JPH064612Y2 - 車載用電子機器 - Google Patents
車載用電子機器Info
- Publication number
- JPH064612Y2 JPH064612Y2 JP17300587U JP17300587U JPH064612Y2 JP H064612 Y2 JPH064612 Y2 JP H064612Y2 JP 17300587 U JP17300587 U JP 17300587U JP 17300587 U JP17300587 U JP 17300587U JP H064612 Y2 JPH064612 Y2 JP H064612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front panel
- switch
- insertion opening
- vehicle
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、開閉式のフロントパネルを持った車載用電子
機器に関するものである。
機器に関するものである。
[従来技術とその問題点] 車載用のカセットデッキやCD(コンパクトディスク)
プレーヤー、DAT(ディジタル・オーディオ・テー
プ)プレーヤー等の電子機器は、各種テープカセットや
カートリッジ及びディスク等を機器本体内に挿入する為
の挿入口が前面に設けられている。そして車載用機器の
場合はその取り付け上の制約から前記挿入口のみならず
各種表示部及び操作スイッチも総て前面に設けなければ
ならない。ところが近年車載用電子機器は多機能化が進
行し、スイッチや表示部の数が急激に増加した為、限ら
れた前面スペースの中にそれら総てを配置することに無
理が生じて来た。そこで考えられたのがスイッチや表示
部を開閉式のパネル上に設け、デッドスペースとなって
いるカートリッジ等の挿入口を覆い隠してしまうことで
ある。
プレーヤー、DAT(ディジタル・オーディオ・テー
プ)プレーヤー等の電子機器は、各種テープカセットや
カートリッジ及びディスク等を機器本体内に挿入する為
の挿入口が前面に設けられている。そして車載用機器の
場合はその取り付け上の制約から前記挿入口のみならず
各種表示部及び操作スイッチも総て前面に設けなければ
ならない。ところが近年車載用電子機器は多機能化が進
行し、スイッチや表示部の数が急激に増加した為、限ら
れた前面スペースの中にそれら総てを配置することに無
理が生じて来た。そこで考えられたのがスイッチや表示
部を開閉式のパネル上に設け、デッドスペースとなって
いるカートリッジ等の挿入口を覆い隠してしまうことで
ある。
第6図(a).(b)は、そういった従来の車載用電子
機器の一例を示す側面概略図である。機器本体1の前面
には表示部2aと操作スイッチ3を有するフロントパネ
ル2が、軸4を支点として回動自在に設けられている。
第6図(a)はフロントパネル2の閉状態を示してお
り、第6図(b)が開状態となったところであるが、一
見して判るようにフロントパネル2の開状態において
は、表示部2aの視認も操作スイッチ3の操作も不可能
となる。
機器の一例を示す側面概略図である。機器本体1の前面
には表示部2aと操作スイッチ3を有するフロントパネ
ル2が、軸4を支点として回動自在に設けられている。
第6図(a)はフロントパネル2の閉状態を示してお
り、第6図(b)が開状態となったところであるが、一
見して判るようにフロントパネル2の開状態において
は、表示部2aの視認も操作スイッチ3の操作も不可能
となる。
第7図(a)・(b)、前記第6図の欠点を解消した車
載用電子機器の概略側面図を示す。機器本体1の前面に
は表示部5aと操作スイッチ6を有するフロントパネル
5が設けられており、このフロントパネル5は側面上部
に設けられたガイドピン7がガイド溝8内で摺動自在
で、且つ軸9によりアーム10に対して回動自在に軸支
されている。第7図(a)に示す閉状態において、図示
しない駆動源からの力を受けてアーム10が前方へスラ
イドすると、フロントパネル5の下部が前方へせり出
し、それと共に上部がガイド溝8に導かれて下降するこ
とにより第7図(b)に示す開状態に至る。この方式に
よれば表示部5a及び操作スイッチ6が常に操作者の方
を向いており、開状態においてもそれらの視認と操作が
可能である。
載用電子機器の概略側面図を示す。機器本体1の前面に
は表示部5aと操作スイッチ6を有するフロントパネル
5が設けられており、このフロントパネル5は側面上部
に設けられたガイドピン7がガイド溝8内で摺動自在
で、且つ軸9によりアーム10に対して回動自在に軸支
されている。第7図(a)に示す閉状態において、図示
しない駆動源からの力を受けてアーム10が前方へスラ
イドすると、フロントパネル5の下部が前方へせり出
し、それと共に上部がガイド溝8に導かれて下降するこ
とにより第7図(b)に示す開状態に至る。この方式に
よれば表示部5a及び操作スイッチ6が常に操作者の方
を向いており、開状態においてもそれらの視認と操作が
可能である。
しかし、第7図(c)のように表示部5aの角度調整の
為にフロントパネル5を中間の状態で止めた場合、操作
スイッチ6を押す力F1が軸9を支点としてガイドピン
7に作用し、フロントパネル5を開状態に向けて付勢す
る力F2が働くという不具合があった。
為にフロントパネル5を中間の状態で止めた場合、操作
スイッチ6を押す力F1が軸9を支点としてガイドピン
7に作用し、フロントパネル5を開状態に向けて付勢す
る力F2が働くという不具合があった。
[実施例] 第1図及び第2図は、本考案を用いた車載用電子機器の
一実施例であるカセットテープデッキの要部斜視図であ
る。機器本体1の前面には表示部15aを有するフロン
トパネル15が設けられ、その下端部側には操作手段で
あるスイッチ群16が配設されている。フロントパネル
15の開閉は、開閉スイッチ24の操作で行なわれ、第
1図の閉状態において開閉スイッチ24を押すとスイッ
チ群16と共にフロントパネル15の下端部側が前方へ
せり出し、同時に上端部側がガイド溝26に導かれて下
降することにより、第2図に示す開状態となる。閉状態
においてはフロントパネル15に覆われていたカセット
の挿入口25が、第2図の開状態になると前面に現わ
れ、カセットの挿脱が可能になる。そして勿論フロント
パネル15が開いても表示部15aは視認可能、且つス
イッチ群16も操作可能である。
一実施例であるカセットテープデッキの要部斜視図であ
る。機器本体1の前面には表示部15aを有するフロン
トパネル15が設けられ、その下端部側には操作手段で
あるスイッチ群16が配設されている。フロントパネル
15の開閉は、開閉スイッチ24の操作で行なわれ、第
1図の閉状態において開閉スイッチ24を押すとスイッ
チ群16と共にフロントパネル15の下端部側が前方へ
せり出し、同時に上端部側がガイド溝26に導かれて下
降することにより、第2図に示す開状態となる。閉状態
においてはフロントパネル15に覆われていたカセット
の挿入口25が、第2図の開状態になると前面に現わ
れ、カセットの挿脱が可能になる。そして勿論フロント
パネル15が開いても表示部15aは視認可能、且つス
イッチ群16も操作可能である。
第3図及び第4図は、本実施例の要部断面図である。機
器本体1の内部にはカセットメカユニット27があり、
カセットCは第3図においてプレイポジションに位置し
ている。フロントパネル15は下端部にある支軸18に
よってスイッチユニット17に対し回動自在に取り付け
られている。また、上端部の奥側にはガイドピン19が
横方向に突出しており、機器本体1の側壁に設けられた
ガイド溝26中を摺動自在になっている。第3図では駆
動アーム20が機器本体1の内部へ引き込まれてフロン
トパネル15が閉じた状態となっており、挿入口25は
覆われた恰好になっている。
器本体1の内部にはカセットメカユニット27があり、
カセットCは第3図においてプレイポジションに位置し
ている。フロントパネル15は下端部にある支軸18に
よってスイッチユニット17に対し回動自在に取り付け
られている。また、上端部の奥側にはガイドピン19が
横方向に突出しており、機器本体1の側壁に設けられた
ガイド溝26中を摺動自在になっている。第3図では駆
動アーム20が機器本体1の内部へ引き込まれてフロン
トパネル15が閉じた状態となっており、挿入口25は
覆われた恰好になっている。
ここで、第1図に示した開閉スイッチ24を押すとモー
ター23が回転を開始して、その駆動力はウォームギヤ
22からギヤ21、駆動アーム20の奥側上面に形成さ
れたラック部20aへと伝達され、駆動アーム20を前
方へとスライドさせる。スイッチユニット17に嵌合し
た支軸18に下端部を引かれたフロントパネル15は、
ガイド溝26に沿ってガイドピン19を下方へ摺動させ
て、第4図に示す開状態へと移行する。この状態におい
て挿入口25が前面に露出され、カセットCの挿脱が可
能となり、またスイッチ群16を操作してもフロントパ
ネル15の表示部15aを含む面に対して直接その力が
作用することは無く、過大な負荷をかけることが無い。
この開状態から開閉スイッチ24を操作すると今度はモ
ーター23が逆回転して駆動アーム20を奥側へ引き戻
し、フロントパネル15を再び第3図に示す閉状態へと
移行させる。この時ガイドピン19が滑らかに上方へ摺
動を開始できるようにガイド溝26は円弧状になってお
り、その下方部分が幾分前方を向くように傾斜してい
る。そして内壁28も、ガイド溝26のRに合わせるよ
うにして曲面形状が持たされている。
ター23が回転を開始して、その駆動力はウォームギヤ
22からギヤ21、駆動アーム20の奥側上面に形成さ
れたラック部20aへと伝達され、駆動アーム20を前
方へとスライドさせる。スイッチユニット17に嵌合し
た支軸18に下端部を引かれたフロントパネル15は、
ガイド溝26に沿ってガイドピン19を下方へ摺動させ
て、第4図に示す開状態へと移行する。この状態におい
て挿入口25が前面に露出され、カセットCの挿脱が可
能となり、またスイッチ群16を操作してもフロントパ
ネル15の表示部15aを含む面に対して直接その力が
作用することは無く、過大な負荷をかけることが無い。
この開状態から開閉スイッチ24を操作すると今度はモ
ーター23が逆回転して駆動アーム20を奥側へ引き戻
し、フロントパネル15を再び第3図に示す閉状態へと
移行させる。この時ガイドピン19が滑らかに上方へ摺
動を開始できるようにガイド溝26は円弧状になってお
り、その下方部分が幾分前方を向くように傾斜してい
る。そして内壁28も、ガイド溝26のRに合わせるよ
うにして曲面形状が持たされている。
第5図はフロントパネル15の組立て斜視図である。ラ
ック部20aが形成された駆動アーム20の前端部分に
スイッチ群16を有するスイッチユニツト17が固接さ
れており、その側面に設けられた嵌合穴27に対して支
軸18が回動自在に嵌合される。本実施例ではスイッチ
ユニツト17に対して支軸18が取り付けられている
が、これは駆動アーム20の先端に嵌合穴を設けても良
いし、軸と穴の関係が逆であっても構わないことは勿論
である。
ック部20aが形成された駆動アーム20の前端部分に
スイッチ群16を有するスイッチユニツト17が固接さ
れており、その側面に設けられた嵌合穴27に対して支
軸18が回動自在に嵌合される。本実施例ではスイッチ
ユニツト17に対して支軸18が取り付けられている
が、これは駆動アーム20の先端に嵌合穴を設けても良
いし、軸と穴の関係が逆であっても構わないことは勿論
である。
また、本実施例としてカセットテープデッキを例にとっ
て説明したが、DATやCDまたは8mmビデオのプレ
ーヤーのようにカートリッジやディスクを挿脱する為の
挿入口を有するものであれば、全く同様の効果を程する
ものである。
て説明したが、DATやCDまたは8mmビデオのプレ
ーヤーのようにカートリッジやディスクを挿脱する為の
挿入口を有するものであれば、全く同様の効果を程する
ものである。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の構成によれば、フロントパ
ネルを開放してカートリッジ等の挿脱を可能な状態にし
ても、表示部は常に操作者から視認可能で且つスイッチ
も自由に操作できる。そしてスイッチに加えられた力が
フロントパネルの表示面に直接作用することもない車載
用電子機器が得られる。
ネルを開放してカートリッジ等の挿脱を可能な状態にし
ても、表示部は常に操作者から視認可能で且つスイッチ
も自由に操作できる。そしてスイッチに加えられた力が
フロントパネルの表示面に直接作用することもない車載
用電子機器が得られる。
第1図及び第2図は本考案を用いたカセットテープデッ
キを示す要部斜視図、第3図及び第4図は前記カセット
テープデッキの要部断面図、第5図はフロントパネルと
その周辺部材の組立て斜視図、第6図(a)・(b)は
従来の車載用電子機器を示す概略側面図、第7図(a)
・(b)・(c)も従来の車載用電子機器を示す概略側
面図である。 15…フロントパネル、15a…表示部 16…スイッチ群、17…スイッチユニツト 18…支軸、19…ガイドピン 20…駆動アーム、24…開閉スイッチ 25…挿入口、26…ガイド溝
キを示す要部斜視図、第3図及び第4図は前記カセット
テープデッキの要部断面図、第5図はフロントパネルと
その周辺部材の組立て斜視図、第6図(a)・(b)は
従来の車載用電子機器を示す概略側面図、第7図(a)
・(b)・(c)も従来の車載用電子機器を示す概略側
面図である。 15…フロントパネル、15a…表示部 16…スイッチ群、17…スイッチユニツト 18…支軸、19…ガイドピン 20…駆動アーム、24…開閉スイッチ 25…挿入口、26…ガイド溝
Claims (1)
- 【請求項1】カートリッジ等の挿入口を有する機器本体
と、前面に表示部が形成されて開閉自在に機器本体に設
けられ、閉状態においては前記挿入口を覆い、開状態に
おいては前記挿入口を露出させるフロントパネルと、 前記フロントパネルの一端部側を略上下方向に動くよう
案内する上下案内機構と、 前記フロントパネルの他端部を回動自在に支持し前後方
向に動かす前後駆動機構と、 前記前後駆動機構の前端に配設された操作手段と、 を有することを特徴とする車載用電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17300587U JPH064612Y2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 車載用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17300587U JPH064612Y2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 車載用電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0178074U JPH0178074U (ja) | 1989-05-25 |
JPH064612Y2 true JPH064612Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31464948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17300587U Expired - Lifetime JPH064612Y2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 車載用電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064612Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2555139Y2 (ja) * | 1991-01-31 | 1997-11-19 | 株式会社ニフコ | 扉体開閉機構 |
JP2002318549A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Toyota Motor Corp | 可倒式ディスプレー装置 |
JP5571444B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-08-13 | アルパイン株式会社 | 車載用機器の前面パネル装置 |
-
1987
- 1987-11-12 JP JP17300587U patent/JPH064612Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0178074U (ja) | 1989-05-25 |
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