JPH06501154A

JPH06501154A - タバコの煙の濾過

Info

Publication number: JPH06501154A
Application number: JP3515865A
Authority: JP
Inventors: マーシャル，ロバート・エイ
Original assignee: センター・フォー・アプライド・リサーチ，インコーポレイテッド
Priority date: 1990-09-27
Filing date: 1991-08-20
Publication date: 1994-02-10
Also published as: EP0550538A1; GR3020433T3; DE69118549D1; WO1992005714A1; EP0550538B1; ES2088503T3; DE69118549T2; US5115824A; DK0550538T3; CA2092525A1; ATE136197T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

タバコの煙の濾過Ａ１本発明の分野本発明は一般には、タバコ喫煙具用のフィルターに関し、特にタバコの煙から極性及び非極性の両方の有害な化学物質を捕捉し、除去することのできるフィルター材料の使用に関するものである。Ｂ、関連技術の説明タバコの煙は、タバコの燃焼からくる何千もの多種多様の化学物質を含んでいる。これらの化合物の多くは、常習喫煙者にとって生理学的に有害であることが広く知られている。最近の研究によればさらに、タバコの煙は非喫煙者をも害する可能性のあることが示されている。それゆえタバコの煙により引き起こされる健康危害に関する関心は確実に高まっており、タバコの燃焼の有害な影響を減するためのより良い方策に対する研究を促している。タバコの煙から有害な化学物質を除去し又は減少させるための在来の方法に含まれるものとしては、酢酸セルロース繊維、活性炭その他からなるフィルターを用いることが挙げられる。このようなフィルターはタバコの煙の中のこれらの有害な化合物の濃度をある程度までは減少させるが、しかしその効率は依然として不満足なものである。例えばこれらのフィルターはタバコの煙からイオン性又は極性の化合物を選択的に吸着することはないが、これらの多くは身体に対して最も有害性の高いものであると考えられている。最近の二つの米国特許が、タバコの煙の中の化学物質を保持するためにシリカ質材料を使用することを開示している。米国特許第４．６３．７゜４０８号においては、煙から窒素酸化物を除去することのできる多成分フィルターが、親水性の熱分解法コロイドシリカを含有している。他方米国特許第４．７４４．３７４号は、新しい一群の化合物、即ち疎水性の微孔性結晶質テクトシリケートを記載している。これらの化合物は水酸基を有しておらず、紙巻タバコ又はパイプのフィルターに使用して一酸化炭素を吸着することができるとの主張がなされている。夏■１本発明の説明Ａ−生二里Ω亘煎従って本発明は、タバコの連中にある数多くの有害化合物を、紙巻タバコ、葉巻、或いはパイプから除去するための用具又は方法を提供することを目的としている。本発明の別の目的は、紙巻タバコ、葉巻又はパイプの吸引に対する抵抗に大きく影響することのない用具又は方法を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、製造又は実施が比較的廉価に行える用具又は方法を提供することである。本発明のなおさらに別の目的は、在来の紙巻タバコ又は葉巻に対して容易に適応させることのできる用具又は方法を提供することである。他の目的は部分的には自明なものであり、また部分的には以下に示される。かくして本発明は、以下の詳細な説明において例証される構成的特徴、要素の組み合わせ及び部材の配列からなり、また本発明の範囲は請求の範囲に示される。Ｂ１本発明の概要簡略且つ一般的に云えば、本発明はフィルター材料として、タバコの煙の中にある有害な物質を捕捉し除去するために外側に向けて配置された極性基を有する疎水性粒子を用いている。粒子の疎水性は、それらの表面に存在する低級アルキル基の存在に由来している。極性基はヒドロキシル類、チオール類その他である。好ましくは、これらの粒子はタバコの煙が喫煙者により吸入される前に通過するフィルターユニット中に配置される。本発明のフィルター粒子は、極性及び非極性の両方の種類を捕捉することができる。それらの疎水性の性質は、タバコの煙の中の非極性の化合物を保持するのを容易にする。他方、極性化合物の吸着は、粒子表面に存在する極性基の存在に起因すると考えることができる。疎水性粒子がタバコの煙の中にある化合物を吸着する能力を高めるためには、それらが少なくとも幾らか可動であり、好ましくは自重充填（ｇｒａｖｉｔｙ−ｐａｃｋ）されていることが望ましい。これを達成するためには、フィルターユニットを比較的軽い粒子で部分的に充填し、それにより粒子が喫煙中にフィルターユニット内の自由空間を動き回ることを許容する。フィルターの吸着能力はまた、比較的大きな表面積を有する粒子を用いることにより増大させることができる。上記のフィルター材料は単独で、或いは技術的に周知の一つ又はそれ以上のフィルター用具と組み合わせて用いることができる。さらにまた、この材料はセルロースのような在来のフィルター材料のマトリックス中に分散させることができ、それによりその性能を高めることができる。この材料はまた紙巻タバコの巻紙に適用して、燃焼している端部からの煙の流れを濾過することができる。本発明の一つの実施例においては、表面にメチル基及びヒドロキシル基の両者を有する疎水性の熱分解法（ｆｕｍｅｄ）コロイドシリカがフィルター材料として用いられる。濾過の前及び後におけるタバコの煙の定量分析によれば、タバコの燃焼により発生される微粒子成分を伴わせるという本発明の有用性が明らかに例証される。別の予備的分析によれば、本発明で具現化されているようなコロイドシリカは、極性化合物及び非極性化合物の両者を除去することが示唆される。４、

【図面の簡単な説明】

本発明の上述の利点及びさらなる利点は、以下の説明を添付図面と共に参照することによりより良好に理解されうる。添付図面において、図ＩＡは本発明の一実施例を示す紙巻タバコを部分的に破断除去して示す立面図、図ＩＢは本発明の別の実施例を示す紙巻タバコを部分的に破断除去して示す立面図、図２は種々の供給元からの紙巻タバコ用の熱分解法コロイドシリカによる濾過あり又はなしの場合におけるタバコの連中の微粒子成分の合計量を示す図表であり、及び、図３は熱分解法コロイドシリカの組み込みあり又はなしの場合における、種々の供給元からの紙巻タバコの吸引に対する抵抗を示す図表である。Ｄ１例示的実施例の詳細な説明最初に図ＩＡ及び図ＩＢを参照すると、これらの図面は各々、本発明の好ましい幾つかの特徴を組み込んでいる、数字１０で示された紙巻タバコを示している。概括的に云って、紙巻タバコ１０は３つの部分からなる。刻んだタバコの葉１２からなる本体と、在来の紙巻タバコフィルターユニット１４と、タバコ本体１２と在来のフィルターユニット１４との間に置かれたフィルター材料Ｉ６である。フィルターユニット１４は、酢酸セルロース繊維、活性炭、或いはこれらの組み合わせを含んでいる。他方、フィルター材料１６は、露出された極性基を有する疎水性粒子からなるパウダー状の物質である。フィルター材料１６、即ち疎水性粒子は、タバコの燃焼により発生する各種の有害物質を結合し、従ってタバコの煙の流れから除去することができる。このことが生ずるのは、粒子１６の疎水性表面が非極性化合物を吸着することができ、その一方で、露出された極性基が極性化合物を吸着するのに役立つからである。フィルター材料１６の吸着能力は、喫煙の際に生成される熱によって影響されないのが好ましい。また、フィルター材料１６を構成する疎水性粒子が、フィルター二二ッ［４を通過して喫煙者の口や肺に入ることができないような大きさであることが重要である。必要とされるフィルター材料１６の量は少なくとも３つの要因により左右され、当業者により容易に決定されうる。考慮すべき要因には、タバコ本体１２の大きさ、フィルター材料１６の吸着能力、及び除去が望まれる物質の量が含まれる。本発明の一実施例においでは、疎水性粒子はイリノイ州ツスコラのＣａｂｏｔ　ＣｏｒｐｏｒａｔｉｏｎのＣＡＢＯＳＩＬ　Ｄｉｖｉｓｉｏｎにより供給されるＣＡＢＯＳＩＬＴＳ−７２０Ｍ分Ｍ法シＩ）　ｈ　テアル。ＣＡＢＯＳＩＬ　ＴＳ−７２０Ｂ水性熱分Ｍ法シ！Ｊ　力（以下ｒ　ＣＡＢＯＳ　ＩＬＪと称する）は、高純度の熱分解法シリカ（９９，８％のＳｉＯ□）を、高分子量の有機ケイ素化合物であるポリジメチルシロキサンで処理することにより調製される。より詳しくは、製造過程において、熱分解法シリカの表面はこの有機ケイ素化合物で完全にコーティングされる。このことは、シリカの表面の性質を、親水性から極度に疎水性の特質へと変化させる。ＣＡＢＯＳＩＬの赤外線スペクトルは、コーティングに基づく表面のメチル基の存在、及び幾らかの表面のヒドロキシル基の引き続いての存在をも示す。ＣＡＢＯＳＩＬの表面のメチル基の存在は、その疎水性を大きく増大させる。ＣＡＢＯＳＩＬの電子顕微鏡写真は、この材料が、コーティングされていない熱分解法シリカに典型的な、−次粒子の融合した分岐鎖の凝集体からなることを示している。ＣＡＢＯＳＩＬの他の重要な物性を以下に示す。外観　綿毛状白色パウダー表面積（ｍ”／ｇ）　１００　＋／−２０炭素含有量（重量％）４．５より大水分含有量（重量％）０．５未満強熱減量（重量％）７．０未満比重　１・８嵩密度（ｌｂｓ、／ｃｕ、ｆｔ、）　２から３ＣＡＢＯＳＩＬの同等物として考えられるものは、大きさ、比重、表面積において同様の物性を有し、また表面に極性基を有している疎水性粒子である。この極性基は、チオール類、アミノ類その他である。他方、それらの粒子の疎水性は、極性基に対する煙の成分の接近性に悪影響を及ぼさない限り、他の非極性部分（例えばメチル以外の低級アルキル基）によるものであることができる。再び図ＩＡ及び図ＩＢを参照すると、フィルター材料１６は、タバコ本体１２の一端部と、フィルターユニット１４の内側端部と、タバコ本体１２及びフィルターユニットＩ４を巻いている紙との間に封じ込められた、湾曲したくぼみ１８（図ＩＡでは凹状のくぼみ、図ＩＢでは凸状のくぼみ）に置かれるのが好ましい。また、くぼみ１８はフィルター材料１６で軽く自重充填されているのが望ましい。以下に示されるように、これらの特徴を両方とも備えている紙巻タバコについての吸引抵抗は、標準的な紙巻タバコについてのそれと本質的に同一である。図ＩＡ及び図ＩＢに示された紙巻タバコは、紙巻タバコの製造に関する在来の工程に続けて製造することができるが、それらはまた、フィルターを備えている標準的な紙巻タバコから調製することもできる。例えばまず、ナイフのような鋭利な器具を用いて、標準的な紙巻タバコのフィルターユニット１４とタバコ本体１２とを分離することができる。次いで露出されたフィルターユニット１４の端部を、丸みのある端部その他を備えた硬いロッドにより、凹状又は凸状のくぼみ１８へと圧縮させる。所定量のフィルター材料１６、例えばＣＡＢＯ３比を凹状又は凸状のくぼみ１８へと充填した後、タバコ本体１２と、フィルター材料Ｉ６を含むようにした圧縮したフィルターユニット１４とを適当な手段（紙やアラビアゴムの如き）を用いて接合することにより、紙巻タバコが再生される。以上の記載は、本発明の二つの特定の実施例に限定されている。しかしながら、本発明の利点の一部又は全部を達成しつつ、本発明に対して種々の変更修正を加えることができることは明らかである。従って、以上に開示された実施例はＣＡＢＯＳＩＬその他を含む紙巻タバコではあるが、葉巻やパイプのような他のタバコ喫煙用具もまた、かかるフィルター材料を含むように修正することができる。また、フィルター材料は在来のフィルターユニットと組み合わせて用いることが好ましいのではあるが、所望ならばタバコ喫煙用具において単独の濾過手段として用いることができる。さらに、このフィルター材料は上述したのとは異なる手段によって紙巻タバコに組み入れることができる。例えばそれは、注入その他によって標準的な紙巻タバコのフィルターユニット内に都合よく混入させることができる。或いはまた、紙巻用の紙をＣＡＢＯＳｒＬで処理して、燃焼している端部からの煙の流れにおける有害物質の捕捉を実行することができる。従って請求の範囲の目的は、これらの全ての変更及び修正を本発明の真の思想及び範囲内にあるものとして包含することである。本発明の実施及びその利点は、以下の非制限的な実施例を参照することによりさらに例証される。これらの実施例の全てにおいて、ケンタラキー州しキシントンのケンタラキー大学のＴｏｂａｃｃｏ　ａｎｄ　ｆｌｅａｌｔｈＲｅｓｅａｒｃｈ　Ｉｎ５ｔｉｔｕｔｅから購入した標準的な喫煙装置を用いた。実施例■ ケンタラキー州しキシントンのケンタラキー大学のＴｏｂａｃｃｏ　ａｎｄＥｌｅａｌｔｈ　Ｒｅ５ｅａｒｃｈ　Ｉｎ５ｔｉｔｕｔｅにより製造されている標準研究用フィルター付き紙巻タバコであるＩＲ４Ｆと、各種の市販ブランドのフィルター付き紙巻タバコを用いて、総微粒子成分（ＴＰＭ）を除去するＣＡＢＯＳＩＬの能力を試験した。最初に２ｇｍのＣＡＢＯＳＩＬを、前述したようにして紙巻タバコのフィルターユニットに形成された凹状のくぼみの間シこ置いた。次いで、改良したものとしないものの両方の紙巻タバコについて、濾過されたタバコの連中のＴＰＭの量（紙巻タバコ当たりのｍｇ）を測定した。ＴＰＭは、タバコの煙の中に懸濁されている物質の液滴及び粒子を構成する。結果は図２に示されており、そこにおいて点線の棒は改良した紙巻タバコからの濾過された煙におけるＴＰＭレベルを示し、また実線の棒は改良されていない紙巻タバコについての同様のデータを示す。この実施例は、試験した全ての紙巻タバコからの煙について、ＣＡＢＯＳＩＬがＴＰＭを捕捉することができたことを示している。ＣＡＢＯＳルにより除去されたＴＰＭのパーセンテージはその紙巻タバコの供給元によって異なり、３０％（ＩＲ４Ｆ）から９０％（Ｃａｒｌｔｏｎ）の範囲にあった。実施例Ｉｆ実施例ＩＩにおいて調製された、改良された又は改良されていない紙巻タバコの吸引に対する抵抗（ＲＴＤ、　ｍｍＨ２Ｏで示す）を測定した＠点線の棒が改良された紙巻タバコのＲＴＤを示し、実線の棒が改良なしの紙巻タバコのＲＴＤを示している図３に示されているように、２ｍｇのＣＡＢＯＳＩＬの存在は、吸引抵抗に対して殆ど影響がなかった。各々の紙巻タバコについてのＲＴＤは、被測定紙巻タバコを流れる空気流が１７．　Ｆｏｎｌ／秒（２０℃、７６０　Ｔｏｒｒ）の場合にその入口と出口の間におけるミリメートル水柱で表した圧力降下を測定することにより定量した。実施例ＩＮ前述したようにして１Ｒ４Ｆ紙巻タバコのフィルターユニットに形成した凹状のくぼみの中に、所定量のＣＡＢＯＳルを配置した。各々のくぼみには異なる量のＣＡＢＯＳＩＬ、即ち０．２及び３ｍｇを配置した。これらの紙巻タバコの全てからの濾過された煙のＴＰＭレベル（紙巻タバコ当たりのｍｇ）を測定し、結果を表１に示した。予想通り、煙の中のＴＰＩＪレベルは、ＣＡＢＯＳｒＬの量が増えるに従って減少した。改良を施していない紙巻タバコからの連中におけるＴＰＭの量は７．８ｍｇであった。実施例ＩＶ前述したようにしてＩＲ４Ｆ紙巻タバコのフィルターユニットにそれぞれ形成した、まっすぐなくぼみ、凹状のくぼみ及び凸状のくぼみに対して、３ｍｇのＣＡＢＯＳルを自重充填した。次いで各々の紙巻タバコについてＲＴＤを測定し、結果を表２ｔこ示した。改良していないＪＲ４Ｆ紙巻タバコについてのＲＴＤは１５０ｍｍＨ，Ｏ（公表されている値は１３８ｍｍＨ，Ｏ）であると測定された。従ってＲＴＤに関しては、凹状又は凸状のくぼみを有する改良紙巻タバコの方が、まっすぐなくぼみを備えている改良紙巻タバコよりも良好な結果を与えた。実施例Ｖ４重量％のＣＡＢＯＳＩＬ及び９６％のイソプロピルアルコールを用いて、分散液を調製した。噴霧器を用いてこの分散液を工２本のＩＲ４Ｆ紙巻タバコの巻紙の外側表面上へとスプレーして浸透させた。次いでこのタバコの巻紙を、ヘアドライヤーを用いて乾燥した。ブランク対照として、ＣＡＢＯＳＩＬを含んでいないイソプロピルアルコールをＩＲ４Ｆ紙巻タバコの巻紙に対し同様にして適用した。このようにして処理した紙巻タバコの燃焼端部から集めた煙の流れにおけるＴＰＭレベル（紙巻タバコ当たりのｍｇ）を測定した◇ＣＡＢＯＳｒＬでコーティングしたＩＲ４Ｆ紙巻タバコについての平均ＴＰＭレベルは１３．　ｈｇであり、イソプロピルアルコールだけをスプレーした１Ｒ４Ｆ紙巻タバコについては２３．７ｍｇであった◇補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の７第１項）１、国際出願番号ＰＣＴ／ＵＳ９１１０５９４３２・発明の名称タバコの煙の濾過３、特許出願人東京都中央区日本橋堀留町１丁目８番１１号５　補正書の提出年月日１９９２年３月１３日６、添付書類の目録り１）補正書の写しく翻訳文）　ｌ　通請求の範囲１、燃焼して煙を生成する可燃性タバコ本体と、前記タバコ本体の一端に配置されて前記連中における有害物質を捕捉するフィルターとからなり、前記フィルターが、表面に極性基を備えると共にほぼ水分を含まず電気的に中性な疎水性の粒子を含む材料からなる、タバコ喫煙用具。２、前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項１の喫煙用具。３、９記粒子の疎水性が、その表面にある非極性基の存在に基づくものである、請求項１の喫煙用具。４、前記非極性基が低級アルキル類を含む、請求項３の喫煙用具。５、前記低級アルキル類がメチル原子団を含む、請求項４の喫煙用具。６、前記極性基がヒドロキシル類を含む、請求項２の喫煙用具。７、前記粒子の表面積が約１００［ｏ２／ｇである、請求項１の喫煙用具。８、前記粒子の比重が約１．８である、請求項１の喫煙用具。９、前記粒子の嵩密度が約２から約３１ｂｓ／ｆｔ’である、請求項１の喫煙用具。１０゜多成分フィルターをもたらすべく少なくとも一つの他のフィルター物質を組み合わせてさらに有する、請求項１の喫煙用具。１１、前記載なくとも一つの他のフィルター物質が、前記タバコ本体と前記フィルター材料との間に配置される、請求項１０の喫煙用具。１２、前記フィルター材料が、前記タバコ本体と前記少なくとも一つの他のフィルター物質との間の凹状くぼみに自重充填されている、請求項１１の喫煙用具。１３、前記フィルター材料が、前記タバコ本体と前記少なくとも一つの他のフィルター物質との間の凸状くぼみに自重充填されている、請求項１１の喫煙用具。１４、喫煙用具が紙巻タバコである、請求項１の喫煙用具。１５、多孔質の端部を備えた細長い包囲体と、前記包囲体に収容され表面に極性基を備えたほぼ水分を含まない電気的に中性な疎水性の粒子とからなるタバコの連用のフィルターであって、前記粒子は前記フィルターがタバコ喫煙用具の一端に装着された場合に前記粒子の表面上にフィルターを通過するタバコの連中にありその他端から流出しようとする有害物質を捕捉可能な十分な量で存在していることからなる連用フィルター。１６、前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項１５の連用フィルター。１７、燃焼して煙を生ずる可燃性タバコを包装する紙と、この紙上又は紙白にあるフィルター材料とからなる紙巻タバコであって、前記フィルター材料が表面上に極性基を有するほぼ水分を含まない電気的に中性な疎水性の粒子を含み、該粒子が連中の有害物質を捕捉するのに十分な量で存在している紙巻タバコ。１８、前記粒子が前記紙の外側に適用されている、請求項１７の紙巻タバコ。１９、前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項１８の紙巻タバコ。２０、請求項１７に規定の紙巻タバコの製造方法であって、前記粒子を溶媒中に分散させ、前記粒子を含有する前記溶媒を在来の紙巻タバコの紙上にスプレーし、前記紙から溶媒を除去することからなる方法。２１、前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項２０の方法。２２、前記溶媒がイソプロピルアルコールである、請求項２１の方法。２３、フィルターユニットを備えたタバコ喫煙用具から生成されるタバコの連中の有害物質を捕捉する方法であって、前記フィルターユニット中に表面に極性基を備えた水分を含まない電気的に中性な疎水性粒子を配置し、このフィルターユニットを喫煙用具と組み合わせることからなる方法。２４゜前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項２３の方法。国際調査報告　ＰＣＴ／ＵＳ　９１１０５９４３ｈ−１−−ｍｌＡＨＡｍ１１＠＠Ｎ＠、、２．ＰＣ丁／ＩＩ５９１１０５９４３国際調査報告フロントページの続き（５１）　Ｉｎｔ、　Ｃ１，５識別記号　庁内整理番号Ａ　２４　Ｄ　３／１４　７２２９−４８３／１６　７２２９−４ＢＢＯＩＪ　２０／２８　Ｚ　７２０２−４ＧＤ２ＬＨ２７１００Ｉ

Claims

【特許請求の範囲】

１．燃焼して煙を生成する可燃性タバコ本体と、前記タバコ本体の一端に配置されて前記煙中における有害物質を捕捉するフィルターとからなり、前記フィルターが表面に極性基を備えたほぼ疎水性の粒子を含む材料の有効量からなる、タバコ喫煙用具。
２．前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項１の喫煙用具。
３．前記粒子の疎水性が、その表面にある非極性基の存在に基づくものである、請求項１の喫煙用具。
４．前記非極性基が低級アルキル類を含む、請求項３の喫煙用具。
５．前記低級アルキル類がメチル原子団を含む、請求項４の喫煙用具。
６．前記極性基がヒドロキシル類を含む、請求項２の喫煙用具。
７．前記粒子の表面積が約１００ｍ２／ｇである、請求項１の喫煙用具。
８．前記粒子の比重が約１．８である、請求項１の喫煙用具。
９．前記粒子の嵩密度が約２から約３Ｉｂｓ／ｆｔ３である、請求項１の喫煙用具。
１０．多成分フィルターをもたらすべく少なくとも一つの他のフィルター物質を組み合わせてさらに有する、請求項１の喫煙用具。
１１．前記少なくとも一つの他のフィルター物質が、前記タバコ本体と前記フィルター材料との間に配置される、請求項１０の喫煙用具。
１２．前記フィルター材料が、前記タバコ本体と前記少なくとも一つの他のフィルター物質との間の凹状くぼみに自重充填されている、請求項１１の喫煙用具。
１３．前記フィルター材料が、前記タバコ本体と前記少なくとも一つの他のフィルター物質との間の凸状くぼみに自重充填されている、請求項１１の喫煙用具。
１４．喫煙用具が紙巻タバコである、請求項１の喫煙用具。
１５．多孔質の端部を備えた細長い包囲体と、前記包囲体に収容され表面に極性基を備えたほぼ疎水性の粒子とからなるタバコの煙用のフィルターであって、前記粒子は前記フィルターがタバコ喫煙用具の一端に装着された場合に前記粒子の表面上にフィルターを通過するタバコの煙中にありその他端から流出しようとする有害物質を捕捉可能な十分な量で存在していることからなる煙用フィルター。
１６．前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項１５の煙用フィルター。
１７．燃焼して煙を生ずる可燃性タバコを包装する紙と、この紙上又は紙内にあるフィルター材料とからなる紙巻タバコであって、前記フィルター材料が表面上に極性基を有するほぼ疎水性の粒子を含み、該粒子が煙中の有害物質を捕捉するのに十分な量で存在している紙巻タバコ。
１８．前記粒子が前記紙の外側に適用されている、請求項１７の紙巻タバコ。
１９．前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項１８の紙巻タバコ。
２０．請求項１７に規定の紙巻タバコの製造方法であって、前記粒子を溶媒中に分散させ、前記粒子を含有する前記溶媒を在来の紙巻タバコの紙上更スプレーし、前記紙から溶媒を除去することからなる方法。
２１．前記粒子が棟水性熱分解法コロイドシリカである、請求項２０の方法。
２２．前記溶媒がイソプロピルアルコールである、請求項２１の方法。
２３．フィルターユニットを備えたタバコ喫煙用具から生成されるタバコの煙中の有害物質を捕捉する方法であって、前記フィルターユニット中に表面に極性基を備えた疎水性粒子の有効量を配置し、このフィルターユニットを喫煙用具と組み合わせることからなる方法。
２４．前記粒子が疎水性熱分解法コロイドシリカである、請求項２３の方法。