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JPH0648333B2 - 液晶マトリツクス表示パネルの駆動法 - Google Patents

液晶マトリツクス表示パネルの駆動法

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Publication number
JPH0648333B2
JPH0648333B2 JP60198014A JP19801485A JPH0648333B2 JP H0648333 B2 JPH0648333 B2 JP H0648333B2 JP 60198014 A JP60198014 A JP 60198014A JP 19801485 A JP19801485 A JP 19801485A JP H0648333 B2 JPH0648333 B2 JP H0648333B2
Authority
JP
Japan
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liquid crystal
display panel
matrix display
light
scan
Prior art date
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JP60198014A
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English (en)
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JPS6256936A (ja
Inventor
尚英 脇田
強 上村
周子 大庭
博之 大西
勲夫 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60198014A priority Critical patent/JPH0648333B2/ja
Priority to EP86306894A priority patent/EP0214857B1/en
Priority to US06/903,772 priority patent/US5011269A/en
Priority to DE8686306894T priority patent/DE3686462T2/de
Publication of JPS6256936A publication Critical patent/JPS6256936A/ja
Publication of JPH0648333B2 publication Critical patent/JPH0648333B2/ja
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は強誘電性液晶を液晶層として持つ液晶マトリッ
クス表示パネルにおいて、透過光量を階調制御できる液
晶マトリックスパネル及び光シャッター素子の駆動法に
関するものである。
従来の技術 近年、応答速度が速くメモリー性のある強誘電性液晶の
報告がなされている(例えば、竹添秀夫、福田敦夫、久
世栄一;「工業材料」、第31巻、第10号、22)。
以下、図面を用いて従来の強誘電性液晶パネルの一例に
ついて説明する。第6図は従来のスメクチック液晶パネ
ルの構造を示すものである。第6図において1はガラス
基板、2はITO(インジウム・錫酸化物)より成る透
明電極、4は強誘電性液晶層、5は液晶分子のCダイレ
クター、6は双極子モーメントである。
強誘電性液晶は一般に分子長軸に垂直な方向に双極子モ
ーメントをもっており、薄膜化により自発分極を持つよ
うになる。強誘電性を示すカイラルスメクチック相の例
を用いて強誘電性液晶の表記方法を第7図に示す。第7
図(a)は分子層の法線7に対し分子長軸が+θ度傾いた
状態、第7図(b)は−θ度傾いた状態の強誘電性液晶の
表記法である。7は層の法線、8は分子の長軸方向、
9は双極子モーメント 10はをxy平面上に投影した時のCダイレクター,
11は分子長軸の法線に対する傾き角±θ度である。以上
のような構造を持つ強誘電性液晶パネルについて、以下
その動作原理について図を参照しながら説明する。
第8図に従来の強誘電性液晶パネルの表示方法の原理図
を示す。12は層法線に対して分子長軸が+θ度傾いた液
晶分子、13は−θ度傾いた液晶分子、14は紙面表方向の
双極子モーメント、15は紙面裏方向の双極子モーメン
ト、16は2枚の偏光板の方向である。さて、第8図(a)
は電圧無印加の状態、第8図(b)は紙面表から裏へ正の
電圧を印加した場合、第8図(c)は紙面裏から表へ正の
電圧を印加した場合の動作原理である。このように電圧
の印加方向によりセル全体が±θ度傾いた2つの状態を
とり、したがって、電気光学効果による複屈折または2
色性を利用すれば明暗を表すことができる。
以上のように強誘電性液晶は微視的にみると2つの状態
しか取り得ないので、中間調を出すには第8図(b)から
第8図(c)、或いは第8図(c)から第8図(b)への移行期
に得られる第8図(a)のような2つの状態の混ざった状
態をもちいるか、或いは2状態の出現時間の比率を変化
させる方法が考えられている(例えば、クラーク、ラガ
バール、ウォール:ユーロディスプレイ′84ダイジェス
ト1984年、73頁〔N.A.Clark,S.T.Lagerwall a
nd J,Wahl:Eurodisplay’84Digest(1984) p.7
3〕)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、2状態が混ざった状態は基板表面の影響
を受け易く、制御性が極めて悪い。さらに2状態の出現
時間比率を変化させる方法については、大規模表示に向
くマトリックス駆動については詳しい検討が成されてい
ない。
本発明は上記問題点に鑑み、高デューティーのマトリッ
クス駆動により強誘電性液晶パネルで光透過量を階調制
御できる液晶マトリックス表示パネルの駆動法を提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の液晶マトリックス
表示パネルの駆動法は、対向面に電極を有する一対の基
板間に強誘電性液晶を挟持し、マトリックス状の画素を
形成する液晶マトリックス表示パネルにおいて、選択期
間に印加される第一のパルス電圧群により前記液晶パネ
ルを明暗どちらか所望の光透過状態にし、非選択期間内
の適当な時点に走査電極に該液晶パネルを明暗どちらか
一定の状態にするに十分な波高値とパルス幅の第二のパ
ルス電圧群を印加して、該液晶パネルを明暗どちらか一
定の状態にリセットすることにより、第一のパルス群で
設定された光透過状態の継続時間を限定し、前記第二の
パルス電圧群を出すタイミングを変えた複数回の走査に
より、光透過状態を階調制御できるものである。
また、上記第二のパルス電圧群はその波高値もしくはパ
ルス幅のすくなくとも一方が上記第一のパルス電圧群よ
り大きいか等しいときに特に有効である。
作用 安定な二つの光透過状態により、多くの階調を出すため
に、光の透過時間幅を変調する。簡単のために、選択期
間内に定められた明か暗の状態が、フィールド周期中十
分保持れるとすると、階調数が2であれば、N個のフ
ィールドのフィールド周期をT,T/2,T/4,・・
・,T/2N−1というように変化させて、それぞれの
フィールドを階調データの2N−1,2,・・・,2
の係数に対応させればよい。しかし、この方法では、L
本の走査電極を線順次走査する場合、最小の選択時間は
T/(2N−1・L)となり、N及びLが大きくなると
選択時間が短くなり、実効値応答しない強誘電性液晶で
は液晶の高速応答性が要求される。本発明は、強誘電性
液晶が極性を持つという他の液晶にはない性質を利用し
て、フィールド周期は一定のまま、各フィールド内の適
当な時点に走査電極にリセットパルスを与えることで、
階調数が増えても選択時間が急激に短くならないような
駆動法を与えるものである。N個のフィールドのセット
を1フレーム(F)とすると、従来のフィールド周期を
変化させる場合の1フレーム時間は、 となる。本発明の駆動法では1フィールド時間は となり、1選択時間は (Nが大きいとき) となり、階調数2が増える程、本発明の駆動法の方が
1選択時間は長くなる。例えば動画を表示する場合には
フレーム時間は16msec程度が望ましいが、走査線数100
0本、64階調では、フィールド周期変化法では、1選択
時間は式(1)より となり、約0.25μsecで実現は難しいが、本発明の方法
では、1選択時間は となり、約2.7μsecで、十分実現可能な長さである。
実施例 以下に実施例を示す。
第1図に8階調を表示するときの選択パルスとリセット
パルスのタイミングと、それに対応した透過光量の変化
の様子を示す。8階調なので、3フィールドからなり、
リセットパルスは、第1フィールドではフィールドの最
後、第2フィールドではフィールドの1/2の時点、第3
フィールドではフィールドの初めから1/4の時点にリセ
ットパルスが加えられている。
第2図(a),(b)は、選択された信号電圧をゼロ電位とし
たときの、走査電圧及び信号電圧を表わす。第3図は、
このときにパルスに印加される電圧を、選択、非選択、
リセット期間及び、オン、オフのそれぞれの場合につい
て示したものである。いずれの場合も、1選択期間(以
下1ステージと呼ぶ)内で交流化されており、このた
め、液晶には全く直流成分はかからないので液晶の劣化
を妨げる。また、1パルス(パルス幅τ秒)で、分子が
反転する閾値電圧V,Vはそれぞれ の条件を満たしている。これに基き、デューティー比1/
8で8階調を表示したときの駆動波形とそのときの透過
光量を示したものが第4図である。
透過光量を測定している画素は2進法で100の明るさに
なっている。1パルスは240μsec、Vは25ボルト、バ
イアス電圧は±7ボルトである。第5図は実施例1のリ
セットパルスのパルス幅を2倍にした場合である。但
し、デューティー比は1/16になっている。この場合も走
査電圧,信号電圧ともに交流化されているので、絵素に
印加される電圧は直流成分を含まない。パルス幅が長く
なると分子が反転しやすくなるので、パルス電圧が低く
てもリセットがかかっている。
以上のように、非選択期間中にリセットパルスを走査電
極に加えることにより、1選択期間を短かくすることな
く、階調表示ができることが確認された。なお、上記の
実施例で用いた液晶はエステル系の強誘電性液晶の混合
物であり、ラビングにより配向させた。
発明の効果 本発明の液晶マトリックス表示パネルの駆動法は、強誘
電性液晶パネルが極性を有することを利用して、フィー
ルド内の適当な時点に走査電極にリセットパルスを印加
することにより、フィールド周期を変えることなく、光
透過時間を制御し、前記のリセットパルスを印加するタ
イミングを変えた複数のフィールドにより、階調表示が
できる駆動法である。明暗の2値状態しか使っていない
ので、まだらな状態を使って中間調を出すときのように
基板表面の影響を受けず、安定に制御できる。また、フ
ィールド周期が一定なので、高デューティーで階調数が
増えても選択パルス幅があまり短くならず、液晶材料の
高速応答性への要求が緩和される。
【図面の簡単な説明】
第1図は8階調を表示するときの、選択パルス及びリセ
ットパルスのタイミングと、透過光量の関係を示した
図、第2図は本発明の実施例1における駆動波形図、第
3図は第2図のときにパネルにかかる電圧波形図、第4
図は第2図でデューティー比1/8で8階調の場合の実際
の駆動波形と透過光量を示した波形図、第5図は本発明
の実施例2における駆動波形と透過光量を示した波形
図、第6図は強誘電性液晶パネルの断面図、第7図はカ
イラルスメクチックC液晶の表記法を示す模式図、第8
図は従来の強誘電性液晶パネルの表示の原理図である。 1……ガラス基板、2……透明電極、3……配向膜、4
……強誘電性液晶層、5……液晶分子のCダイレクタ
ー、6……双極子モーメント、7……層の法線、8……
分子の長軸方向n、9……双極子モーメント、10……C
ダイレクター、11……分子長軸の層法線に対する傾き角
±θ度、12……層法線に対して分子長軸が+θ度傾いた
液晶分子、13……−θ度傾いた液晶分子、14……紙面表
方向の双極子モーメント、15……紙面裏方向の双極子モ
ーメント、16……2枚の偏光板の方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 太田 勲夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−9324(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向面に電極を有する一対の基板間に強誘
    電性液晶を挟持し、マトリックス状の画素を形成する液
    晶マトリックス表示パネルの駆動法において、一走査の
    選択期間に印加される第一のパルス電圧群により前記液
    晶パネルを明暗どちらかの光透過状態にし、前記一走査
    の非選択期間内の適当な時点に走査電極に該液晶パネル
    を明暗どちらか一方の光透過状態にするに十分な波高値
    とパルス幅の第二のパルス電圧群を印加して前記液晶パ
    ネルを前記一方の光透過状態にリセットすることにより
    前記第一のパルス電圧群で設定された光透過状態のうち
    他方の光透過状態の継続時間を限定する液晶マトリック
    ス表示パネルの駆動法であって、前記一走査を所定の周
    期内で複数回繰り返し、前記複数回の一走査の前記他方
    の光透過状態の継続時間が各々の一走査ですべて同じと
    ならないように前記第二のパルス電圧群を出すタイミン
    グを変化させ、かつ、前記各々の一走査で選択期間に印
    加される前記第一の電圧パルス群による光透過状態を階
    調表示に応じて組合せることにより階調表示を行うこと
    を特徴とする液晶マトリックス表示パネルの駆動法。
  2. 【請求項2】複数回の一走査の各々の一走査で第二のパ
    ルス電圧群を出すタイミングを、走査周期の開始から概
    ね1周期、1/2周期、1/2周期、…と2のべき乗
    分の1とし、前記各々の一走査での選択期間の信号電圧
    を階調データを2進法で表したときの2のべき乗の係数
    と対応させて変化させることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の液晶マトリックス表示パネルの駆動法。
JP60198014A 1985-09-06 1985-09-06 液晶マトリツクス表示パネルの駆動法 Expired - Fee Related JPH0648333B2 (ja)

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US06/903,772 US5011269A (en) 1985-09-06 1986-09-05 Method of driving a ferroelectric liquid crystal matrix panel
DE8686306894T DE3686462T2 (de) 1985-09-06 1986-09-05 Verfahren zur ansteuerung eines fluessigkristallrasterbildschirmes.

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