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JPH0634585Y2 - フォークリフトのガバナーバルブ調整装置 - Google Patents

フォークリフトのガバナーバルブ調整装置

Info

Publication number
JPH0634585Y2
JPH0634585Y2 JP10904588U JP10904588U JPH0634585Y2 JP H0634585 Y2 JPH0634585 Y2 JP H0634585Y2 JP 10904588 U JP10904588 U JP 10904588U JP 10904588 U JP10904588 U JP 10904588U JP H0634585 Y2 JPH0634585 Y2 JP H0634585Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
governor
governor valve
forklift
adjusting device
drive unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10904588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0231357U (ja
Inventor
雅彦 小坂
Original Assignee
日産工機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産工機株式会社 filed Critical 日産工機株式会社
Priority to JP10904588U priority Critical patent/JPH0634585Y2/ja
Publication of JPH0231357U publication Critical patent/JPH0231357U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0634585Y2 publication Critical patent/JPH0634585Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フォークリフトの出力調整機構付ニューマチ
ックガバナーの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のガバナー(回転数制御装置)、例えばフォークリ
フト用のエアーガバナーとして、荷役作業時にはガバナ
ーバルブの開度を大として定格出力を出すことができ、
荷役作業を行っていない走行時にはガバナーバルブの開
度を小としてその最高速度を作業場の制限速度に合わせ
て設定できるようにするための、ガバナーバルブの開き
ストローク調整装置を設けたもの(実公昭56-48915号公
報参照)が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のガバナー開きストローク調整
装置にあっては、これを従来の車両に対して取付けよう
とするときには、吸気管に対して全面的な改造を行わな
ければならず、特に既販のフォークリフトに上記ストロ
ーク調整装置を組込むにあたっては、本来アッセンブリ
の交換が必要となり、改造に少なからぬ費用がかかる問
題点があり、また、ガバナー本体を交換することになる
ため、個々の車種毎に調速性能の再調整も行わなければ
ならないという問題点もあった。
本考案は、簡単な構成により上記問題点を解決すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、気化器下流側に設けたガバナーバルブの開度
をカムスプリングの開き力とスタビライザーピストンの
閉じ力とのバランスにより調整するようにしたガバナー
バルブ調整装置において、該調整装置がガバナーケース
内に収容されており、該ガバナーケースの一側部を着脱
自在のガバナーカバー体で閉塞するようにすると共に、
該ガバナーカバー体に、フォークリフトの負荷操作レバ
ーに連動して作動する駆動部と、この駆動部の作動によ
り前記カムスプリングに撓みを付与する押圧部材を設け
たことを特徴とするフォークリフトのガバナーバルブ調
整装置である。
〔作用〕
本考案では、ニューマチックガバナーがガバナーケース
に収容された状態で製作されていて、各車種毎に調速性
能がアジャストされている。このような既販の車両に対
してガバナー調整装置を取付けるにあたっては、ガバナ
ーカバー体に予め駆動部と押圧部材を備えたものを用意
し、これを既販車に装着されているガバナーカバー体と
取換えて取着するだけで簡単に、ガバナーバルブの開き
ストローク調整装置を組込むことができる。また、この
ストローク調整装置の取付け,取外し等の整備作業も簡
便,能率的に行うことができる。
そして、前記負荷操作レバーの操作により押圧部材が作
動すると、カムスプリングが撓みその張力が増大し、ガ
バナーバルブの開き力が増大する。また、負荷操作レバ
ーを切替操作すると押圧部材のカムスプリングに対する
押圧力、したがってカムスプリングの張力が低下してガ
バナーバルブの開き力が低下する。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図,第2図に基づいて説明する
と、ガバナー本体1をガバナーケース11内に収容すると
共に、このガバナーケース11の一側部にガバナーカバー
体2を着脱自在に設けて閉塞しうるようになし、ガバナ
ーカバー体2の外面にプッシュロッド式のソレノイド3
を付設してプッシュロッド31をガバナーケース11の内側
に向けて、すなわちカムスプリング4側に突出させ、前
記ソレノイド3をコード5に介してフォークリフトの負
荷制御部〔すなわちチルトコントロールレバー及びリフ
トコントロールレバー操作で直列回路が構成されている
(いずれも図示せず)〕に連結してある。さらに先端部
の断面が円弧状でその内径がカムスプリング4のコイル
径よりわずかに大きい押圧板6を、ヒンジ7を介してガ
バナーカバー体2の内面に揺動可能に設け、この押圧板
6には所定角度をもって傾斜板61が一体的に設けてあ
り、プッシュロッド31の先端部と対向させ、この傾斜板
61とガバナーカバー体2内面との間に圧縮ばね8を張設
して傾斜板61をプッシュロッド31の先端部に当接させて
ある。
そして、第1図において回動軸11が気化器12に直交して
貫通配備され、この回動軸11にガバナーバルブ13とカム
14が設けられ、ガバナーバルブ13には、これに作用する
吸入負圧に応動するスタビライザーピストン15が連結さ
れている。
前記カムスプリング4の一端部は前記カム14に設けたカ
ムバンド16の一端部に固定され、他端部はガバナーケー
ス11の側壁の一部を貫通して設けたカムスプリング継手
17の一端部に固定されており、したがってカムスプリン
グ4は、カムバンド16,カム14,回動軸11を介してガバナ
ーバルブ13を開き方向に付勢している。さらに、前記カ
ムスプリング継手17の他端部にはアジャストスクリュー
摘み18が螺合され、該摘み18とガバナーケース11の前記
側壁の外面との間には回り止め19が設けられている。
なお、気化器12の吸気通路におけるガバナーバルブ13の
上流側にはベンチュリー,絞り弁(いずれも図示せず)
が配設されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
荷役作業時には、前記チルトコントロールレバーあるい
はリフトコントロールレバーを中立ポジションから切換
えて、フォークを傾斜させたり昇降させるのであるが、
この切換操作により前記ソレノイド3が作動し、プッシ
ュロッド31により傾斜板61がカムスプリング4側に押さ
れ、押圧板6がヒンジ7を支点として第2図の2点鎖線
で示すように反時計方向に回動し、押圧板6の前記円弧
状部分がカムスプリング4を押し下げる結果、該スプリ
ングがく字状に撓められ、その引張力が増大してガバナ
ーバルブ13の開方向の付勢力を強めて荷役作業時のエン
ジン定格出力を確保する。
一方、フォークリフトの走行時にはチルトコントロール
レバー,リフトコントロールレバーの双方が中立ポジシ
ョンにあり、ソレノイドが非励磁状態となってプッシュ
ロッド31がガバナーカバー2側に後退し、押圧板6が圧
縮ばね8の張力により、プッシュロッド31の後退と並行
して第2図時計方向に回動し、カムスプリング4が元の
長さに戻ろうとする結果、該スプリングの、ガバナーバ
ルブ13の開方向付勢力が低下し、ガバナーバルブ13が閉
じ易くなって、エンジン最高回転数が荷役作業時よりも
低く抑えられるものである。
なお、前記カムスプリング4のガバナーバルブ開方向付
勢力の初期条件設定は、アジャストスクリュー摘み18を
回転して行い、この初期条件設定により、フォークリフ
トの荷役作業時または荷役作業を行っていない構内走行
時の最高速度を調整することができる。
上記実施例は、荷役時の負荷が加わるときに連動して出
力調整しうるようにしたものであるが、前記ソレノイド
回路に対し手動スイッチ回路を並列に付設すれば、この
手動スイッチの操作により例えばフォークリフトを室外
において高速度で走行させることもできる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ガバナー本体をガバナーケース内に
収容すると共に、該ガバナーケースの一側部を閉塞しう
るガバナーカバー体を着脱自在に設けた構成としたか
ら、このようなニューマチックガバナー装置を備えた既
販車に出力調整機構を組込むときは、既販のフォークリ
フトに設けられたガバナーカバー体に、フォークリフト
のチルト又はリフト負荷に連動して作動する駆動部と、
この駆動部の作動によりカムスプリングを押圧し撓める
ことによってその張力を増大しうる押圧部材とを設けた
のち、このガバナーカバー体を取付けるだけで簡単にガ
バナーバルブ調整装置を組込むことができ、調速性能の
再セットも必要なくなるし、点検・整備も簡便に行える
など多大の実用上の効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図はその作
用説明図である。 1……ガバナー本体、11……ガバナーケース、2……ガ
バナーカバー体、3……ソレノイド、31……プッシュロ
ッド、4……カムスプリング、5……コード、6……押
圧板、61……傾斜板、7……ヒンジ、8……圧縮ばね、
11……回動軸、12……気化器、13……ガバナーバルブ、
14……カム、15……スタビライザーピストン、16……カ
ムバンド、17……カムスプリング継手、18……アジャス
トスクリュー摘み、19……回り止め。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】気化器下流側に設けたガバナーバルブの開
    度をカムスプリングの開き力とスタビライザーピストン
    の閉じ力とのバランスにより調整するようにしたガバナ
    ーバルブ調整装置において、該調整装置がガバナーケー
    ス内に収容されており、該ガバナーケースの一側部を着
    脱自在のガバナーカバー体で閉塞するようにすると共
    に、該ガバナーカバー体に、フォークリフトの負荷操作
    レバーに連動して作動する駆動部と、この駆動部の作動
    により前記カムスプリングに撓みを付与する押圧部材を
    設けたことを特徴とするフォークリフトのガバナーバル
    ブ調整装置。
  2. 【請求項2】前記駆動部が、プッシュロッド式のソレノ
    イドである請求項1記載のガバナーバルブ調整装置。
  3. 【請求項3】前記押圧部材は、前記ガバナーカバー体内
    側に揺動可能に設けられて傾斜板を備えており、該傾斜
    板に前記駆動部のプッシュロッドを当接して構成された
    請求項1又は2記載のガバナーバルブ調整装置。
JP10904588U 1988-08-22 1988-08-22 フォークリフトのガバナーバルブ調整装置 Expired - Lifetime JPH0634585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10904588U JPH0634585Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 フォークリフトのガバナーバルブ調整装置

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JP10904588U JPH0634585Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 フォークリフトのガバナーバルブ調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0231357U JPH0231357U (ja) 1990-02-27
JPH0634585Y2 true JPH0634585Y2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=31344937

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10904588U Expired - Lifetime JPH0634585Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 フォークリフトのガバナーバルブ調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0717693U (ja) * 1993-08-31 1995-03-31 株式会社日本計器製作所 自転車用警告器

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Publication number Publication date
JPH0231357U (ja) 1990-02-27

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