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JPH063605U - かんな盤 - Google Patents

かんな盤

Info

Publication number
JPH063605U
JPH063605U JP4291992U JP4291992U JPH063605U JP H063605 U JPH063605 U JP H063605U JP 4291992 U JP4291992 U JP 4291992U JP 4291992 U JP4291992 U JP 4291992U JP H063605 U JPH063605 U JP H063605U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planer
wood
planing
air flow
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4291992U
Other languages
English (en)
Inventor
徹司 唄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taihei Machinery Works Ltd
Original Assignee
Taihei Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taihei Machinery Works Ltd filed Critical Taihei Machinery Works Ltd
Priority to JP4291992U priority Critical patent/JPH063605U/ja
Publication of JPH063605U publication Critical patent/JPH063605U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 かんな胴に設けたかんな刃を木材の送り方向
と同じ方向に回転させるようにしたかんな盤において、
かんな屑がかんな胴上方の排気ダクトに吸い込まれ易く
する。 【構成】 かんな刃21を有するかんな胴20の前後に
押え部材24、25を設ける。かんな胴20の上方に排
気ダクト30を設ける。木材19が出ていく側の押え部
材24の下部寄りに、溝32やノズルなどの気流発生手
段を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、木材加工用かんな盤、特に切削により生じたかんな屑を円滑に排 出するようにしたかんな盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のかんな盤は図5および図6に示すように木材1の下面を支える複数の支 持ローラ2をベースフレーム3に設け、この各支持ローラ2上に、木材1の表面 に圧着して回転することにより木材を一定の速度で走行させる複数の送りローラ 4と、外周に複数のかんな刃5を設けたかんな胴6を設けたものである。
【0003】 上記、かんな胴6の前後には押え部材7、8を設け、かんな胴6の上方に排気 ダクト9を設けて、切削により生じたかんな屑をダクト9で吸引するようにして ある。
【0004】 上記かんな胴6の回転方向は図5の矢印のように木材1の走行方向と反対の逆 方向にして、かんな刃5が木材1の走行方向の逆に切り込むようにしたものと、 図6の矢印のようにかんな刃5が木材1の走行方向と同じ向きとなって切り込む ものとがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図5のように木材1の走行方向とかんな刃5の切込み方向が逆の場合、かんな 刃5で削られたかんな屑はかんな刃5ではね上げられてダクトへ向かうのでかん な屑は円滑にダクト9に向かうが、下面よりはね上げるように削るため切削面が 荒くなる欠点がある。図6のようにかんな刃5が木材1の走行方向と同じ向きに なって切込むものは下面に向って削るため切削面は良好であるがかんな屑が押え 部材8と木材1にはさまれて上方のダクト9に円滑に吸い込まれないという問題 がある。
【0006】 この考案の課題は上記のような従来のかんな盤の問題を解決してかんな刃の回 転方向が木材の走行方向と同じ方向のものでもかんな屑の排出が円滑に行われる かんな盤を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は前後に木材の押え部材を有するかん な胴に設けたかんな刃の切込み方向と、木材の走行方向を同一としたかんな盤に おいて、切削ずみの木材を押える側の上記押え部材の下部付近に、上記かんな刃 で削られたかんな屑を上方へ吹き上げる気流を発生する気流発生手段を設けた構 成としたものである。
【0008】
【作用】
かんな胴を連続回転させるとともに送りローラも回転させ、その下部に木材を 送り込み、この木材がかんな胴の下方に進入していくと、かんな刃が木材に切り 込んでかんな屑が生ずる。このかんな屑は気流発生手段からかんな屑の下方に吹 き出す気流により上方へ向けて吸い込まれる。 こうして飛ばされたかんな屑はダクトに吸い込まれて円滑に排出される。
【0009】
【実施例】
図1、図2に示す実施例において、11はベースフレームでその上に複数の支 持ローラ12を回転自在に装着する。 13は後方、すなわち、木材の入口側の送りローラ、14はその駆動用モータ で、このモータ14で上記送りローラ13を伝動ベルト15を介して駆動する。
【0010】 また、上記送りローラ13はエアシリンダなどの適宜の加圧手段17により、 支持ローラ12上の被切削物としての木材19の上面に押し付けられている。
【0011】 20はかんな胴で外周に複数のかんな刃21を固定してある。 上記かんな胴20は一定の位置で回転するもので、木材19の厚みの変更時と 、切削深さの変更時にのみその軸受の取付位置を変更する。
【0012】 22はかんな胴20の駆動用モータで、伝動ベルト23によりかんな胴20を 矢印方向に駆動する。 また、上記かんな胴20の前側と後側には木材19の上面を押えて跳ね上りを 防止する押え部材24、25を配置する。
【0013】 26は出口側の送りローラで、前記送りローラ13と同様にエアシリンダなど の加圧手段27によりそれぞれ木材19上に押し付けられている。 また、上記送りローラ26は前記送りローラ13と伝動ベルト29により連動 させて両送りローラ13、26を同一周速で矢印方向に回転させる。
【0014】 上記かんな胴20の上方には排気ダクト30を設け、このダクト30を図示省 略してある排風機に連結する。また、前後の押え部材24、25の両側の間を側 板31で覆う。
【0015】 32は出口側の押え部材24の下部に設けた気流発生手段の一例としての複数 の溝である。 図3、図4の実施例の場合は部材24の下端一例から他側近くに達する送気路 33を設け、部材24の下端付近のかんな胴側に多数のノズル34を設ける。
【0016】 そして、上記送気路33の開口端に送気管35を連結し、この管35を図示省 略してある圧縮空気源に連結する。
【0017】 上記の図1、図2の実施例において、モータ14により送りローラ13、26 を駆動し、モータ22によりかんな胴20を送りローラ13、26と同じ方向に 、かつ送りローラ13、26より速い速度で駆動する。
【0018】 上記のように送りローラ13、26、かんな胴20を駆動した状態で、図1の 右方からベースフレーム11上へ被切削木材19を送り込むと、この木材19は 送りローラ13により支持ローラ12上へ押し付けられながら移動する。
【0019】 上記のように木材19の切削が始まると、排気ダクト30に連結した排風機も 運転を始めるから、前後の押え部材24、25間は負圧となる。
【0020】 このため外気が各溝32から押え部材24の下部内に吹き込みこの気流がかん な屑を上方へ吹き上げて、ダクト30へ導く。
【0021】 図3、図4の実施例では排気ダクト30により押え部材24、25間の空気を 吸引するとともに圧縮空気が各ノズル34からかんな胴20の下方へ向けて吹き 込む。
【0022】 このため、切削により発生したかんな屑は速やかに上方へ吹き飛ばされてダク ト30に吸い込まれる。
【0023】
【効果】
この考案は上記のように木材の走方向と、かんな胴に設けたかんな刃の切削方 向とを同一とし、上記かんな胴の前後に木材の押え部材を配置し、上記かんな胴 の上方に排気ダクトを設けて、かんな屑を気流により上記ダクトに吸引するよう にしたかんな盤において、木材の出口側の押え部材の下端付近に気流発生手段を 設けてかんな屑を吹き上げるようにしたのでかんな屑が円滑に排出される。
【0024】 従って、木材の進行方向と木材の切削方向を同じにしてもかんな屑の排出に支 障を生じることがなく、美麗で正確な切削面が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断側面図
【図2】図1のA−A線の拡大横断面図
【図3】他の実施例の縦断側面図
【図4】図3のB−B線の拡大横断面図
【図5】従来例の側面図
【図6】他の従来例の側面図
【符号の説明】
11 ベースフレーム 12 支持ローラ 13 送りローラ 19 木材 20 かんな胴 21 かんな刃 24 押え部材 25 押え部材 30 排気ダクト 32 溝 33 送気路 34 ノズル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行中の木材の表面を回転式のかんな胴
    により切削する際に、木材の走方向と、かんな胴に設け
    たかんな刃の切削方向とを同一とし、上記かんな胴の前
    後に木材の押え部材を配置し、上記かんな胴の上方に排
    気ダクトを設けて、かんな屑を気流により上記ダクトに
    吸引するようにしたかんな盤において、切削ずみの木材
    を押える側の上記押え部材の下部付近に、上記かんな刃
    で削られたかんな屑を上方へ吹き上げる気流を発生する
    気流発生手段を設けたことを特徴とするかんな盤。
JP4291992U 1992-06-22 1992-06-22 かんな盤 Pending JPH063605U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291992U JPH063605U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 かんな盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291992U JPH063605U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 かんな盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063605U true JPH063605U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12649432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4291992U Pending JPH063605U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 かんな盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063605U (ja)

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