[go: up one dir, main page]

JPH06343295A - ステッピングモータ駆動回路 - Google Patents

ステッピングモータ駆動回路

Info

Publication number
JPH06343295A
JPH06343295A JP5129395A JP12939593A JPH06343295A JP H06343295 A JPH06343295 A JP H06343295A JP 5129395 A JP5129395 A JP 5129395A JP 12939593 A JP12939593 A JP 12939593A JP H06343295 A JPH06343295 A JP H06343295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital data
pulse
stepping motor
circuit
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5129395A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Tajima
修 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP5129395A priority Critical patent/JPH06343295A/ja
Publication of JPH06343295A publication Critical patent/JPH06343295A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯用ビデオカメラの自動焦点調節機構等に
適用されるステッピングモータのモータ駆動回路に関
し、不要な振動や騒音を低減する。 【構成】 2チャンネル制御信号DA,DBと共に外部から
基準クロックパルスCLKを入力されており、制御信号D
A,DBが反転した後所定タイミングで反転する内部クロ
ックCKを基準クロックパルスCLK に基づいて生成し、制
御信号DA,DBが反転してから内部クロックCKが反転する
までの間に、制御信号DA,DBの値に応じてディジタルデ
ータを最大値から最小値、または最小値から最大値へと
一定のタイミングで変化させて生成出力する構成の論理
回路4,6と、ディジタルデータDA1〜DA4,DB1〜DB
4を最大値から最小値に応じた値の駆動信号 VCA,VCBに
変換して駆動回路 12,13の入力信号を生成するD/Aコ
ンバータ5,7とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステッピングモータ駆動
回路に係り、特に携帯用ビデオカメラの自動焦点調節機
構等に適用されるステッピングモータ駆動回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年エレクトロニクスの進歩により携帯
用ビデオカメラに自動焦点調節機構が適用されている。
この自動焦点調節機構には高精度の回転角度調整が可能
なステッピングモータが適用されている。
【0003】ステッピングモータはパルスモータとも称
され、たとえば2値化2相パルス入力に対してその入力
パルスの位相に応じた角度だけ回転するものである。し
たがって、その入力パルスの周期に応じて回転速度が制
御される。
【0004】図8は従来のステッピングモータ駆動回路
の入力パルスの一例を、1相について示した図である。
図8(A)及び図8(B)は高速回転時、図8(C)及
び図8(D)は低速回転時を夫々示す。
【0005】すなわち、コンデンサの充放電を利用し
て、図8(A)又は図8(C)に示すような方形波に基
づいて図8(B)又は図8(D)のような台形波の励磁
パルスを生成する。したがって、励磁パルスがローレベ
ルからハイレベル、又はハイレベルからローレベルに至
るときの台形波の傾斜はコンデンサの値に応じた一定の
値とされており、これにより、ステッピングモータの不
要な振動や騒音を低減している。
【0006】そして、BTL(Balanced Transformerles
s)構成の駆動回路を介して、この励磁パルスをステッピ
ングモータの2つの励磁コイルに供給することでステッ
ピングモータを駆動制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のステッピングモータ駆動回路では、台形波の傾
斜は回転速度にかかわらず一定である。このため、回転
速度が低くなるにしたがって台形波の平坦期間に対する
傾斜期間が高速回転時に比べてしだいに短くなる。この
結果、台形波が方形波に近づくために、低速回転時は騒
音の低減効果がうすれる問題があった。
【0008】そこで、本発明は、低速回転時にも騒音の
低減効果がうすれることのなくステッピングモータの不
要な振動や騒音を低減することのできるモータ駆動回路
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、次のとお
り構成することにより解決される。
【0010】すなわち、外部からの2値化2相信号に基
づいてステッピングモータの2相励磁コイルを駆動手段
によって電流駆動し、2値化2相信号のタイミングに応
じてステッピングモータを駆動制御するステッピングモ
ータ駆動回路において、2値化2相信号と共に外部から
基準クロックパルスが入力されており、2値化2相信号
が反転した後所定タイミングで反転するタイミングパル
スを基準クロックパルスに基づいて生成し、2値化2相
信号が反転してからタイミングパルスが反転するまでの
間に、2値化2相信号の値に応じてディジタルデータを
最大値から最小値、または最小値から最大値へと一定の
タイミングで変化させて生成出力する構成のディジタル
データ生成手段と、ディジタルデータを最大値から最小
値に応じた値のアナログ電圧に変換して駆動手段への入
力信号を生成するD/A変換手段とを具備する構成とす
ることにより解決される。
【0011】
【作用】上記構成の本発明によれば、2値化2相信号と
ともに外部から基準クロックパルスが入力されているデ
ィジタルデータ生成手段は、2値化2相信号が反転して
からタイミングパルスが反転するまでの間に、2値化2
相信号の値に応じて、たとえば2値化2相信号の値がハ
イレベルのときはディジタルデータを最小値から最大
値、またはローレベルのときは最大値から最小値へと一
定のタイミングで変化させて生成出力するが、このタイ
ミングパルスは基準クロックパルスに基づいて生成され
る。
【0012】また、駆動手段への入力信号を生成するD
/A変換手段はディジタルデータを最大値から最小値に
応じた値のアナログ電圧に変換するが、このアナログ電
圧の振幅は一定振幅とされる。したがって、基準クロッ
クパルスの周期を可変することで、ディジタルデータを
最大値から最小値、または最小値から最大値へと変化さ
せるのに要する時間を変えることができて、アナログ電
圧が変化するときの傾斜を任意に設定自在となるように
作用する。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を一部具体的に示
すブロック図である。
【0014】図1に示すステッピングモータ駆動回路1
には、上記基準クロックパルスCLKと上記2値化2相
信号であるAチャンネル及びBチャンネル制御パルスD
A及びDBが入力されている。Aチャンネル制御パルス
DAとBチャンネル制御パルスDBとは所定の位相関係
とされており、ステッピングモータ駆動回路1はこれら
のパルスに基づいて2相励磁パルスを生成する。
【0015】そして、ステッピングモータ3の図示しな
い固定子に配設された2相励磁コイルLA及びLBを2
相励磁パルスによって励磁することで、各チャンネル制
御パルスDA及びDBの位相に基づいて回転子2を回転
制御する。
【0016】ステッピングモータ駆動回路1は、Aチャ
ンネルの論理回路4とD/Aコンバータ5と駆動回路1
2、及びBチャンネルの論理回路6とD/Aコンバータ
7と駆動回路13とから構成される。
【0017】本発明の要部である論理回路4と論理回路
6、及びD/Aコンバータ5とD/Aコンバータ7は夫
々同一構成であり、これらについては後で詳述する。駆
動回路12と駆動回路13も図示のとおり同一構成であ
り、いわゆるBTL構成とされている。
【0018】すなわち、駆動回路12は、Aチャンネル
駆動信号VCAを非反転増幅器14で増幅すると共に、
これをインピーダンス変換用反転バッファ16を介して
反転増幅器18で増幅し、両増幅器14及び18の各出
力端の間に接続されたAチャンネル励磁コイルLAを電
流駆動して励磁する。
【0019】また同様に、駆動回路13は、Bチャンネ
ル駆動信号VCBを非反転増幅器15で増幅すると共
に、これをインピーダンス変換用反転バッファ17を介
して反転増幅器19で増幅し、両増幅器15及び19の
各出力端の間に接続されたBチャンネル励磁コイルLB
を電流駆動して励磁する。
【0020】次に、図2及び図3は論理回路4(又は
6)の詳細な回路図であり、両図はa〜nにおいて連続
する図である。なお、この論理回路4は、I2L構成の半
導体回路である。
【0021】論理回路4は、大略して、位相シフト回路
8,エクスクルーシブオア回路9,D型フリップフロッ
プ回路10,T型フリップフロップ回路20と21と2
2と23,及びインバータゲート24〜37などで構成
される。
【0022】論理回路4には、反転されたAチャンネル
制御パルスDA*(以下、*は反転されたパルスを表わ
す。)が外部から入力端子60を介して、基準クロック
パルスCLKが入力端子61を介して供給されている。
そして、これらに基づいて出力ディジタルデータDA1
〜DA4が生成される。各ディジタルデータDA1〜D
A4は、出力端子52〜55から後述する(図7に詳細
に示す)4ビットD/Aコンバータへと出力される。
【0023】また、論理回路6(図1)からの出力ディ
ジタルデータDB1〜DB4は、基準クロックパルスC
LKとBチャンネル制御パルスDBに基づいて生成さ
れ、同様のD/Aコンバータ(7)へと出力される。
【0024】ここで、図4(A)〜(R)及び図5
(A)〜(R)は論理回路4及びD/Aコンバータ5の
動作を説明するタイミングチャートである。
【0025】両図において、(B)は外部からT型フリ
ップフロップ回路(20)に供給される一定周期Ts の
基準クロックパルスCLK、(C)は外部から論理回路
(4)の各部に供給されるAチャンネル制御パルスD
A,(E)〜(H)はそれぞれ論理回路(4)からD/
Aコンバータ(5)に供給される4ビットディジタルデ
ータDA1〜DA4であり、(A)はこれらのディジタ
ルデータDA1〜DA4をD/Aコンバータ(5)によ
ってD/A変換して得られる駆動回路(12)の入力駆
動信号VCAである。
【0026】まず、リセットパルスRS(図4(D)及
び図5(D))の生成過程について、図2及び図6を参照
して説明する。入力端子60に入来する反転Aチャンネ
ル制御パルスDA*は、インバータゲート31を介して
反転されて図6(A)のDAのとおりのパルスとされ位
相シフト回路8に入力される。なお、Aチャンネル制御
パルスDAのハイレベル期間TDAは、5msec〜30
msecが一般的である。
【0027】このAチャンネル制御パルスDAは、イン
バータゲート81 によって反転されて立ち上がりエッジ
をコンデンサC1 によって平滑され、図6(B)のD
A′のとおりのパルスとされてインバータゲート82
供給される。このパルスDA′は、インバータゲート8
2 によって反転されて立ち上がりエッジをコンデンサC
2 によって平滑され、図6(C)のDA′′のとおのパ
ルスとされる。
【0028】さらに、このパルスDA′′は、インバー
タゲート83 と84 とによって反転とエッジ整形とを繰
り返され、図6(D)のDA′′′のとおのパルスとさ
れて位相シフト回路8からエクスクルーシブオア回路9
へと供給される。
【0029】そして、Aチャンネル制御パルスDAとパ
ルスDA′′′との不一致期間のみをローレベルとされ
るリセットパルスRS(図7(E))が、周知のとおり、
エクスクルーシブオア回路9から各フリップフロップ回
路回路10及び20〜23へと供給される。なお、リセ
ットパルスRSのローレベル期間TRSは、0.5μse
c〜3.0μsecが一般的である。
【0030】続いて、図2から図5に戻って、上記タイ
ミングパルスである反転内部クロックパルスCK*(図
4(D)及び図5(D))の生成過程について説明する。
【0031】入力端子61に入来する基準クロックパル
スCLKは、T型フリップフロップ回路20のT1入力
に入力されて、T型フリップフロップ回路20〜23
は、図3に示すとおりに縦続接続されている。したがっ
て、各T型フリップフロップ回路20及び21及び22
及び23のそれぞれのQ1出力及びQ2出力及びQ3出
力及びQ4出力は、図4(I)〜図4(L)、及び図5
(I)〜図5(L)に示すとおり、基準クロックパルス
CLKを順次1/2分周したパルスとされる。
【0032】また、反転内部クロックパルスCK*は、
各T型フリップフロップ回路20及び21及び22及び
23のQ1出力及び反転Q2*出力及び反転Q3*出力
及び反転Q4*出力をインバータゲート26及び27及
び28及び29で反転し、反転された各出力の論理積を
とった図4(M)及び図5(M)のとおりのパルスとさ
れる。
【0033】すなわち、反転内部クロックパルスCK*
は、Aチャンネル制御パルスDAの立ち上がり又は立ち
下がり(時刻t0 又時刻t3 )から数えると、基準クロ
ックパルスCLKの15回目の立ち上がり(時刻t1
び時刻t4 )と同期して立ち上がって、Ts なる期間ハ
イレベルとなったのちローレベルとなる。
【0034】さらに、反転内部クロックパルスCK*は
この基準クロックパルスCLKの15回目の立ち上がり
から16回後の立ち上がり(時刻t2 )と同期して立ち
上がって、Ts なる期間ハイレベルとなったのちローレ
ベルとなる。
【0035】この反転内部クロックパルスCK*はイン
バータゲート30によって反転され、D型フリップフロ
ップ回路10のクロックCKとして供給される。したが
って、D型フリップフロップ回路10のQ5出力は、反
転内部クロックパルスCK*の立ち上がりと同期して反
転し、時刻t1 及び時刻t4 においてハイレベルとなり
時刻t2 においてローレベルとなる、図4(N)及び図
5(N)のとおりのパルスとされる。
【0036】また、D型フリップフロップ回路10の反
転Q5*出力端とインバータゲート32の出力端が接続
されており、バッファ回路52の入力端には、図4
(O)及び図5(O)に示す反転Q5*出力と反転Aチ
ャンネル制御パルスDA*との積Q6=Q5*・DA*
が得られる。
【0037】また、D型フリップフロップ回路10のQ
5出力端とインバータゲート33の出力端が接続されて
おり、インバータゲート34の入力端には、論理積Q5
・DAで表されるパルスが供給されている。したがっ
て、バッファ回路53の入力端には、図4(P)及び図
5(P)に示すとおり、上記論理積Q5・DAの反転パ
ルス(Q5・DA)*が得られる。
【0038】また、インバータゲート33からの出力パ
ルスDAは、バッファ回路51を介して各インバータゲ
ート26及び27及び28及び29からの反転Q1*出
力及びQ2出力及びQ3出力及びQ4出力との論理積を
とられる。
【0039】したがって、たとえばインバータゲート2
5の入力端には、論理積Q1*・DAで表されるパルス
が供給されている。この結果、ノア回路45の一方の入
力端には、上記論理積Q1*・DAの反転パルスとバッ
ファ回路53の出力パルスQ7との論理積((Q1*・D
A)*)・Q7で表される図4(R)及び図5(R)に
示すとおりのパルスを、インバータゲート41で反転し
たパルスが供給される。
【0040】一方、図4(O)及び図5(O)に示した
パルスQ6=Q5*・DA*は、バッファ回路52を介
して各インバータゲート24及び36及び38及び40
からのQ1出力及び反転Q2*出力及び反転Q3*出力
及び反転Q4*出力との論理積をとられる。
【0041】この結果、たとえばノア回路45の他方の
入力端には、Q1出力とQ6出力との論理積Q1・Q6
で表されるパルスが供給される。したがって、出力端子
62に得られるノア回路45からの出力ディジタルデー
タDA1は、論理積 (((Q1*・DA)*)・Q7)*
と論理積Q1・Q6とのノア、すなわち、 DA1= (((((Q1*・DA)*)・Q7)*)+Q1
・Q6)* で表され、図4(E)及び図5(E)に示すとおりのパ
ルスとなる。
【0042】同様に、ノア回路46からの出力ディジタ
ルデータDA2は図4(F)及び図5(F)に、ノア回
路47からの出力ディジタルデータDA3は図4(G)
及び図5(G)に、ノア回路48からの出力ディジタル
データDA4は図4(H)及び図5(H)に、それぞれ
示すとおりのパルスとなる。
【0043】すなわち、Aチャンネル制御パルスDAが
時刻t0 において反転してから基準クロックパルスCL
Kの15回目の立ち上がりと同期して内部クロックパル
スCKが反転する時刻t1 までの間に、論理回路4の各
ノア回路45〜48は、Aチャンネル制御パルスDAの
値に応じて、ここではたとえばこれがハイレベルである
からディジタルデータDA1〜DA4を最小値「000
0」から最大値「1111」へと変化させて生成出力す
る。
【0044】このときの生成タイミングは、基準クロッ
クパルスCLKに基づいている。したがって、基準クロ
ックパルスCLKの周期を可変することで、ディジタル
データDA1〜DA4を最小値から最大値へと変化させ
るのに要する時間を変えることができる。
【0045】なお、Aチャンネル制御パルスDAがロー
レベルである時刻t3 〜時刻t4 の間は、ディジタルデ
ータDA1〜DA4は最大値「1111」から最小値
「0000」へと変化されて生成出力されるが、この際
の変化時間も基準クロックパルスCLKの周期に基づい
て可変される。
【0046】ここで、図7はD/Aコンバータ5の具体
的な回路図である。
【0047】図7に示すD/Aコンバータ5は一般的な
構成である。すなわち、重み付けされた抵抗値を有する
各抵抗R及び2R及び4R及び8Rをエミッタ端に接続
されたトランジスタQ14及びQ11及びQ8及びQ5
と、トランジスタQ13及びQ10及びQ7及びQ4と
で4つのカレントミラー回路を構成している。
【0048】そして、ディジタルデータDA1及びDA
2及びDA3及びDA4に基づいてスイッチングされる
トランジスタQ12及びQ8及びQ5及びQ3によって
これらカレントミラー回路の動作をオン又はオフさせ、
トランジスタQ1及びQ2で構成されるさらにもう一つ
のカレントミラー回路の出力電流Ic を各ディジタルデ
ータに基づいて可変させる構成である。
【0049】そして、抵抗Rc の上端より取り出される
入力駆動信号VCAが駆動回路(12)へと供給され
る。このD/Aコンバータ5が生成する入力駆動信号V
CAは、ディジタルデータDA1〜DA4の最大値から
最小値に応じた振幅値のアナログ電圧とされ、各抵抗値
とバイアス電圧VBIASとで設定される一定の振幅値とさ
れる。
【0050】上述したとおり本実施例によれば、基準ク
ロックパルスCLKの周期を可変することで、ディジタ
ルデータDA1〜DA4,またはDB1〜DB4を同様
にして最大値から最小値、または最小値から最大値へと
変化させるのに要する時間を変えることができる。した
がって、入力駆動信号VCAまたはVCBが変化すると
きの傾斜を任意に設定することができ、各駆動回路への
入力駆動信号の波形を任意の傾斜をもつ台形波とするこ
とができる。
【0051】したがって、ステッピングモータを低速で
駆動するときも高速で駆動するときも、入力駆動信号台
形波の平坦な期間と傾斜した期間とを基準クロックパル
スCLKの周期に基づいて所望の比率とすることができ
る。
【0052】この結果、各チャンネル制御パルスCA及
びCBの周期を変化させてステッピングモータの駆動速
度を変えた場合でも、この比率をたとえば低速回転時に
も騒音の低減効果がうすれることのない適当な比率にす
ることによって、ステッピングモータの振動や騒音を常
に低減することが可能となる。
【0053】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、ディジタル
データ生成手段は、2値化2相信号の値に応じて、ディ
ジタルデータを最大値から最小値、または最小値から最
大値へと一定のタイミングで変化させて生成出力する
が、このタイミングパルスは基準クロックパルスに基づ
いて生成され、また、駆動手段への入力信号を生成する
D/A変換手段はディジタルデータを最大値から最小値
に応じた値のアナログ電圧に変換するが、このアナログ
電圧の振幅は一定振幅とされる。したがって、基準クロ
ックパルスの周期を可変することで、ディジタルデータ
を最大値から最小値、または最小値から最大値へと変化
させるのに要する時間を変えることができるため、アナ
ログ電圧が変化するときの傾斜を任意に設定することが
でき、駆動手段への入力信号の波形を任意の傾斜をもつ
台形波とすることができるので、ステッピングモータを
低速で駆動するときも高速で駆動するときも、入力信号
台形波の平坦な期間と傾斜した期間とを基準クロックパ
ルスの周期に基づいて所望の比率とすることができる。
この結果、2値化2相信号の周期を変化させて駆動速度
を変えた場合でも、この比率をたとえば低速回転時にも
騒音の低減効果がうすれることのない比率にすることに
よって、ステッピングモータの振動や騒音を常に低減す
ることができる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の要部の回路図(その1)で
ある。
【図3】本発明の一実施例の要部の回路図(その2)で
ある。
【図4】本発明の一実施例のタイミングチャート(その
1)である。
【図5】本発明の一実施例のタイミングチャート(その
2)である。
【図6】本発明の一実施例のタイミングチャート(その
3)である。
【図7】本発明の一実施例の要部の回路図(その3)で
ある。
【図8】従来のステッピングモータ駆動回路の入力パル
スの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ駆動回路 2 回転子 3 ステッピングモータ 4,6 論理回路 5,7 D/Aコンバータ 12,13 駆動回路 LA,LB 励磁コイル CLK 基準クロックパルス CK 内部クロックパルス DA Aチャンネル制御信号 DB Bチャンネル制御信号 VCA Aチャンネル駆動信号 VCB Bチャンネル駆動信号 DA1〜DA4,DB1〜DB4 ディジタルデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの2値化2相信号に基づいてス
    テッピングモータの2相励磁コイルを駆動手段によって
    電流駆動し、該2値化2相信号のタイミングに応じて該
    ステッピングモータを駆動制御するステッピングモータ
    駆動回路において、 該2値化2相信号とともに外部から基準クロックパルス
    が入力されており、該基準クロックパルスに基づいて所
    定タイミングのタイミングパルスを生成し、該2値化2
    相信号が反転してから該タイミングパルスが反転するま
    での間に、該2値化2相信号の値に応じてディジタルデ
    ータを最大値から最小値、または最小値から最大値へと
    一定のタイミングで変化させて生成出力する構成のディ
    ジタルデータ生成手段と、 該ディジタルデータを該最大値から該最小値に応じた振
    幅のアナログ電圧に変換して前記駆動手段への入力信号
    を生成するD/A変換手段と、 を具備したことを特徴とするステッピングモータ駆動回
    路。
JP5129395A 1993-05-31 1993-05-31 ステッピングモータ駆動回路 Pending JPH06343295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5129395A JPH06343295A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 ステッピングモータ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5129395A JPH06343295A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 ステッピングモータ駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06343295A true JPH06343295A (ja) 1994-12-13

Family

ID=15008515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5129395A Pending JPH06343295A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 ステッピングモータ駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06343295A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6838853B2 (en) 2002-12-27 2005-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor drive device and method
US6906489B2 (en) 2003-03-07 2005-06-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor drive device and method
US7023157B2 (en) 2003-12-19 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor drive device and method
US7129671B2 (en) 2003-12-19 2006-10-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor drive device and method

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6838853B2 (en) 2002-12-27 2005-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor drive device and method
CN1316731C (zh) * 2002-12-27 2007-05-16 松下电器产业株式会社 步进电机驱动装置和方法
US6906489B2 (en) 2003-03-07 2005-06-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor drive device and method
CN1327607C (zh) * 2003-03-07 2007-07-18 松下电器产业株式会社 步进电动机驱动装置和方法
US7023157B2 (en) 2003-12-19 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor drive device and method
US7129671B2 (en) 2003-12-19 2006-10-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor drive device and method
CN100358232C (zh) * 2003-12-19 2007-12-26 松下电器产业株式会社 步进马达驱动装置和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5402274A (en) Data separator and signal processing circuit with an adjustable window
JPS6146849B2 (ja)
US20040174286A1 (en) Digital to analog convertor
JPH06343295A (ja) ステッピングモータ駆動回路
JP3326619B2 (ja) Pwm回路
JPH09252252A (ja) D/a変換器
US4808998A (en) Distortion reduction circuit for a D/A converter
JPS63250918A (ja) A/d変換回路
JP2578520B2 (ja) ディジタル・アナログコンバータ
JPH07154996A (ja) ステッピングモータ駆動回路
JPH06284792A (ja) モータ駆動回路
JP3077815B2 (ja) パルス信号発生回路
JPH06224708A (ja) パルス幅変調回路
JP3074278B2 (ja) デジタル/アナログ変換器
JP2005192321A (ja) ステッピングモータ駆動装置
JP3973307B2 (ja) Ad変換器
JPH07154997A (ja) ステッピングモータ駆動回路
JPH06253597A (ja) モータ駆動回路
JPH0529893A (ja) デユーテイ調整回路
JP3774882B2 (ja) D/aコンバータ
JPH04252509A (ja) パルス幅補正回路
JPS61152128A (ja) デジタル・アナログ変換回路
JPH07143795A (ja) モータ駆動装置
KR940005143B1 (ko) 디지탈 서보의 pwm 구동장치
JP2001185961A (ja) デジタルアンプ