JPH0636496Y2 - 光ピックアップ上昇機構 - Google Patents
光ピックアップ上昇機構Info
- Publication number
- JPH0636496Y2 JPH0636496Y2 JP3453591U JP3453591U JPH0636496Y2 JP H0636496 Y2 JPH0636496 Y2 JP H0636496Y2 JP 3453591 U JP3453591 U JP 3453591U JP 3453591 U JP3453591 U JP 3453591U JP H0636496 Y2 JPH0636496 Y2 JP H0636496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical pickup
- tray
- cam
- optical
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光ディスク装置の光ピ
ックアップ上昇機構に関し、特に光ディスクを載置する
トレイが平行移動し、その移動に応じて光ピックアップ
を上昇及び下降する必要のある光ピックアップ上昇機構
に関する。
ックアップ上昇機構に関し、特に光ディスクを載置する
トレイが平行移動し、その移動に応じて光ピックアップ
を上昇及び下降する必要のある光ピックアップ上昇機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置に光ディスクを装着する
方式としては上面水平装着方式が代表的である。これは
図4に示すように、トレイ3に光ディスク1を載置して
平行移動させる方式である。この方式ではトレイの出し
入れはモータ駆動により自動的に行なわれるのが一般的
である。トレイ3を平行移動するため図5に示すよう
に、トレイ3の平行移動方向にラック2が設けられてお
り、このラック9とかみ合う歯車9を回転することによ
りトレイ3が平行移動する。
方式としては上面水平装着方式が代表的である。これは
図4に示すように、トレイ3に光ディスク1を載置して
平行移動させる方式である。この方式ではトレイの出し
入れはモータ駆動により自動的に行なわれるのが一般的
である。トレイ3を平行移動するため図5に示すよう
に、トレイ3の平行移動方向にラック2が設けられてお
り、このラック9とかみ合う歯車9を回転することによ
りトレイ3が平行移動する。
【0003】光ディスク装置では光ディスクに記録され
た情報を読み取るため光ピックアップ4を光ディスク1
に対して所定位置に配置する必要がある。しかし図示し
た上面水平装着方式では光ディスク1を載置したトレイ
3を水平移動する必要があり、この際光ピックアップを
避ける必要がある。そのため光ディスク1を取り出す時
には光ピックアップ4を待避させた後にトレイ3を引き
出し、光ディスク1を装着する時にはトレイ3を入れた
後に光ピックアップ4を所定位置まで上昇させる。この
ための機構を光ピックアップ上昇機構と称している。
た情報を読み取るため光ピックアップ4を光ディスク1
に対して所定位置に配置する必要がある。しかし図示し
た上面水平装着方式では光ディスク1を載置したトレイ
3を水平移動する必要があり、この際光ピックアップを
避ける必要がある。そのため光ディスク1を取り出す時
には光ピックアップ4を待避させた後にトレイ3を引き
出し、光ディスク1を装着する時にはトレイ3を入れた
後に光ピックアップ4を所定位置まで上昇させる。この
ための機構を光ピックアップ上昇機構と称している。
【0004】上記のトレイ3の出し入れ機構と光ピック
アップ上昇機構は一連の光ディスク1の装着に関するも
のであるから一つの駆動モータにより動作するようにす
ることが、コスト面からも望ましい。そこで図5に示す
ように光ピックアップ4が取り付けられる保持部材6の
一方を軸5に回転自在に支持し、もう一方の側をカム13
に係持して、このカム13を回転することにより光ピック
アップ4を上下移動させている。しかも部品点数を削減
するためトレイ3移動用歯車9とこのカム13を一体し、
歯車9の一部を切り欠くと共にカム13のカム形状を適当
な形状にすることで、光ディスク1を装着する時にはト
レイ3を収納した後に光ピックアップ2が上昇し、取り
出す時は光ピックアップ4が下降してからトレイ13が出
るようにしている。
アップ上昇機構は一連の光ディスク1の装着に関するも
のであるから一つの駆動モータにより動作するようにす
ることが、コスト面からも望ましい。そこで図5に示す
ように光ピックアップ4が取り付けられる保持部材6の
一方を軸5に回転自在に支持し、もう一方の側をカム13
に係持して、このカム13を回転することにより光ピック
アップ4を上下移動させている。しかも部品点数を削減
するためトレイ3移動用歯車9とこのカム13を一体し、
歯車9の一部を切り欠くと共にカム13のカム形状を適当
な形状にすることで、光ディスク1を装着する時にはト
レイ3を収納した後に光ピックアップ2が上昇し、取り
出す時は光ピックアップ4が下降してからトレイ13が出
るようにしている。
【0005】図5の(b)はカム歯車7の部分をより詳
細に示した図である。光ピックアップ保持部材6の端に
は円柱のピンが設けられており、そこに滑車を設けてカ
ムの回転に応じて容易に移動するようにしている。滑車
はもちろんなくとも良い。
細に示した図である。光ピックアップ保持部材6の端に
は円柱のピンが設けられており、そこに滑車を設けてカ
ムの回転に応じて容易に移動するようにしている。滑車
はもちろんなくとも良い。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】光ディスク装置は製造
コストの低減と共に、小型化も求められている。特に厚
さを小さくすることが必要である。そのため各部品の小
型化が図られているが、光ピックアップ上昇機構につい
ても同様に小型化することが必要である。特にカム歯車
7は歯車9とカム13を一体化してコスト低減を図ってい
るが、歯車9とカム13を図5に示すように結合している
ため厚さ方向にある程度の大きさが必要である。
コストの低減と共に、小型化も求められている。特に厚
さを小さくすることが必要である。そのため各部品の小
型化が図られているが、光ピックアップ上昇機構につい
ても同様に小型化することが必要である。特にカム歯車
7は歯車9とカム13を一体化してコスト低減を図ってい
るが、歯車9とカム13を図5に示すように結合している
ため厚さ方向にある程度の大きさが必要である。
【0007】また図示のように光ピックアップ保持部材
6が軸5を中心として回転するため、滑車の部分はカム
歯車7の回転軸に対して図中の×で示した分だけ移動す
る。従ってカム13の滑車を受ける部分を広くする必要が
ある。 本考案は図5に示したようなトレイ3の出し入れと光ピ
ックアップ4の上昇を行なう機構においてより一層の小
型化を図ることを目的とする。
6が軸5を中心として回転するため、滑車の部分はカム
歯車7の回転軸に対して図中の×で示した分だけ移動す
る。従ってカム13の滑車を受ける部分を広くする必要が
ある。 本考案は図5に示したようなトレイ3の出し入れと光ピ
ックアップ4の上昇を行なう機構においてより一層の小
型化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の光ピックアップ
上昇機構は、上記目的を達成するため光ピックアップ保
持部材を直接カムに沿って動かすのではなく、レバを介
して連結する。図1は本考案の光ピックアップ上昇機構
の基本構成を示した図である。なお図においては、同様
の機能部分には同一の番号を付して表わすこととする。
上昇機構は、上記目的を達成するため光ピックアップ保
持部材を直接カムに沿って動かすのではなく、レバを介
して連結する。図1は本考案の光ピックアップ上昇機構
の基本構成を示した図である。なお図においては、同様
の機能部分には同一の番号を付して表わすこととする。
【0009】すなわち本考案の光ピックアップ上昇機構
は、光ディスク1を載置して平行移動し、平行移動方向
にラック2を有するトレイ3、及び光ピックアップ4が
取り付けられ一方の側が軸5に回転自在に保持され、も
う一方の側が上下移動する光ピックアップ保持部材6を
備える光ディスク装置の光ピックアップ上昇機構であっ
て、トレイ3を引き出した時には光ピックアップ4を下
降させ、トレイ3を収納した時には光ディスク1の読み
取り位置まで光ピックアップ4を上昇させる光ピックア
ップ上昇機構において、トレイ3のラック2とかみ合
い、一部が切り欠れた歯車とカムとを一体に形成した、
駆動源により回転するカム歯車7、及び中央部が支持さ
れ一方の端は光ピックアップ保持部材6の上下移動する
側を支持し、もう一方の端はカム歯車7のカムの下面と
接触するレバ部材8を備える。
は、光ディスク1を載置して平行移動し、平行移動方向
にラック2を有するトレイ3、及び光ピックアップ4が
取り付けられ一方の側が軸5に回転自在に保持され、も
う一方の側が上下移動する光ピックアップ保持部材6を
備える光ディスク装置の光ピックアップ上昇機構であっ
て、トレイ3を引き出した時には光ピックアップ4を下
降させ、トレイ3を収納した時には光ディスク1の読み
取り位置まで光ピックアップ4を上昇させる光ピックア
ップ上昇機構において、トレイ3のラック2とかみ合
い、一部が切り欠れた歯車とカムとを一体に形成した、
駆動源により回転するカム歯車7、及び中央部が支持さ
れ一方の端は光ピックアップ保持部材6の上下移動する
側を支持し、もう一方の端はカム歯車7のカムの下面と
接触するレバ部材8を備える。
【0010】
【作用】本考案の光ピックアップ上昇機構のカム歯車7
の部分をより詳細に示したのが図2である。(a)は側
面図であり、(b)は下面図である。図2と図5を比べ
ると、図2ではレバ部材8を介して光ピックアップ保持
部材6を支持するため、滑車15はカム13の下側の面に接
触しているが、図5ではカム10の上側の面に接触してい
ることがわかる。これにより図2の方が滑車を支持する
面の分、図5で14で示される分だけ短かくなる。
の部分をより詳細に示したのが図2である。(a)は側
面図であり、(b)は下面図である。図2と図5を比べ
ると、図2ではレバ部材8を介して光ピックアップ保持
部材6を支持するため、滑車15はカム13の下側の面に接
触しているが、図5ではカム10の上側の面に接触してい
ることがわかる。これにより図2の方が滑車を支持する
面の分、図5で14で示される分だけ短かくなる。
【0011】また図2では光ピックアップ6の先端の上
下移動に伴う変化はレバ部材8で吸収されるため、滑車
15のカム歯車7の軸に対する変化は小さく、カム10の接
触部分も小さくできる。
下移動に伴う変化はレバ部材8で吸収されるため、滑車
15のカム歯車7の軸に対する変化は小さく、カム10の接
触部分も小さくできる。
【0012】
【実施例】本考案の実施例の平面図と側面図を図3に示
す。図において16はトレイの出し入れと光ピックアップ
上昇機構を動作させるためのモータであり、歯車17を介
してカム歯車を駆動する。カム歯車は歯車9とカム10で
構成されており、図示していないが歯車9の一部は切欠
れている。トレイが収納された状態でこの切欠き部分が
ラックとのかみ合い部分になり、それ以上回転してもト
レイは移動しない。カム10は歯車9がラックとかみ合っ
ている時には接触面が上部にあり、歯車の切欠き部分か
ら接触面が下方に移動するような形状をしている。これ
によりトレイの収納後、光ピックアップが上昇する。
す。図において16はトレイの出し入れと光ピックアップ
上昇機構を動作させるためのモータであり、歯車17を介
してカム歯車を駆動する。カム歯車は歯車9とカム10で
構成されており、図示していないが歯車9の一部は切欠
れている。トレイが収納された状態でこの切欠き部分が
ラックとのかみ合い部分になり、それ以上回転してもト
レイは移動しない。カム10は歯車9がラックとかみ合っ
ている時には接触面が上部にあり、歯車の切欠き部分か
ら接触面が下方に移動するような形状をしている。これ
によりトレイの収納後、光ピックアップが上昇する。
【0013】本実施例ではレバ部材8の支点は中央にあ
るが、支点の位置を中央からずらすことによりカム10で
の上下移動量を小さくでき、更に小型化が図れるが、駆
動力の増加が必要である。レバ部材を使用することによ
り設計の自由度が増す。
るが、支点の位置を中央からずらすことによりカム10で
の上下移動量を小さくでき、更に小型化が図れるが、駆
動力の増加が必要である。レバ部材を使用することによ
り設計の自由度が増す。
【0014】
【考案の効果】本考案により、トレイに光ディスクを載
置して平行移動することで光ディスクを装着する光ディ
スク装置の光ピックアップ上昇機構の小型化を図れる。
置して平行移動することで光ディスクを装着する光ディ
スク装置の光ピックアップ上昇機構の小型化を図れる。
【図1】本考案の光ピックアップ上昇機構の基本構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】図1のカム歯車部の詳細図である。
【図3】本考案の実施例を示す図である。
【図4】トレイによる光ディスクの装着方式を示す図で
ある。
ある。
【図5】従来の光ピックアップ上昇機構を示す図であ
る。
る。
1…光ディスク 2…ラック 3…トレイ 4…光ピックアップ 5…軸 6…光ピックアップ保持部材 7…カム歯車 8…レバ部材
Claims (1)
- 【請求項1】 光ディスク(1)を載置して平行移動し
該平行移動方向にラック(2)を有するトレイ(3)、
及び光ピックアップ(4)が取り付けられ一方の側が軸
(5)に回転自在に保持されもう一方の側が上下移動す
る光ピックアップ保持部材(6)を備える光ディスク装
置の光ピックアップ上昇機構であって、該トレイ(3)
を引き出した時には該光ピックアップ(4)を下降さ
せ、該トレイ(3)を収納した時には該光ディスク
(1)の読み取り位置まで該光ピックアップ(4)を上
昇させる光ピックアップ上昇機構において、該トレイ
(3)の該ラック(2)とかみ合い、一部が切り欠れた
歯車とカムとを一体に形成した、駆動源により回転する
カム歯車(7)、及び中央部が支持され、一方の端は該
光ピックアップ保持部材(6)の上下移動する側を支持
し、もう一方の端は該カム歯車(7)のカムの下面と接
触するレバ部材(8)を備える光ピックアップ上昇機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3453591U JPH0636496Y2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 光ピックアップ上昇機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3453591U JPH0636496Y2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 光ピックアップ上昇機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132614U JPH04132614U (ja) | 1992-12-09 |
JPH0636496Y2 true JPH0636496Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31916913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3453591U Expired - Lifetime JPH0636496Y2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 光ピックアップ上昇機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636496Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3453591U patent/JPH0636496Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04132614U (ja) | 1992-12-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950307 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |