JPH064696A - バーコード読取装置 - Google Patents
バーコード読取装置Info
- Publication number
- JPH064696A JPH064696A JP4165928A JP16592892A JPH064696A JP H064696 A JPH064696 A JP H064696A JP 4165928 A JP4165928 A JP 4165928A JP 16592892 A JP16592892 A JP 16592892A JP H064696 A JPH064696 A JP H064696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar code
- image information
- frame memory
- data bus
- address bus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Bus Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】バーコードシンボルの画像情報のリアルタイム
記憶を実現すること。 【構成】DMA回路56は、ビデオ同期信号発生部52
にてビデオ信号変換部26からのビデオ信号から抽出さ
れた同期信号をもとに、ビデオ信号記憶用のビデオレー
トクロックを発生させ、これを書き込みクロックとして
フレームメモリ34に供給する。また、切り替えスイッ
チ62を開いた状態に切り替えて、CPU42とアドレ
スバス及びデータバス46とを切断する。これと同時
に、切り替えスイッチ54を閉じた状態に切り替えて、
A/D変換器32とアドレスバス及びデータバス46を
接続する。フレームメモリ34には、A/D変換器32
からのディジタル画像情報が、アドレスバス及びデータ
バス46を介して、ビデオレートで書き込まれる。
記憶を実現すること。 【構成】DMA回路56は、ビデオ同期信号発生部52
にてビデオ信号変換部26からのビデオ信号から抽出さ
れた同期信号をもとに、ビデオ信号記憶用のビデオレー
トクロックを発生させ、これを書き込みクロックとして
フレームメモリ34に供給する。また、切り替えスイッ
チ62を開いた状態に切り替えて、CPU42とアドレ
スバス及びデータバス46とを切断する。これと同時
に、切り替えスイッチ54を閉じた状態に切り替えて、
A/D変換器32とアドレスバス及びデータバス46を
接続する。フレームメモリ34には、A/D変換器32
からのディジタル画像情報が、アドレスバス及びデータ
バス46を介して、ビデオレートで書き込まれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像素子を用いたバー
コード読取装置に係り、特に、バーコードシンボルの画
像情報のフレームメモリへの記憶方法に関する。
コード読取装置に係り、特に、バーコードシンボルの画
像情報のフレームメモリへの記憶方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、日本国内に於いて、図2の(A)
に示されるような1次元バーコードが種々の分野で使用
されている。この種の1次元バーコードには、JAN/
UPC/EANコード,ITFコード,CODE39,
NW−7コード,CODE128,等がある。
に示されるような1次元バーコードが種々の分野で使用
されている。この種の1次元バーコードには、JAN/
UPC/EANコード,ITFコード,CODE39,
NW−7コード,CODE128,等がある。
【0003】また近年、1次元バーコードよりも情報量
を大としたい、さらに高密度のバーコードを使用したい
という要求より、図2の(B)に示すような2次元バー
コードが提案されている。その主なものとしては、CO
DE16K,CODE49,PDF417,DATA
CODE,等がある。
を大としたい、さらに高密度のバーコードを使用したい
という要求より、図2の(B)に示すような2次元バー
コードが提案されている。その主なものとしては、CO
DE16K,CODE49,PDF417,DATA
CODE,等がある。
【0004】このような2次元バーコードを読み取るた
めには、2次元イメージセンサ等の撮像素子にてバーコ
ードラベルに記されたバーコードシンボルを撮像し、画
像情報として画像メモリ(フレームメモリ等)に記憶し
た後、マイクロコンピュータ等のソフトウェアによって
画像メモリの画像情報よりバーコードシンボルを認識し
て、そのバーコードシンボルの意味内容を解釈(デコー
ド)する。
めには、2次元イメージセンサ等の撮像素子にてバーコ
ードラベルに記されたバーコードシンボルを撮像し、画
像情報として画像メモリ(フレームメモリ等)に記憶し
た後、マイクロコンピュータ等のソフトウェアによって
画像メモリの画像情報よりバーコードシンボルを認識し
て、そのバーコードシンボルの意味内容を解釈(デコー
ド)する。
【0005】この際、2次元イメージセンサの電気的出
力は、通常、NTSC方式等のビデオ信号であり、この
ビデオ信号の転送クロックは、はじめから決められてい
る。CCDカメラ等では通常、14.318MHzが使
用される。これに対し、CPU等のシステムクロック
は、演算速度を速くするため、できるだけ速いクロック
が使用される。この結果、ビデオ信号の転送クロックと
CPU等のシステムクロックは、一つの原発振器から分
周して作ることができない(作ることも可能であるが、
CPUの性能を出し切れない。例えば、CPUが33M
Hzまで使用可能であっても、一つの原発振器から分周
して作るCPU等のシステムクロックは最大で28.6
36MHzになってしまう)。このようにCPU等のシ
ステムクロックと速度が違うビデオ信号は、CPUでコ
ントロールできないため、このままではフレームメモリ
に書き込むことができない。そこで、ファーストインフ
ァーストアウト(FIFO)メモリ等のバッファメモリ
を用いて、転送レートの変換を行っている(例えば、1
フレーム分のビデオ信号をFIFOメモリに書き込み、
書き込み終わったらCPUがFIFOメモリから読出
す)。
力は、通常、NTSC方式等のビデオ信号であり、この
ビデオ信号の転送クロックは、はじめから決められてい
る。CCDカメラ等では通常、14.318MHzが使
用される。これに対し、CPU等のシステムクロック
は、演算速度を速くするため、できるだけ速いクロック
が使用される。この結果、ビデオ信号の転送クロックと
CPU等のシステムクロックは、一つの原発振器から分
周して作ることができない(作ることも可能であるが、
CPUの性能を出し切れない。例えば、CPUが33M
Hzまで使用可能であっても、一つの原発振器から分周
して作るCPU等のシステムクロックは最大で28.6
36MHzになってしまう)。このようにCPU等のシ
ステムクロックと速度が違うビデオ信号は、CPUでコ
ントロールできないため、このままではフレームメモリ
に書き込むことができない。そこで、ファーストインフ
ァーストアウト(FIFO)メモリ等のバッファメモリ
を用いて、転送レートの変換を行っている(例えば、1
フレーム分のビデオ信号をFIFOメモリに書き込み、
書き込み終わったらCPUがFIFOメモリから読出
す)。
【0006】即ち、従来のバーコード読取装置は、図3
に示すように構成されている。このバーコード読取装置
は、一般に、バーコードシンボルラベル10を撮像する
カメラ部20と、このカメラ部20からの画像情報を処
理するための画像処理部30と、画像処理部30を制御
すると共に、バーコードシンボルの意味内容を解釈する
デコーダ部40から成る。デコーダ部40は、バーコー
ド読取装置とは別筐体のパーソナルコンピュータ等で構
成する場合もある。
に示すように構成されている。このバーコード読取装置
は、一般に、バーコードシンボルラベル10を撮像する
カメラ部20と、このカメラ部20からの画像情報を処
理するための画像処理部30と、画像処理部30を制御
すると共に、バーコードシンボルの意味内容を解釈する
デコーダ部40から成る。デコーダ部40は、バーコー
ド読取装置とは別筐体のパーソナルコンピュータ等で構
成する場合もある。
【0007】シンボルラベル10には、図2の(B)に
示すような2次元バーコードのシンボルが記載されてお
り、このシンボルラベル10を2次元イメージセンサ等
の撮像素子22にて撮像する。撮像されたシンボルラベ
ルの電気的信号は、撮像素子用アンプ24にて増幅され
た後、ビデオ信号変換部26により、NTSC方式のビ
デオ信号に変換されて、画像処理部30に入力される。
ここで、ビデオ信号は、例えば、1画素/69.8ns
のビデオレートを有している。
示すような2次元バーコードのシンボルが記載されてお
り、このシンボルラベル10を2次元イメージセンサ等
の撮像素子22にて撮像する。撮像されたシンボルラベ
ルの電気的信号は、撮像素子用アンプ24にて増幅され
た後、ビデオ信号変換部26により、NTSC方式のビ
デオ信号に変換されて、画像処理部30に入力される。
ここで、ビデオ信号は、例えば、1画素/69.8ns
のビデオレートを有している。
【0008】画像処理部30では、入力されたビデオ信
号をアナログ/ディジタル(A/D)変換器32にてデ
ィジタル信号に変換し、このディジタル化された画像情
報はフレームメモリ34に記憶される。実際には、FI
FOメモリ36がデコーダ部40内のCPU42により
起動され、上記ディジタル化された画像情報が、上記1
画素/69.8nsのビデオレートで順次このFIFO
メモリ36に書き込まれる。即ち、入力された画像情報
を1度FIFOメモリ等のバッファメモリに直列データ
として記憶する。次に、CPU42は、クロック発生部
44で発生されるシステムクロックに応じた速度で、F
IFOメモリ36に記憶された直列データを読出し、ア
ドレスバス及びデータバス46を介して、フレームメモ
リ34に取り込む。
号をアナログ/ディジタル(A/D)変換器32にてデ
ィジタル信号に変換し、このディジタル化された画像情
報はフレームメモリ34に記憶される。実際には、FI
FOメモリ36がデコーダ部40内のCPU42により
起動され、上記ディジタル化された画像情報が、上記1
画素/69.8nsのビデオレートで順次このFIFO
メモリ36に書き込まれる。即ち、入力された画像情報
を1度FIFOメモリ等のバッファメモリに直列データ
として記憶する。次に、CPU42は、クロック発生部
44で発生されるシステムクロックに応じた速度で、F
IFOメモリ36に記憶された直列データを読出し、ア
ドレスバス及びデータバス46を介して、フレームメモ
リ34に取り込む。
【0009】次に、フレームメモリ34への画像情報の
書き込みが終了すると、CPU42は、アドレスバス及
びデータバス46を通して、画像情報をフレームメモリ
34から読出し、シンボルラベルの意味内容の解読動作
に入る。解読動作後、目的とする文字数字等に変換さ
れ、不図示のホスト装置などに出力される。
書き込みが終了すると、CPU42は、アドレスバス及
びデータバス46を通して、画像情報をフレームメモリ
34から読出し、シンボルラベルの意味内容の解読動作
に入る。解読動作後、目的とする文字数字等に変換さ
れ、不図示のホスト装置などに出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のバーコード読取
装置に於いては、ビデオ信号の転送クロックとCPU等
のシステムクロックとの速度が違うため、バーコードシ
ンボルの画像情報を記憶するために、図3に示すように
FIFOメモリ36を緩衝部分として使用している。こ
のように従来のバーコード読取装置は、画像情報をフレ
ームメモリ34に取り込むために1度FIFOメモリ3
6を介して画像情報を取り込むためのFIFOメモリ3
6の処理時間を要し、リアルタイム(実時間)処理での
バーコードシンボルの画像情報の記憶ができなかった。
このため、バーコードシンボルの解読時間が長くなり、
結果としてバーコード読取装置の読み取り処理時間が長
くなっていた。
装置に於いては、ビデオ信号の転送クロックとCPU等
のシステムクロックとの速度が違うため、バーコードシ
ンボルの画像情報を記憶するために、図3に示すように
FIFOメモリ36を緩衝部分として使用している。こ
のように従来のバーコード読取装置は、画像情報をフレ
ームメモリ34に取り込むために1度FIFOメモリ3
6を介して画像情報を取り込むためのFIFOメモリ3
6の処理時間を要し、リアルタイム(実時間)処理での
バーコードシンボルの画像情報の記憶ができなかった。
このため、バーコードシンボルの解読時間が長くなり、
結果としてバーコード読取装置の読み取り処理時間が長
くなっていた。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、短時間でのバーコード読み取りを実現するために、
バーコードシンボルの画像情報の記憶をリアルタイム
(実時間)で実現し得るバーコード読取装置を提供する
ことを目的とする。
で、短時間でのバーコード読み取りを実現するために、
バーコードシンボルの画像情報の記憶をリアルタイム
(実時間)で実現し得るバーコード読取装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のバーコード読取装置は、バーコードを撮
像して画像情報を得、この画像情報を所定の転送速度で
出力する撮像手段と、前記撮像手段で得られた画像情報
を記憶するフレームメモリと、前記所定の転送速度とは
異なる速度のシステムクロック信号を発生するシステム
クロック発生手段と、前記システムクロック発生手段に
より発生されたシステムクロック信号に応じた読出し速
度で、前記フレームメモリから前記アドレスバス及びデ
ータバスを介して前記画像情報を読出し、この読出した
画像情報に対し所定の処理を行ってバーコードの情報を
デコードする制御部とを備えるバーコード読取装置であ
って、前記制御手段と前記アドレスバス及びデータバス
とを接続及び切断するためのスイッチ手段と、前記撮像
手段で得られた画像情報から前記所定の転送速度に対応
する同期信号を抽出する同期信号発生手段と、前記同期
信号発生手段で抽出された同期信号に基づいて前記転送
速度で、前記撮像手段で得られた画像情報をアドレスバ
ス及びデータバスを介して前記フレームメモリへ直接メ
モリアクセス(DMA)転送すると共に、前記スイッチ
手段を制御して、前記DMA転送時にのみ前記制御手段
と前記アドレスバス及びデータバスとの間を切断するD
MA転送手段とをさらに備えるようにしたことを特徴と
している。
めに、本発明のバーコード読取装置は、バーコードを撮
像して画像情報を得、この画像情報を所定の転送速度で
出力する撮像手段と、前記撮像手段で得られた画像情報
を記憶するフレームメモリと、前記所定の転送速度とは
異なる速度のシステムクロック信号を発生するシステム
クロック発生手段と、前記システムクロック発生手段に
より発生されたシステムクロック信号に応じた読出し速
度で、前記フレームメモリから前記アドレスバス及びデ
ータバスを介して前記画像情報を読出し、この読出した
画像情報に対し所定の処理を行ってバーコードの情報を
デコードする制御部とを備えるバーコード読取装置であ
って、前記制御手段と前記アドレスバス及びデータバス
とを接続及び切断するためのスイッチ手段と、前記撮像
手段で得られた画像情報から前記所定の転送速度に対応
する同期信号を抽出する同期信号発生手段と、前記同期
信号発生手段で抽出された同期信号に基づいて前記転送
速度で、前記撮像手段で得られた画像情報をアドレスバ
ス及びデータバスを介して前記フレームメモリへ直接メ
モリアクセス(DMA)転送すると共に、前記スイッチ
手段を制御して、前記DMA転送時にのみ前記制御手段
と前記アドレスバス及びデータバスとの間を切断するD
MA転送手段とをさらに備えるようにしたことを特徴と
している。
【0013】
【作用】即ち、本発明のバーコード読取装置によれば、
同期信号発生手段により、撮像手段で得られた画像情報
から所定の転送速度に対応する同期信号を抽出し、この
抽出された同期信号に基づいて、DMA転送手段によっ
て、前記所定の転送速度で、撮像手段で得られた画像情
報をアドレスバス及びデータバスを介してフレームメモ
リへDMA転送する。なお、このDMA転送時には、D
MA転送手段による制御により、スイッチ手段は、制御
手段と前記アドレスバス及びデータバスとの間を切断す
る。
同期信号発生手段により、撮像手段で得られた画像情報
から所定の転送速度に対応する同期信号を抽出し、この
抽出された同期信号に基づいて、DMA転送手段によっ
て、前記所定の転送速度で、撮像手段で得られた画像情
報をアドレスバス及びデータバスを介してフレームメモ
リへDMA転送する。なお、このDMA転送時には、D
MA転送手段による制御により、スイッチ手段は、制御
手段と前記アドレスバス及びデータバスとの間を切断す
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例の構成を示
す図であり、従来と同様のものには図3と同一の参照番
号を付すことにより、その説明は省略する。即ち、本実
施例のバーコード読取装置は、従来の画像処理部30の
代わりに、A/D変換器32,フレームメモリ34,ビ
デオ同期信号発生部52,切り替えスイッチ54,直接
メモリアクセス(DMA)転送回路56で構成される画
像処理部50を使用し、また、従来のDSP40の代わ
りに、CPU42,クロック発生部44,アドレスバス
及びデータバス46,切り替えスイッチ62で成るデコ
ーダ部60を使用するものである。
す図であり、従来と同様のものには図3と同一の参照番
号を付すことにより、その説明は省略する。即ち、本実
施例のバーコード読取装置は、従来の画像処理部30の
代わりに、A/D変換器32,フレームメモリ34,ビ
デオ同期信号発生部52,切り替えスイッチ54,直接
メモリアクセス(DMA)転送回路56で構成される画
像処理部50を使用し、また、従来のDSP40の代わ
りに、CPU42,クロック発生部44,アドレスバス
及びデータバス46,切り替えスイッチ62で成るデコ
ーダ部60を使用するものである。
【0016】画像処理部50のビデオ同期信号発生部5
2は、カメラ部26より入力されるビデオ信号から同期
信号を抽出して、DMA回路56に供給する。切り替え
スイッチ54は、A/D変換器32とアドレスバス及び
データバス46とを接続及び切断するもので、通常は、
開いた状態となっている。
2は、カメラ部26より入力されるビデオ信号から同期
信号を抽出して、DMA回路56に供給する。切り替え
スイッチ54は、A/D変換器32とアドレスバス及び
データバス46とを接続及び切断するもので、通常は、
開いた状態となっている。
【0017】デコーダ部60の切り替えスイッチ62
は、CPU42とアドレスバス及びデータバス46とを
接続及び切断するもので、通常、CPU42とアドレス
バス及びデータバス46とを接続状態にするために閉じ
た状態となっている。
は、CPU42とアドレスバス及びデータバス46とを
接続及び切断するもので、通常、CPU42とアドレス
バス及びデータバス46とを接続状態にするために閉じ
た状態となっている。
【0018】また、画像処理部50に構成されたDMA
回路56は、上記ビデオ同期信号発生部52からの同期
信号をもとにビデオレートの書き込みクロック信号を作
成してフレームメモリ34に供給し、また上記切り替え
スイッチ54及び62によりアドレス及びデータバス4
6とA/D変換器32及びCPU42との接続,切断を
行う切り替え制御を司り、A/D変換器32の出力デー
タを直接フレームメモリ34に書き込む機能を有してい
る。以下、上記の構成に於ける動作を説明する。
回路56は、上記ビデオ同期信号発生部52からの同期
信号をもとにビデオレートの書き込みクロック信号を作
成してフレームメモリ34に供給し、また上記切り替え
スイッチ54及び62によりアドレス及びデータバス4
6とA/D変換器32及びCPU42との接続,切断を
行う切り替え制御を司り、A/D変換器32の出力デー
タを直接フレームメモリ34に書き込む機能を有してい
る。以下、上記の構成に於ける動作を説明する。
【0019】シンボルラベル10には2次元バーコード
のシンボル(図2の(B))が記載されており、このシ
ンボルラベル10を撮像素子22にて撮像する。撮像さ
れたシンボルラベルの電気的信号は、撮像素子用アンプ
24にて増幅される。このアナログ電気的信号は、ビデ
オ信号変換部26にてNTSC方式等のビデオ信号に変
換される。このNTSC方式等のビデオ信号をA/D変
換器32にてディジタル信号に変換する。さらに、この
画像情報であるA/D変換器32の出力のディジタル信
号をDMA回路56を使用して直接フレームメモリ34
に記憶させる。直接フレームメモリ34に記憶させるた
めに、CPU42は、DMA回路56にスタート要求信
号を与える。
のシンボル(図2の(B))が記載されており、このシ
ンボルラベル10を撮像素子22にて撮像する。撮像さ
れたシンボルラベルの電気的信号は、撮像素子用アンプ
24にて増幅される。このアナログ電気的信号は、ビデ
オ信号変換部26にてNTSC方式等のビデオ信号に変
換される。このNTSC方式等のビデオ信号をA/D変
換器32にてディジタル信号に変換する。さらに、この
画像情報であるA/D変換器32の出力のディジタル信
号をDMA回路56を使用して直接フレームメモリ34
に記憶させる。直接フレームメモリ34に記憶させるた
めに、CPU42は、DMA回路56にスタート要求信
号を与える。
【0020】このスタート要求信号により、DMA回路
56は、ビデオ同期信号発生部52にて上記ビデオ信号
変換部26からのビデオ信号から抽出された同期信号を
もとに、NTSC方式等のビデオ信号記憶用のビデオレ
ートクロックを発生させ、これを書き込みクロックとし
てフレームメモリ34に供給する。また、DMA回路5
6は、切り替えスイッチ62を開いた状態に切り替え
て、CPU42とアドレスバス及びデータバス46とを
切断する。これにより、アドレスバス及びデータバス4
6は、フレームメモリ34に解放される。これと同時
に、DMA回路56は、切り替えスイッチ54を閉じた
状態に切り替えて、A/D変換器32とアドレスバス及
びデータバス46を接続する。これにより、A/D変換
器32とフレームメモリ34は、アドレスバス及びデー
タバス46を通して接続されることとなる。従って、フ
レームメモリ34には、A/D変換器32からのディジ
タル画像情報が、アドレスバス及びデータバス46を介
して、ビデオレート(例えば、1画素/69.8ns)
で書き込まれる。
56は、ビデオ同期信号発生部52にて上記ビデオ信号
変換部26からのビデオ信号から抽出された同期信号を
もとに、NTSC方式等のビデオ信号記憶用のビデオレ
ートクロックを発生させ、これを書き込みクロックとし
てフレームメモリ34に供給する。また、DMA回路5
6は、切り替えスイッチ62を開いた状態に切り替え
て、CPU42とアドレスバス及びデータバス46とを
切断する。これにより、アドレスバス及びデータバス4
6は、フレームメモリ34に解放される。これと同時
に、DMA回路56は、切り替えスイッチ54を閉じた
状態に切り替えて、A/D変換器32とアドレスバス及
びデータバス46を接続する。これにより、A/D変換
器32とフレームメモリ34は、アドレスバス及びデー
タバス46を通して接続されることとなる。従って、フ
レームメモリ34には、A/D変換器32からのディジ
タル画像情報が、アドレスバス及びデータバス46を介
して、ビデオレート(例えば、1画素/69.8ns)
で書き込まれる。
【0021】一方、フレームメモリ34に記憶された画
像情報をCPU42が読み取る場合には、DMA回路5
6により、切り替えスイッチ62は閉じた状態とされ、
切り替えスイッチ54は開いた状態とされる。これによ
り、A/D変換器32はアドレスバス及びデータバス4
6より切断され、フレームメモリ34とCPU42がア
ドレス及びデータバス46を通して接続されて、CPU
42はフレームメモリ34から画像情報を受け取ること
ができるようになる。
像情報をCPU42が読み取る場合には、DMA回路5
6により、切り替えスイッチ62は閉じた状態とされ、
切り替えスイッチ54は開いた状態とされる。これによ
り、A/D変換器32はアドレスバス及びデータバス4
6より切断され、フレームメモリ34とCPU42がア
ドレス及びデータバス46を通して接続されて、CPU
42はフレームメモリ34から画像情報を受け取ること
ができるようになる。
【0022】以上のように、本実施例では、画像情報記
憶処理に伴う専用FIFOメモリを介した記憶動作をせ
ず、DMA回路56によりA/D変換器32のディジタ
ル信号出力を直接フレームメモリ34に記憶させること
ができるので、バーコードシンボルの読み取り時間の短
縮化を実現できる。
憶処理に伴う専用FIFOメモリを介した記憶動作をせ
ず、DMA回路56によりA/D変換器32のディジタ
ル信号出力を直接フレームメモリ34に記憶させること
ができるので、バーコードシンボルの読み取り時間の短
縮化を実現できる。
【0023】つまり、本第1の実施例では、フレームメ
モリ34への転送にCPU等を用いないで行うもので、
そのために、CPU42とは独立で働くDMA回路56
を設ける。このDMA回路56は、CPU42からスタ
ート要求を受けると動作するように構成されている。フ
レームメモリ34への転送クロックはビデオ信号の転送
クロックで行われる。なお、このDMA回路56による
転送は、アドレスバス及びデータバス46を介して行う
ため、転送時はCPU42をアドレスバス及びデータバ
ス46から切り放す必要がある。このような構成とする
ことにより、FIFOメモリが不要となり、リアルタイ
ムでフレームメモリ34に書き込みが可能になる。
モリ34への転送にCPU等を用いないで行うもので、
そのために、CPU42とは独立で働くDMA回路56
を設ける。このDMA回路56は、CPU42からスタ
ート要求を受けると動作するように構成されている。フ
レームメモリ34への転送クロックはビデオ信号の転送
クロックで行われる。なお、このDMA回路56による
転送は、アドレスバス及びデータバス46を介して行う
ため、転送時はCPU42をアドレスバス及びデータバ
ス46から切り放す必要がある。このような構成とする
ことにより、FIFOメモリが不要となり、リアルタイ
ムでフレームメモリ34に書き込みが可能になる。
【0024】上記第1の実施例は、CPU42と、A/
D変換器32のディジタル信号出力を直接フレームメモ
リ11に書き込むビデオレートのクロック系統の回路と
で、アドレスバス及びデータバス46を共用化するため
に必要とされるCPU42とアドレスバス及びデータバ
ス46とを切り放す方法として、ハードウェア的手法の
DMA回路56を使用したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、ソフトウェア的手法を採用することも
できる。即ち、切り替えスイッチ62は、常に閉じた状
態とする。CPU42は、ソフトウェアにてループ処理
を行い、A/D変換器32のディジタル信号出力を直接
フレームメモリ34に書き込む間は、アドレスバス及び
データバス46にアクセスしないようにする。A/D変
換器32からフレームメモリ34に書き込みを終了した
時点で、DMA回路56から割り込み処理によりこのル
ープ処理を終了させ、CPU42がアドレスバス及びデ
ータバス46にアクセスできるようにする。
D変換器32のディジタル信号出力を直接フレームメモ
リ11に書き込むビデオレートのクロック系統の回路と
で、アドレスバス及びデータバス46を共用化するため
に必要とされるCPU42とアドレスバス及びデータバ
ス46とを切り放す方法として、ハードウェア的手法の
DMA回路56を使用したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、ソフトウェア的手法を採用することも
できる。即ち、切り替えスイッチ62は、常に閉じた状
態とする。CPU42は、ソフトウェアにてループ処理
を行い、A/D変換器32のディジタル信号出力を直接
フレームメモリ34に書き込む間は、アドレスバス及び
データバス46にアクセスしないようにする。A/D変
換器32からフレームメモリ34に書き込みを終了した
時点で、DMA回路56から割り込み処理によりこのル
ープ処理を終了させ、CPU42がアドレスバス及びデ
ータバス46にアクセスできるようにする。
【0025】また、上記第1及び第2の実施例に於ける
切り替えスイッチ54及び切り替えスイッチ62は、機
械的に切り替えられるものでも、電気的に切り替えられ
るステートバッファ等の電気的素子であっても良い。さ
らには、上記実施例に於ける切り替えスイッチ54及び
62は、CPU42をホールド状態にすることで代替し
ても良い。なお、CPU42は、DSP(Digital Sign
al Processor)を用いることにより、各種処理時間を短
くできる。
切り替えスイッチ54及び切り替えスイッチ62は、機
械的に切り替えられるものでも、電気的に切り替えられ
るステートバッファ等の電気的素子であっても良い。さ
らには、上記実施例に於ける切り替えスイッチ54及び
62は、CPU42をホールド状態にすることで代替し
ても良い。なお、CPU42は、DSP(Digital Sign
al Processor)を用いることにより、各種処理時間を短
くできる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
CPUと独立したDMA回路を用いることによりFIF
Oメモリを介せず直接に画像情報をフレームメモリに記
憶する方法を実現できるため、記憶動作にかかる処理時
間を短縮化でき、リアルタイムに処理できる高速メモリ
転送方式のバーコード読取装置を提供することができ
る。
CPUと独立したDMA回路を用いることによりFIF
Oメモリを介せず直接に画像情報をフレームメモリに記
憶する方法を実現できるため、記憶動作にかかる処理時
間を短縮化でき、リアルタイムに処理できる高速メモリ
転送方式のバーコード読取装置を提供することができ
る。
【図1】本発明のバーコード読取装置の第1の実施例に
係る2次元バーコード読取装置のブロック構成図であ
る。
係る2次元バーコード読取装置のブロック構成図であ
る。
【図2】(A)は1次元バーコードシンボルの一例を示
す正面図であり、(B)は2次元バーコードシンボルの
一例を示す正面図である。
す正面図であり、(B)は2次元バーコードシンボルの
一例を示す正面図である。
【図3】従来の2次元バーコード読取装置のブロック構
成図である。
成図である。
10…シンボルラベル、20…カメラ部、32…A/D
変換器、34…フレームメモリ、42…CPU、44…
クロック発生部、46…アドレスバス及びデータバス、
50…画像処理部、52…ビデオ同期信号発生部、54
…切り替えスイッチ、56…直接メモリアクセス(DM
A)回路、60…デコーダ部、62…切り替えスイッ
チ。
変換器、34…フレームメモリ、42…CPU、44…
クロック発生部、46…アドレスバス及びデータバス、
50…画像処理部、52…ビデオ同期信号発生部、54
…切り替えスイッチ、56…直接メモリアクセス(DM
A)回路、60…デコーダ部、62…切り替えスイッ
チ。
Claims (1)
- 【請求項1】 バーコードを撮像して画像情報を得、こ
の画像情報を所定の転送速度で出力する撮像手段と、前
記撮像手段で得られた画像情報を記憶するフレームメモ
リと、前記所定の転送速度と異なる速度のシステムクロ
ック信号を発生するシステムクロック発生手段と、前記
システムクロック発生手段により発生されたシステムク
ロック信号に応じた読出し速度で、前記フレームメモリ
から前記アドレスバス及びデータバスを介して前記画像
情報を読出し、この読出した画像情報に対し所定の処理
を行ってバーコードの情報をデコードする制御部とを備
えるバーコード読取装置に於いて、 前記制御手段と前記アドレスバス及びデータバスとを接
続及び切断するためのスイッチ手段と、 前記撮像手段で得られた画像情報から前記所定の転送速
度に対応する同期信号を抽出する同期信号発生手段と、 前記同期信号発生手段で抽出された同期信号に基づいて
前記転送速度で、前記撮像手段で得られた画像情報をア
ドレスバス及びデータバスを介して前記フレームメモリ
へ直接メモリアクセス(DMA)転送すると共に、前記
スイッチ手段を制御して、前記DMA転送時にのみ前記
制御手段と前記アドレスバス及びデータバスとの間を切
断するDMA転送手段と、 をさらに具備してなることを特徴とするバーコード読取
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4165928A JPH064696A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | バーコード読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4165928A JPH064696A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | バーコード読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064696A true JPH064696A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15821677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4165928A Withdrawn JPH064696A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | バーコード読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064696A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005078161A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Canon Inc | 記録装置 |
JP2012003628A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Keyence Corp | コード読取装置 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4165928A patent/JPH064696A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005078161A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Canon Inc | 記録装置 |
JP2012003628A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Keyence Corp | コード読取装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950026192A (ko) | 촬상 장치 | |
JP3179623B2 (ja) | ビデオムービー | |
JP3348917B2 (ja) | 画像信号処理装置 | |
JPH064696A (ja) | バーコード読取装置 | |
JP2944275B2 (ja) | 文字入力手段を有するディジタル記録式電子スチルカメラ | |
EP1122953A3 (en) | Image decoding device and method, storage medium and integrated circuit thereof | |
JP2000224540A (ja) | 画像ファイル装置 | |
JP3244040B2 (ja) | 光学的情報読み取り装置 | |
JP3586131B2 (ja) | 高速画像処理装置 | |
EP1141842A1 (en) | Digital media frame | |
JP2004080079A (ja) | 画像認識処理装置 | |
JPH10304356A (ja) | 並列画像圧縮処理装置 | |
CN1055187C (zh) | 视频节目制作参数的提取方法及其系统 | |
JPH09270991A (ja) | 映像記録装置 | |
JP2000115605A (ja) | ディジタルカメラ | |
JPH05101170A (ja) | 画像データ処理装置 | |
CA2226006A1 (en) | Video card and video data communication apparatus | |
JPS62266984A (ja) | 画像処理システム | |
KR100283746B1 (ko) | 스마트 카드의 비디오 신호 출력 방법 및 장치 | |
JPS5994788A (ja) | 画像合成装置 | |
TWI316688B (ja) | ||
JPH0281566A (ja) | 画像縮小回路及び画像拡大回路 | |
JPH10322571A (ja) | 映像信号処理装置及び方法 | |
JPH10143594A (ja) | シンボル情報読取装置 | |
JP2001177753A (ja) | デジタルカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |