JPH06508677A - 個人用環境システム - Google Patents
個人用環境システムInfo
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- JPH06508677A JPH06508677A JP4506322A JP50632292A JPH06508677A JP H06508677 A JPH06508677 A JP H06508677A JP 4506322 A JP4506322 A JP 4506322A JP 50632292 A JP50632292 A JP 50632292A JP H06508677 A JPH06508677 A JP H06508677A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
個人用環境システム
この発明は環境システムに関し、さらに詳細には、その様なシステムに用いられ
る空気分散ユニットに関する。
職場における職員の快適さに関し、一方では空気の質が問題となっており、他方
では温度及び湿度が問題となっている。
開放的な間取りを有するオーブン・プランや密閉建物などの風潮に伴って、個々
の職員の快適さを生じさせるのは今までになく困難となっている。はとんどの大
きな建物は集中管理式エア・コンディショニング・ユニットを有している。この
ユニットは、湿度及び温度レベルを制御すると共に、空気を濾過して好ましくな
い汚染物を食い止める。処理する空気の閂が多いため建物全体の空気を処理する
には非常に長い時間がかかると共に、快適さのレベルは個々の職員によって異な
る。建物のすべての住居者が同じ快適さを必要としているわけではないが、快適
さがどんなに向上しても、温度の点から見た建物のデザインの相違は部屋の異な
る部分に現れてくる。
タバコの煙もしばしば問題となる。多くの場合、非喫煙者に悪影響を与えるため
に喫煙は一切禁止される。しかし、このような禁煙は常習的喫煙者にとっては仕
事の能率に多大な影響を及ぼす。
本発明の目的は、個々の人々がその個人的な環境をある程度制御することを可能
とすることによって、上述の欠点を解消することにある。
本た明に従って、周囲の空間内の局所的な領域に使用者が規定できる環境を形成
する個人用環境システムにおいて、前記局所的領域内に設置可能であり、空気入
口と、調整された空気を前記局所的領域へ分散させる分散器を有する空気出口と
、前記空気入口と前記空気出口との間に位置する空気流路と、熱を供給し又は熱
を運び去る熱流体のための熱流体流路とを具備するモジュラ−ハウジングと、前
記空気流路に空気を流す噴出手段と、前記空気流路と前記熱流体流路との間に配
置され、前記空気流路を流れる空気と前記熱流体流路との間で熱の移送を果たす
熱電気的な熱ポンプを含む熱交換器と、周囲の空間の通常の大気の温度に対して
独立して個人的な快適さに従って局所的領域における空気の温度を使用者が制御
できるように、前記熱ポンプによって前記空気流路を流れる空気に対して行われ
る加熱又は冷却の意を設定する設定手段とを具備する個人用環境システムが設け
られる。
ハウジングは机に設置可能なユニット、即ちデスク設置ユニットの形状に形成し
得る。このように形成することにより、例えば空気を部屋から或いは床下の高圧
室内に配設された空気源から排出することができる。この様な配設によって使用
者は、使用者の領域における局所的な温度を完全に近い状態で制御することがで
きる。これは特に、夫々異なるニーズを有する何人もの職員が働く大きなオーブ
ン・プランの職場に6効である。
熱ポンプは好ましくは半導体ペルチェ効実装置として、或いは個人個人によって
制御される熱電気装置として形成され熱流体には空気を利用することができる。
空気は、局所的領域から離れた場所で排出される。また、熱流体には熱リザーバ
からの液体を利用することもできる。この熱リザーバは、本発明のシステムを利
用する場所が職場の場合には、使用者の机の下に設置され得る。この熱リザーバ
は、水用のタンクの形状に形成することができ、好ましくは熱流体の熱容量を改
善するようなグリセリンなどの材質を有している。
フィルターは好ましくはユニット内に設置されており、空気流路を流れる空気内
に含まれる粒子状の又はその他の汚染物質を取り除く。
他の実施例では、個人用環境システムは壁内設置ユニツトとして形成される。こ
れは例えば、オーブン・プランの職場空間のワークステーションの前方に設置さ
れる。このユニ・ントは、空気取り入れ口と、噴出機と、熱ポンプとを有してお
り、部屋から空気を引き込んで排出ノズルを介して局所的領域に向けることがで
きる。
ユニットは好ましくは占有センサと、使用者の好む設定を記憶するメモリとを具
備している。システムは使用者がワークステーションを離れると非動作状態とな
り、使用者が戻ると再び自動的に動作状態となる。
本発明は添付図面を参照して、例示においてのみさらに詳細に説明される。
図1は、本発明に従った、デスク設置可能な個人用環境システムの一実施例を示
す斜視図、
図2は、デスク設置ユニットの拡大斜視図、図3は、個人的環境デスクユニット
用の空気源としてのフロア設置型空気分散機を接続アッセンブリを介して示す断
面図、
図4は、デスク設置ユニットを一部破断して熱交換器を示す斜視図、
図5及び図6は、着脱可能ランプを取り入れたデスク設置ユニットの第2実施例
を夫々示す図、
図7は、デスク設置ユニット用のグリルプレートの別の形状を示す図、
図8は、ファン制御回路の回路図、
図9は、赤色及び緑色LEDを選択的に発光させたときの知覚された色の変化を
示す図、
図10は、LEDを発光させるための回路を示す回路図、図11は、装設置型ユ
ニットの斜視図、図12は、図11に示すユニットの熱交換プレートの構成を示
す図、
図13は、図11に示す装設置型ユニットのための噴出機及び空気調整ユニット
を示す図、
図14は、装設置型ユニットの前パネルのレイアウトをさらに詳細に示す図、
図15は、装設置型ユニットの内部の部品を示す分解斜視図、
図16は、装設置型ユニットの制御回路を示すブロック図、図17は、システム
レイアウトを示す一般的なブロック図、そして、図18は、装設置型ユニットの
主な制御機能を示すさらに詳細な図である。
図1を参照すると、デスク設置型個人用環境ユニット20は可撓ホース21を介
して清浄空気供給機14に接続されている。正常な空気は、床の下方に設置され
た高圧空間3(図3参照)から引き込まれる。この高圧空間3は、中央空気調節
システムやダクト、或いは部屋内の周囲空気に連通している。図3は空気が高圧
空間3からファンユニット11を介して引き込まれている状態を示している。フ
ァンユニット11は可撓ホース21に出口14を介して連結されている。
空気はデスク設置ユニット20を通り、角度付けされディフーザとして機能する
三角形状のグリル22を介して個々の使用者に向けられ、個々のワークステーシ
ョンによって規定された局所的領域に案内される。デスク設置ユニット20は、
机の下方に配置された水タンク29にホースライン23によって接続された熱ポ
ンプを有している。図示しないポンプが水を循環させ、この水が水タンク29及
びデスク設置ユニット20の流路を流れる熱流体として機能する。
良好な効果を得るために、熱伝達媒体は重量にして約1596のグリセリンと水
との混合液によって構成され得る。グリセリンと溝との混合液は水のみよりも高
い熱容量を有しており、従って熱伝達をさらに効果的に行える。
高機能フィルタ(図示せず)もまた、ハウジングのベース内に設置されており、
空気中を流れる粒子状及びその他の汚染物を空気から取り除く。
デスク設置ユニットは図2においてさらに詳細に示されている。ユニットは直立
した三角形状のハウジング25を具備している。このハウジング25は、制御ノ
ブ27を供えた矩形のベース26上に設置されている。ハウジング25の上部は
傾斜しており、これによって傾いた三角形状のプレート22が設けられる。この
プレート22は、円形の空気分散穴24を有している。これら空気分配穴24を
介して、局所的領域に空気か流れる。
ハウジング25内には、図4を参照して後に詳細に説明される熱ポンプ−熱交換
器装置28が配設されている。
図4を参照すると、熱ポンプ装置28は中央で閉じられた三角形状のコア34を
具備している。このコア34は、流体人口30を底部に、流体出口31を上部に
それぞれ有している。これら流体人口30と流体出口31とは、ラインによって
水リザーバ29に連結されている。コア34は熱流体流路を規定しており、ハウ
ジング25に対して角度的にずれている。この結果、コア34のそれぞれの頂点
がハウジング25のそれぞれの面の中央線に対向している。
一連の熱電気要素32はコア34の各々の面に接着されている。熱電気要素34
には、市場で入手可能な半導体ペルチェ効実装置が使用されており、例えばマー
ロウ(Marl。
W)M1ユニット等が使用されている。要素32を通る流れは、ユニット前面の
制御ノブ(図2)によって調節される。
機械加工により形成されたアルミニウムブロックで形成された台形状の熱交換器
33は、垂直方向に延出し互いに平行な複数のフィンを何している。これらフィ
ンは、熱電気要素32の外面に設置されている。この結果、コア34には完全な
熱ポンプ集合体28が設けられる。フィンはこれらの間に、ハウジングを流れる
空気の空気流路の部分を規定している。
動作時には、使用者は熱電気要素32を介して流れのレベル及び方向を制御し、
コア29を流れる液体から離れ或いはこの液体に戻る熱を生じさせる。結果とし
て、熱交換器33のフィンの間の空気流路の部分にハウジングを介して流れて来
る空気は、加熱されまたは冷却される。この様にしてユニットは、部屋の周囲温
度よりも低いまたは高い個々の使用者の局所的な温度を個人的に制御することが
可能となる。これは、一つの部屋にいくつもの作業ステーションが配置された大
きなオーブンプランの職場に特に有効である。熱ポンプが使用されているために
、空気から抽出されたいかなるエネルギーをも水リザーバ24に貯蔵することが
でき、空気へ連続的に回帰させることができる。この結果、ユニットは効率高く
動作する。
床下の高圧空間3がら空気を入れるよりも、デスク設置二ニア1・20は空気を
部屋から直接引き出す。ユニットの目的は一次空気の調節源としての自己満足的
な加熱または冷却にあるというよりも、2次源として、周囲空気に対して10度
前後の僅かな温度の相違を与えることを目的としているために、部屋から引き出
され使用者から離れ去るように排出される空気でを熱流体として用いても良い。
図5及び図6は伸縮自在のランプを組み込んだデスク設置ユニットの変形を示し
ている。この例では、ユニット25の上部の片側半分は、グリル22を備えるよ
うに傾斜している。
三角形状のランプ34は関節付きのアーム35上に設置されている。ランプ34
はハウジング25の頂上の残りの部分35に合致するような形状を有しており、
これによって図5に示す閉じた位置ではハウジングの頂上に合致してグリル22
を閉しるようになっている。
ユニットのベース26は、例えば赤色、琥珀色、緑色、青色などの異なる色を発
する複数個のLEDを備えており、ユニットの状態を示すようになっている。通
常、赤は加熱モードを、青または緑は冷却モードを、琥珀色は中立モードを示す
。中立モードでは、熱はユニットを流れる空気スチームから供給らされず、引き
出されもしない。又は、共通の光源を11工成するように赤色と緑色のLEDを
隣接して交互に配置し、図10に示す回路によって選択的に発光させることによ
り、緑色から赤色への色の段階的な変化が図9に示すように生成される。この様
な配設では、緑色は冷却の最大値を、赤色は加熱の最大値を表示しており、これ
ら2色の間の琥珀色の様々な明度は、中間的な加熱又は冷却状態、あるいはユニ
ットの中立状態に相当する。発光状態によって色が変化する単一のLEDを用い
ることによっても同様の効果が達せられる。
デスク設置ユニットが所定の温度で局所的領域に空気を供給することにより、個
々の使用者は、付加的な個人的制御を行うことができる。前記所定の温度は、周
囲温度とは異なる温度であり、又は、高圧空間を通って中央空気調節システムか
ら来る空気の温度とは異なる温度である。この様な温度で空気を供給することに
より、個人の好みに応じてゼロから8Qcfmの制御範囲内で空気を個人個人に
流すことができる。
この目的のため、分離ファン36をユニットのベース又は外側に組み込むことが
できる。
熱電気的な熱ポンプは2.5から3.5の動作係数を提供し、5°C分の冷却、
又は7.56C分の加熱を与えることができる。これは−次源としては十分な値
ではないが、個人に必要な快適さに従って彼又は彼女の局所的な環境を変化させ
るように占6を行うには十分なものである。暑く息苦しい部屋では、5″Cの違
いは極めて大きいものである。
図3の実施例を参照すると、ハウジング20−の部分は熱電セル及びファンユニ
ット36を含む分離ユニットとして配設されており、机の真下に設置されている
。この実施例では、机の上に配置されたメインハウジング20は通過空気分散ユ
ニットとして機能する。
図7に示すように、上部プレート22には、図1の円形の穴の代りに出口グリル
を形成する機械加工された流路38を形成することらできる。壁の流路38は、
異なる角度に設定して、外に流れ出ようとする空気を矢印で示すように異なる方
向に噴出させることができる。この配設により、個人個人に向かって直接空気を
吐き出して埃の影響を生み出すようなことなく適切な快適さを与えることができ
る。
熱ポンプの効率は、その源と設けられる場所との間の温度の相違に依存する。個
人的環境ユニットが周囲空気の比較的小さい範囲を制御するような動作を要する
のみであるので、ユニットの効率は非常に高い。例えば、周囲温度が21’Cの
ときには、周囲温度から数度以上異なる環境においてはいかなる個人も仕事をし
たいとは思わないであろう。
デスク設置ユニットは、効率を最大のものにすると同時に、例えば大きい建物で
見受けられるオーブンプランの環境において快適さのレベルを最大のものにする
。人々に共通な不快感は、非常にしっかりと密閉された、エネルギーの十分な現
代的な建物の息苦しさにある。新鮮に濾過され調節された空気の局所的な源を備
えることにより、個人的環境ユニットはこの様な問題を少なくする。各々の人々
は彼又は彼女の真時価名環境を個人的に制御できる。
ユニットは熱電気的な熱ポンプを用いておりCFCを用いていないので、環境に
優しい。ユニットは中央空気供給システムを170ワツト以下の電力負荷で作動
させる。
要望があれば、装置は赤外線占有センサによって作動され14る。このセンサは
、使用者が机に向かったときの状態に従ってデスク設置ユニットを作動させるよ
うに設計されている。
使用者は必要に応じて環境を設定することができる。この情報はメモリに記憶さ
れている。使用者が机を離れると、ユニットは非動作状態となり、使用者が戻る
と、個人的環境ユニットは自動的に現在状態に復帰する。
図11は、装設置型ユニット60として形成された個人的環境ユニットを示して
いる。このユニット60は、例えばワークステーションの仕切り壁の一部として
取り付けられている。
壁ユニット60は中央噴出機62を具備している。この中央噴出機62は、ワー
クステーションによって規定される局所的領域の占有者の直前の空間から空気を
吸引し、熱交換器ユニット63を通過させて指方性の出口ベント64に移送する
。噴出機62は交流電源で動作する位相制御式モータを有しており、最小限の雑
音レベルで広範囲の速度変動を与えるようにしている。噴出機62はゼロから1
50cfm(分当たりの立方フィート)。
空気の流れは、ファンのスピードを制御する制御ユニット65を介して主動的に
、またはセンサの人力に対応して電気的に制御される。例えば、ユニットに赤外
線センサを設けてワークステーションにおける個人の存在を検出するようにして
し良い。この場合、ユニットは現在レベルで動作される。
噴出機によって吸引された空気は、メジアン導電プレート70の形状のアルミブ
ロックを具備している。このメジアン導電プレート70は、これの側面に接着さ
れた熱電気的半導体熱ポンプ要素71を有している。熱交換フィン72a、 7
2bは制御プレート70の各々の側面にプレート70と直交するようにして取り
付けられている。ユニットを通る空気流路の部分を形成する空気流れ通路73a
、73bは、各々のフィン72a、72bの間に形成されている。熱交換器の一
側73aにおいては空気は複数のノズル64に流れる。これらノズル64によっ
て空気はワークステーションにいる人の間近に向けられる。他側73bにおいて
は、空気はワークステーションから離れた図示しない排出口に流れる。ユニ・ン
トは周囲の温度とは異なる局所的温度を提供するためだけに意図されているので
、過度に熱した空気または冷却された空気を使用者から離れた部屋に排出するこ
ととは無関係である。
周囲温度よりも高い温度を望む使用者がいれば、低い温度を好む使用者も存在す
る。これらの使用者の分類は必要無くなる。もしこれら以外の中間温度を望む使
用者がいれば、部屋の温度は場合に応じて上昇されるか下降される。この場合、
−次システムは周囲条件を保つように駆動される。
熱電気的半導体熱ポンプ要素71は、壁ユニット60の前面の制御ユニット65
によって制御される。熱電気的要素71内の流れの度合いおよび方向を変化する
ことによって、熱は、出口64から出る熱に加えられるかこの熱から取り除かれ
、通路73bから排出口に流れる空気を補助的に加熱または冷却することができ
る。
図14は装設置型ユニットの改善された実施例の通常のレイアウトを示している
。噴出機62は図11に示すように中央に配置されており、一方、熱電気的熱ポ
ンプ64は噴出機62の一方の側面の半径方向に沿って配置されている。制御お
よびパワーユニット65は熱ポンプ64に隣接して配置されている。指方性のデ
ィフーザノズルはユニットの一側面に取り付けられている。
制aパネル79はユニットの前面に設けられた噴出機62の下方に配置されてい
る。制御パネルはスマートライト(Smartlite;登録商標)LED67
を含んでいる。このLED67は、空気が加熱されているときは赤色に、冷却さ
れているときには青色に、熱伝達が行われていないときには琥珀色に、それぞれ
発光する。残りのボタンは使用者が個人の要求およびワークステーションの他の
環境的な要素に従ってレベルをセットするためのものである。例えば、制御パネ
ル69は発光レベルや図示しない白色雑音発生機によって形成される背後雑音の
大きさなどを設定することができる。
制御ユニット65は使用者の好みを記憶するメモリを含んでいる。赤外線占有セ
ンサは占有者の存在を検出する。占有者がワークステーションを離れると、ユニ
ットは非動作状態となり、占有者が戻るとあらかじめ設定されたレベルで再び動
作される。
図15はユニット60の内部の形状を詳細に示す分解斜視図である。
図16は噴出機62用の制御回路である。これは2つのトライアック(tria
cs)90.91によって位相制御され、非常に低い雑音レベルで機能する。
図17はシステムの全体的なブロック図である。制御パネル69は複数のボタン
69aを有している。これらボタン69aによって、数種の環境システムのレベ
ルをブリセ・ソ卜することができる。ボタンは、これらの上での使用者の指の存
在時間に応じて起動したり停止したりするデジタルシステムを作動させる。
システムは中央制御ユニット100によって制御される。
このユニット100は、マイクロプロセ・ンサおよびキーボード登録論理ユニッ
ト101を有している。図18はこのシステムのさらに詳細な回路図である。
装設置型ユニットはこの様にして、局所的な加熱および冷却を個々のためにかつ
特定のワークステーションにおいて行うので、異なる職員が異なる要望を有する
ような大きなオープンプランの職場に適している。
各々の職員は、周囲の温度に対して僅かに異なる、すなわち周囲温度より僅かに
高いか低い温度である個人的環境において仕事をすることができる。周囲温度が
部屋の複数の占有者の中立的な快適レベルであれば、個々の好みに応じて、いく
つかのワークステーションは周囲から熱を取り、ほかのものは熱を戻す。平均す
ると、部屋の温度は一定となる。冷却または加熱モードにあるワークステーショ
ンの数が多い結果、非常に太い量の冷却または加熱が生じた場合には、通常のル
ームサーモスタットが、さらなる総合冷却又は総合加熱を部屋に与えて、適切と
思われる温度に設定することができる。
FIG、 3
FIG、 7
Fla 8
FIG、 12
FIG、 13
FIG、 16
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成5年9月20日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.周囲の空間内の局所的な領域に使用者が規定できる環境を形成する個人用環 境システムにおいて、前記局所的領域内に設置可能であり、空気入口と、調整さ れた空気を前記局所的領域へ分散させる分散器を有する空気山口と、前記空気入 口と前記空気出口との間に位置する空気流路と、熱を供給し又は熱を運び去る熱 流体のための熱流体流路とを具備するモジュラーハウジングと、前記空気流路に 空気を流す噴出手段と、前記空気流路と前記熱流体流路との間に配置され、前記 空気流路を流れる空気と前記熱流体流路との間で熱の移送を果たす熱電気的な熱 ポンプを含む熱交換器と、周囲の空間の通常の大気の温度に対して独立して個人 的な快適さに従って局所的領域における空気の温度を使用者が制御できるように 、前記空気流路を流れる空気に対して前記熱ポンプによって行われる加熱又は冷 却の量を設定する設定手段とを具備する個人用環境システム。 2.請求項1に記載の個人用環境システムにおいて、前記熱交換器は、外側に突 出した1組の突出部を側面に有しハウジング内に取り付けられた多角形断面の細 長中空ブロックを具備し、前記フィンの互いに隣接する一対は、これらの間に前 記空気流路を規定し、前記熱電気的熱ポンプは、前記面と前記フィンとの間の前 記側面に設置された平坦な熱電セルを具備している個人用環境システム。 3.請求項2に記載の個人用環境システムにおいて、前記ハウジングおよび前記 ブロックは、三角形のプリズム形状に形成され、前記ブロックは前記ハウジング の内部に取り付けられ、ブロックの面がハウジングの頂点に対向するように角度 的にずれている個人用環境システム。 4.請求項1に記載の個人用環境システムにおいて、前記熱交換器は、前記熱電 気的熱ポンプを取り付けた中間プレートと、前記プレートのそれぞれ反対側の側 面から外側に互いに平行に突出した複数組のフィンとを具備し、前記プレートの 一側面上の前記フィンの隣接する組は、これらの間に前記空気流路の部分を規定 し、前記プレートの他側面上の前記フィンの隣接する組は、これらの間に前記熱 流体流路の部分を規定している個人用環境システム。 5.請求項1に記載の個人用環境システムにおいて、熱電気的熱ポンプは、前記 中立プレート上に設けられた複数個の平坦な熱電気的セルを具備している個人用 環境システム。 6.請求項1に記載の個人用環境システムにおいて、前記局所的領域における占 有者の存在を検出する手段と、前記局所的領域における占有者の存在を示す前記 検出手段からの信号に基づいて前記噴出手段を駆動し、また、占有者の不在を示 す信号に基づいて前記噴出手段を非動作状態にもたらす駆動手段とを具備する個 人用環境システム。 7.請求項6に記載の個人用環境システムにおいて、前記検出手段は赤外線セン サを具備している個人用環境システム。 8.請求項6に記載の個人用環境システムにおいて、占有者の好みの制御設定を 記憶するメモリ手段をさらに具備し、これによって、局所的領域に占有者が戻っ てきたときにシステムが自動的に占有者の好みの設定で動作される個人用環境シ ステム。 9.請求項1に記載の個人用環境システムにおいて、変化可能な色を発する光源 と、前記光源の色を熱電気的熱ポンプの状態に応じて変化させる手段とをさらに 具備する個人用環境システム。 10.請求項9に記載の個人用環境システムにおいて、前記光源の光は、前記熱 ポンプが冷却状態にあるときの青色から前記熱ポンプが加熱状態にある時の赤色 に徐々に変化する個人用環境システム。 11.請求項1乃至10のいずれか1項に記載の個人用環境システムにおいて、 前記ハウジングは、机に備えることができる直立した角柱状のボディを具備し、 このボディは、前記空気出口を規定して空気を局所的領域に向ける傾斜し切り収 られた上部を有している個人用環境システム。 12.請求項11に記載の個人用環境システムにおいて、前記切り取られた上部 は、複数個の穴を有し空気を排出する傾斜した三角形状のプレートを具備してい る個人用環境システム。 14.請求項12に記載の個人用環境システムにおいて、前記切り取られた上部 は、互いに平行な複数本のスリットを有するプレートを具備し、前記スリットは 流れ出る空気を分散する方向に向けるように形成されている個人用環境システム 。 15.請求項12に記載の個人用環境システムにおいて、関節付きのアーム上に 設けられたランプをさらに具備し、前記ランプは、角柱状のボディの上部に合致 する角柱形状を有し、この結果、アームの収縮位置においてはランプは前記角柱 状のボディの上部に合致する個人用環境システム。 16.請求項1に記載の個人用環境システムにおいて、このシステムは、周囲の 空気を引き込み調節した後にこの空気を前記局所的領域に向ける壁に設置可能な ユニットの形状に形成されている個人用環境システム。 17.請求項16に記載の個人用環境システムにおいて、前記空気入口から流れ る空気は、前記空気流路を流れる部分と、前記熱流路を流れる部分とに分割され 、前記熱流路を流れる部分は、局所的領域から離れ去るようにユニットの側方で 排出され、空気流路を流れる部分は、前記空気出口から戻されて局所的領域に向 けられる個人用環境システム。 18.請求項17に記載の個人用環境システムにおいて、噴出手段は、局所的領 域の占有者の前方の領域から直接的に空気を吸引するようにユニットの中央に配 置されている個人用環境システム。 19.請求項1に記載の個人用環境システムにおいて、空気から粒子状のおよび その他の汚染物を取り除くように空気流れ通路内に設けられたフィルターを組み 込んでいる流路個人用環境システム。 20.請求項18に記載の個人用環境システムにおいて、局所的領域において席 についた占有者の足に向かって赤外線輻射を向けるように床に設置可能な赤外線 パネルをさらに具備する個人用環境システム。 21.請求項19に記載の個人用環境システムにおいて、環境的に心地好い音を 発生する手段をさらに具備する個人用環境システム。 22.請求項21に記載の個人用環境システムにおいて、前記音は白色雑音を具 備している個人用環境システム。 23.請求項1に記載の個人用環境システムにおいて、使用者が設定可能なレベ ルで発光する手段をさらに具備する個人用環境システム。 24.請求項1乃至23のいずれか1項に記載の個人用環境システムにおいて、 前記ハウジングに設けられ、粒子状およびその他の汚染物を前記空気流路を流れ る空気から取り除くフィルター手段をさらに具備する個人用環境システム。 25.壁に設置することができる壁設置型局所的空気分散ユニットであって、空 気取り人れ口と、前記空気取り入れ口を介して部屋から周囲の空気を吸引し前記 ユニットに流す噴出機と、前記空気出口の近傍に位置する局所的空気調節領域に 調節された空気を向ける空気出口手段と、前記空気取り人れ口と前記空気出口手 段との間の空気調節手段と、前記空気調節手段の個人的な制御を可能にする制御 手段と、前記空気調節手段を通る熱伝達媒体のために前記局所的空気調節領域か ら離れた方向に向けられた排出口とを具備する壁置型局所的空気分散ユニット。 26.請求項25に記載の壁置型局所的空気分散ユニットにおいて、前記空気調 節手段は、前記空気出口に流れる空気からまたはこの空気に熱を移送する熱電気 要素を備える熱ポンプを具備する壁置型局所的空気分散ユニット。 27.請求項25に記載の壁置型局所的空気分散ユニットにおいて、前記空気取 り入れ口から吸引された周囲の空気は、2つの部分に分割され、分割された一方 は前記空気出口手段に流れて調節された空気を提供し、他方は前記排出口に流れ て前記熱伝達媒体を提供する壁置型局所的空気分散ユニット。 28.請求項25に記載の壁置型局所的空気分散ユニットにおいて、ユニットの 前面に設置された制御パネルをさらに具備し、使用者はこの制御パネルによって 、前記空気調節手段によって果たされる加熱および冷却と、前記噴出機の速度と を制御することができる壁置型局所的空気分散ユニット。 29.請求項25に記載の壁置型局所的空気分散ユニットにおいて、前記空気出 口手段は、所望の方向に選択的に空気を向ける指方性の出口ノズルを具備する壁 置型局所的空気分散ユニット。 30.請求項25に記載の壁置型局所的空気分散ユニットにおいて、前記空気取 り入れ口は、グリル集合体の中央に設置され、前記空気出口手段は、これの一方 の側面に複数の指方性ノズル集合体を具備する壁置型局所的空気分散ユニット。 31.請求項25乃至30のいずれか1項に記載の壁置型局所的空気分散ユニッ トにおいて、前記空気流路を流れる空気から粒子状のおよびその他の汚染物を取 り除くフィルタ手段をさらに具備する壁置型局所的空気分散ユニット。
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