JPH06344301A - 角穴明方法とその装置 - Google Patents
角穴明方法とその装置Info
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- JPH06344301A JPH06344301A JP5134698A JP13469893A JPH06344301A JP H06344301 A JPH06344301 A JP H06344301A JP 5134698 A JP5134698 A JP 5134698A JP 13469893 A JP13469893 A JP 13469893A JP H06344301 A JPH06344301 A JP H06344301A
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Abstract
に、また他方(4)にはその両端に取付けた円形鋸板
(7)(6)により角穴辺のいずれか一つと、その両側
の角穴辺の一部とを切込み、次いで、直交軸(8)を1
80°回転させ、円形鋸板(7)(6)によって残りの
角穴辺を切込む。 【効果】 切込み寸法精度よく、壁面裏側への切込み深
さも最小限とすることのできる、取扱い操作の簡便な角
穴明けが可能となる。
Description
置に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、
切込み寸法に沿った精度の良い穴明けと、壁面裏側の切
れ残りが少なく、しかも切込み深さも所定とすることの
容易な、携帯型の長方形角穴明けに有用な改良された角
穴明方法とそのための装置に関するものである。
ンセントや電気スイッチを取付けるために、壁面に長方
形の角穴が明られている。これらの角穴は、通常、横5
0〜60mm、縦95〜110mm程度の角穴として、
石膏ボード、合板、ベニア製等の壁面に明けられてい
る。そして、従来は、これらの角穴の開孔のために、ル
ーターが主として使用されてきており、また、丸鋸刃を
用いる方法も使用されてきている。
に沿って動かす必要があることから、作業に時間がかか
り面倒であった。そこで、丸鋸刃を用いる方法と装置が
提案された(実開昭62−200402号公報)。しか
しながら、この場合には、2枚の丸鋸刃を用いているこ
とから、穴が正方形の場合には縦および横の切り残し、
また、壁面の奥への切り込み深さが一定になるという特
徴を有しているものの、コンセント用等の穴は、通常は
長方形のため、縦および横の切込み寸法を変更する必要
があり、これにともなって縦横の切込み深さも変えなけ
ればならないが、このような変更への対応は必ずしも容
易ではなかった。
を明けようとする場合には、2枚の丸鋸刃の径は、最低
でも95mmの大きさが必要になる。しかし、縦の長辺
の切込みがこの大きさの鋸刃で切込み可能であるとして
も、壁の奥にはおよそ30mm以上も切込むことになっ
てしまう。このため、壁裏面に配線してある電線を損傷
することが多いという欠点が避けられない。また、壁の
奥がコンクリート等の硬質壁の場合には鋸刃が接触して
しまうことがあり、実際上使用できないという手段も生
じる。一方、横の短辺については、直径95mmの丸鋸
刃で切込もうとすると、切込み寸法が60mmであるこ
とから、壁面の裏側はあまり切れずに切り残しが多くな
ってしまうという欠点がある。
点を解消し、丸鋸刃による切込み方法の特徴を生かしつ
つ、表側および裏側の切り残しを少くし、所要の寸法の
角穴明が容易であって、かつ、壁面奥の裏側への切込み
を少くすることのできる、改良された角穴明方法とその
ための装置を提供することを目的としている。
の課題を解決するものとして、直交する回転軸の一方に
はその一端に、また、他方にはその両端に取付けた円形
鋸板により角穴辺のいずれか一つと、その両側の角穴辺
の一部とを切込み、次いで、直交軸を180°回転さ
せ、円形鋸板によって残りの角穴辺を切込むことを特徴
とする角穴明方法を提供する。
として、ドリルに着脱自在とした回転縦軸と、この回転
縦軸に回転伝動部を介して回転自在に装着した二つの横
軸と、一方の横軸にその端部において取付けた円形鋸板
と他方の横軸にその両端において取付けた円形鋸板とを
有する穴明装置であって、二つの横軸は直交位置に配置
され、一方の横軸端部に取付けた円形鋸板により角穴辺
のいずれか一つを切込み、同時に他方の横軸の両端に取
付けた同一径の円形鋸板によりその両側の角穴辺の一部
を切込み、次いで、回転手段軸を180°回転させて円
形鋸板によって残りの角穴辺を切込むことを特徴とする
角穴明装置をも提供する。
は、回転伝動部を介して先端ドリル部を配設すること、
回転縦軸および横軸とを支持するフレーム体に弾性体を
装着すること、回転伝動部、そしてその近傍の回転縦軸
および横軸を覆う透明カバー体を取付けること、さらに
は、上記フレーム体もしくは透明カバー体に把手部を取
付けることを好ましい態様としてもいる。
の角穴明装置について説明する。
用いる装置の横断面図および縦断面図を例示したもので
ある。たとえばこの図1および図2に例示したように、
この発明の角穴明装置においては、携帯用ドリル(1)
に着脱自在とした回転縦軸(2)と、この回転縦軸
(2)に回転伝動部(3)、たとえばねじ歯車(スパイ
ラルギア)やかさ歯車(ベベルギア)等を介して回転自
在に装着した二つの横軸(4)(5)と、この横軸
(4)にその両端において取付けた円形鋸板(6)と横
軸(5)にその端部において取付けた円形鋸板(7)と
を有している。そして、二つの横軸(4)(5)は、回
転伝動部(3)を介して、直交位置に配設され、かつ横
軸(4)の両端に取付けた2枚の鋸板(6)の径が同一
とされている。
動部(3)を介して先端ドリル部(8)が取付けられ、
縦軸および横軸(4)(5)、そして先端ドリル部
(8)は、ボールベアリング(6)を介してフレーム体
(9)によって支持され、かつ、全体が透明カバー体
(10)によって覆われている。所要に応じて、上記フ
レーム体(9)には弾性体(11)を取付けておく。透
明カバー体(10)には把手部(12)を設けておいて
もよい。
うに、この発明の装置の場合には、3枚の円形鋸刃
(6)(7)を装着し、この3枚の鋸刃(6)(7)に
よって長方形の角穴を寸法精度良く、簡便に、従来のよ
うな不都合もなく穴明けすることを可能としている。よ
り具体的に説明すると、この発明の方法では、たとえば
上記装置の3枚の円形鋸刃(6)(7)を用いて、同時
に所定の穴明部の三ケ所を切込む。この場合、まず、図
3にも例示したように、穴明け部壁面の略中央に先端ド
リル部(8)によりキリを図心(A)を入れる。さらに
力を入れて鋸刃(6)(7)によって切込む。これによ
り、三ケ所の切込み部(B)が生じる。次いで、装置を
180°回転して同様に鋸刃(6)(7)によって切込
む。
ることになる。この際に、先端ドリル部(8)を差込ん
だまま装置を180°回転させると位置ズレが生じない
ので大変に好都合である。また、前記の透明カバー体
(10)および弾性体(たとえばコイルスプリング)
(11)は、鋸刃による切込み進入の速度を安定させる
役割を果たすことになる。
ー体(10)の各辺に、センター部の目印(a)を付け
ることにより、穴明けの精度をさらに向上させることも
できる。さらに、この発明においては、先端ドリル部
(8)を設けることなしに、その代替として図1に示し
た通り、透明カバー体(10)の四隅にピン(b)を設
けてもよい。この場合には、このピン(b)を穴明け部
壁面の四隅に押込み、所定の切込みを終了した後に、壁
面から装置を離し、180°回転させて、すでに開孔し
ているピン穴にピン(b)を貫入させて穴明けすること
ができる。
辺は、2回の切込みで形成するため、より小さな径の丸
鋸刃を使用することができる。このため、 1)短辺においても切込みにともなう切り残しは少な
く、寸法精度は良好となる。 2)鋸刃による壁面奥の裏側への切込みも最小限にする
ことができ、裏側配線を損傷することはない。しかも裏
側にコンクリート壁等があっても何ら障害とはならな
い。
調整するための調整手段、たとえばネジによる前後突出
調整自在なピン等を先端ドリル部(8)側面に設けても
よいし、さらには、横軸長さ、鋸刃を変更自在とするこ
とで、より大きな角穴明けを可能とすることもできる。
壁面裏側への切込み深さも最小限とすることのできる、
取扱い操作の簡便な角穴明けが可能となる。
る。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 直交する回転軸の一方にはその一端に、
また他方にはその両端に取付けた円形鋸板により角穴辺
のいずれか一つと、その両側の角穴辺の一部とを切込
み、次いで直交軸を180°回転させ、円形鋸板によっ
て残りの角穴辺を切込むことを特徴とする角穴明方法。 - 【請求項2】 ドリルに着脱自在とした回転縦軸と、こ
の回転縦軸に回転伝動部を介して回転自在に装着した二
つの横軸と、一方の横軸にその端部において取付けた円
形鋸板と他方の横軸にその両端において取付けた円形鋸
板とを有する穴明装置であって、二つの横軸は直交位置
に配置され、一方の横軸端部に取付けた円形鋸板により
角穴辺のいずれか一つを切込み、同時に他方の横軸の両
端に取付けた同一径の円形鋸板によりその両側の角穴辺
の一部を切込み、次いで回転縦軸を180°回転させて
円形鋸板によって残りの角穴辺を切込むことを特徴とす
る角穴明装置。 - 【請求項3】 回転縦軸には、回転伝動部を介して先端
ドリル部を配設してなる請求項1の角穴明装置。 - 【請求項4】 回転縦軸および横軸とを支持するフレー
ム体に弾性体を装着してなる請求項1の角穴明装置。 - 【請求項5】 回転伝動部、そしてその近傍の回転縦軸
および横軸を覆う透明カバー体を取付けてなる請求項1
の角穴装置。 - 【請求項6】 請求項3のフレーム体もしくは請求項4
の透明カバー体に把手部を取付けてなる請求項3または
4の角穴明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5134698A JPH06344301A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 角穴明方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5134698A JPH06344301A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 角穴明方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06344301A true JPH06344301A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15134509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5134698A Pending JPH06344301A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 角穴明方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06344301A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107803942A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-03-16 | 中国建筑土木建设有限公司 | 方形桩线切割设备及硬岩地层方形桩的机械开挖方法 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP5134698A patent/JPH06344301A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107803942A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-03-16 | 中国建筑土木建设有限公司 | 方形桩线切割设备及硬岩地层方形桩的机械开挖方法 |
CN107803942B (zh) * | 2017-10-20 | 2024-03-29 | 中国建筑土木建设有限公司 | 方形桩线切割设备及硬岩地层方形桩的机械开挖方法 |
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