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JPH0647710Y2 - 射出成形機のスクリュー固定具 - Google Patents

射出成形機のスクリュー固定具

Info

Publication number
JPH0647710Y2
JPH0647710Y2 JP1990119228U JP11922890U JPH0647710Y2 JP H0647710 Y2 JPH0647710 Y2 JP H0647710Y2 JP 1990119228 U JP1990119228 U JP 1990119228U JP 11922890 U JP11922890 U JP 11922890U JP H0647710 Y2 JPH0647710 Y2 JP H0647710Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
rear end
sleeve
protruding
drive unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990119228U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0476424U (ja
Inventor
清登 滝沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Plastic Industrial Co Ltd filed Critical Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority to JP1990119228U priority Critical patent/JPH0647710Y2/ja
Publication of JPH0476424U publication Critical patent/JPH0476424U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0647710Y2 publication Critical patent/JPH0647710Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、射出成形機のスクリュー固定具に関し、更に
詳細には、回転駆動軸とスクリューとを連結・固定する
射出成形機のスクリュー固定具に関する。
(従来の技術) 一般的に、射出成形機において、樹脂の種類、成形品の
形状等に応じて最適な寸法・形状のスクリューが使用さ
れるため、スクリューは射出成形機本体の回転駆動軸
に、第3図及び第4図に示すように、着脱可能に連結・
固定される。
第3図及び第4図に示す回転駆動部10は、回転駆動軸11
の端面に、連結・固定されるスクリュー先端側の端面が
平坦で且つスクリュー後端側にスリーブが突出するフラ
ンジ12が4個のボルト14によって固定されている。
このスリーブ内に挿入されるスクリュー後端部と回転駆
動部10とは、スリーブ内壁面に挿入されたスクリュー後
端部壁面との間に挿入されるキー22によって連結されて
いる。
このため、スクリュー20は、回転駆動部10と共に回転す
ることができる。
更に、スリーブ内に挿入されているスクリュー後端部の
側面に形成されている溝に割リング30が嵌められ、この
割リング30がスリーブ後端面に当接してスクリュー後端
部のスクリューからの抜け止めを図っている。
尚、割リング30は、第4図に示すように、二割りのリン
グとなっており、スクリュー後端部の側面に形成された
溝から外れないようにスナップリング等で止められてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 第3図及び第4図に示す従来のスクリュー固定具によれ
ば、スクリュー後端部を回転駆動部に連結・固定できる
ため、安定して射出成形することができる。
しかし、第3図及び第4図に示す従来のスクリュー固定
具では、スクリュー20を交換するためにスクリュー後端
部を回転駆動部10から取り外す際に、まず、フランジ12
を回転駆動軸11に装着している4本のボルト14を取り外
すことを必要とした。
このボルト14の取り外し取り付け作業は、狭い空間で行
わなければならず、大変煩わしいものとなっている。
そこで、本考案の目的は、スクリュー後端部を回転駆動
部から抜け出ないように規制できると共に、スクリュー
の交換が容易にできる射出成形機のスクリュー固定具を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案者は、前記目的を達成するには、ピンによって回
転駆動部とスクリュー後端部とを固定することが有効で
あると考え検討した結果、本考案に到達した。
すなわち、本考案は、射出成形機本体の回転駆動部とス
クリューとを連結・固定するスクリュー固定具におい
て、該回転駆動部を構成し、連結・固定されるスクリュ
ーの先端方向に突出する筒状の突出スリーブと、前記突
出スリーブ内に挿入されたスクリュー後端部と突出スリ
ーブとを連結する連結部材としてのキー又はスプライン
と、前記突出スリーブと突出スリーブ内に挿入されたス
クリュー後端部とを連通する連通孔と、前記連通孔に挿
入されて突出スリーブ内からスクリュー後端部が抜け出
ることを阻止するピンと、前記ピンが挿入された連通孔
の開口部を覆うように、突出スリーブの外壁面に装着さ
れた線状部材から成る弾性リング状体とを具備すること
を特徴とする射出成形機のスクリュー固定具にある。
(作用) 本考案の射出成形機のスクリュー固定具によれば、回転
駆動部の突出スリーブとスクリュー後端部とを連通する
連通孔に挿入されて、スクリューを固定することができ
るピンと、そのピンが抜け出ることを阻止するリング状
体とが具備されている。
このため、回転駆動部の突出スリーブからスクリューが
抜け出ることを確実に阻止できると共に、スクリューを
交換する際にはリング状体及びピンの取り外し・取り付
けを行うのみで良いため、スクリューの交換が容易にで
きる。
しかも、本考案においては、突出スリーブ内に挿入され
た、突出スリーブの内径よりも小径のスクリュー後端部
と突出スリーブとの連結を連結部材としてのキー又はス
プラインを使用するため、スクリュー後端部の構造を単
純化でき、且つスクリュー後端部の加工も容易化するこ
とができる。
更に、大きな力が加えられるスクリュー回転力はキー又
はスプラインを介して回転駆動部からスクリュー後端部
に伝達されるため、スクリュー後端部の抜け止めを図る
ピンは、スクリュー回転力が直接加えられないために細
径に形成でき、連通孔からのピンの脱落防止を線状部材
から成る弾性リング状体によって簡易に行うことができ
る。
(実施例) 本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本考案による射出成形機のスクリュー固定具の
縦断面図を示し、第2図は第1図の横断面図を示す。
第1図及び第2図に示すように、回転駆動部10は、回転
駆動軸11と、その端面に4つのボルトによって固定され
たフランジ12によって形成されている。
このフランジ12の軸心には、スクリュー20の後端部がフ
ランジ12の軸と同軸に挿入されるように貫通した貫通穴
が形成され、この貫通穴がフランジ12の両面に連続する
ように突出されたスリーブが設けられている。
なお、このフランジ12の両面に突出したスリーブのう
ち、回転駆動部10に連結・固定されるスクリュー20の後
端方向に突出したスリーブは、回転駆動軸11と同軸に嵌
合されており、スクリューの先端方向に突出するスリー
ブは、突出スリーブ13を形成している。
第1図に示す、突出スリーブ13の内径よりも小径に形成
されたスクリュー後端部は、突出スリーブ13が形成され
たフランジ12の軸心に挿入され、フランジ12の貫通穴内
壁面と挿入されたスクリュー後端部側壁面との間に挿入
されたキー22によって連結されている。
このため、スクリュー20は、回転駆動部10の一部を形成
するフランジ12と共に回転することができる。
なお、回転駆動部10とスクリュー20とを共に回転させる
ために連結するにはキー22に換えてスプライン等を利用
しても良いのは勿論である。
そして、フランジ12のスクリュー20の先端方向に突出す
る突出スリーブ13と、その軸心部に挿入されたスクリュ
ー20後端部との双方を軸に対して直角方向に連通する連
通孔23が設けられている。
この連通孔23にはピン24が挿入されており、このピン24
によって突出スリーブ13とスクリュー20の後端部とを固
定し、回転駆動部10からスクリュー20が抜け出ることを
阻止している。
また、ピン24が連通孔23から抜け出ることを阻止するた
めに、フランジ12の突出スリーブ13の外周面に設けられ
た溝に弾性のある金属製のスナップリング26が連通孔23
を塞ぐように嵌められている。
従って、スクリュー20を往復運動させるような際にスク
リュー20はイン24によって回転駆動部10から抜け出るこ
とがない。しかも、スクリュー20を交換する際にはスナ
ップリング26及びピン24の取り外し・取り付けを行うの
みで良く、スクリュー20の交換が容易にできる。
更に、ピン24が連通孔23からの脱落防止のために設けて
いるスナップリング26に代え、弾性を有し着脱容易なゴ
ム製“O"リングを装着してもよい。
このように、本実施例では、突出スリーブ13内に突入さ
れたスクリュー20の後端部と突出スリーブ13との連結を
キー22又はスプラインによって行うため、スクリュー後
端部の構造を単純化でき、スクリュー後端部の加工も容
易化することができる。
更に、スクリュー後端部の抜け止めを図るピンは、スク
リュー回転力が直接作用しないために細径に形成でき、
連通孔からのピンの脱落防止を線状部材から成る弾性リ
ング状体によって簡易に行うことができる。
(考案の効果) 本考案によれば、回転駆動部とスクリュー後端部をピン
により固定し、スクリューが回転駆動部から抜け出るこ
とを阻止できると共に、スクリューを交換する際にはリ
ング状体及びピンの取り外し・取り付けを行うのみで良
いため、スクリューの交換が容易にできるという著効を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図の横断面図、第3図は従来の技術を示す縦断面図、
第4図は第3図の横断面図を示す。 10……回転駆動部、13……突出スリーブ、20……スクリ
ュー、22……キー、23……連通孔、24……ピン、26……
スナップリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機本体の回転駆動部とスクリュー
    とを連結・固定するスクリュー固定具において、 該回転駆動部を構成し、連結・固定されるスクリューの
    先端方向に突出する筒状の突出スリーブと、 前記突出スリーブ内に挿入されたスクリュー後端部と突
    出スリーブとを連結する連結部材としてのキー又はスプ
    ラインと、 前記突出スリーブと突出スリーブ内に挿入されたスクリ
    ュー後端部とを連通する連通孔と、 前記連通孔に挿入されて突出スリーブ内からスクリュー
    後端部が抜け出ることを阻止するピンと、 前記ピンが挿入された連通孔の開口部を覆うように、突
    出スリーブの外壁面に装着された線状部材から成る弾性
    リング状体とを具備することを特徴とする射出成形機の
    スクリュー固定具。
JP1990119228U 1990-11-13 1990-11-13 射出成形機のスクリュー固定具 Expired - Lifetime JPH0647710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990119228U JPH0647710Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 射出成形機のスクリュー固定具

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JP1990119228U JPH0647710Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 射出成形機のスクリュー固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0476424U JPH0476424U (ja) 1992-07-03
JPH0647710Y2 true JPH0647710Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=31867200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990119228U Expired - Lifetime JPH0647710Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 射出成形機のスクリュー固定具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001212818A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Hayashida Tekko:Kk 土練機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4580489B2 (ja) * 2000-02-03 2010-11-10 株式会社林田鉄工 土練機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0476424U (ja) 1992-07-03

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