JPH0648286A - アンチロックブレーキ・トラクションコントロールシステム - Google Patents
アンチロックブレーキ・トラクションコントロールシステムInfo
- Publication number
- JPH0648286A JPH0648286A JP4201023A JP20102392A JPH0648286A JP H0648286 A JPH0648286 A JP H0648286A JP 4201023 A JP4201023 A JP 4201023A JP 20102392 A JP20102392 A JP 20102392A JP H0648286 A JPH0648286 A JP H0648286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- wheel cylinder
- wheel
- abs
- tcl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/48—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
- B60T8/4809—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems
- B60T8/4827—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems
- B60T8/4863—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems closed systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハイドロリックユニットをアンチロックブレ
ーキとトラクションコントロールシステムに共用可能と
する。 【構成】 マスタシリンダとホイールシリンダとの間に
介在されハウジング21のシリンダ22に嵌挿されたピ
ストン23の一側に画成されABS作動時にホイールシ
リンダのブレーキ液を抜き取る第1液室22A、ピスト
ンの他側に画成されTCL作動時にホイールシリンダに
ブレーキ液を込める第2液室22B、ABS作動時に閉
弁されてホイールシリンダとマスタシリンダとを遮断す
る第1シャット弁25、TCL作動時に閉弁されてホイ
ールシリンダとマスタシリンダとを遮断する第2シャッ
ト弁26、ピストンを駆動するモータ29とを有するハ
イドロリックユニット20と、ホイールシリンダと第
1、第2液室間に介在されABS作動時にはホイールシ
リンダと第1液室とを、TCL作動時にはホイールシリ
ンダと第2液室とを接続する切換弁45とを備えた構成
としたものである。
ーキとトラクションコントロールシステムに共用可能と
する。 【構成】 マスタシリンダとホイールシリンダとの間に
介在されハウジング21のシリンダ22に嵌挿されたピ
ストン23の一側に画成されABS作動時にホイールシ
リンダのブレーキ液を抜き取る第1液室22A、ピスト
ンの他側に画成されTCL作動時にホイールシリンダに
ブレーキ液を込める第2液室22B、ABS作動時に閉
弁されてホイールシリンダとマスタシリンダとを遮断す
る第1シャット弁25、TCL作動時に閉弁されてホイ
ールシリンダとマスタシリンダとを遮断する第2シャッ
ト弁26、ピストンを駆動するモータ29とを有するハ
イドロリックユニット20と、ホイールシリンダと第
1、第2液室間に介在されABS作動時にはホイールシ
リンダと第1液室とを、TCL作動時にはホイールシリ
ンダと第2液室とを接続する切換弁45とを備えた構成
としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンチロックブレーキ
・トラクションコントロールシステムに関する。
・トラクションコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両にアンチロックブレーキシス
テムやトラクションコントロールシステムが装備されて
きている。アンチロックブレーキシステム(以下「AB
S」という)は、急制動時や滑り易い路面での制動時に
車輪のスリップ状況を感知してブレーキ液圧を制御し、
車輪のロックにより発生するスリップを防止して制動時
における方向安定性及び操縦性の確保と制動停止距離の
短縮を図るようにしたブレーキシステムである。このA
BSは、車輪速センサの信号により車輪速度を検出し、
車輪の回転状況を把握すると共に車輪のスリップ状況を
予測し、車輪がロックされないようにハイドロリックユ
ニット(HU)を制御してホイールシリンダにかかるブ
レーキ液圧を制御する。即ち、車輪がロックする方向に
あるときにはブレーキ液圧を減少させ、車輪のロックの
虞れが回避されるとブレーキ液圧を再び増加させ、この
ような制御を繰り返しブレーキ力を制御するものであ
る。
テムやトラクションコントロールシステムが装備されて
きている。アンチロックブレーキシステム(以下「AB
S」という)は、急制動時や滑り易い路面での制動時に
車輪のスリップ状況を感知してブレーキ液圧を制御し、
車輪のロックにより発生するスリップを防止して制動時
における方向安定性及び操縦性の確保と制動停止距離の
短縮を図るようにしたブレーキシステムである。このA
BSは、車輪速センサの信号により車輪速度を検出し、
車輪の回転状況を把握すると共に車輪のスリップ状況を
予測し、車輪がロックされないようにハイドロリックユ
ニット(HU)を制御してホイールシリンダにかかるブ
レーキ液圧を制御する。即ち、車輪がロックする方向に
あるときにはブレーキ液圧を減少させ、車輪のロックの
虞れが回避されるとブレーキ液圧を再び増加させ、この
ような制御を繰り返しブレーキ力を制御するものであ
る。
【0003】また、トラクションコントロール(以下
「TCL」という)は、車輪のスリップを制御し、雪道
等の滑り易い路面での発進・加速性と旋回安定性とを向
上させると共に、車両の横加速度の過大を防止ぎ一般道
路で旋回加速時における駆動力を制御して操縦性を向上
させるようにしたものである。このトラクションコント
ロールは、エンジンの余分な出力を制御するエンジン制
御の他、駆動伝達系制御、ブレーキ制御等に大別され、
ブレーキ制御は、ABSと同様にブレーキ液圧を制御し
てタイヤの駆動力と横力とを車両の運転状況や路面状況
に応じて最適に制御するものである。
「TCL」という)は、車輪のスリップを制御し、雪道
等の滑り易い路面での発進・加速性と旋回安定性とを向
上させると共に、車両の横加速度の過大を防止ぎ一般道
路で旋回加速時における駆動力を制御して操縦性を向上
させるようにしたものである。このトラクションコント
ロールは、エンジンの余分な出力を制御するエンジン制
御の他、駆動伝達系制御、ブレーキ制御等に大別され、
ブレーキ制御は、ABSと同様にブレーキ液圧を制御し
てタイヤの駆動力と横力とを車両の運転状況や路面状況
に応じて最適に制御するものである。
【0004】図1は、従来のABSの構成例を示し、ハ
イドロリックユニット(HU)1は、ハウジング2に形
成されたシリンダ3に嵌挿された、ピストン4、ABS
用チェック弁5、ABS用カット弁6、ハウジング2に
装着されたモータ7、モータ7の駆動力をピストン4に
伝達する歯車機構8及び送り機構9等により構成されて
いる。ABS非作動時にはピストン4が上限位置にあり
チェック弁5が開弁され、且つカット弁6が開弁されて
おり、ブレーキペダル10が踏み込まれるとマスタシリ
ンダ11から吐出されたブレーキ液は、チェック弁5、
カット弁6を通してホイールシリンダ13に供給されて
ブレーキ装置14を作動させ、車輪(図示せず)に制動
力を付与する。尚、符号12は、リザーバである。
イドロリックユニット(HU)1は、ハウジング2に形
成されたシリンダ3に嵌挿された、ピストン4、ABS
用チェック弁5、ABS用カット弁6、ハウジング2に
装着されたモータ7、モータ7の駆動力をピストン4に
伝達する歯車機構8及び送り機構9等により構成されて
いる。ABS非作動時にはピストン4が上限位置にあり
チェック弁5が開弁され、且つカット弁6が開弁されて
おり、ブレーキペダル10が踏み込まれるとマスタシリ
ンダ11から吐出されたブレーキ液は、チェック弁5、
カット弁6を通してホイールシリンダ13に供給されて
ブレーキ装置14を作動させ、車輪(図示せず)に制動
力を付与する。尚、符号12は、リザーバである。
【0005】ABS作動時にはカット弁6が閉弁され、
モータ7が逆回転してピストン4が下動し、当該ピスト
ン4の下動に伴いチェック弁5が閉弁されホイールシリ
ンダ13がマスタシリンダ11から遮断される。これに
よりホイールシリンダ13のブレーキ液がシリンダ3内
に抜き取られ、これに伴い制動力が減少して前記車輪の
ロックが防止される。そして、前記車輪のロックの虞れ
が回避されるとモータ7が正回転してピストン4を上動
させ、シリンダ3内のブレーキ液をホイールシリンダ1
3に込めてブレーキ液圧を再び増加させ、制動力を増加
する。このときにはブレーキペダル10が踏み込まれお
り、従って、チェック弁5は、マスタシリンダ11のブ
レーキ液圧により閉弁されている。かかる制御は、電子
制御装置(図示せず)により行なわれる。
モータ7が逆回転してピストン4が下動し、当該ピスト
ン4の下動に伴いチェック弁5が閉弁されホイールシリ
ンダ13がマスタシリンダ11から遮断される。これに
よりホイールシリンダ13のブレーキ液がシリンダ3内
に抜き取られ、これに伴い制動力が減少して前記車輪の
ロックが防止される。そして、前記車輪のロックの虞れ
が回避されるとモータ7が正回転してピストン4を上動
させ、シリンダ3内のブレーキ液をホイールシリンダ1
3に込めてブレーキ液圧を再び増加させ、制動力を増加
する。このときにはブレーキペダル10が踏み込まれお
り、従って、チェック弁5は、マスタシリンダ11のブ
レーキ液圧により閉弁されている。かかる制御は、電子
制御装置(図示せず)により行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のハイドロリックユニット1は、ABSのみに適用可
能であり、ブレーキ液圧を制御するトラクションコント
ロールには対応することができず、従って、トラクショ
ンコントロール用のハイドロリックユニットを別途搭載
することが必要である。このためブレーキ系のシステム
が複雑となるばかりでなく、部品点数の増加、コストの
上昇を来す等の問題がある。
成のハイドロリックユニット1は、ABSのみに適用可
能であり、ブレーキ液圧を制御するトラクションコント
ロールには対応することができず、従って、トラクショ
ンコントロール用のハイドロリックユニットを別途搭載
することが必要である。このためブレーキ系のシステム
が複雑となるばかりでなく、部品点数の増加、コストの
上昇を来す等の問題がある。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、ハイドロリックユニットをABSとブレーキ付き備
えたTCLシステムに共用させることが可能なアンチロ
ックブレーキ・トラクションコントロールシステムを提
供することを目的とする。
で、ハイドロリックユニットをABSとブレーキ付き備
えたTCLシステムに共用させることが可能なアンチロ
ックブレーキ・トラクションコントロールシステムを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、マスタシリンダとホイールシリンダ
との間に介在され、ハウジングに設けられたシリンダに
嵌挿されたピストンの一側に画成されABS作動時に前
記ホイールシリンダのブレーキ液を抜き取る第1液室
と、前記ピストンの他側に画成されTCL作動時に前記
ホイールシリンダにブレーキ液を込める第2液室と、前
記ハウジングに設けられ前記ABS作動時に閉弁されて
前記ホイールシリンダと前記マスタシリンダとを遮断す
る第1シャット弁と、前記TCL作動時に閉弁されて前
記ホイールシリンダと前記マスタシリンダとを遮断する
第2シャット弁と、前記ピストンを駆動するモータとを
有するハイドロリックユニットと、前記ホイールシリン
ダと前記第1及び第2液室との間に介在され、前記AB
S作動時には前記ホイールシリンダと前記第1液室とを
接続し、前記TCL作動時には前記ホイールシリンダと
前記第2液室とを接続する切換弁とを備えた構成とした
ものである。
に本発明によれば、マスタシリンダとホイールシリンダ
との間に介在され、ハウジングに設けられたシリンダに
嵌挿されたピストンの一側に画成されABS作動時に前
記ホイールシリンダのブレーキ液を抜き取る第1液室
と、前記ピストンの他側に画成されTCL作動時に前記
ホイールシリンダにブレーキ液を込める第2液室と、前
記ハウジングに設けられ前記ABS作動時に閉弁されて
前記ホイールシリンダと前記マスタシリンダとを遮断す
る第1シャット弁と、前記TCL作動時に閉弁されて前
記ホイールシリンダと前記マスタシリンダとを遮断する
第2シャット弁と、前記ピストンを駆動するモータとを
有するハイドロリックユニットと、前記ホイールシリン
ダと前記第1及び第2液室との間に介在され、前記AB
S作動時には前記ホイールシリンダと前記第1液室とを
接続し、前記TCL作動時には前記ホイールシリンダと
前記第2液室とを接続する切換弁とを備えた構成とした
ものである。
【0009】
【作用】ABS非作動時には、第1、第2のシャット弁
が共に開弁されており、マスタシリンダとホイールシリ
ンダとが接続される。ブレーキペダルが踏み込まれると
マスタシリンダから吐出されたブレーキ液がホイールシ
リンダに供給されて車輪に制動力が付与される。ABS
作動時には第1シャット弁が閉弁されてホイールシリン
ダがマスタシリンダから遮断されると共に第1液室に接
続され、ピストンが第2液室側に移動する。ピストンの
移動に伴いホイールシリンダのブレーキ液が第1液室内
に抜き取られ、車輪の制動力が弱められる。これにより
車輪のロックが防止される。
が共に開弁されており、マスタシリンダとホイールシリ
ンダとが接続される。ブレーキペダルが踏み込まれると
マスタシリンダから吐出されたブレーキ液がホイールシ
リンダに供給されて車輪に制動力が付与される。ABS
作動時には第1シャット弁が閉弁されてホイールシリン
ダがマスタシリンダから遮断されると共に第1液室に接
続され、ピストンが第2液室側に移動する。ピストンの
移動に伴いホイールシリンダのブレーキ液が第1液室内
に抜き取られ、車輪の制動力が弱められる。これにより
車輪のロックが防止される。
【0010】TCL作動時には第2シャット弁が閉弁さ
れてホイールシリンダがマスタシリンダから遮断される
と共に第2液室に接続され、ピストンが当該第2液室の
容積を小さくするように移動する。ピストンの移動に伴
い第2液室内のブレーキ液がホイールシリンダに込めら
れ、車輪に制動力が付与される。これにより車輪のスリ
ップが防止される。
れてホイールシリンダがマスタシリンダから遮断される
と共に第2液室に接続され、ピストンが当該第2液室の
容積を小さくするように移動する。ピストンの移動に伴
い第2液室内のブレーキ液がホイールシリンダに込めら
れ、車輪に制動力が付与される。これにより車輪のスリ
ップが防止される。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図2においてハイドロリックユニット(H
U)20は、ハウジング21、ハウジング21に形成さ
れホイールシリンダのブレーキ液を制御するシリンダ2
2、シリンダ22に摺動可能に嵌挿されABS作動時に
ホイールシリンダのブレーキ液を取り込み、TCL作動
時にホイールシリンダにブレーキ液を込めるピストン2
3、ABS用シャット弁25、TCL用シャット弁2
6、チェック弁27、28、ハウジング21に装着され
たモータ29、モータ29の駆動力をピストンロッド2
4に伝達する歯車機構30、送り機構31等により構成
されている。
詳述する。図2においてハイドロリックユニット(H
U)20は、ハウジング21、ハウジング21に形成さ
れホイールシリンダのブレーキ液を制御するシリンダ2
2、シリンダ22に摺動可能に嵌挿されABS作動時に
ホイールシリンダのブレーキ液を取り込み、TCL作動
時にホイールシリンダにブレーキ液を込めるピストン2
3、ABS用シャット弁25、TCL用シャット弁2
6、チェック弁27、28、ハウジング21に装着され
たモータ29、モータ29の駆動力をピストンロッド2
4に伝達する歯車機構30、送り機構31等により構成
されている。
【0012】ハウジング21の側壁にはシリンダ22の
上下両端に連通するポート21a、21bが穿設されて
おり、シリンダ22の下方には当該シリンダ22と同軸
をなして孔21cが穿設されており、シリンダ22と孔
21cとは軸芯に穿設された孔21dにより連通されて
いる。孔21cの内面にはガイド溝21eが軸方向に沿
って形成されている。また、シリンダ22の上方には通
路21f、21g、21hが形成されており、通路21
f、21hの各一端は、夫々ハウジング21の側壁に開
口されている。そして、通路21fの一端は、通路40
を介してホイールシリンダ(W/C)に、通路21hの
一端は、通路41を介してマスタシリンダ(M/C)
(共に図示せず)に接続される。
上下両端に連通するポート21a、21bが穿設されて
おり、シリンダ22の下方には当該シリンダ22と同軸
をなして孔21cが穿設されており、シリンダ22と孔
21cとは軸芯に穿設された孔21dにより連通されて
いる。孔21cの内面にはガイド溝21eが軸方向に沿
って形成されている。また、シリンダ22の上方には通
路21f、21g、21hが形成されており、通路21
f、21hの各一端は、夫々ハウジング21の側壁に開
口されている。そして、通路21fの一端は、通路40
を介してホイールシリンダ(W/C)に、通路21hの
一端は、通路41を介してマスタシリンダ(M/C)
(共に図示せず)に接続される。
【0013】ABS用シャット弁25、TCL用シャッ
ト弁26は、ハウジング20の上面に配設されており、
ABS用シャット弁25は、通路21fと21gとの間
に、TCL用シャット弁26は、通路21hと21gと
の間に介在されている。これらのシャット弁25、26
は、常開型の電磁弁により構成されており、消勢時には
夫々開弁され、付勢されると閉弁されて通路21fと2
1g、21hと21gとの間を閉塞する。
ト弁26は、ハウジング20の上面に配設されており、
ABS用シャット弁25は、通路21fと21gとの間
に、TCL用シャット弁26は、通路21hと21gと
の間に介在されている。これらのシャット弁25、26
は、常開型の電磁弁により構成されており、消勢時には
夫々開弁され、付勢されると閉弁されて通路21fと2
1g、21hと21gとの間を閉塞する。
【0014】チェック弁27は、通路21fと21gと
の間に介在され、通路21fから通路21g方向にのみ
ブレーキ液の流れを許容し、チェック弁28は、通路2
1hと21gとの間に配設され、通路21hから通路2
1g方向にのみブレーキ液の流れを許容する。また、チ
ェック弁27は、シリンダ22の上端中央に臨んで設け
られており、ピストン23が上限位置に達したときに当
該ピストン23の上端面中央に設けられた突起23aに
より開弁されるようになっている。
の間に介在され、通路21fから通路21g方向にのみ
ブレーキ液の流れを許容し、チェック弁28は、通路2
1hと21gとの間に配設され、通路21hから通路2
1g方向にのみブレーキ液の流れを許容する。また、チ
ェック弁27は、シリンダ22の上端中央に臨んで設け
られており、ピストン23が上限位置に達したときに当
該ピストン23の上端面中央に設けられた突起23aに
より開弁されるようになっている。
【0015】ピストンロッド24は、上部がシリンダ2
3内に、下部が孔21c内に収納され、上部は、孔21
dを液密、且つ摺動可能に貫通され、上端にピストン2
3が固定されている。ロッド24の下部にはねじ部24
aが刻設されており、当該ねじ部24aの上端近傍には
ガイド35が固定されている。このガイド35は、外周
面の両側に設けられ孔21cの各ガイド溝21eに嵌合
する突起を介して当該孔21c内に、軸方向に摺動可能
且つ回転不能に嵌挿されおり、ピストンロッド24の中
央部を支持している。
3内に、下部が孔21c内に収納され、上部は、孔21
dを液密、且つ摺動可能に貫通され、上端にピストン2
3が固定されている。ロッド24の下部にはねじ部24
aが刻設されており、当該ねじ部24aの上端近傍には
ガイド35が固定されている。このガイド35は、外周
面の両側に設けられ孔21cの各ガイド溝21eに嵌合
する突起を介して当該孔21c内に、軸方向に摺動可能
且つ回転不能に嵌挿されおり、ピストンロッド24の中
央部を支持している。
【0016】送りナット36は、ピストンロッド24の
ねじ部24aと螺合し、且つハウジング21の孔21c
にベアリングを介して回転可能に支持されており、下端
にはリングギヤ37が固定されている。このリングギヤ
37は、モータ29の軸に固定されたギヤ38に噛合し
ている。そして、リングギヤ37とギヤ38とにより歯
車機構30が、ピストンロッド24のねじ部24aと送
りナット37とにより送り機構31が構成されている。
送りナット37は、モータ29により回転されてピスト
ンロッド24を上動又は下動させ、ピストン23を駆動
する。
ねじ部24aと螺合し、且つハウジング21の孔21c
にベアリングを介して回転可能に支持されており、下端
にはリングギヤ37が固定されている。このリングギヤ
37は、モータ29の軸に固定されたギヤ38に噛合し
ている。そして、リングギヤ37とギヤ38とにより歯
車機構30が、ピストンロッド24のねじ部24aと送
りナット37とにより送り機構31が構成されている。
送りナット37は、モータ29により回転されてピスト
ンロッド24を上動又は下動させ、ピストン23を駆動
する。
【0017】シリンダ22にはピストン23の上下両側
に液室22A、22Bが画成され、液室22Aは、AB
S用、液室22BはTCL用とされている。液室22A
のポート21aは、通路42に、液室22Bのポート2
1bは、通路43に接続されており、これらの通路42
と43との間には方向切換弁(電磁弁)45が介在され
ている。方向切換弁45は、消勢時には位置45Aに切
替られて液室22Aをホイールシリンダに、液室22B
をタンク39に接続し、付勢されると位置45Bに切替
られて液室22Bをホイールシリンダに、液室22Aを
タンク39に接続する。
に液室22A、22Bが画成され、液室22Aは、AB
S用、液室22BはTCL用とされている。液室22A
のポート21aは、通路42に、液室22Bのポート2
1bは、通路43に接続されており、これらの通路42
と43との間には方向切換弁(電磁弁)45が介在され
ている。方向切換弁45は、消勢時には位置45Aに切
替られて液室22Aをホイールシリンダに、液室22B
をタンク39に接続し、付勢されると位置45Bに切替
られて液室22Bをホイールシリンダに、液室22Aを
タンク39に接続する。
【0018】そして、ハイドロリックユニット20のシ
ャット弁25、26、モータ29及び方向切換弁45
は、図示しない電子制御装置(ECU)に接続される。
この電子制御装置は、ブレーキ時に車輪速センサからの
信号により車輪速度を検出し、車輪の回転状況を把握す
ると共に車輪のスリップ状況を予測し、車輪がロックさ
れないようにブレーキ液圧を制御する。また、加速・急
発進時に車輪速センサからの信号により車輪のスリップ
比(車輪の回転速度に対する滑り速度の比率)を検出
し、車両の運転状況や路面状況に応じて車輪に制動力を
付与し、当該車輪が滑らないように制御する。
ャット弁25、26、モータ29及び方向切換弁45
は、図示しない電子制御装置(ECU)に接続される。
この電子制御装置は、ブレーキ時に車輪速センサからの
信号により車輪速度を検出し、車輪の回転状況を把握す
ると共に車輪のスリップ状況を予測し、車輪がロックさ
れないようにブレーキ液圧を制御する。また、加速・急
発進時に車輪速センサからの信号により車輪のスリップ
比(車輪の回転速度に対する滑り速度の比率)を検出
し、車両の運転状況や路面状況に応じて車輪に制動力を
付与し、当該車輪が滑らないように制御する。
【0019】即ち、ABSは、ホイールシリンダのブレ
ーキ液を抜く作用、TCLは、ホイールシリンダにブレ
ーキ液を込める作用であり、前記電子制御装置は、ピス
トン23の下げ動作に対してABS時に液室22Aをホ
イールシリンダに、TCL時に液室22Bをホイールシ
リンダに連通させてこれらの作用を行わせる。以下に作
用を説明する。
ーキ液を抜く作用、TCLは、ホイールシリンダにブレ
ーキ液を込める作用であり、前記電子制御装置は、ピス
トン23の下げ動作に対してABS時に液室22Aをホ
イールシリンダに、TCL時に液室22Bをホイールシ
リンダに連通させてこれらの作用を行わせる。以下に作
用を説明する。
【0020】ABS非作動時には、図3に示すようにハ
イドロリックユニット20は、ABS用シャット弁2
5、TCL用シャット弁26が開弁されており、通路2
1f〜21hが連通されている。ピストン23は、上限
位置に移動されており、チェック弁27が開弁されて通
路21fと21gとが連通している。チェック弁27
は、ABS用シャット弁25が誤作動して閉弁した場合
でも通路21gから21f方向へのブレーキ液の流れを
許容しフェイルセーフとして機能する。また、方向切換
弁45は、消勢されており、液室22Bがタンク39に
接続されている。
イドロリックユニット20は、ABS用シャット弁2
5、TCL用シャット弁26が開弁されており、通路2
1f〜21hが連通されている。ピストン23は、上限
位置に移動されており、チェック弁27が開弁されて通
路21fと21gとが連通している。チェック弁27
は、ABS用シャット弁25が誤作動して閉弁した場合
でも通路21gから21f方向へのブレーキ液の流れを
許容しフェイルセーフとして機能する。また、方向切換
弁45は、消勢されており、液室22Bがタンク39に
接続されている。
【0021】この状態でブレーキペダル(図示せず)が
踏み込まれると、これに伴いマスタシリンダ(M/C)
からブレーキ液が吐出され、通路41、ハイドロリック
ユニット20の通路21h、TCL用シャット弁26、
通路21g、ABS用シャット弁25、通路21f、通
路40の経路でホイールシリンダ(W/C)に供給さ
れ、ブレーキ装置が作動して車輪に制動力を付与する。
踏み込まれると、これに伴いマスタシリンダ(M/C)
からブレーキ液が吐出され、通路41、ハイドロリック
ユニット20の通路21h、TCL用シャット弁26、
通路21g、ABS用シャット弁25、通路21f、通
路40の経路でホイールシリンダ(W/C)に供給さ
れ、ブレーキ装置が作動して車輪に制動力を付与する。
【0022】このときTCL用シャット弁26が故障し
て閉弁状態になった場合にはチェック弁28を通してマ
スタシリンダからホイールシリンダへのブレーキ液の供
給が可能となりフェイルセーフとして機能する。また、
ABS用シャット弁25が故障して閉弁状態になった場
合にはチェック弁27が開弁しているためにマスタシリ
ンダからホイールシリンダへのブレーキ液の供給が可能
となり、何れの場合にもブレーキ装置が作動する。方向
電磁弁45は、誤動作して位置45Bに切替られてもホ
イールシリンダが液室22Bに接続されるだけで影響は
無い。
て閉弁状態になった場合にはチェック弁28を通してマ
スタシリンダからホイールシリンダへのブレーキ液の供
給が可能となりフェイルセーフとして機能する。また、
ABS用シャット弁25が故障して閉弁状態になった場
合にはチェック弁27が開弁しているためにマスタシリ
ンダからホイールシリンダへのブレーキ液の供給が可能
となり、何れの場合にもブレーキ装置が作動する。方向
電磁弁45は、誤動作して位置45Bに切替られてもホ
イールシリンダが液室22Bに接続されるだけで影響は
無い。
【0023】ABS作動時にはABS用シャット弁25
が付勢されて閉弁され、通路21fと21gとが遮断さ
れてホイールシリンダ側のブレーキ液が閉塞される。同
時にモータ29が駆動されてピストン23が下動し、ホ
イールシリンダのブレーキ液が方向切換弁45を通して
シリンダ22の液室22A内に抜き取られる。これによ
りホイールシリンダのブレーキ液圧が減少して制動力が
弱くなり、車輪のロックが回避される。また、ブレーキ
ベダルが開放されると、ホイールシリンダのブレーキ液
がチェック弁27、TCL用シャット弁26を介してマ
スタシリンダに戻る。
が付勢されて閉弁され、通路21fと21gとが遮断さ
れてホイールシリンダ側のブレーキ液が閉塞される。同
時にモータ29が駆動されてピストン23が下動し、ホ
イールシリンダのブレーキ液が方向切換弁45を通して
シリンダ22の液室22A内に抜き取られる。これによ
りホイールシリンダのブレーキ液圧が減少して制動力が
弱くなり、車輪のロックが回避される。また、ブレーキ
ベダルが開放されると、ホイールシリンダのブレーキ液
がチェック弁27、TCL用シャット弁26を介してマ
スタシリンダに戻る。
【0024】ABS作動時にABSシャット弁25が誤
動作して開弁した場合にはホイールシリンダとマスタシ
リンダとが接続されたままとなり、従って、ABSとし
て作動しない。また、TCL用シャット弁26が誤動作
により閉弁した場合にはABS機能には影響は無いが、
ブレーキペダルを開放してもホイールシリンダ側のブレ
ーキ液が抜けないためにブレーキ作動状態となる。ま
た、方向切換弁45が誤動作して位置45Bに切り替わ
った場合にはシリンダ22の液室22Bとホイールシリ
ンダとが接続されるために当該液室22B内のブレーキ
液がライン(通路42、40、41)に込められてブレ
ーキペダルが戻され、ABSとして作動しない。
動作して開弁した場合にはホイールシリンダとマスタシ
リンダとが接続されたままとなり、従って、ABSとし
て作動しない。また、TCL用シャット弁26が誤動作
により閉弁した場合にはABS機能には影響は無いが、
ブレーキペダルを開放してもホイールシリンダ側のブレ
ーキ液が抜けないためにブレーキ作動状態となる。ま
た、方向切換弁45が誤動作して位置45Bに切り替わ
った場合にはシリンダ22の液室22Bとホイールシリ
ンダとが接続されるために当該液室22B内のブレーキ
液がライン(通路42、40、41)に込められてブレ
ーキペダルが戻され、ABSとして作動しない。
【0025】また、TCL作動時には、図4に示すよう
にハイドロリックユニット20は、ABS用シャット弁
25が消勢されて開弁され、TCL用シャット弁26が
付勢されて閉弁され、方向切換弁45が付勢されて位置
45Bに切替られ、ホイールシリンダが液室22Bに接
続される。モータ29が駆動されてピストン23が下動
すると、これに伴い液室22B内のブレーキ液がホイー
ルシリンダに込められ、車輪に制動力が付与され、スリ
ップが抑制される。尚、このときブレーキペダルを踏み
込むと、マスタシリンダからブレーキ液がチェック弁2
8を通してホイールシリンダに供給され、ブレーキの踏
み増しが可能となる。
にハイドロリックユニット20は、ABS用シャット弁
25が消勢されて開弁され、TCL用シャット弁26が
付勢されて閉弁され、方向切換弁45が付勢されて位置
45Bに切替られ、ホイールシリンダが液室22Bに接
続される。モータ29が駆動されてピストン23が下動
すると、これに伴い液室22B内のブレーキ液がホイー
ルシリンダに込められ、車輪に制動力が付与され、スリ
ップが抑制される。尚、このときブレーキペダルを踏み
込むと、マスタシリンダからブレーキ液がチェック弁2
8を通してホイールシリンダに供給され、ブレーキの踏
み増しが可能となる。
【0026】TCL作動時に、ABS用シャット弁25
が誤動作して閉弁した場合にはTCL機能には影響ない
が、ブレーキペダルを踏み込んでもホイールシリンダに
ブレーキ液が供給されず、ブレーキの踏み増しができな
くなる。また、TCL用シャット弁26が誤動作して開
弁した場合には、ホイールシリンダとマスタシリンダと
が接続されるためにシリンダ22の液室22Bがホイー
ルシリンダに供給されずにマスタシリンダ側に戻り、T
CLとして作動しなくなる。また、方向切換弁45が誤
動作して位置45Aに切り替えられた場合には、シリン
ダ22の液室22Aとホイールシリンダとが接続され、
従って、TCLとして機能しなくなる。尚、ピストン2
3が下動して液室22Aと接続されるライン圧が負圧と
なるときにはマスタシリンダ側(リザーバ)からチェッ
ク弁28を介してブレーキ液が液室22Aに供給され
る。
が誤動作して閉弁した場合にはTCL機能には影響ない
が、ブレーキペダルを踏み込んでもホイールシリンダに
ブレーキ液が供給されず、ブレーキの踏み増しができな
くなる。また、TCL用シャット弁26が誤動作して開
弁した場合には、ホイールシリンダとマスタシリンダと
が接続されるためにシリンダ22の液室22Bがホイー
ルシリンダに供給されずにマスタシリンダ側に戻り、T
CLとして作動しなくなる。また、方向切換弁45が誤
動作して位置45Aに切り替えられた場合には、シリン
ダ22の液室22Aとホイールシリンダとが接続され、
従って、TCLとして機能しなくなる。尚、ピストン2
3が下動して液室22Aと接続されるライン圧が負圧と
なるときにはマスタシリンダ側(リザーバ)からチェッ
ク弁28を介してブレーキ液が液室22Aに供給され
る。
【0027】尚、前記ABS非作動時、ABS作動時及
びTCL作動時におけるABS用シャット弁25、TC
L用シャット弁26、方向切換弁45及びピストン23
の状態を表1に示す。
びTCL作動時におけるABS用シャット弁25、TC
L用シャット弁26、方向切換弁45及びピストン23
の状態を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
イドロリックユニットをABSとブレーキ付きTCLと
に共用させることが可能となり、ABS及びブレーキ付
きTCLを装備した車両のブレーキ制御系の簡素化及び
部品点数の低減が図られると共にコストの低減が図られ
る等の効果がある。
イドロリックユニットをABSとブレーキ付きTCLと
に共用させることが可能となり、ABS及びブレーキ付
きTCLを装備した車両のブレーキ制御系の簡素化及び
部品点数の低減が図られると共にコストの低減が図られ
る等の効果がある。
【図1】従来のABSの概要を示す構成図である。
【図2】本発明に係るアンチロックブレーキ・トラクシ
ョンコントロールシステムの一実施例を示す概略構成図
である。
ョンコントロールシステムの一実施例を示す概略構成図
である。
【図3】図2のシステムのABS作動時における説明図
である。
である。
【図4】図2のシステムのTCL作動時における説明図
である。
である。
20 ハイドロリックユニット 21 ハウジング 22 シリンダ 23 ピストン 25 ABS用シャット弁 26 TCL用シャット弁 27、28 チェック弁 29 モータ 30 歯車機構 31 送り機構 45 方向切換弁
Claims (1)
- 【請求項1】 マスタシリンダとホイールシリンダとの
間に介在され、ハウジングに設けられたシリンダに嵌挿
されたピストンの一側に画成されABS作動時に前記ホ
イールシリンダのブレーキ液を抜き取る第1液室と、前
記ピストンの他側に画成されTCL作動時に前記ホイー
ルシリンダにブレーキ液を込める第2液室と、前記ハウ
ジングに設けられ前記ABS作動時に閉弁されて前記ホ
イールシリンダと前記マスタシリンダとを遮断する第1
シャット弁と、前記TCL作動時に閉弁されて前記ホイ
ールシリンダと前記マスタシリンダとを遮断する第2シ
ャット弁と、前記ピストンを駆動するモータとを有する
ハイドロリックユニットと、前記ホイールシリンダと前
記第1及び第2液室との間に介在され、前記ABS作動
時には前記ホイールシリンダと前記第1液室とを接続
し、前記TCL作動時には前記ホイールシリンダと前記
第2液室とを接続する切換弁とを備えたことを特徴とす
るアンチロックブレーキ・トラクションコントロールシ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4201023A JPH0648286A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | アンチロックブレーキ・トラクションコントロールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4201023A JPH0648286A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | アンチロックブレーキ・トラクションコントロールシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648286A true JPH0648286A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16434179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4201023A Withdrawn JPH0648286A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | アンチロックブレーキ・トラクションコントロールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648286A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132925A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両の車輪制動制御装置 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP4201023A patent/JPH0648286A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132925A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両の車輪制動制御装置 |
JP4563987B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2010-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 車両の車輪制動制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5320422A (en) | Slip control device for vehicle wheel | |
JPH0562100B2 (ja) | ||
JPH07186921A (ja) | 路面車両用制動圧力制御装置 | |
JPH0853057A (ja) | 車両用ブレーキ圧力制御装置 | |
JPH06206532A (ja) | スキッドコントロール装置を有する液圧式自動車ブレーキ装置 | |
JPH06171487A (ja) | アンチスキッド装置用液圧調節装置 | |
US6309029B1 (en) | Vehicle braking device | |
JP3599774B2 (ja) | アンチロックブレーキ装置を備えた液圧式の車両ブレーキ装置 | |
US4800289A (en) | Anti-skid apparatus for automotive vehicle | |
JPH0648286A (ja) | アンチロックブレーキ・トラクションコントロールシステム | |
EP1375282A1 (en) | Brake system for a vehicle having an integral precharge pump | |
JP3652423B2 (ja) | 車両におけるブレーキ制御方法 | |
JP2001328515A (ja) | 車両用液圧ブレーキシステムの制御方法 | |
US7475952B2 (en) | Braking system with mechanical combination valves | |
US5240314A (en) | Hydraulic brake system | |
JP3607991B2 (ja) | 車両用制動力制御装置 | |
JP3449336B2 (ja) | 車両用ブレーキ制御装置 | |
KR100268091B1 (ko) | 자동차의 제동력 제어장치 | |
JPH0648285A (ja) | アンチロックブレーキ・トラクションコントロールシステム | |
JPH044925Y2 (ja) | ||
JPS61196852A (ja) | 制動力制御装置 | |
JPH02231256A (ja) | アンチスキッド/トラクシヨン制御式ブレーキ装置 | |
JPS61205540A (ja) | 車輪スリツプ防止装置 | |
JP4185791B2 (ja) | 制動制御装置 | |
JPH06278588A (ja) | 制動力制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |