[go: up one dir, main page]

JPH06502858A - 磁気共鳴イメージング用錯体および組成物,並びにこれらの使用法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング用錯体および組成物,並びにこれらの使用法

Info

Publication number
JPH06502858A
JPH06502858A JP4501072A JP50107292A JPH06502858A JP H06502858 A JPH06502858 A JP H06502858A JP 4501072 A JP4501072 A JP 4501072A JP 50107292 A JP50107292 A JP 50107292A JP H06502858 A JPH06502858 A JP H06502858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iii
group
complex
hydrogen
ions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4501072A
Other languages
English (en)
Inventor
ラジャゴパラン,ラグハバン
ウォレース,レベッカ・エイ
Original Assignee
マリンクロッド・メディカル・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マリンクロッド・メディカル・インコーポレイテッド filed Critical マリンクロッド・メディカル・インコーポレイテッド
Publication of JPH06502858A publication Critical patent/JPH06502858A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • G01R33/5601Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution involving use of a contrast agent for contrast manipulation, e.g. a paramagnetic, super-paramagnetic, ferromagnetic or hyperpolarised contrast agent
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K49/00Preparations for testing in vivo
    • A61K49/06Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 磁気共鳴イメージング用錯体 および組成物、並びにこれらの使用法 本発明は磁気共鳴イメージング(MRI)、、さらに詳しくはMRIを強調する ための方法および組成物に関する。
最近開発された磁気共鳴イメージング技術には磁界および高周波を利用する特定 の原子核の検出が包含される。体の臓器の解剖の横断面ディスプレイに軟組織部 分の優れた解像度を与える幾つかのX線コンピューター断層撮影法(CT)につ いても同様である。現在使用されているように、生成した画像は臓器および組織 におけるプロトン密度分布および/またはこれらの緩和時間のマツプを構成する 。MRイメージング技術は電離線の使用を避けるため有利に非侵入的である。
MHI現象は1945年に発見されたが、ラウターバー(Lauterbur) のネーチ+ −(Nature)242 190〜191(1973年)に最初 に提案された体の内部構造をマツピングする手段としての用途が見い出されたの は比較的最近のことである。使用する磁界および高周波電界のレベルに伴う既知 の危険が基本的にないことは傷つきやすい固体においての繰り返しの走査を可能 にする。標準走査平面(軸方向、冠状方向および矢印方向)の他に斜方向の走査 平面もまた選択することができる。
MRI実験において、試料中の調査対象の核(例えばプロトン)は高度に均一な 磁界で適当な高周波(RF)エネルギーにより照射される。これらの核は緩和時 に高い共鳴振動数のRFを放出する。
核の共鳴振動数は加えた磁場に依存する。
既知の原理によれば、適当なスピンを有する核は加えたTll1場(B、一般に ガウスまたはチラシ(104ガウス)の単位で表される)に置かれると、磁場方 向に並ぶ、プロトンの場合、これらの核は1テスラの強度の磁場で42.6MH zの振動数rで歳差運動する。この振動数で、放射線のRFパルスは核を励起し 、磁場方向から正味の磁化をひっくり返すと考えられ、この回転の程度はパルス 幅およびエネルギーにより決定される。RFパルス後、核は“緩和”または磁場 との平衡状態に戻り、共鳴振動数の放射線を放出する。放出された放射線の減衰 は2つの緩和時間、すなわちT3、スピン格子緩和時間または縦緩和時間(すな わち核が外部から加えた磁場の方向に沿って平衡状態に戻るのに要する時間)お よびT2、各プロトンスピンの初期の干渉性歳差運動の脱位相(dephasi ng)に伴なうスピン−スピン緩和時間で特徴づけられる。これらの緩和時間は 各種の哺乳動物の種々の体液、臓器および組織について確定している。
MRイメージングにおいて、走査する平面およびスライス厚は選択することがで きる。この選択により高画質の横方向冠状方向および矢印方向の画像を直接得る ことができる。MRイメージング装置において可動部分がないと、高い信鎖性を 与える。MRイメージングは、CTにおいてX*減衰率は単独で画像のコントラ ストを決定し、一方少なくとも5つの変数(Tt 、Tt 、プロトン密度、パ ルスシーケンスおよび流速)はMR倍信号寄るものであるという事実により、組 織の特徴の選択的検査についてCTよりも大きな潜在能力を有すると思われる9 例えば、組織の緩和時間T1およびT、値は宿主組織と比較して腫瘍組織の切開 した標本において2個の因子について一般により長いことがわかっている〔ダマ ディアン(Da■a−dian)、サイエンス(Science) lU、11 5N1971年)〕。
臓器および/または組織間の微妙な物理化学的違いに対するその感スi′トのた め、MRIは組織の電子密度の違いにだけ感受性であるX線またはCTにより検 出されえない物理化学的変化をもたらす疾セの検出において、種々の組織に差違 を生じさせることができると考えられる。
上記したように、原理トのイメージングパラメーターの2つは緩和時間T、およ びT2である。プロトン(または他の適当な核)に関して、これらの緩和時間は 核の環境(例えば粘度、温度など)により影響される。これらの2つの緩和現象 はそれにより最初に付与された高周波エネルギーが周囲の環境に消散する基本的 なメカニズムである。このエネルギー損失または緩和の割合は常磁性である他の ある種の核により影響されうる。これらの常磁性槙を含む化学化合物は実質的に 近接プロトンに関するT、およびT2値を変えうる。
所定の化学化合物の常磁性効果の程度はその範囲内の環境の関数である。
一般に、原子番号21〜29.42〜44および58〜70の原子の常磁性二価 または三価イオンはMHI造影荊として効果的であることがわかっている。好適 なこのようなイオンにはクロム(III)、マンガン(II)。
マンガン(III)、鉄(III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル (II)、銅(II)、プラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリ ウム(III)およびイッテルビウム(III)が含まれる。これらの非常に強 い磁気モーメントのため、ガドリニウム(In、テルビウム(III)、ジスプ ロシウム(III)、ホルミウム(III)およびエルビウム(III)が好ま しい。ガドリニウム(III) イオンはMHI造影剤として特に好ましい。
典型的には、二価および三価の常磁性イオンは有機錯生成剤を用いて錯体の形態 で投与される。このような錯体は可溶性で非毒性形態の常磁性イオンを提供し、 イメージング操作に従って体からの迅速な排除を容易にする。グリース(にri eS)らの米国特許第4.647,447号には種々の常磁性イオンの慣用のア ミノカルボン酸錯生成荊との錯体が開示されている。グリース(Gries)  らにより開示された好ましい錯体はガドリニウム(III)のジエチレントリア ミン五酢酸(DTPA)との錯体である。この錯体は弐 ガドリニウム(Ill)のような常磁性イオンはDTPAと強力な錯体を形成す ることがわかっている。これらの錯体は実質的に生理学的水溶液中で解離しない 、これらの錯体は正味の電荷が−2であり、そして一般に可溶性塩として投与さ れる。典型的なこのような塩はナトリウムおよびN−メチルグルカミン塩である 。
イオン性塩の投与は特定の不利益を伴なう。これらの塩はインビボでイオン濃度 を高め、浸透の局部障害をひき起こし、これにより浮腫および他の望ましくない 反応がもたらされる。
非イオン性の常磁性イオン錯体を開発する試みがなされた。一般に、この目的は 錯生成剤の遊離カルボン酸基の1個以上を中性の非イオン性基に変換することに よって達成された3例えば、ニス シー クエイ(S、C,Quay)の米国特 許第4,687.658号および同第4,687゜659号にはそれぞれDTP Atf体のアルキルエステルおよびアルキルアミド誘導体が開示されている。同 様に、公開されたディアン(Dean)らの米国特許番号第4,826,673 号にはDTPAのモノ−およびポリヒドロキシアルキルアミド誘導体、並びにこ れらの常磁性イオンについての錯生成剤としての使用が開示されている。
カルボン酸基を非イオン性基に変換するために使用される誘導体の性質は組織特 異性に重要な影響を与えることができる。親水性錯体は間質液中において濃縮す る傾向があり、他方親油性錯体は細胞と会合する傾向がある。したがって、親水 性の違いは本化合物の種々の用途をもたらすことができる。例えばウニインマン (Weinmann)らのAJR1m2. 679(1984年3月)およびブ ラスク(Brasch)らの且ji、 Xi2.625 (1984年3月)を 参照されたい。
したがって、MRイメージング剤として使用するための常磁性イオンの新規で構 造的に異なる錯体が必要とされる。さらに、当該技術分野において、良好な緩和 性を有する高安定性の錯体を開発する必要がある。
本発明によれば、新規な錯生成剤およびこの錯生成剤の常磁性イオンとの錯体が 提供される。これらの錯体は次式1であり−M1は原子番号21〜29.42〜 44または58〜70の原子の常磁性イオンであり、そして価数Zは2または3 であり;R5基は同からなる群より選択され; R,、R,、、R4,R,およ びR2基は同一または異なって、水素、アルキル例えばメチルまたはエチル(こ こで親油性を減少するのにメチルが好ましい)、アシル例えばアセチル、アリー ル例えばフェニル、ヘンジイル、モノ−またはポリ−ヒドロキシアルキル例えば ヒドロキシメチルまたはジヒドロキシプロピル(水溶性を高めるのにジヒドロキ シプロピルが好ましい)、モノ−またはポリ−アルコキシアルキル例えばメトキ シエチル、アミノアルキル例えばアミノメチル、アルコキシアミノアルキル例え ばメトキンアミノメチル、およびアシルアミノアルキル例えばアセチルアミノメ チルまたはプロピオニルアミノメチルからなる群より選択され:炭素を含有する R基は好ましくは1〜6個の炭素原子を含有し;nおよびmは好ましくは1〜6 であり;そしてRtおよびR1は互いに結合して5,6または7員環を形成する ことができる〕で表される。
本発明の別の錯体は次式2 〔式中、Bは式1のAと同じ定義を有し;M”は式lのM”″と同じ定義を有し ;R8基は同一または異なって−0−、−Ni11.(OR4)おからなる群よ り選択され:R,,R,およびR1゜基は式1のRt、Rs。
R,、R,およびR7と同じ定義を有し;炭素を含有するR基は好ましくは1〜 6個の炭素原子を含有し;そしてmおよびnは好ましくは1〜6である〕で表さ れる。
診断用組成物および温血動物に有効量の上記錯体を投与し、次いで温血動物をM HI検査に付し、それにより温血動物の体の少なくとも一部をイメージングする ことを含むMRI診断検査の方法もまた開示する。
本発明において使用される錯生成剤はDOTA、 DTPA、 EDTAおよび シクロへキシルジアミノ四酢酸のような公知のポリアミノカルボン酸キレート化 剤である。こられの誘導体において、ポリアミノカルボン酸の幾つかのカルボン 酸基は弐−NRn(ORs)およびの基のようなN−アルコキシアミド基に変換 されるやしたがって、常磁性イオンが三価であり、そしてキレート化剤がDTP Aである場合、2個のカルボン酸基がN−アルコキシアミド形に誘導化される。
同様に、常磁性イオンが二価である場、合、DTPAの3個のカルボン酸基また はEDTAの2個のカルボン酸基がN−アルコキシアミド形に誘導化される。二 価または三価の常磁性イオンと反応させた場合、得られる錯体は非常に低い導電 率から明らかなように実質的に非イオン性である。
キレート化剤のN−アルコキシアミド誘導体は従来の方法で製造される。一般に 、これらは理論量の式−NRn (ORw)またはのtV換または置換しドロキ シアミン化合物をポリアミツカ/L[ン酸キレート化剤の反応性誘導体とアミノ 生成条件下で反応させることにより製造される。このような反応性誘導体には例 えば無水物。
混合無水物および酸塩化物が含まれる。環は飽和または不飽和であり、そして置 換されているがまたは未置換である。複素環式環が買換されている場合、置換基 の総数は典型的に1〜3である。
1つの11様においては、本発明のN−アルコキシアミド誘導体を製造するため の反応は有機溶媒中、高められた温度で行なわれる。
好適な溶媒にはその中に反応物が十分に可溶し、そして実質的に反応物および生 成物と反応しないものが含まれる。低級脂肪族アルコール、ケトン、エーテル、 エステル、塩素化炭化水素、ベンゼン。
トルエン、キシレン、低級脂肪族炭化水素などは有利に反応溶媒として使用する ことができる。このような溶媒の例はメタノール、エタノール、n−プロパツー ル、イソプロパツール、ブタノール、ペンタノール、アセトン、メチルエチルケ トン、ジエチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、クロロホルム、塩化メチレン 、ジクロロエタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカンなどである。出発物 質としてDTPAまたはEDTAタイプの酸塩化物が使用される場合、反応溶媒 は有利に、これらの溶媒が酸塩化物と反応して望ましくない副生成物を生成する ような反応性官能基例えばヒドロキシル基を含まないものである。
反応温度は使用する出発物質1反応溶媒の性質および他の反応条件に応じて広範 囲に変えることができる。こような反応温度は例えば約20゛c〜約85°C1 好ましくは約25゛c〜約50’Cの範囲である。
反応性ポリアミノカルボン酸誘導体の置換ヒドロキシルアミン化合物との反応後 、残りの無水物または酸塩化41F1基は理論的に過剰の量の水を反応混合物に 加え、そして短い間加熱することによりカルボキシL/−ト基に加水分解するこ とができる。
得られるN−アルコキシアミドは従来の方法により反応混合物がら回収される6 例えば、生成物は沈R溶媒を反応混合物に加えて沈澱させ、次いでろ過または遠 心分離により回収することができる。
常磁性イオンはN−アルコキシアミド誘導体と錯生成条件下で混合される。一般 に、上記の常磁性イオンは何れも本発明の錯体の製造において使用することがで きる。錯体は好都合には常磁性イオンの適当な酸化物または塩を錯生成剤と水溶 液中で混合することにより製造できる。錯体の生成を完全に行なうため、理論的 にわずかに過剰の量の錯生成剤を使用してもよい、さらに、例えば約20”C〜 約100℃、好ましくは約40゛c〜約80°Cの高められた温度を使用して錯 体の生成を完全にすることができる。一般に、完全な錯体生成は混合してから数 分〜数時間内で起こる。錯体はアセトンのような沈澱溶媒を使用する沈澱により 回収し、そして所望ならば、さらに結晶化により精製してもよい。
本発明の新規な錯体は経腸的または非経口的投与のための診断用組成物に製剤化 することができる。これらの組成物は有効量の常磁性イオン錯体を投与のタイプ に適した慣用の薬学的担体および賦形剤とともに含有する。例えば、非経口的製 剤は有利には本発明の常磁性イオン錯体の約0.05〜1.0Mの滅菌水溶液ま たは懸濁液を含有する。好ましい非経口的製剤は0.1M〜0.5M濃度の常磁 性イオン錯体を含有する。このような溶液はまた薬学的に許容しうる緩衝剤、場 合によっては塩化ナトリウムのような電解質を含有してもよい。
これらの組成物は有利にはわづかに過剰の、例えば約o、oot〜約15モル% 過剰の量の錯生成剤を1種以上の生理学的に許容しうる非毒性のカチオンととも に含有することができる。このような生理学的に許容しうる非毒性のカチオンに はナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、tRイオン、亜 鉛イオンなどおよびこれらの混合物が含まれる。カルシウムイオンが好ましい。
非経口的投与用の典型的な単一投与製剤は次の組成を有する;ガドリニウムDT PA−ビス(N−アルコキシアミド)6.6gDTPA−ビス(N−アルコキノ アミド) 260.0g水酸化カルシウム 37.0 ■ 蒸留水 20.0d pH7,2±0.2 非経口用組成物は直接に、または全身投与用の多量の非経口用組成物と混合して 注射してもよい。
経腸的投与用製剤は当該技術分野において良く知られているように広範囲に変え ることができる。一般に、このような製剤は水性溶液または懸濁液中に有効量の 常磁性イオン錯体を含有する液体である。このような経腸用組成物は場合によっ ては緩衝剤、界面活性剤。
チキソトロープ剤などを含有してもよい。経口投与用組成物はまたこれらの官能 的性質を向上させるため芳香剤および他の成分を含有してもよい。
診断用組成物はNMR像の所望の強調を達成するのに有効な投与量で投与される 。このような投与量は使用する特定の常磁性イオン錯体、イメージング検査の対 象である臓器または組織、使用するNMRイメージング装置などに応じて広範囲 に変えることができる。
一般に、非経口用投与量は患者の体重1kgあたり約0.001〜約1.0ミリ モルの常磁性イオン錯体である。好ましい非経口用投与量は患者の体重1kgあ たり約0.005〜約0.5 ミリモルの常磁性イオン錯体である。経腸用投与 量は一般に患者の体重1kgあたり約0.5〜約100ミリモル、好ましくは約 1.0〜約20ミリモルの常磁性イオン錯体である。
本発明の新規なMR像造影剤は望ましい特徴を独特の組合せで有す。ことが期待 される。常磁性イオン錯体はこれらが実質的に非イオン性であるにも関らず生理 学的液体中における高い溶解性を示す。
この高い溶解性により濃縮溶液の製造が可能になり、その結果投与するのに必要 な液体の量を最小限にすることができる。錯体の非イオン性的性質はまた診断用 組成物の浸透性を減少し、これにより望ましくない浮腫および他の副作用が防1 トされる。
本発明の診断用組成物は従来の方法で使用される。これらの組成物は温血動物の 全身に、または局所的に検査対象の臓器または組織に投与され、次いで動物はM Rイメージング検査に付される。本発明の組成物はこれらの検査により得られる 磁気共鳴像を強調することがわかった。磁気共鳴イメージング検査におけるこれ らの利用性の他に、本発明の錯生成剤はまた放射性医薬品のデリバリ−のために 、およびX線造影剤用重金属を錯化するのに使用することができる。
次の実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定され ない。
〔実施例〕
〔実施例1) (N、N’−ビス(N−メトキシ−N−メチル)カルバモイルメ チルフジエチレントリアミン−N、N’ 、N“−三酢酸(2)の製造 無水イソプロピルアルコール(100m)中におけるN、O−ジメチルヒドロキ シルアミン塩酸塩(15,6g、0.16モル)の攪拌懸濁液を35gのメタノ ール性ナトリウムメトキシド(アルドリック(Aldrich)社製、25%w / w)で処理した。混合物を室温で10分間撹拌し、そしてろ過して塩化ナト リウムを除去した。ろ液を無水イソプロピルアル−’−)L’ (Sod)中に おけるDTPA −二無水物(14,28g 、 0.04モル)の攪拌懸濁液 に加えた。全混合物を50〜55℃で6時間、その後室温で18時間攪拌した。
沈澱物をろ過により集め、イソプロピルアルコールで洗浄し、乾燥し、n−プロ パツールから再結晶してほぼ無色の固体を得た。元素分析1t!(C+Ji1N =、O+oとして):0% 8% N% 計3鴫【イ直 45.09 6.89 14.61実測値 45.00 7.2 8 14.59〔実施例2) (N、N”−ビス(N−メトキシ)カルバモイル メチル]ジエチレントリアミン−N、N’ 、N′″−三酢酸(3)の製造無水 イソプロピルアルコール(100d)中におけるメトキシルアミン塩酸塩(13 ,36g、 0.16モル)の攪拌懸濁液を35gのメタノール性ナトリウムメ トキシド(アルドリック(Aldrich>社製、25%−/−)で処理した。
混合物を室温で10分間撹拌し、そしてろ過して塩化ナトリウムを除去した。ろ 液を無水イソプロピルアルコール(50id)中におけるDTPA−二無水物( 14,28g、0.04モル)の?A4液に加えた。全混合物を50〜55゛C で2時間攪拌した。ゴム状懸濁液をメタノール(150m)で処理し、ろ過して 不溶性不純物を除去した。減圧上溶媒を蒸発させ、無色の固体をメタノール/イ ソプロパツール/水から再結晶して無色の固体を得た(6.2g、40%) 、  ”C−NMR(DzO) 5(ppm):175.3.171.4.168. 9.65.1.56.9.56,4.56.0.53.6.51.0゜〔実施例 3] (N、N’−ビス(N−(2−ヒドロキシ)エトキシ〕カルバモイルメチ ル)ジエチレントリアミン−N、N’ 、N″−三酢酸(4b)のIN造 105mのイソプロパツール中におけるジエチレントリアミン五酢酸lの二無水 物(7,6g、 0.021モル)のスラリーに10戚のイソプロパツール中に おける(2−ヒドロキシエトキシ)アミン(6,9g、 0.043モル)のテ トラヒドロピラニルエーテルの溶液を加えた。次いで混合物を窒素雰囲気下20 時間60°Cに加熱した。反応混合物を25゛Cに冷却した後、溶媒を沈澱して 得られた半固体からデカンチーシランした。この残留物をヘキサンで摩砕して淡 褐色の粉末を得、次いでこれをメタノール/ジクロロメタングラジェントを使用 するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。最も純粋なフラタシタンを 合一し、′Hおよびtic−NMRにより特性決定して所望のビスアミド4aで あることがわかった。テトラヒドロピラニル保護基は4aを75dの109A塩 酸とともに25℃で20時間撹拌することにより除去した。同体重炭酸ナトリウ ムを用いて反応混合物のpitを7に調整し、溶媒を減圧下で除去して乾固した 。固体をメタノールで摩砕し、合一した抽出物を蒸発させて黄色の油状物を得た 。この粗成生物を水/メタノールグラジェントを使用する逆相クロマトグラフィ ーにより精製して4bを得た。
〔実施例4) (N、N’〜ビス〔N−メトキシ−N−メチル〕カルバモイルメ チル)ジエチレントリアミン−N、N’ 、NN−)リアセト]ガドリニウム( ! IN) (5)のm4脱イオン遺留水(50m)中における配位子2 (1 5,1g、 0.034モル)および酸化ガドリニウム(5,34g、 0.0 15モル)の混合物を65〜70°Cで24時間加熱した。溶液を細多孔性焼結 ガラスロートを運してろ過して不溶性不純物を除去し、ろ液をアセトン(21) に流し込んだ。混合物を約1時間撹拌した後、固体を集め、アセトンで洗浄し、 乾燥し、そしてメタノール/ジメトキシエタンから再結晶して無色の固体(14 ,5g、 80%)を得た。元素分析値(C+ ++1haO+ oGd・1. 6)120として):0% 8% N% Gd% Hz。
計算値 32,63 5.02 10.57 23.72 4.38実測値 3 2.67 5.11 10.20 23.45 4.21国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中M2+は原子番号21〜29,42〜44または58〜70の原子の常磁 性イオンであり、そして価数2は2または3であり:Aは▲数式、化学式、表等 があります▼ および−CHR2−CHR3−からなる群より選択され;R1基は−O−、−N R4(OR5)および ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群より選択され;R2,R3,R4,R5およびR7基は同一または異 なって、水素、アルキル、アシル、アリール、モノ−またはポリーヒドロキシア ルキル、モノ−またはポリーアルコキシアルキル、アミノアルキルおよびアシル アミノアルキルからなる群より選択され;炭素を含有するR基は好ましくは1〜 6個の炭素原子を含有し、mは好ましくは1〜6であり;そしてR2およびR3 は互いに結合して5,6または7員環を形成することができる)の錯体。 2.Aが ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求の範囲第1項記載の錯体。 3.M2+がブラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(II I)、イッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(II I)、ジスプロウシム(III)、ホルミウム(III)、エルビウム(III )、鉄(III)およびマンガン(II)からなる群より選択される請求の範囲 第2項記載の錯体。 4.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R6およびR5が共に メチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3+である請求の 範囲第2項記載の錯体。 5.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R4が水素であり;R 5がメチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3+である請 求の範囲第2項記載の錯体。 6.少なくとも1個のR1が−HR4(OR5)であり;R4が水素であり;R 5がヒドロキシエチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3 +である請求の範囲第2項記載の錯体。 7.Aが−CHR2CHR3−であり、そしてR2およびR3が水素およびアル キルからなる群より選択され、これらは互いに結合して5、6または7員環を形 成することができる請求の範囲第1項記載の錯体。 8.Ms+がプラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(II I)、イッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(II I)、ジスプロシウム(III)、ホルミウム(III)、エルビウム(III )、鉄(III)およびマンガン(II)からなる群より選択される請求の範囲 第7項記載の錯体。 9.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R4およびR5が共に メチルであり;そしてM2+がMn2+である請求の範囲第7項記載の錯体。 10.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R4が水素であり; R3がメチルであり;そしてM2+がMn2+である請求の範囲第7項記載の錯 体。 11.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であの;R4が水素であり; R3がヒドロキシエチルであり;そしてM2+がMn2+である請求の範囲第7 項記載の錯体。 12.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中M2+は原子番号21〜29、42〜44または58〜70の原子の常磁 性イオンであり、そして価数2は2または3であり;Bは▲数式、化学式、表等 があります▼ および−CH2−CH2−からなる群より選択され;R6基は−O−、−NR6 (OR9)および ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群より選択され;R■,R9およびR10基は同一または異なって、水 素、アルキル、アシル、アリール、モノ−またはポリーヒドロキシアルキル、モ ノ−またはポリーアルコキシアルキル、アミノアルキルおよびアシルアミノアル キルからなる群より選択され;炭素を含有するR基は好ましくは1〜6個の炭素 原子を含有し、mは好ましくは1〜6である)の錯体。 13.Bが ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求の範囲第12項記載の錯体。 14.M2+がブラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(I II)、イッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスプロシウム(III)、ホルミウム(III)、エルビウム(II I)、鉄(III)およびマンガン(II)からなる群より選択される請求の範 囲第13項記載の錯体。 15.少なくとも1個のR6が−NRR(OR9)であり;RRおよびR9が共 にメチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3+である請求 の範囲第13項記載の錯体。 16.少なくとも1個のR6が−NRR(OR9)であり;RRが水素であり; R9がメチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3+である 請求の範囲第13項記載の錯体。 17.少なくとも1個のR6が−NRR(OR9)であり;RRが水素であり; R9がヒドロキシエチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe 3+である請求の範囲第13項記載の錯体。 18.Bが−CH2−CH2−である請求の範囲第12項記載の錯体。 19.M2+がブラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(I II)、イッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスプロシウム(III)、ホルミウム(III)、エルビウム(II I)、鉄(III)およびマンガン(II)からなる群より選択される請求の範 囲第18項記載の錯体。 20.少なくとも1個のR6が−NRR(OR9)であり;R■およびR9が共 にメチルであり;そしてM2+がMn2+である請求の範囲第18項記載の錯体 。 21.少なくとも1個のR■が−NRR(OR9)であり;RRが水素であり; R9がメチルであり;そしてM2+がMn2+である請求の範囲第18項記載の 錯体。 22.少なくとも1個のR6が−NRR(OR9)であり;RRが水素であり; R9がヒドロキシエチルであり;そしてM2+がMn2+である請求の範囲第1 8項記載の錯体。 23.MRI有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中M2+は原子番号21〜29,42〜44または58〜70の原子の常磁 性イオンであり、そして価数2は2または3であり;Aは▲数式、化学式、表等 があります▼ および−CH2−CHR3−からなる群より選択され;R1基は−O−、−NR 4(ORR)および ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群より選択され;R2,R3,R4,R5およびR7基は同一または異 なって、水素、アルキル、アシル、アリール、モノ−またはポリーヒドロキシア ルキル、モノ−またはポリーアルコキシアルキル、アミノアルキルおよびアリー ルアミノアルキルからなる群より選択され;炭素を含有するR基は好ましくは1 〜6個の炭素原子を含有し、mは好ましくは1〜6であり;そしてR2およびR 3は互いに結合して5、6または7員環を形成することができる)の常磁性イオ ン錯体および薬学的に許容しうる担体を含有する。温血動物の経腸的または非経 口的投与に適した診断用組成物。 24、Aが ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求の範囲第23項記載の組成物。 25.M2+がプラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(I II)、イッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスプロシウム(III)、ホルミウム(III)、エルビウム(II I)、鉄(III)およびマンガン(II)からなる群より選択される請求の範 囲第24項記載の組成物。 26.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R4およびR5が共 にメチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3+である請求 の範囲第24項記載の組成物。 27.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R4が水素であり; R5がメチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3+である 請求の範囲第24項記載の組成物。 28.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R4が水素であり; R5がヒドロキシエチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe 3+である請求の範囲第24項記載の組成物。 29.薬学的に許容しうる緩衝剤および薬学的に許容しうる電解質を含有する請 求の範囲第23項記載の組成物。 30.過剰の錯生成剤を含有する請求の範囲第23項記載の組成物。 31.常磁性金属錯体に関して、好ましくは0.01〜15モル%過剰の量で使 用され、そしてナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、銅 イオン、亜鉛イオンおよびその混合物からなる群より選択されるカチオンと錯化 された過剰の錯生成剤を含有する請求の範囲第23項記載の組成物。 32.カルシウムイオンと錯化された過剰の錯生成剤を含有する請求の範囲第2 3項記載の組成物。 33.1種以上の生理学的に許容しうる非毒性のカチオンと錯化された過剰の錯 生成剤を含有する請求の範囲第23項記載の組成物。 34.Aが−CHR2CHR3−であり、そしてR2およびR3が水素およびア ルキルからなる群より選択され、これらは互いに結合して5、6または7員環を 形成することができる請求の範囲第23項記載の組成物。 35.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R4が水素またはメ チルであり;R5が水素、メチルまたはヒドロキシエチルであり;そしてM2+ がMn2+である請求の範囲第34項記載の錯体。 36.MRI有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中M2+は原子番号21〜29,42〜44または58〜70の原子の常磁 性イオンであり、そして価数2は2または3であり;Bは▲数式、化学式、表等 があります▼ および−CH2−CH2−からなる群より選択され;R6基は−O−、−NRR (OR9)および ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群より選択され;R■,R9およびR10基は同一または異なって、水 素、アルキル、アシル、アリール、モノ−またはポリーヒドロキシアルキル、モ ノ−またはポリーアルコキシアルキル、アミノアルキルおよびアシルアミノアル キルからなる群より選択され;炭素を含有するR基は好ましくは1〜6個の炭素 原子を含有し、mは好ましくは1〜6である)の常磁性イオン錯体を含有する、 温血動物の経腸的または非経口的投与に適した診断用組成物。 37.Bが ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求の範囲第36項記載の組成物。 38.M2+がプラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(I II)、イッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスプロシウム(III)、ホルミウム(III)、エルビウム(II I)、鉄(III)およびマンガン(II)からなる群より選択される請求の範 囲第37項記載の組成物。 39.少なくとも1個のR6が−HR■(OR9)であり;R■およびR9が共 にメチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3+である請求 の範囲第37項記載の組成物。 40.少なくとも1個のR■が−NR■(OR9)であり;RRが水素であり; R9がメチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe3+である 請求の範囲第37項記載の組成物。 41.少なくとも1個のR■が−NRR(OR9)であり;RRが水素であり; R9がヒドロキシエチルであり;そしてM2+がGd3+、Dy3+またはFe 3+である請求の範囲第37項記載の組成物。 42.薬学的に許容しうる緩衝剤を含有する請求の範囲第37項記載の組成物。 43.薬学的に許容しうる緩衝剤および薬学的に許容しうる電解質を含有する請 求の範囲第36項記載の組成物。 44.過剰の錯生成剤を含有し、そして好ましくはこの錯生成剤は1種以上の生 理学的に許容しうる非毒性のカチオンと錯化された請求の範囲第36項記載の組 成物。 45.常磁性金属錯体に関して、好ましくは0.01〜15モル%過剰の量で使 用され、そしてナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、銅 イオン、亜鉛イオンおよびその混合物からなる群より選択されるカチオンと錯化 された過剰の錯生成剤を含有する範囲第36項記載の組成物。 46.カルシウムイオンと錯化された過剰の錯生成剤を含有する請求の範囲第3 6項記載の組成物。 47.Bが−CH2CH2−である請求の範囲第36項記載の組成物。 48.有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中M2+は原子番号21〜29,42〜44または58〜70の原子の常磁 性イオンであり、そして価数2は2または3であり;Aは▲数式、化学式、表等 があります▼ および−CHR2−CHR3−からなる群より選択され;R1基は−O−、−N R4(OR5)および ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群より選択され;R2,R3,R4,R5およびR7基は同一または異 なって、水素、アルキル、アシル、アリール、モノ−またはポリーヒドロキシア ルキル、モノ−またはポリーアルコキシアルキル、アミノアルキルおよびアシル アミノアルキルからなる群より選択され:炭素を含有するR基は好ましくは1〜 6個の炭素原子を含有し、mは好ましくは1〜6であり;そしてR2およびR3 は互いに結合して5、6または7員環を形成することができる)の錯体を温血動 物に投与し、次いで動物をMRI検査に付し、それにより温血動物の体の少なく とも−部をイメージングすることを含むMRI診断検査法。 49.Aが2 ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求の範囲第48項記載のMRI診断検査法。 50.M2+がプラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(I II)、イッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスプロシウム(III)、ホルミウム(III)、エルビウム(II I)、鉄(III)およびマンガン(II)からなる群より選択される請求の範 囲第49項記載のMRI診断検査法。 51.少なくとも1個のR1が−NR4(OR5)であり;R4が水素またはメ チルであり;R5が水素、メチルまたはヒドロキシエチルであり;そしてM2+ がGd3+、Dy3+またはFe3+である請求の範囲第49項記載のMRI診 断検査法。 52.錯体が薬学的に許容しうる緩衝剤と混合される請求の範囲第49項記載の MRI診断検査法。 53.錯体が薬学的に許容しうる緩衝剤および薬学的に許容しうる電解質と混合 される請求の範囲第49項記載のMRI診断検査法。 54.錯体が過剰の錯生成剤と混合され、そして好ましくはこの錯生成剤は1種 以上の生理学的に許容しうる非毒性のカチオンと錯化された請求の範囲第49項 記載のMRI診断検査法。 55.常磁性金属錯体に関して、錯体が0.01〜15モル%過剰の量で使用さ れ、そしてナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、銅イオ ン、亜鉛イオンおよびその混合物からなる群より選択されるカチオンと錯化され た過剰の錯生成剤と混合される請求の範囲第49項記載のMRI診断検査法。 56.錯体がカルシウムイオンと錯化された過剰の錯生成剤と混合される請求の 範囲第49項記載のMRI診断検査法。 57.Aが−CHR2CHR3−であり、そしてR2およびR3が水素およびア ルキルからなる群より選択され、これらは互いに結合して5、6または7員環を 形成することができる請求の範囲第49項記載のMRI診断検査法。 58.有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中M2+は原子番号21〜29,42〜44または58〜70の原子の常磁 性イオンであり、そして価数2は2または3であり;Bは▲数式、化学式、表等 があります▼ および−CH2−CH3−からなる群より選択され;R6基は−O−、−NR8 (OR9)および ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群より選択され;R8,R9およびR10基は同一または異なって、水 素、アルキル、アシル、アリール、モノ−またはポリーヒドロキシアルキル、モ ノ−またはポリーアルコキシアルキル、アミノアルキルおよびアシルアミノアル キルからなる群より選択され;炭素を含有するR基は好ましくは1〜6個の炭素 原子を含有し、mは好ましくは1〜6である)の錯体を温血動物に投与し、次い で動物をMRIイメージング検査に付し、それにより温血動物の体の少なくとも 一部をイメージングすることを含むMRI診断検査法。 59.Bが。 ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求の範囲第58項記載のMRI診断検査法。 60.Bが−CH2CH2−である請求の範囲第58項記載のMRI診断検査法 。 61.M2+がプラセオジム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(I II)、イッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスプロウシム(III)、ホルミウム(III)、エルビウム(II I)、鉄(III)およびマンガン(II)からなる群より選択される請求の範 囲第58項記載のMRI診断検査法。 62.少なくとも1個のR6が−NRR(OR9)であり;RRが水素またはメ チルであり;R9が水素、メチルまたはヒドロキシエチルである請求の範囲第5 8項記載のMRI診断検査法。 63.錯体が薬学的に許容しうる緩衝剤と混合される請求の範囲第58項記載の MRI診断検査法。 64.錯体が薬学的に許容しうる緩衝剤および薬学的に許容しうる電解質と混合 される請求の範囲第58項記載のMRI診断検査法。 65.錯体が過剰の錯生成剤と混合され、そして好ましくはこの錯生成剤は1種 以上の生理学的に許容しうる非毒性のカチオンと錯化された請求の範囲第58項 記載のMRI診断検査法。 66.常磁性金属体に関して、錯体が好ましくは0.01〜15モル%過剰の量 で使用され、そしてナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン 、銅イオン、亜鉛イオンおよびその混合物からなる群より選択されるカチオンと 錯化された過剰の錯生成剤と混合される請求の範囲第58項記載のMRI診断検 査法。 67.錯体がカルシウムイオンと錯化された過剰の錯生成剤と混合される請求の 範囲第58項記載のMRI診断検査法。
JP4501072A 1990-11-21 1991-11-12 磁気共鳴イメージング用錯体および組成物,並びにこれらの使用法 Pending JPH06502858A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US61645990A 1990-11-21 1990-11-21
US616,459 1990-11-21
PCT/US1991/008431 WO1992009884A1 (en) 1990-11-21 1991-11-12 Alkoxyamide derivatized chelates for mri

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06502858A true JPH06502858A (ja) 1994-03-31

Family

ID=24469557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4501072A Pending JPH06502858A (ja) 1990-11-21 1991-11-12 磁気共鳴イメージング用錯体および組成物,並びにこれらの使用法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0660925A1 (ja)
JP (1) JPH06502858A (ja)
AU (1) AU656355B2 (ja)
CA (1) CA2096543A1 (ja)
WO (1) WO1992009884A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995007653A1 (en) * 1993-09-14 1995-03-23 The University Of Toledo Second sphere complexes as relaxation agents for image enhancement in magnetic resonance imaging
US6693190B1 (en) 1994-05-11 2004-02-17 Bracco International B.V. Enhanced relaxivity monomeric and multimeric compounds
US6294152B1 (en) 1999-01-11 2001-09-25 The University Of Toledo Iron(III) complexes as contrast agents for image enhancement in magnetic resonance imaging
EP3101012A1 (en) 2015-06-04 2016-12-07 Bayer Pharma Aktiengesellschaft New gadolinium chelate compounds for use in magnetic resonance imaging
CN110035996B (zh) 2016-11-28 2022-08-09 拜耳医药股份公司 用于磁共振成像的新型高弛豫性钆螯合物
JOP20210114A1 (ar) 2018-11-23 2023-01-30 Bayer Ag تركيبة وسط تباين وعملية لتحضيرها

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196319A (ja) * 1985-02-27 1986-08-30 Hitachi Ltd 表示装置のメニユ−選択方式
JPS62293339A (ja) * 1986-06-12 1987-12-19 Mitsubishi Electric Corp 計算機システムにおけるメニユ−の階層化方法
JPH01144760A (ja) * 1987-11-30 1989-06-07 Ricoh Co Ltd 複合システム
JPH01191559A (ja) * 1988-01-27 1989-08-01 Nec Corp 複合ターミナルシステム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4647447A (en) * 1981-07-24 1987-03-03 Schering Aktiengesellschaft Diagnostic media
US4826673A (en) * 1985-01-09 1989-05-02 Mallinckrodt, Inc. Methods and compositions for enhancing magnetic resonance imaging
DE3625417C2 (de) * 1986-07-28 1998-10-08 Schering Ag Tetraazacyclododecan-Derivate
US5137711A (en) * 1988-07-19 1992-08-11 Mallickrodt Medical, Inc. Paramagnetic dtpa and edta alkoxyalkylamide complexes as mri agents
HUT59014A (en) * 1988-09-27 1992-04-28 Salutar Inc Process for producing diagnostic compositions comprising chelates
EP0490897A1 (en) * 1989-09-05 1992-06-24 Mallinckrodt, Inc. Novel magnetic resonance imaging agents
US5077037A (en) * 1990-08-03 1991-12-31 Mallinckrodt Medical, Inc. Novel compositions for magnetic resonance imaging
GB9115375D0 (en) * 1991-07-17 1991-09-04 Salutar Inc Compounds

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196319A (ja) * 1985-02-27 1986-08-30 Hitachi Ltd 表示装置のメニユ−選択方式
JPS62293339A (ja) * 1986-06-12 1987-12-19 Mitsubishi Electric Corp 計算機システムにおけるメニユ−の階層化方法
JPH01144760A (ja) * 1987-11-30 1989-06-07 Ricoh Co Ltd 複合システム
JPH01191559A (ja) * 1988-01-27 1989-08-01 Nec Corp 複合ターミナルシステム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0660925A1 (en) 1995-07-05
AU656355B2 (en) 1995-02-02
WO1992009884A1 (en) 1992-06-11
EP0660925A4 (en) 1994-02-02
AU9081091A (en) 1992-06-25
CA2096543A1 (en) 1992-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5137711A (en) Paramagnetic dtpa and edta alkoxyalkylamide complexes as mri agents
US5011925A (en) Morpholinoamido EDTA derivatives
US5141740A (en) Complexes and compositions for magnetic resonance imaging and usage methods
US5077037A (en) Novel compositions for magnetic resonance imaging
US5162109A (en) Magnetic resonance imaging agents
DE69314613T3 (de) Neues chelatisierungsmittel, komplexverbindungen, die aus diesem mittel und metallatomen aufgebaut sind, und diagnostische mittel, die diese verbindungen enthalten
JPH04500964A (ja) キレート組成物
AU640140B2 (en) Novel magnetic resonance imaging agents
US5138040A (en) Composition for magnetic resonance imaging
US5130120A (en) Paramagnetic DTPA and EDTA alkoxyalkylamide complexes as MRI agents
US5217706A (en) Complexes and compositions for magnetic resonance imaging
JPH06502858A (ja) 磁気共鳴イメージング用錯体および組成物,並びにこれらの使用法
JPH04507401A (ja) 新規磁気共鳴造影剤
US5290537A (en) Compositions for magnetic resonance imaging
EP0948361B1 (en) Magnetic resonance blood pool agents
AU650615C (en) Novel magnetic resonance imaging agents