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JPH0646752A - 固液混合物の充填方法及び装置 - Google Patents

固液混合物の充填方法及び装置

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JPH0646752A
JPH0646752A JP4219834A JP21983492A JPH0646752A JP H0646752 A JPH0646752 A JP H0646752A JP 4219834 A JP4219834 A JP 4219834A JP 21983492 A JP21983492 A JP 21983492A JP H0646752 A JPH0646752 A JP H0646752A
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JP
Japan
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solid
liquid
liquid mixture
tank
separator
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JP4219834A
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Yoshito Shibauchi
好人 柴内
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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  • Dairy Products (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品中の固形物数のバラツキをなくし固形物
の損傷がない色調や風味等が均一な固液混合物の充填方
法と装置をうることを目的とするものである。 【構成】 ベースミックスと分離器で分離抜き出した液
体(ソース)とを混合し、均一に混合することで色調
や、風味ないしは、安定剤等の均一化を図った後で固形
物比率が高く粒状の大きな果肉自体が変形してないプレ
ザーブを添加して形成した固液混合物を容器に充填する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は果実の破片を含むヨーグ
ルトのような流動性食品、すなわち固液混合物を所定位
置の容器に充填する固液混合物の充填方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばヨーグルトなどに果実破片を混合
した食品を製造する場合には果実破片、すなわち固形物
を高い含有率で含むプレザーブを準備し、このプレザー
ブをヨーグルト等の液体であるベースミックスと混合し
て容器に充填している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにプレザー
ブをヨーグルト等の液体であるベースミックスと混合し
て固液混合物を製造する場合で程度の高いプレザーブあ
るいはベースミックスの混合においてそれらの色が異な
る場合(例えば赤い苺プレザーブと白いヨーグルト)、
その均一混合のためにはかなりの撹拌を必要とするが、
これは一般には固形物の損傷を引き起こす。又計量後に
混合を行うとすると充填される固形物数のバラツキを大
きくする傾向がある。本発明は以上の点に鑑みて創案さ
れたもので製品中の固形物数のバラツキをなくし、固形
物の損傷がない色調や風味等が均一な固液混合物の充填
方法と装置をうることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するため、次のような固液混合物の充填方法及び装置
を提供するものである。すなわち、固液混合物としての
果肉プレザーブから一定流量の液体を分離器を用いて抜
き出して固形物比率の調整を行い、その抜き出した液体
をベースミックスと混合してこれを前記固形物比率を調
整したプレザーブと共に所定容量の容器に充填すること
を特徴とする固液混合物の充填方法である。そしてこの
方法を実施する装置としては次のようである。すなわ
ち、固液混合物タンクを分離器に接続し、該分離器で抜
き出した液体を回収し、ベースミックスと混合するベー
スミックスタンクを設けると共に分離器で固形物比率が
調整された固液混合物を回収するタンクを設け、これら
タンクを計量器を介して混合器に接続すると共に、該混
合器を充填機に接続してなる固液混合物の充填装置であ
る。そして混合器を介しないで充填機に接続する場合は
各タンクをセクションの異なる充填機に各別に接続す
る。
【0005】
【作用】ベースミックスと分離器で分離抜き出した液体
ソースとを混合し、均一に混合することで色調や風味あ
るいは安定剤等の均一化を図った後で固形物比率が高く
粒状の大きな果肉自体が変形してないプレザーブを添加
して形成した固液混合物を容器に充填する。
【0006】
【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。本
発明は製品中の固形物数のバラツキをなくし、固形物の
損傷がない色調や風味等が均一な固液混合物を容器に充
填できる充填方法と装置を提供するものである。例えば
ヨーグルトミックスのようなベースミックスと果肉プレ
ザーブのような固形物入り液、すなわちプレザーブを混
合してこれを容器に充填するには図5、図6のような方
法が用いられる。図5においてベースミックスタンク1
からベースミックス3が計量部5に流れ、一方プレザー
ブタンク2からプレザーブ4が計量部6にながれて、こ
の計量部6からパイプ9で計量部5にプレザーブ4が流
れてベースミックスと混合され、混合されたものはパイ
プ10を通じて溜まり部7に流れ更にパイプ12を通じて溜
まり部7から容器8に混合食品が充填されるようになっ
ている。図6において、ベースミックスタンク1からベ
ースミックス3が計量部6aに流れ、一方プレザーブタ
ンク2からプレザーブ4が計量部6に流れてこれら計量
部6、6aからパイプ11、11a を通じて各液が混合部7
に流れて混合された後パイプ12から容器8に混合食品が
充填されるようになっている。図5のものは計量された
ベースミックスの流れの中に計量されたプリザーブが注
入されて混合される例であり、図6のものはベースミッ
クスとプリザーブが各計量されて混合される例を示して
いるが何れも固形物を含有する比率が高い流体と、固形
物を含まない、あるいは固形物を含有する比率が低い流
体とを別々に計量した後充填する方法を示している。
【0007】図7のものは図5の具体的な装置を示すも
のである。すなわち、ベースミックスタンク1の下端部
には混合管10の一端が接続されている。混合管10は中間
部に縮径部13を有する。プレザーブタンク2の下端部に
はプレザーブ吐出管14が接続され、このプレザーブ吐出
管14は3方弁6を介して第1ポンプ手段となる第1シリ
ンダー15に接続されている。3方弁6は第1シリンダー
15を交互にプレザーブ吐出管14と混合管10の縮径部13に
切替え接続する。混合管10の他端部は第2の3方弁5を
介して第2ポンプ手段となる第2シリンダー17に接続さ
れ、第2の3方弁5は充填部となるシャッター7に接続
されている。この第2の3方弁5は、第2シリンダー17
を混合管10とシャッター7とに交互に切替接続する。シ
ャッター7には該シャッター7を開閉駆動するためのア
クチュエータ16が設けられている。第1シリンダー15は
制御弁18を介して空気圧縮機20に接続され、第2シリン
ダー17は制御弁19を介して空気圧縮機20に接続されてい
る。制御弁18、19の作動を制御するために制御回路21が
設けられる。制御回路21は第1シリンダー15が吸入工程
にあるときは、第2シリンダー17が吐出工程になり、第
1シリンダー15が吐出工程にあるときは第2シリンダー
17が吸入工程になるように制御弁18、19を制御する。制
御回路21は3方弁6、5を制御するように該弁6、5に
も接続され、第1シリンダー15の吸入工程では第1シリ
ンダー15をプレザーブ吐出管に接続し、第1シリンダー
15の吐出工程では第1シリンダー15を混合管10の縮径部
13に接続するように3方弁6を作動させる。又制御回路
21は第2シリンダー17が吸入工程にあるときは、第2シ
リンダー17を混合管10に接続し、第2シリンダー17が吐
出工程にあるときは、第2シリンダー17を充填部である
シャッター7に接続するように3方弁5の作動を制御す
る。作動においては3方弁6がプレザーブ吐出管14を第
1シリンダー15に接続し、3方弁5が第2シリンダー17
をシャッター7に接続する。ここで第1シリンダー15の
吸入工程が開始される。第2シリンダー17は吐出工程と
なる。混合管10内のベースミックスは流動しない。固形
物を含むプレザーブ4はタンク2から吐出管14を経て第
1シリンダー15内に第1シリンダー15のストロークで定
まる量だけ吸引される。この過程では第2シリンダー17
は吐出工程にあり、第2シリンダー17内の混合物はシャ
ッター7から容器に充填される。次に3方弁6、5が切
替えられ、第1シリンダー15が混合管10の縮径部13に、
又第2シリンダー17が混合管10にそれぞれ接続される。
ここで第1シリンダー15が吐出工程になり、第2シリン
ダー17が吸引工程になる。タンク1内のベースミックス
が混合管10を経て第2シリンダー17内に吸入される。こ
の過程において、第1シリンダー15内のプレザーブは混
合管10の縮径部13に吐き出され、混合管10を流通するベ
ースミックスと混合される。プレザーブは混合管10の縮
径部13に吐き出されるので、ベースミックスとの混合が
均一になる。第2シリンダー17内に吸引された混合物は
次の工程でシャッター7から容器に充填される。
【0008】以上のようにプレザーブをヨーグルト等の
液体であるベースミックスと混合して固液混合物を製造
する場合、その固液混合物の調整は、特に液体の粘度が
高いと困難である。これは粘度が高いと十分な撹拌効果
が得られず一部の液体を抜いただけでは濃度分布が不均
一になること。又固形物が壊れ易い時は撹拌自体も制限
があることによる。一方果肉を多数入れようとするとプ
レザーブ中の固形物比率を上げる必要があるが、プレザ
ーブ製造において固形物比率を上げると連続殺菌を行う
工程で流れが悪くなったり、固形物の損傷が大きくなる
ため仕込固形物比率には限界がある。そこで本発明では
先ず固液混合物の固形物比率を調整するものである。
【0009】本発明で固形物比率を調整するには一定流
量で連続的あるいは間欠的に流れる固液混合物からその
固形物比率を調整できる一定流量の液体を分離器を介し
て連続的あるいは間欠的に分離して抜き取るものであ
る。そこで分離器の使用について説明する。
【0010】図8、図9、図10、図11のものは固液混合
物の分離に2重円筒を用い、内管を多孔管あるいは金網
あるいはそれらの組合せで構成し、内管に固液混合物を
通し内管と外管との間に液体を抜き出し、これを外部に
取り出すようにしたものである。すなわち、図8におい
て22は固液混合物の送液管であり、23は固形物比率を調
整した固液混合物排出管であって、これらの間に2重円
筒25、26からなる分離器24が設けられている。内管26は
多孔管あるいは金網あるいはそれらの組み合わせのもの
で構成され、多孔管の穴の形状は円形以外にスリット状
の穴も含まれる。内管26と外管25との間には内管26に通
した固液混合物から液体が抜き出され外部取出管27から
外部に排出されるようになっている。以上のような分離
器24を用いると例えば固形物比率32%のプレザーブから
固形物比率51%のプレザーブが得られた。そして抜けた
ものの固形物の分布が均一であった。これは一様に液が
抜けた結果である。したがって調整の仕方によって任意
の濃度のものから任意の濃度のものに切替えられる。
【0011】図9のものは分離器24に目詰り防止機構を
設けたものを示すもので内管26が内外2重管26a、26b
で構成され、何れも多孔管あるいは金網、あるいはそれ
らの組み合わせからなるもので内管26a が目詰り防止用
として働く。
【0012】図10のものは外側に固液混合物を流す分離
器であって分離器24の外管25が固液混合物送液管22と固
形物比率を調整した固液混合物排出管23に連結され内管
26が外部取出管27につながっていて固液混合物は外管25
から内管26に入り、内管26から外部取出管27に分離した
液が抜き出されるようになっている。内管26は2重管26
a、26bからなっていて何れも多孔管あるいは金網ある
いはそれらの組み合わせからなり、管26bが目詰り防止
用として働くがこれはなくともよい。
【0013】図11のものは目詰り防止機構としてかき取
り用ブレードを回転させる場合を示したものである。す
なわち、22は固液混合物送液管であり23は固形物比率を
調整した固液混合物排出管であってこれらを2重円筒の
分離器24で結合するものであるが、内管26に回転軸28で
回転するかき取り用ブレード29が内面から接触して内管
26の目詰りを防止するようになっている。これによれば
内管26の穴の外に液体が抜け出て外部取出管27から外部
に排出される。
【0014】図12のものは固液混合物送液に固液混合物
対応の定量ポンプを用い、分離器で分離した液体を液体
対応の定量ポンプで一定流量を吸入するようにしたもの
を示している。すなわち、30は固液混合物タンクであ
り、これから管22を介して分離器24に送液されるが、そ
の際、固液混合物対応の定量ポンプ31を用いる。分離器
24から抜き出された液は定量ポンプ38を経て外部取出管
27から液体タンク34に回収される。分離器24の内管26を
通った固定率の調整された固液混合物は管23から固形物
比率を調整した固液混合物タンク33に回収される。その
際、背圧印加装置32よって管23内を固形物比率の調整さ
れた固液混合物が流れる。この背圧印加装置は必要でな
いなら取付けなくともよい。定量ポンプ31はピストンと
シリンダーで構成されたものでもよい。又、間欠運転も
できるもので運転中に逆転運転を入れて目詰まり防止も
可能である。
【0015】図13のものは分離器の後に固液混合物対応
の定量ポンプを置き、吸入させて固液混合物を分離器に
流し、分離した液体を定量ポンプによって外部に取出す
ようにしたものである。すなわち固液混合物タンク30に
はエアによる加圧装置35があり液体はその加圧によって
送液管22から分離器24に入り、固形物比率が調整された
固液混合物は排出管23でタンク33に回収されるが、その
際液体対応の定量ポンプ37で固形物比率の調整された固
液混合物が吸入されてタンク33に回収される。分離器24
で分離した液体は固液混合体対応の定量ポンプ36で管27
を通じて吸入されタンク34に回収される。
【0016】以上の如くにして分離器を用い固液混合物
の固形物比率を調整することができる。製品中の固形物
数を増やすには固液混合物、例えば果肉プレザーブ中の
固形物比率を増加する必要があるが以上のような分離器
を用いることにより固形物比率を増加させることができ
る。本発明は以上のような固形物比率の調整に当たって
分離器で抜き出し分離した液体(ソース)をさらにベー
スミックスと混合し充分撹拌することによって、色ムラ
をなくし組織を均一化させ、その後固形物比率を調整し
たプレザーブと以上のように混合撹拌して調整したベー
スミックスとを混合して容器に充填することを特徴とす
るものである。
【0017】図1は本発明を示すもので果肉プレザーブ
のような固液混合物タンク30から40%のプレザーブが送
液管22を介して固液混合物対応の定量ポンプ31で分離器
24に送液され、ここで固形物比率を調整した60%の固液
混合物が排出23管から背圧バルブ32を経てタンク33に回
収される。一方、分離器24で排出分離された液体(ソー
ス)は外部取出管27から定量ポンプ38を介してタンク39
に回収される。タンク39にはベースミックスタンク41か
ら管42とポンプ49を介してベースミックスが供給されて
おり、したがって、分離器24から抜き出し分離した液体
(ソース)とベースミックスは撹拌器40によって混合撹
拌される。又外部取出管27の途中にバルブ44が設けら
れ、分離抜き出した液体(ソース)の一部を必要なら抜
くことができるようになっている。タンク33の固形物比
率を調整した固液混合物とタンク39の調整したベースミ
ックスとはそれぞれ計量器45.46 で計量し混合器50で両
者を混合してコンベア48の容器47に充填する。充填方法
としては図7のようなピストンによる計量方法やポンプ
によるドージングが考えられる。又、図2に示すように
分離器24から抜き出した液体とベースミックスとの混合
タンク39の液を先に容器47に充填して、次のセクション
で固形物比率を調整した固液混合物タンク33の固形物を
容器47に充填する充填方法をとると固形物のトッピング
ができ、外観がきれいにみえる。
【0018】さて固液混合物の充填においては、充填さ
れる固形物のバラツキはその固形物比率が高い程少な
い。これは図3で示されている。図3の横軸に固形物比
率を、縦軸に充填される固形物数の標準偏差をそれぞれ
示していて、固液混合物の充填において充填される固形
物数の平均値を一定とした時の固液混合物の固形物比率
と充填される固形物数の関係を示したものである。又、
本発明ではプレザーブの固形物比率を調整してから計量
するので固形物比率を高めて計量でき、このためバラツ
キを低減することができる。図4のものは横軸に充填さ
れる固形物の数を縦軸に頻度をそれぞれ示していて、固
形物比率A<固形物比率Bの時の充填される固形数のヒ
ストグラムであって充填量は平均化が同じになるように
調整している場合を示しており、固形物比率の高いほう
が固形物比率の低い方よりバラツキが少ないことが示さ
れている。
【0019】程度の高いプレザーブ、あるいはベースミ
ックスの混合においてそれらの色が異なる場合(たとえ
ば赤い苺プレザーブと白いヨーグルト)その均一混合の
ためにはかなりの撹拌を必要とするが、これは一般には
固形物の損傷を引き起こす。又計量後に混合を行うとす
ると、充填される固形物数のバラツキを大きくする傾向
がある。そこで本発明では分離抜き出した液体(ソー
ス)をベースミックスと混合し、ここで均一混合を行
い、色調や風味あるいは安定剤等の均一化を図ってい
る。又、後で充填される固形物比率を調整された固液混
合物(プレザーブ)により持ち込まれる液体(ソース)
により幾らかの色ムラの可能性はあるが、予備的混合に
より製品全体の色調、風味等をかなり均一にできるため
製造上の効果は非常に大きい。その他製品中の固形物数
を増したい場合分離抜き出した液体(ソース)の一部を
図1のバルブ44で拭きとれば容易に固形物数を増加でき
る。本発明はゼリー、プレザーブ入りヨーグルト、カレ
ー、ソース等に応用できる。
【0020】
【発明の効果】本発明はベースミックスと分離器で分離
抜き出した液体(ソース)とを混合し、均一混合するこ
とで色調や風味あるいは安定剤等の均一化をはかった後
で固形物比率の高い粒状の大きな果肉自体が変形しない
プレザーブを添加するものであるため製品中の固形物数
のバラツキがなく、固形物の損傷がない色調や風味等が
均一な固液混合物を容器に充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する装置の説明図である。
【図2】図1とは異なる本発明方法を実施する装置の説
明図である。
【図3】固液混合物の充填において充填される固形物数
の平均化を一定とした時の固液混合物の固形物比率と充
填される固形物数のバラツキ(標準偏差)の関係を示す
グラフである。
【図4】固形物比率A<固形物比率Bの時の充填される
固形物のヒストグラムを示すグラフである。
【図5】混合方法の説明図である。
【図6】図5と異なる混合方法の説明図である。
【図7】混合装置の説明図である。
【図8】分離器の最も単純な場合の説明図である。
【図9】分離器の目詰まり防止機構を設けた場合の説明
図である。
【図10】分離器の外側に固液混合物を流した場合の説明
図である。
【図11】分離器の目詰まり防止機構としてかき取りプレ
ードを用いた場合の説明図である。
【図12】固形物比率の調整方法を示す説明図である。
【図13】図12と異なる固形物比率の調整方法を示す説明
図である。
【符号の説明】
22 固液混合物送液管 23 固形物比率を調整した固液混合物の排出管 27 分離器から抜き出した液体の外部取出管 24 分離器 30 固液混合物タンク 31 定量ポンプ 32 背圧バルブ 33 固形物比率を調整した固液混合物タンク 39 分離器から抜き出した液体とベースミックスとの
混合タンク 38 定量ポンプ 41 ベースミックスタンク 45 計量器 46 計量器 50 混合器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固液混合物としての果肉プレザーブから
    一定流量の液体を分離器を用いて抜き出して固形物比率
    の調整を行い、その抜き出した液体をベースミックスと
    混合してこれを前記固形物比率を調整したプレザーブと
    共に所定容量の容器に充填することを特徴とする固液混
    合物の充填方法。
  2. 【請求項2】 固液混合物タンクを分離器に接続し、該
    分離器で抜き出した液体を回収し、ベースミックスと混
    合するベースミックスタンクを設けると共に分離器で固
    形物比率が調整された固液混合物を回収するタンクを設
    け、これらタンクを計量器を介して混合器に接続すると
    共に、該混合器を充填機に接続してなる固液混合物の充
    填装置。
  3. 【請求項3】 固液混合物タンクを分離器に接続し、該
    分離器で抜き出した液体を回収し、ベースミックスと混
    合するベースミックスタンクを設けると共に分離器で固
    形物比率が調整された固液混合物を回収するタンクを設
    けこれらタンクを計量器を介してセクションの異なる充
    填器にそれぞれ接続してなる固液混合物の充填装置。
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