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JPH06502629A - Tnfに対する抗体またはその誘導フラグメントおよびキサンチン誘導体の組み合わせ治療およびそのための組成物についての使用 - Google Patents

Tnfに対する抗体またはその誘導フラグメントおよびキサンチン誘導体の組み合わせ治療およびそのための組成物についての使用

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JPH06502629A
JPH06502629A JP3517735A JP51773591A JPH06502629A JP H06502629 A JPH06502629 A JP H06502629A JP 3517735 A JP3517735 A JP 3517735A JP 51773591 A JP51773591 A JP 51773591A JP H06502629 A JPH06502629 A JP H06502629A
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ヘキスト・アクチィエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 TNFに対する抗体またはその誘導フラグメントおよびキサンチン誘導体の組み 合わせ治療およびそのための組成物についての使用 光訓B針列!一 本発明は腫瘍壊死因子−α(以下TNFという)のレベル上昇に付随する状態を 治療する医薬生成物、および当該生成物の製造に関する。該医薬生成物は、例え ば敗血症の治療、特に敗血症性、または内毒素性ショックの治療に用いることが できる。
見1灸i見 TNFは活性化されたマクロファージおよび他の細胞によって産生されるサイト カインで、炎症および免疫における重要な調節物質である。それは1敗血症性シ ョック(グラム陰性またはグラム陽性細菌に付随する。しばしば致死的な状態) のほか、その他の状態、例えば成人呼吸抑圧症候群、対宿主移植片疾患および自 己免疫疾患に関係している。
TNFに対する抗体(抗TNF抗体)の使用を含む、このような状態の治療が提 案され、試験された。例えば、Beutlerら(Science(1985) 、229,869−871)は、TNFに対するウサギのポリクローナル抗血清 による受動免疫は、グラム陰性菌の内毒素による致死効果からマウスを防御する ことを示した。同様に、TNFに対する抗体療法は、対宿主移植片疾患(GVH D)に罹患しているマウスの死亡率を減少させ、さらに急性期GVHDに付随す る肺臓、並びに皮膚および腸管病変を防ぐことが示された(P、F、Pigus tら、J 、 E x p 、 M e d 、(1987)166: 128 0:M、R,5halabyら、Transplantation (1989 )47:1057)。
さらに、セルチックリミテッド社の特許出願は、移植片拒絶に対する抗リンパ球 治療に付随する副作用を改善しくW。
89108460号)、さらに抗腫瘍性化学療法に付随する副作用を改善する抗 TNF抗体の使用を開示している(W○89101950号)。
ある種のキサンチン誘導体もまたTNFの抑制物質であることが知られている。
例えば、ヘキスト社(HoechstAktiengesellschaft) の欧州特許公開公報第A−0344586号は、TNFを抑制する効果をもつキ サンチン誘導体を開示している。このTNFの遊離は、例えばアンホテロシンB のようなある種のTNF遊離物質によって誘発される。
本発明者らは、敗血症ショックのいくつかの実験モデルで、TNFに対する抗体 およびキサンチン誘導体を組み合わせて使用した場合、驚くべき組み合わせ効果 が生じることを発見した。
!朋L」11列」杵 したがって、本発明の第一の特徴によれば、同時に組み合わせて、または同時で あるが別々に、または連続的に治療に使用するための組み合わせII物として、 TNFに対する抗体もしくはそのTNF結合フラグメントおよびキサンチン誘導 体を含む医薬生成物が提供される。
そのような医薬生成物は、TNFに対する抗体もしくはそのT N F結合フラ グメントおよびキサンチン誘導体が混合状態で、任意に医薬的に許容できる賦形 剤、希釈剤または担体とともに医薬組成物の形態を取ることができる。
該組成物におけるキサンチン誘導体対抗TNF抗体の重量比は、450:1およ び1:10の間で変化させることができるが、好ましくは150: 1−1 :  5の範囲、特に好ましくは3o:1および1:2の間1例えば1:1である。
本発明の医薬生成物に含まれる適切なキサンチン誘導体は次のものを含む: l)式Iの化合物 式中、ラジカルR1およびR1の1つは、3から8個の炭素原子をもつ直鎖アル キル、(ω−1)−オキソアルキルまたは(ω−1)−ヒドロキシアルキル基を 表し、さらに他の2つのラジカル、R2およびR1またはR1およびR2は、R 1およびR1の位置に1から8個の炭素原子を、さらにR8の位置に1から4個 の炭素原子をもつ直鎖または分枝フルキル基を表し、この場合、これら2つのア ルキル置換基の総炭素原子数は10個を越えない; 2)式■の化合物 式中、Rは1から4個の炭素原子をもつアルキルラジカルを表す; 3)弐■の化合物 式中、ラジカルR4およびR’の少なくとも1つは、次の式の三級ヒドロキシア ルキル基を表し、 (ここで、R7は3個までの炭素原子をもつアルキル基を示し、nは2から5ま での整数を示し)、さらに、R4またはR@ラジカルのうちただ1つが式Haの ような三級ヒドロキシアルキル基を示す場合は、その他のラジカルは水素原子ま たは脂肪族炭化水素ラジカルR@を表すが。
これは6個までの炭素原子をもち、その炭素鎖には2個までの酸素原子が介在す るか、または1個のオキソ基もしくは2個までの水酸基により置換されていて( この場合、ラジカルR’に存在するオキソもしくは水酸基は、好ましくは、少な くとも2個の炭1i4JJ!子によって、窒素から分離されている)、さらに、 R5は1から4個の炭素原子をもつアルキル基を表す; 4)式■から■の化合物のプロドラッグ形および/または5)式■からmまでの 化合物の代謝産物。
特に好ましい具体例では、キサンチン誘導体は、R1またはR3の位置にヘキシ ル、5−オキソヘキシルまたは5−ヒドロキシヘキシル基をもつ式1のものであ る。例えば、1−へキシル−3,7−ジメチルキサンチン、1−(5−ヒドロキ シヘキシル’)−3,7−ジメチルキサンチン、3,7−シメチルー1−(5− オキソヘキシル)キサンチン、7− (5−ヒドロキシヘキシル)−1,3−ジ メチルキサンチン、1,3−ジメチル−7−(5−オキソヘキシル)キサンチン 、1゜3−ジ−n−ブチル−7−(2−オキソプロピルまたは3−オキソブチル )キサンチン、1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキ サンチンおよび3−メチル−1−(S−オキソヘキシル)−7−プロピルキサン チン(=プロベントフィリン)であり、特に3,7−シメチルー1−(5−オキ ソヘキシル)キサンチン(=ペントキシフィリン)が該医薬生成物に含まれる。
この生成物に含まれる特に好ましい弐■の化合物は、Rsがメチルまたはエチル 基を表す化合物である。同様に好ましいものは、2つのラジカル、R4またはR 6のうちのただ1つが、上記で定義された三級ヒドロキシアルキル基を表す弐■ の化合物である。さらに好ましいものは、R7がメチル基を表し、nが3から5 の整数を示し、それによって該三級ヒドロキシアルキルラジカルHaが、[(ω −1)−ヒドロキシ−(cv−1)−メチルキサンチン、−ヘキシルまたはヘプ チルのいずれかを表す化合物、特にR5がメチルまたはエチルを示す化合物であ る。
また特に記載する価値があるものは、R4が三級ヒドロキシアルキル基を表し、 R6が水素、または各事例において1から4個の炭素原子をもつアルキル、ヒド ロキシアルキルもしくはアルコキシアルキルを表す弐■の化合物であり、例えば 、7−エトキシメチルー1−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキシル)−3−メ チルキサンチン、7−ブロビルー1−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキシル) −3−メチルキサンチンまたは1−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキシル)− 3−メチルキサンチンである。
上記に述べたように、本発明の医薬生成物のいくつかの実施態様には1式Iおよ び■のオキソアルキルキサンチンまたは式Iおよび■のヒドロキシアルキルキサ ンチンを含むことができ、またそのようなものだけでなく、プロドラッグの形態 も含まれる。該プロドラッグから、式1.ffおよび■で定義された置換基をも つ治療的に活性なキサンチン化合物が、生体において体内変化によってのみ遊離 され得る。適切な誘導体は、アセタール化オキソアルキルキサンチン(これでは カルボニルl&は次の弐■の構造エレメントによって置き換えおよび0−アシル 化ヒドロキシアルキルキサンチンを含む。
この0−アシル化ヒドロキシアルキルキサンチンは、水酸基の代わりに、R”− C○−0(式V)である式Vの構造エレメントをもつもので、この場合、R1お よびR”は各々4個までの炭素原子をもつアルキル基を表すか、または−緒にな ってエチレン、トリメチレンもしくはテトラメチレン基を表し、R″1は4個ま での炭素原子をもつアルキルラジカルまたは任意に置換されたフェニルもしくは ピリジルを示す。
特に本発明の医薬生成物に含まれる好ましいキサンチン誘導体は、ペントキシフ ィリン(3,7−シメチルー1−(5−オキソヘキシル)キサンチン)(トレン タールとしても知られている)および1−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキシ ル)−3−メチルキサンチン(以下HWA 138という)である。
本発明の医薬生成物に含まれる抗TNF抗体またはそのTNF結合フラグメント は、好ましくはTNF中和抗体または抗体フラグメントである。中和とは、イン ビトロもしくはインビボ試験で測定したとき、TNFの生物活性が減少もしくは 抑制されることを意図する。
本発明の医薬生成物に含まれる抗TNF抗体もしくはフラグメントは、一般には 、いずれの種類の免疫グロブリンに属するものでもよい、したがって、例えば、 抗TNF抗体は免疫グロブリンG抗体でも、または免疫グロブリンM抗体でもよ い、− 抗TNF抗体は動物のもの1例えば哺乳類由来でもよく、さらに、例えばねずみ 、ラットまたはヒト由来でもよい、抗体は完全な免疫グロブリンでも、そのフラ グメント、例えば完全な抗体を蛋白分解によって切断して生じたフラグメント、 例えばF (ab’) 2.Fab’もしくはFabフラグメントまたは組み換 え体DNA技術によって得られたフラグメント、例えばFvフラグメント(国際 特許出願第WO39102465号に記載されたようなもの)でもよい。
抗TNF抗体はポリスペシフィックでもよいが、ヒトTNFに対してモノスペシ フィックであることが好ましい、この抗体はポリクローナル抗体でも、モノクロ ーナル抗体でもよい0本発明にしたがって用いられる特に有用な抗体には、組換 え体技TNF抗体またはそのフラグメント(すなわち組換え体DNA技術を用い て製造された抗TNF抗体またはそのフラグメント)が含まれる。
特に有用な組換え体抗体には、(1)抗原結合部位の少なくとも一部が異なる抗 体に由来する抗原結合部位をもつもの、例えば1抗体の超可変もしくは相補性決 定領域が第二の別個の(好ましくはヒトの)抗体の可変基質領域に移し入れられ ているもの(欧州特許公開公報第239400号で開示されたようなもの);  (2)その非−Fvシーケンスが他の別個の抗体の非−Fvシーケンスで置換さ れている組換え体抗体またはフラグメント(欧州特許公開公報第171496号 、同173494号および同194276号に記載されたようなもの);または (3)実質的に天然の免疫グロブリン構造をもつが、そのヒンジ領域のシスティ ン残基数が天然の免疫グロブリンで見つけられている数と異なるか、または組換 え体抗体もしくはフラグメントの表在ポケットの1つもしくは2つ以上のシステ ィン残基が、天然の免疫グロブリンに存在する別のアミノ酸残基の位置に存在す る、組換え体抗体もしくはフラグメント(国際特許出願第WO89101974 号および同第WO39101782号にそれぞれ記載されたようなもの)が含ま れる。
抗TNF抗体は、抗原としてTNFを用いて既知の免疫学的技術で調製すること ができる。したがって、例えば適切ないずれの宿主にもTNFを注射することが でき、血清を集めて適切な精製及び/又は濃縮(例えば親和性媒体として固定T NFを用いてアフィニティークロマトグラフィーによる)を経て所望のポリクロ ーナル抗TI’JF抗体を得ることができる。また別に、TNFを注射した宿主 から肺細胞またはリンパ球を回収し、例えばコーラらの方法(Kohlerら、 Eur、J、Immunol、一旦−,511(1976) )を用いて永久保 存し、慣用的な手法にしたがい、生じた細胞を希釈し、さらにクローン化して、 抗TNF抗体を産生ずるモノクローナル系を得ることができる。抗体フラグメン トは慣用的な技術、例えば完全抗体を、例えばペプシン[Patham、J、I mmunol、131,2895 (1983)]、またはパパイン[Lamo yiとN15onoff、J、Immunol、Meth、56,235 (1 983)]で酵酵素化して生成することができる」 組換え体技TNFα抗体を製造したい場合は、例えば上記の特許出頭明細書に記 載された一般的方法を用いて製造することができる。
本発明の第二の特徴にしたがえば、本発明の第一の特徴の医薬生成物の製造にお ける。TNFに対する抗体およびキサンチン誘導体の使用が提供される。
例えば、上記に記載したTNFに対する抗体およびキサンチン誘導体を一緒に混 合し、さらに任意に医薬的に許容できる賦形剤、希釈剤または担体をその中に混 ぜることができる。
該医薬生成物は、ヒトまたは動物体内に存在するTNFレベルを減少させること を望む、いずれの治療にも用いることができる。このTNFは体内で循環してい るか、または望ましくない高レベルで体内の特定の部位に局在しているであろう 。
例えば、TNF値上昇は、免疫調節系および炎症性疾患、並びに敗血症性、内毒 素性および心脈管系ショックに関連する1本発明の第一の特徴による医薬生成物 は、敗血症、敗血症性もしくは内毒素性ショック、悪液質、成人呼吸抑圧症候群 、エイズ、アレルギー、乾擲、結核、炎症性骨疾患、血液凝固疾患、火傷、器官 もしくは組織移植後に併発する拒絶反応および自己免疫疾患(例えば甲状腺炎の ような器官特異的疾患並びにリューマチ性および骨関節炎のような非器官特異的 疾患)を含む状態の治療に用いることができる。
さらに、該医薬生成物は、新形成療法中のTNF生成に付随する副作用を改善し 、さらにまた抗リンパ球抗体を用いる移植拒絶の治療もしくは予防に付随するシ ョック関連症状を除外もしくは改善するために用いることができる。また、多臓 器不全(MOF)の治療にも用いることができる。
本発明の第一の特徴による医薬生成物は、好ましくは敗血症または敗血症性/内 毒素性ショック治療用である。
本発明の第一の特徴による医薬生成物は、それが用いられる療法にしたがい、適 切ないずれの形態および量でも用いることができる。それは予防的に、例えばT NF水準の上昇が予想されるような状況にある場合に用いることができ、また別 に該生成物は、TNF水準が望ましくない高水準に達した後、またはその水準が 上昇しているときに、それを減少させるために使用することもできる。
該医薬生成物は、適切ないずれの投与形態もとることができ、特に、非経口投与 に適切な形態(例えば注射もしくは輸液で1例えば単回注射もしくは持続輸液に よる)であるであろう、該生成物が注射用または輸液用の場合は、全成分が懸濁 液、溶液もしくは乳濁液の形であってもよく、また各成分が油性担体もしくは水 性担体であってもよく、さらに製剤化薬剤9例えば懸濁剤、安定剤および/また は分散剤を含んでいてもよい。
また別に、該生成物は、適切な滅菌液体で使用前に再構成できるよう乾燥形態で あってもよい。
医薬生成物の抗TNFおよびキサンチン誘導体成分が別々に投与される場合には 、各々は、慣用的な方法にしたがって製剤化することができ、各成分製剤は1つ −または2つ以上の他の活性成分を含むことができる。
特に、抗TNF抗体は経口投与には不適切のようであるが。
一方そのような制限はキサンチン誘導体には適用されないであろう。
キサンチン誘導体が経口投与用であるとき、該製剤は、活性成分のほかに、例え ば澱粉(馬鈴薯、玉蜀黍もしくは小麦澱粉)またはセルロースまたは澱粉誘導体 (例えば微品質セルロース);シリカ;種々の糖(例えばラクトース);炭酸マ グネシウムおよび/またはリン酸カルシウムを含むことができる。製剤が経口投 与用の場合、それは患者の消化系に十分に耐えられるものであることが望ましい 、この目的のために、該製剤に粘液産生物および樹脂を含ませることが望ましい 、さらに、キサンチン誘導体を胃液に不溶のカプセルで製剤化することによって 耐性を改善することが望ましいであろう、また、キサンチン誘導体を徐放性製剤 に含有させることも好ましい。
本発明のまた別の特徴では、望ましくない高水準のTNFに付随する疾患に罹患 し、またはその危険性があるヒトもしくは動物の治療方法が提供される。当該方 法は1本発明の第一の特徴の医薬生成物の有効量を、該主体に投与することを含 む、特に該ヒトまたは動物主体は1敗血症または敗血症性もしくは内毒素性ショ ックに椹患しているが、またはその危険性があるものでもよい。
各医薬生成物が投与される用量は、処置される症状の性質。
中和されるべき、もしくは中和されることが期待されるTNFがどの程度、望ま しい水準を越えて上昇しているか、さらに該生成物が予防的に用いられるか、も しくは現存状態の治療用に用いられるかによって異なる。また用量は、患者の年 齢および状態にしたがって選択される。
したがって1例えば、生成物が敗血症性ショックの治療もしくは予防用の場合、 TNFに対する抗体の適切な用量は、0.001−30mg/kg/日、好まし くは0.01−10mg/kg/日および特に好ましくは0.1−2mg/kg Z日の範囲にあり、一方、キサンチン誘導体の適切な用量は、0.5から100 mg/kg/日の範囲で、好ましくは0.5から50mg/kg/日、特に好ま しくは1から30 m g /kg/日の範囲にある。一般に、望ましくない高 水準のTNFに付随する状態を軽減するために必要な限り、この用量を継続させ ることができる。特に、この用量のキサンチン誘導体を輸液により持続的に投与 し、またはこの用量のキサンチン誘導体を規則的に、例えば2から24時間間隔 で、好ましくは6から122時間隔で(たとえ抗TNF抗体は反復投与されてい ない場合でも)反復することが望ましいであろう。
匿皿立ilf腹匪 本発明の実施態様を、実施例および添付の図面を参考にしながら、下記に詳述す る。該図面は以下の通りのものを示している: 図1は、大腸菌(E、c o 11)LPS誘発ショックモデルにおける時間に 対する。各実験当たりの死亡平均を示す図表である。ここでは、ペントキシフィ リンまたは抗マウスTNFハムスター抗体TN3・19.12が実験動物に種々 の用量で投与された。
、ペントキシフィリン、300mg/kg:X、ペントキシフィリン、Lomg /kg;Δ、ペントキシフィリン、1mg/kg;口、コントロールツ +、TN3−19.12.1mg/kg;◇、TN3 ・19.12.30mg /kg :図2は、大腸菌LPS誘発ショックモデルにおける時間に対する。各 実験当たりの死亡平均を示す同様な図表であるが。
ペントキシフィリンおよび/またはTN3・19.12は1mg/kgの用量で 実験動物に投与された。
Δ、ペントキシフィリン、1 m g / k gおよびTN3・19.12. 1mg/kg; ◇、ペントキシフィリンのみ、1 m g / k g ;口、コントロール; +、TN3−19.12.1mg/kg;図3は、実験当たりの死亡平均が、大 腸菌LPS誘発ショックモデルについて時間に対してプロットされている図2と 同様な図表を示すが、ペントキシフィリンおよび/またはTN3・19.12は 実験動物に下記の濃度で投与された:A−コントロール; B −1m g / k gのペントキシフィリン(単回投与)およびTN3− 19.12.1mg/kg:C−1m g / k gのペントキシフィリン( 24,48および72時間に反復投与)およびTN3−19.12の1mg/k g (単回投与) 図4は、ウマ流産菌(Salmonella abortus equi)LP S誘発ショックモデルにおける死亡率抑制百分率を示すブロックグラフである。
ここでは、種々の量のTN3・19.12および/またはキサンチン誘導体HW A138が、ガラクトサミンで感作しLPSで攻撃したマウスに投与された。
図5は、ウマ流産菌LPS誘発ショックモデルにおける死亡率抑制をプロットし た同様なブロックグラフであるが、種々の量のTN3・19.12および/また はキサンチン誘導体ペントキシフィリンが、ガラクトサミン感作LPS攻撃マウ スに投与された。
以下の実施例では、細菌LPS (リポ多糖類)を、マウスに敗血症性ショック を誘発するために用いた。
の の紀 ス】11L 第一の実験では、異系交配マウスをグループに分け、抗ねずみTNFハムスター 抗体TN3・19.12またはキサンチン誘導体、ペントキシフィリンのいずれ かを与えた。
各グループの動物に、尾静脈から静注により60 m g / kgの大腸菌L PSを与えた。この用量のLPSはマウスのLD90に匹敵する・ TN3・19.12で処置した各グループの動物に、0.1と30 m g /  k gの間の抗体を、0,1mlの液体の尾静脈 −への静注により、LPS 投与2時間前に与えた。
ペントキシフィリン処置予定のグループは、LPS投与5分前にl m g /  k gと300mg/kgの間で静注投与された。
コントロール実験では、動物は同量の食塩水を注射された。
これらの実験の結果を図1に示す、TN3・19.12のみでは、≧1 m g  / k gの用量で防御効果を示した。対照的に、ペントキシフィリンのみで は、1mg/kgの用量では効果を示さず、より高濃度で死亡率は高まった。
第二の実験では、TN3・19.12およびペントキシフィリンの両方をl m  g / k gで投与したが、TN3抗体はLPS投与の2時間前、ペントキ シフィリンは前の実験のようにLPS投与の5分前に与えた。結果を図2に示す が、WJ方の処置を受けたマウスは、LPS投与後24時間、LP、S誘発死か ら防御された。しがしその後、死亡率は、コントロールまたはペントキシフィリ ン単独群に匹敵する水準まで上昇した。
このことは、ペントキシフィリンがTN3に対して短い半減期をもつことが原因 であると考えられ、治療期間中にペントキシフィリンを反復投与(例えば12ま たは24時間で)することによって補えると思われた。
この仮説を確認するために、20匹のグループのマウスを用いて別の実験を行っ た。以下のように3種の異なる処置のうち1種を各グループに施した: A)コントロール、60 m g / k g大腸菌LPSの静注後食塩水を注 射; B)TN3−19.12の1 m g / k gを静注、2時間後に60 m  g / k gの大腸菌LPSで静注攻撃、さらに1 m g/kgのペント キシフィリンを該攻115分前に静注;C)B)と同様であるが、さらにこれら のマウスは、LPS攻撃後24.48および72時間後に1 m g / k  gのペントキシフィリンの反復投与を行った。
この実験結果を図3に示す。先の実験のように、B)グループは、24時間では コントロールと比べて、LPSの攻撃に対してより高い生存率を示したが、より 長時間の観察では、生存率はコントロールと顕著には異ならなかった。対照的に 、C)グループの生存率はコントロールより顕著に改善されており、20匹のう ち17匹のマウスがLPS攻撃72時間後に生存していた。
11旌I 上記に記載したのと同様な実験を、ガラクトサミン感作C57BLマウスで実施 した。このマウスをウマ流産菌のLPSで攻撃した。生存率はLPS攻撃後96 時間でめた。
マウス当たり0.2μgのLPSおよび10mgのガラクトサミン投与の1時間 前に、0.1から0.25mg/kgの間の低用量TN3を静注投与したときは 、全く防御効果はなかった。対照的に30 m g / k gのキサンチン誘 導体HWA138の腹腔的投与は、部分的に防御効果を有していた(20%死亡 率抑制)。
30 m g / k gのHWA 138と一緒に、≧0.2mg/kgの用 量でTN3を共働投与したとき、30 m g / k gのHWA 138単 独と比べて、死亡率は顕著に減少した。これらの結果は図4に示す。
HWA 138の代わりにペントキシフィリンを用いてこの実験を繰り返し、図 5に示したように同じ結果が得られた。
コノ場合、100 m g / k gのペントキシフィリンを、単独または低 用量のTN3 (0,10または0.15 m g / k g )と組み合わ せて用いたときは、全く防御効果はなかった。しかし、ペントキシフィリンを1 0Q m g / k gおよびTN3を0.25mg/kgを組み合わせて投 与することによって。
死亡率は完全に抑制することができた。
ヘ Oa) to −r (’J Oの ■ −j (N Qへ へ 、−一一 一 橢羊/張:lLM瞬士 N Oの LD +sIN OQ) LO< (N Oへ へ 、−一一一 牧羊/身ユ諧鱗士 死亡数 時間 図3 (%)陣餅*ユ鷲 14餅市:]γ 補正書の翻訳文提出書(特許法184条の8)平成 5年 4月30日−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.同時に組み合わせて、または同時ではあるが別々に、または連続的に治療に 使用するための組み合わせ調製物として、TNFに対する抗体もしくはそのTN F結合フラグメントおよびキサンチン誘導体を含む医薬生成物。 2.TNFに対する抗体またはそのTNF結合フラグメントおよびキサンチン誘 導体を混合状態で含む医薬組成物の形態をとる請求の範囲1に記載の医薬生成物 。 3.キサンチン誘導体対抗TNF抗体の比が、450:1および1:10の範囲 にある請求の範囲2に記載の医薬生成物。 4.該キサンチン誘導体が次の式Iの化合物である請求の範囲1から3のいずれ かに記載の医薬生成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、ラジカルR1およびR3のうち の1つは、3から8個の炭素原子をもつ直鎖アルキル、(ω−1)−オキソアル キルまたは(ω−1)−ヒドロキシアルキル基で、その他の2つのラジカル、R 2およびR3またはR1およびR2は直鎖もしくは分枝アルキル基を表し、その R1およびR3の位置に1から8個の炭素原子を、さらにそのR2の位置に1か ら4個の炭素原子をもつが、これら2つのアルキル置換基の総炭素原子数は10 個を越えない。 5.該キサンチン誘導体が次の式IIの化合物である請求の範囲1から3のいず れかに記載の医薬生成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)式中、Rは1から4個の炭素原子を もつアルキルラジカルを表す。 6.該キサンチン誘導体が次の式IIIの化合物である請求の範囲1から3のい ずれかに記載の医薬生成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III)式中、ラジカルR4およびR6の 少なくとも1つは、次の式IIIaの三級ヒドロキシアルキル基を表し、▲数式 、化学式、表等があります▼IIIaここで、R7は炭素原子が3個までのアル キル基を示し、nは2から5までの整数を示し、さらに、ラジカルR4またはR 6の1つだけが式IIIaの三級ヒドロキシアルキル基を示す場合、他のラジカ ルは水素原子または脂肪族炭化水素ラジカルR■を表し、これは6個までの炭素 原子をもち、さらにその炭素鎖は2個までの酸素原子が介在するか、またはオキ ソ基もしくは2つまでの水酸基によって置換されることができ(この場合、ラジ カルR■に存在するオキソもしくは水酸基は、好ましくは少なくとも2個の炭素 原子によって窒素から分離されている)、さらに、R5は1から4個の炭素原子 をもつアルキル基を表す。 7.該キサンチン誘導体が式I、IIまたはIIIの化合物のプロドラッグまた は代謝産物の形態である請求の範囲4、5または6のいずれかに記載の医薬生成 物。 8.該キサンチン誘導体が次のものを含む請求の範囲4に記載の医薬生成物。 1−ヘキシル−3,7−ジメチルキサンチン1−(5−ヒドロキシヘキシル)− 3,7−ジメチルキサンチン 3,7−ジメチル−1−(5−オキソヘキシル)キサンチン 7−(5−ヒドロキシヘキシル)−1,3−ジメチルキサンチン 1,3−ジメチル−7−(5−オキソヘキシル)キサンチン 1,3−ジ−n−ブチル−7−(2−オキソプロピル)キサンチン 1,3−ジ−n−ブチル−7−(3−オキシブチル)キサンチン 1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチン 3−メチル−1−(5−オキソヘキシル)−7−プロピルキサンチンまたは 3,7−ジメチル−1−(5−オキソヘキシル)キサンチン。 該キサンチン誘導体が次のものを含む請求の範囲6に記載の医薬生成物。 7−エトキシメチル−1−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキシル)−3−メチ ルキサンチン 7−プロピル−1−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキシル)−3−メチルキサ ンチン、または 1−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキシル)−3−メチルキサンチン。 O.抗TNF抗体またはそのTNF結合フラグメントがTNF中和抗体または抗 体フラグメントである先行する請求の範囲のいずれかに記載の医薬生成物。 1.抗TNF抗体または抗体フラグメントがモノスペシフィックである先行する 請求の範囲のいずれかに記載の医薬生成物。 2.抗TNF抗体または抗体フラグメントが組換え体抗体または抗体フラグメン トである先行する請求の範囲のいずれかに記載の医薬生成物。 3.抗TNF抗体または抗体フラグメントがヒト化組換え体抗体または抗体フラ グメントである請求の範囲12に記載の医薬生成物。 4.新形成療法中のTNF生成に付随する副作用の改善に使用するための先行す る請求の範囲のいずれかに記載の医薬生成物。 5.抗リンパ球療法に付随するショック関連症候群の除去または改善に使用する ための請求の範囲1から13のいずれかに記載の医薬生成物。 6.多臓器不全の治療に使用する請求の範囲1から13のいずれかに記載の医薬 生成物。 7.敗血症または敗血症性/内毒素性ショック治療に使用する請求の範囲1から 13のいずれかに記載の医薬生成物。 8.同時に組み合わせて、または同時であるが別々に、または連続的に治療に使 用するための組合せ調製物として用いる医薬生成物の製造に使用する、TNFに 対する抗体またはそのフラグメントおよびキサンチン誘導体の使用。 9.抗TNF抗体またはそのフラグメントおよびキサンチン誘導体の有効量を混 合することを含む請求の範囲2に記載の医薬生成物の製造方法。 0.該抗体またはそのフラグメントおよびキサンチン誘導体が、医薬的に許容さ れる賦形剤、希釈剤または担体とともに混合される請求の範囲19に記載の方法 。 1.望ましくない高水準のTNFに付随する疾患に罹患している、またはその危 険性があるヒトまたは動物の治療方法であって、請求の範囲1に記載の医薬生成 物の有効量を当該主体に投与することを含む治療方法。 2.0.001から30mg/kg/日の範囲の用量の抗TNF抗体または抗体 フラグメントおよび0.5から100mg/kg/日の範囲の用量のキサンチン 誘導体を投与することを含む請求の範囲21に記載の方法。
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