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JPH0635530Y2 - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

Info

Publication number
JPH0635530Y2
JPH0635530Y2 JP8007588U JP8007588U JPH0635530Y2 JP H0635530 Y2 JPH0635530 Y2 JP H0635530Y2 JP 8007588 U JP8007588 U JP 8007588U JP 8007588 U JP8007588 U JP 8007588U JP H0635530 Y2 JPH0635530 Y2 JP H0635530Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radome
planar antenna
flange
back panel
front side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8007588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH021909U (ja
Inventor
健治 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8007588U priority Critical patent/JPH0635530Y2/ja
Publication of JPH021909U publication Critical patent/JPH021909U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635530Y2 publication Critical patent/JPH0635530Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、衛星放送を受信する平面アンテナに関するも
のである。
[従来の技術] 従来、衛星放送を受信するこの種の平面アンテナとし
て、マルチレイヤー方式、パッチ方式、クランク方式な
どの各種方式が提案されており、いずれの平面アンテナ
にあっても、平面アンテナ本体の表側には、レドームと
称される電波透過性の良好な薄板カバーが設けられ、裏
側には、風圧に耐えるように補強板を取り付けたり、補
強リブを形成した裏パネル(成型品)が設けられてい
る。
第4図は、接地導体10を裏パネル3として兼用し、給電
回路パターンが形成された給電回路板11および放射回路
パターンが形成された放射回路板12を適宜間隔をもって
積層配置したマルチレイヤー方式の平面アンテナXを示
すもので、平面アンテナ本体1の表側にレドーム2が覆
着され、接地導体10よりなる裏パネル3とレドーム2の
接合部の周囲に防水パッキン15を配置して飾り枠16で押
さえ付けて防水機構を実現するようになっている。
第5図は他の実施例を示すもので、接地導体10とパッチ
回路板17とでパッチ方式の平面アンテナXを形成し、平
面アンテナ本体1の表側にレドーム2を覆着するととも
に裏側に成型品よりなる裏パネル3を設け、レドーム2
と裏パネル3の周囲にそれぞれ設けたフランジ2a,3aを
当接させて断面コ字型の取付金具18で仮保持した後、接
合部の周囲に防水テープ19を巻装し、その外側に飾りブ
ッシング20を嵌合して外観を整えている。
第6図はさらに他の従来例を示すもので、裏面に接地導
体10aが形成された誘電体基板21の表面にクランク型の
ストリップラインを形成したクランク型の平面アンテナ
Xを示すもので、平面アンテナ本体1の表側にレドーム
2を覆着するとともに、裏側に成型品よりなる裏パネル
3を設け、レドーム2と裏パネル3の周囲を防水機能を
有する飾り枠22で横からはさみ込み、飾り枠22を横から
螺着される取付ねじ23で固定するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例にあっては、レドーム2の
伸縮をスムーズに吸収する機構が存在しない構成になっ
ているので、晴天時の直射日光による温度上昇でレドー
ム2がふくれ上がって受信特性に悪影響を与える場合が
あるという問題があり、また、レドーム2と裏パネル3
の周部の当接部分から毛細管現象によって雨水が侵入し
て受信特性が劣化するという問題があった。さらに、レ
ドーム2と裏パネル3の接合部の構造が複雑で、コスト
が高くなるという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、レドームのふくれ上がりや、雨水の
侵入による受信特性の劣化を防止することができ、しか
も構成が簡単でコストが安い平面アンテナを提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の平面アンテナは、平面アンテナ本体の表側に裏
面が開口した箱状のレドームを覆着するとともに、平面
アンテナ本体の裏側に補強用の裏パネルを配設し、レド
ームの開口周縁に中央部を全周に亘って表側に突出させ
た突条部を有するフランジを設け、レドームのフランジ
を裏パネルの周部に当接させるとともに、当接部分を包
み込むような断面C字状の飾り枠を嵌着し、上記飾り枠
の端部とレドームの開口周縁との間に伸縮吸収用の間隙
を設けたものである。
[作用] 本考案は上述のように構成されており、平面アンテナ本
体の表側に覆着される箱状のレドームの開口周縁に中央
部を全周に亘って表側に突出させた突条部を有するフラ
ンジを設け、このフランジを裏パネルの周部に当接させ
るとともに、当接部分を包み込むような断面C字状の飾
り枠を嵌着し、上記飾り枠の端部とレドームの開口周縁
との間に伸縮吸収用の間隙を設けたものであり、レドー
ムのフランジに設けた突条部と伸縮吸収用の間隙とでレ
ドームの伸縮の吸収機構を形成しているので、レドーム
のふくれ上がりによる受信特性の劣化を防止することが
でき、また、フランジに設けた突条部によって毛細管現
象による雨水の侵入を防止することができるので、水の
侵入による受信特性の劣化を防止することができ、しか
も、構成が簡単でコストを安くできるようになってい
る。
[実施例] 第1図および第2図は本考案の一実施例を示すもので、
平面アンテナ本体1の表側に裏面が開口した箱状のレド
ーム2を覆着するとともに、平面アンテナ本体1の裏側
に補強用の裏パネル3を配設し、レドーム2の開口周縁
に中央部を全周に亘って表側に突出させた突条部5を有
するフランジ6を設け、レドーム2のフランジ6を裏パ
ネル3の周部に当接させるとともに、当接部分を包み込
むような断面C字状の飾り枠7を嵌着し、上記飾り枠7
の端部とレドーム2の開口周縁との間に伸縮吸収用の間
隙Gを設けたものである。実施例にあっては、フランジ
6の先端を裏側に折曲して水返し部8を形成している。
また、裏パネル3の周部には、防水堤を兼ねる補強リブ
9が設けられており、補強リブ9の外壁9aの立ち上がり
角θは最大仰角(日本国内で受信する場合の仰角の最大
値)よりも大きくなるように設定されている。なお、実
施例では、平面アンテナ本体1として、マルチレイヤー
方式のものを用い、裏パネル3を接地導体10にて兼用し
ているが、平面アンテナ本体1として他の構成のものを
用いても良いことは言うまでもない。
以下実施例の動作についての説明する。いま、実施例に
あっては、平面アンテナ本体1の表側に覆着される箱状
のレドーム2の開口周縁に中央部を全周に亘って表側に
突出させた突条部5を有するフランジ6を設け、このフ
ランジ6を裏パネル3の周部に当接させるとともに、当
接部分を包み込むような断面C字状の飾り枠7を嵌着
し、上記飾り枠7の端部とレドーム2の開口周縁との間
に伸縮吸収用の間隙Gを設けたものであり、レドーム2
のフランジ6に設けた突条部5の弾性と、伸縮吸収用の
間隙Gとでレドーム2の伸縮吸収機構を形成しており、
晴天時の直射日光によってレドーム2の温度が上昇して
伸びた場合にあっても、レドーム2がふくれ上がること
がなく、レドーム2のふくれ上がりによる受信特性の劣
化を防止することができるようになっている。また、フ
ランジ6に設けた突条部5によって毛細管現象による雨
水の侵入を防止することができるので、水の侵入による
受信特性の劣化を防止することができる。さらに、フラ
ンジ6に突条部5を形成し、C字状の飾り枠7を嵌着す
るだけで防水機構を有する接合部を構成でき、構成が簡
単でコストを安くできるようになっている。
また、平面アンテナXは、第2図に示すように、受信面
が放送衛星に向くように適当な仰角θ′をもって配設さ
れ、実施例にあっては、補強リブ9の外壁9aの立ち上が
り角θを、平面アンテナXに最大仰角以上に設定してい
るので、仮に防水構造に支障が生じて雨水が平面アンテ
ナX内に侵入した場合にあっても、侵入した水は補強リ
ブ9の外壁9aによって阻止されて周囲に溜まるだけで平
面アンテナ本体1が収納配置されている中央部に達する
ことがなく、受信特性に悪影響を与えることがない。
第3図は他の実施例を示すもので、レドーム2のフラン
ジ6の周縁を折り返して水返し部8aを形成し、より確実
な防水機構を実現するものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成されており、平面アンテナ本
体の表側に覆着される箱状のレドームの開口周縁に中央
部を全周に亘って表側に突出させた突条部を有するフラ
ンジを設け、このフランジを裏パネルの周部に当接させ
るとともに、当接部分を包み込むような断面C字状の飾
り枠を嵌着し、上記飾り枠の端部とレドームの開口周縁
との間に伸縮吸収用の間隙を設けたものであり、レドー
ムのフランジに設けた突条部と伸縮吸収用の間隙とでレ
ドームの伸縮の吸収機構を形成しているので、レドーム
のふくれ上がりによる受信特性の劣化を防止することが
でき、また、フランジに設けた突条部によって毛細管現
象による雨水の侵入を防止することができるので、水の
侵入による受信特性の劣化を防止することができ、しか
も、構成が簡単でコストを安くできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の要部断面図、第2図は同上の
配設状態の断面図、第3図は他の実施例の要部断面図、
第4図は従来例の要部断面図、第5図は他の従来例の要
部断面図、第6図はさらに他の従来例の断面図である。 1は平面アンテナ本体、2はレドーム、3は裏パネル、
5は突条部、6はフランジ、7は飾り枠、8,8aは水返し
部、9は補強リブである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面アンテナ本体の表側に裏面が開口した
    箱状のレドームを覆着するとともに、平面アンテナ本体
    の裏側に補強用の裏パネルを配設し、レドームの開口周
    縁に中央部を全周に亘って表側に突出させた突条部を有
    するフランジを設け、レドームのフランジを裏パネルの
    周部に当接させるとともに、当接部分を包み込むような
    断面C字状の飾り枠を嵌着し、上記飾り枠の端部とレド
    ームの開口周縁との間に伸縮吸収用の間隙を設けて成る
    平面アンテナ。
JP8007588U 1988-06-15 1988-06-15 平面アンテナ Expired - Lifetime JPH0635530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8007588U JPH0635530Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 平面アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8007588U JPH0635530Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 平面アンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH021909U JPH021909U (ja) 1990-01-09
JPH0635530Y2 true JPH0635530Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31304921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8007588U Expired - Lifetime JPH0635530Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 平面アンテナ

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JPH021909U (ja) 1990-01-09

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