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JPH0634891Y2 - ひれ付電線のひれ部削り取り機 - Google Patents

ひれ付電線のひれ部削り取り機

Info

Publication number
JPH0634891Y2
JPH0634891Y2 JP5448989U JP5448989U JPH0634891Y2 JP H0634891 Y2 JPH0634891 Y2 JP H0634891Y2 JP 5448989 U JP5448989 U JP 5448989U JP 5448989 U JP5448989 U JP 5448989U JP H0634891 Y2 JPH0634891 Y2 JP H0634891Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
groove
electric wire
guide groove
fins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5448989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02146913U (ja
Inventor
隆 大屋
Original Assignee
旭電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭電機株式会社 filed Critical 旭電機株式会社
Priority to JP5448989U priority Critical patent/JPH0634891Y2/ja
Publication of JPH02146913U publication Critical patent/JPH02146913U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0634891Y2 publication Critical patent/JPH0634891Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はひれ付電線のひれ部削り取り機に関するもので
ある。
(従来技術) 電線は元来断面円形であるが最近風騒音や電線着雪対策
として、電線の外形が断面円形でないものが開発されて
きている。断面非円形電線として第3図,第5図,第6
図の如く電線表面に凸状のひれ部9を有するいわゆるひ
れ付電線Bが一般的に多く使用されている。
ところが、ひれ付電線Bの把持部はこのひれ部9の存在
することにより、アーマーロッド17を巻いたり、2分割
カラー(図示しない)を用いたり、或いはゴム(図示し
ない)等の弾性体を巻いて溝断面円形の把持部材18で把
持している。
ひれ付電線のひれ部9が存在するために把持部の構成が
複雑になるのを避ける為、ひれ部9を削り取れば断面円
形になり、これに対応して把持具もアーマーロッド、2
分割カラーなどの介在物を必要とせず従来の円形構造の
ものを使用できる。
そこで、本出願人は先にひれ付電線のひれ部削り取り工
具を考案した(実開昭63−161613号公報)。これはモー
タを内蔵した把手部の一端に削り取り用の工具を着脱で
きるドリルチャックを設け、別に把手部に工具案内装置
を設けて、この工具案内装置をひれ付電線にそって移動
させてひれ部を削り取るようにしたものである。
ところが、把手部を持ってモータを起動し、先端の工具
でひれ部削り取り作業をするが、らせん状によじれたひ
れ部9に沿って工具を移動させる作業は熟練を要し、高
所作業の安全性や作業性という点では未だ完全とは言え
なかった。
(考案により解決しようとする課題) 上記削り取り機をさらに改良し、より安全で作業性の点
でも優れた削り取り機を提供しようとするものである。
(考案による課題の解決手段) モータを内蔵した駆動部と、該駆動部に連結された加工
部と、該加工部に対し開閉可能なクランプ用蓋体とから
なり、前記加工部はひれ付電線のひれ部を案内するガイ
ド溝を備えた断面半円形の凹溝を備え、該凹溝の側部に
は前記駆動部により駆動されるひれ削り取り用のカッタ
ーを突出させ、又該凹溝の入口部には手動送り機構を備
えており、さらに前記クランプ用蓋体には前記加工部の
凹溝に設けたガイド溝に連続するガイド溝を備えた断面
半円形の凹溝を備えている。そしてカッターを駆動し、
手動送り機構でひれ付電線に沿って削り取り機を送り乍
ら所定間隔にわたってひれ部を削り取ることができるよ
うにした。
(実施例) 第1図は削り取り機Aの斜視図である。1は筒状をした
駆動部で、この中に駆動モータが収納されている。2は
駆動部1の上部に設けた加工部で、ヒンジ4によって開
閉可能なクランプ用蓋体3を備えている。クランプ用蓋
体3には突起5があり、加工部2側に設けた緊締具6を
これに係合させてクランプする。
加工部2上には断面半円形をした凹溝7aが設けられてい
る。クランプ用蓋体3にも凹溝7aに対応して断面半円形
の凹溝7aが設けられ、これら相対向する凹溝7aと7bでひ
れ付電線Bを挟持して突起5と緊締具6とでクランプす
る。
凹溝7aと7bにはひれ付電線Bに設けたらせん形ひれ部9
と同一ピッチのらせん形ガイド溝8a,8bが連続して設け
られている。
なお、第3図に示す電線Bのひれ部9は断面形状が凸形
をしているが、必ずしもガイド溝をこの形状にする必要
はなく、ひれ部9にそってスムーズにガイドされるもの
ならばその断面形状を問わない。
10は凹溝7aの側部に下から突出したカッターで、このカ
ッターは駆動部1の出力で駆動される。カッター10は加
工部2に設けた孔11から上向きに突出している。又クラ
ンプ用蓋体3で覆った場合にはこのカッター10と蓋体3
が接触しないよう、蓋体3側にも凹部12が設けられてい
る。
13は手動送り機構で、ロッド14の先端にひれ付電線Bの
ひれ部9と接触する送り具16を有し、ロッド14の上端の
摘み15を摘んで回すと、ロッド下端の送り具16がひれ部
9と接し、その摩擦で前記ガイド溝8aと8bがひれ部9に
案内されて電線のまわりに削り取り機Aが回転しながら
送られる。なお送り具16は加工部の凹溝7aの入口で、ガ
イド溝8aに沿って設けるのが好ましい。こうすれば送り
具16はひれ部9の上面と接するので、電線本体を傷つけ
ることがない。
第2図は加工部2に2条のガイド溝8a,8a′を、又蓋体
側にこれらに対応するガイド溝8b,8b′が設けられた実
施例である。この構成にすれば、第6図に示すような2
条のひれ部9を備えたひれ付電線のひれ部の削り取り加
工することができる。
又第1図と第2図で、加工部2はボルト19で駆動部側に
対して着脱自在になっている。この構成により、1条の
ひれ付電線のひれ部の削り取り加工するときは第1図の
加工部で、又2条のひれ付電線のひれ部を削り取り加工
するときは第2図の加工部に取り替えて行うことができ
る。あるいは又ピッチの異るひれ部の場合には、それに
合ったガイド溝を備えた加工部を用意しておき、それに
取り替えて行うことができる。
ひれ削り取り機Aの使い方(第4図参照); (1)ひれ削り取り機Aの凹溝7a上に電線Bをセット
し、クランプ用蓋体3でクランプする。この時、カッタ
ー10がひれ9に当たらないようにする。
(2)駆動部の電源スイッチ(図示しない)を入れる。
(3)手動送り機構13の反対側で電線Bを握るように手
を添える。
(4)ゆっくりとカッター10がひれ部9の上にくるよう
に手で回す。この状態ではひれ部9上に送り具16も当
る。
(5)添えていた手を放し、手動送り機構13を時計方向
(第4図矢印a)に回しながら削り取り機を電線Bにそ
って送り乍らひれ部9を削る。
(6)所定寸法削り終わったら、電源スイッチを切り、
蓋体3を開いて削り取り機を外す。
(7)電線本体部の径とひれ削り取り長さをチェックす
るゲージ(図示しない)を電線Bに当てがい、ひれ部の
削り残しがないことを確認する。
(8)バリ等をやすりで仕上げる。
(効果) 加工部とクランプ用蓋体にひれ部を案内するガイド溝を
有し、電線を両者間にクランプしたのち、手動送り機構
で削り取り機を送りつゝ加工部の中央部に突出するカッ
ターでひれ部を所定寸法削り取ることができるようにし
たので、一旦セットすれば手動送り機構をまわして削り
取り機を送るだけでよいので、作業能率が一段と向上し
た。
電線Bの把持部にひれ部にそって案内されるガイド溝を
設けたので、削り取り機を電線B上でスムーズに送るこ
とができ、加工が容易となり、かつ作業の安全を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のひれ付電線のひれ部削り取り機の斜視
図。 第2図は2条のひれ付電線加工用の削り取り機の部分
図。 第3図はひれ付電線の斜視図。 第4図はひれ削り取り機の操作説明図。 第5図はひれ付電線把持部の従来例。 第6図は同じく別の例を示す。 図において; A……(ひれ部の)削り取り機 B……ひれ付電線 1……駆動部、2……加工部 3……クランプ用蓋体、4……ヒンジ 5……突起、6……緊締具 7a,7b……凹溝 8a,8a′,8b,8b′……ガイド溝 9……(らせん形)ひれ部、10……カッター 11……孔、12……凹部 13……手動送り機構、14……ロッド 15……摘み、16……送り具 17……アーマーロッド、18……把持部材 19……ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータを内蔵した駆動部と、該駆動部に連
    結された加工部と、該加工部に対し開閉可能なクランプ
    用蓋体とからなり、前記加工部はひれ付電線のひれ部を
    案内するガイド溝を備えた断面半円形の凹溝を備え、該
    凹溝の側部には前記駆動部により駆動されるひれ削り取
    り用のカッターを突出させ、又該凹溝の入口部には手動
    送り機構を備えており、さらに前記クランプ用蓋体には
    前記加工部の凹溝に設けたガイド溝に連続するガイド溝
    を備えた断面半円形の凹溝を備えていることを特徴とす
    るひれ付電線のひれ部削り取り機。
JP5448989U 1989-05-15 1989-05-15 ひれ付電線のひれ部削り取り機 Expired - Lifetime JPH0634891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5448989U JPH0634891Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 ひれ付電線のひれ部削り取り機

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JP5448989U JPH0634891Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 ひれ付電線のひれ部削り取り機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02146913U JPH02146913U (ja) 1990-12-13
JPH0634891Y2 true JPH0634891Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31576599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5448989U Expired - Lifetime JPH0634891Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 ひれ付電線のひれ部削り取り機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2527860Y2 (ja) * 1991-04-23 1997-03-05 旭電機株式会社 ひれ付電線のひれ部削り取り機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02146913U (ja) 1990-12-13

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