JPH064916Y2 - 電動噴霧機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として家庭用園芸薬剤の噴霧を行う電動噴
霧機に関するものである。

従来の技術 従来、この種の電動噴霧機は、電源部とポンプとノズル
との間がポンプコード及びポンプホースによって単に連
結されているのみであった。

考案が解決しようとする課題 このような従来の構成では、ポンプが外部に露出して地
上に放置されているため、塵埃が付きやすく、付着した
塵埃によってポンプが詰まるという問題があった。

本考案はこのような問題点を解決するもので、ポンプが
外部に露出して地上に放置されることを防止することを
目的とするものである。

課題を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、本体の電源部横
側にポンプを取り出し自在に収納する空隙を設けたもの
である。

作用 この構成により、使用後のポンプを空隙に収納すること
ができるので、ポンプが外部に露出して地上に放置され
ることはなく、塵埃がポンプに付着してポンプが詰まる
という問題は解決される。

実施例 以下、本考案の実施例について第１図〜第３図を参照し
て説明する。図において１は本体でこの本体１には電源
部２、ホース３、及びこのホース３を巻くドラム４とこ
のドラム４を回すハンドル５と前記電源部２をＯＮ，Ｏ
ＦＦさせるスイッチ６とを設け、ノズル７を着脱自在に
保持している。８はとっ手で本体１を持ち運びする時に
これを握り使用する。９はポンプで、このポンプ９はポ
ンプホース１０によりホース３と連結されるとともにポ
ンプコード１１により電源部２と接続される。１２は電
源プラグで電源コード１３により電源部２と接続されて
いる。１４は本体１の電源部横側に設けたポンプを取り
出し自在に収納する空隙である。

次に動作を説明する。ノズル７を本体１から外し、ホー
ス３を引き出して電源プラグ１２をコンセントに差し込
み、ポンプ９を園芸用薬剤を入れたバケツ等に沈め、ス
イッチ６をＯＮにすると電源コード１３を経て電源部２
からポンプコード１１を経てポンプ９に給電されポンプ
９が駆動する。

これによりポンプ９からポンプホース１０及びホース３
を経て、ノズル７の手元についたコック（図示せず）を
開くと、ノズル７から園芸用薬剤が噴霧する。噴霧作業
が終了すればハンドル５を回転させ、ドラム４にホース
３を巻き付け、ノズル７を本体１に取り付けるととも
に、ポンプ９及びポンプホース１０とポンプコード１１
を空隙１４に納める。

考案の効果 以上のように本考案によれば、本体の電源部横側に設け
た空隙にポンプを取り出し自在に収納することにより、
ポンプが地上に置かれて塵埃が付着することもなく、ま
たコンパクトにまとめることができ場所をとらないとい
う効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例による電動噴霧機を示す斜視
図、第２図は本体の正面断面図、第３図は本体の側面断
面図である。 １……本体、２……電源部、３……ホース、４……ドラ
ム、５……ハンドル、６……スイッチ、７……ノズル、
８……とっ手、９……ポンプ、１０……ポンプホース、
１１……ポンプコード、１２……電源プラグ、１３……
電源コード、１４……空隙。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ドラムに巻き付けたホースとドラムを回転
   させるハンドルとポンプを駆動する電源部とこの電源部
   のスイッチととっ手とポンプを収納する空隙とを設けた
   本体と、前記ホースの一端と連結されたノズルと、前記
   ホースの他端とポンプホースを介して連結されるととも
   に本体内の電源部とポンプコードにより接続されたポン
   プとを有し、このポンプは前記本体の電源部横側に設け
   られた前記空隙に取り出し自在に収納されている電動噴
   霧機。