JPH0644832Y2 - チューブ容器 - Google Patents
チューブ容器Info
- Publication number
- JPH0644832Y2 JPH0644832Y2 JP15443788U JP15443788U JPH0644832Y2 JP H0644832 Y2 JPH0644832 Y2 JP H0644832Y2 JP 15443788 U JP15443788 U JP 15443788U JP 15443788 U JP15443788 U JP 15443788U JP H0644832 Y2 JPH0644832 Y2 JP H0644832Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- canopy
- tube container
- plug
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 3
- 239000000606 toothpaste Substances 0.000 description 3
- 229940034610 toothpaste Drugs 0.000 description 3
- 239000006071 cream Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000006072 paste Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、クリーム状物や練状物を収納するチューブ容
器に関する。
器に関する。
「従来の技術」 チューブ容器はいうまでもなく絞り可能な軟性の胴部を
有し、この胴部を絞って収納物を口部から絞り出すもの
であり、クリームやジャム等のペースト状食品、クリー
ム状化粧品、練歯磨き剤の収納等多方面で広く用いられ
ている。
有し、この胴部を絞って収納物を口部から絞り出すもの
であり、クリームやジャム等のペースト状食品、クリー
ム状化粧品、練歯磨き剤の収納等多方面で広く用いられ
ている。
「考案が解決しようとする課題」 前記したように、チューブ容器は粘度の低いクリーム状
化粧品から粘度の高い練歯磨き剤まで粘度の異なる多種
のものを収納するので、同じ程度の絞り出し操作でも絞
り出される量が違ってき、絞り出し過ぎると容器に戻せ
ず無駄になり、絞り出し量の調整がむずかしい。
化粧品から粘度の高い練歯磨き剤まで粘度の異なる多種
のものを収納するので、同じ程度の絞り出し操作でも絞
り出される量が違ってき、絞り出し過ぎると容器に戻せ
ず無駄になり、絞り出し量の調整がむずかしい。
ところで、近来チューブ容器においてもキャップとして
ワンタッチ操作の天蓋付き注出栓形のものが用いられて
いる。
ワンタッチ操作の天蓋付き注出栓形のものが用いられて
いる。
本考案は、天蓋付き注出栓形キャップを用いたものにお
いて、チューブ容器体の注出用ノズルに挿栓される天蓋
裏面の栓部材を着脱可能な独立部材とし、この栓部材を
ノズルに内嵌固定して縮径ノズルに兼用させる両用形と
し、注出孔を大、小2態に調整できるようにしたチュー
ブ容器を得るにある。
いて、チューブ容器体の注出用ノズルに挿栓される天蓋
裏面の栓部材を着脱可能な独立部材とし、この栓部材を
ノズルに内嵌固定して縮径ノズルに兼用させる両用形と
し、注出孔を大、小2態に調整できるようにしたチュー
ブ容器を得るにある。
「課題を解決するための手段」 本考案のチューブ容器は、チューブ容器体1と、頂板4
中央部に前記容器体1の口頚部5に連通する注出用のノ
ズル6を突出形成し、かつ開閉される天蓋7裏面中央部
に栓部材取付け用の垂下筒8を垂設して前記口頚部5に
装着された天蓋付き注出栓形のキャップ2と、前記ノズ
ル6に挿栓される筒状の栓体9の外面側に、この外面中
間部から分岐した装着用の嵌合筒10を介し前記垂下筒8
に取付けたとき栓機能となり、前記ノズル6に逆嵌めし
て取付けたとき縮径注出用ノズル機能となる両用の栓部
材3とで構成している。
中央部に前記容器体1の口頚部5に連通する注出用のノ
ズル6を突出形成し、かつ開閉される天蓋7裏面中央部
に栓部材取付け用の垂下筒8を垂設して前記口頚部5に
装着された天蓋付き注出栓形のキャップ2と、前記ノズ
ル6に挿栓される筒状の栓体9の外面側に、この外面中
間部から分岐した装着用の嵌合筒10を介し前記垂下筒8
に取付けたとき栓機能となり、前記ノズル6に逆嵌めし
て取付けたとき縮径注出用ノズル機能となる両用の栓部
材3とで構成している。
「作用」 上記チューブ容器において、収納物が練歯磨き剤のよう
に比較的粘度の高いものの場合は、栓部材3は第1図、
第2図のように嵌合筒10によりキャップ2の天蓋7裏面
の垂下筒8に嵌合装着され、閉蓋時栓体9はノズル6に
挿入され、このノズル6を閉栓する栓として作用する。
この場合、ノズル6口径が注出孔径となり、注出孔が大
きい。
に比較的粘度の高いものの場合は、栓部材3は第1図、
第2図のように嵌合筒10によりキャップ2の天蓋7裏面
の垂下筒8に嵌合装着され、閉蓋時栓体9はノズル6に
挿入され、このノズル6を閉栓する栓として作用する。
この場合、ノズル6口径が注出孔径となり、注出孔が大
きい。
つぎに、収納物がクリーム状化粧品のように比較的低い
粘度の場合には、栓部材3は第3図、第4図のように嵌
合筒10によりノズル6外面に逆さ嵌めされ、栓体9はノ
ズル6に内嵌される。この場合、注出孔径はノズル6口
径より小径の栓体9口径となり、注出孔は小さくなる。
粘度の場合には、栓部材3は第3図、第4図のように嵌
合筒10によりノズル6外面に逆さ嵌めされ、栓体9はノ
ズル6に内嵌される。この場合、注出孔径はノズル6口
径より小径の栓体9口径となり、注出孔は小さくなる。
「実施例」 以下図面を参照して一実施例を説明するに、本考案のチ
ューブ容器は、天蓋7付き注出栓形キャップ2の栓部材
3を着脱可能な独立部材とし、この栓部材3をチューブ
容器体1のノズル6に内嵌固定して縮径ノズルに兼用さ
せる両用形として注出孔を大、小2態に調整できるよう
にした点に特徴を有する。
ューブ容器は、天蓋7付き注出栓形キャップ2の栓部材
3を着脱可能な独立部材とし、この栓部材3をチューブ
容器体1のノズル6に内嵌固定して縮径ノズルに兼用さ
せる両用形として注出孔を大、小2態に調整できるよう
にした点に特徴を有する。
チューブ容器体1は、図では示していないが底部を一文
字状に圧潰閉塞した円筒状の軟性の胴部11を有し、この
胴部11の上端に肩部12を介して肉厚な剛性の口頚部5を
立設し、この口頚部5外面にねじを形成している。
字状に圧潰閉塞した円筒状の軟性の胴部11を有し、この
胴部11の上端に肩部12を介して肉厚な剛性の口頚部5を
立設し、この口頚部5外面にねじを形成している。
天蓋付き注出栓形のキャップ2は、いわゆる3点ヒンジ
形のものである。このキャップは極く周知のものであ
り、頂壁4中央部に注出孔用ノズル6を突出形成し、キ
ャップ体13上面部に、前記ノズル6を開閉栓する栓部材
3を取付ける天蓋7の後部側中間帯を逆L形の弾性反転
板14に切離形成し、天蓋7の支点ヒンジ15aと弾性反転
板14の支点ヒンジ15bの位置をずらし、これにより天蓋
7と弾性反転板14の共用の回動ヒンジ15cが画く2態の
回動軌跡が交叉する2つの安定点を設け、天蓋7の開閉
状態をこれら安定点に位置させるようにし、ワンタッチ
で開閉できるようにしたもので、頂壁4裏面中央部から
垂設した取付け用周壁16を前記口頚部5外面に螺合装着
してチューブ容器体1に取付けてある。17は化粧用周壁
を示す。
形のものである。このキャップは極く周知のものであ
り、頂壁4中央部に注出孔用ノズル6を突出形成し、キ
ャップ体13上面部に、前記ノズル6を開閉栓する栓部材
3を取付ける天蓋7の後部側中間帯を逆L形の弾性反転
板14に切離形成し、天蓋7の支点ヒンジ15aと弾性反転
板14の支点ヒンジ15bの位置をずらし、これにより天蓋
7と弾性反転板14の共用の回動ヒンジ15cが画く2態の
回動軌跡が交叉する2つの安定点を設け、天蓋7の開閉
状態をこれら安定点に位置させるようにし、ワンタッチ
で開閉できるようにしたもので、頂壁4裏面中央部から
垂設した取付け用周壁16を前記口頚部5外面に螺合装着
してチューブ容器体1に取付けてある。17は化粧用周壁
を示す。
本考案では、天蓋7裏面の前記ノズル6の延長上の中央
部にこのノズル6と同径の栓部材取付け用の垂下筒8を
垂設し、独立部材の栓部材3は垂下筒8に着脱可能に装
着する構成としている。
部にこのノズル6と同径の栓部材取付け用の垂下筒8を
垂設し、独立部材の栓部材3は垂下筒8に着脱可能に装
着する構成としている。
栓部材3は、筒状の栓体9の外面中間部から分岐して半
部外周を囲うように装着用の嵌合筒10を設けた形状であ
り、この嵌合筒10の先端内周に係合突条18を設けてい
る。
部外周を囲うように装着用の嵌合筒10を設けた形状であ
り、この嵌合筒10の先端内周に係合突条18を設けてい
る。
この栓部材3を栓として用いるときは、第1図、第2図
のように嵌合筒10を前記天蓋7の垂下筒8外面に嵌合す
る。このとき、嵌合突条18が垂下筒8下部外面の係合突
条19に嵌合して固定される。尚、天蓋7裏面には垂下筒
8内側に内筒20が垂設され、栓体9上半部はこの内筒20
と垂下筒8とで挟持される。この場合、注出孔径はノズ
ル6口径であり、注出孔を大とした場合である。
のように嵌合筒10を前記天蓋7の垂下筒8外面に嵌合す
る。このとき、嵌合突条18が垂下筒8下部外面の係合突
条19に嵌合して固定される。尚、天蓋7裏面には垂下筒
8内側に内筒20が垂設され、栓体9上半部はこの内筒20
と垂下筒8とで挟持される。この場合、注出孔径はノズ
ル6口径であり、注出孔を大とした場合である。
栓部材3を縮径注出用ノズルとして使用するときは、天
蓋7から取外し、嵌合筒10を第3図、第4図のように逆
さにしてノズル6外面に嵌合し、栓体9をノズル6に内
嵌する。このとき係合突条18がノズル6外面の係合突条
21に係合して固定される。この場合、注出孔径は栓体9
口径となるので、注出孔を小とした場合である。
蓋7から取外し、嵌合筒10を第3図、第4図のように逆
さにしてノズル6外面に嵌合し、栓体9をノズル6に内
嵌する。このとき係合突条18がノズル6外面の係合突条
21に係合して固定される。この場合、注出孔径は栓体9
口径となるので、注出孔を小とした場合である。
上記各部は合成樹脂材で成形製作する。また天蓋付き注
出栓形キャップ2は3点ヒンジ形に限らない。
出栓形キャップ2は3点ヒンジ形に限らない。
「考案の効果」 上記した如く、本考案では天蓋付き注出栓形キャップ2
を用いたチューブ容器において、チューブ容器体1側の
注出用ノズル6に挿栓される天蓋7裏面の栓部材3を着
脱可能な独立部材とし、この栓部材3をノズル6に内嵌
固定して縮径ノズルに兼用させる両用形としたので、注
出孔を大、小2態に調整することができ、収納物の粘度
の高、低に対応して使い分けることにより絞り出し量を
適当に調整できて便利である。
を用いたチューブ容器において、チューブ容器体1側の
注出用ノズル6に挿栓される天蓋7裏面の栓部材3を着
脱可能な独立部材とし、この栓部材3をノズル6に内嵌
固定して縮径ノズルに兼用させる両用形としたので、注
出孔を大、小2態に調整することができ、収納物の粘度
の高、低に対応して使い分けることにより絞り出し量を
適当に調整できて便利である。
第1図乃至第4図は本考案チューブ容器の一実施例を示
し、第1図と第2図は栓部材を栓機能とし、第3図と第
4図は栓部材を縮径ノイズとして用いた場合のそれぞれ
閉栓、開栓時の半部縦断面図である。 1……チューブ容器 2……天蓋付き注出栓形キャップ 3……栓部材、6……ノズル 7……天蓋
し、第1図と第2図は栓部材を栓機能とし、第3図と第
4図は栓部材を縮径ノイズとして用いた場合のそれぞれ
閉栓、開栓時の半部縦断面図である。 1……チューブ容器 2……天蓋付き注出栓形キャップ 3……栓部材、6……ノズル 7……天蓋
Claims (1)
- 【請求項1】チューブ容器体1と、頂板4中央部に前記
容器体1の口頚部5に連通する注出用のノズル6を突出
形成し、かつ開閉される天蓋7裏面中央部に栓部材取付
け用の垂下筒8を垂設して前記口頚部5に装着された天
蓋付き注出栓形のキャップ2と、前記ノズル6に挿栓さ
れる筒状の栓体9の外面側に、この外面中間部から分岐
した装着用の嵌合筒10を介し前記垂下筒8に取付けたと
き栓機能となり、前記ノズル6に逆嵌めして取付けたと
き縮径注出用ノズル機能となる両用の栓部材3とからな
るチューブ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15443788U JPH0644832Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | チューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15443788U JPH0644832Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | チューブ容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279251U JPH0279251U (ja) | 1990-06-19 |
JPH0644832Y2 true JPH0644832Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31431164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15443788U Expired - Fee Related JPH0644832Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | チューブ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644832Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6253405B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-12-27 | 株式会社吉野工業所 | 滴下容器 |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP15443788U patent/JPH0644832Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0279251U (ja) | 1990-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4782985A (en) | Closure for drip and pour dispensing | |
US3342379A (en) | Squeeze bottle and support cap | |
MY107155A (en) | Low profile anti-drip dosing cap and spout for liquid containers. | |
US4003503A (en) | Dispensing device for highly viscous liquids supported in inclined position | |
JPH0644832Y2 (ja) | チューブ容器 | |
JPS6388965U (ja) | ||
JP3916820B2 (ja) | 合成樹脂製チューブ容器 | |
US4979653A (en) | Closure cap having structure for minimizing dripping | |
US2837252A (en) | Closure for collapsible containers | |
JPH0140859Y2 (ja) | ||
JP4979853B2 (ja) | 塗布用具 | |
JPS61175165U (ja) | ||
JPH0454938Y2 (ja) | ||
US4301950A (en) | Rotatable closure for collapsible tubes | |
JP2568979Y2 (ja) | 倒立形のチュ−ブ容器 | |
JP2588154Y2 (ja) | スクイズ形容器 | |
JPH0338130Y2 (ja) | ||
JP2577225Y2 (ja) | 注出キャップ | |
EP0485666A1 (en) | Container with multiple dispensing orifices and combination closure | |
JPH0644842Y2 (ja) | 液体定量分配器 | |
JPH082120Y2 (ja) | スクイズ容器 | |
JP2583158Y2 (ja) | チューブ容器 | |
JP2000219256A (ja) | クリーム状物注出容器 | |
JPH0513741Y2 (ja) | ||
JPS631935Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |