JPH063520Y2 - 信号灯制御装置 - Google Patents
信号灯制御装置Info
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- JPH063520Y2 JPH063520Y2 JP1987138270U JP13827087U JPH063520Y2 JP H063520 Y2 JPH063520 Y2 JP H063520Y2 JP 1987138270 U JP1987138270 U JP 1987138270U JP 13827087 U JP13827087 U JP 13827087U JP H063520 Y2 JPH063520 Y2 JP H063520Y2
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- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は移動体が移動する際に、安全に誘導するための
信号灯の制御装置に関する。
信号灯の制御装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の信号灯制御装置としては鉄道信号システ
ム等によく見られ、例えば、軌道を連続した閉そく区間
に分け、前方閉そく区間における列車の有無に応じて赤
と青等の信号灯の点灯を制御し後方の列車の進行を制御
するようにしている。
ム等によく見られ、例えば、軌道を連続した閉そく区間
に分け、前方閉そく区間における列車の有無に応じて赤
と青等の信号灯の点灯を制御し後方の列車の進行を制御
するようにしている。
また、近年航空機の運行増大に伴い航空機の地上誘導路
における接触・衝突事故を未然に防止するため、前述の
信号灯制御システムを導入した航空機地上誘導システム
も提案されている。
における接触・衝突事故を未然に防止するため、前述の
信号灯制御システムを導入した航空機地上誘導システム
も提案されている。
このものは、誘導路をいくつかの連続した制御区間に分
け、前方制御区間における航空機の有無に応じて進入許
可灯(青色)及び進入禁止灯(赤色)の各信号灯を制御
し、後方の航空機に対して前方制御区間への進入の許可
又は禁止を指令するようにしている。そして、このよう
な信号灯制御システムにおいては、進入禁止灯と進入許
可灯が同時に点灯することがないのが一般的な原則であ
る。
け、前方制御区間における航空機の有無に応じて進入許
可灯(青色)及び進入禁止灯(赤色)の各信号灯を制御
し、後方の航空機に対して前方制御区間への進入の許可
又は禁止を指令するようにしている。そして、このよう
な信号灯制御システムにおいては、進入禁止灯と進入許
可灯が同時に点灯することがないのが一般的な原則であ
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、航空機誘導路には、夜間等の視界が悪いとき
等に航空機を誘導するため、誘導路の中心線上に間隔を
設けて中心線灯が配設されており、かかる中心線灯を進
入許可灯に利用することが考えられる。
等に航空機を誘導するため、誘導路の中心線上に間隔を
設けて中心線灯が配設されており、かかる中心線灯を進
入許可灯に利用することが考えられる。
しかしながら、中心線灯を進入許可灯に兼用した場合、
従来の信号灯制御システムでは、以下のような不具合が
発生する。
従来の信号灯制御システムでは、以下のような不具合が
発生する。
即ち、航空機が制御区間に進入するときは、青色の進入
許可灯、即ち中心線灯が点灯しているのを見て進入す
る。航空機が進入すると、赤色の進入禁止灯を点灯させ
て後方の航空機に対して前記制御区間への進入禁止を表
示する。この場合、従来のシステムでは、進入禁止灯が
点灯すると前記制御区間内の中心線灯は消灯してしま
う。
許可灯、即ち中心線灯が点灯しているのを見て進入す
る。航空機が進入すると、赤色の進入禁止灯を点灯させ
て後方の航空機に対して前記制御区間への進入禁止を表
示する。この場合、従来のシステムでは、進入禁止灯が
点灯すると前記制御区間内の中心線灯は消灯してしま
う。
ところが、航空機誘導路における制御区間長は、航空機
が大きいことから通常100m以上であり、この区間の中心
線灯が全て消えてしまうと、特に夜間の場合等は、制御
区間内で航空機が安全に走行できなくなる惧れが生じ
る。
が大きいことから通常100m以上であり、この区間の中心
線灯が全て消えてしまうと、特に夜間の場合等は、制御
区間内で航空機が安全に走行できなくなる惧れが生じ
る。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、中心線灯
を進入許可灯として利用する場合でも、航空機等の特定
の移動体が安全に走行できる信号灯制御装置を提供する
ことを目的とする。
を進入許可灯として利用する場合でも、航空機等の特定
の移動体が安全に走行できる信号灯制御装置を提供する
ことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本考案は、移動体の走行路内に設けた制御区間
に移動体が進入する際に、該移動体に対して進入許可又
は進入禁止を表示する進入許可灯と進入禁止灯を制御す
る信号灯制御装置であって、前記走行路の中心線上に間
隔を設けて配設され特定の移動体を誘導するための中心
線灯が前記進入許可灯を兼ねる構成としたものにおい
て、前方制御区間への進入許可指令信号を発生する進入
許可指令信号発生手段と、該進入許可指令信号発生手段
の出力信号を否定して進入禁止灯の点灯指令信号を形成
するNOT回路と、該NOT回路からの進入禁止灯点灯
指令信号の入力によって進入禁止灯を点灯する進入禁止
灯点灯回路と、該進入禁止灯点灯回路により進入禁止灯
はが正常に点灯する進入禁止灯点灯回路と、該進入禁止
灯点灯回路により進入禁止灯が正常に点灯したか否かを
検出する進入禁止灯点灯検出手段と、前記前方制御区間
に移動体が進入し存在することを示す移動体確認信号を
発生する移動体確認信号発生手段と、少なくとも前記進
入禁止灯点灯検出手段からの点灯検出信号と前記移動体
確認信号発生手段からの移動体確認信号との論理積を演
算する論理積演算手段と、該論理積演算手段の論理積出
力信号と前記進入許可指令信号発生手段の進入許可指令
信号との論理和を演算する論理和演算手段と、該論理和
演算手段の論理和出力に基づいて移動体が進入した制御
区間内の中心線灯を点灯させる中心線灯点灯回路とを備
えて構成した。
に移動体が進入する際に、該移動体に対して進入許可又
は進入禁止を表示する進入許可灯と進入禁止灯を制御す
る信号灯制御装置であって、前記走行路の中心線上に間
隔を設けて配設され特定の移動体を誘導するための中心
線灯が前記進入許可灯を兼ねる構成としたものにおい
て、前方制御区間への進入許可指令信号を発生する進入
許可指令信号発生手段と、該進入許可指令信号発生手段
の出力信号を否定して進入禁止灯の点灯指令信号を形成
するNOT回路と、該NOT回路からの進入禁止灯点灯
指令信号の入力によって進入禁止灯を点灯する進入禁止
灯点灯回路と、該進入禁止灯点灯回路により進入禁止灯
はが正常に点灯する進入禁止灯点灯回路と、該進入禁止
灯点灯回路により進入禁止灯が正常に点灯したか否かを
検出する進入禁止灯点灯検出手段と、前記前方制御区間
に移動体が進入し存在することを示す移動体確認信号を
発生する移動体確認信号発生手段と、少なくとも前記進
入禁止灯点灯検出手段からの点灯検出信号と前記移動体
確認信号発生手段からの移動体確認信号との論理積を演
算する論理積演算手段と、該論理積演算手段の論理積出
力信号と前記進入許可指令信号発生手段の進入許可指令
信号との論理和を演算する論理和演算手段と、該論理和
演算手段の論理和出力に基づいて移動体が進入した制御
区間内の中心線灯を点灯させる中心線灯点灯回路とを備
えて構成した。
〈作用〉 上記構成において、前方制御区間への進入許可指令信号
が発生すると、論理和演算手段を介して中心線灯点灯回
路によって中心線灯が点灯する。この時、Hレベルの進
入許可指令信号はNOT回路で否定されるので進入禁止
灯点灯回路への入力がてLレベルとなるので進入禁止は
点灯しない。これにより、進入許可灯を兼ねる中心線灯
のみが点灯し、特定の移動体、例えば航空機等が前方制
御区間へ進入する。前方制御区間に航空機が進入し進入
許可指令信号を停止すると、この停止出力がNOT回路
で否定されて進入禁止灯点灯回路にHレベルの進入灯点
灯指令信号が入力して進入禁止灯が点灯する。進入禁止
灯が正常に点灯していれば進入禁止灯点灯検出手段から
点灯検出信号が発生する。また前記制御区間に航空機が
存在していれば移動体確認信号が移動体確認信号発生手
段から発生する。これにより、これら各信号により論理
積演算手段から論理積出力が発生し、進入許可指令信号
は停止状態であるが、前記論理積出力により論理和演算
手段から出力が発生し中心線灯点灯回路により中心線灯
が点灯する。
が発生すると、論理和演算手段を介して中心線灯点灯回
路によって中心線灯が点灯する。この時、Hレベルの進
入許可指令信号はNOT回路で否定されるので進入禁止
灯点灯回路への入力がてLレベルとなるので進入禁止は
点灯しない。これにより、進入許可灯を兼ねる中心線灯
のみが点灯し、特定の移動体、例えば航空機等が前方制
御区間へ進入する。前方制御区間に航空機が進入し進入
許可指令信号を停止すると、この停止出力がNOT回路
で否定されて進入禁止灯点灯回路にHレベルの進入灯点
灯指令信号が入力して進入禁止灯が点灯する。進入禁止
灯が正常に点灯していれば進入禁止灯点灯検出手段から
点灯検出信号が発生する。また前記制御区間に航空機が
存在していれば移動体確認信号が移動体確認信号発生手
段から発生する。これにより、これら各信号により論理
積演算手段から論理積出力が発生し、進入許可指令信号
は停止状態であるが、前記論理積出力により論理和演算
手段から出力が発生し中心線灯点灯回路により中心線灯
が点灯する。
従って、前方制御区間に移動体が存在しこの制御区間へ
の進入禁止指令が発生し、且つ正常に進入禁止灯が点灯
している場合のみ、制御区間内の進入許可灯を兼ねる中
心線灯が点灯する。
の進入禁止指令が発生し、且つ正常に進入禁止灯が点灯
している場合のみ、制御区間内の進入許可灯を兼ねる中
心線灯が点灯する。
また、進入許可灯を兼ねる中心線灯の点灯指令信号をN
OT回路で否定することなく直接点灯回路に入力してい
るので、この信号の入力線の断線等の故障で入力信号が
停止した場合に進入許可を表す中心線灯が誤って点灯す
ることがない。また、前方制御区間に移動体が存在する
際に、進入禁止灯が正常に点灯していることを検出して
この検出信号を用いて移動体が存在する制御区間の中心
線灯を点灯させるので、進入禁止灯の故障時には中心線
灯が点灯されることがない。従って、従来システムに比
べて移動体の走行安全性が極めて高いものとなる。
OT回路で否定することなく直接点灯回路に入力してい
るので、この信号の入力線の断線等の故障で入力信号が
停止した場合に進入許可を表す中心線灯が誤って点灯す
ることがない。また、前方制御区間に移動体が存在する
際に、進入禁止灯が正常に点灯していることを検出して
この検出信号を用いて移動体が存在する制御区間の中心
線灯を点灯させるので、進入禁止灯の故障時には中心線
灯が点灯されることがない。従って、従来システムに比
べて移動体の走行安全性が極めて高いものとなる。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本考案の一実施例を示す第1図及び第2図において、1
は特定の移動体である航空機が走行移動する誘導路で、
その中心線上には、夜間等に誘導路1の位置を知らせて
航空機を安全に誘導するための中心線灯2が、一定の間
隔を設けて配設されている。また、前記誘導路1には、
航空機を安全かつ効率良く誘導するため例えば複数の連
続する制御区間D1,D2,D3,………を設けてい
る。
は特定の移動体である航空機が走行移動する誘導路で、
その中心線上には、夜間等に誘導路1の位置を知らせて
航空機を安全に誘導するための中心線灯2が、一定の間
隔を設けて配設されている。また、前記誘導路1には、
航空機を安全かつ効率良く誘導するため例えば複数の連
続する制御区間D1,D2,D3,………を設けてい
る。
そして、航空機の進行方向(第2図中矢印方向)に対し
て制御区間D1,D2,D3,………の入口側には、誘
導路1を横切るようにして例えば赤色の進入禁止灯3が
一定の間隔で複数設けられている。また、各制御区間D
1,D2,D3,………における例えば青色の進入許可
灯は当該各制御区間D1,D2,D3,………内の中心
線灯2が兼用する構成である。
て制御区間D1,D2,D3,………の入口側には、誘
導路1を横切るようにして例えば赤色の進入禁止灯3が
一定の間隔で複数設けられている。また、各制御区間D
1,D2,D3,………における例えば青色の進入許可
灯は当該各制御区間D1,D2,D3,………内の中心
線灯2が兼用する構成である。
次に、例えば制御区間D2における前記進入禁止灯3と
進入許可灯を兼ねる中心線灯2の両信号灯の点灯制御回
路を第1図に基づき説明する。尚、その他の制御区間の
点灯制御回路も第1図と同様に構成される。
進入許可灯を兼ねる中心線灯2の両信号灯の点灯制御回
路を第1図に基づき説明する。尚、その他の制御区間の
点灯制御回路も第1図と同様に構成される。
4は前方制御区間への進入許可指令を発生する進入許可
指令信号発生手段としての指令スイッチで、ON操作に
よりHレベルの進入許可指令が論理和演算手段としてO
R回路5に入力する。6は指令スイッチ4の出力信号を
否定して進入禁止灯の点灯指令信号を形成するNOT回
路である。即ち、指令スイッチ4がOFF操作される
と、このLレベルの信号を否定することでHレベルの進
入禁止指令信号を形成し論理積演算手段としてのAND
回路7及び進入禁止灯3の点灯回路8に入力する。
指令信号発生手段としての指令スイッチで、ON操作に
よりHレベルの進入許可指令が論理和演算手段としてO
R回路5に入力する。6は指令スイッチ4の出力信号を
否定して進入禁止灯の点灯指令信号を形成するNOT回
路である。即ち、指令スイッチ4がOFF操作される
と、このLレベルの信号を否定することでHレベルの進
入禁止指令信号を形成し論理積演算手段としてのAND
回路7及び進入禁止灯3の点灯回路8に入力する。
9はON操作により制御区間D2内に航空機有りの移動
体確認信号をAND回路7に入力するための移動体確認
信号発生手段としての航空機確認スイッチである。10は
進入禁止灯3が正常に点灯しているか否かを検出するた
めの進入禁止灯点灯検出手段としての電流センサで、そ
の検出出力はAND回路7に入力する。
体確認信号をAND回路7に入力するための移動体確認
信号発生手段としての航空機確認スイッチである。10は
進入禁止灯3が正常に点灯しているか否かを検出するた
めの進入禁止灯点灯検出手段としての電流センサで、そ
の検出出力はAND回路7に入力する。
そして、AND回路7の出力は0R回路5に入力し、該
0R回路5の出力がHレベルのとき制御区間D2内の中
心線灯2の点灯回路11により中心線灯2が点灯するよう
になっている。
0R回路5の出力がHレベルのとき制御区間D2内の中
心線灯2の点灯回路11により中心線灯2が点灯するよう
になっている。
尚、AND回路7は、当該AND回路7の電源電圧より
も高い入力信号が入力したときに出力を発生する公知の
フェールセーフな論理積発振回路で構成されている(例
えば実開昭61−151439号公報等参照)。
も高い入力信号が入力したときに出力を発生する公知の
フェールセーフな論理積発振回路で構成されている(例
えば実開昭61−151439号公報等参照)。
次に動作を説明する。
例えば、制御区間D2内で何ら異常の発生がなく航空機
も存在せず、航空機が進入しても安全な状態にある場
合、管制官により指令スイッチ4がON操作される。こ
れにより、OR回路5から点灯回路11に点灯信号が出力
され制御区間D2内の中心線灯2が青色点灯して、例え
ば制御区間D1内にいる航空機に対して前方制御区間D
2への進入を許可する。尚、指令スイッチ4がON操作
されたときは、NOT回路6を介して点灯回路8へは消
灯信号が出力され進入禁止灯3は消灯される。
も存在せず、航空機が進入しても安全な状態にある場
合、管制官により指令スイッチ4がON操作される。こ
れにより、OR回路5から点灯回路11に点灯信号が出力
され制御区間D2内の中心線灯2が青色点灯して、例え
ば制御区間D1内にいる航空機に対して前方制御区間D
2への進入を許可する。尚、指令スイッチ4がON操作
されたときは、NOT回路6を介して点灯回路8へは消
灯信号が出力され進入禁止灯3は消灯される。
そして、前記中心線灯2の点灯による進入許可によって
航空機が制御区間D2に進入する。すると、管制官は指
令スイッチ4をOFF操作してNOT回路6を介して点
灯回路8に点灯信号を出力し、赤色の進入禁止灯3を点
灯させて後方の航空機に対して制御区間D2への進入を
禁止する。このとき、進入禁止灯3が正常に点灯したか
否かを電流の有無によって電流センサ10が検出し、正常
であれば、NOT回路6からの進入禁止灯点灯信号と電
流センサ10からの正常信号とが共にAND回路7に入力
する。また、管制官は航空機確認スイッチ9をON操作
して制御区間D2に航空機有りの信号をAND回路7に
入力させる。これにより、AND回路7の3つの入力端
子に所定レベル以上の入力信号が入力しAND回路7か
らHレベルの出力が発生し、OR回路5及び点灯回路11
を介して制御区間D2内の中心線灯2はそのまま点灯が
継続される。
航空機が制御区間D2に進入する。すると、管制官は指
令スイッチ4をOFF操作してNOT回路6を介して点
灯回路8に点灯信号を出力し、赤色の進入禁止灯3を点
灯させて後方の航空機に対して制御区間D2への進入を
禁止する。このとき、進入禁止灯3が正常に点灯したか
否かを電流の有無によって電流センサ10が検出し、正常
であれば、NOT回路6からの進入禁止灯点灯信号と電
流センサ10からの正常信号とが共にAND回路7に入力
する。また、管制官は航空機確認スイッチ9をON操作
して制御区間D2に航空機有りの信号をAND回路7に
入力させる。これにより、AND回路7の3つの入力端
子に所定レベル以上の入力信号が入力しAND回路7か
らHレベルの出力が発生し、OR回路5及び点灯回路11
を介して制御区間D2内の中心線灯2はそのまま点灯が
継続される。
このように、制御区間内に航空機が存在し、かつ進入禁
止灯3が実際に点灯しているときには、当該制御区間内
の進入許可灯を兼ねる中心線灯2を点灯させるようにす
れば、制御区間内に進入した場合でも、特に夜間等にお
いて中心線灯2を目印として航空機は安全に走行するこ
とができる。
止灯3が実際に点灯しているときには、当該制御区間内
の進入許可灯を兼ねる中心線灯2を点灯させるようにす
れば、制御区間内に進入した場合でも、特に夜間等にお
いて中心線灯2を目印として航空機は安全に走行するこ
とができる。
また、前方制御区間に航空機が存在している状態で、こ
の制御区間の進入禁止灯3が故障で点灯しない場合に
は、AND回路7の出力がLレベルとなりOR回路5の
出力もLレベルとなり中心線灯2は点灯しないので、前
記制御区間の中心線灯2のみが点灯する状態、即ち、前
方制御区間に航空機が存在している状態で当該制御区間
への進入を許可する表示形態にはならず、後続の航空機
が誤って前方制御区間に進入することを確実に防止でき
る。
の制御区間の進入禁止灯3が故障で点灯しない場合に
は、AND回路7の出力がLレベルとなりOR回路5の
出力もLレベルとなり中心線灯2は点灯しないので、前
記制御区間の中心線灯2のみが点灯する状態、即ち、前
方制御区間に航空機が存在している状態で当該制御区間
への進入を許可する表示形態にはならず、後続の航空機
が誤って前方制御区間に進入することを確実に防止でき
る。
更に、指令スイッチ4のON操作で直接中心線灯2を点
灯する構成としているので、進入許可指令信号の伝送線
に断線等の故障が生じた時には、中心線灯の点灯指令が
消失し必ず中心線灯2が消灯し、進入許可表示、即ち前
方制御区間への走行が安全であることを示す(安全側)
状態に誤ることがない。
灯する構成としているので、進入許可指令信号の伝送線
に断線等の故障が生じた時には、中心線灯の点灯指令が
消失し必ず中心線灯2が消灯し、進入許可表示、即ち前
方制御区間への走行が安全であることを示す(安全側)
状態に誤ることがない。
このように、本実施例の信号灯制御装置は、前方制御区
間に航空機が存在し当該制御区間への進入が禁止されて
いる場合において、制御装置に故障が発生したとして
も、中心線灯のみが点灯して前方制御区間への後続航空
機の進入を許可してしまうという危険な状態には決して
誤ることがない構成としているので、フェールセーフ性
が高く安全性に優れている。
間に航空機が存在し当該制御区間への進入が禁止されて
いる場合において、制御装置に故障が発生したとして
も、中心線灯のみが点灯して前方制御区間への後続航空
機の進入を許可してしまうという危険な状態には決して
誤ることがない構成としているので、フェールセーフ性
が高く安全性に優れている。
一方、例えば制御区間D2内での異常事態発生或いは客
輸送用バスやトーイングカー等の航空機以外の移動体の
存在により航空機が存在しなくとも制御区間D2への進
入を禁止する必要があるときは、指令スイッチ4だけを
OFF操作して進入禁止灯3を点灯させ、航空機確認ス
イッチ9はOFF状態とすることによって進入許可灯、
即ち中心線灯2は点灯させない。従って、このような場
合に、制御区間D2に航空機が進入する惧れはない。
輸送用バスやトーイングカー等の航空機以外の移動体の
存在により航空機が存在しなくとも制御区間D2への進
入を禁止する必要があるときは、指令スイッチ4だけを
OFF操作して進入禁止灯3を点灯させ、航空機確認ス
イッチ9はOFF状態とすることによって進入許可灯、
即ち中心線灯2は点灯させない。従って、このような場
合に、制御区間D2に航空機が進入する惧れはない。
尚、本実施例では、進入禁止及び進入許可(中心線灯)
の信号灯制御及び航空機の有無を管制官のスイッチ操作
で行う構成のものを示したが、制御区間に航空機検出セ
ンサ等を設置してセンサ出力に基づいて自動制御する構
成のものでもよい。
の信号灯制御及び航空機の有無を管制官のスイッチ操作
で行う構成のものを示したが、制御区間に航空機検出セ
ンサ等を設置してセンサ出力に基づいて自動制御する構
成のものでもよい。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、進入許可灯を中心線
灯が兼ねる場合において、制御区間内に中心線灯を利用
する航空機等の特定の移動体が存在し、かつ、この制御
区間への進入禁止を表示する進入禁止灯が点灯している
ときには、当該制御区間内の中心線灯を点灯させる構成
としたので、制御区間への進入後、中心線灯が消灯せ
ず、特に夜間等における特定の移動体の走行安全性を向
上できる。
灯が兼ねる場合において、制御区間内に中心線灯を利用
する航空機等の特定の移動体が存在し、かつ、この制御
区間への進入禁止を表示する進入禁止灯が点灯している
ときには、当該制御区間内の中心線灯を点灯させる構成
としたので、制御区間への進入後、中心線灯が消灯せ
ず、特に夜間等における特定の移動体の走行安全性を向
上できる。
また、前方制御区間に移動体が存在している状態で、進
入禁止灯が故障で消灯した場合、中心線灯も消灯するの
で、中心線灯のみが点灯する進入許可の表示形態にはな
らず、後続の移動体が誤って前方制御区間に進入するこ
とを確実に防止できる。
入禁止灯が故障で消灯した場合、中心線灯も消灯するの
で、中心線灯のみが点灯する進入許可の表示形態にはな
らず、後続の移動体が誤って前方制御区間に進入するこ
とを確実に防止できる。
更に、進入許可の指令信号を否定することなく直接入力
して中心線灯を点灯する構成としているので、進入許可
指令信号の入力線に断線等の故障が生じると必ず中心線
灯2が消灯し、前方制御区間への移動体の走行許可が取
り消される。
して中心線灯を点灯する構成としているので、進入許可
指令信号の入力線に断線等の故障が生じると必ず中心線
灯2が消灯し、前方制御区間への移動体の走行許可が取
り消される。
従って、装置の故障発生等の異常時には、危険な状態に
決して誤ることがないフェールセーフな構成であり、極
めて安全性に優れているという効果を有する。
決して誤ることがないフェールセーフな構成であり、極
めて安全性に優れているという効果を有する。
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は同上実施
例の誘導路制御区間における進入禁止灯と中心線灯の配
置図を示す。 1…誘導路、2…中心線灯(進入許可灯)、3…進入禁
止灯、4…指令スイッチ、6…NOT回路、7…AND
回路、8…進入禁止灯点灯回路、9…航空機確認スイッ
チ、10…電流センサ、11…中心線灯点灯回路
例の誘導路制御区間における進入禁止灯と中心線灯の配
置図を示す。 1…誘導路、2…中心線灯(進入許可灯)、3…進入禁
止灯、4…指令スイッチ、6…NOT回路、7…AND
回路、8…進入禁止灯点灯回路、9…航空機確認スイッ
チ、10…電流センサ、11…中心線灯点灯回路
Claims (1)
- 【請求項1】移動体の走行路内に設けた制御区間内に移
動体が進入する際に、該移動体に対して進入許可又は進
入禁止を表示する進入許可灯と進入禁止灯を制御する信
号灯制御装置であって、前記走行路の中心線上に間隔を
設けて配設され特定の移動体を誘導するための中心線灯
が前記進入許可灯を兼ねる構成としたものにおいて、前
方制御区間への進入許可指令信号を発生する進入許可指
令信号発生手段と、該進入許可指令信号発生手段の出力
信号を否定して進入禁止灯の点灯指令信号を形成するイ
ンバータ回路と、該インバータ回路からの進入禁止灯点
灯指令信号の入力によって進入禁止灯を点灯する進入禁
止灯点灯回路と、該進入禁止灯点灯回路により進入禁止
灯が正常に点灯したか否かを検出する進入禁止灯点灯検
出手段と、前記前方制御区間に移動体が進入し存在する
ことを示す移動体確認信号を発生する移動体確認信号発
生手段と、少なくとも前記進入禁止灯点灯検出手段から
の点灯検出信号と前記移動体確認信号発生手段からの移
動体確認信号との論理積を演算する論理積演算手段と、
該論理積演算手段の論理積出力信号と前記進入許可指令
信号発生手段の進入許可指令信号との論理和を演算する
論理和演算手段と、該論理和演算手段の論理和出力に基
づいて移動体が進入した制御区間内の中心線灯を点灯さ
せる中心線灯点灯回路とを備えて構成したことを特徴と
する信号灯制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987138270U JPH063520Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 信号灯制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987138270U JPH063520Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 信号灯制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6443500U JPS6443500U (ja) | 1989-03-15 |
JPH063520Y2 true JPH063520Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31400453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987138270U Expired - Lifetime JPH063520Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 信号灯制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063520Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4964198A (ja) * | 1972-10-27 | 1974-06-21 | ||
JPS4967396A (ja) * | 1972-10-31 | 1974-06-29 |
-
1987
- 1987-09-11 JP JP1987138270U patent/JPH063520Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6443500U (ja) | 1989-03-15 |
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