JPH0640093Y2 - 紙製容器 - Google Patents
紙製容器Info
- Publication number
- JPH0640093Y2 JPH0640093Y2 JP10096389U JP10096389U JPH0640093Y2 JP H0640093 Y2 JPH0640093 Y2 JP H0640093Y2 JP 10096389 U JP10096389 U JP 10096389U JP 10096389 U JP10096389 U JP 10096389U JP H0640093 Y2 JPH0640093 Y2 JP H0640093Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- cylindrical body
- bottomed cylindrical
- lid
- corrugated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000123 paper Substances 0.000 claims description 32
- 239000011111 cardboard Substances 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、段ボール紙を利用した紙製容器に関するもの
である。
である。
(従来の技術) 一般に紙製容器の蓋体は有底円筒体の外周に嵌合させて
なるものであった。
なるものであった。
(考案が解決しようとする課題) 従来は前記の通りであったため、蓋体を有底円筒体に嵌
合する際、有底円筒体の外周面を内側にやや押さえ込む
必要があり、永年使用中に型崩れし易く、かつ通常の厚
紙を利用しているので、嵌合力が弱く、蓋体が有底円筒
体から抜け出し易く、容器としての役目を果たさないこ
とが問題となっていた。
合する際、有底円筒体の外周面を内側にやや押さえ込む
必要があり、永年使用中に型崩れし易く、かつ通常の厚
紙を利用しているので、嵌合力が弱く、蓋体が有底円筒
体から抜け出し易く、容器としての役目を果たさないこ
とが問題となっていた。
本考案は、このような欠点に鑑み、段ボール紙を有底円
筒体と蓋体との嵌合面に介在させることにより、蓋体を
有底円筒体へ簡単に嵌合できると共に、蓋体と有底円筒
体との嵌合力を増大させた紙製容器を提供することを目
的とするものである。
筒体と蓋体との嵌合面に介在させることにより、蓋体を
有底円筒体へ簡単に嵌合できると共に、蓋体と有底円筒
体との嵌合力を増大させた紙製容器を提供することを目
的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、紙製の有底円筒体の開口部の内周縁に上方に
突出させて段ボール紙のライナー部を外側に向けて段ボ
ール紙を固着させ、段ボール紙の上端寄りを他の部分よ
り肉薄に形成すると共に、段ボール紙の上端の一部分を
有底円筒体の底部側に向けて切り欠き、一方この有底円
筒体と対応する紙製の蓋体を設け、両者を嵌合させてな
るものである。
突出させて段ボール紙のライナー部を外側に向けて段ボ
ール紙を固着させ、段ボール紙の上端寄りを他の部分よ
り肉薄に形成すると共に、段ボール紙の上端の一部分を
有底円筒体の底部側に向けて切り欠き、一方この有底円
筒体と対応する紙製の蓋体を設け、両者を嵌合させてな
るものである。
(作用) 本考案に係る紙製容器において蓋体を有底円筒体に嵌合
させる際、有底円筒体の上方に突出する段ボール紙の上
端寄りが肉薄に形成され、かつ段ボール紙の上端の一部
分が有底円筒体の底部側に向けて切り欠いてあるため、
従来行っていた有底円筒体の外周面を内側に押さえ込む
必要がなく、スムーズに嵌合ができる。
させる際、有底円筒体の上方に突出する段ボール紙の上
端寄りが肉薄に形成され、かつ段ボール紙の上端の一部
分が有底円筒体の底部側に向けて切り欠いてあるため、
従来行っていた有底円筒体の外周面を内側に押さえ込む
必要がなく、スムーズに嵌合ができる。
また、嵌合完了の際、段ボール紙のライナー部に蓋体が
押圧されるので、蓋体が有底円筒体から外れ難くなり、
嵌合が確実に保持される。
押圧されるので、蓋体が有底円筒体から外れ難くなり、
嵌合が確実に保持される。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図に示すように、本考案に係る紙製容
器1は以下の構成からなるものである。
器1は以下の構成からなるものである。
紙製の有底円筒体2の開口部3の内周縁に上方に突出さ
せて段ボール紙4のライナー部5を外側に向けて段ボー
ル紙4を固着させ、段ボール紙4の上端寄りを他の部分
より肉薄に形成すると共に、段ボール紙4の上端の一部
分を有底円筒体2の底部6側に向けて切り欠いてある。
本実施例では有底円筒体2の素材は厚紙であり、底部6
は段ボール紙4と同一のものを使用し、ライナー部5を
外側に向けて美的効果を高めてある。また、段ボール紙
4の有底円筒体2からの突出部分の上半分を肉薄に形成
してある。
せて段ボール紙4のライナー部5を外側に向けて段ボー
ル紙4を固着させ、段ボール紙4の上端寄りを他の部分
より肉薄に形成すると共に、段ボール紙4の上端の一部
分を有底円筒体2の底部6側に向けて切り欠いてある。
本実施例では有底円筒体2の素材は厚紙であり、底部6
は段ボール紙4と同一のものを使用し、ライナー部5を
外側に向けて美的効果を高めてある。また、段ボール紙
4の有底円筒体2からの突出部分の上半分を肉薄に形成
してある。
一方、この有底円筒体2と対応する紙製の蓋体7を設
け、この蓋体7を前記有底円筒体2に嵌合させてある。
本実施例の蓋体7は有底円筒体2と同様に天板として段
ボール紙4を使用してある。
け、この蓋体7を前記有底円筒体2に嵌合させてある。
本実施例の蓋体7は有底円筒体2と同様に天板として段
ボール紙4を使用してある。
なお、図中8は肉薄部、9は切り欠きを示す。
また、段ボール紙4の有底円筒体2からの突出部分の上
半分を肉薄に形成してあるが、突出部分に肉厚な部分が
あれば必ずしも突出部分の上半分に限られることなく、
上端寄りであればよい。
半分を肉薄に形成してあるが、突出部分に肉厚な部分が
あれば必ずしも突出部分の上半分に限られることなく、
上端寄りであればよい。
また、段ボール紙4のライナー部5を有底円筒体2と異
なった色に着色することにより一層美的効果を高めるこ
とができる。
なった色に着色することにより一層美的効果を高めるこ
とができる。
(考案の効果) 本考案に係る紙製容器によれば、紙製の有底円筒体の開
口部の内周縁に上方に突出させて段ボール紙のライナー
部を外側に向けて段ボール紙を固着させ、段ボール紙の
上端寄りを他の部分より肉薄に形成すると共に、段ボー
ル紙の上端の一部分を有底円筒体の底部側に向けて切り
欠き、一方この有底円筒体と対応する紙製の蓋体を設
け、両者を嵌合させてあるため、蓋体を有底円筒体に嵌
合させる際、従来行っていた有底円筒体の外周面を内側
に押さえ込む必要がなく、スムーズに嵌合ができる。
口部の内周縁に上方に突出させて段ボール紙のライナー
部を外側に向けて段ボール紙を固着させ、段ボール紙の
上端寄りを他の部分より肉薄に形成すると共に、段ボー
ル紙の上端の一部分を有底円筒体の底部側に向けて切り
欠き、一方この有底円筒体と対応する紙製の蓋体を設
け、両者を嵌合させてあるため、蓋体を有底円筒体に嵌
合させる際、従来行っていた有底円筒体の外周面を内側
に押さえ込む必要がなく、スムーズに嵌合ができる。
また、嵌合完了の際、段ボール紙のライナー部に蓋体が
押圧されるので、蓋体が有底円筒体に対して摺動しなく
なり、蓋体が有底円筒体から外れ難くなり、嵌合が確実
に保持される。
押圧されるので、蓋体が有底円筒体に対して摺動しなく
なり、蓋体が有底円筒体から外れ難くなり、嵌合が確実
に保持される。
第1図は本考案に係る紙製容器の分解斜視図、第2図は
第1図X−X線縦断面図である。 (主要部分の符号の説明) 1……紙製容器 2……有底円筒体 3……開口部 4……段ボール紙 5……ライナー部 6……底部 7……蓋体 8……切り欠き
第1図X−X線縦断面図である。 (主要部分の符号の説明) 1……紙製容器 2……有底円筒体 3……開口部 4……段ボール紙 5……ライナー部 6……底部 7……蓋体 8……切り欠き
Claims (1)
- 【請求項1】紙製の有底円筒体(2)の開口部(3)の
内周縁に上方に突出させて段ボール紙(4)のライナー
部(5)を外側に向けて段ボール紙(4)を固着させ、
段ボール紙(4)の上端寄りを他の部分より肉薄に形成
すると共に、段ボール紙(4)の上端の一部分を有底円
筒体(2)の底部(6)側に向けて切り欠き、一方この
有底円筒体(2)と対応する紙製の蓋体(7)を設け、
両者を嵌合させてなる紙製容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10096389U JPH0640093Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 紙製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10096389U JPH0640093Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 紙製容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0340927U JPH0340927U (ja) | 1991-04-19 |
JPH0640093Y2 true JPH0640093Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31649940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10096389U Expired - Lifetime JPH0640093Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 紙製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640093Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP10096389U patent/JPH0640093Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340927U (ja) | 1991-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |