JPH0635265A - 画像形成装置の両面ユニット - Google Patents
画像形成装置の両面ユニットInfo
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- JPH0635265A JPH0635265A JP4191907A JP19190792A JPH0635265A JP H0635265 A JPH0635265 A JP H0635265A JP 4191907 A JP4191907 A JP 4191907A JP 19190792 A JP19190792 A JP 19190792A JP H0635265 A JPH0635265 A JP H0635265A
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- JP
- Japan
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- sheet
- paper
- path
- double
- paths
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- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速で用紙の両面に印字ができるようにす
る。 【構成】 スイッチバック路31,47を備えた用紙反
転経路3,4を2段に設け、用紙間の搬送間隔を狭めた
り、搬送速度を速めても、表面に画像が形成されて連続
して送り込まれる用紙Pを、その用紙反転経路3と4と
に順次振り分けて送り込むことによって、用紙をスタッ
クしたりスイッチバック時に用紙をタイミング調整のた
めに一旦停止させたりすることなしに、確実に再給紙す
ることができるようにして、両面画像形成が高速で行え
るようにする。そして、各用紙反転経路3,4の装置本
体1からの用紙受け入れ部7と装置本体1への用紙送り
出し部8のみを共有経路とすれば、装置本体1へ向かう
用紙の干渉を効果的に防止できる。
る。 【構成】 スイッチバック路31,47を備えた用紙反
転経路3,4を2段に設け、用紙間の搬送間隔を狭めた
り、搬送速度を速めても、表面に画像が形成されて連続
して送り込まれる用紙Pを、その用紙反転経路3と4と
に順次振り分けて送り込むことによって、用紙をスタッ
クしたりスイッチバック時に用紙をタイミング調整のた
めに一旦停止させたりすることなしに、確実に再給紙す
ることができるようにして、両面画像形成が高速で行え
るようにする。そして、各用紙反転経路3,4の装置本
体1からの用紙受け入れ部7と装置本体1への用紙送り
出し部8のみを共有経路とすれば、装置本体1へ向かう
用紙の干渉を効果的に防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、用紙の表裏両面に印
字が可能な複写機,ページプリンタ等の画像形成装置の
両面ユニットに関する。
字が可能な複写機,ページプリンタ等の画像形成装置の
両面ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙の表裏両面に印字が可能な画
像形成装置の両面ユニットとしては、例えば特開昭58
−181064号公報に記載されているように、片面に
コピーをした後の用紙(転写紙)をスイッチバック路に
搬送して先端と後端を入れ替えた状態にして返送部に積
み重ね、その返送部に用紙が最初に到来した時点からカ
ウントを開始して、そのカウント値が複写枚数に達した
時に、その返送部に最初にスタックした用紙から再給紙
して、それを反転部を通すことにより表裏を反転させて
裏面にコピーを行うことによって、両面複写ができるよ
うにしたものがある。
像形成装置の両面ユニットとしては、例えば特開昭58
−181064号公報に記載されているように、片面に
コピーをした後の用紙(転写紙)をスイッチバック路に
搬送して先端と後端を入れ替えた状態にして返送部に積
み重ね、その返送部に用紙が最初に到来した時点からカ
ウントを開始して、そのカウント値が複写枚数に達した
時に、その返送部に最初にスタックした用紙から再給紙
して、それを反転部を通すことにより表裏を反転させて
裏面にコピーを行うことによって、両面複写ができるよ
うにしたものがある。
【0003】また、特開昭57−141656号公報に
記載されているように、片面にコピーをした後の用紙を
排紙ローラによって途中まで排出させた段階で一旦停止
させ、それを今度は逆搬送して第2収納部に高速で収納
し、それを所定のタイミングで再び搬送して裏面側に画
像を複写をすることにより、複写速度を低下させずに両
面に画像を複写可能にしたものもある。
記載されているように、片面にコピーをした後の用紙を
排紙ローラによって途中まで排出させた段階で一旦停止
させ、それを今度は逆搬送して第2収納部に高速で収納
し、それを所定のタイミングで再び搬送して裏面側に画
像を複写をすることにより、複写速度を低下させずに両
面に画像を複写可能にしたものもある。
【0004】さらに、特開昭58−182655号公報
に記載されている両面ユニットのように、排紙部と切換
ゲートとスイッチバック部と返送部と反転部とからなる
両面複写補助手段を設け、表面に画像を複写した後の用
紙を裏面に画像を複写する際にその両面複写補助手段に
よる複写返送速度を増速して、表面複写終了後の用紙を
速やかに裏面複写可能な所定の返送位置に達するように
することにより、両面複写の能率を高めるようにしたも
の、さらには特開昭62−161641号公報に記載さ
れているように、両面または多重用紙葉体の給紙間隔
を、紙葉体の搬送状態または外部手段に応じて調整する
搬送制御手段を設けることにより、連続プリント時の1
分間当り最高印刷可能数の低下を防止するようにしたも
のもある。
に記載されている両面ユニットのように、排紙部と切換
ゲートとスイッチバック部と返送部と反転部とからなる
両面複写補助手段を設け、表面に画像を複写した後の用
紙を裏面に画像を複写する際にその両面複写補助手段に
よる複写返送速度を増速して、表面複写終了後の用紙を
速やかに裏面複写可能な所定の返送位置に達するように
することにより、両面複写の能率を高めるようにしたも
の、さらには特開昭62−161641号公報に記載さ
れているように、両面または多重用紙葉体の給紙間隔
を、紙葉体の搬送状態または外部手段に応じて調整する
搬送制御手段を設けることにより、連続プリント時の1
分間当り最高印刷可能数の低下を防止するようにしたも
のもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開昭58−181064号公報による両面ユニットの
場合には、用紙を一旦返送部にスタックして停止させる
ため、その停止時間の分だけ処理時間が遅くなってしま
い、高速での両面印字ができないということがあった。
特開昭58−181064号公報による両面ユニットの
場合には、用紙を一旦返送部にスタックして停止させる
ため、その停止時間の分だけ処理時間が遅くなってしま
い、高速での両面印字ができないということがあった。
【0006】また、特開昭57−141656号公報に
よる両面ユニットの場合には、スイッチバックの経路が
次に連続して搬送されてくる用紙と同一の搬送経路を使
用しているため、その先行の用紙がスイッチバックして
いる間は次の用紙は干渉を避けるために一時停止してい
なければならないので、やはり高速で両面印字をするこ
とができないということがあった。
よる両面ユニットの場合には、スイッチバックの経路が
次に連続して搬送されてくる用紙と同一の搬送経路を使
用しているため、その先行の用紙がスイッチバックして
いる間は次の用紙は干渉を避けるために一時停止してい
なければならないので、やはり高速で両面印字をするこ
とができないということがあった。
【0007】さらに、特開昭58−182655号公報
による両面ユニットのように、片面印字後の用紙を反転
ユニットへ搬送する際の速度を増速したり、特開昭62
−161641号公報による両面ユニットのように、給
紙間隔を用紙の搬送状態により調整するようにした場合
であっても、多少のスピードアップは望めても、大幅な
処理速度の向上は望めないということがあった。この発
明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高速で
用紙の両面に印字ができるようにすることを目的とす
る。
による両面ユニットのように、片面印字後の用紙を反転
ユニットへ搬送する際の速度を増速したり、特開昭62
−161641号公報による両面ユニットのように、給
紙間隔を用紙の搬送状態により調整するようにした場合
であっても、多少のスピードアップは望めても、大幅な
処理速度の向上は望めないということがあった。この発
明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高速で
用紙の両面に印字ができるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、用紙の表裏両面に印字が可能な画像形
成装置の両面ユニットにおいて、スイッチバック方式に
よる用紙反転経路を複数設けたものである。そして、上
記画像形成装置の両面ユニットにおいて、装置本体に装
着した状態で上記複数の用紙反転経路が装置本体側の搬
送路にそれぞれ接続され、その各用紙反転経路の装置本
体からの用紙受け入れ部とその装置本体への用紙送り出
し部のみを共有経路とするとよい。
を達成するため、用紙の表裏両面に印字が可能な画像形
成装置の両面ユニットにおいて、スイッチバック方式に
よる用紙反転経路を複数設けたものである。そして、上
記画像形成装置の両面ユニットにおいて、装置本体に装
着した状態で上記複数の用紙反転経路が装置本体側の搬
送路にそれぞれ接続され、その各用紙反転経路の装置本
体からの用紙受け入れ部とその装置本体への用紙送り出
し部のみを共有経路とするとよい。
【0009】また、上記複数の用紙反転経路が、それぞ
れ複数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構を備え
ているようにするとよい。さらに、上記用紙反転経路を
搬送させる用紙のサイズに応じてその用紙反転経路内で
同時に搬送させる用紙枚数を変化させる搬送枚数制御手
段を設けると、効果的である。
れ複数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構を備え
ているようにするとよい。さらに、上記用紙反転経路を
搬送させる用紙のサイズに応じてその用紙反転経路内で
同時に搬送させる用紙枚数を変化させる搬送枚数制御手
段を設けると、効果的である。
【0010】
【作用】このように構成した画像形成装置の両面ユニッ
トによれば、スイッチバック方式による用紙反転経路が
複数設けられているので、用紙間の搬送間隔を狭めた
り、搬送速度を速めても、表面に画像が形成されて連続
して送り込まれる用紙を、その複数の用紙反転経路に順
次振り分けて送り込むことによって、用紙をスタックし
たりスイッチバック時に用紙をタイミング調整のために
一旦停止させたりすることなしに、確実に再給紙するこ
とができるので、両面画像形成を高速で行うことができ
る。
トによれば、スイッチバック方式による用紙反転経路が
複数設けられているので、用紙間の搬送間隔を狭めた
り、搬送速度を速めても、表面に画像が形成されて連続
して送り込まれる用紙を、その複数の用紙反転経路に順
次振り分けて送り込むことによって、用紙をスタックし
たりスイッチバック時に用紙をタイミング調整のために
一旦停止させたりすることなしに、確実に再給紙するこ
とができるので、両面画像形成を高速で行うことができ
る。
【0011】また、装置本体に装着した状態で複数の用
紙反転経路が装置本体側の搬送路にそれぞれ接続され、
その各用紙反転経路の装置本体からの用紙受け入れ部と
その装置本体への用紙送り出し部のみを共有経路とすれ
ば、各用紙反転経路でスイッチバックされて装置本体側
の搬送路に向かう用紙は、その僅かな共有経路の部分の
みで合流するだけであるので、後続の用紙の搬送を停止
させたり、減速させたりせずに、各用紙を互いに干渉さ
せることなしに高速で搬送することができる。
紙反転経路が装置本体側の搬送路にそれぞれ接続され、
その各用紙反転経路の装置本体からの用紙受け入れ部と
その装置本体への用紙送り出し部のみを共有経路とすれ
ば、各用紙反転経路でスイッチバックされて装置本体側
の搬送路に向かう用紙は、その僅かな共有経路の部分の
みで合流するだけであるので、後続の用紙の搬送を停止
させたり、減速させたりせずに、各用紙を互いに干渉さ
せることなしに高速で搬送することができる。
【0012】さらに、複数の用紙反転経路が、それぞれ
複数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構を備えて
いるようにすれば、各用紙反転経路内で複数の用紙を異
なる搬送方向に搬送したり、用紙を異なる搬送速度で自
由に搬送制御することができる。
複数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構を備えて
いるようにすれば、各用紙反転経路内で複数の用紙を異
なる搬送方向に搬送したり、用紙を異なる搬送速度で自
由に搬送制御することができる。
【0013】また、用紙反転経路を搬送させる用紙のサ
イズに応じてその用紙反転経路内で同時に搬送させる用
紙枚数を変化させる搬送枚数制御手段を設ければ、搬送
方向に短い用紙の場合には同一の用紙反転経路内に同時
に複数の用紙を搬送させることができるので、多数枚の
両面画像形成をする場合にそれを効率的に処理すること
ができる。
イズに応じてその用紙反転経路内で同時に搬送させる用
紙枚数を変化させる搬送枚数制御手段を設ければ、搬送
方向に短い用紙の場合には同一の用紙反転経路内に同時
に複数の用紙を搬送させることができるので、多数枚の
両面画像形成をする場合にそれを効率的に処理すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明による両面ユニットを
備えた画像形成装置であるレーザビームプリンタを示す
システム構成図である。この画像形成装置であるレーザ
ビームプリンタは、用紙Pの表裏両面に印字をする際に
使用する両面ユニット2を備えており、その両面ユニッ
ト2はスイッチバック方式による複数の用紙反転経路
3,4(3個以上設けてもよい)を備えている。
体的に説明する。図1はこの発明による両面ユニットを
備えた画像形成装置であるレーザビームプリンタを示す
システム構成図である。この画像形成装置であるレーザ
ビームプリンタは、用紙Pの表裏両面に印字をする際に
使用する両面ユニット2を備えており、その両面ユニッ
ト2はスイッチバック方式による複数の用紙反転経路
3,4(3個以上設けてもよい)を備えている。
【0015】そして、その両面ユニット2は、装置本体
(プリンタ本体)1の下側に図示のように装着した状態
で用紙反転経路3,4が装置本体1側の搬送路5,6に
それぞれ接続され、その各用紙反転経路3,4の装置本
体1からの用紙受け入れ部7とその装置本体1への用紙
送り出し部8のみを共有経路としている。その両面ユニ
ット2の側部には、大量給紙トレイ10が装着され、そ
の大量給紙トレイ10内に収納された用紙Pは給紙ロー
ラ9によって両面ユニット2内へ給紙され、それが両面
ユニット2内を上昇して装置本体1の搬送路6へ搬送さ
れていく。
(プリンタ本体)1の下側に図示のように装着した状態
で用紙反転経路3,4が装置本体1側の搬送路5,6に
それぞれ接続され、その各用紙反転経路3,4の装置本
体1からの用紙受け入れ部7とその装置本体1への用紙
送り出し部8のみを共有経路としている。その両面ユニ
ット2の側部には、大量給紙トレイ10が装着され、そ
の大量給紙トレイ10内に収納された用紙Pは給紙ロー
ラ9によって両面ユニット2内へ給紙され、それが両面
ユニット2内を上昇して装置本体1の搬送路6へ搬送さ
れていく。
【0016】その用紙Pは、装置本体1内に設けられ、
停止状態にあるレジストローラ対11に先端側が突き当
てられてスキュー補正が行われ、それが感光体ドラム1
2上の画像と一致するタイミングでレジストローラ対1
1が回転することにより感光体ドラム12の下側に搬送
される。
停止状態にあるレジストローラ対11に先端側が突き当
てられてスキュー補正が行われ、それが感光体ドラム1
2上の画像と一致するタイミングでレジストローラ対1
1が回転することにより感光体ドラム12の下側に搬送
される。
【0017】感光体ドラム12は、時計方向に回転しな
がら帯電チャージャ13によるコロナ放電によって表面
が帯電され、そこに光書き込みユニット14からのレー
ザ光が照射されることによって静電潜像が形成される。
その潜像は、現像ユニット15を通るときに可視像化さ
れ、それがレジストローラ11によって搬送された用紙
Pの上面側に転写・分離ユニット16によって転写され
る。
がら帯電チャージャ13によるコロナ放電によって表面
が帯電され、そこに光書き込みユニット14からのレー
ザ光が照射されることによって静電潜像が形成される。
その潜像は、現像ユニット15を通るときに可視像化さ
れ、それがレジストローラ11によって搬送された用紙
Pの上面側に転写・分離ユニット16によって転写され
る。
【0018】その画像が転写された用紙Pは、定着ユニ
ット17へ送られて画像が定着され、片面画像形成でフ
ェイスダウン状態での排紙(画像面を下側にしての排
出)が選択されているときには、図1に実線で示す位置
に回動している分岐爪18によって大量排紙部19へ向
けて搬送され、それが搬送ローラ21を通って大量排紙
部19から排紙トレイ22上に排出される。
ット17へ送られて画像が定着され、片面画像形成でフ
ェイスダウン状態での排紙(画像面を下側にしての排
出)が選択されているときには、図1に実線で示す位置
に回動している分岐爪18によって大量排紙部19へ向
けて搬送され、それが搬送ローラ21を通って大量排紙
部19から排紙トレイ22上に排出される。
【0019】そして、画像を転写した後の感光体ドラム
12は、クリーニングユニット23によってその表面の
残留トナーが除去される。一方、両面画像形成時には、
分岐爪18が図1に仮想線で示す位置に回動して、片面
に画像が形成されて定着ユニット17を通過した用紙P
が、その分岐爪18によって搬送路5へ案内されて搬送
ローラ24により両面ユニット2内へ搬送される。
12は、クリーニングユニット23によってその表面の
残留トナーが除去される。一方、両面画像形成時には、
分岐爪18が図1に仮想線で示す位置に回動して、片面
に画像が形成されて定着ユニット17を通過した用紙P
が、その分岐爪18によって搬送路5へ案内されて搬送
ローラ24により両面ユニット2内へ搬送される。
【0020】その両面ユニット2は、前述したように2
つのスイッチバック方式による用紙反転経路3,4を備
えており、その上段側の用紙反転経路3は、それぞれ複
数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構25と26
を備えており、下段側の用紙反転経路4も、それぞれ複
数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構27と28
を備えている。
つのスイッチバック方式による用紙反転経路3,4を備
えており、その上段側の用紙反転経路3は、それぞれ複
数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構25と26
を備えており、下段側の用紙反転経路4も、それぞれ複
数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構27と28
を備えている。
【0021】用紙反転経路3側の搬送機構25は、スイ
ッチバック路31の入口に設けられていて、一対のスイ
ッチバックローラ32がモータ33によって正逆両方向
に回転される。また、搬送機構26は、再給紙搬送路3
4に設けられていて、間隔を置いて配設されたローラ対
35と36がモータ37によってそれぞれ回転駆動され
る。
ッチバック路31の入口に設けられていて、一対のスイ
ッチバックローラ32がモータ33によって正逆両方向
に回転される。また、搬送機構26は、再給紙搬送路3
4に設けられていて、間隔を置いて配設されたローラ対
35と36がモータ37によってそれぞれ回転駆動され
る。
【0022】そのスイッチバック路31と再給紙搬送路
34との分岐部には分岐爪38が設けられており、2つ
の用紙反転経路3と4の分岐部には分岐爪39が図示し
ない例えばソレノイドによって図2と図3に示す位置と
に回動可能に設けられていて、その分岐爪39の搬送路
上には図1に示すようにモータ41によって回転される
ローラ対42,43が搬送方向に間隔を置いて設けられ
ている。
34との分岐部には分岐爪38が設けられており、2つ
の用紙反転経路3と4の分岐部には分岐爪39が図示し
ない例えばソレノイドによって図2と図3に示す位置と
に回動可能に設けられていて、その分岐爪39の搬送路
上には図1に示すようにモータ41によって回転される
ローラ対42,43が搬送方向に間隔を置いて設けられ
ている。
【0023】なお、ローラ対42の搬送上流側には、装
置本体1から両面ユニット2内に送り込まれる用紙Pを
検知するセンサ44(例えば反射型のフォトセンサ)
が、分岐爪39とスイッチバックローラ32との間の搬
送路にはセンサ45が、また分岐爪38とスイッチバッ
クローラ32との間の搬送路にはセンサ46がそれぞれ
配設されている。
置本体1から両面ユニット2内に送り込まれる用紙Pを
検知するセンサ44(例えば反射型のフォトセンサ)
が、分岐爪39とスイッチバックローラ32との間の搬
送路にはセンサ45が、また分岐爪38とスイッチバッ
クローラ32との間の搬送路にはセンサ46がそれぞれ
配設されている。
【0024】また、下側の用紙反転経路4の搬送機構2
7は、スイッチバック路47の入口に設けられていて、
一対のスイッチバックローラ48がモータ49によって
正逆両方向に回転され、再給紙搬送路51の搬送機構2
8はローラ対52と53がモータ54によってそれぞれ
回転駆動される。そして、そのスイッチバック路47と
再給紙搬送路51との分岐部には分岐爪55が、図示し
ない例えばソレノイドによって回動可能に設けられてい
る。
7は、スイッチバック路47の入口に設けられていて、
一対のスイッチバックローラ48がモータ49によって
正逆両方向に回転され、再給紙搬送路51の搬送機構2
8はローラ対52と53がモータ54によってそれぞれ
回転駆動される。そして、そのスイッチバック路47と
再給紙搬送路51との分岐部には分岐爪55が、図示し
ない例えばソレノイドによって回動可能に設けられてい
る。
【0025】また、2つの用紙反転経路3と4が合流す
る搬送経路付近には、モータ56によって回転されるロ
ーラ対57,58が搬送方向に間隔を置いて設けられて
おり、そのローラ対57とローラ対36との間の搬送路
にはセンサ59を、また搬送路の用紙送り出し部8には
センサ60をそれぞれ配設している。
る搬送経路付近には、モータ56によって回転されるロ
ーラ対57,58が搬送方向に間隔を置いて設けられて
おり、そのローラ対57とローラ対36との間の搬送路
にはセンサ59を、また搬送路の用紙送り出し部8には
センサ60をそれぞれ配設している。
【0026】次に、この両面ユニット2の上段側の用紙
反転経路3を使用して、用紙の表裏を反転させて装置本
体1へ再給紙する場合の各部の動作を図4を参照して説
明する。装置本体1から両面ユニット2内へ搬送された
片面(表面)に画像が形成された用紙Pは、その先端が
センサ44によって検知されると分岐爪39が図2に示
す位置に切り換わる(最初からその位置にあるときはそ
のまま)ため、モータ41によって駆動されているロー
ラ対42の搬送力により、上段側の用紙反転経路3に搬
送される。
反転経路3を使用して、用紙の表裏を反転させて装置本
体1へ再給紙する場合の各部の動作を図4を参照して説
明する。装置本体1から両面ユニット2内へ搬送された
片面(表面)に画像が形成された用紙Pは、その先端が
センサ44によって検知されると分岐爪39が図2に示
す位置に切り換わる(最初からその位置にあるときはそ
のまま)ため、モータ41によって駆動されているロー
ラ対42の搬送力により、上段側の用紙反転経路3に搬
送される。
【0027】そして、分岐部のセンサ45がその用紙P
を検知すると、分岐爪38が図4に実線で示す位置に図
示しないソレノイドの作動により切り換わる。したがっ
て、その用紙Pはスイッチバック路31に同図の矢示方
向に回転するスイッチバックローラ32によって引き込
まれ、その後端がセンサ46によって検知されると、モ
ータ33が停止することによってスイッチバックローラ
32が停止する。
を検知すると、分岐爪38が図4に実線で示す位置に図
示しないソレノイドの作動により切り換わる。したがっ
て、その用紙Pはスイッチバック路31に同図の矢示方
向に回転するスイッチバックローラ32によって引き込
まれ、その後端がセンサ46によって検知されると、モ
ータ33が停止することによってスイッチバックローラ
32が停止する。
【0028】次に、モータ33が逆回転することによっ
てスイッチバックローラ32が図4の矢印と逆の方向に
回転すると共に、分岐爪38が図4に仮想線で示す位置
に切り換わるため、用紙Pが再給紙搬送路34へ向けて
スイッチバックされる。この際の搬送速度は、給紙時の
速度に比べて増速されている。
てスイッチバックローラ32が図4の矢印と逆の方向に
回転すると共に、分岐爪38が図4に仮想線で示す位置
に切り換わるため、用紙Pが再給紙搬送路34へ向けて
スイッチバックされる。この際の搬送速度は、給紙時の
速度に比べて増速されている。
【0029】その用紙Pは、モータ37により矢示方向
にそれぞれ回転駆動されているローラ対35,36によ
り図4で右方へ搬送されていき、センサ59がその用紙
の先端を検知するとモータ37は一旦停止し、その後本
体側からの再給紙命令が出力されると所定のタイミング
でモータ37が再び起動し、用紙Pがモータ56によっ
て駆動されているローラ対57へと搬送されていく。そ
して、その用紙Pの後端をセンサ60が検知すると、両
面画像形成のための両面ユニット2による1枚目の用紙
の再給紙の全行程が終了する。
にそれぞれ回転駆動されているローラ対35,36によ
り図4で右方へ搬送されていき、センサ59がその用紙
の先端を検知するとモータ37は一旦停止し、その後本
体側からの再給紙命令が出力されると所定のタイミング
でモータ37が再び起動し、用紙Pがモータ56によっ
て駆動されているローラ対57へと搬送されていく。そ
して、その用紙Pの後端をセンサ60が検知すると、両
面画像形成のための両面ユニット2による1枚目の用紙
の再給紙の全行程が終了する。
【0030】この両面ユニット2による用紙の再給紙行
程は、下側の用紙反転経路4においても同様であるため
その説明を省略するが、高速搬送や用紙間隔が狭い搬送
状態において複数枚の両面画像形成をする場合には、1
枚目の用紙が上述したように図2の位置にある分岐爪3
9を後端が通過した直後にその分岐爪39を図3に示す
位置に切り換え、2枚目の用紙を素早く下側の用紙反転
経路4に送り込んで、図4に示す上側の用紙反転経路3
で説明した動作と同様の再給紙行程を経てそれを反転さ
せ、共有の経路となる用紙送り出し部8を通して装置本
体1へ搬送する。
程は、下側の用紙反転経路4においても同様であるため
その説明を省略するが、高速搬送や用紙間隔が狭い搬送
状態において複数枚の両面画像形成をする場合には、1
枚目の用紙が上述したように図2の位置にある分岐爪3
9を後端が通過した直後にその分岐爪39を図3に示す
位置に切り換え、2枚目の用紙を素早く下側の用紙反転
経路4に送り込んで、図4に示す上側の用紙反転経路3
で説明した動作と同様の再給紙行程を経てそれを反転さ
せ、共有の経路となる用紙送り出し部8を通して装置本
体1へ搬送する。
【0031】そして、次の3枚目の用紙を再び上側の用
紙反転経路3に送り込み、以下その上側と下側の用紙反
転経路3,4への用紙の送り込みを交互に行っていく。
なお、分岐爪39の切り換えタイミングは、センサ44
が用紙Pの先端を検知したタイミングから用紙搬送速度
を考慮した所定時間後に切り換えることにより、先行す
る用紙が通過した直後にそれを素早く切り換えることが
できる。
紙反転経路3に送り込み、以下その上側と下側の用紙反
転経路3,4への用紙の送り込みを交互に行っていく。
なお、分岐爪39の切り換えタイミングは、センサ44
が用紙Pの先端を検知したタイミングから用紙搬送速度
を考慮した所定時間後に切り換えることにより、先行す
る用紙が通過した直後にそれを素早く切り換えることが
できる。
【0032】このように、この両面ユニット2は、スイ
ッチバック方式による用紙反転経路を上下に2段設けて
いるので、用紙間の搬送間隔が狭かったり、搬送速度が
速い画像形成装置であっても、表面に画像が形成されて
連続して両面ユニット2に送り込まれる用紙を、その上
下の用紙反転経路3と4とに交互に振り分けて送り込む
ことによって、用紙をスタックさせたり、搬送経路上で
スイッチバック時に用紙間の干渉を避けるためにその搬
送を一旦停止させたりするようなことをせずに、その用
紙を確実に再給紙して裏面に画像を高速で形成させるこ
とができる。
ッチバック方式による用紙反転経路を上下に2段設けて
いるので、用紙間の搬送間隔が狭かったり、搬送速度が
速い画像形成装置であっても、表面に画像が形成されて
連続して両面ユニット2に送り込まれる用紙を、その上
下の用紙反転経路3と4とに交互に振り分けて送り込む
ことによって、用紙をスタックさせたり、搬送経路上で
スイッチバック時に用紙間の干渉を避けるためにその搬
送を一旦停止させたりするようなことをせずに、その用
紙を確実に再給紙して裏面に画像を高速で形成させるこ
とができる。
【0033】また、この両面ユニット2は、図4に示す
ように上下の各用紙反転経路3,4の装置本体1から分
岐点aまでの用紙受け入れ部7と、分岐点bから装置本
体1までの用紙送り出し部8のみを共有経路にしている
ので、各用紙反転経路3,4でそれぞれスイッチバック
されて装置本体側の搬送路6に向かう用紙は、その僅か
な距離の共有経路の部分のみで合流するだけであるの
で、後続の用紙の搬送を停止させたり、減速させたりし
なくても、各用紙を互いに干渉させることなしに高速で
効率的に装置本体1へ搬送することができる。
ように上下の各用紙反転経路3,4の装置本体1から分
岐点aまでの用紙受け入れ部7と、分岐点bから装置本
体1までの用紙送り出し部8のみを共有経路にしている
ので、各用紙反転経路3,4でそれぞれスイッチバック
されて装置本体側の搬送路6に向かう用紙は、その僅か
な距離の共有経路の部分のみで合流するだけであるの
で、後続の用紙の搬送を停止させたり、減速させたりし
なくても、各用紙を互いに干渉させることなしに高速で
効率的に装置本体1へ搬送することができる。
【0034】次に、図5を参照して用紙反転経路を搬送
させる用紙のサイズに応じてその用紙反転経路内で同時
に搬送させる用紙枚数を変化させる搬送枚数制御手段を
設けた実施例について説明する。この実施例による画像
形成装置の両面ユニットは、用紙反転経路3又は4を搬
送させる用紙のサイズに応じてその各用紙反転経路内で
同時に搬送させる用紙枚数を変化させるように制御す
る。
させる用紙のサイズに応じてその用紙反転経路内で同時
に搬送させる用紙枚数を変化させる搬送枚数制御手段を
設けた実施例について説明する。この実施例による画像
形成装置の両面ユニットは、用紙反転経路3又は4を搬
送させる用紙のサイズに応じてその各用紙反転経路内で
同時に搬送させる用紙枚数を変化させるように制御す
る。
【0035】すなわち、用紙反転経路3又は4(この実
施例では同一の長さであるためどちらでも同じになる)
の搬送経路の長さの半分以下の搬送方向の長さの用紙P
1 ,P 2を両面画像形成する場合には、図5の上側の用
紙反転経路3に示すように、モータ33によって駆動さ
れるスイッチバックローラ32と、モータ37によって
駆動されるローラ対35,36の2つの搬送機構25,
26で、用紙P1 ,P2 の2枚の用紙を搬送制御する。
施例では同一の長さであるためどちらでも同じになる)
の搬送経路の長さの半分以下の搬送方向の長さの用紙P
1 ,P 2を両面画像形成する場合には、図5の上側の用
紙反転経路3に示すように、モータ33によって駆動さ
れるスイッチバックローラ32と、モータ37によって
駆動されるローラ対35,36の2つの搬送機構25,
26で、用紙P1 ,P2 の2枚の用紙を搬送制御する。
【0036】この場合、用紙P1,P2 の長さは、各搬送
機構25,26が搬送可能な長さであることが条件にな
る。また、図5の下側の用紙反転経路4に用紙P3 で示
すように、用紙の長さが搬送経路の長さの半分以上の長
さであるときには、モータ54によって駆動されるロー
ラ対52,53とモータ49によって駆動されるスイッ
チバックローラ48の3つのローラの全てを使用して1
枚の用紙P3 を搬送する。このように、搬送方向に長い
用紙P3 は、1つの用紙反転経路に対して1枚の処理枚
数となる。
機構25,26が搬送可能な長さであることが条件にな
る。また、図5の下側の用紙反転経路4に用紙P3 で示
すように、用紙の長さが搬送経路の長さの半分以上の長
さであるときには、モータ54によって駆動されるロー
ラ対52,53とモータ49によって駆動されるスイッ
チバックローラ48の3つのローラの全てを使用して1
枚の用紙P3 を搬送する。このように、搬送方向に長い
用紙P3 は、1つの用紙反転経路に対して1枚の処理枚
数となる。
【0037】また、用紙反転経路を十分な長さの搬送経
路とし、その搬送経路上に多数の駆動源(モータ)によ
ってそれぞれ独立して回転される駆動ローラを設けるよ
うにすれば、1つの用紙反転経路内で同時に処理できる
用紙の処理枚数を更に増やすことができる。なお、上記
各実施例において、上下の用紙反転経路3,4における
搬送機構25,26,27及び28が、それぞれ複数の
用紙搬送速度で用紙を搬送することができるようにすれ
ば、用紙を異なる搬送速度で自由に搬送制御することが
できるので、効率的に用紙を反転させて再給紙すること
ができる。
路とし、その搬送経路上に多数の駆動源(モータ)によ
ってそれぞれ独立して回転される駆動ローラを設けるよ
うにすれば、1つの用紙反転経路内で同時に処理できる
用紙の処理枚数を更に増やすことができる。なお、上記
各実施例において、上下の用紙反転経路3,4における
搬送機構25,26,27及び28が、それぞれ複数の
用紙搬送速度で用紙を搬送することができるようにすれ
ば、用紙を異なる搬送速度で自由に搬送制御することが
できるので、効率的に用紙を反転させて再給紙すること
ができる。
【0038】図6は上記各実施例における制御系を示す
ブロック図である。装置本体1のマイクロプロセッサユ
ニット(以下MPUと略称する)61から出力された命
令コードは、インタフェース(以下I/Fと略称する)
62から両面ユニット2のI/F63を介して両面ユニ
ット2のMPU64に受信される。この命令コードによ
り、両面ユニット2は装置本体1からの給紙及び排紙タ
イミングや、給紙されてくる用紙サイズが判る。
ブロック図である。装置本体1のマイクロプロセッサユ
ニット(以下MPUと略称する)61から出力された命
令コードは、インタフェース(以下I/Fと略称する)
62から両面ユニット2のI/F63を介して両面ユニ
ット2のMPU64に受信される。この命令コードによ
り、両面ユニット2は装置本体1からの給紙及び排紙タ
イミングや、給紙されてくる用紙サイズが判る。
【0039】MPU64は、内部にプログラムの内蔵さ
れたROM65やRAM66を備えており、モータドラ
イバ67を介して上下の用紙反転経路3,4(図4)に
設けられている搬送機構25,26,27及び28をそ
れぞれ駆動するモータ郡68を駆動制御すると共に、分
岐爪38,39,55の回動位置を切り換えるソレノイ
ド郡69をオン・オフ制御し、両面ユニット2内の搬送
経路上の各所に配設されている各種センサからなるセン
サ郡71からは用紙検知信号を入力して、それによって
用紙の位置を検出する。
れたROM65やRAM66を備えており、モータドラ
イバ67を介して上下の用紙反転経路3,4(図4)に
設けられている搬送機構25,26,27及び28をそ
れぞれ駆動するモータ郡68を駆動制御すると共に、分
岐爪38,39,55の回動位置を切り換えるソレノイ
ド郡69をオン・オフ制御し、両面ユニット2内の搬送
経路上の各所に配設されている各種センサからなるセン
サ郡71からは用紙検知信号を入力して、それによって
用紙の位置を検出する。
【0040】そして、図5の実施例では、このMPU6
4が、用紙反転経路3又は4を搬送させる用紙のサイズ
に応じて、その用紙反転経路内で同時に搬送させる用紙
枚数を変化させる制御を行う。したがって、このMPU
64が搬送枚数制御手段として機能する。
4が、用紙反転経路3又は4を搬送させる用紙のサイズ
に応じて、その用紙反転経路内で同時に搬送させる用紙
枚数を変化させる制御を行う。したがって、このMPU
64が搬送枚数制御手段として機能する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スイッチバック方式による用紙反転経路を複数設け
たので、用紙間の搬送間隔が狭かったり、搬送速度が速
い画像形成装置であっても、表面に画像が形成されて連
続して送り込まれる用紙を、その複数の用紙反転経路に
順次振り分けて送り込むことによって、用紙をスタック
したり、スイッチバック時に用紙をタイミング調整のた
めに一旦停止させたりすることなしに、確実に再給紙す
ることができるため、両面画像形成を高速で行うことが
できる。
ば、スイッチバック方式による用紙反転経路を複数設け
たので、用紙間の搬送間隔が狭かったり、搬送速度が速
い画像形成装置であっても、表面に画像が形成されて連
続して送り込まれる用紙を、その複数の用紙反転経路に
順次振り分けて送り込むことによって、用紙をスタック
したり、スイッチバック時に用紙をタイミング調整のた
めに一旦停止させたりすることなしに、確実に再給紙す
ることができるため、両面画像形成を高速で行うことが
できる。
【0042】また、装置本体に装着した状態で複数の用
紙反転経路が装置本体側の搬送路にそれぞれ接続され、
その各用紙反転経路の装置本体からの用紙受け入れ部と
その装置本体への用紙送り出し部のみを共有経路とすれ
ば、各用紙反転経路でスイッチバックされて装置本体側
の搬送路に向かう用紙は、その僅かな長さの共有経路の
部分のみで合流するだけであるので、後続の用紙の搬送
を停止させたり、減速させたりせずに、各用紙を互いに
干渉させることなしに搬送することができるので、より
高速化を実現できる。
紙反転経路が装置本体側の搬送路にそれぞれ接続され、
その各用紙反転経路の装置本体からの用紙受け入れ部と
その装置本体への用紙送り出し部のみを共有経路とすれ
ば、各用紙反転経路でスイッチバックされて装置本体側
の搬送路に向かう用紙は、その僅かな長さの共有経路の
部分のみで合流するだけであるので、後続の用紙の搬送
を停止させたり、減速させたりせずに、各用紙を互いに
干渉させることなしに搬送することができるので、より
高速化を実現できる。
【0043】さらに、複数の用紙反転経路が、それぞれ
複数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構を備えて
いるようにすれば、各用紙反転経路内で複数の用紙を同
時に制御することができ、それを異なる搬送方向に搬送
したり、異なる搬送速度に制御したり自由に制御するこ
とができるので、広範囲の制御が可能になる。
複数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構を備えて
いるようにすれば、各用紙反転経路内で複数の用紙を同
時に制御することができ、それを異なる搬送方向に搬送
したり、異なる搬送速度に制御したり自由に制御するこ
とができるので、広範囲の制御が可能になる。
【0044】また、用紙反転経路を搬送させる用紙のサ
イズに応じてその用紙反転経路内で同時に搬送させる用
紙枚数を変化させる搬送枚数制御手段を設ければ、搬送
方向に短い用紙の場合には同一の用紙反転経路内に同時
に複数の用紙を搬送させることができるので、多数枚の
両面画像形成をする場合に、それを効率的に処理するこ
とができる。
イズに応じてその用紙反転経路内で同時に搬送させる用
紙枚数を変化させる搬送枚数制御手段を設ければ、搬送
方向に短い用紙の場合には同一の用紙反転経路内に同時
に複数の用紙を搬送させることができるので、多数枚の
両面画像形成をする場合に、それを効率的に処理するこ
とができる。
【図1】この発明による両面ユニットを備えた画像形成
装置であるレーザビームプリンタを示すシステム構成図
である。
装置であるレーザビームプリンタを示すシステム構成図
である。
【図2】図1の両面ユニットの2つの用紙反転経路の分
岐部に設けられている分岐爪39が用紙を上段の用紙反
転経路側に導く位置に回動している状態を示した概略図
である。
岐部に設けられている分岐爪39が用紙を上段の用紙反
転経路側に導く位置に回動している状態を示した概略図
である。
【図3】同じくその分岐爪39が用紙を下段の用紙反転
経路に導く位置に回動している状態を示した概略図であ
る。
経路に導く位置に回動している状態を示した概略図であ
る。
【図4】図1の両面ユニットを拡大して示した概略構成
図である。
図である。
【図5】用紙反転経路を搬送させる用紙のサイズに応じ
てその用紙反転経路内で同時に搬送させる用紙枚数を変
化させるようにした実施例を説明するための概略図であ
る。
てその用紙反転経路内で同時に搬送させる用紙枚数を変
化させるようにした実施例を説明するための概略図であ
る。
【図6】この発明による画像形成装置の両面ユニットの
制御系を示したブロック図である。
制御系を示したブロック図である。
【符号の説明】 1 装置本体 2 両面ユニ
ット 3,4 用紙反転経路 5,6 搬送
路 7 用紙受け入れ部 8 用紙送り
出し部 25,26,27,28 搬送機構 31 スイッ
チバック路 64 マイクロプロセッサユニット(搬送枚数制御手
段)
ット 3,4 用紙反転経路 5,6 搬送
路 7 用紙受け入れ部 8 用紙送り
出し部 25,26,27,28 搬送機構 31 スイッ
チバック路 64 マイクロプロセッサユニット(搬送枚数制御手
段)
Claims (4)
- 【請求項1】 用紙の表裏両面に印字が可能な画像形成
装置の両面ユニットにおいて、スイッチバック方式によ
る用紙反転経路を複数設けたことを特徴とする画像形成
装置の両面ユニット。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置の両面ユニ
ットにおいて、装置本体に装着した状態で前記複数の用
紙反転経路が前記装置本体側の搬送路にそれぞれ接続さ
れ、その各用紙反転経路の前記装置本体からの用紙受け
入れ部と該装置本体への用紙送り出し部のみを共有経路
としたことを特徴とする画像形成装置の両面ユニット。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置の両
面ユニットにおいて、前記複数の用紙反転経路が、それ
ぞれ複数の用紙搬送速度で用紙を搬送する搬送機構を備
えていることを特徴とする画像形成装置の両面ユニッ
ト。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
画像形成装置の両面ユニットにおいて、前記用紙反転経
路を搬送させる用紙のサイズに応じて該用紙反転経路内
で同時に搬送させる用紙枚数を変化させる搬送枚数制御
手段を設けたことを特徴とする画像形成装置の両面ユニ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4191907A JPH0635265A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 画像形成装置の両面ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4191907A JPH0635265A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 画像形成装置の両面ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635265A true JPH0635265A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16282436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4191907A Pending JPH0635265A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 画像形成装置の両面ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635265A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6778787B2 (en) | 2002-04-05 | 2004-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with control to divert sheet to usable path |
US6782236B2 (en) | 2001-10-02 | 2004-08-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Duplex image forming apparatus |
JP2006330250A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
CN102616002A (zh) * | 2011-01-31 | 2012-08-01 | 兄弟工业株式会社 | 打印装置 |
US8581479B2 (en) | 2011-12-20 | 2013-11-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Light-emittng device having a resin to control directivity to enhance luminous efficiency |
JP2016118773A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2020029371A (ja) * | 2019-11-27 | 2020-02-27 | セイコーエプソン株式会社 | 搬送装置、記録装置、記録システム |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP4191907A patent/JPH0635265A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6782236B2 (en) | 2001-10-02 | 2004-08-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Duplex image forming apparatus |
US6778787B2 (en) | 2002-04-05 | 2004-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with control to divert sheet to usable path |
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US20120194596A1 (en) * | 2011-01-31 | 2012-08-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and double-sided printing control program |
JP2012159608A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Brother Ind Ltd | 印刷装置及び両面印刷制御プログラム |
US8714684B2 (en) | 2011-01-31 | 2014-05-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and double-sided printing control program |
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JP2016118773A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2020029371A (ja) * | 2019-11-27 | 2020-02-27 | セイコーエプソン株式会社 | 搬送装置、記録装置、記録システム |
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