JPH0648270A - ステアリングコラム組立体 - Google Patents
ステアリングコラム組立体Info
- Publication number
- JPH0648270A JPH0648270A JP13358493A JP13358493A JPH0648270A JP H0648270 A JPH0648270 A JP H0648270A JP 13358493 A JP13358493 A JP 13358493A JP 13358493 A JP13358493 A JP 13358493A JP H0648270 A JPH0648270 A JP H0648270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column assembly
- steering column
- steering
- sleeve tube
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 90
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 76
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 76
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 76
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 34
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract 1
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 14
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 3
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/01—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
- B60R25/02—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
- B60R25/022—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism operating on the steering wheel, e.g. bars locked to the steering wheel rim
- B60R25/0222—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism operating on the steering wheel, e.g. bars locked to the steering wheel rim by disjoining steering wheel and column
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T70/00—Locks
- Y10T70/50—Special application
- Y10T70/5611—For control and machine elements
- Y10T70/5757—Handle, handwheel or knob
- Y10T70/5765—Rotary or swinging
- Y10T70/5805—Freely movable when locked
- Y10T70/5819—Handle-carried key lock
- Y10T70/5823—Coaxial clutch connection
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T70/00—Locks
- Y10T70/50—Special application
- Y10T70/5611—For control and machine elements
- Y10T70/5757—Handle, handwheel or knob
- Y10T70/5765—Rotary or swinging
- Y10T70/5805—Freely movable when locked
- Y10T70/5819—Handle-carried key lock
- Y10T70/5823—Coaxial clutch connection
- Y10T70/5827—Axially movable clutch
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20732—Handles
- Y10T74/20834—Hand wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が比較的複雑であること等及びステアリ
ングハンドルを支持するシャフト部分と自動車のステア
リング機構の別の部分に接続されたシャフト部分との間
で回転動作を伝達するときに遊びが生ずる等といった欠
点の無い自動車用ステアリングコラム組立体を提供する
こと。 【構成】 退却位置と盗難防止作動位置との間で可動で
ある自動車用の盗難防止ボルト機構103を備えるコラ
ム本体102内に回転可能に取り付けられるステアリン
グシャフト101を有する型式の、特に自動車用の、ス
テアリングコラム組立体において、シャフト部分の対応
する端部領域105a、106aの一方がその他方の周
りに位置するように配置され、係合解除可能な連結機構
手段108がステアリングハンドルを支持するシャフト
部分の周りで可動であるように取り付けられる。
ングハンドルを支持するシャフト部分と自動車のステア
リング機構の別の部分に接続されたシャフト部分との間
で回転動作を伝達するときに遊びが生ずる等といった欠
点の無い自動車用ステアリングコラム組立体を提供する
こと。 【構成】 退却位置と盗難防止作動位置との間で可動で
ある自動車用の盗難防止ボルト機構103を備えるコラ
ム本体102内に回転可能に取り付けられるステアリン
グシャフト101を有する型式の、特に自動車用の、ス
テアリングコラム組立体において、シャフト部分の対応
する端部領域105a、106aの一方がその他方の周
りに位置するように配置され、係合解除可能な連結機構
手段108がステアリングハンドルを支持するシャフト
部分の周りで可動であるように取り付けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、自動車用のステ
アリング・コラム組立体に関する。
アリング・コラム組立体に関する。
【0002】より具体的には、本発明は、退却位置と盗
難防止作動位置との間を可動である、車輛用の盗難防止
ボルト機構を有し、コラム本体内に回転可能に取り付け
られるステアリングシャフトを備える型式のコラム組立
体に関する。
難防止作動位置との間を可動である、車輛用の盗難防止
ボルト機構を有し、コラム本体内に回転可能に取り付け
られるステアリングシャフトを備える型式のコラム組立
体に関する。
【0003】
【従来の技術】この型式の或る組立体において、ステア
リングシャフトは、ステアリングハンドルを支持する部
分と、自動車のステアリング機構の他の部分に接続され
た別の部分という、二つのシャフト部分を備えており、
これらシャフト部分は、係合解除連結機構手段によって
接続され、又、該連結機構手段は、盗難防止機構の制御
の下、二つのシャフト部分を結合する作用可能な位置
と、二つのシャフト部分を互いに自由にする退却した盗
難防止位置との間を可動であり、このため、ステアリン
グハンドルを支持するシャフト部分は、自動車のステア
リング機構の別の部分に接続された他のシャフト部分に
対して回転自在であるようにしたものがある。
リングシャフトは、ステアリングハンドルを支持する部
分と、自動車のステアリング機構の他の部分に接続され
た別の部分という、二つのシャフト部分を備えており、
これらシャフト部分は、係合解除連結機構手段によって
接続され、又、該連結機構手段は、盗難防止機構の制御
の下、二つのシャフト部分を結合する作用可能な位置
と、二つのシャフト部分を互いに自由にする退却した盗
難防止位置との間を可動であり、このため、ステアリン
グハンドルを支持するシャフト部分は、自動車のステア
リング機構の別の部分に接続された他のシャフト部分に
対して回転自在であるようにしたものがある。
【0004】かかるコラム組立体は、例えば、欧州特許
第0,058,590号の明細書から公知である。
第0,058,590号の明細書から公知である。
【0005】この明細書には、自動車用のステアリング
ハンドルの係合解除手段を備える盗難防止装置が記載さ
れており、この場合、ステアリングロッドは、二つの部
分、即ち、その上にステアリングハンドルが取り付けら
れる一次ロッドと、自動車のステアリング機構の別の部
分に接続される二次ロッドと、いう二つの部分によって
形成される。
ハンドルの係合解除手段を備える盗難防止装置が記載さ
れており、この場合、ステアリングロッドは、二つの部
分、即ち、その上にステアリングハンドルが取り付けら
れる一次ロッドと、自動車のステアリング機構の別の部
分に接続される二次ロッドと、いう二つの部分によって
形成される。
【0006】これら二つのロッドは、端部同士を合わせ
た状態に配置され、二次ロッドは、二つのロッドの隣接
する端部の適当な構造体と、これら端部上を摺動自在で
ある一方、シリンダがこれら端部の一方及び/又は他方
に対して回転可能に連結されるようにする構造の内面を
有する組立体シリンダとを含む係合解除機構を介して一
次ロッドによって駆動される。この組立体シリンダの軸
方向への変位は、偏心輪及び接続ロッドを備える装置を
介してキーの回転動作により実現することが出来る。
た状態に配置され、二次ロッドは、二つのロッドの隣接
する端部の適当な構造体と、これら端部上を摺動自在で
ある一方、シリンダがこれら端部の一方及び/又は他方
に対して回転可能に連結されるようにする構造の内面を
有する組立体シリンダとを含む係合解除機構を介して一
次ロッドによって駆動される。この組立体シリンダの軸
方向への変位は、偏心輪及び接続ロッドを備える装置を
介してキーの回転動作により実現することが出来る。
【0007】実際には、これら装置は、盗難防止機構が
作用位置にあるとき、ステアリングハンドルを回転自在
にすることにより、自動車の盗難防止機能を向上させる
べく開発されたものである。
作用位置にあるとき、ステアリングハンドルを回転自在
にすることにより、自動車の盗難防止機能を向上させる
べく開発されたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】作用可能な位置にある
とき、盗難防止機構のボルトがステアリングシャフトの
スロット内に相互係止する従来のコラム組立体は、容易
に付勢可能であり、その結果、盗難を実行しよとすると
き、ステアリングコラムが比較的損傷し易く、又、自動
車の運転時の安全性が著しく低下する。
とき、盗難防止機構のボルトがステアリングシャフトの
スロット内に相互係止する従来のコラム組立体は、容易
に付勢可能であり、その結果、盗難を実行しよとすると
き、ステアリングコラムが比較的損傷し易く、又、自動
車の運転時の安全性が著しく低下する。
【0009】しかし、上述の明細書に記載された型式の
組立体は、その構造が比較的複雑であること、特に、こ
れら組立体の構造に関係するシャフト部分のような各種
の構成要素を機械的に絶えず保持しなければならないこ
と、係合解除可能な連結機構手段の作用上の安全性の
点、及びステアリングハンドルを支持するシャフト部分
と自動車のステアリング機構の別の部分に接続されたシ
ャフト部分との間で回転動作を伝達するときに遊びが生
ずる等といった多数の欠点がある。
組立体は、その構造が比較的複雑であること、特に、こ
れら組立体の構造に関係するシャフト部分のような各種
の構成要素を機械的に絶えず保持しなければならないこ
と、係合解除可能な連結機構手段の作用上の安全性の
点、及びステアリングハンドルを支持するシャフト部分
と自動車のステアリング機構の別の部分に接続されたシ
ャフト部分との間で回転動作を伝達するときに遊びが生
ずる等といった多数の欠点がある。
【0010】故に、本発明の目的は、特に、自動車用の
上述の型式のステアリングコラム組立体であって、シャ
フト部分の対応する端部領域の一方がその他方の周りに
位置するように配置され、係合解除連結機構手段がステ
アリングハンドルを支持するシャフト部分の周りを可動
であるように取り付けられることを特徴とするステアリ
ングコラム組立体を提供することにより、これら問題点
を解決しようとすることである。
上述の型式のステアリングコラム組立体であって、シャ
フト部分の対応する端部領域の一方がその他方の周りに
位置するように配置され、係合解除連結機構手段がステ
アリングハンドルを支持するシャフト部分の周りを可動
であるように取り付けられることを特徴とするステアリ
ングコラム組立体を提供することにより、これら問題点
を解決しようとすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】連結機構手段は、二つの
シャフト部分の少なくとも一方の周りを動くことの出来
るスリーブ管を備えており、該スリーブ管は、自動車の
ステアリング機構の別の部分に接続されたシャフト部分
の相補的な継手手段と相互作用し得るようにした第一の
継手手段と、ステアリングハンドルを支持するシャフト
部分の相補的な継手手段と相互作用し得るようにした第
二の継手手段と、を備えることが有利である。
シャフト部分の少なくとも一方の周りを動くことの出来
るスリーブ管を備えており、該スリーブ管は、自動車の
ステアリング機構の別の部分に接続されたシャフト部分
の相補的な継手手段と相互作用し得るようにした第一の
継手手段と、ステアリングハンドルを支持するシャフト
部分の相補的な継手手段と相互作用し得るようにした第
二の継手手段と、を備えることが有利である。
【0012】又、少なくとも第一の継手手段は、係合解
除可能であることが有利であり、この組立体は、その作
用位置にあるスリーブ管を二つのシャフト部分間で拘束
し、回転動作が遊びを伴わずにシャフト部分間で確実に
伝達されるようにすることが有利である。
除可能であることが有利であり、この組立体は、その作
用位置にあるスリーブ管を二つのシャフト部分間で拘束
し、回転動作が遊びを伴わずにシャフト部分間で確実に
伝達されるようにすることが有利である。
【0013】
【実施例】本発明は、単に一例として添付図面に関して
記載した以下の詳細な説明から一層良く理解されよう。
記載した以下の詳細な説明から一層良く理解されよう。
【0014】図1乃至図9から理解され得るように、特
に、自動車用のステアリングコラム組立体は、該自動車
用の盗難防止ボルト機構を含むコラム本体102内で回
転可能に可動であるように取り付けられたステアリング
シャフト101を備えている。このボルトは、全体とし
て参照符号104で示してある。
に、自動車用のステアリングコラム組立体は、該自動車
用の盗難防止ボルト機構を含むコラム本体102内で回
転可能に可動であるように取り付けられたステアリング
シャフト101を備えている。このボルトは、全体とし
て参照符号104で示してある。
【0015】以下により詳細に説明するように、このボ
ルト104は、図1に示した退却位置と、図2に示した
作用可能な盗難防止位置との間を可動であるように取り
付けられている。
ルト104は、図1に示した退却位置と、図2に示した
作用可能な盗難防止位置との間を可動であるように取り
付けられている。
【0016】ステアリングコラムシャフトは、これら図
面において、全体的な参照符号105、106で示した
二つのシャフト部分を備えている。これら二つのシャフ
ト部分の一方は、ステアリングハンドルを支持する一
方、その他方の部分は、自動車のステアリング機構の別
の部分に接続される。
面において、全体的な参照符号105、106で示した
二つのシャフト部分を備えている。これら二つのシャフ
ト部分の一方は、ステアリングハンドルを支持する一
方、その他方の部分は、自動車のステアリング機構の別
の部分に接続される。
【0017】これらシャフト部分は、これら図面におい
て全体的な参照符号107で示した係合解除可能な連結
機構手段により接続される。これら係合解除可能な連結
機構手段は、盗難防止機構の制御の下、図1に示した二
つのシャフト部分を結合する作用位置と、図2に示した
二つのシャフト部分を互いに自由にする退却した盗難防
止位置との間で可動であるように取り付けられ、このた
め、ステアリングハンドルを支持するシャフト部分は、
自動車のステアリング機構の別の部分に接続された他の
シャフト部分に対して回転自在である。
て全体的な参照符号107で示した係合解除可能な連結
機構手段により接続される。これら係合解除可能な連結
機構手段は、盗難防止機構の制御の下、図1に示した二
つのシャフト部分を結合する作用位置と、図2に示した
二つのシャフト部分を互いに自由にする退却した盗難防
止位置との間で可動であるように取り付けられ、このた
め、ステアリングハンドルを支持するシャフト部分は、
自動車のステアリング機構の別の部分に接続された他の
シャフト部分に対して回転自在である。
【0018】本発明によれば、それぞれ参照符号105
a、106aで示したシャフト部分105、106の対
応する端部領域は、一方が他方の周りに位置するように
配置されており、係合解除可能な連結機構手段107
は、外側及び内側シャフト部分という二つのシャフト部
分の少なくとも一方の周りで回転可能に取り付けられ
る。
a、106aで示したシャフト部分105、106の対
応する端部領域は、一方が他方の周りに位置するように
配置されており、係合解除可能な連結機構手段107
は、外側及び内側シャフト部分という二つのシャフト部
分の少なくとも一方の周りで回転可能に取り付けられ
る。
【0019】これら図面に示した実施例において、内側
シャフト部分は、参照符号105で示したシャフト部分
から成り且つステアリングハンドルを支持する一方、外
側シャフト部分は、参照符号106で示したシャフト部
分から成り且つステアリング機構の別の部分に接続され
ている。
シャフト部分は、参照符号105で示したシャフト部分
から成り且つステアリングハンドルを支持する一方、外
側シャフト部分は、参照符号106で示したシャフト部
分から成り且つステアリング機構の別の部分に接続され
ている。
【0020】これら図面において、係合解除可能な連結
機構手段は、内側シャフト部分105の周りで可動であ
るように取り付けられる。
機構手段は、内側シャフト部分105の周りで可動であ
るように取り付けられる。
【0021】全体的な参照符号107で示した連結機構
手段は、実際には、この自動車のステアリング機構の別
の部分に接続されたシャフト部分106の相補的な継手
手段と相互作用し得るようにした第一の継手手段を含む
スリーブ管108を備えている。
手段は、実際には、この自動車のステアリング機構の別
の部分に接続されたシャフト部分106の相補的な継手
手段と相互作用し得るようにした第一の継手手段を含む
スリーブ管108を備えている。
【0022】これら第一の継手手段は、全体的な参照符
号109で示してある。
号109で示してある。
【0023】またこのスリーブ管108は、ステアリン
グハンドルを支持するシャフト部分105の相補的な継
手手段と相互作用可能であるようにした第二の継手手段
を備えている。
グハンドルを支持するシャフト部分105の相補的な継
手手段と相互作用可能であるようにした第二の継手手段
を備えている。
【0024】上記図面において、該継手手段は、全体的
な参照符号110で示してある。
な参照符号110で示してある。
【0025】少なくとも第一の継手手段109は、係合
解除可能にすることが有利である。これら図面から明ら
かであるように、上記スリーブ管108は、ステアリン
グハンドル105を支持するシャフト部分の周りを摺動
することにより、それぞれ第一の継手手段109の係合
位置及び係合解除位置である、図1に示した第一の位置
と図2に示した第二の位置との間を可動であるように取
り付けられる。
解除可能にすることが有利である。これら図面から明ら
かであるように、上記スリーブ管108は、ステアリン
グハンドル105を支持するシャフト部分の周りを摺動
することにより、それぞれ第一の継手手段109の係合
位置及び係合解除位置である、図1に示した第一の位置
と図2に示した第二の位置との間を可動であるように取
り付けられる。
【0026】実際上、第二の継手手段110は、このス
リーブ管108及び対応するシャフト部分105の半径
方向に突出し且つ中空の相補的部分により形成し、スリ
ーブ管がこのシャフト部分に対して軸方向に摺動するの
を許容することが出来る。突出し且つ中空の相補的な半
径方向部分は、例えば、それ自体公知の型式のスプライ
ンから成る。
リーブ管108及び対応するシャフト部分105の半径
方向に突出し且つ中空の相補的部分により形成し、スリ
ーブ管がこのシャフト部分に対して軸方向に摺動するの
を許容することが出来る。突出し且つ中空の相補的な半
径方向部分は、例えば、それ自体公知の型式のスプライ
ンから成る。
【0027】第一の継手手段109は、それ自体、スリ
ーブ管108及び他のシャフト部分106の軸方向に突
出する対応部分109a及び中空部分109bという継
手部分を備えることが出来る。
ーブ管108及び他のシャフト部分106の軸方向に突
出する対応部分109a及び中空部分109bという継
手部分を備えることが出来る。
【0028】実際上、シャフト部分106の対応する突
出部分及び中空部分は、このシャフト部分と一体に駆動
リング111に形成することが出来る。
出部分及び中空部分は、このシャフト部分と一体に駆動
リング111に形成することが出来る。
【0029】第一の継手手段は、少なくとも二つの対応
する中空部分と相互係止し得るようにした少なくとも二
つの突出部分を備えることが有利である。
する中空部分と相互係止し得るようにした少なくとも二
つの突出部分を備えることが有利である。
【0030】このスリーブ管が作用位置にあるとき、該
スリーブ管108を二つのシャフト部分105、106
間で拘束し、回転動作が遊びを伴わずにこれらシャフト
部分間で伝達されることを確実にする手段を設けること
が有利である。
スリーブ管108を二つのシャフト部分105、106
間で拘束し、回転動作が遊びを伴わずにこれらシャフト
部分間で伝達されることを確実にする手段を設けること
が有利である。
【0031】実際には、このスリーブ管は、半径方向に
変形させることが出来、これら図面に示した実施例にお
いて、第一の継手手段109は、その作用位置にあるス
リーブ管108をステアリングハンドル105を支持す
るシャフト部分上に締め付ける手段を備えている。
変形させることが出来、これら図面に示した実施例にお
いて、第一の継手手段109は、その作用位置にあるス
リーブ管108をステアリングハンドル105を支持す
るシャフト部分上に締め付ける手段を備えている。
【0032】これら締付け手段は、一実施例において、
スリーブ管108の軸方向スリット114の両側部に沿
って伸長する少なくとも二つの軸方向突出部分112、
113を備えており、これら締付け手段は、自動車のス
テアリング機構の別の部分に接続されたシャフト部分1
06と一体に、駆動リング111の少なくとも一つの対
応する軸方向中空部分115と相互係止可能であるよう
にしてある。
スリーブ管108の軸方向スリット114の両側部に沿
って伸長する少なくとも二つの軸方向突出部分112、
113を備えており、これら締付け手段は、自動車のス
テアリング機構の別の部分に接続されたシャフト部分1
06と一体に、駆動リング111の少なくとも一つの対
応する軸方向中空部分115と相互係止可能であるよう
にしてある。
【0033】これら突出部分、又は中空部分は、例え
ば、112a、113a(図4)のような傾斜面を有
し、ステアリングハンドルを支持するシャフト部分にス
リーブ管を正確に締め付けることを許容するようにする
ことが有利である。
ば、112a、113a(図4)のような傾斜面を有
し、ステアリングハンドルを支持するシャフト部分にス
リーブ管を正確に締め付けることを許容するようにする
ことが有利である。
【0034】又、これら締付け手段は、各々がスリーブ
管の軸方向スリットによって分離され且つ角度を付けて
中心をずらし、更に、リング111の二つの対応する中
空部分と相互作用可能であるようにした二組みの軸方向
突出部分を備えることが有利である。
管の軸方向スリットによって分離され且つ角度を付けて
中心をずらし、更に、リング111の二つの対応する中
空部分と相互作用可能であるようにした二組みの軸方向
突出部分を備えることが有利である。
【0035】更に、第一の継手手段のこれら突出し且つ
中空の部分の接触面の一部は、膨大化し、その他は、例
えば、傾斜面の形状とし、これら二つの型式の面が相互
に作用することにより、これら継手手段における従来の
方法に従い、角度を伴ない且つ半径方向への遊びを自動
的に解消することを確実にする。
中空の部分の接触面の一部は、膨大化し、その他は、例
えば、傾斜面の形状とし、これら二つの型式の面が相互
に作用することにより、これら継手手段における従来の
方法に従い、角度を伴ない且つ半径方向への遊びを自動
的に解消することを確実にする。
【0036】又、第一の継手手段は、結合及び締付けと
いう二つの機能を果たす、一組みの突出及び中空部分の
みを備える点に留意すべきである。
いう二つの機能を果たす、一組みの突出及び中空部分の
みを備える点に留意すべきである。
【0037】スリーブ管は、実際には、二つの半殻体1
08a、108b(図4)にて形成することが出来る。
08a、108b(図4)にて形成することが出来る。
【0038】又、外側及び内側シャフト部分という二つ
の部分を結合すべく、スリーブ管に応力を加えて作用位
置に動かす手段116が設けられる。これら手段116
は、又、例えば、ステアリングハンドル105を支持す
るシャフト部分の周りに配置されたヘリカルばねによっ
て形成される。これらばねの一端は、スリーブ管の一端
に当接し、又、第一の継手手段109が設けられる側と
反対側のスリーブ端に当接する一方、このばねの他端
は、シャフト部分105のスラスト軸受面に当接するよ
うにすることが有利である。
の部分を結合すべく、スリーブ管に応力を加えて作用位
置に動かす手段116が設けられる。これら手段116
は、又、例えば、ステアリングハンドル105を支持す
るシャフト部分の周りに配置されたヘリカルばねによっ
て形成される。これらばねの一端は、スリーブ管の一端
に当接し、又、第一の継手手段109が設けられる側と
反対側のスリーブ端に当接する一方、このばねの他端
は、シャフト部分105のスラスト軸受面に当接するよ
うにすることが有利である。
【0039】また、このスリーブ管108は、スリーブ
管の周りで回転自在であるが、スリーブ管と並進するよ
うに連結された変位リング117を備えている。
管の周りで回転自在であるが、スリーブ管と並進するよ
うに連結された変位リング117を備えている。
【0040】変位リング117は、次のものを備えてい
る。即ち、その作用位置にあるボルトを受け取り、変位
ブロックがコラム本体に対して回転するのを阻止し得る
ようにした、その外面に設けられた少なくとも一つの軸
方向溝117aと、ステアリング機構の別の部分に接続
されたシャフト部分の駆動リング111の相補的なスラ
ストリング面111aと相互作用可能であるように変位
リングの形状とした、少なくともその一端に設けられた
少なくとも一つの軸方向中空部分117bと、以下によ
り詳細に説明するように、シャフト部分が変位リング1
17内のカムの形状の中空部分に相補的なスラスト軸受
面111aが当接することにより、回転するとき、スリ
ーブをその作用位置からその退却位置に向けて変位さ
せ、第一の継手手段を非係合状態にする、その他端に設
けられた少なくとも一つの面117cと、を備えてい
る。
る。即ち、その作用位置にあるボルトを受け取り、変位
ブロックがコラム本体に対して回転するのを阻止し得る
ようにした、その外面に設けられた少なくとも一つの軸
方向溝117aと、ステアリング機構の別の部分に接続
されたシャフト部分の駆動リング111の相補的なスラ
ストリング面111aと相互作用可能であるように変位
リングの形状とした、少なくともその一端に設けられた
少なくとも一つの軸方向中空部分117bと、以下によ
り詳細に説明するように、シャフト部分が変位リング1
17内のカムの形状の中空部分に相補的なスラスト軸受
面111aが当接することにより、回転するとき、スリ
ーブをその作用位置からその退却位置に向けて変位さ
せ、第一の継手手段を非係合状態にする、その他端に設
けられた少なくとも一つの面117cと、を備えてい
る。
【0041】勿論、この変位リングの外面上に幾つかの
平行な溝を規則的に配置して、ボルト104により変位
リングを極めて迅速に固定することを許容するようにす
ることも可能である。
平行な溝を規則的に配置して、ボルト104により変位
リングを極めて迅速に固定することを許容するようにす
ることも可能である。
【0042】上記溝、又は各溝の底部は、段を付け、
又、ボルトがその作用位置にある限り、スリーブ管の非
復帰位置の範囲を設定することを可能にする肩部を備え
ることに留意すべきである。又、この位置については、
以下に更に詳細に説明する。
又、ボルトがその作用位置にある限り、スリーブ管の非
復帰位置の範囲を設定することを可能にする肩部を備え
ることに留意すべきである。又、この位置については、
以下に更に詳細に説明する。
【0043】このリングにおける変位カム117bの形
状をした上記、又は各軸方向中空部分は、略V字形の形
状をしており、アームの両端がこの溝内を軸方向及び平
行な平面状部分によって伸長され、リングの相補的なス
ラスト軸受111aの停止面117d、117e(図
3)を形成し、ステアリング機構の他の部分に接続され
たシャフト部分を駆動し、該部分の変位角を制限する。
状をした上記、又は各軸方向中空部分は、略V字形の形
状をしており、アームの両端がこの溝内を軸方向及び平
行な平面状部分によって伸長され、リングの相補的なス
ラスト軸受111aの停止面117d、117e(図
3)を形成し、ステアリング機構の他の部分に接続され
たシャフト部分を駆動し、該部分の変位角を制限する。
【0044】この点に関して、この相補的なスラスト軸
受面と上記平面状の停止面との間には、機能的隙間が形
成され、自動車のステアリング機構の他の部分に接続さ
れたシャフト部分が自動車のタイヤの作用によって、所
定位置に弾性的に復帰したとき、この組みの構成要素に
応力が加わるのを回避する。
受面と上記平面状の停止面との間には、機能的隙間が形
成され、自動車のステアリング機構の他の部分に接続さ
れたシャフト部分が自動車のタイヤの作用によって、所
定位置に弾性的に復帰したとき、この組みの構成要素に
応力が加わるのを回避する。
【0045】この機能的隙間の利点については、以下に
より詳細に説明する。
より詳細に説明する。
【0046】ステアリングハンドルを支持するシャフト
部分、即ち、これら図面に示した実施例において、シャ
フト部分105は、一方でコラム本体102とこのシャ
フト部分の対応する部分との間に介装され、他方でこの
シャフト部分の対応する部分とステアリング機構の別の
部分に接続されたシャフト部分の対応する部分、即ち、
外側シャフト部分106との間に介装され、ステアリン
グシャフトの剛性及びその固有振動数を最適なものにす
る案内軸受が設けられる。
部分、即ち、これら図面に示した実施例において、シャ
フト部分105は、一方でコラム本体102とこのシャ
フト部分の対応する部分との間に介装され、他方でこの
シャフト部分の対応する部分とステアリング機構の別の
部分に接続されたシャフト部分の対応する部分、即ち、
外側シャフト部分106との間に介装され、ステアリン
グシャフトの剛性及びその固有振動数を最適なものにす
る案内軸受が設けられる。
【0047】これら案内軸受は、それぞれ参照符号12
0、121で示す。
0、121で示す。
【0048】これら軸受の一方及び/又はその他方は、
コラム本体102に対するステアリングシャフト101
の軸方向への固定を確実にする。
コラム本体102に対するステアリングシャフト101
の軸方向への固定を確実にする。
【0049】更に、この組立体は、スリーブ管を作用位
置に固定する退却可能な手段を備えている。
置に固定する退却可能な手段を備えている。
【0050】この退却可能な手段は、これら図面にて全
体的な参照符号122で示してあり、作用可能な係止位
置と自動車の盗難防止機構の作用を介してこのスリーブ
管を非係止状態にする退却位置との間で可動であるよう
に取り付けられ、更なる結合上の安全性を保証すること
を許容する。
体的な参照符号122で示してあり、作用可能な係止位
置と自動車の盗難防止機構の作用を介してこのスリーブ
管を非係止状態にする退却位置との間で可動であるよう
に取り付けられ、更なる結合上の安全性を保証すること
を許容する。
【0051】これら図面1乃至9に示した実施例におい
て、係止手段122は、一端123がフックの形状に湾
曲した係止部材を備えており、該係止部材は、変位リン
グ117、又はスリーブ管108の対応するスラスト軸
受面と相互作用し、該スリーブ管118を所定位置に保
持し且つ該スリーブ管が後方に動くのを阻止し、この場
合、その他端は、盗難防止ボルト機構を動かし得るよう
に該盗難防止機構に接続される。
て、係止手段122は、一端123がフックの形状に湾
曲した係止部材を備えており、該係止部材は、変位リン
グ117、又はスリーブ管108の対応するスラスト軸
受面と相互作用し、該スリーブ管118を所定位置に保
持し且つ該スリーブ管が後方に動くのを阻止し、この場
合、その他端は、盗難防止ボルト機構を動かし得るよう
に該盗難防止機構に接続される。
【0052】図示した実施例において、スリーブ管の対
応するスラスト軸受面は、該スリーブ管の端面によって
形成され、又は第一の継手手段109が設けられる側と
反対側のその変位リング117の端面によって形成され
る。
応するスラスト軸受面は、該スリーブ管の端面によって
形成され、又は第一の継手手段109が設けられる側と
反対側のその変位リング117の端面によって形成され
る。
【0053】例えば、図1、図2、図6、図7、図8、
及び図9を参照すると、弾性手段116は、スリーブ管
108に応力を加え、二つのシャフト部分105、10
6を結合する位置に配置する。この位置において、第一
の継手手段109の突出部分109aは、駆動リング1
11の対応する中空部分109bに相互に係止され、ス
リーブ管を拘束する手段がステアリングハンドルを支持
するシャフト部分上にスリーブ管を締め付ける(図
6)。
及び図9を参照すると、弾性手段116は、スリーブ管
108に応力を加え、二つのシャフト部分105、10
6を結合する位置に配置する。この位置において、第一
の継手手段109の突出部分109aは、駆動リング1
11の対応する中空部分109bに相互に係止され、ス
リーブ管を拘束する手段がステアリングハンドルを支持
するシャフト部分上にスリーブ管を締め付ける(図
6)。
【0054】ユーザがステアリングハンドルを回すと、
該ステアリングハンドルを支持する内側シャフト部分1
05の回転動作は、第二の継手手段110を介してスリ
ーブ管108に伝達され、このスリーブ管から第一の継
手手段109及び駆動リング111を介してステアリン
グ機構の別の部分に接続された外側シャフト部分106
に伝達される。
該ステアリングハンドルを支持する内側シャフト部分1
05の回転動作は、第二の継手手段110を介してスリ
ーブ管108に伝達され、このスリーブ管から第一の継
手手段109及び駆動リング111を介してステアリン
グ機構の別の部分に接続された外側シャフト部分106
に伝達される。
【0055】スリーブ管を二つのシャフト部分の間で拘
束するため、シャフト部分間における伝達の遊びは、解
消される。
束するため、シャフト部分間における伝達の遊びは、解
消される。
【0056】更に、ステアリングハンドルを支持するこ
の内側シャフト部分105は、一方で軸受120により
コラム本体内を案内され、他方で軸受121により外側
シャフト部分108内を案内され、かくして、この内側
シャフト部分の案内は、正確に行われる。
の内側シャフト部分105は、一方で軸受120により
コラム本体内を案内され、他方で軸受121により外側
シャフト部分108内を案内され、かくして、この内側
シャフト部分の案内は、正確に行われる。
【0057】このように、内側シャフト部分105、係
合解除可能な連結機構スリーブ管108及び外側シャフ
ト部分106により形成される組立体は、コラム本体1
02内で完全に回転自在であり、ユーザによる自動車の
ステアリングの制御を可能にする。
合解除可能な連結機構スリーブ管108及び外側シャフ
ト部分106により形成される組立体は、コラム本体1
02内で完全に回転自在であり、ユーザによる自動車の
ステアリングの制御を可能にする。
【0058】例えば、ユーザがキーを引き抜いて自動車
の盗難防止ボルト機構を作動させると、ボルト104
は、自由となり、それ自体、公知の方法でステアリング
シャフトに向けて動く(図7)。
の盗難防止ボルト機構を作動させると、ボルト104
は、自由となり、それ自体、公知の方法でステアリング
シャフトに向けて動く(図7)。
【0059】ボルトがその作用位置に向けて動くこの動
作は、ユーザが盗難防止機構を作動させたときのこのリ
ングの位置の関数として、二つの溝の間に配置された変
位リングの部分、又は溝の段付き底部の何れかによって
制限される。
作は、ユーザが盗難防止機構を作動させたときのこのリ
ングの位置の関数として、二つの溝の間に配置された変
位リングの部分、又は溝の段付き底部の何れかによって
制限される。
【0060】従来の盗難防止機構を含むコラム組立体に
おいて、ボルトから所望の係止効果を得るべく、自動車
のユーザがステアリングハンドルを回すことは通常のこ
とであり、この場合、ボルトは、ステアリングシャフト
のスロットに相互に係止する。実際には、盗難防止機構
を作動させたとき、ステアリングシャフトのスロットが
常にボルトの方向を向くとは限らず、このため、シャフ
トをステアリングハンドルによって僅かに動かし、この
スロットをボルトに整合させ、その結果、該ボルトが作
用位置にあるとき、このスロット内に相互係止し、係止
効果を生じさせることが出来る。
おいて、ボルトから所望の係止効果を得るべく、自動車
のユーザがステアリングハンドルを回すことは通常のこ
とであり、この場合、ボルトは、ステアリングシャフト
のスロットに相互に係止する。実際には、盗難防止機構
を作動させたとき、ステアリングシャフトのスロットが
常にボルトの方向を向くとは限らず、このため、シャフ
トをステアリングハンドルによって僅かに動かし、この
スロットをボルトに整合させ、その結果、該ボルトが作
用位置にあるとき、このスロット内に相互係止し、係止
効果を生じさせることが出来る。
【0061】この方法は、本発明によるステアリングコ
ラム組立体に有利に採用し、係合解除可能な連結機構手
段のスリーブ管がその退却した盗難防止位置に向けて動
くようにし、二つのシャフト部分を自由にすることが出
来る。
ラム組立体に有利に採用し、係合解除可能な連結機構手
段のスリーブ管がその退却した盗難防止位置に向けて動
くようにし、二つのシャフト部分を自由にすることが出
来る。
【0062】実際には、盗難防止機構のボルト104が
その二つの溝の間で変位リングの一部に当接する場合、
ユーザがステアリングハンドル、故に、シャフト部分を
ある角度、動かすことで、このボルトが解放され、溝の
底部に当接し、このリングをコラム本体に対する所定位
置に固定する迄、該リングは、例えば、相補的なスラス
ト軸受面111a及びこのリングの相補的なカム状の中
空部分によって駆動される。
その二つの溝の間で変位リングの一部に当接する場合、
ユーザがステアリングハンドル、故に、シャフト部分を
ある角度、動かすことで、このボルトが解放され、溝の
底部に当接し、このリングをコラム本体に対する所定位
置に固定する迄、該リングは、例えば、相補的なスラス
ト軸受面111a及びこのリングの相補的なカム状の中
空部分によって駆動される。
【0063】ボルトがその作用位置に向けて動くこの下
降動作により、図7に示すように、係止手段122は、
スリーブ管を非係止状態にする退却位置に向けて動か
す。
降動作により、図7に示すように、係止手段122は、
スリーブ管を非係止状態にする退却位置に向けて動か
す。
【0064】ユーザがステアリングハンドル、従って、
シャフト部分を更なる角度で回すと、駆動リングのスラ
スト軸受面111aは、スリーブ管の変位リングのカム
状面の一方に又は他方に当接する。このシャフト部分の
この角動作を継続すると、この変位リング、故に、スリ
ーブ管108は、弾性手段116の応力に抗して後方に
動く。このスリーブの後方への動きにより、第一の締付
け手段を締め付ける手段の突出部分112、113の該
当する端部は、駆動リング111の該当する中空部分1
15から解放される。
シャフト部分を更なる角度で回すと、駆動リングのスラ
スト軸受面111aは、スリーブ管の変位リングのカム
状面の一方に又は他方に当接する。このシャフト部分の
この角動作を継続すると、この変位リング、故に、スリ
ーブ管108は、弾性手段116の応力に抗して後方に
動く。このスリーブの後方への動きにより、第一の締付
け手段を締め付ける手段の突出部分112、113の該
当する端部は、駆動リング111の該当する中空部分1
15から解放される。
【0065】これ以降、スリーブ管108は、最早、外
側シャフト部分と内側シャフト部分との間で拘束される
ことはない。
側シャフト部分と内側シャフト部分との間で拘束される
ことはない。
【0066】ユーザがシャフト部分、故に、スリーブ管
の角動作を続行すると、第一の継手手段の突出部分は、
駆動リング111の対応する中空部分から解放される。
の角動作を続行すると、第一の継手手段の突出部分は、
駆動リング111の対応する中空部分から解放される。
【0067】次に、スリーブ管は、退却位置(図8)と
なり、ボルトは、溝内により深く相互に係止してこの溝
のより深い部分に圧接し、この溝の底部の肩部と相互作
用することにより、該ボルトは、該スリーブ管をその退
却位置に保持する。
なり、ボルトは、溝内により深く相互に係止してこの溝
のより深い部分に圧接し、この溝の底部の肩部と相互作
用することにより、該ボルトは、該スリーブ管をその退
却位置に保持する。
【0068】故に、スリーブ管がこの退却位置にあると
き、第一の継手手段は、非係合位置となり、このため、
ステアリングハンドルを支持する内側シャフト部分10
5は、最早、駆動リング111に結合されず、該駆動リ
ングに対して、故に、ステアリング機構の別の部分に接
続された外側シャフト部分に対して回転自在となること
が出来る。
き、第一の継手手段は、非係合位置となり、このため、
ステアリングハンドルを支持する内側シャフト部分10
5は、最早、駆動リング111に結合されず、該駆動リ
ングに対して、故に、ステアリング機構の別の部分に接
続された外側シャフト部分に対して回転自在となること
が出来る。
【0069】スリーブ管は、作用可能な盗難防止位置に
あるボルトによりこの位置に保持される。
あるボルトによりこの位置に保持される。
【0070】このとき、ステアリングハンドルが完全に
自由に回転し得る限り、効率的な盗難防止効果が得られ
る一方、ステアリング機構の別の部分の角動作は、外側
シャフト部分106の駆動リングの相補的なスラスト軸
受面111aにより制限され、該シャフト部分106の
角動作は、変位リング117の停止面117d、117
eにより制限され、このリングは、該リングの溝に係合
したボルト104によりコラム本体102に対して回転
しないように固定される。
自由に回転し得る限り、効率的な盗難防止効果が得られ
る一方、ステアリング機構の別の部分の角動作は、外側
シャフト部分106の駆動リングの相補的なスラスト軸
受面111aにより制限され、該シャフト部分106の
角動作は、変位リング117の停止面117d、117
eにより制限され、このリングは、該リングの溝に係合
したボルト104によりコラム本体102に対して回転
しないように固定される。
【0071】この位置は、図9に示してある。
【0072】ユーザが自動車を更に使用しようとする場
合、例えば、キーを使用して、自動車の盗難防止ボルト
機構を作用可能な盗難防止位置から退却位置に向けて動
かす。
合、例えば、キーを使用して、自動車の盗難防止ボルト
機構を作用可能な盗難防止位置から退却位置に向けて動
かす。
【0073】次に、該ボルトを変位リングの溝から解放
して自由にする。
して自由にする。
【0074】次に、弾性的な応力作用手段116によ
り、スリーブ管をその作用位置に向けて押し出す。
り、スリーブ管をその作用位置に向けて押し出す。
【0075】しかし、第一の継手手段109の該突出部
分、又は各突出部分が駆動リング111の当該、又は対
応する各中空部分と整合していない限り、該スリーブ管
は、二つのシャフト部分を結合するその作用可能な位置
に向けて完全に動くことは出来ない。
分、又は各突出部分が駆動リング111の当該、又は対
応する各中空部分と整合していない限り、該スリーブ管
は、二つのシャフト部分を結合するその作用可能な位置
に向けて完全に動くことは出来ない。
【0076】従来の方法によれば、次に、ユーザは、ス
テアリングハンドル及び内側シャフト部分105をある
角度で動かし、突出する部分が対応する中空部分と整合
するこの単一の特定位置が得られるようにする。次に、
スリーブ管は弛緩する弾性手段116のスラスト力の
下、その作用位置に向けて動くことが出来る。
テアリングハンドル及び内側シャフト部分105をある
角度で動かし、突出する部分が対応する中空部分と整合
するこの単一の特定位置が得られるようにする。次に、
スリーブ管は弛緩する弾性手段116のスラスト力の
下、その作用位置に向けて動くことが出来る。
【0077】スリーブ管がこの位置に達したならば、該
スリーブ管を作用位置に係止する手段122を図6に示
した位置に下降させて戻し、この下降位置にて該係止手
段がスリーブ管を所定位置に固定する。
スリーブ管を作用位置に係止する手段122を図6に示
した位置に下降させて戻し、この下降位置にて該係止手
段がスリーブ管を所定位置に固定する。
【0078】スリーブ管の一部が弾性手段116により
作用位置に向けて応力が加えられ、第一の継手手段の締
付け手段がこのスリーブ管を締め付け、該スリーブ管を
内側及び外側シャフト部分の間で拘束するという効果を
得ることが出来る。
作用位置に向けて応力が加えられ、第一の継手手段の締
付け手段がこのスリーブ管を締め付け、該スリーブ管を
内側及び外側シャフト部分の間で拘束するという効果を
得ることが出来る。
【0079】スリーブ管を締め付けること、故に、該ス
リーブ管を二つのシャフト部分の間で拘束することは、
弾性手段116が弛緩するとき、該弾性手段116によ
り放出されるエネルギの復帰力のため、極めて効果的に
行われる。
リーブ管を二つのシャフト部分の間で拘束することは、
弾性手段116が弛緩するとき、該弾性手段116によ
り放出されるエネルギの復帰力のため、極めて効果的に
行われる。
【0080】故に、この組立体の作用は、次の幾つかの
段階の相に分けることが出来る。
段階の相に分けることが出来る。
【0081】1)通常の作用相 ステアリングハンドルを支持するシャフト部分とステア
リング機構の別の部分に接続されたシャフト部分との間
の連結機構は、ステアリング機構の別の部分に接続され
たこのシャフト部分にスリーブ管を接続する第一の手
段、及びステアリングハンドルを支持するシャフト部分
にこのスリーブ管を結合する第二の手段により提供され
る。該スリーブ管は、これら第一の継手手段の締付け手
段により、二つのシャフト部分の間に拘束される。該ス
リーブ管は、係止手段により所定位置に保持される。
リング機構の別の部分に接続されたシャフト部分との間
の連結機構は、ステアリング機構の別の部分に接続され
たこのシャフト部分にスリーブ管を接続する第一の手
段、及びステアリングハンドルを支持するシャフト部分
にこのスリーブ管を結合する第二の手段により提供され
る。該スリーブ管は、これら第一の継手手段の締付け手
段により、二つのシャフト部分の間に拘束される。該ス
リーブ管は、係止手段により所定位置に保持される。
【0082】2)二つのシャフト部分を結合する手段の
係合を解除する相 例えば、ユーザがキーを盗難防止機構から引き抜くと
き、そのボルトは、その退却位置からその作用位置に向
けて動く。スリーブ管を作用位置に係止する手段は、退
却位置となる。ステアリングハンドルを回すことによ
り、ユーザは、ボルトをスリーブ管の変位リングの溝内
に当接させ、このリングを回転しないように固定する。
係合を解除する相 例えば、ユーザがキーを盗難防止機構から引き抜くと
き、そのボルトは、その退却位置からその作用位置に向
けて動く。スリーブ管を作用位置に係止する手段は、退
却位置となる。ステアリングハンドルを回すことによ
り、ユーザは、ボルトをスリーブ管の変位リングの溝内
に当接させ、このリングを回転しないように固定する。
【0083】ステアリングハンドル、故に、シャフト部
分の回転を続行すると、このスリーブ管の変位リングの
カム状部分は、ステアリング機構の別の部分に接続され
たシャフト部分のスラスト軸受面により応力が加えら
れ、この応力により、このリング、故に、このスリーブ
管は作用位置から退却位置に向けて動き、この位置で第
一の結合手段の係合が解除される。第一の継手手段が完
全に非係合状態になると、ステアリングハンドルを支持
するシャフト部分は、ステアリングコラム組立体の別の
部分に対して回転自在となることが出来る。該スリーブ
管は、ボルトに当接する溝の底部の肩部によりこの位置
に保持される。
分の回転を続行すると、このスリーブ管の変位リングの
カム状部分は、ステアリング機構の別の部分に接続され
たシャフト部分のスラスト軸受面により応力が加えら
れ、この応力により、このリング、故に、このスリーブ
管は作用位置から退却位置に向けて動き、この位置で第
一の結合手段の係合が解除される。第一の継手手段が完
全に非係合状態になると、ステアリングハンドルを支持
するシャフト部分は、ステアリングコラム組立体の別の
部分に対して回転自在となることが出来る。該スリーブ
管は、ボルトに当接する溝の底部の肩部によりこの位置
に保持される。
【0084】最早、このコラム組立体の何れの構成要素
も付勢させることは不可能となる。3)二つのシャフト部分を結合する手段を係合させる相 ユーザが自動車を更に使用しようとする場合、キーを盗
難防止ボルト機構に再度挿入し、このボルトをその退却
位置に向けて動かす。このボルトの動きにより、変位リ
ング、故に、二つのシャフト部分を連結するスリーブ管
は自由となる。このスリーブ管は、弾性手段によってそ
の作用位置に向けて応力が加えられる。ステアリングハ
ンドルを回すことにより、ユーザは、自動車のステアリ
ング機構の別の部分に接続されたシャフト部分にステア
リング管を結合する第一の手段の突出し且つ中空の部分
を整合状態にし、その結果、これら要素は、再度係合
し、ステアリングハンドルを支持するシャフトにスリー
ブ管を締め付け、これらシャフト部分間に遊び無しの連
結機構を提供する。この位置にあるとき、スリーブ管を
作用位置に係止する手段は又、盗難防止機構により、そ
の退却位置からその作用位置に動かされ、このスリーブ
管を所定位置に係止する。このとき、該組立体は、通常
の作用位置である。
も付勢させることは不可能となる。3)二つのシャフト部分を結合する手段を係合させる相 ユーザが自動車を更に使用しようとする場合、キーを盗
難防止ボルト機構に再度挿入し、このボルトをその退却
位置に向けて動かす。このボルトの動きにより、変位リ
ング、故に、二つのシャフト部分を連結するスリーブ管
は自由となる。このスリーブ管は、弾性手段によってそ
の作用位置に向けて応力が加えられる。ステアリングハ
ンドルを回すことにより、ユーザは、自動車のステアリ
ング機構の別の部分に接続されたシャフト部分にステア
リング管を結合する第一の手段の突出し且つ中空の部分
を整合状態にし、その結果、これら要素は、再度係合
し、ステアリングハンドルを支持するシャフトにスリー
ブ管を締め付け、これらシャフト部分間に遊び無しの連
結機構を提供する。この位置にあるとき、スリーブ管を
作用位置に係止する手段は又、盗難防止機構により、そ
の退却位置からその作用位置に動かされ、このスリーブ
管を所定位置に係止する。このとき、該組立体は、通常
の作用位置である。
【0085】これら係止手段は、スリーブ管を作用位置
に係止する正確な位置にない限り、自動車のエンジンの
始動を阻止する従来の手段に接続することが出来ること
が理解されよう。
に係止する正確な位置にない限り、自動車のエンジンの
始動を阻止する従来の手段に接続することが出来ること
が理解されよう。
【0086】このことは、更なる結合上の安全性を実現
する。
する。
【0087】図10には、スリーブ管を作用位置に係止
する手段の一つの変形例が示してある。
する手段の一つの変形例が示してある。
【0088】一方、図1乃至図9では、これら係止手段
は、一つの部材により形成され、この図10に示した実
施例において、その一端は、フック状に湾曲されてお
り、これら係止手段は、スリーブ管108、又は変位リ
ング117の対応するスラスト軸受面と相互作用可能で
あるようにした突出するスラスト軸受部分131を含む
歯車130を備え、このスリーブ管を所定位置に保持す
る。
は、一つの部材により形成され、この図10に示した実
施例において、その一端は、フック状に湾曲されてお
り、これら係止手段は、スリーブ管108、又は変位リ
ング117の対応するスラスト軸受面と相互作用可能で
あるようにした突出するスラスト軸受部分131を含む
歯車130を備え、このスリーブ管を所定位置に保持す
る。
【0089】又、スリーブ管のこの対応するスラスト軸
受面は、スリーブ管の端面により、又は第一の継手手段
が設けられる側とは反対側のその変位リングの端面によ
り形成される。
受面は、スリーブ管の端面により、又は第一の継手手段
が設けられる側とは反対側のその変位リングの端面によ
り形成される。
【0090】この歯車130は、ボルト104の歯付き
部分104aと相互作用し、スリーブ管を作用位置に係
止する作用位置と、スリーブ管108をその退却した盗
難防止位置に向けて動かし、二つのシャフト部分を自由
にする退却位置との間で該歯付き部分104aを動かし
得るようにしてある。
部分104aと相互作用し、スリーブ管を作用位置に係
止する作用位置と、スリーブ管108をその退却した盗
難防止位置に向けて動かし、二つのシャフト部分を自由
にする退却位置との間で該歯付き部分104aを動かし
得るようにしてある。
【0091】上記図10に示したその他の要素は、図1
乃至図9の同様の要素を示すのに使用されるものと同一
の参照番号で示してある。
乃至図9の同様の要素を示すのに使用されるものと同一
の参照番号で示してある。
【0092】図11には、本発明による組立体の更に別
の実施例が示してある。
の実施例が示してある。
【0093】ステアリングシャフト101、コラム本体
102及び盗難防止ボルト機構103がこの図11に示
してある。
102及び盗難防止ボルト機構103がこの図11に示
してある。
【0094】ステアリングシャフトは、これらの図面に
おいて、参照番号140、141で示した二つのシャフ
ト部分を備えている。
おいて、参照番号140、141で示した二つのシャフ
ト部分を備えている。
【0095】しかし、図1乃至図9に関して説明する実
施例において、ステアリングハンドルは、内側シャフト
部分により支持される一方、ステアリング機構の別の部
分は、図11に示した実施例において、外側シャフト部
分に接続され、ステアリングハンドルは、外側シャフト
部分104により支持され、ステアリング機構の別の部
分は、内側シャフト部分141に接続される。
施例において、ステアリングハンドルは、内側シャフト
部分により支持される一方、ステアリング機構の別の部
分は、図11に示した実施例において、外側シャフト部
分に接続され、ステアリングハンドルは、外側シャフト
部分104により支持され、ステアリング機構の別の部
分は、内側シャフト部分141に接続される。
【0096】この図に示したその他の要素は、その前の
図に示したものと同様である。
図に示したものと同様である。
【0097】
【発明の効果】故に、本発明によるコラム組立体は、最
適な作用上の安全性を備えることが明らかである。
適な作用上の安全性を備えることが明らかである。
【0098】実際には、係合解除可能な連結機構手段
は、二つのシャフト部分の間を可動であり、この作用位
置にあるとき、弾性手段により応力が加えられ、又、係
止手段によりこの位置に保持され、該係止手段の位置
は、盗難防止機構によって制御される。更に、作用位置
にあるとき、係合解除可能な連結手段は、二つのシャフ
ト部分の間で拘束される。
は、二つのシャフト部分の間を可動であり、この作用位
置にあるとき、弾性手段により応力が加えられ、又、係
止手段によりこの位置に保持され、該係止手段の位置
は、盗難防止機構によって制御される。更に、作用位置
にあるとき、係合解除可能な連結手段は、二つのシャフ
ト部分の間で拘束される。
【0099】故に、通常の作用位置にあるとき、二つの
シャフト部分の間の回転動作は、遊びを伴わずに伝達さ
れ、しかも、極めて確実な方法で、即ち、過早の係合解
除の虞れを伴わずに伝達される。
シャフト部分の間の回転動作は、遊びを伴わずに伝達さ
れ、しかも、極めて確実な方法で、即ち、過早の係合解
除の虞れを伴わずに伝達される。
【0100】キーを盗難防止機構から引き抜き、盗難防
止効果が得られるまで、ステアリングハンドルを動かす
という従来の方法に従い、盗難防止位置への復帰が行わ
れる。
止効果が得られるまで、ステアリングハンドルを動かす
という従来の方法に従い、盗難防止位置への復帰が行わ
れる。
【0101】又、キーを盗難防止機構に挿入し、二つの
シャフト部分を係合させる効果が得られるまで、ステア
リングハンドルを動かすことにより、通常の運転位置に
復帰することは、ユーザにとって従来通りの方法に従っ
て行われ、しかも、この方法は、二つのシャフト部分の
結合位置の誤差を生ずる虞れ無しに行われる。
シャフト部分を係合させる効果が得られるまで、ステア
リングハンドルを動かすことにより、通常の運転位置に
復帰することは、ユーザにとって従来通りの方法に従っ
て行われ、しかも、この方法は、二つのシャフト部分の
結合位置の誤差を生ずる虞れ無しに行われる。
【図1】本発明によるステアリングコラム組立体の第一
の実施例の係合可能な接続手段が作動位置にあるときの
断面図である。
の実施例の係合可能な接続手段が作動位置にあるときの
断面図である。
【図2】係合解除可能な連結機構手段が退却した盗難防
止位置にあるときの図1の第一の実施例の断面図であ
る。
止位置にあるときの図1の第一の実施例の断面図であ
る。
【図3】本発明による組立体の構造に含まれるスリーブ
管の変位リングの斜視図である。
管の変位リングの斜視図である。
【図4】本発明による組立体の構造に含まれるスリーブ
管の斜視図である。
管の斜視図である。
【図5】本発明の組立体の構造に含まれる駆動リングの
斜視図である。
斜視図である。
【図6】本発明による組立体の構造に含まれる係合解除
可能な連結機構手段のスリーブ管が二つのシャフト部分
を結合する位置と、これら部分を互いに自由にする退却
した盗難防止位置との間を変位する状態を示す図であ
る。
可能な連結機構手段のスリーブ管が二つのシャフト部分
を結合する位置と、これら部分を互いに自由にする退却
した盗難防止位置との間を変位する状態を示す図であ
る。
【図7】本発明による組立体の構造に関与する係合解除
可能な連結機構手段のスリーブ管が二つのシャフト部分
を結合する位置と、これら部分を互いに自由にする退却
した盗難防止位置との間を変位する状態を示す図であ
る。
可能な連結機構手段のスリーブ管が二つのシャフト部分
を結合する位置と、これら部分を互いに自由にする退却
した盗難防止位置との間を変位する状態を示す図であ
る。
【図8】本発明による組立体の構造に関与する係合解除
可能な連結機構手段のスリーブ管が二つのシャフト部分
を結合する位置と、これら部分を互いに自由にする退却
した盗難防止位置との間を変位する状態を示す図であ
る。
可能な連結機構手段のスリーブ管が二つのシャフト部分
を結合する位置と、これら部分を互いに自由にする退却
した盗難防止位置との間を変位する状態を示す図であ
る。
【図9】本発明による組立体の構造に関与する係合解除
可能な連結機構手段のスリーブ管が二つのシャフト部分
を結合する位置と、これら部分を互いに自由にする退却
した盗難防止位置との間を変位する状態を示す図であ
る。
可能な連結機構手段のスリーブ管が二つのシャフト部分
を結合する位置と、これら部分を互いに自由にする退却
した盗難防止位置との間を変位する状態を示す図であ
る。
【図10】本発明による組立体の構造に関与する係合解
除可能な連結機構手段のスリーブ管を係止する手段の一
つの変形例の図である。
除可能な連結機構手段のスリーブ管を係止する手段の一
つの変形例の図である。
【図11】本発明によるステアリングコラム組立体の第
二の実施例の断面図である。
二の実施例の断面図である。
101 ステアリングシャフト 102 コラム
本体 103 盗難防止ボルト機構 104 ボルト 105 シャフト部分 105a 端部
領域 106 シャフト部分 106a 端部
領域 107 連結機構手段 108 スリー
ブ管 109 第一の継手手段 110 第二の
継手手段 111 駆動リング 116 弾性手
段 117 変位リング 120 案内軸
受 121 案内軸受 122 係止手
段 123 係止手段
本体 103 盗難防止ボルト機構 104 ボルト 105 シャフト部分 105a 端部
領域 106 シャフト部分 106a 端部
領域 107 連結機構手段 108 スリー
ブ管 109 第一の継手手段 110 第二の
継手手段 111 駆動リング 116 弾性手
段 117 変位リング 120 案内軸
受 121 案内軸受 122 係止手
段 123 係止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスティヤン・エニーグ フランス共和国25400 オーディンクール, リュー・ドゥ・ジェルベヴィレール 3
Claims (32)
- 【請求項1】 退却位置と盗難防止作動位置との間で可
動である車両用の盗難防止機構(103)を備え、コラ
ム本体(102)内で回転可能に取り付けられるステア
リングシャフト(101)を有する型式の、特に自動車
用の、ステアリングコラム組立体にして、 前記シャフトが、一方のシャフト部分がステアリングハ
ンドルを支持し、他方のシャフト部分が自動車のステア
リング機構の別の部分に接続される二つのシャフト部分
(105、106;140、141)を備え、前記二つ
のシャフト部分は、係合解除可能な連結機構手段(10
8)により接続され、前記盗難防止機構の制御の下で、
二つのシャフト部分を結合する作動位置と、二つのシャ
フト部分を互いに自由にし、ステアリングハンドルを支
持するシャフト部分(105;140)が前記車輛のス
テアリング機構の別の部分に接続された他のシャフト部
分(106;141)に対して回転自在であるように、
二つのシャフト部分を相互に自由にする退却盗難防止位
置との間で、運動可能であり、 前記二つのシャフト部分の対応する端部領域(105
a、106a)の一方がその他方の周りに位置するよう
に配置され、前記係合解除可能な連結機構手段(10
8)は、ステアリングハンドルを支持するシャフト部分
の周りで可動であるように取り付けられることを特徴と
するステアリングコラム組立体。 - 【請求項2】 請求項1に記載のステアリングコラム組
立体にして、前記連結機構手段が、少なくとも一つのシ
ャフト部分の周りを可動であるスリーブ管(108)を
備え、前記スリーブ管が、自動車のステアリング機構の
別の部分に接続されたシャフト部分(106)の相補的
な継手手段と相互作用可能であるようにした第一の継手
手段(109)と、ステアリングハンドルを支持するシ
ャフト部分(105;140)の相補的な継手手段と相
互作用し得るようにした第二の継手手段(110)と、
を備えることを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項3】 請求項2に記載のステアリングコラム組
立体にして、少なくとも第一の継手手段(109)が係
合解除可能であることを特徴とするステアリングコラム
組立体。 - 【請求項4】 請求項3に記載のステアリングコラム組
立体にして、前記スリーブ管(108)が、第一の継手
手段(109)を係合させる位置と該第一の継手手段
(109)を該非係合状態にする位置との間で二つのシ
ャフト部分に対して摺動することにより可動であるよう
に取り付けられ、前記第二の継手手段(110)が、前
記スリーブ管に対し及び対応するシャフト部分に対して
相補的な半径方向に突出し且つ中空の部分により形成さ
れ、前記スリーブ管が前記シャフト部分に対して軸方向
に摺動するのを許容する一方、前記第一の継手手段(1
09)が他のシャフト部分及び前記スリーブ管の軸方向
に突出し且つ中空の対応する部分により形成されること
を特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項5】 請求項2、3又は4に記載のステアリン
グコラム組立体にして、その作用位置にある前記スリー
ブ管(108)を二つのシャフト部分間に拘束し、回転
遊びを伴わずにシャフト部分間の伝達を確実にする手段
を備えることを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項6】 請求項5に記載のステアリングコラム組
立体にして、前記スリーブ管が半径方向に変形可能であ
り、前記第一の継手手段(109)が、その作用位置に
あるスリーブ管をステアリングハンドルに接続されたシ
ャフト部分に締め付ける手段を更に備えることを特徴と
するステアリングコラム組立体。 - 【請求項7】 請求項6に記載のステアリングコラム組
立体にして、前記締め付け手段が、スリーブ管(10
8)の軸方向スリット(114)の両側に沿って伸長す
る少なくとも二つの軸方向突出部分(112、113)
を備え、前記軸方向突出部分が、自動車のステアリング
機構の別の部分に接続されたシャフト部分の対応する軸
方向中空部分(115)内に相互係止し得るようにした
ことを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項8】 請求項7に記載のステアリングコラム組
立体にして、前記スリット管の及び/又はステアリング
機構の別の部分に接続された軸方向突出部分(112、
113)であって、対応する軸方向中空部分との境を形
成する軸方向突出部分が、ステアリングハンドルを支持
するシャフト部分上に前記スリット管を締め付ける傾斜
面(112a、113a)を備えることを特徴とするス
テアリングコラム組立体。 - 【請求項9】 請求項4乃至8の何れかに記載のステア
リングコラム組立体にして、前記第一の継手手段が、ス
テアリング機構の別の部分に接続されたシャフト部分の
二つの対応する中空部分(109b)に相互係止し得る
ようにした少なくとも二つの突出部分(109a)を備
えることを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項10】 請求項7、8又は9の何れかに記載の
ステアリングコラム組立体にして、前記締め付け手段
が、各々、スリーブ管の軸方向スロットにより分離され
た二組の突出部分を備え、前記突出部分が、外側シャフ
ト部分の二つの対応する軸方向中空部分に相互係止し得
るようにしたことを特徴とするステアリングコラム組立
体。 - 【請求項11】 請求項4乃至10の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、前記第一の継手手段の
前記又は各軸方向中空部分(109a、115)には、
前記ステアリング機構の別の部分に接続されたシャフト
部分と一体の駆動リング(11)が設けられることを特
徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項12】 請求項4乃至11の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、前記締め付け手段の対
応する突出し且つ中空部分の接触面の一部が膨大に形成
され、その他方が傾斜面の形状であることを特徴とする
ステアリングコラム組立体。 - 【請求項13】 請求項2乃至12の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、前記第一の継手手段
(109)が、前記スリーブ管(108)の一端に設け
られることを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項14】 請求項2乃至13の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、前記スリーブ管(10
8)に応力を加え、二つのシャフト部分を結合する作用
位置に動かす弾性手段(116)を備えることを特徴と
するステアリングコラム組立体。 - 【請求項15】 請求項14に記載のステアリングコラ
ム組立体にして、前記弾性手段が、ステアリングハンド
ル(105;140)を支持するシャフト部分の周りに
配置されたヘリカルばね(116)を備え、前記ばねの
一端がスリーブ管の一端に圧接し、その他端が前記シャ
フト部分のスラスト軸受面に圧接することを特徴とする
ステアリングコラム組立体。 - 【請求項16】 請求項13又は14に記載のステアリ
ングコラム組立体にして、前記ばねが、第一の継手手段
が設けられる側と反対側のスリーブ管の端部に圧接する
ことを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項17】 請求項2乃至16の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、前記スリーブ管(10
8)を変位させるリング(117)を備え、前記リング
が前記スリーブ管の周りに回転可能に取り付けられ、前
記リングが、 その作用位置にあるボルト(104)を受け入れ、前記
変位リングを前記トラム本体に対して回転しないように
固定し得るように、その外面に設けられた少なくとも一
つの軸方向溝(117a)と、 自動車のステアリング機構の別の部分に接続されたシャ
フト部分の相補的なスラスト軸受面(111a)と相互
作用し、前記スリーブ管をその退却位置に向けて動かし
得るようにし、その一端に設けられた変位カム(117
b)の形状の少なくとも一つの部分と、 前記シャフト部分が回転したとき、前記相補的なスラス
ト軸受面が変位カムの形状の一部分と圧接することによ
り、前記スリーブ管をその作用可能な係合位置からその
退却位置に向けて変位させ、前記第一の継手手段(10
9)を非係合状態にする、その他端に設けられた少なく
とも一つの面(117c)と、を備えることを特徴とす
るステアリングコラム組立体。 - 【請求項18】 請求項17に記載のステアリングコラ
ム組立体にして、複数の軸方向溝が前記変位リング(1
17)の外面上に規則的に配分されることを特徴とする
ステアリングコラム組立体。 - 【請求項19】 請求項17又は18に記載のステアリ
ングコラム組立体にして、変位カムの形状の変位リング
(117)の前記又は各部分が略V字形であり、前記ア
ームの両端が、自動車のステアリング機構の別の部分に
接続された停止部分の相補的なスラスト軸受面(111
a)の軸方向平面状停止部分(117d、117e)内
を伸長し、前記機構の変位角を制限し得るようにしたこ
とを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項20】 請求項19に記載のステアリングコラ
ム組立体にして、自動車のステアリング機構の別の部分
に接続されたシャフト部分のスラスト軸受面(111
a)と前記軸方向平面状停止部分(117d、117
e)との間に機能的隙間が設けられ、自動車のステアリ
ング機構の別の部分に接続されたシャフト部分が自動車
のタイヤの反動の下、弾性的に所定位置に復帰すると
き、前記組立体に応力が加えられるのを回避し得るよう
にしたことを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項21】 請求項17乃至20の何れかに記載の
ステアリングコラム組立体にして、前記変位リング(1
17)の前記又は各溝が、作用位置にあるボルト(10
4)に圧接する肩部が設けられた段付き底部を備え、前
記ボルトが作用可能な位置にある限り、作用可能な位置
にある前記スリーブ管が前記第一の継手手段(109)
に係合する非復帰位置の境を形成することを特徴とする
ステアリングコラム組立体。 - 【請求項22】 請求項17乃至21の何れかに記載の
ステアリングコラム組立体にして、前記変位リング(1
17)が変位カムの形状の二つの真向いの中空部分を備
えることを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項23】 請求項2乃至22の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、ステアリングハンドル
を支持するシャフト部分の前記案内軸受(120、12
1)が、一方でコラム本体と前記シャフト部分の対応す
る部分との間に介在され、他方で前記シャフト部分の別
の部分と前記ステアリング機構の別の部分に接続された
シャフト部分の対応する部分との間に介在されることを
特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項24】 請求項2乃至23に記載のステアリン
グコラム組立体にして、作用位置にある前記スリーブ管
(108)を係止する退却可能な手段(122、13
0)を備えることを特徴とするステアリングコラム組立
体。 - 【請求項25】 請求項24に記載のステアリングコラ
ム組立体にして、前記スリーブ管を作用位置に係止する
手段が、自動車の盗難防止ボルト機構(103)によ
り、作用可能な係止位置と前記スリーブ管を非係止状態
にする退却位置との間を可動であるよう取り付けられる
ことを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項26】 請求項25に記載のステアリングコラ
ム組立体にして、前記係止手段が、係止部材(122)
を備え、該係止部材の一端が、前記スリーブ管(10
8)の対応するスラスト軸受面と相互作用し得るように
したフック(123)の形状となるように後方に湾曲
し、前記スリーブ管を所定位置に保持し、前記他端が前
期盗難防止ボルト機構に接続されることを特徴とするス
テアリングコラム組立体。 - 【請求項27】 請求項25に記載のステアリングコラ
ム組立体にして、前記係止手段が、前記スリーブ管(1
08)の対応するスラスト軸受面と相互作用し、該スリ
ーブ管を所定位置に保持すると共に、前記ボルトの歯付
き部分(104a)と相互作用し得るようにした突出す
るスラスト軸受部分(131)を有する歯車(130)
を備えることを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項28】 請求項26又は27に記載のステアリ
ングコラム組立体にして、前記スリーブ管(108)の
対応するスラスト軸受面が、前記第一の継手手段(10
9)が設けられる側と反対側のスリーブ管の端面により
形成されることを特徴とするステアリングコラム組立
体。 - 【請求項29】 請求項2乃至28の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、前記スリーブ管(10
8)が二つの半殻体(108a、108b)を備えるこ
とを特徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項30】 請求項24乃至28の何れかに記載の
ステアリングコラム組立体にして、前記スリーブ管を係
止する手段(122、130)が、前記スリーブ管を作
用位置に係止する位置にある限り、自動車のモータの始
動を阻止する手段に接続されることを特徴とするステア
リングコラム組立体。 - 【請求項31】 請求項1乃至30の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、前記内側シャフト部分
(105)がステアリングハンドルを支持することを特
徴とするステアリングコラム組立体。 - 【請求項32】 請求項1乃至30の何れかに記載のス
テアリングコラム組立体にして、前記外側シャフト部分
(140)がステアリングハンドルを支持することを特
徴とするステアリングコラム組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9206735A FR2691939A1 (fr) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | Ensemble de colonne de direction, notamment pour véhicule automobile. |
FR9206735 | 1992-06-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648270A true JPH0648270A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=9430404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13358493A Pending JPH0648270A (ja) | 1992-06-03 | 1993-06-03 | ステアリングコラム組立体 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5437350A (ja) |
EP (1) | EP0573332B1 (ja) |
JP (1) | JPH0648270A (ja) |
KR (1) | KR940000328A (ja) |
CA (1) | CA2097549A1 (ja) |
DE (1) | DE69303865T2 (ja) |
ES (1) | ES2090907T3 (ja) |
FI (1) | FI932516A (ja) |
FR (1) | FR2691939A1 (ja) |
HU (1) | HUT71023A (ja) |
NO (1) | NO931986L (ja) |
PL (1) | PL299164A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6373598B1 (en) | 1995-11-16 | 2002-04-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Facsimile machine for use in combination with PC |
RU203001U1 (ru) * | 2020-06-02 | 2021-03-17 | Максим Николаевич Филиппов | Муфта блокиратора вала рулевого управления |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2114371B1 (es) * | 1994-05-03 | 1999-01-01 | Gras Tous Luis | Antirrobo para vehiculos, aplicable sobre la columna de direccion y el volante. |
FR2724615B1 (fr) * | 1994-09-15 | 1996-12-13 | Antivols Simplex Sa | Antivol de direction de vehicule automobile du type a debrayage du volant |
FR2732942A1 (fr) * | 1995-04-14 | 1996-10-18 | Lepinard Alain | Dispositif antivol a desolidarisation du volant et de la colonne de direction d'un vehicule automobile |
US6107694A (en) * | 1996-12-12 | 2000-08-22 | Mostrom; Lloyd C. | Baffler--Model A --an automobile anti-theft device |
CN1223210A (zh) | 1998-01-13 | 1999-07-21 | 张松岩 | 一种操纵机构中的防盗装置 |
US6726228B2 (en) * | 2002-02-25 | 2004-04-27 | General Motors Corporation | Steering wheel alignment system |
US7574940B2 (en) * | 2005-11-23 | 2009-08-18 | Delphi Technologies, Inc. | Steering column assembly including anti-rotation device |
EP1790549A1 (en) * | 2005-11-23 | 2007-05-30 | Delphi Technologies, Inc. | Steering column assembly including anti-rotation device |
US20110088502A1 (en) * | 2009-10-19 | 2011-04-21 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Steering column with integrated shaft bearing and tube-mounted slidable yoke |
US9027437B2 (en) * | 2012-05-29 | 2015-05-12 | GM Global Technology Operations LLC | Steering wheels, steering wheel and steering column assemblies, and methods for assembling steering wheels and steering columns |
KR101795004B1 (ko) | 2015-04-30 | 2017-11-07 | 농업회사법인 주식회사 락천식품 | 메주가루를 이용한 액젓의 제조방법 및 이에 따라 제조된 액젓 |
DE102015220934B3 (de) * | 2015-10-27 | 2016-11-24 | Thyssenkrupp Ag | Lenksäule für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zur Herstellung einer Lenksäule |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1437480A (en) * | 1922-05-22 | 1922-12-05 | Louis C Vanderlip | Motor-vehicle lock |
US3566634A (en) * | 1968-11-07 | 1971-03-02 | Borg Warner | Steering column lock-free wheeling |
US4060007A (en) * | 1976-09-13 | 1977-11-29 | Brown & Sharpe Manufacturing Company | Clutch teeth |
BR8200448A (pt) * | 1981-02-06 | 1982-11-30 | Ignacio Diaz | Dispositivo aperfeicoado contra roubo para automovel |
ES265432U (es) * | 1982-05-24 | 1983-01-16 | Napau, S.A. | Antirrobo para automoviles perfeccionado. |
SU1200026A1 (ru) * | 1984-05-10 | 1985-12-23 | Киевский Ордена Ленина Политехнический Институт Им.50-Летия Великой Октябрьской Социалистической Революции | Муфта |
US4674354A (en) * | 1985-10-15 | 1987-06-23 | Brand Harold E | Collapsible steering column |
DE3811228C1 (ja) * | 1988-04-02 | 1989-09-14 | Dieter 2857 Langen De Oelkers | |
DE8808727U1 (de) * | 1988-07-07 | 1988-08-25 | Jang, Jaw Jia, Pan-Chiao City, Taipei | Lenkradausrastverriegelung |
-
1992
- 1992-06-03 FR FR9206735A patent/FR2691939A1/fr active Pending
-
1993
- 1993-05-27 DE DE69303865T patent/DE69303865T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-27 EP EP93401359A patent/EP0573332B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-27 ES ES93401359T patent/ES2090907T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-01 NO NO931986A patent/NO931986L/no unknown
- 1993-06-01 HU HU9301601A patent/HUT71023A/hu unknown
- 1993-06-02 PL PL29916493A patent/PL299164A1/xx unknown
- 1993-06-02 CA CA002097549A patent/CA2097549A1/fr not_active Abandoned
- 1993-06-02 FI FI932516A patent/FI932516A/fi not_active Application Discontinuation
- 1993-06-02 US US08/071,007 patent/US5437350A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-03 KR KR1019930010001A patent/KR940000328A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-06-03 JP JP13358493A patent/JPH0648270A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6373598B1 (en) | 1995-11-16 | 2002-04-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Facsimile machine for use in combination with PC |
US6903845B2 (en) | 1995-11-16 | 2005-06-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Facsimile machine for use in combination with PC |
USRE42201E1 (en) | 1995-11-16 | 2011-03-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Facsimile machine for use in combination with PC |
USRE43787E1 (en) | 1995-11-16 | 2012-11-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Facsimile machine for use in combination with PC |
RU203001U1 (ru) * | 2020-06-02 | 2021-03-17 | Максим Николаевич Филиппов | Муфта блокиратора вала рулевого управления |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HU9301601D0 (en) | 1993-09-28 |
NO931986D0 (no) | 1993-06-01 |
NO931986L (no) | 1993-12-06 |
EP0573332B1 (fr) | 1996-07-31 |
US5437350A (en) | 1995-08-01 |
DE69303865D1 (de) | 1996-09-05 |
PL299164A1 (en) | 1993-12-13 |
FI932516A (fi) | 1993-12-04 |
FR2691939A1 (fr) | 1993-12-10 |
KR940000328A (ko) | 1994-01-03 |
HUT71023A (en) | 1995-11-28 |
EP0573332A1 (fr) | 1993-12-08 |
DE69303865T2 (de) | 1996-12-19 |
CA2097549A1 (fr) | 1993-12-04 |
ES2090907T3 (es) | 1996-10-16 |
FI932516A0 (fi) | 1993-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0648270A (ja) | ステアリングコラム組立体 | |
US5732580A (en) | Axially disengageable lock for a motor vehicle locking system | |
US5593210A (en) | Adjusting mechanism for a vehicle seat back | |
JP2834497B2 (ja) | 軸方向に調節可能な舵取り軸を備えた、自動車のためのステアリングコラム | |
KR101256690B1 (ko) | 자동차 록킹 시스템용의 해제가능한 록 | |
US5911766A (en) | Lock cylinder | |
US11193586B2 (en) | Parking lock and a transmission having the parking lock | |
JP2002054334A (ja) | ラッチ・ボルト制止手段付きステアリング・コラム盗難防止装置 | |
US5092147A (en) | Steering lock | |
US5718132A (en) | Anti-theft steering shaft lock | |
US4903511A (en) | Anti-theft steering shaft lock | |
US20010050505A1 (en) | Gear mechanism for a vehicle seat adjuster | |
EP1076142B1 (en) | Door lock assembly with detachable operating handle | |
US11186307B2 (en) | Rake lever assembly | |
JPH0524420A (ja) | 水陸両用車両の操舵装置 | |
US4413491A (en) | Anti-theft device for the steering column of an automobile | |
FR2523532A1 (fr) | Dispositif antivol pour un arbre tournant, notamment pour la colonne de direction d'un vehicule automobile | |
JPH0288346A (ja) | ステアリングロック装置 | |
EP0564310B1 (fr) | Ensemble de colonne de direction notamment pour véhicule automobile | |
GB2298229A (en) | A lock | |
FR2820385A1 (fr) | Antivol pour vehicule automobile destine a commander le verrouillage d'une colonne de direction du vehicule | |
WO1994011224A1 (en) | Vehicle steering lock | |
KR920000146Y1 (ko) | 차량용 키 장치 | |
KR101224280B1 (ko) | 전동 조향 로크 장치 | |
JPH08310345A (ja) | ステアリングロック装置 |