JPH0643077Y2 - 板材の一枚取出し検出装置 - Google Patents
板材の一枚取出し検出装置Info
- Publication number
- JPH0643077Y2 JPH0643077Y2 JP1987174495U JP17449587U JPH0643077Y2 JP H0643077 Y2 JPH0643077 Y2 JP H0643077Y2 JP 1987174495 U JP1987174495 U JP 1987174495U JP 17449587 U JP17449587 U JP 17449587U JP H0643077 Y2 JPH0643077 Y2 JP H0643077Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- vacuum
- cylinder
- lifter
- vacuum lifter
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は板材の一枚取出し検出装置に係り、更に詳細に
は、積重ねられた板材(例えば鋼板や、非鉄板材等)か
ら、板材を一枚ずつ取出す際に板材の一枚取出しを検出
する装置に関するものである。
は、積重ねられた板材(例えば鋼板や、非鉄板材等)か
ら、板材を一枚ずつ取出す際に板材の一枚取出しを検出
する装置に関するものである。
(従来の技術) 従来例えばプレスやパンチプレスやプレスブレーキなど
の板材加工機に板材を搬入する場合、積重ねられた板材
を通常バキュームパットで吸着し、しかる後、板材を持
上げて一枚ずつ加工機へ供給するのが一般的であった。
の板材加工機に板材を搬入する場合、積重ねられた板材
を通常バキュームパットで吸着し、しかる後、板材を持
上げて一枚ずつ加工機へ供給するのが一般的であった。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、板材が薄かったり、防錆剤が塗布してあ
ったりすると、二枚以上の板材が密着し同時に吊上げら
れて加工機へ搬入されることがあった。この場合は、板
材も不良になるばかりでなく、高価な金型が破損して加
工作業が不能になり、加工機が破損する事態をともな
い、作業員も負傷するという事故につながったものであ
る。
ったりすると、二枚以上の板材が密着し同時に吊上げら
れて加工機へ搬入されることがあった。この場合は、板
材も不良になるばかりでなく、高価な金型が破損して加
工作業が不能になり、加工機が破損する事態をともな
い、作業員も負傷するという事故につながったものであ
る。
従って、板材の一枚取り確保の安全機構を設ける必要が
あった。
あった。
そのためには、例えば磁力を応用して板厚を検出する検
出装置や、板厚を測定する接触式多重取検出装置が考え
られている。
出装置や、板厚を測定する接触式多重取検出装置が考え
られている。
しかし、前者の表裏間の電気抵抗による検出装置にあっ
ては、取扱う板材の材質が鉄,アルミ,銅ステンレス等
異なる時点でセンサ出力電圧が変化するので、その都度
調整の必要があり、また、非金属材には反応しないし、
板材表面コーティングの有無により出力変化が生じ調整
しなければならない。
ては、取扱う板材の材質が鉄,アルミ,銅ステンレス等
異なる時点でセンサ出力電圧が変化するので、その都度
調整の必要があり、また、非金属材には反応しないし、
板材表面コーティングの有無により出力変化が生じ調整
しなければならない。
更に、機械的には板材表面とセンサとの距離を一定に保
つ必要があり、板厚の変化に対して距離が変ると測定値
に誤差が生じるという不都合が発生する。また、外部か
らのノイズを受け易く、且つ、設備費も高価なものとな
っていた。
つ必要があり、板厚の変化に対して距離が変ると測定値
に誤差が生じるという不都合が発生する。また、外部か
らのノイズを受け易く、且つ、設備費も高価なものとな
っていた。
後者の接触式一枚取り検出装置にあっては、板厚測定時
ライン動作を一時停止する必要があり、測定中に二枚取
りしていた板材の一枚が外れた場合には、他の機器を破
損するという事故が発生し、大型化による設置場所の制
限を受けるという問題点があった。
ライン動作を一時停止する必要があり、測定中に二枚取
りしていた板材の一枚が外れた場合には、他の機器を破
損するという事故が発生し、大型化による設置場所の制
限を受けるという問題点があった。
そこでこの考案は、上述した問題点に鑑み創案されたも
のであって、バキュームリフタの昇降用駆動源に荷重測
定器を設けたことにより、板材重量を測定して一枚取り
を検出可能とした板材の一枚取出し検出装置の提供を目
的とする。
のであって、バキュームリフタの昇降用駆動源に荷重測
定器を設けたことにより、板材重量を測定して一枚取り
を検出可能とした板材の一枚取出し検出装置の提供を目
的とする。
(考案の構成) (問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、板材を吸
着する複数のバキュームパットを下部に備えたバキュー
ムリフタをローダの下側に上下動自在に設け、上記バキ
ュームリフタを上下動すべく上記ローダに装着したシリ
ンダを水平状に設け、前記バキュームリフタの複数箇所
に一端部を連結した複数本のワイヤの他端部を共通のカ
ップリングにそれぞれ連結して設け、このカップリング
を、前記板材の重量を測定する荷重測定器を介して前記
シリンダのピストンロッドに連結してなるものである。
着する複数のバキュームパットを下部に備えたバキュー
ムリフタをローダの下側に上下動自在に設け、上記バキ
ュームリフタを上下動すべく上記ローダに装着したシリ
ンダを水平状に設け、前記バキュームリフタの複数箇所
に一端部を連結した複数本のワイヤの他端部を共通のカ
ップリングにそれぞれ連結して設け、このカップリング
を、前記板材の重量を測定する荷重測定器を介して前記
シリンダのピストンロッドに連結してなるものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第5図には、板材搬入装置の一実施例の全体的構成が概
念的に例示してある。
念的に例示してある。
板材の積重ねられたパレット(図示省略)を載置するア
イドルコンベア1が、板材搬入装置3の前面側(第5図
にて右側)に設けてあり、このアイドルコンベア1は図
示を省略したが昇降機構により上昇、下降自在に構成さ
れている。更に、アイドルコンベア1に複数配設された
コンベアローラ5の適宜間隙に、ローラ5の上面より突
出自在なシフタ7が設けてある。
イドルコンベア1が、板材搬入装置3の前面側(第5図
にて右側)に設けてあり、このアイドルコンベア1は図
示を省略したが昇降機構により上昇、下降自在に構成さ
れている。更に、アイドルコンベア1に複数配設された
コンベアローラ5の適宜間隙に、ローラ5の上面より突
出自在なシフタ7が設けてある。
搬入装置3は、板材が積重ねられたパレットを受入れる
シリンダ9の作動により開閉自在となるゲート付チェー
ンコンベア11と、機体13の側面に設けた板材の板間を分
離する電磁式板材分離装置15と、機体13の上部に設けた
ガイドレール17にそって左右移動自在なローダ19が設け
られ、このローダ19には上下動自在なバキュームリフタ
21が設けてある。
シリンダ9の作動により開閉自在となるゲート付チェー
ンコンベア11と、機体13の側面に設けた板材の板間を分
離する電磁式板材分離装置15と、機体13の上部に設けた
ガイドレール17にそって左右移動自在なローダ19が設け
られ、このローダ19には上下動自在なバキュームリフタ
21が設けてある。
このバキュームリフタ21には、複数のバキュームパット
23が垂設してあり、バキュームリフタ21の上下動を行な
う駆動源であるシリンダ25はローダ19上に設けてある。
23が垂設してあり、バキュームリフタ21の上下動を行な
う駆動源であるシリンダ25はローダ19上に設けてある。
このシリンダ25より本考案に係る検出装置である荷重測
定器27(ロードセル等)を介して、ワイヤ29あるいはチ
ェーン等によりバキュームリフタ21に連結されている。
定器27(ロードセル等)を介して、ワイヤ29あるいはチ
ェーン等によりバキュームリフタ21に連結されている。
其の他、空になったパレットを受ける昇降自在なリフタ
31と、この空パレットを搬出するための固定式チェーン
コンベア33とを設けて搬入装置3は構成されている。
31と、この空パレットを搬出するための固定式チェーン
コンベア33とを設けて搬入装置3は構成されている。
上記の構成により、パレットに積重ねられた板材はアイ
ドルコンベア1上に載置され、アイドルコンベア1を上
昇させゲート付チェーンコンベア11上にパレットを送り
出す。この場合ゲート付チェーンコンベア17に設けたシ
リンダ9を作動させ、左右に配設したチェーンコンベア
を互に内方向へ移動させパレットが乗りうつれる状態に
しておく。
ドルコンベア1上に載置され、アイドルコンベア1を上
昇させゲート付チェーンコンベア11上にパレットを送り
出す。この場合ゲート付チェーンコンベア17に設けたシ
リンダ9を作動させ、左右に配設したチェーンコンベア
を互に内方向へ移動させパレットが乗りうつれる状態に
しておく。
ゲート付チェーンコンベア11上に乗りうつったパレット
上の板材は、電磁式板材分離装置15にて板間を分離さ
れ、最上部の板材をバキュームパット23で吸着し、シリ
ンダ25を作動させバキュームリフタ21を上昇させて1枚
取りを行なう。其の後ローダ19を移行させて後行程であ
るコンベア(図示省略)等へ搬出する。
上の板材は、電磁式板材分離装置15にて板間を分離さ
れ、最上部の板材をバキュームパット23で吸着し、シリ
ンダ25を作動させバキュームリフタ21を上昇させて1枚
取りを行なう。其の後ローダ19を移行させて後行程であ
るコンベア(図示省略)等へ搬出する。
パレットの板材を全て搬出完了したら、リフタ31を上昇
させてシリンダ9によりゲート付チェーンコンベア11を
外方へ開き、パレットを落下させリフタ31上にパレット
を載置する。そしてリフタ31を下降させ固定式チェーン
コンベア33によりアイドルコンベア1上に移送する。
させてシリンダ9によりゲート付チェーンコンベア11を
外方へ開き、パレットを落下させリフタ31上にパレット
を載置する。そしてリフタ31を下降させ固定式チェーン
コンベア33によりアイドルコンベア1上に移送する。
アイドルコンベア1上に乗ったパレットは、シフタ7を
上昇させシフタ7によってコンベア1外にパレットを送
り出す。空パレットの送り出しが終了した時点で、再び
板材を積重ねたパレットをアイドルコンベア1上に載置
して、上述した動作繰返し板材の搬出作業が行なわれ
る。
上昇させシフタ7によってコンベア1外にパレットを送
り出す。空パレットの送り出しが終了した時点で、再び
板材を積重ねたパレットをアイドルコンベア1上に載置
して、上述した動作繰返し板材の搬出作業が行なわれ
る。
次に本実施例に係るバキュームリフタ21に設けた検出装
置について詳細に説明する。
置について詳細に説明する。
第1図および第2図はローダとバキュームリフタの全体
構成が概略的に例示してあり、第3図は荷重測定器を示
し、第4図はフローチャートである。
構成が概略的に例示してあり、第3図は荷重測定器を示
し、第4図はフローチャートである。
第1図および第2図を参照するに、機体13に設けたガイ
ドレール17にそって左右(第1図にて上下)に移動自在
に設けたローダ19上に、シリンダ25が設けられ、このシ
リンダ25のピストンロッド35の先端にカップリング37a
を介して荷重測定器27を螺着してある。
ドレール17にそって左右(第1図にて上下)に移動自在
に設けたローダ19上に、シリンダ25が設けられ、このシ
リンダ25のピストンロッド35の先端にカップリング37a
を介して荷重測定器27を螺着してある。
荷重測定器27の他方に螺着したカップリング37bには複
数のワイヤ29の片端が係止してある。このワイヤ29の他
端は、ローダ19上に設けたプーリ39a、39bを掛回し、複
数のバキュームパット23を備えたバキュームリフタ21の
アーム41に設けた係止部43に係止してある。前記荷重測
定器27について、第3図を参照するに、本実施例では両
ねじ引張用ロードセルを採用した。
数のワイヤ29の片端が係止してある。このワイヤ29の他
端は、ローダ19上に設けたプーリ39a、39bを掛回し、複
数のバキュームパット23を備えたバキュームリフタ21の
アーム41に設けた係止部43に係止してある。前記荷重測
定器27について、第3図を参照するに、本実施例では両
ねじ引張用ロードセルを採用した。
この構成は、両側にねじ部45が設けられ、荷重測定部は
ダイヤフラム47を備え、ダイヤフラム47にひずみゲージ
が貼付けられて構成してあり、49は締結ボルトである。
このような構成は一般的なものであり詳細な説明を省略
する。
ダイヤフラム47を備え、ダイヤフラム47にひずみゲージ
が貼付けられて構成してあり、49は締結ボルトである。
このような構成は一般的なものであり詳細な説明を省略
する。
作用としては、荷重がかかるとダイヤフラム47が変形
し、その変位量をひずみゲージが電圧として出力する。
すなわち、ダイヤフラム47が荷重に対し比例して変化す
ると、ひずみゲージの出力電圧も変位に比例するため、
荷重に対して出力電圧が比例して出てくる。
し、その変位量をひずみゲージが電圧として出力する。
すなわち、ダイヤフラム47が荷重に対し比例して変化す
ると、ひずみゲージの出力電圧も変位に比例するため、
荷重に対して出力電圧が比例して出てくる。
上記構成により、第4図に示すフローチャートを参照し
つつ作用を説明する。
つつ作用を説明する。
バキュームリフタ21に設けたバキュームパット23にて、
パレット上に積重ねた板材を吸着しシリンダ25を作動さ
せワイヤ29により連結されたバキュームリフタ21を上昇
させる。上昇限で停止した時に荷重測定器27は、板材を
持っていない場合にくらべ、板材分の重量の増加を検出
する。
パレット上に積重ねた板材を吸着しシリンダ25を作動さ
せワイヤ29により連結されたバキュームリフタ21を上昇
させる。上昇限で停止した時に荷重測定器27は、板材を
持っていない場合にくらべ、板材分の重量の増加を検出
する。
検出した増加重量Wが、あらかじめ与えられている板材
重量にくらべて、設定された下限重量パラメータP1と上
限重量パラメータP2の範囲に入っているか否かを比較し
て、範囲に入っている場合は板材が一枚取りされている
ので完了信号を出し次の作業工程へ入る。もし下限重量
より軽い場合は板材を持っていないので、板金ライン等
の制御装置側へ材料なしの信号を出力する。また上限重
量より重い場合は、二枚取り以上をしているので多数枚
取り信号を制御装置側へ出力して不良検知を行なう。
重量にくらべて、設定された下限重量パラメータP1と上
限重量パラメータP2の範囲に入っているか否かを比較し
て、範囲に入っている場合は板材が一枚取りされている
ので完了信号を出し次の作業工程へ入る。もし下限重量
より軽い場合は板材を持っていないので、板金ライン等
の制御装置側へ材料なしの信号を出力する。また上限重
量より重い場合は、二枚取り以上をしているので多数枚
取り信号を制御装置側へ出力して不良検知を行なう。
一例をあげると、 板材重量W=10kg 下限パラメータP1=0.8 上限パラメータP2=1.2とした場合 ロードセルの検出値Rが、 8kg<R<12kg、なら一枚取りをしているのでOK信号を
出す。
出す。
12kg<R<なら2枚以上取りをしているのでNO信号を出
す。
す。
R<8kgなら板材を持っていないのでNO信号を出す。
上述のごとく、荷重測定器27をバキュームリフタ21の昇
降機構の一部に組入れたことにより、確実に一枚取り検
出ができる。
降機構の一部に組入れたことにより、確実に一枚取り検
出ができる。
なお、本実施例では駆動源にシリンダを採用したが、電
動機でも磁力でも良く、また、荷重測定器としては荷重
を電圧として変換できる装置なら良く、上述した実施例
に限定されることなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲
において種々変更を加え得ることは勿論である。
動機でも磁力でも良く、また、荷重測定器としては荷重
を電圧として変換できる装置なら良く、上述した実施例
に限定されることなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲
において種々変更を加え得ることは勿論である。
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、板材を吸着する複数のバキュームパット
23を下部に備えたバキュームリフタ21をローダ19の下側
に上下動自在に設け、上記バキュームリフタ21を上下動
すべく上記ローダ19に装着したシリンダ25を水平状に設
け、前記バキュームリフタ21の複数箇所に一端部を連結
した複数本のワイヤ29の他端部を共通のカップリング37
bにそれぞれ連結して設け、このカップリング37bを、前
記板材の重量を測定する荷重測定器27を介して前記シリ
ンダ25のピストンロッド35に連結してなるものである。
るに本考案は、板材を吸着する複数のバキュームパット
23を下部に備えたバキュームリフタ21をローダ19の下側
に上下動自在に設け、上記バキュームリフタ21を上下動
すべく上記ローダ19に装着したシリンダ25を水平状に設
け、前記バキュームリフタ21の複数箇所に一端部を連結
した複数本のワイヤ29の他端部を共通のカップリング37
bにそれぞれ連結して設け、このカップリング37bを、前
記板材の重量を測定する荷重測定器27を介して前記シリ
ンダ25のピストンロッド35に連結してなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案においては、バキ
ュームパット23を備えたバキュームリフタ21を上下動す
るためのシリンダ25は水平状に設けてあり、上記バキュ
ームリタ21の複数箇所に一端部を連結した複数本のワイ
ヤ29の他端部は共通のカップリング37bに連結してあ
り、そして、上記カップリング37bは荷重測定器27を介
してシリンダ25のピストンロッド35に連結してある。
ュームパット23を備えたバキュームリフタ21を上下動す
るためのシリンダ25は水平状に設けてあり、上記バキュ
ームリタ21の複数箇所に一端部を連結した複数本のワイ
ヤ29の他端部は共通のカップリング37bに連結してあ
り、そして、上記カップリング37bは荷重測定器27を介
してシリンダ25のピストンロッド35に連結してある。
したがって本考案によれば、バキュームパット23によっ
て吸着した板材の重量を荷重測定器27により測定して、
吸着した板材が1枚であるか否かを検出できることは勿
論のこと、全体的構成の高さを低くすることができ、か
つ複数本のワイヤ29を一括して引くことにより、バキュ
ームリフタ21の水平を保持しての上下動が容易であり、
しかも、板材を吸着した状態でのバキュームリフタ21等
の全体の重量を1箇所において容易に検出できるので、
前記板材が1枚であるか否かの検出を正確に行うことが
できるものである。
て吸着した板材の重量を荷重測定器27により測定して、
吸着した板材が1枚であるか否かを検出できることは勿
論のこと、全体的構成の高さを低くすることができ、か
つ複数本のワイヤ29を一括して引くことにより、バキュ
ームリフタ21の水平を保持しての上下動が容易であり、
しかも、板材を吸着した状態でのバキュームリフタ21等
の全体の重量を1箇所において容易に検出できるので、
前記板材が1枚であるか否かの検出を正確に行うことが
できるものである。
第1図乃至第4図は本考案に係る板材の多数取出し検出
装置の一実施例を示し、第1図は本装置を概念的に示し
た平面図、第2図は第1図のII-II線にそった断面図、
第3図は荷重測定器の説明図、第4図はフローチャート
である。 第5図は本考案を実施した板材搬入装置を概念的に示し
た説明図である。 〔図面の主要な部分を表わす符号の説明〕 3……搬入装置、21……バキュームリフタ、23……バキ
ュームパット、25……シリンダ、27……荷重測定器
装置の一実施例を示し、第1図は本装置を概念的に示し
た平面図、第2図は第1図のII-II線にそった断面図、
第3図は荷重測定器の説明図、第4図はフローチャート
である。 第5図は本考案を実施した板材搬入装置を概念的に示し
た説明図である。 〔図面の主要な部分を表わす符号の説明〕 3……搬入装置、21……バキュームリフタ、23……バキ
ュームパット、25……シリンダ、27……荷重測定器
Claims (1)
- 【請求項1】板材を吸着する複数のバキュームパット
(23)を下部に備えたバキュームリフタ(21)をローダ
(19)の下側に上下動自在に設け、上記バキュームリフ
タ(21)を上下動すべく上記ローダ(19)に装着したシ
リンダ(25)を水平状に設け、前記バキュームリフタ
(21)の複数箇所に一端部を連結した複数本のワイヤ
(29)の他端部を共通のカップリング(37b)にそれぞ
れ連結して設け、このカップリング(37b)を、前記板
材の重量を測定する荷重測定器(27)を介して前記シリ
ンダ(25)のピストンロッド(35)に連結してなること
を特徴とする板材の一枚取出し検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987174495U JPH0643077Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 板材の一枚取出し検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987174495U JPH0643077Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 板材の一枚取出し検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0178639U JPH0178639U (ja) | 1989-05-26 |
JPH0643077Y2 true JPH0643077Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31466348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987174495U Expired - Lifetime JPH0643077Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 板材の一枚取出し検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643077Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP1987174495U patent/JPH0643077Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0178639U (ja) | 1989-05-26 |
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