JPH0643766Y2 - 光コネクタ - Google Patents
光コネクタInfo
- Publication number
- JPH0643766Y2 JPH0643766Y2 JP1989009507U JP950789U JPH0643766Y2 JP H0643766 Y2 JPH0643766 Y2 JP H0643766Y2 JP 1989009507 U JP1989009507 U JP 1989009507U JP 950789 U JP950789 U JP 950789U JP H0643766 Y2 JPH0643766 Y2 JP H0643766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- frame
- tip
- optical connector
- optical
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はアダプタを必要としないで互いに接続可能な光
コネクタに関するものである。
コネクタに関するものである。
[従来の技術] 従来より用いられている光コネクタの一例を第3図〜第
5図に示す。第3図はプラグ部の構造図、第4図は光ア
ダプタの断面図、第5図は接続時の斜視図を示す。
5図に示す。第3図はプラグ部の構造図、第4図は光ア
ダプタの断面図、第5図は接続時の斜視図を示す。
各図において、1,2は光コネクタ、3は光アダプタ、4
は光ファイバ心線、5は光ファイバ心線4を被覆するフ
ェルール、6はフェルール5を補強するプラグフレー
ム、7はフェルール5を収納するスリーブ、8は締付ナ
ット、9は締付ナット8と結合する雄ねじを示す。
は光ファイバ心線、5は光ファイバ心線4を被覆するフ
ェルール、6はフェルール5を補強するプラグフレー
ム、7はフェルール5を収納するスリーブ、8は締付ナ
ット、9は締付ナット8と結合する雄ねじを示す。
この光コネクタの場合はフェルール5を光アダプタ3の
スリーブ7に矢印A,Bに示すように挿入し、締付ナット
8を雄ねじ9にねじ込むことにより第5図に示すように
光コネクタ1,2が光アダプタ3を介して接続される。
スリーブ7に矢印A,Bに示すように挿入し、締付ナット
8を雄ねじ9にねじ込むことにより第5図に示すように
光コネクタ1,2が光アダプタ3を介して接続される。
[考案が解決しようとする課題] 上述したように光ファイバを接続する場合は二つの光コ
ネクタの間に光アダプタを介在させて行われるが、第3
図に示すようにフェルール5がプラグフレーム6より突
出ていてこれを保護するものがないので作業時にフェル
ールを損傷させたり汚損させる場合がある。又、接続の
都度アダプタを用意しなければならず不便である。
ネクタの間に光アダプタを介在させて行われるが、第3
図に示すようにフェルール5がプラグフレーム6より突
出ていてこれを保護するものがないので作業時にフェル
ールを損傷させたり汚損させる場合がある。又、接続の
都度アダプタを用意しなければならず不便である。
従来、一方の光コネクタに締付ナットを備えておき、他
方の光コネクタの外周に螺合ねじを設けておくことによ
り、アダプタがなくとも接続が可能な雄、雌型光コネク
タが提案されている(例えば実開昭55-52106号、実開昭
63-20111号、特開昭52-8835号及び特開昭60-256106号)
が、このような雄、雌型光コネクタは、雄同志或いは雌
同志の接続ができないという問題があった。
方の光コネクタの外周に螺合ねじを設けておくことによ
り、アダプタがなくとも接続が可能な雄、雌型光コネク
タが提案されている(例えば実開昭55-52106号、実開昭
63-20111号、特開昭52-8835号及び特開昭60-256106号)
が、このような雄、雌型光コネクタは、雄同志或いは雌
同志の接続ができないという問題があった。
また、実開昭55-52106号では、締付ナットを具備しない
光コネクタであって、その光コネクタ先端に形成した凹
凸同士を噛み合わせて、その噛み合わせ部をホールド金
具で締結するようにした光コネクタが提案されている
が、コネクタ接続作業時にホールド金具を準備しなけれ
ばならず、アダプタを用いる場合と同様に不便である。
光コネクタであって、その光コネクタ先端に形成した凹
凸同士を噛み合わせて、その噛み合わせ部をホールド金
具で締結するようにした光コネクタが提案されている
が、コネクタ接続作業時にホールド金具を準備しなけれ
ばならず、アダプタを用いる場合と同様に不便である。
本考案の目的は、フェルールを保護し、アダプタを不要
とすると共に、同一形状の光コネクタ同士であっても互
いにその外周に装備した締付ナットを用いて接続状態を
保持できる光コネクタを提供することにある。
とすると共に、同一形状の光コネクタ同士であっても互
いにその外周に装備した締付ナットを用いて接続状態を
保持できる光コネクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、光ファイバの先端部外周に取付けられたフェ
ルールと、該フェルールの外周に形成されてその先端部
が複数の凸部に分割されたフレームとを具備した光コネ
クタにおいて、前記フェルール端面が前記フレームの凸
部の先端と後端とのほぼ中間に位置するよう前記フレー
ムの凸部の先端が前記フェルール端面よりも先端側へ突
出していると共に前記フレームの凸部の先端外周にはね
じが切られており、前記フレームの外周に前記フェルー
ル端面よりも先端側に移動することがないよう制御され
て締付ナットが取付けられており、2つの光コネクタ同
士を接続するとき、互いの光コネクタの前記フレームの
凸部間に形成される複数の凹部に相手側光コネクタのフ
レームの凸部がそれぞれ嵌合されると共に、互いの光コ
ネクタの前記フレームの凸部先端外周のねじがそれぞれ
相手側光コネクタの前記締付ナットと螺合結合されるよ
う構成されていることを特徴とする光コネクタを要旨と
する。
ルールと、該フェルールの外周に形成されてその先端部
が複数の凸部に分割されたフレームとを具備した光コネ
クタにおいて、前記フェルール端面が前記フレームの凸
部の先端と後端とのほぼ中間に位置するよう前記フレー
ムの凸部の先端が前記フェルール端面よりも先端側へ突
出していると共に前記フレームの凸部の先端外周にはね
じが切られており、前記フレームの外周に前記フェルー
ル端面よりも先端側に移動することがないよう制御され
て締付ナットが取付けられており、2つの光コネクタ同
士を接続するとき、互いの光コネクタの前記フレームの
凸部間に形成される複数の凹部に相手側光コネクタのフ
レームの凸部がそれぞれ嵌合されると共に、互いの光コ
ネクタの前記フレームの凸部先端外周のねじがそれぞれ
相手側光コネクタの前記締付ナットと螺合結合されるよ
う構成されていることを特徴とする光コネクタを要旨と
する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図を用いて説明する。
第1図は本考案の光コネクタの一実施例を示す一部断面
を含む斜視図、第2図(a)は第1図に示す光コネクタ
を接続する前の状態を示す説明図、第2図(b)は第1
図に示す光コネクタを突合せて接続した状態を示す説明
図である。各図において、9A,9Bは光ファイバ心線、10
A,10Bは光ファイバ心線9A,9Bを被覆するフェルール、11
A、11Bはフェルール10A,10Bを外装するフレーム、12A,1
2Bはフレーム11A,11Bの先端部に形成されたカップリン
グ凸部で、本実施例では対向する一対の凸部が用いられ
ている(第1図)。13A,13Bはカップリング凸部12A,12B
の先端部に刻まれたねじ、14A,14Bはカップリング凸部1
2A,12Bに形成されたカップリング凹部、15A,15Bはフレ
ーム11A,11Bの外側に配置されフレーム11A,11Bの長手方
向に移動して相手方のねじ13B,13Aと嵌合する締付ナッ
トである。尚、この締付ナット13A,13Bはフレーム11A,1
1Bの外周に設けた段差により、光コネクタ先端側への移
動が制限されている。
第1図は本考案の光コネクタの一実施例を示す一部断面
を含む斜視図、第2図(a)は第1図に示す光コネクタ
を接続する前の状態を示す説明図、第2図(b)は第1
図に示す光コネクタを突合せて接続した状態を示す説明
図である。各図において、9A,9Bは光ファイバ心線、10
A,10Bは光ファイバ心線9A,9Bを被覆するフェルール、11
A、11Bはフェルール10A,10Bを外装するフレーム、12A,1
2Bはフレーム11A,11Bの先端部に形成されたカップリン
グ凸部で、本実施例では対向する一対の凸部が用いられ
ている(第1図)。13A,13Bはカップリング凸部12A,12B
の先端部に刻まれたねじ、14A,14Bはカップリング凸部1
2A,12Bに形成されたカップリング凹部、15A,15Bはフレ
ーム11A,11Bの外側に配置されフレーム11A,11Bの長手方
向に移動して相手方のねじ13B,13Aと嵌合する締付ナッ
トである。尚、この締付ナット13A,13Bはフレーム11A,1
1Bの外周に設けた段差により、光コネクタ先端側への移
動が制限されている。
この光コネクタを用いて光ファイバを接続する場合は、
フェルール10Aとフェルール10Bとの端末を突合せ、カッ
プリング凸部12A,12Bを相手方のカップリング凹部14B,1
4Aと結合させ、ついで締付ナット15A,15Bを相手方光コ
ネクタのねじ13B,13Bに嵌め込むことにより二つの光コ
ネクタは第2図(b)に示すように互いに長手方向への
移動ができなくなりフェルール10A,10B内の光ファイバ
心線9A,9Bが同軸上に合致し接続が完了する。尚、カッ
プリング凸部12A,12Bとカップリング凹部14B,14Aとが嵌
合された時にフェルール10Aとフェルール10Bとの端面が
接触するあめには、フェルール10A,10Bの端面位置を、
カップリング凸部12A,12Bの先端と後端との中間点、即
ちカップリング凸部12A,12Bの長さの中間点に位置させ
るようにすればよい。又、フェルール10A,10Bの接触を
避けたい場合は、フェルール10A,10Bの端面を若干後退
させればよい。
フェルール10Aとフェルール10Bとの端末を突合せ、カッ
プリング凸部12A,12Bを相手方のカップリング凹部14B,1
4Aと結合させ、ついで締付ナット15A,15Bを相手方光コ
ネクタのねじ13B,13Bに嵌め込むことにより二つの光コ
ネクタは第2図(b)に示すように互いに長手方向への
移動ができなくなりフェルール10A,10B内の光ファイバ
心線9A,9Bが同軸上に合致し接続が完了する。尚、カッ
プリング凸部12A,12Bとカップリング凹部14B,14Aとが嵌
合された時にフェルール10Aとフェルール10Bとの端面が
接触するあめには、フェルール10A,10Bの端面位置を、
カップリング凸部12A,12Bの先端と後端との中間点、即
ちカップリング凸部12A,12Bの長さの中間点に位置させ
るようにすればよい。又、フェルール10A,10Bの接触を
避けたい場合は、フェルール10A,10Bの端面を若干後退
させればよい。
上記実施例においては、この光コネクタではカップリン
グ凸部及びカップリング凹部が共に二個の場合を示した
が、これは三個と三個或いは四個と四個とすることによ
り両光コネクタを一層強固に接続することができる。
グ凸部及びカップリング凹部が共に二個の場合を示した
が、これは三個と三個或いは四個と四個とすることによ
り両光コネクタを一層強固に接続することができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば次のような効果が得ら
れる。
れる。
(1)フェルールの外周に設けたフレームの先端をフェ
ルールの先端より突出させてフェルール先端を包むよう
にしているのでフェルールの損傷を防止することができ
る。
ルールの先端より突出させてフェルール先端を包むよう
にしているのでフェルールの損傷を防止することができ
る。
(2)接続時にアダプタを用いることなく同一形状の光
コネクタ同士での接続及び締付ナットによる接続状態の
保持が可能となり、接続作業が極めて容易である。
コネクタ同士での接続及び締付ナットによる接続状態の
保持が可能となり、接続作業が極めて容易である。
(3)同一形状の光コネクタを製作すればよく、他に付
属品を必要としないので製作費を安価にすることができ
る。
属品を必要としないので製作費を安価にすることができ
る。
第1図は本考案の光コネクタの一実施例を示す一部断面
図を含む斜視図、第2図(a)は第1図に示す光コネク
タを接続する前の状態を示す説明図、第2図(b)は第
1図に示す光コネクタを接続させた状態を示す説明図、
第3図〜第5図は従来の光コネクタの説明図で、第3図
はプラグの構造図、第4図は光アダプタの断面図、第5
図は接続時の斜視図である。 10A,10B:光ファイバ心線、 10A,10B:フェルール、 11A,11B:フレーム、 12A,12B:カップリング凸部、 13A,13B:ねじ、 14A,14B:カップリング凹部、 15A,15B:締付ナット。
図を含む斜視図、第2図(a)は第1図に示す光コネク
タを接続する前の状態を示す説明図、第2図(b)は第
1図に示す光コネクタを接続させた状態を示す説明図、
第3図〜第5図は従来の光コネクタの説明図で、第3図
はプラグの構造図、第4図は光アダプタの断面図、第5
図は接続時の斜視図である。 10A,10B:光ファイバ心線、 10A,10B:フェルール、 11A,11B:フレーム、 12A,12B:カップリング凸部、 13A,13B:ねじ、 14A,14B:カップリング凹部、 15A,15B:締付ナット。
Claims (1)
- 【請求項1】光ファイバの先端部外周に取付けられたフ
ェルールと、該フェルールの外周に形成されてその先端
部が複数の凸部に分割されたフレームとを具備した光コ
ネクタにおいて、前記フェルール端面が前記フレームの
凸部の先端と後端とのほぼ中間に位置するよう前記フレ
ームの凸部の先端が前記フェルール端面よりも先端側へ
突出していると共に前記フレームの凸部の先端外周には
ねじが切られており、前記フレームの外周に前記フェル
ール端面よりも先端側に移動することがないよう制御さ
れて締付ナットが取付けられており、2つの光コネクタ
同士を接続するとき、互いの光コネクタの前記フレーム
の凸部間に形成される複数の凹部に相手側光コネクタの
フレームの凸部がそれぞれ嵌合されると共に、互いの光
コネクタの前記フレームの凸部先端外周のねじがそれぞ
れ相手側光コネクタの前記締付ナットと螺合結合される
よう構成されていることを特徴とする光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989009507U JPH0643766Y2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989009507U JPH0643766Y2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 光コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100211U JPH02100211U (ja) | 1990-08-09 |
JPH0643766Y2 true JPH0643766Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31216306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989009507U Expired - Fee Related JPH0643766Y2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 光コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643766Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2629378B1 (en) | 2012-02-14 | 2014-10-08 | Sercel | A connector, in particular for underwater geophysical operations |
JP6634464B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2020-01-22 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528835A (en) * | 1975-07-11 | 1977-01-24 | Fujitsu Ltd | Connector for fiber optics |
CA1093873A (en) * | 1978-06-05 | 1981-01-20 | Helmut H. Lukas | Optical fibre connector |
JPS5552106U (ja) * | 1978-10-02 | 1980-04-07 | ||
FR2564986B1 (fr) * | 1984-05-23 | 1986-10-10 | Radiall Ind | Element de connecteur hermaphrodite pour cable optique |
JPS60256106A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-17 | Kyocera Corp | 光フアイバ−コネクタ |
FR2588387B1 (fr) * | 1985-10-04 | 1988-11-18 | Socapex | Element de connecteur hermaphrodite pour fibres optiques |
JPS6320111U (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-09 |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1989009507U patent/JPH0643766Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02100211U (ja) | 1990-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |