JPH06501024A - 皮膚腫瘍形成を予防し、存在する腫瘍の後退の原因になるための医薬組成物と方法 - Google Patents
皮膚腫瘍形成を予防し、存在する腫瘍の後退の原因になるための医薬組成物と方法Info
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- JPH06501024A JPH06501024A JP4509999A JP50999992A JPH06501024A JP H06501024 A JPH06501024 A JP H06501024A JP 4509999 A JP4509999 A JP 4509999A JP 50999992 A JP50999992 A JP 50999992A JP H06501024 A JPH06501024 A JP H06501024A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皮膚腫瘍形成を予防し、存在する腫瘍の後退の原因になるための医薬組成物と方
法発明の胃景
発明の分野
本発明は、皮膚腫瘍形成を予防し、存在する腫瘍の後退の原因になるための医薬
組成物と方法に関する。
更に特定すると、本発明は前ガン病変と皮膚ガンを治療するための方法に関して
いて、その方法はインドールカルバゾール化合物の有効量を患者に投与すること
並びにインドールカルバゾール組成と医薬的に受容できる賦形剤を含有する医薬
的組成物に関する。
関連技術の記述
上皮ガンを予防し又は治療する今までの試みは二つの戦略に依存していた。その
一つでは、概してDNA合成を直接に妨害しそして正常細胞と腫瘍性の両方の細
胞を殺滅する毒性のある医薬を使用することである。殺滅の機構は直接の細胞毒
機構による。二番目の戦略は、以前から使用されていた方法であり、ビタミンA
の類似のレチノイド類で治療することによる腫瘍の予防である。レチノイドの作
用機構は理解されていないが、その影響は治療的であるよりむしろ抑制的である
。終期の正常の分化過程の誘導はなく、レチノイドの使用を止めると、腫瘍は元
に戻る。従って、上皮ガンばかりでなく前ガン病変を治療するための方法であっ
て、腫瘍細胞を標的とするように正常の生理的経路を利用する方法を発見するこ
とが要望されている。更には、単に抑制的効果よりというよりは治療的効果を持
てるような、腫瘍細胞の終期分化の原因になる治療法を発見することが要望され
ている。
マウス皮膚発癌モデルは、上皮新生物の発達における初期発生事実並びに腫瘍進
行を伴う後の変化における洞察を可能にした。in vttroでケラナノサイ
トを生育できることは、皮膚新形成において重要である遺伝的及び機成の事実の
解析を更に容易にする。例えば、腫瘍プロモーターであるTPA”は、培養した
初期マウスケラナノサイトでは成熟の強力な誘導剤であるが、新生細胞ではそう
ではない。この fn Vitra における異なる応答は、ホルボールエステ
ルはin vivoにおける腫瘍形成を促進する機構への洞察を可能にする。発
生したマウスの皮膚への12−0−テトラデカノイルホルボールアセテート(T
P A)の繰り返しの適用は、分化−抵抗性発生細胞の乳頭腫中への純系膨張
を可能にする正常ケラナノサイトの成熟と剥離の促進を伴う。この観察に対する
重要な結論は、新生のケラナノサイトの分化する能力を復活させることは、それ
らに非−発腫瘍性を与えるということである。
プロティンキナーゼC(PKC)は、タンパク質をセリンとスレオニン残基にお
いてリン酸化するリン脂質依存性のキナーゼの族からなる。ホルボールエステル
は、PKCに結合しそしてPKCを活性化するので、この酵素は、初Mのケラナ
ノサイトにおける分化誘導マーカーのようなTPA−仲介応答に関係する。PK
Cの機能を更によく理解するための試みで、阻害剤のある種のものが使用された
;しかし残念なことに、これらの全てが他のプロティンキナーゼも阻害し、それ
が無傷の細胞を使用する結果の説明を複雑にする。
現在入手できる最も強力な阻害剤の一つは、スタウロスポリンであり(タマオキ
、T、他、[スタウロスポリン(Staurosporine)、リン脂質/C
a34′″依存性プロテインキナーゼの強力な阻害剤J 、 Bioche!I
1. Biophys、 Res。
Commun、、 135: 397−402.1986)、それはPKCの触
媒領域と相互作用することによりin VitrO中 ナノモルの薬量でPKC
を阻害する(ナカダテ、T、他、「阻害作用の機構を明瞭するためのプロティン
キナーゼCの機能検定の比較J 、 Biochem、 Pharmacol、
、 37: 1541−1545.1988;及び
グロス、J、L、他「プロティンキナーゼCへの[3H]ジメチルスタウロスポ
リンの特異結合の特定ノ。
Biochem、 Pharmacol、、 40: 343−350.199
0)。
スタウロスポリンは幾つかの非上皮細胞型におけるTPAの効果を阻害するもの
の(サコ、T、他、rプロティンキナーゼC阻害剤であるスタウロスポリンの、
ヒト好中球とマウス表皮初期細胞への作用の対比」。
Cancer Res、、 48: 4646−4650.1988;エーデル
フィーンA、G、H,他、「プロティンキナーゼC阻害剤ニスタウロスポリンと
H−7,の、ウサギの膵臓小胞からのコレサイストキニン(cholecyst
okinin)−誘導#素分泌に対する非類似効果J 、 Bur、 J。
Bjochem、、 193: 291−295.1990;ヴエゲスナ、R,
V、他、rスタウロスポリンは、プロティンキナーゼCを阻害し、RBL−1細
胞におけるホルボールエステル仲介−ロイコトリエンD4受容体不感化を予防す
る。J 、 Mo1. Pharmacol、、33: 537−542.19
88;及び
ワトソン、s、p、他[プロティンキナーゼC阻害剤であるスタウロスポリンの
、ヒト血小板に対する作用。
トロンビンによるイノシトール=トリホスペードの形成におけるプロティンキナ
ーゼCについての調節的役目に対する事実。J 、 Biochem、 J、、
249: 345−50.1988)、それはマウスの初期ケラナノサイトに
おけるTPA−仲介成熟を阻害しモしてTPA露出のある種の応答の特徴を誘導
するのに成功しなかった(サコ、T、他、「プロティンキナーゼC阻害剤である
スタウロスポリンの、ヒト好中球とマウス表皮初期細胞への作用の対比」。
Cancer Res、、48: 4646−4650.1988)。
以前には、ヒト膀胱ガン細胞で注射したマウスへのスタウロスポリンの全身投与
が、最大耐性薬量の1/10又は1/20で腫瘍の生育を約60%抑制できたこ
とが報告されている(マイヤー他、「スタウロスポリンの誘導体(CGP 41
251)は、プロティンキナーゼC抑制についての選択性とfn vitro
の抗−増殖活性並びにin vivoの抗腫瘍活性を示すJ 、Int、 J、
Cancer、 43゜(1989)、 851−856頁)。
細胞培養検定を使用して、シュヴアルッ他(「侵入性ヒト膀胱ガン細胞の侵入の
阻害J 、 J、of the Nat。
Cancer rnst、、82巻、 No、22. 1753−1756頁、
(1990年11月21日発行))は、スタウロスポリンは膀胱ガン細胞のI
l瘍細胞の侵入を阻害しているかも知れないと示唆したがin vivoではこ
れは確認されなかった。
オンライアン他 扁集、(スタウロスポリン:腫瘍細胞侵入の阻害剤の新規類の
前駆型? J 、 J、 of the Nat。
Cancer rnst、、82 S、 No、22. 1734−1735頁
、 (1990年11月21日発行))は、スタウロスポリンは、そのプロティ
ンキナーゼを阻害する能力の故に抗膿瘍活性を持っているかも知れないと述べて
いる。
マイヤー他、シュヴアルッ他とオンライアン他の全ては、皮膚のガン性又は前ガ
ン性の状態を治療するのにスタウロスポリンを使用することを開示していない。
上述の記述を観ると、皮膚のガン性又は前ガン性の状態を治療するための有効且
つ治療的である方法を得ることが要望されている。
本発明の概要
従って、本発明の目的は、皮膚のガン性又は前ガン性の状態を予防且つ治療する
方法であって上述の問題を克服する方法を提供することである。
本発明の別の目的は、医薬的組成物と存在する皮膚の新生物的病変の退行の原因
になる方法を提供することである。
本発明の別の目的は、上皮ガンばかりでなく前ガン病変を治療する方法であって
、腫瘍細胞を標的とするように正常の生理的経路を利用する方法を提供すること
である。
本発明の更に別の目的は、上皮ガンばかりでなく前ガン病変を治療する方法であ
って、その方法が履瘍細胞の終期分化の原因になりそれにより治療効果が得られ
る方法を提供することである。
本発明の更に又別の目的は、スタウロスポリンと他の強力なインドールカルバゾ
ール化合物を局所適用する方法であって、皮膚腫瘍細胞の形成を予防しそして皮
膚腫瘍Jl[I胞における終期分化を誘導し、かくして腫瘍塊の永久的根絶の原
因になる方法を提供することである。
上述の目的地は、皮膚の前ガン性とガン性の状態を治療するための方法であって
、インドールカルバゾール化合物と医薬的に受容できる賦形剤を含有する組成物
の有効量を患者に投与することを包含する方法を提供することによる本発明に従
って達成される。
本発明の別の実施態様は、皮膚の前ガン性とガン性の状態を、インドールカルバ
ゾール化合物と医薬的に受容できる賦形剤を含有する組成物を患者の皮膚に局部
的に投与することにより治療することである。
本発明の別の実施態様では、医薬的組成物が提供されることであって、その組成
物は次式のインドールカルバゾール化合物と組み合わせた医薬的に受容できる局
所的担体を含有する:
(式中、R1は水素原子又はベンジル基を表し;R2は水素原子又はベンゾイル
基を表し;そしてR8は水素原子又はヒドロキシを表す。)。
OR。
式2
(式中、R+(よ水素原子又は低級アルキル基を表し;R2はカルボキシル基又
は低級アルキル基でエステル化されたカルボキシレート基を表し;
R3は水素原子又は低級アルコキシ基を表し;そしてR4とR6は水素原子を表
す。)。
本発明の適用性の別の観点は、下記の詳細な記述と図面から明瞭になる。しかし
、好ましい実施態様を示している詳細な記述と具体例は説明だけのために記載さ
れたものであると理解されなければならない:というのは本発明の精神と範囲内
のいろいろの変化と改良はこの詳細な記述から当業者にとって明瞭になるからで
ある。
図面の簡単な説明
本発明を下記の添付した図面の簡単な説明するニス1は、初期のケラナノサイト
におけるスタウロスポリンとTPAが誘導した形態的変化の位相差顕微鏡写真(
倍率:X90)を示す。
図2は、TPAとスタウロスポリンの投与量に対する表皮のトランスグルタミナ
ーゼの活性を示すグラフである。
図3は、スタウロスポリンとTPAによる不溶性膜の誘導を示すグラフである。
図4は、新生ケラナノサイト細胞系におけるスタウロスポリンが誘導した形態的
分化の位相差顕微鏡写真(倍率:X90)を示す。
図5は、TPAとスタウロスポリンの薬量に対する表皮のトランスグルタミナー
ゼの活性を示すグラフである。
図6は、スタウロスポリンとTPAによる不溶性膜のmsを示すグラフである。
図7は、スタウロスポリンに暴露した初期のケラナノサイトにおける不溶性膜形
成を部分的に阻害するPKCの下方調節を示すグラフである。
図8は、初期ケラナノサイトにおけるオルニチン−デカルポジラーゼ活性のスタ
ウロスポリンによる誘導を示すグラフである。
図9は、スタウロスポリンとTPAによる 1lll EGFの阻害を示すグラ
フである。
図10は、PKCの下方調節が、’!’I−EGF結合のスタウロスポリン仲介
阻害を部分的に阻害していることを示すグラフである。
図11は、スタウロスポリンとTPAによるc−fosm−RNAの誘導を示す
プロット解析である。
1112は、40kDタンパク質のリン酸化を、TPAが誘導し、そしてスタウ
ロスポリンが誘導しないことを示すプロット解析である。
図13−18は、実施何重ないし16の各々の結果を示すプロット解析である。
発明の詳細な説明
本発明の目的は、末端分化の正常状態の誘導によって、上皮置型、及び他の上皮
に誘発された腫瘍(これは、同様な暴露に対して感受性であってよい)の生成を
阻止することである。腫瘍形成における初期の変化は、信号(これは通常、親組
繊細胞中の末端分化を誘導する)の抵抗である。それ故、腫瘍細胞は、前記組織
の正常細胞が末端的に分化するであろう条件下で成長する。培養液中及び生体内
における腫瘍性の皮膚細泡内では、本発明のスタウロスポリン及びインドールカ
ルバゾール化合物は、各々、分化を誘発するための及び腫瘍生成を阻止するため
の潜在的能力を有している。本発明のインドールカルバゾール化合物は、正常な
生理学的径路(これは、腫瘍細胞中で変更される)を侵害することにより作用を
示す、即ち、スタウロスポリン及び可能であれば他のインドールカルバゾール化
合物は、分化の正常なプログラムを促進させるための前記変換を逆転させ得る。
それ故、末端分化(これは明らかに、腫瘍細胞からなる治療された有機体から除
去する)は、治療における結果よりもむしろ治療における結果として生じる。
本発明者らは、スタウロスポリン及び可能であれば他のインドールカルバゾール
化合物は、とりわけ一定の投与量において、通常プロティンキナーゼCの活性化
に寄与する変化を生じさせ得るということを発見した。ホルボールエステルは、
正常な皮膚細胞中でプロティンキナーゼCを活性化するが、しかし皮膚腫瘍細胞
中では有効でない。しかしながら、スタウロスポリンは適当な投与量において、
皮lIIM!瘍細胞中で通常の本ルボールエステル様の効果を生じさせる。スタ
ウロスポリンは、培養液中の皮膚腫瘍細胞に末端分化を生じさせ、酵素トランス
グルタミナーゼを刺激し、細胞膜の架橋及び細胞死を生じさせる。スタウロスポ
リン及びインドールカルバゾール化合物の前記活性は不可逆的であり、且つ幾つ
かの種類の良性の及び悪性の皮膚腫瘍細胞に対して作用する。
良性の皮膚腫瘍細胞がマウスの皮膚に移植された場合には、それらは数週間以内
に腫瘍を形成する。しかしながら、スタウロスポリンを用いる移植部位の治療は
、不可逆的に腫瘍形成を完全に阻止する。皮膚の初期癌及び癌状態の局処的治療
のだめのスタウロスポリンを包含するインドールカルバゾール化合物は本発明に
より包含されるので、前記化合物の全身的施薬は皮膚における癌の成長に影響を
及ぼし得る又は癌抑制治療剤として作用し得る。プロティンキナーゼCは細胞中
の分化も調節するので、他の上皮的な標的部位、例えば結腸、膀胱及び肺も、本
発明の前記化合物を用いる治療によって影響を及ぼされ得る。
本発明の方法及び薬用組成物において有用なインドールカルバゾール化合物は、
下記式:
C式中、R,は水素原子又はベンジル基を表わし;R1は水素原子又はベンジル
基を表わし;そしてR1は水素原子又はヒドロキシ基を表わす〕、
式2
〔式中、R1は水素原子又は低級アルキル基を表わし;R8はカルボキシル基又
は低級アルキル基を用いてエステル化されたカルボキシレートを表わし;R,は
水素原子又は低級アルキル基を表わし:そしてR4及びR,は水素原子を表わす
〕で表わされる化合物を包含する。
好ましい化合物は、以下の表1.2及び3中に掲げられた化合物を包含する。
化合物 R,R,R。
I HHH
2Hベンジル基 H
3ベンジル基 ベンジル基 H
4HHOH
H2
OR。
式2
%式%
とりわけ好ましい化合物は、スタウロスポリンである。
式1及び2によって示される表1及び2中に掲げられたインドールカルバゾール
化合物は、全て従来技術において公知の化合物である。化合物1はスタウロスポ
リンであり、そしてタカハシ(Takahasi)他、”UCN−Ol、ストレ
プトミセスから得られたプロティンキナーゼCの選択的阻害薬(UCN−01,
a 5elective 1nhibitor ofprotein kina
se Cfrom streptomyces) ’ 、 J、 Antibi
。
ている。化合物2及び3は、メイヤー(Mayer )他、“スタウロスポリン
誘導体(CGP 41251)は、プロティンキナーゼC阻害のための選択性、
及び生体外における抗−増殖性、並びに生体内における抗−腫瘍活性を示す〔A
derivative of 5taurosporine (CGP 41
251) shows 5electively for protein k
inase C1nhibition and 1nvitro anti−p
roliferative as well as in vivo anti
−tumoractivity) ’、43 :851−856. 1989に
記載されている。化合物4は、タカハシ(Takahasi)他、“プロティン
キナーゼCに対する7−0−メチルUCN−01の有効な選択的阻害(Pote
nt 5elective 1nhibition of 7−0−methy
l UCN−01against protein kinasec)’、 J
、 Antjbiotics、39:1059−1065゜1988;及びヤス
ザワ(Yasuzawa)他、“新規プロティンキナーゼC阻害剤に一252a
、b、C及びdの構造(The 5tructures af the nav
el protein kinase Cjnhibitors K−252a
、b、c、and d) ″、 J、 Antibiotics、39:107
2−1078.1986.及びナカニシ(Nakanishi )他、”K−2
52b、c及びd、微生物源から得られたプロティンキナーゼCの有効な選択的
阻害剤(K−252b、c and d、potent 1nhibitors
of protein kinase Cfrom m1crobjal o
rigin) ’ 、 J、 Antibiotics、3工:1066i07
1,1986に記載されている。
化合物7は、ナカニシ(Nakanishi )他、“KT5926、ミオシン
ライトチェインキナーゼの有効な且つ選択的阻害剤(KT5926.a pot
ent and 5elective 1nhfbitorsof myosi
n Hght chain kinase ) ’ 、Mo1. Pharma
col、、37:482−488.1990に記載されている。
化合l4J8及び9は、カセ(Kase)他、“K−252化合物、プロティン
キナーゼC及び環式ヌクレオチド−依存性プロティンキナーゼの新規な且つ有効
な阻害剤(K−252compounds、novel and potent
1nhfbitors of proteinkinase Cand cy
clic nucleotide−dependent protefnkin
ases ) ’ 、 Biochem、 Biophys、 Res、 Co
o+mun、、14−2:436−440.1987に記載されている。
本発明において用いられるインドールカルバゾール化合物は、角化練細胞腫、光
線性角化症、基底細胞腫、鱗細胞腫、ボークエン病(Bowen’s dise
ase )及びポルカニ(barrucae)を包含する種々の初期癌の病変及
び皮膚癌を治療するために使用される。本発明に基づ(治療方法の第一の態様は
、上皮腫瘍及び/又は初期癌の病変を治療するためにインドールカルバゾール化
合物及び薬学的に許容され得る賦形剤を含む薬用組成物の有効量を患者に施薬す
ることを包含する。
本発明の第二の態様においては、皮膚の初期癌及び癌状態は、インドールカルバ
ゾール化合物及び薬学的に許容され得る賦形剤を含む薬用組成物を患者の皮膚に
局処的に施薬することによって治療する方法が提供される。
局処的治療は、存在する病変に対する直接的な及び選択的な有効成分の塗布を行
い、それ故、病変が存在しない部位に対する可能な毒性を最小とする。
本発明により包含される薬用組成物は、薬学的に許容され得る賦形剤、例えば代
表的な担体を伴う上記インドールカルバゾール化合物を含む。
本発明において用いられるインドールカルバゾール化合物は、適当な薬学的に許
容され得る担体又は希釈剤と配合することによって薬用組成物に調製されてよ(
、そして固体、半固体、液体又は気体の形態、例えばタブレット、カプセル、粉
剤、粒剤、軟膏、クリーム、ローション、溶液、座薬、注射薬、吸入剤、及びそ
れらの個々の施薬経路のための通常の方法におけるエーロゾルの製剤に製剤化さ
れてよい。
下記の方法及び賦形剤は単なる何示であり、そして全(限定的なものではない。
薬剤の投与形態においては、本発明において用いられるインドールカルバゾール
化合物は、それらの薬学的に許容され得る塩の形態で使用されてよ(、そして単
独で又は適当に組み合わせて、並びに他の薬剤的な有効成分と配合して使用され
てよい。
経口製剤の場合には、インドールカルバゾール化合物は、タブレット、粉剤、粒
剤又はカプセルを調製するために、単独で又は適当な添加剤と配合して、例えば
慣用の添Ia剤例えばラクトース、マンニトール、コーンスターチ又はポテトス
ターチと共に;結合剤例えば結晶性セルロース、セルロース誘導体、アカシア、
コーンスターチ又はゼラチンと共に;砕解剤例えばコーンスターチ、ポテトスタ
ーチ又はカルボキシメチルセルロースナトリウムと共に;潤滑剤例えばタルク又
はステアリン酸マグネシウムと共に;並びに所望により、希釈剤、緩衝剤、湿潤
剤、防腐剤及び風味剤と共に、使用されてよい。
更に、本発明において用いられるインドールカルバゾール化合物は、種々の基剤
例えば乳化性基剤剤又は水溶性基剤と共に混合することにより、座薬に調製され
てよ本発明において用いられるインドールカルバゾール化合物は、それらを水性
又は非水性溶媒、例えば植物油、合成脂肪酸グリセリド、高級慶肪酸のエステル
又はプロピレングリコール中に;及び所望により、慣用の添加剤何えば可溶化剤
、等張剤、懸濁剤、乳化剤、安定剤及び防腐剤と共に、溶解、懸濁又は乳化する
ことにより、注射のための製剤に製剤化され得る。
吸入剤又はエーロゾル製剤の場合には、液体又は微細粉末の形態にある本発明に
おいて用いられるインドールカルバゾール化合物は、ガス状又は液体状噴霧剤と
共に、及び所望により、慣用の助剤例えば給湿剤と一緒に、エーロゾル容器内に
充填されてよい。それらは非加圧製剤のための薬剤として、例えばネブライザー
又はアトマイザ−に関して製剤化されてもよい。
本発明において用いられるスタウロスポリン又はインドールカルバゾール化合物
の使用すべき量は、遭遇した病気の程度及び病気の段階に従って変化する。標的
にされた初期癌又は癌細胞に対して局部的に塗布される適当な局外的投与量は、
6.25−0.00625ナノモル/cm”、更に好ましくは0.625−0.
00625ナノモル/cm”である。この投与は、施薬、溶媒、毒性又は疼痛の
過程により表わされ得る。
経口施薬のための単位投与形態例えばシロップ、エリキシル、及び懸濁液(この
場合、各投与単位例えば茶さじ一杯、テーブルスプーン一杯は、本発明において
用いられるインドールカルバゾール化合物の予め決定された量を含む)は、薬学
的に許容され得る担体例えば注射用無菌水、USPによるもの、又は通常の食塩
水によるものであってよい。
本発明において用いられるインドールカルバゾール化合物は、座薬を経由して直
腸的に施薬され得る。座薬は賦形剤例えばココアバター、カルボワックス及びポ
リエチレングリコール(これらは体温で溶解するが、室温ではまだ固化されてい
る)を含んでいてよい。
本発明において用いられるインドールカルバゾール化合物は、吸入剤を経由して
施薬すべきエーロゾル製剤として眉いられてよい。本発明において眉いられるイ
ンドールカルバゾール化合物は、加圧された許容され得る推進体例えばジクロロ
ジフルオロメタン、プロパン、窒素及び同種のもの中に製剤化されてよい。
本文中で使用される用語“単位投与形態″は、ヒト及び動物対象のための単位的
な投与として適当な物理的に分離している単位(各単位は、薬学的に許容され得
る希釈剤、担体又は運搬体と組み合わせて望ましい効果を得るために充分な量と
して計算されたインドールカルバゾール化合物の予め決定された量を含んでいる
)を表わす。
本発明の新規単位投与形態のための取り扱いは、用いられる特定の化合物及び得
られる効果、並びにホスト内の各化合物と一緒になった薬理学に依存する。
薬学的に許容され得る賦形剤、例えば運搬体、助剤、担体又は希釈剤は、一般の
人々が容易に利用可能である。
投与における如何なる必要な助剤も、病理学の厳格さに合致させて容易に調製さ
れ且つ当業者によって容易に調整され得る。
プロティンキナーゼC作用薬のスタウロスポリンによる誘導
正常の及び癌のマウスの効果及び成熟
生体外におけるケラナノサイト
スタウロスポリンは、カリホルニア州、ラ ジタラCLa Joll&)のカル
ビオケム(Calbiochem)社から購入した:TPAは、マサチューセッ
ツ州、ヲーボーン(WOburn)のエルシー サービセス(LC5ervic
es )社から購入した。 sH−プトレシン、′4C−才ルニチン、 1″′
I−EGF (表皮成長因子)、及びγ”P−ATPは、マサチューセッツ州、
ボストン(Boston)のエヌイーエヌ(NBN )社から購入した。EGF
(受容体グレード)は、マサチューセッツ州、ベッドフt−ド(Bedfotd
)のコラボラティブ リサーチ(eollaborative Re5ear
ch)社から購入した;そしてジギトニン(〜50%粉末)は、ミズーリ州、セ
ントルイス(St、 Louts )のジグv(Sigma )社から購入した
。ブリオスタチン(ブリオスタチン1)は、アリシナ州、テンペ(Tempe
) r アリシナ州立大学(Arizona 5tate Universit
y)のジー、アール。
ベティット博士(DR,G、 R,Pettit)により、多量に提供された。
細胞培養:
主な上皮ケラナノサイトは、記載された如(〔ヘニングス、エッチ、(Henn
ings、H,)他、“培養液中のマウス上皮細胞の成長及び分化のカルシウム
調節(QBlciumregulation of growth and d
ifferentiation of mouseepfdermal cel
ls in culture> ” 、 Ce1l、19 : 245−254
.1980)、新生Ba1b/cマウスから単離された。癌ケラナノサイト細胞
ライン308は、生体内において7,12−ジメチルベンズ[a]チアンラセン
を用いて教示されたBa1b/cマウス皮膚から確立され、sp−i細胞ライン
は、7.12−ジメチルベンズ[a]チアンラセン及び12−O−テトラデカノ
イルポルボール(TPA)促進〔ストリックランド、ジエイ。
イー、(5trickland、 J、 B、 )他、“活性化されたrasH
a厘瘍ゲン腫瘍み且つ無胸腺症のヌードマウスホストに関する皮膚移植において
乳頭腫を形成するネズミの上皮細胞ラインの発現(Development o
f murine epidermal cell 1ines which
contain an activated rasHa oncogenea
nd form papillomas in 5kin grafts on
athymic nude mouse hosts ) ’ 、 Canc
er Res、、 4 B + 185−189.1988)を用いた教示によ
ってセンカーマウス(Sencar m1ce )に関して産生された乳頭腫か
ら確立された。308及びSP−1細胞の両方は、免疫欠損症のマウスの背に移
植された場合には、良性の乳頭腫を形成する〔ストリックランド、ジェイ、イー
、(Strickland、J、B、)他、“活性化されたrasHa腫瘍ゲン
を含み且つ無胸腺症のヌードマウスホストに関する皮膚移植において乳頭腫を形
成するネズミの上皮細胞ラインの発現(Development of mur
ine epidermal cell 1ines which conta
in an activated rasHa oncogene and f
arm papillatnasin 5kjn grafts on ath
ymic nude mouse hosts )″。
CancerRes、、48: 165−169.1988)++主な並びに癌
のケラナノサイトは、8%混合(chelexed)胎児子牛血清及び1%抗生
/抗真菌溶液を含むイーグルの最小基本媒体(Eagle’s m1nia+u
m essential tnedium)中で培養された〔ヘニングス、エッ
チ、(Hennings、H,)他、“培養液中のマウス上皮細胞の成長及び分
化のカルシウムmm (CalciuLllregulation of gr
owth and differentiation of mouse ep
idermal cells in culture) ” 。
Ca1l、±9:245−254.1980)、特記しない限り、前記媒体中の
Ca ”″の濃度は、非分化!B胞の基準細胞様母集団を保持するために0 、
05 mMl:TlInされた〔ユスパ、ニス、エッチ、(Yuspa、S、
H,)他、“ネズミの上皮分化マーカの発現は、生体外における限定された細
胞外のカルシウム濃度によって厳密に調節される(Expression of
murine epidermal differentiation ma
rkers is tightly regulated by restri
cted extracellular ealcium concentra
tions in vitro ) ’ 、 J、 Ce1IBio1..10
9:1207−1217.1989)。
酵素分析:
上皮のトランスグルタミナーゼの活性は、ジメチルカゼイン(20)に対するs
H−プトレシンの架橋を測定することによって決定された。細胞溶解産物は、組
織トランスグルタミナーゼを不活性化するために1o分間37℃でインキュベー
トされた。細胞溶解産物のオルニチンデカルボキシラーゼ活性は、”C−オルニ
チンからの” CO*の放出を定量することによって決定された(サコ、ティー
、(Sako、T、 )他、“主なマウス上皮細胞に間するホルボールエステル
腫瘍促進剤の効果のブリオスタチンlによる部分的な並行現象及び部分的な遮断
(Partial parallelism and partial blo
ckade by bryostatin 1 of effects of
phorbol ester tumor promoters 。
n primary mouse epidermal cells ) ’
、 Cancer Res、。
角質化された膜の定量:
ケラナノサイトは、僅かな変法を用いて、記載の如(〔ナガエ、ニス、(Nag
ae、 S、 )他、“角質化された膜生成に関するレチン酸の効果:生体内及
び生体外における自発的膜生成の間の相違、及び膜受容能力の発現(Effec
t of retinoic acjd on cornified enve
lope formati。
a:difference betyteen 5pontaneous en
velope formati。
n ill ViVo 0r in vitro and eXpressiO
n of enVelope Competence ) ’ 、 J、 In
vest、 Dermatol、、89 : 51−58.1987)、角質化
された膜生成のために分析された。移動性細胞は、Ca ”及びMg■を含まな
いホスフェート緩衝化食塩水(PBS)を使用する2回洗浄を伴う、各々の60
mm皿からの培養媒体の捕集及び混合によって取り込まれた。細胞は、ベンチト
ップ医療用遠心分離機内で1100Orpで5分間ペレット化し、次いで溶解緩
衝液(PBS中の2%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)及び20mMジチオト
レイトール100μm中に再懸濁された。付加された細胞は250μm溶解緩衝
液中に取り込まれ、移動性細胞からなる組成物と混合され、次いで10分間95
℃でインキュベートされた。
非可剪化された、そのままの角質化された!!!(末端的に分化されたケラナノ
サイトが特徴)は、血球針を使用して計数されたCナガエ、ニス、(Nagae
、 S、 )他、“角質化された膜生成に関するレチン酸の効果:生体内及び生
体外における自発的膜生成の間の相違、及び膜受容能力の発現(Effect
of retinoic acid on cornified envela
pe formation:difference between 5pon
taneous envelape formation in vivo O
r in VitrOand expression 。
f envelope competence ) ” 、J、Invest、
Dermatol、。
89:51−58.1987)。
I″J−上皮成長因子(EGF)結合:EGF結合は、2.5X10”細胞/穴
の細胞密度に作られた6−大組織培養皿で観察された〔ストリックランド、ジェ
イ、イー、(Strickland、J、E、 )他、″上皮成長因子と、発癌
に対して抵抗性及び感受性であるマウスの基準の及び分化された上皮細胞との干
渉(Interactfan of epfdermal growth fa
ctor with basal and differentiating
epidermal cells of m1ce resistant an
dsensitive to carcinogenesis ) ’ 、 C
arcinogenesis。
旦ニア35−740.1984)。処理後、培養物は4℃で結合性緩衝液(50
mM N、N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−2−アミノスルホン酸(pH
6,8)及び1mg/mlウシ血清アルブミンを含むズルベツコの最小基本媒体
(Dulbecco’s minimum essential medium
) )を用いて2回洗浄され、次いで氷床上で4−6時間、 ■″I−EGF
(1,4X10’ dpm)を含む1ml結合性緩衝液を用いてインキュベー
トした〔ストリックランド、ジエイ、イー、(Strickland、J、E、
)他。
“上皮成長因子と、発癌に対して抵抗性及び感受性であるマウスの基準の及び分
化された上皮細胞との干渉(Interactian af epiderma
l growth factor with basal and diffe
rentiating epiderInal cells af m1ce
resjstant and 5ensitive to carcinoge
oesis ) ” 、Carcinogenesjs、5ニア35−740.
1984)6培養物の第二のセットは、放射性配位子の非特異的結合性を観察す
るために、更に、1μg/ml非標識化EGFを受け入れた。インキュベーショ
ン期間に続いて、培養物は氷冷した結合性緩衝液を用いて4回洗浄され、1.5
ml溶解緩衝液(0,IM Fリス(pH7,4)、0.5%SDS、1mM
EDTA)中に取り込まれ、次イテシンチレーション計数によって放射能決定さ
れた。
RNA単腫およびノーザンプロット分析RNAは、5.7M塩化セシウムグラジ
ェントを用いるグアニジンイソチオシアネート溶1液の超遠心分離により単離さ
れた( Chirgwjn、 J、 M、等、「リボヌクレアーゼを増やした供
給源から生物学的に活性なリボ核酸の単離J 、 Biochemistry、
18 : 5294−5299.1979)。
全RNA20ugが列あたり注入され、そして0.66Mホルマルアルデヒドを
含有する1%アガロースゲル中で電気泳動を行った(Davjs等、「分子生物
学における基本的方法J、ニューヨーク:エルゼビア、1986)。RNAは強
化されたニトロセルロースM (BA−3NC;シュライヒャー・アンド・シュ
ーエル。
キーン、ニューハンプシャー)にプロブトされ、そして真空オーブン内で2時間
焼き付けた。フィルターを以前記載されたように(Yuspa、 S、 H,等
、「マウス表皮分化マーカーの発現は制限された細胞外カルシウム濃度により試
験管内で強く制御されるJ 、 J、 CεLL、BioL、、 109: 1
207−1217.1989 ) 50 %*Jkム7ミド含有緩衝液中、42
℃で一晩前もってハイブリッド形成させ;プローブ約20X10@dpmを添加
し、そしてハイブリッド形成が一晩行われた。最後の洗浄が0.1%SOSを含
む0.2XSSCを眉いて65℃で行われた。フィルターがコダックX−Oma
tARフィルムにスクリーンを補強しながら一70℃で暴露された。マウスc−
fos転写物がフィンケルービスキスージンキレス(FBJ)マウス肉腫ウィル
ス配列(Cu構造:関連ヘルパーウィルスの分子クローニングおよびマウスとヒ
ト細胞からのv−fos遺伝子の細胞相同性」。
Mat、 Ce11. IJioL、、 3 : 914−921.1983
)からの122kb#gll[ないしSat Iフラグメントを用いて検出され
た。オートラジオグラフィーに続いて、残りのプローブが脱イオン水中の1%グ
リセロール中、80℃で2分間の洗浄により除去され(Davis、 L、G、
等、「分子生物学における基本的方法」、ニューヨーク:エルゼビア、 198
6) 、そしてフィルターは、pUc18ベクター内の全長ラットグリセルアル
デヒドホスフェートデヒドロゲナーゼ(GAPDH)cDNAに再びハイブリッ
ド形成させた(Fort、 P、等、「種々のラット成熟組織はグリセルアルデ
ヒド−3−ホスフェート−デヒドロゲナーゼマルチ遺伝子ファミリーからの1つ
の主なmRNA種のみを発現するJ 、 NucLeic、 Ac1ds、 R
ts、、 13: 1431−1442.1985 ) 、プローブは5×10
”cpm/μgDNAの比活性までランダムプライムにより標識された。
細胞透過性およびttp標識化リンすンパク質分析第−次マウス角化細胞が実質
的に記載されたように(8rusalimsky、 J、D、等、「ジアシルグ
リセロール。
およびホルボルエステルは透過性にされた3T3細胞においてMr=80000
タンパク質キナーゼC基質のリン酸化を急激に刺激するJ 、 J、 Bias
、 Chert、、 2θ3 :19188−19194.1988) ”P−
人TPの取込みを促進するためにジギトニンで透過性にされた。異なるジキトニ
ン濃度で透過性の効果をまず評価するため1こ、DNA結合性フルオロクロムプ
ロビデイウムヨーダイト5−10 μg/m 1 (Jones、 K、H,等
、「フルオレセインジアセテートーブロビデイウムヨーダイドでの同時染色によ
り細胞の生存を検出するための改良方法」。
J、 HIstichetx、 Cytochem、、 33 : 77−79
.1985 )が標識ATPの代わりに透過緩衝液に添加された。37℃で1−
3分間の保温後、緩衝液が除去され、そして細胞は蛍光R微鍍の前にPBSで3
−4回洗浄された。
プロビデイウムヨーダイトは無傷の細胞には浸透しないので、透過性は核蛍光を
示す細胞の出現により確認された。*spH朧に続いて、細胞はすぐに集められ
、そして溶菌液をSDS/8.5%ポリアクリルアミドゲル電気泳動に供した。
概略の分子量が予め染色されたマーカー(アマルシャム、アーリントン・)Aイ
ツ。
イリノイ)を用いて決定された。乾燥ゲルをコダックX−OmatARフィルム
に一70℃で現像前に暴露した。
種々のアブセイ
細胞毒性はトリバンブルー排除を生存細胞のマーカーとして用いて決定された。
80mm培養皿中番;成長する細胞をPBSで1回洗浄し、通常の食塩水(ギブ
コ、ロブクビイル、メリーランド)中の0.4%トリバンブルー1mlと室温で
保温し、PBSで2回洗浄し、次いで細胞を数えるまで氷上に置いた。細胞溶菌
液中のタンパク質は市販の比色定量法(パイオーラド・ラボラトリーズ、リッチ
モンド、カリフォルニア)を用いて決定された。
結果
TPAおよびスタウロスポリンの両方は第一次角化細胞の成熟を試験管内で誘導
する。
0.05mMCa”培地中で成長した第一次角化細胞は十分に規定された細胞間
空間を有する基本的細胞様表現型および特徴的な丸石様の外観を示す。図1は、
スタウロスポリンおよびTPAが第一次角化細胞における同様の形態学的変化を
誘導することを示す。0゜1%DMSO110nMスタウロスポリンまたは16
0nM TPAを含存するWr#な培地を5日齢の第一次角化細胞培養物に添加
した。位相差顕微鏡写真が処理語始後の示された時間で撮影された。同様の結果
が3回の追加の実験で得られた。倍率はx90だった。
10nMスタウロスポリンまたは180nMTPAの添加により、20分後に最
初に検出可能である細胞形態の急速な変更が結果として生じた。両方の薬剤が伸
長された形態を3時間までに誘導する間に、TPAに暴露した細胞はより強く変
更され、そして先細の樹脂状突起様変化をしばしば示す(図1)。24時間後、
TPA処理培養物中の細胞の約50%がよせ集められ、そして基質から分離され
た(ill):これは、o、05mMCa”を育する培地において分化を薬学的
に誘導されず、そして非特異的細胞毒性を反映しない角化細胞における特徴的応
答である。TPAと異なり、スタウロスポリンに24時間暴露された培養物中の
ほぼ全ての細胞は、い(つかの小さい2極性細胞をあとに残して基質から分離さ
れた(図1)。TPA処理培養物中の多くの残りの細胞はケラチン14に対して
免疫反応性であり、一方、スタウロスポリン処理培養物には何も陽性ではなく
(データは示されていない)、スタウロスポリンは基質から実質的に全ての角化
細胞の分離を誘導することを示す。10nMスタウロスポリンへの形態学的応答
が直接細胞毒性により引き起こされるか否かを決定するために、スタウロスポリ
ンに暴露された第一次角化細胞がトリバンブルー排除により追跡された。DMS
O対照および≦10nMスタウロスポリンと処理された培養物おいて、細胞のく
5%がトリパンブルーを取り込んだ。しかし、予期しなかったわけではないが、
実質的な細胞損傷がより高いスタウロスポリン投与量の際に、1μMスタウロス
ポリンへの7.5時間暴露後にトリバンブルー「陽性」の細胞74%でもって得
られ辱る(データは示していない)。
これらの発見は、10nMスタウロスポリンに対する形態学的応答が大きな細胞
毒性なしに生じることを示す。
表皮トランスグルタミナーゼ活性は生体内および試験管内の両方で角化細胞の最
終的な分化において高められる。8EI齢の第一次角化細胞へのスタウロスポリ
ンまたはTPAのいずれかの添加は、表皮トランスグルタミナーゼの投与量依存
性誘導を結果として生じる。
図2は、スタウロスポリンおよびTPAの両方が第一次角化細胞において表皮ト
ランスグルタミナーゼを投与量に依存した様式で活性化することを示す。8日齢
の培養物は示された投与量でスタウロスポリンまたはTPAを含む1.4mMC
a”培地の添m9時間後に集められた。対照培養物(OnM投与量)は0.1%
DMSOと処理された。各点は誤差の範囲が示された2つの皿の平均である。ス
タウロスポリンは10nMで酵素活性が4倍の増加を示し:TPAは100およ
び11000nで5倍の増加を示した(図2)。スタウロスポリンによるトラン
スグルタミナーゼ活性の誘導はlQnMの投与量まで強く制限されており、一方
、TPA関与活性は10nMないル10μMの範囲の投与量で生じる。より高い
スタウロスポリン投与量でのトランスグルタミナーゼの誘導の不在は1100n
以上の濃度での毒性作用と一致するが、一方、10nM投与量はプログラムされ
た応答を引き出す。
表皮トランスグルタミナーゼの活性化は、最終的に分化した角化細胞の特徴的な
硬質の界面活性剤不溶性の不溶性膜の集合を結果として生じる。角化細胞の成熟
を誘導するスタウロスポリンの能力をさらに評価するために、不溶性膜形成が0
,1%DMSO110nMスタウロスポリンまたは16(]nM TPAを育す
る培地に24時間暴露した7日齢の第一次角化細胞培養物において調べられた。
スタウロスポリンが対照培養物に対して不溶性族において5倍の増加を誘導し:
TPAが4倍の増加を誘導する。rgJ3は、スタウロスポリンおよびTPAの
両方が第一次角化細胞において不溶性膜を誘導することを示す。7日齢の第一次
角化細胞培養物を、0.1%DMSO110nMスタウロスポリンまたは160
nM TPAに24時間暴露した。浮遊および付着した細胞集合体が集められ、
そして不溶性族が単離された。データは3回の別々の皿に対する平均値±該平均
値の1種の実験からの標準誤差である。同様の結果が追加の実験で得られた。T
PAおよびスタウロスポリンによる表皮トランスグルタミナーゼ活性および不溶
性膜形成の両方の誘導は、両薬剤が培養された第一次マウス角化細胞の成熟を誘
導することを示す。
TPAではな(スタウロスポリンが新生角化細胞の成熟を試験管内で誘導する。
新生角化細胞の基本的欠点は、それらに正常細胞よりも存利な強力な成長を供給
する、TPAまたは高められた細胞外Ca ”のいずれかに応答して分化できな
いことである。スタウロスポリンはこの薬Mに暴露された第一次マウス角化細胞
のほぼ全体の集合体に分化を誘導するから、我々は同様の応答が新生細胞に誘導
され得るか否かの決定に興味をもった。分析のために選択された308およびS
P−1と表記される2つの細胞系は、試験管内で最終的に分化するように誘導さ
れ得ず、そしてヌードマウスの背中に移植された場合に良性の乳頭腫を生じる。
スタウロスポリンへの24時間の暴露後、308およびSP−1の両方の細胞は
第一次細胞に見られたものと同様の形態学的変化を示し、一方、TPAへの暴露
は、DMSO処理対照と比較した場合、いずれの細胞系の外観を明確には変えな
い。図4は、スタウロスポリンが新生角化細胞系において形態学的分化を誘導す
ることを示す。308およびSP−1角化細胞系を、0.1%DMSO116C
1nM TPAまたは10nMスタウロスポリンに24時間暴露した。TPAに
対する応答がなかったことに注意せよ。同様の結果が各細胞系に対する3回の追
加の実験で得られた。倍率は×90だった。TPAは1.6nMないし16uM
に及ぶ投与量で形態学的分化等に無効だった(データは示していない)、スタウ
ロスポリンに対する全体の応答パターンは、308およびSP−1細胞において
第一次角化amにおけるのと同様であるけれども、この作用の動力学は異なって
おり:少なくとも48時間の処理は第一次角化細胞に対する24時間と比べ、こ
の細胞系において最大の応答に要求される。
スタウロスポリンが第一次細胞において示すように新生角化細胞においてこの分
化マーカーを誘導するか否かを決定するために、表皮トランスグルタミナーゼが
アブセイされた。スタウロスポリンへの5P−IAI胞の暴露は、酵素活性にお
いて1100nで最大の50倍誘導する、投与量に依存した増加を生じた。図5
は、スタウロスポリンが新生角化細胞において表皮トランスグルタミナーゼを投
与量に依存した様式で誘導することを示す。表皮トランスグルタミナーゼ活性は
示された濃度のスタウロスポリンまたはTPAに24時間暴露した5日齢のSP
−1細胞の培養物中で決定された。対M培養物(OnM投与量)は0.1%DM
SOと処理された。各データポイントは誤差のW1囲が示された2つの皿の平均
である。IOnMスタウロスポリンおよび160nM TPAを用いる追加の実
験では同様の結果を得た。第一次角化細胞と同様に、より高い投与量は無効だっ
た。スタウロスポリンとは異なり、TPAはIOE)Mないし10μMに及ぶあ
らゆる投与量で表皮トランスグルタミナーゼ活性への検出可能な作用を示さなか
った(図5)。
不溶性膜形成もまた、スタウロスポリン処理新生細胞の培養物において決定され
た。スタウロスポリンには暴露されたが、TPAに暴露されなかった場合に、両
方の細胞系が不溶性膜を形成した。5p−i細胞ではスタウロスポリンにより不
溶性膜の10倍の誘導があり、308細胞では60倍の誘導があった。図6は、
スタウロスポリンが新生角化細胞において不溶性膜を誘導することを示す。30
8およびSP−1細胞を、1.4mMCa”培地中の0.1%0MS0,180
nM TPAまたは10nMスタウロスポリンに暴露した。3日後、細胞を集め
、そして不溶性膜を単離した。表皮トランスグルタミナーゼ活性に対する結果と
一致して、不溶性膜形成はTPA処理培養物において誘導されなかった。これら
のデータは、スタウロスポリンが分化の誘導物質としてTPAまたはCa!◆の
いずれかに対する応答において全体的に無効である新生角化細胞系において成熟
の効力のある誘導物質であることを示す。
スタウロスポリンはPKCアゴニストの特有のある種のその他の応答を誘導する
。
第一次角化細胞において表皮トランスグルタミナーゼおよび不溶性膜形成を誘導
するTPAおよびその他のホルボルエステルの能力はPKC活性化がこの作用に
包含されることを示愛する。スタウロスポリン、PKC阻害剤による同様の応答
の誘導はそのためにM待されなかった。我々は角化細胞中でのスタウロスポリン
関与応答におけるPKCの潜在的包含をさらに調べるための2つの試みを行った
: 1)PKCを欠くようにした細胞がスタウロスポリンに応答するそれらの能
力に対して分析された; TPAの作用をWi認する同様の研究からの結果はホ
ルボルエステルに対する種々の応答にPKCを強く関与させた; 2)PKC活
性と関連した種々のその他の応答を引き出すスタウロスポリンの能力が試験され
た二オルニチンデカルボキシラーゼの誘導、 ロ’I−EGF結合の阻害、C−
705m RNへの発現、およびタンパク質リン酸化。
スタウロスポリン関与不溶化はPKC欠如第一次角化細胞において特にブロック
される。
プリコスタチンは、角化細胞におけるPKCのホルボルエステル結合邦位と相互
作用し、そして多くのPKC関与応答をブロックする非常に強力なPKCモジュ
レータ−であり(5ako、 T等、「第一次マウス表皮細胞へのホルボルエス
テル腫瘍プロモーターの作用のプリコスタチン1による部分的類似性および部分
的封A[J 、 Cancer Rzs、、 47 : 5445−5450.
1987; Jetten。
A、 M、等、「ホルボルエステル、プリコスタチンおよびレチノイン酸のコレ
ステロールスルフェート合成への作用:ヒト表皮角化細胞における分化の多段階
作用との関係J 、 J、 Invest、 DerwatoL、、 93:
108−115.1989;およびGschwendt、 M等、 「プロティ
ンキナーゼCの活性化因子は生体内および試験管内でホルボルエステルTPAの
生物学的作用をまねし、ならびに阻害するJ 、 Carcinogenesi
s、 9 : 555−562.1988 ) 、そしてその他の細胞型におけ
る上記のような非常に強力なPKC%シュレータ−である(DelloAqui
la、 M、L、等。
rヘギサメチレンビスアセトアミドー処理フリエントエリスロロイケミア細胞に
おける分化のホルボルエステル誘導ブロックのプリコスタチン1による阻害J。
Cancer Res、、 47 : 8006−6009.1987; Je
tten、 A、M。
等、「ヒト気管支表皮細胞におけるホルボルエステルーおよびジアシルグリセロ
ール誘導鱗状分化へのプリコスタチンおよびレチノイン酸の影響J+Caπca
r I?ts、。
49 : 3990−3995. 1989; Kraft、 A、S、等、
[リンfit質依存タンパク質キナーゼの活性化因子はヒト前骨髄球白血球HL
−60のホルボルエステル誘導分化をブロックする) 、 proc、 Nat
L、 Acad、 Sci、 IJsA、 83: 1334−1338.19
86.およびMcBafn、 J、A、等、rプ’)yス9チン1はヒト結腸が
ん細胞において12−〇−テトラデカノイルー13−アセテートの最終的分化作
用と拮抗するJ 、 Carcinogentsis、9: 123−129.
1988 ) c+スタウロスポリン関与不溶性膜形成は、TP人処理培養物の
場合のように、プリコスタチン前処理によりブロックされる。図7は、PKCの
低下へのflIIlIがスタウロスポリンに暴露された第一次角化細胞における
不溶性膜形成を部分的に阻害することを示す。7日齢の第一次角化細胞を80n
Mブリョスタチンと、またはそれなしに15時W!I′j#養した。10nMス
タウロスポリンまたは160nM TPA士ブリタスタチンを存する新鮮な培地
がさらに46時間添加され、そして不溶性膜が単離された。各データのバーは誤
差のバーにより示された範囲を有する2つの皿の平均値である。追加の実験にお
いて、ブリ3スタチン前処理はスタウロスポリンおよびTPA処理培養物におい
て70%まで不溶性膜形成を低下させた。これらのデータはスタウロスポリンに
対するこの応答においてPKCの包含を示す。
スタウロスポリンおよびTPAの両方は第一次角化細胞においてオルニチンデカ
ルボキシラーゼ活性を誘導する。
TPAと同様に(Yuspa、 S、 H,等、「ホルボルエステルはマウス表
皮細胞培養物においてDNA合成およびオルニチンデカルボキシラーゼ活性を刺
激する」。
Nature、 262 : 402−404.1976 ) 、7.タウロス
ポリンへの暴露は培養された第一次マウス角化細胞においてオルニチンデカルボ
キシラーゼ活性の誘導を結果として生じる。図8は、スタウロスポリンが第一次
角化細胞においてオルニチンデカルボキシラーゼ活性を誘導することを示す。示
された濃度のスタウロスポリンに5時間暴露された第一次マウス角化細胞培養物
はオルニチンデカルボキシラーゼ活性の分析のために集められた。各点は4つの
皿に対する平均値士該平均値の1種の実験からの標準誤差である。同様の結果が
追加の実験で得られた。トランスグルタミナーゼのスタウロスポリン関与誘導の
場合のように、この応答は5と10nMの狭い投与量mgに制限されている。
スタウロスポリンおよびTPAの両方は第一次角化細胞において”’I−EGF
結合性を阻害する。
種々の培養細胞型の72人への暴露は、EGF受容体のPKCIl[与すン醗化
によると考えられるEGF結合性の阻害を結果として生じる(Diamand、
L、、 r腫瘍プロモーターおよび細胞形質転換J 、 D、 Grunbe
rgerおよびS、 P、 Gaff!i、 Mechanisms of C
tLLuLar Transforrzation by Caγcinogt
nic Agεnts所収、 pp、73−133゜ニューヨーク:ベルガモン
プレス、 1987)。TPAおよびスタウロスポリンは第一次角化細胞への1
11−ECFの結合性を迅速に阻害する:160nM 72人への暴露は対照に
比べ94%低下を生じ、10nMスタウロスポリンは72%の低下を生じる。図
9は、スタウロスポリンおよびTPAが”I−EGF結合性を投与量に依存した
様式で阻害することを示す。7B齢の第一次角化細胞が異なる投与量のスタウロ
スポリンまたはTPAと2.5時間処理された。各データポイントは3つの皿に
対する平均1z″I−EGF結合性士その平均値の標準誤差である。その他のパ
ラメータに対して上記したように、1μMスタウロスポリンに対する応答がない
のはこの高い投与量での細胞毒性を反映し得る。
第一次角化細胞での ”’I−EGFの結合性の阻害におけるPKCの役割を確
認するために、PKC欠如細胞が培養物を60nMブリョスタチンに1日暴露す
ることにより生成された。 1!″I−EGF結合性の72人およびスタウロス
ポリン関与阻害の両方は4時間にわたり阻害された:プリコスタチン前処理はT
PAに対する応答を完全にブロックしたが、それはスタウロスポリンに対する応
答を平均50%までブロックした。図10は、PKCの低下制御がCズ’I−E
GF結合性のスタウロスポリン関与阻害を部分的に阻害することを示す。6B齢
の第一次角化細胞を60nMブリョスタチンと、またはそれなしに1日培養し、
次にスタウロスポリンまたはTPA士ブリョスタチンが示されるように添加され
た。培養物が”’I−EGFの結合性の分析のために1.2および4時間後に集
められた。各点は3回の皿の平均上該平均の標準誤差である。
これらの発見は、PKCがTPAおよびスタウロスポリンの両方に応答して ”
’I−EGF結合性の阻害に包含されることを示咳する。
TPAおよびスタウロスポリンはr−fos m RN八を誘導する。
72人は、種々の細胞におけるPKC活性化のための宵月なマーカーであるがん
原遺伝子c−fosの転写物を迅速に誘導する(Currao、 T、、r f
o sがん遺伝子」E、 P、 Reddy、 A、 M、 5kalkaお
よびT、 Currao編、 Tht Oncogene Handbook所
収、 IIP、 307−325.アムステルダムニエルゼビエル、 1988
)。第一次マウス角化細胞において、TPAは8時間の処理の間に6時間で最大
発現となり、安定状態のc−fos m RN Aの持続された増加を引き起こ
す。図11は、72人およびスタウロスポリンがc−fos m RN Aを誘
導することを示す。
6−7B齢の第一次角化細胞を0.5%血清含有完全培地中で1日成長させた。
試薬が培養培地に直接添加され、そしてRNA単離のために細胞が示された時間
に集められた。スタウロスポリン(STSP)は72人の直前に、これらの薬剤
が合わされる時、添加された。各列は全RNA2(13gを含有し;臭化エチジ
ウムでの染色またはGAPDH対照ブコーブへのハイブリッド形成により全列に
おける注入の均一さを確認した。C−105mRN Aは1.2kb”P標識マ
ウスc−fax DNAプローブを用いて同定された。示された結果は2つの別
々の実験からRNAを用いて得られた。スタウロスポリンに暴露された培養物に
おいて、c−fosはまた誘導されるが、ことなる動力学により、そして72人
より程度が低かった。最大の誘導は1および6時間では非常に低いレベルである
スタウロスポリン処1!8時間においてである(図11)。スタウロスポリンお
よびTPAへの合併暴露は、TPA単独に比べより高いC−fOs m RN人
の発現を誘導する(図11)。
これらの結果は、ある種のTPA51与応答をブロックするスタウロスポリンの
無効性およびそれが誘導し得るTPAの類似性の両方を再び示す。
スタウロスポリンではなくTPAがジギトニン透過角化細胞において〜40kD
タンパク質のリン酸化を誘導する。
これまで提示したデータはスタウロスポリンが以下の発見:1)スタウロスポリ
ンに対する多くの応答のパターンがTPAll露で見られるものと著しく類似し
ていること、および2)これらの応答のいくつかがPKCを欠如するようにした
細胞において少なくとも部分的にはブロックされることに基づいて角化細胞にお
けるPKCアゴニストとして作用するという仮説と一致する。キナーゼ活性に影
響を与えるスタウロスポリンの能力を直!III認するために、ジギトニン透過
第一次角化細胞をγ”P−ATPと保温し、そして標識リンタンパク質をSDS
/PAGEおよびオートラジオグラフィーにより分析した。第一次角化l1II
aの160nM TPAへの暴露により約4okD(pp40)に泳動するバン
ドの高められたリン酸化を生じた。図12は、スタウロスポリンではなくTPA
が40kDタンパク質のリン酸化を誘導することを示す。5日齢の第一次角化細
胞培養物を、0.1または0.2%DMSO1160nM TPA、10nMス
タウロスポリン(STSP)またはTPAおよびスタウロスポリンを含有する透
過緩衝液(30μMジギトニン、10μMγ”P−ATP (比活性ICi/ミ
リモル〕)に3分間暴露した。細胞をすぐに集め、そしてタンパク囃 質をSD
S/PAGEにより分離した。乾燥ゲルをコt ダックX−OmatARフィル
ムに−70”Cで12−24時間現像前に暴露した。このバンドは、対照培養物
に比べ全体的にタンパク質リン酸化の低下を示したスタウロスポリンに暴露した
培養物中には検出されなかった(図12)。0.1ないし5nMに及ぶスタウ、
ロスポリンのその他の投与量もまた、pp40のリン酸化を誘導には無効だっ
た(データは示されていない)。
TPAとスタウロスポリンとの併合暴露はpp40のTPA関与リン酸化をブロ
ックした([12)。これらのデータは、この実験のために使用された条件下で
は、スタウロスポリンが推定のPKC基質をリン酸化しないだけでなく、このタ
ンパク質のTPA@与リン酸化を阻害することを示す。
叉−」L−泗
スタウロスポリンは、培養されたマウス乳頭腫細胞ライン308および5P−1
において末端分化を誘起することが示され、これらラインはポルボールエステル
右よびCa”によりこの誘起に対し耐性がある。移植のために、BALB/c−
誘導された裸マウス、およそ2月令のものが宿主として使用された。動物はNe
mbutalにより麻酔されそして無菌外科技術が用いられた# 0.5X10
’個の5P−1および308細胞が6−8X 10’個の初期5ENCARマウ
ス皮膚線維芽細胞を伴って移植されたe 5trickland et al、
Cancer Res、、 48: 165−169(19881に記載され
るように、細胞ベレットはシリコーン室の中で移植ベッドに当て付けられた。細
胞は0.25%トリプシン−0,01%EDTAを用いた36℃でのおよそ10
分間の処理により培養皿から除去されそして培地により洗浄された。乳頭腫細胞
乞よび初期の皮膚線維芽細胞の懸濁液は11000rp、にて5分間遠心分離さ
れ、培地は吸引され、そして無菌プラスチック転移ピペットを使用して細胞ベレ
ットは移植ベッドに当で付けられた。カリパスを使用して、移植腫瘍は、週ごと
に、移植後3週間目から始めそしてその後少なくともさらに5週間の間1寸法測
定をされた。およその腫瘍体積として、高さと最小および最大の横寸法とが乗じ
られた。データはおよその腫瘍体積の平均値上平均の標?S誤差としてmm”で
表現される。無胸腺の裸マウス宿主への308および5P−1細胞の移植は鱗状
乳頭腫な産生し、これは悪性の鱗状細胞癌の良性trJ躯体である。これら乳頭
腫の成長はスタウロスポリンを用いた問題の処理により投与量依存の!g様で阻
害され、これは移植後2遍間目から始まる。アセトン中の0.025ナノモルの
スタウロスポリンに2週間ごとに曝すことは、阻害のために最適である。より高
い投与量(6,25ナノモル/処理)は乳頭腫の成長を刺激するようである。移
植後2遍間目の1回の低投与量の処理もまた腫瘍の生成を減じ、このことは阻害
が永久的であることを示している。
衷1」■。
スタウロスポリンを用いた問題の処理はlt、Hされた5P−1マウス乳頭腫細
胞からの腫瘍の生成を阻害する。
およその腫瘍体積は8週間の間2つの群について比較された。:アセトン(溶媒
)対照群およびスタウロスポリン処理群、各群における5匹のマウスは、0.5
X10’ ([DS P −1細胞+6 X I O’ 個)初期5EN(:A
R7ウス皮膚線維芽細胞により2/28/90移植された。
SP−1細胞は5ENCARマウスにて、7,12−ジメチルベンズアントラセ
ン(DMBA)を用いた開始および12−o−テトラデカノイルホルボール−1
3−アセテート(TPA)を用いた促進により産生された鱗状乳頭腫から誘導さ
れた良性の腫瘍ラインである。5P−1細胞は、この方法により無胸腺の裸マウ
ス宿主に移植したとき、良性の表皮腫瘍(鱗状乳頭ll1)を形成する。
移植サイトは遍に一度、25μmアセトン中の2.5ナノモルのスタウロスポリ
ンによりまたは25μmアセトンにより処理され、これは移植後2週間目から始
めそして実験の終期まで続けられた。腫瘍の寸法測定は、移植後3N間目から始
められ、そして8週間の間続けられた。スタウロスポリンによる腫瘍サイズの阻
害は、図13における結果により示されるように、移植後4週間目(スタウロス
ポリンによる処理を始めた後2週間目)の早くに明らかであった。
!五亘ニ
スタウロスポリンによる、移植された5P−1マウス乳頭腫細胞からの腫瘍生成
の阻害
およその腫瘍体積は、8週間の間6つの群について比較された。:アセトン(溶
媒)対照群および6つのスタウロスポリン投与群、各群における10匹のマウス
は、0.5xlO’個(DSP−1細胞+6X10’個の初期5ENCARマウ
ス皮膚#!維芽細胞1cmJ: l) 3/22/90移植された。
5P−1細胞は5ENCARマウスにて、7,12−ジメチルベンズアントラセ
ン(DMBA)を用いた開始およ頭腫から誘導された良性の腫瘍ラインである。
5P−1細胞は、この方法により無胸腺の裸マウス宿主に移植し5 なとき、良
性の表皮腫瘍(鱗状乳頭腫)を形成する。
移植サイトは遍当り2回、25μlアセトン中の所定量のスタウロスポリンによ
りまたは25μlアセトンにし より処理され、これは移植後2週間目から始め
そして実L 験の終期まで続けられた。腫瘍の寸法測定は、移植後3週間目から
始められそして8週間の間続けられた。0゜1 125ナノモルのスタウロスポ
リンが最適投与量である) ことは、図14の結果において示されるように、最
初の腫瘍の寸法測定(3P間目)から明らかである。このことは、早期に十分で
ある1回の投与は大変効果的であることをまず示唆するものである。試験された
最も低い投与量、処理当り0.125ナノモルが最も効果的であるので、最適の
投与量を見い出すためにより低い投与量の試験をなすことが必要とされた。
1五±ニ
スタウロスポリンによる、移植された5P−1マウス乳頭腫細胞からの腫瘍生成
の阻害
およその腫瘍体積は、8週間の間6つの群について比較された。:アセトン(溶
媒)対照群および6つのスタウロスポリン投与群、各群における10匹のマウス
は。
0.5xlO’個の5p−i細胞+6X10”個の初期5ENCARマウス皮膚
線維芽細胞により5/17/90移植された。これは最も高い投与量(6,25
ナノモル)および3番目に高い投与量(1,25ナノモル)が除かれそして、実
施例3にて使用された従来の最も低い投与量よりもより低い、2つの別の投与量
(0,025ナノモルおよび0.00625ナノモル)が加えられたことを除い
て実施例2の繰り返しである。
5P−1細胞は5ENCARマウスにて、7,12−ジメチルベンズアントラセ
ン(DMBA)を用いた開始および12−0−テトラデカノイルホルボール−1
3−アセテート(TPA)を用いた促進により産生された鱗状乳頭腫から誘導さ
れた良性の腫瘍ラインである。5p−i細胞は、この方法により無胸腺の裸マウ
ス宿主に移植したとき、良性の表皮腫瘍(鱗状乳頭腫)を形成する。
#植すイトは週当92回、25μmアセトン中の所定量のスタウロスポリンによ
りまたは25μmアセトンにより処理され、これは移植後2週間目から始めそし
て実験の終期まで続けられた。腫瘍の寸法測定は、移植後3週間目から始められ
そして7週間の間続けられた。0゜025ナノモルのスタウロスポリンが最適投
与量であることは、図15の結果において示されるように、最初の腫瘍の寸法測
定(3週間目)から明らかである。実施例3において効果的な投与量(0,62
5ナノモルおよび0.125ナノモル)もまたこの実施例において有効でありそ
して効果的な投与量は腫瘍の寸法測定の最初の週から明らかである。
叉Jl豆
スタウロスポリンによる、移植された308マウス乳頭踵細胞からの腫瘍生成の
阻害
およその腫瘍体積は、8遍間の間6つの群について比較された。:アセトン(溶
媒)対照群および6つのスタウロスポリン投与群、各群における10匹のマウス
は。
0.5X10”個の308細胞+6X10’個の初期5ENCARマウス皮膚線
維芽細胞により8/8/90移植された。これは、スタウロスポリン阻害効果が
5P−1細胞に制限されるものかまたはネズミの良性の表皮細胞腫瘍ラインにつ
いてより一般に有効なものであるかを決定するために308細胞が5P−1細胞
に代えて使用されたことを除いて実施例3の繰り返しである。
308細胞は開始投与量の7,12−ジメチルベンズアントラセン(DMBA)
により処理されたBALB/cマウスの皮膚から誘導された良性の腫瘍ラインで
ある。開始細胞は、培養において、培地中のCa’″濃度の増大による末端分化
の誘起に対する耐性によって選別される。
Ca″誘起の末端分化に対するこの耐性は、開始された細胞の特性であり、これ
は結果として腫瘍促進を生ずる良性の鱗状乳頭腫の前躯体である。5P−1細胞
のように、308細胞は、無胸腺の裸マウス宿主に移植したとき、鱗状乳頭腫を
形成する。
移植サイトは週当92回、25μmアセトン中の所定量のスタウロスポリンによ
りまたは25LLlアセトンにより処理され、これは移植後2週間口から始めそ
して実験の終期まで続けられた。1m瘍の寸法測定は、移植後3週間口から始め
られそして8遍間の間続けられた。
0.025ナノモルのスタウロスポリンが最適投与量であることは、図16の結
果において示されるように、最初の腫瘍の寸法測定(3週間口)から明らかであ
りそして実施例4におけるSP−1細胞についてみられたのと同じ最適投与量で
あった。0.625ナノモルおよび01125ナノモルの投与量もまた、5P−
1細胞を用いたそれらと同様、この実施例において有効であったゆ1五五1
移植された5p−iマウス乳頭腫細胞について、移植後2週間口のスタウロスポ
リンによる1回の処理は、それ以降の8週間にわたって腫瘍生成を阻害するのに
有効である。
およその腫瘍体積は、8週間の間6つの群について比較された。;アセトン(溶
媒)対照群および6つのスタウロスポリン投与群、各群における10匹のマウス
は、0.5xlO’個の5p−i細胞+6X10’個の初期5ENCARマウス
皮膚線維芽細胞により9/13/90移植された。これは、25μmアセトン中
のスタウロスポリンによりまたは25μmアセトンによりたった1回のみ問題の
処理がなされたことを除いて同量のスタウロスポリン投与量を用いた実施例3の
繰り返しである。
5P−1細胞は5ENCARマウスにて、7,12−ジメチルベンズアントラセ
ン(DMBA)を用いた開始および12−o−テトラデカノイルホルボール−1
3−アセテート(TPA)を用いた促進により産生された鱗状乳頭腫から誘導さ
れた良性の腫瘍ラインである。sp−を細胞は、この方法により無胸腺の裸マウ
ス宿主に移植したとき、良性の表皮腸瘍(鱗状乳頭腫)を形成する。
移植サイトは、移植後2週間口にて、1回、25μmアセトン中の所定量のスタ
ウロスポリンによりまたは25μmアセトンにより処理された。腫瘍の寸法測定
は、移植後3週間口から始められそして8M間の間続けられた。
最も阻害的な投与量%0.125ナノモルは、5P−1細胞および308細胞を
用いた。先の全ての実験において有効であった0図17に示される結果よりわか
るように、腫瘍の成長はこの実施例において、以前の実施例におけるものよりも
より速いと思われる。処理の時間に存在する腫瘍の数がおそらくは増大している
ことは、繰り返しの処理でみられたものよりもより高い最適投与量へのシフトで
あると説明することができる。
!五五玉
移植された308マウス乳頭腫細胞について、移植後2週間口のスタウロスポリ
ンによる1回の処理は、それ以降の8週間にわたって腫瘍生成を阻害するのに有
効である。
およその腫瘍体積は、8週間の間6つの群について比較された。:アセトン(溶
媒)対照群および6つのスタウロスポリン投与群、各群における10匹のマウス
は。
0.5x10’個の308細胞+6X10’個の初期5ENCARマウス皮膚線
維芽細胞により9/19/90移植された。これは、25μmアセトン中のスタ
ウロスポリンによりまたは25μmアセトンによりたった1回のみ問題の処理が
なされたことを除いて同量のスタウロスポリン投与量を用いた実施例4の繰り返
しである。
308細胞は、開始投与量の7,12−ジメチルベンズアントラセン(DMBA
)により処理されたBALB/cマウスの皮膚から誘導された良性の腫瘍ライン
である。
開始細胞は、培養において、培地中のCa”21度の増大による末端分化の誘起
に対する耐性により選別される。
Ca”誘起の末端分化に対するこの耐性は、開始された細胞の特性であり、これ
は結果として腫瘍促進を生ずる良性の鱗状乳頭腫の前躯体である。5P−1細胞
のように、308細胞は、無胸腺の裸マウス宿主に移植したとき、鱗状乳頭腫を
形成する。
移植サイトは、移植後2週間口にで、1回、25μlアセトン中の所定量のスタ
ウロスポリンによりまたは25μmアセトンにより処理された。腫瘍の寸法測定
は、移M後3:s間目から始められそして8週間の間続けられた。
阻害的な投与量、0.125.0.025および0゜00625ナノモルは、5
P−1細胞および308細胞を用いた、先の全ての実験において有効であった。
結果は図18に示される。
移植研究の結果は、低投与量(0,025ナノモル)のスタウロスポリンを用い
た処理は少なくとも2種の移植された良性の皮膚腫瘍細胞からの腫瘍形成を阻害
するのに有効であることを示している。問題の処理は、医薬の配給の効果的な様
式であり、そしてアセトンは有効な溶媒である。医薬を用いた1回の処理は、仮
に病変の発達後に早期に十分に与えられるならば、繰り返しの処理と同等に有効
なものとなりつる。
位って本発明は記載されているが、同等物は多くの方法により変更し得ることは
、明らかである。かかる変法は、本発明の精神および範囲からの逸脱として認め
られるべきではなく、そして、当業者にとって自明であるところの全ての変形は
、特許請求の範囲の記載事項内に含まれるものと意図されでいる。
5TSP TPA
FIG、7
日G、8 “′°°“′リバ°“ゝ
1G、9 投与量0す
FIG 11
FIG、 72A
1時間 6時間 8時間
2時間 6時間
FIG、72B
FIG、15E FIG、15F
スタウUスポリン(すIモ#/処1り
スタウロスポリン(?/七ル/処理) スタウte2gリン(tノモ#/処理)
FIG、18A FIG、188
FIG、18CFIG、18D
スタウロスポリン(ナノモ#/処理)
FIG、18G
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成5年9月29日園
Claims (4)
- 1.下記式1、2および3: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2およびR3は順次;ベンジル基、ベンゾイル基および水素原 子を表すか;または水素原子、水素原子およびヒドロキシ基を表す。);▲数式 、化学式、表等があります▼ 〔式中、R1、R2およびR3は順次;水素原子、−COOCH2および水素原 子を表すか;水素原子、−COOHおよび水素原子を表すか;水素原子、−CO OCH3および−OCH2CH2CH3を表すか;水素原子、−COO(CH2 )6CH3および水素原子を表すか;またはメチル基、−COOCH3および水 素原子を表す。〕;および ▲数式、化学式、表等があります▼式3(式中、Rは水素原子、または ▲数式、化学式、表等があります▼ を表す。)で表される化合物から選択されたインドールカルバゾール化合物と素 合せて医薬的に許容される賦形剤を含む組成物の有効量を患者に投与する段階か らなる癌を治療する方法。
- 2.下記式1、2および3: ▲数式、化学式、表等があります▼式1(式中、R1、R2およびR3は順次; ベンジル基、ベンゾイル基および水素原子を表すか;または水素原子、水素原子 およびヒドロキシ基を表す。);▲数式、化学式、表等があります▼式2〔式中 、R1、R2およびR3は順次;水素原子、−COOCH3および水素原子を表 すか;水素原子、−COOHおよび水素原子を表すか;水素原子、−COOCH 3および−OCH2CH2CH3を表すか;水素原子、−COO(CH2)5C H3および水素原子を表すか;またはメチル基、−COOCH2および水素原子 を表す。〕;および ▲数式、化学式、表等があります▼ 式3 (式中、Rは水素原子、または ▲数式、化学式、表等があります▼ を表す。)で表される化合物から選択されたインドールカルバゾール化合物と組 合せて医薬的に許容される担体からなる医薬組成物。
- 3.下記式1、2および3: ▲数式、化学式、表等があります▼式1(式中、R1、R2およびR3は順次; 全て水素原子を表すか;水素原子、ベンゾイル基および水素原子を表すか;ベン ジル基、ベンゾイル基および水素原子を表すか;または水素原子、水素原子およ びヒドロキシ基を表す。); ▲数式、化学式、表等があります▼式2〔式中、R1、R2およびR3は順次; 水素原子、−COOCH3および水素原子を表すか;水素原子、−COOHおよ び水素原子を表すか;水素原子、−COOCH3および−OCH2CH2CH3 を表すか;水素原子、−COO(CH2)5CH3および水素原子を表すか;ま たはメチル基、−COOCH3および水素原子を表す。〕;および ▲数式、化学式、表等があります▼ 式3 (式中、Rは水素原子、または ▲数式、化学式、表等があります▼ を表す。)で表される化合物から選択されたインドールカルバゾール化合物と組 合せて医薬的に許容される賦形剤からなる医薬組成物を患者の皮膚に局所的に投 与することからなる皮膚の前癌のおよび癌の状態を治療する方法。
- 4.下記式1、2および3: ▲数式、化学式、表等があります▼式1(式中、R1、R2およびR3は順次; 全て水素原子を表すか;水素原子、ベンゾイル基および水素原子を表すか;ベン ジル基、ベンゾイル基および水素原子を表すか;または水素原子、水素原子およ びヒドロキシ基を表す。); ▲数式、化学式、表等があります▼式2〔式中、R1、R2およびR3は順次; 水素原子、−COOCH3および水素原子を表すか;水素原子、−COOHおよ び水素原子を表すか;水素原子、−COOCH3および−OCH2CH2CH3 を表すか;水素原子、−COO(CH2)■CH3および水素原子を表すか;ま たはメチル基、−COOCH3および水素原子を表す。〕;および ▲数式、化学式、表等があります▼ 式3 (式中、Rは水素原子、または ▲数式、化学式、表等があります▼ を表す。)で表される化合物から選択されたインドールカルバゾール化合物と組 合せて医薬的に許容される局所賦形剤からなる医薬組成物。
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1992
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