JPH06343597A - 可撓管 - Google Patents
可撓管Info
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- JPH06343597A JPH06343597A JP5137693A JP13769393A JPH06343597A JP H06343597 A JPH06343597 A JP H06343597A JP 5137693 A JP5137693 A JP 5137693A JP 13769393 A JP13769393 A JP 13769393A JP H06343597 A JPH06343597 A JP H06343597A
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】管腔等の内部に挿入される部分が長尺であった
り途中が湾曲した状態になった場合であっても確実に湾
曲部を湾曲動作させることができる可撓管の提供を目的
としている。 【構成】本発明の可撓管1は、可撓管本体2,5の外周
に設けられ流体圧によって軸方向に伸長する蛇腹4と、
この蛇腹4と前記可撓管本体2,5との間の空間37に
配置され流体圧によって膨張する少なくとも1つのバル
ーン6,7と、前記蛇腹4と前記バルーン6,7とに流
体圧を供給する流体圧供給手段8,9,13と、前記バ
ルーン6,7を膨脹させることによって蛇腹4の軸方向
の伸びを一部規制して可撓管本体2,5をその規制方向
に向けて湾曲させる手段とを具備している。
り途中が湾曲した状態になった場合であっても確実に湾
曲部を湾曲動作させることができる可撓管の提供を目的
としている。 【構成】本発明の可撓管1は、可撓管本体2,5の外周
に設けられ流体圧によって軸方向に伸長する蛇腹4と、
この蛇腹4と前記可撓管本体2,5との間の空間37に
配置され流体圧によって膨張する少なくとも1つのバル
ーン6,7と、前記蛇腹4と前記バルーン6,7とに流
体圧を供給する流体圧供給手段8,9,13と、前記バ
ルーン6,7を膨脹させることによって蛇腹4の軸方向
の伸びを一部規制して可撓管本体2,5をその規制方向
に向けて湾曲させる手段とを具備している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湾曲機構を有する可撓管
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医療用のカテーテルや内視鏡ある
いは工業用の内視鏡等の可撓管は、その全長にわたって
配設された操作ワイヤを手元側で押し引き操作すること
により先端の湾曲部を湾曲動作させている。
いは工業用の内視鏡等の可撓管は、その全長にわたって
配設された操作ワイヤを手元側で押し引き操作すること
により先端の湾曲部を湾曲動作させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可撓管が長尺
であるために前記操作ワイヤが長かったり、可撓管を屈
曲した管腔内等に挿入したために前記操作ワイヤが途中
で曲がってしまったりすると、操作ワイヤを押し引きす
る手元側の操作力が先端まで伝わらず、先端の湾曲部を
湾曲動作させることができなくなる場合があった。
であるために前記操作ワイヤが長かったり、可撓管を屈
曲した管腔内等に挿入したために前記操作ワイヤが途中
で曲がってしまったりすると、操作ワイヤを押し引きす
る手元側の操作力が先端まで伝わらず、先端の湾曲部を
湾曲動作させることができなくなる場合があった。
【0004】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、管腔等の内部に挿入
される部分が長尺であったり途中が湾曲した状態になっ
た場合であっても確実に湾曲部を湾曲動作させることが
できる可撓管を提供することにある。
であり、その目的とするところは、管腔等の内部に挿入
される部分が長尺であったり途中が湾曲した状態になっ
た場合であっても確実に湾曲部を湾曲動作させることが
できる可撓管を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の可撓管は、可撓管本体の外周に設けられ流
体圧によって軸方向に伸長する蛇腹と、この蛇腹と前記
可撓管本体との間の空間に配置され流体圧によって膨張
する少なくとも1つのバルーンと、前記蛇腹と前記バル
ーンとに流体圧を供給する流体圧供給手段と、前記バル
ーンを膨脹させることによって蛇腹の軸方向の伸びを一
部規制して可撓管本体をその規制方向に向けて湾曲させ
る手段とを具備している。
に、本発明の可撓管は、可撓管本体の外周に設けられ流
体圧によって軸方向に伸長する蛇腹と、この蛇腹と前記
可撓管本体との間の空間に配置され流体圧によって膨張
する少なくとも1つのバルーンと、前記蛇腹と前記バル
ーンとに流体圧を供給する流体圧供給手段と、前記バル
ーンを膨脹させることによって蛇腹の軸方向の伸びを一
部規制して可撓管本体をその規制方向に向けて湾曲させ
る手段とを具備している。
【0006】
【作用】バルーンの膨張によって蛇腹の軸方向の伸びが
規制されるため、結果的に、蛇腹は、バルーンによって
その伸びが規制された規制部以外の部位が伸長し、その
伸長力と前記規制部位の規制力との力関係によって可撓
管をバルーンの配置された方向に向けて湾曲させる。
規制されるため、結果的に、蛇腹は、バルーンによって
その伸びが規制された規制部以外の部位が伸長し、その
伸長力と前記規制部位の規制力との力関係によって可撓
管をバルーンの配置された方向に向けて湾曲させる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1および図2は本発明の第1の実施例を示す
ものである。本実施例の可撓管としてのカテーテル1
は、可撓性を有する外側チューブ2と、外側チューブ2
の内部に設けられた同じく可撓性を有する内側チューブ
3とからカテーテル本体が構成されている。内側チュー
ブ3は、外側チューブ2との間に一定の空隙部を形成し
て外側チューブ2と同軸に配設されている。
明する。図1および図2は本発明の第1の実施例を示す
ものである。本実施例の可撓管としてのカテーテル1
は、可撓性を有する外側チューブ2と、外側チューブ2
の内部に設けられた同じく可撓性を有する内側チューブ
3とからカテーテル本体が構成されている。内側チュー
ブ3は、外側チューブ2との間に一定の空隙部を形成し
て外側チューブ2と同軸に配設されている。
【0008】内側チューブ3の先端側は外側チューブ2
の先端から突出して設けられており、その突出された内
側チューブ3の先端には筒状の先端部材5が気密に嵌着
されている。外側チューブ2の先端部には外側側チュー
ブ2の外周面を切り欠いて形成した切欠部2aが設けら
れており、また、先端部材5の基端部にも先端部材5の
外周面を切り欠いて形成した切欠部5aが設けられてい
る。そして、弾性部材からなる円筒状の蛇腹4が外側チ
ューブ2の切欠部2aと先端部材5の切欠部5aにその
両端の平面部を気密に接着固定した状態で設けられてい
る。つまり、蛇腹4は、切欠部2a,5aを利用して先
端部材5と外側チューブ2の先端部との間に架設され、
蛇腹を形成する山部をカテーテル本体の外面から突出さ
せるとともに谷部を外側チューブ2の外面と同一平面状
に位置させた状態でカテーテル1の先端部に取り付けら
れて湾曲動作部65を形成しているものである。したが
って、この場合、蛇腹4と外側チューブ2の先端から突
出する内側チューブ3との間には空間37が形成され
る。なお、先端部材5と外側チューブ2とに接着固定さ
れた蛇腹4の両端部分には固定用の糸35が巻かれてお
り、接着部の固定強度と気密性が高められている。ま
た、蛇腹4の基端部分で、外側チューブ2と内側チュー
ブ3との間の空間には充填剤が気密に充填されている。
の先端から突出して設けられており、その突出された内
側チューブ3の先端には筒状の先端部材5が気密に嵌着
されている。外側チューブ2の先端部には外側側チュー
ブ2の外周面を切り欠いて形成した切欠部2aが設けら
れており、また、先端部材5の基端部にも先端部材5の
外周面を切り欠いて形成した切欠部5aが設けられてい
る。そして、弾性部材からなる円筒状の蛇腹4が外側チ
ューブ2の切欠部2aと先端部材5の切欠部5aにその
両端の平面部を気密に接着固定した状態で設けられてい
る。つまり、蛇腹4は、切欠部2a,5aを利用して先
端部材5と外側チューブ2の先端部との間に架設され、
蛇腹を形成する山部をカテーテル本体の外面から突出さ
せるとともに谷部を外側チューブ2の外面と同一平面状
に位置させた状態でカテーテル1の先端部に取り付けら
れて湾曲動作部65を形成しているものである。したが
って、この場合、蛇腹4と外側チューブ2の先端から突
出する内側チューブ3との間には空間37が形成され
る。なお、先端部材5と外側チューブ2とに接着固定さ
れた蛇腹4の両端部分には固定用の糸35が巻かれてお
り、接着部の固定強度と気密性が高められている。ま
た、蛇腹4の基端部分で、外側チューブ2と内側チュー
ブ3との間の空間には充填剤が気密に充填されている。
【0009】蛇腹4と内側チューブ3との間の空間37
には2つのバルーン6,7がカテーテル1の軸に対して
対称に対向して設けられている。すなわち、2つのバル
ーン6,7は互いに空間37内の周方向に沿って180
°離間して設けられているものである。
には2つのバルーン6,7がカテーテル1の軸に対して
対称に対向して設けられている。すなわち、2つのバル
ーン6,7は互いに空間37内の周方向に沿って180
°離間して設けられているものである。
【0010】また、外側チューブ2と内側チューブ3と
の間に形成された前記空隙部である環状の通路39内に
はバルーン6,7に連通状態で接続された2本の加圧チ
ューブ8,9が配置されている。2つのバルーン6,7
のうちの一方である第1のバルーン6に接続された第1
の加圧チューブ8は、通路39内を通じてカテーテル1
の手元側に延び、カテーテル1の外部に設けられた第1
の三方活栓10の第1のポート10aに接続されてい
る。また、第2のバルーン7に接続された第2の加圧チ
ューブ9は、通路39内を通じてカテーテル1の手元側
に延び、カテーテル1の外部に設けられた第2の三方活
栓11の第1のポート11aに接続されている。また、
蛇腹4の基端には蛇腹4の内部と連通する第3の加圧チ
ューブ13が接続されている。そして、この第3の加圧
チューブ13も通路39内を通じてカテーテル1の手元
側に延び、カテーテル1の外部に設けられた第3の三方
活栓14の第1のポート14aに接続されている。
の間に形成された前記空隙部である環状の通路39内に
はバルーン6,7に連通状態で接続された2本の加圧チ
ューブ8,9が配置されている。2つのバルーン6,7
のうちの一方である第1のバルーン6に接続された第1
の加圧チューブ8は、通路39内を通じてカテーテル1
の手元側に延び、カテーテル1の外部に設けられた第1
の三方活栓10の第1のポート10aに接続されてい
る。また、第2のバルーン7に接続された第2の加圧チ
ューブ9は、通路39内を通じてカテーテル1の手元側
に延び、カテーテル1の外部に設けられた第2の三方活
栓11の第1のポート11aに接続されている。また、
蛇腹4の基端には蛇腹4の内部と連通する第3の加圧チ
ューブ13が接続されている。そして、この第3の加圧
チューブ13も通路39内を通じてカテーテル1の手元
側に延び、カテーテル1の外部に設けられた第3の三方
活栓14の第1のポート14aに接続されている。
【0011】また、第1の三方活栓10の第2のポート
10bと第2の三方活栓11の第2のポート11bには
それぞれシリンジ17,18が接続されている。そし
て、第1の三方活栓10の第3のポート10cはチュー
ブ40を介して第3の三方活栓14の第3のポート14
cに接続されるとともに、第2の三方活栓11の第3の
ポート11cはチューブ41を介して第3の三方活栓1
4の第2のポート14bに接続されている。さらに、第
1の三方活栓10の第3のポート10cと第2の三方活
栓11の第3のポート11cにはそれぞれオリフィス1
9が設けられている。
10bと第2の三方活栓11の第2のポート11bには
それぞれシリンジ17,18が接続されている。そし
て、第1の三方活栓10の第3のポート10cはチュー
ブ40を介して第3の三方活栓14の第3のポート14
cに接続されるとともに、第2の三方活栓11の第3の
ポート11cはチューブ41を介して第3の三方活栓1
4の第2のポート14bに接続されている。さらに、第
1の三方活栓10の第3のポート10cと第2の三方活
栓11の第3のポート11cにはそれぞれオリフィス1
9が設けられている。
【0012】次に、上記構成のカテーテル1の動作につ
いて説明する。まず、第1のシリンジ17を押して空気
圧を第1の三方活栓10に伝える。この時、三方活栓同
志の接続部である三方活栓10の第3のポート10cの
部位にはオリフィス19が設けられているため、第1の
シリンジ17からの圧力は、三方活栓10の第1のポー
ト10aから第1の加圧チューブ8を介して第1のバル
ーン6に伝わり、第1のバルーン6を膨張させる。
いて説明する。まず、第1のシリンジ17を押して空気
圧を第1の三方活栓10に伝える。この時、三方活栓同
志の接続部である三方活栓10の第3のポート10cの
部位にはオリフィス19が設けられているため、第1の
シリンジ17からの圧力は、三方活栓10の第1のポー
ト10aから第1の加圧チューブ8を介して第1のバル
ーン6に伝わり、第1のバルーン6を膨張させる。
【0013】第1のバルーン6の膨張によって、第1の
ポート10a側の圧力が高くなると、その圧力は第3の
ポート10c側に伝えられる。第3のポート10c側に
伝えられたこの圧力は、次に、第3の三方活栓14と第
3の加圧チューブ13とを介して蛇腹4内に伝わって蛇
腹4を軸方向に伸長させる。この際、第1のバルーン6
の膨張によって第1のバルーン6が圧接している蛇腹4
の部分はその軸方向の伸びが規制されるため、結果的
に、蛇腹4は図2に示すように第1のバルーン6が圧接
する規制部以外の部位が伸長し、その伸長力と前記規制
部位の規制力との力関係によってカテーテル1を第1の
バルーン6の配置された方向に向けて湾曲させる。つま
り、カテーテル1は、第1のバルーン6を膨脹させるこ
とによって蛇腹4の軸方向の伸びを一部規制して、カテ
ーテル本体をその規制方向に向けて湾曲させることがで
きる。
ポート10a側の圧力が高くなると、その圧力は第3の
ポート10c側に伝えられる。第3のポート10c側に
伝えられたこの圧力は、次に、第3の三方活栓14と第
3の加圧チューブ13とを介して蛇腹4内に伝わって蛇
腹4を軸方向に伸長させる。この際、第1のバルーン6
の膨張によって第1のバルーン6が圧接している蛇腹4
の部分はその軸方向の伸びが規制されるため、結果的
に、蛇腹4は図2に示すように第1のバルーン6が圧接
する規制部以外の部位が伸長し、その伸長力と前記規制
部位の規制力との力関係によってカテーテル1を第1の
バルーン6の配置された方向に向けて湾曲させる。つま
り、カテーテル1は、第1のバルーン6を膨脹させるこ
とによって蛇腹4の軸方向の伸びを一部規制して、カテ
ーテル本体をその規制方向に向けて湾曲させることがで
きる。
【0014】なお、第1のシリンジ17を引けば、第1
のバルーン6と蛇腹4の内部の空気圧が抜けるため、カ
テーテル1は元の直線形状に復元する。また、第2のシ
リンジ18を操作すれば、第2のバルーン7を膨張させ
ることができるため、前述したと同様の作動形態によっ
てカテーテル1を図2に示す方向と逆方向に湾曲させる
ことができる。
のバルーン6と蛇腹4の内部の空気圧が抜けるため、カ
テーテル1は元の直線形状に復元する。また、第2のシ
リンジ18を操作すれば、第2のバルーン7を膨張させ
ることができるため、前述したと同様の作動形態によっ
てカテーテル1を図2に示す方向と逆方向に湾曲させる
ことができる。
【0015】このように、本実施例のカテーテル1は、
従来のように挿入部であるカテーテル本体の全長にわた
って配設された操作ワイヤによって湾曲動作部65を湾
曲させるのではなく、湾曲動作部65のみに配設された
蛇腹4の伸縮動作と、同じく湾曲動作部65のみに配設
された規制部材であるバルーン6,7とによって、湾曲
動作部65を湾曲させることができる。したがって、カ
テーテル本体が長尺であっても湾曲していた場合でも、
湾曲動作部65に配設された蛇腹4およびバルーン6,
7は、何等影響を受けることなく、加圧チューブ8,9
から供給される加圧流体によって確実に伸縮(膨縮)動
作して、湾曲動作部65を確実に湾曲させることができ
る。
従来のように挿入部であるカテーテル本体の全長にわた
って配設された操作ワイヤによって湾曲動作部65を湾
曲させるのではなく、湾曲動作部65のみに配設された
蛇腹4の伸縮動作と、同じく湾曲動作部65のみに配設
された規制部材であるバルーン6,7とによって、湾曲
動作部65を湾曲させることができる。したがって、カ
テーテル本体が長尺であっても湾曲していた場合でも、
湾曲動作部65に配設された蛇腹4およびバルーン6,
7は、何等影響を受けることなく、加圧チューブ8,9
から供給される加圧流体によって確実に伸縮(膨縮)動
作して、湾曲動作部65を確実に湾曲させることができ
る。
【0016】また、本実施例のカテーテル1は、シリン
ジ17,18を操作するだけで蛇腹4およびバルーン
6,7が伸縮(膨縮)動作して湾曲動作部65を湾曲さ
せることができるので、操作ワイヤを押し引き操作する
従来の方法に比べ操作性が向上する。
ジ17,18を操作するだけで蛇腹4およびバルーン
6,7が伸縮(膨縮)動作して湾曲動作部65を湾曲さ
せることができるので、操作ワイヤを押し引き操作する
従来の方法に比べ操作性が向上する。
【0017】なお、本実施例では、規制部材としてのバ
ルーンを2つとしたが、4つのバルーンを互いに空間3
7内の周方向に沿って90°ずつ離間して設け、湾曲動
作部65を4方向に湾曲できるようにしても良い。
ルーンを2つとしたが、4つのバルーンを互いに空間3
7内の周方向に沿って90°ずつ離間して設け、湾曲動
作部65を4方向に湾曲できるようにしても良い。
【0018】図3は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。本実施例の可撓管としての内視鏡20は、可撓性
を有する外側チューブ21と、外側チューブ21の内部
に設けられた同じく可撓性を有する内側チューブ50と
から内視鏡挿入部の本体が構成されている。内側チュー
ブ50は、外側チューブ21との間に一定の空隙部を形
成して外側チューブ21と同軸に配設されている。ま
た、内側チューブ50の内部には、対物レンズ群63、
CCD等の撮像素子25、撮像素子25と電気的に接続
する信号ケーブル52、ライトガイドファイバ−26な
どが内装されている。
ある。本実施例の可撓管としての内視鏡20は、可撓性
を有する外側チューブ21と、外側チューブ21の内部
に設けられた同じく可撓性を有する内側チューブ50と
から内視鏡挿入部の本体が構成されている。内側チュー
ブ50は、外側チューブ21との間に一定の空隙部を形
成して外側チューブ21と同軸に配設されている。ま
た、内側チューブ50の内部には、対物レンズ群63、
CCD等の撮像素子25、撮像素子25と電気的に接続
する信号ケーブル52、ライトガイドファイバ−26な
どが内装されている。
【0019】内側チューブ50の先端側は外側チューブ
21の先端から突出して設けられており、その突出され
た内側チューブ50の先端には円柱形状の先端部材55
が気密に固定されている。外側チューブ2の先端と先端
部材55の基端との間には蛇腹4が気密状態で架設され
ている。蛇腹4と内側チューブ50との間の空間59に
は2つのバルーン22,23が蛇腹4の谷部に密着した
状態で設けられている。また、これら2つのバルーン2
2,23はカテーテル1の軸に対して対称に対向して設
けられている。すなわち、バルーン22,23は互いに
空間59内の周方向に沿って180°離間して設けられ
ているものである。また、蛇腹4の谷部と密着するバル
ーン22,23の部位には全てバルーン22,23の径
方向の膨張を規制する糸24が周方向に沿って巻かれて
いる。
21の先端から突出して設けられており、その突出され
た内側チューブ50の先端には円柱形状の先端部材55
が気密に固定されている。外側チューブ2の先端と先端
部材55の基端との間には蛇腹4が気密状態で架設され
ている。蛇腹4と内側チューブ50との間の空間59に
は2つのバルーン22,23が蛇腹4の谷部に密着した
状態で設けられている。また、これら2つのバルーン2
2,23はカテーテル1の軸に対して対称に対向して設
けられている。すなわち、バルーン22,23は互いに
空間59内の周方向に沿って180°離間して設けられ
ているものである。また、蛇腹4の谷部と密着するバル
ーン22,23の部位には全てバルーン22,23の径
方向の膨張を規制する糸24が周方向に沿って巻かれて
いる。
【0020】また、外側チューブ21と内側チューブ5
0との間に形成された前記空隙部である環状の通路69
にはバルーン22,23と蛇腹4とに連通状態で接続す
る加圧チューブ8,9,13が配置されている。そし
て、これらの加圧チューブ8,9,13は全て通路69
の内部とライトガイドファイバー26が収納されるユニ
バーサルコード(図示せず)の内部とを通じて外部に導
出され、第1の実施例と同様の配管を有する図1の
(b)の流体圧供給機構に接続されている。
0との間に形成された前記空隙部である環状の通路69
にはバルーン22,23と蛇腹4とに連通状態で接続す
る加圧チューブ8,9,13が配置されている。そし
て、これらの加圧チューブ8,9,13は全て通路69
の内部とライトガイドファイバー26が収納されるユニ
バーサルコード(図示せず)の内部とを通じて外部に導
出され、第1の実施例と同様の配管を有する図1の
(b)の流体圧供給機構に接続されている。
【0021】上記構成では、第1の実施例と同様にシリ
ンジ17によっていずれか一方のバルーン22,23に
空気圧を送ると、図3に示すようにバルーン22,23
(図中ではバルーン22)は糸巻き部24以外の部分6
0が膨張する。この場合、糸巻き部24は糸巻きにより
膨張が規制される。そして、バルーン22の膨張する部
位60は蛇腹4の凹部内に広がっていき、蛇腹4の軸方
向の伸びを規制する。その他の動作は第1の実施例と同
様である。
ンジ17によっていずれか一方のバルーン22,23に
空気圧を送ると、図3に示すようにバルーン22,23
(図中ではバルーン22)は糸巻き部24以外の部分6
0が膨張する。この場合、糸巻き部24は糸巻きにより
膨張が規制される。そして、バルーン22の膨張する部
位60は蛇腹4の凹部内に広がっていき、蛇腹4の軸方
向の伸びを規制する。その他の動作は第1の実施例と同
様である。
【0022】このように、本実施例の内視鏡20は、膨
張したバルーン22の部位60が蛇腹4の山部の内部に
侵入するので、蛇腹4の軸方向の伸びが確実に規制され
て湾曲動作部65を確実に湾曲させることができ、第1
の実施例と同様の作用効果を奏することができる。
張したバルーン22の部位60が蛇腹4の山部の内部に
侵入するので、蛇腹4の軸方向の伸びが確実に規制され
て湾曲動作部65を確実に湾曲させることができ、第1
の実施例と同様の作用効果を奏することができる。
【0023】図4はバルーンの構成の変形例を示してい
る。このバルーン27は、軸方向に繊維28を複数本埋
め込んで形成されている。この構成では、バルーン27
に埋め込まれた軸方向の繊維28がバルーン27の軸方
向への膨張を規制するため、結果的に、バルーン27が
径方向のみに膨張する。したがって、バルーン27は、
径方向のみに膨張力が作用するので、蛇腹4を圧迫する
力が強く、確実に蛇腹4の伸長を規制できる。
る。このバルーン27は、軸方向に繊維28を複数本埋
め込んで形成されている。この構成では、バルーン27
に埋め込まれた軸方向の繊維28がバルーン27の軸方
向への膨張を規制するため、結果的に、バルーン27が
径方向のみに膨張する。したがって、バルーン27は、
径方向のみに膨張力が作用するので、蛇腹4を圧迫する
力が強く、確実に蛇腹4の伸長を規制できる。
【0024】図5には、可撓性のあるチューブ29の先
端側に2分割(30aと30bとに2分割されてい
る。)されたバルーン30を配置した構成が示されてい
る。バルーン30は、図6に示すように、チューブ29
の周方向に沿って120゜の間隔で設けられている。ま
た、各バルーン30にはバルーン30内に加圧流体を供
給する加圧チューブ31が接続されている。なお、加圧
チューブ31は上記各実施例と同様にシリンジ(図示せ
ず)に接続されている。
端側に2分割(30aと30bとに2分割されてい
る。)されたバルーン30を配置した構成が示されてい
る。バルーン30は、図6に示すように、チューブ29
の周方向に沿って120゜の間隔で設けられている。ま
た、各バルーン30にはバルーン30内に加圧流体を供
給する加圧チューブ31が接続されている。なお、加圧
チューブ31は上記各実施例と同様にシリンジ(図示せ
ず)に接続されている。
【0025】上記構成では、シリンジによって加圧流体
をいずれか1つのバルーン30内に送ると、図7に示す
ようにバルーン30の各分割部位30a,30bが膨張
して互いに押し合うため、チューブ29が湾曲する。し
たがって、この構成の場合も上記各実施例と同様の効果
を奏する。
をいずれか1つのバルーン30内に送ると、図7に示す
ようにバルーン30の各分割部位30a,30bが膨張
して互いに押し合うため、チューブ29が湾曲する。し
たがって、この構成の場合も上記各実施例と同様の効果
を奏する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可撓管
は、従来のように挿入部である可撓管本体の全長にわた
って配設された操作ワイヤによって湾曲動作部を湾曲さ
せるのではなく、湾曲動作部のみに配設された蛇腹の伸
縮動作と、同じく湾曲動作部のみに配設された規制部材
であるバルーンとによって、湾曲動作部を湾曲させるこ
とができる。したがって、可撓管本体が長尺であっても
湾曲していた場合でも、湾曲動作部に配設された蛇腹お
よびバルーンは、何等影響を受けることなく、供給され
る加圧流体によって確実に伸縮(膨縮)動作して、湾曲
動作部を確実に湾曲させることができる。
は、従来のように挿入部である可撓管本体の全長にわた
って配設された操作ワイヤによって湾曲動作部を湾曲さ
せるのではなく、湾曲動作部のみに配設された蛇腹の伸
縮動作と、同じく湾曲動作部のみに配設された規制部材
であるバルーンとによって、湾曲動作部を湾曲させるこ
とができる。したがって、可撓管本体が長尺であっても
湾曲していた場合でも、湾曲動作部に配設された蛇腹お
よびバルーンは、何等影響を受けることなく、供給され
る加圧流体によって確実に伸縮(膨縮)動作して、湾曲
動作部を確実に湾曲させることができる。
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を示すカテーテ
ルの要部断面図、(b)はカテーテルに接続される流体
圧供給機構の配管図である。
ルの要部断面図、(b)はカテーテルに接続される流体
圧供給機構の配管図である。
【図2】図1のカテーテルの動作時の状態を示す断面図
である。
である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す内視鏡の要部断面
図である。
図である。
【図4】バルーンの変形例を示す概略構成図である。
【図5】分割形成されたバルーンを先端部外周に複数配
設した可撓管の平面図である。
設した可撓管の平面図である。
【図6】図5の可撓管を先端側から見た正面図である。
【図7】図5の可撓管の動作時の状態図である。
1…カテーテル(可撓管)、20…内視鏡(可撓管)、
2…外側チューブ(可撓管本体)、4…蛇腹、6,7,
22,23,27…バルーン、37,59…空間。
2…外側チューブ(可撓管本体)、4…蛇腹、6,7,
22,23,27…バルーン、37,59…空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 康夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 可撓管本体の外周に設けられ流体圧によ
って軸方向に伸長する蛇腹と、この蛇腹と前記可撓管本
体との間の空間に配置され流体圧によって膨張する少な
くとも1つのバルーンと、前記蛇腹と前記バルーンとに
流体圧を供給する流体圧供給手段と、前記バルーンを膨
脹させることによって蛇腹の軸方向の伸びを一部規制し
て可撓管本体をその規制方向に向けて湾曲させる手段と
を具備したことを特徴とする可撓管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137693A JPH06343597A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 可撓管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137693A JPH06343597A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 可撓管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06343597A true JPH06343597A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15204606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5137693A Withdrawn JPH06343597A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 可撓管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06343597A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003079740A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-18 | Nikkiso Co Ltd | カテーテル用ガイド部材 |
JP2012075595A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Tottori Univ | 流体による自己推進機能を有するダブルバルーン式内視鏡装置 |
JP2015033455A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用ガイドチューブ |
WO2019008709A1 (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | オリンパス株式会社 | 挿入補助システム |
JP2020049269A (ja) * | 2017-05-05 | 2020-04-02 | ウロトロニック・インコーポレイテッドUrotronic, Inc. | 体腔用薬物被覆バルーンカテーテル |
US11648338B2 (en) | 2012-10-26 | 2023-05-16 | Urotronic, Inc. | Drug-coated balloon catheters for body lumens |
US11730864B2 (en) | 2015-04-24 | 2023-08-22 | Urotronic, Inc. | Drug coated balloon catheters for nonvascular strictures |
US11826533B2 (en) | 2012-10-26 | 2023-11-28 | Urotronic, Inc. | Balloon catheters for body lumens |
US11938287B2 (en) | 2012-10-26 | 2024-03-26 | Urotronic, Inc. | Drug-coated balloon catheters for body lumens |
US11957853B2 (en) | 2019-02-22 | 2024-04-16 | Urotronic, Inc. | Drug-coated balloon catheters for body lumens |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5137693A patent/JPH06343597A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11826533B2 (en) | 2012-10-26 | 2023-11-28 | Urotronic, Inc. | Balloon catheters for body lumens |
US11648338B2 (en) | 2012-10-26 | 2023-05-16 | Urotronic, Inc. | Drug-coated balloon catheters for body lumens |
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US12115286B2 (en) | 2012-10-26 | 2024-10-15 | Urotronic, Inc. | Drug-coated balloon catheters for body lumens |
US12168108B2 (en) | 2012-10-26 | 2024-12-17 | Urotronic, Inc. | Balloon catheters for body lumens |
JP2015033455A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用ガイドチューブ |
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US11957853B2 (en) | 2019-02-22 | 2024-04-16 | Urotronic, Inc. | Drug-coated balloon catheters for body lumens |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |