耐熱性プラスチック等の熱伝導性が良好な絶縁性の
容器体22とするPTC発熱器2に組み付けられる。この組
付けはPTC発熱体21a,21bを容器本体22の凹溝22aに嵌込
み配置し、電極板1,20の給電用端子部10,20cをスリット
22b,22cから外方に導出させて底板23を凹部22dに嵌め込
むことにより、電極板1,20並びにPTC発熱体21a,21bを容
器本体22の内部に収容配置すればよい。また、底板23に
は複数本の掛止爪24aを有する取付金具24を凹溝面23aに
当てがい、放熱リング25を容器本体22,底板23,取付金具
24の中心開孔22d,23b,24bに挿通させて突端側でカシメ
止めることにより各構成部を一体的に組み立てたPTC発
熱器2として構成することができる。
いは耐熱性プラスチック等の熱伝導性が良好な絶縁性の
容器体22とするPTC発熱器2に組み付けられる。この組
付けはPTC発熱体21a,21bを容器本体22の凹溝22aに嵌込
み配置し、電極板1,20の給電用端子部10,20cをスリット
22b,22cから外方に導出させて底板23を凹部22dに嵌め込
むことにより、電極板1,20並びにPTC発熱体21a,21bを容
器本体22の内部に収容配置すればよい。また、底板23に
は複数本の掛止爪24aを有する取付金具24を凹溝面23aに
当てがい、放熱リング25を容器本体22,底板23,取付金具
24の中心開孔22d,23b,24bに挿通させて突端側でカシメ
止めることにより各構成部を一体的に組み立てたPTC発
熱器2として構成することができる。
そのPTC発熱器2においては、第5図で示すように各給
電用端子部10,20cが容器本体22の底面側に電源接続用と
して突出位置されている。また、ヒューズ部13a,13bが
過電流で溶断したことを豆ランプの消灯等で告知する検
出回路を組み付けることもできる。
電用端子部10,20cが容器本体22の底面側に電源接続用と
して突出位置されている。また、ヒューズ部13a,13bが
過電流で溶断したことを豆ランプの消灯等で告知する検
出回路を組み付けることもできる。
上述した実施例では各電極対接用端子部11a,11bを橋絡
板部12で連結し、左右二つのヒューズ部13a,13bと補強
板部14a,14bとを橋絡板12の板面に設けたが、これに代
えて、第6図で示す如く左右の電極対接用端子部11a,11
bと給電用端子部10とを連結する一つのヒューズ部13を
橋絡板部12の中間辺に設けることもできる。そのヒュー
ズ部13は、例えば電圧100V使用の場合で厚さ0.1mm,巾0.
1〜0.4mm程度、好ましくは巾0.2〜0.3mm程度に形成すれ
ばよい。
板部12で連結し、左右二つのヒューズ部13a,13bと補強
板部14a,14bとを橋絡板12の板面に設けたが、これに代
えて、第6図で示す如く左右の電極対接用端子部11a,11
bと給電用端子部10とを連結する一つのヒューズ部13を
橋絡板部12の中間辺に設けることもできる。そのヒュー
ズ部13は、例えば電圧100V使用の場合で厚さ0.1mm,巾0.
1〜0.4mm程度、好ましくは巾0.2〜0.3mm程度に形成すれ
ばよい。
この電極板1で左右の電極対接用端子部11a,11bを橋絡
板部12で所定形状に保持し、橋絡板部12と略平行に相対
位置させて片側の電極対接用端子部11aと連続する補強
板部14として設けることができる。また、補強板部14か
ら突出する給電用端子部10を介し、他側の電極対接用端
子部11b寄りで補強板部14と橋絡板部12とを接続するヒ
ューズ部13を設ければよい。この電極板1では一方のPT
C発熱素子に過剰電流が流れてヒューズ部13が溶断する
と、左右の各電極対接用端子部15a,15bから各PTC発熱素
子に対する通電を共に遮断できるばかりでなく、組み付
け時には補強板部14を一ケ所切り取るだけでよいから組
付け作業上も手間が省けて好ましい。
板部12で所定形状に保持し、橋絡板部12と略平行に相対
位置させて片側の電極対接用端子部11aと連続する補強
板部14として設けることができる。また、補強板部14か
ら突出する給電用端子部10を介し、他側の電極対接用端
子部11b寄りで補強板部14と橋絡板部12とを接続するヒ
ューズ部13を設ければよい。この電極板1では一方のPT
C発熱素子に過剰電流が流れてヒューズ部13が溶断する
と、左右の各電極対接用端子部15a,15bから各PTC発熱素
子に対する通電を共に遮断できるばかりでなく、組み付
け時には補強板部14を一ケ所切り取るだけでよいから組
付け作業上も手間が省けて好ましい。
このPTC発熱器2は、第7図で示すような電子蚊取器3
に組み付けることができる。その電子蚊取器3は底ケー
ス30と内蓋ケース31との内部に薬剤容器32を収容する薬
剤揮散型のものであり、取付金具24の掛止爪24aを内蓋
ケース31の上部側に嵌着させてPTC発熱器2を取り付け
ると共に、電源を給電端子部10,20cにリード線33a,33b
で接続することにより組み立てられている。この電子蚊
取器では、薬剤容器32に挿入する薬剤の吸上げ芯34をPT
C発熱器2の放熱リング25で形成する筒内に位置させ、
その吸上げ芯34を放熱リング25で加熱することにより薬
剤を揮散させ且つ外蓋ケース35の開孔から外に放出する
ことにより殺虫効果を発揮できるよう構成されている。
に組み付けることができる。その電子蚊取器3は底ケー
ス30と内蓋ケース31との内部に薬剤容器32を収容する薬
剤揮散型のものであり、取付金具24の掛止爪24aを内蓋
ケース31の上部側に嵌着させてPTC発熱器2を取り付け
ると共に、電源を給電端子部10,20cにリード線33a,33b
で接続することにより組み立てられている。この電子蚊
取器では、薬剤容器32に挿入する薬剤の吸上げ芯34をPT
C発熱器2の放熱リング25で形成する筒内に位置させ、
その吸上げ芯34を放熱リング25で加熱することにより薬
剤を揮散させ且つ外蓋ケース35の開孔から外に放出する
ことにより殺虫効果を発揮できるよう構成されている。
考案の効果 以上の如く、本考案に係るPTC発熱器用の電極板に依れ
ば、過電流で溶断する極細なヒューズ部を給電用端子部
と電極対接用端子部との間に設けると共に、この給電用
端子部と電極対接用端子部とを切取り自在な帯状の補強
板部で連結することから極細なヒューズ部は勿論、全体
の形状出し乃至は形状保持を確実に行え、また、その形
状出しを含めて組付け或いはその他の取扱いを容易に行
うことができる。
ば、過電流で溶断する極細なヒューズ部を給電用端子部
と電極対接用端子部との間に設けると共に、この給電用
端子部と電極対接用端子部とを切取り自在な帯状の補強
板部で連結することから極細なヒューズ部は勿論、全体
の形状出し乃至は形状保持を確実に行え、また、その形
状出しを含めて組付け或いはその他の取扱いを容易に行
うことができる。
第1図は本考案に係るPTC発熱器用電極板の斜視図、第
2図は同電極板のPTC発熱器における組付け形態を示す
斜視図、第3図は同電極板が組み付けられるPTC発熱体
の底面側から見た展開斜視図、第4図は同電極板を組み
付けたPTC発熱器の側断面図、第5図は同PTC発熱器の底
面図、第6図は本考案の別の実施例に係るPTC発熱器用
電極板の斜視図、第7図はPTC発熱器の使用例を示す電
子蚊取器の概略側断面図である。 1:電極板、10:給電用端子部、11a,11b:電極対接用端子
部、13a,13b、13:ヒューズ部、14a,14b、14:補強板部、
2:PTC発熱器、21a,21b:PTC発熱素子。
2図は同電極板のPTC発熱器における組付け形態を示す
斜視図、第3図は同電極板が組み付けられるPTC発熱体
の底面側から見た展開斜視図、第4図は同電極板を組み
付けたPTC発熱器の側断面図、第5図は同PTC発熱器の底
面図、第6図は本考案の別の実施例に係るPTC発熱器用
電極板の斜視図、第7図はPTC発熱器の使用例を示す電
子蚊取器の概略側断面図である。 1:電極板、10:給電用端子部、11a,11b:電極対接用端子
部、13a,13b、13:ヒューズ部、14a,14b、14:補強板部、
2:PTC発熱器、21a,21b:PTC発熱素子。
Claims (1)
- 【請求項1】PTC発熱器(2)の外部に突出させる給電
用端子部(10)と、PTC発熱器(2)の内部でPTC発熱素
子(21a,21b)の電極と面接触させる電極対接用端子部
(11a,11b)とを金属板材から一体に形成し、その給電
用端子部(10)と電極対接用端子部(11a,11b)とを過
電流による溶断で電気的に遮断する極細なヒューズ部
(13a,13b、13)で連結するPTC発熱器用電極板におい
て、 上記金属板材の板面を一部切り抜いて、切取り自在な帯
状の補強板部(14a,14b,14)をヒューズ部(13a,13b、1
3)の近傍位置に設けたことを特徴とするPTC発熱器用電
極板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988097123U JPH0650956Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | Ptc発熱器用電極板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988097123U JPH0650956Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | Ptc発熱器用電極板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0218295U JPH0218295U (ja) | 1990-02-06 |
JPH0650956Y2 true JPH0650956Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31322355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988097123U Expired - Lifetime JPH0650956Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | Ptc発熱器用電極板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650956Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229102A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-07 | ティーディーケイ株式会社 | 正特性サーミスタ装置 |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP1988097123U patent/JPH0650956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229102A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-07 | ティーディーケイ株式会社 | 正特性サーミスタ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0218295U (ja) | 1990-02-06 |
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