JPH06338816A - 携帯無線機 - Google Patents
携帯無線機Info
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- JPH06338816A JPH06338816A JP5127520A JP12752093A JPH06338816A JP H06338816 A JPH06338816 A JP H06338816A JP 5127520 A JP5127520 A JP 5127520A JP 12752093 A JP12752093 A JP 12752093A JP H06338816 A JPH06338816 A JP H06338816A
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- short
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- plane
- wireless device
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/10—Polarisation diversity; Directional diversity
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/28—Combinations of substantially independent non-interacting antenna units or systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/3827—Portable transceivers
- H04B1/3833—Hand-held transceivers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 携帯無線機10の金属筐体13の側面に、内
蔵アンテナである片側短絡型マイクロストリップアンテ
ナである内蔵アンテナ11を、その短絡面が外部アンテ
ナ13の主偏波と平行になるように設置する。 【効果】 外部アンテナ13と片側短絡型マイクロスト
リップアンテナである内蔵アンテナ11との主偏波及び
放射パターンが異なることにより、安定した指向性及び
偏波ダイバーシティの効果が得られる。
蔵アンテナである片側短絡型マイクロストリップアンテ
ナである内蔵アンテナ11を、その短絡面が外部アンテ
ナ13の主偏波と平行になるように設置する。 【効果】 外部アンテナ13と片側短絡型マイクロスト
リップアンテナである内蔵アンテナ11との主偏波及び
放射パターンが異なることにより、安定した指向性及び
偏波ダイバーシティの効果が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部アンテナ及び内蔵
アンテナを用いてダイバーシティ受信を行う携帯無線機
に関するものである。
アンテナを用いてダイバーシティ受信を行う携帯無線機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯無線機の受信の方式の1つと
して、フェージングを防止して安定した受信感度を得る
ために複数のアンテナを用いて、垂直偏波や水平偏波な
どの偏波面の異なった電波を受信側で合成するダイバー
シティ受信を行う方式がある。
して、フェージングを防止して安定した受信感度を得る
ために複数のアンテナを用いて、垂直偏波や水平偏波な
どの偏波面の異なった電波を受信側で合成するダイバー
シティ受信を行う方式がある。
【0003】上述のような受信方式を採用する携帯無線
機の多くは、例えば図7に示す携帯無線機70のよう
に、逆Fアンテナ等の内蔵アンテナ71と、ホイップア
ンテナやヘリカルアンテナ等の外部アンテナ72との2
系統のアンテナが設置されており、これらのアンテナに
よってダイバーシティ受信を行っている。上記内蔵アン
テナ71としては、現在平面アンテナ系では最も小型化
可能な逆Fアンテナが主流である。
機の多くは、例えば図7に示す携帯無線機70のよう
に、逆Fアンテナ等の内蔵アンテナ71と、ホイップア
ンテナやヘリカルアンテナ等の外部アンテナ72との2
系統のアンテナが設置されており、これらのアンテナに
よってダイバーシティ受信を行っている。上記内蔵アン
テナ71としては、現在平面アンテナ系では最も小型化
可能な逆Fアンテナが主流である。
【0004】上記携帯無線機70において、金属筐体7
3上でいわゆるホイップアンテナ等の外部アンテナ72
を金属筐体73の上面から直立するように設定した場合
に、内蔵アンテナ11は、その地導体17を上記携帯無
線機70の側面に接触させた状態で設置される。また上
記図7に示すように、上記携帯無線機70(の金属筐体
73)の幅をDW,長さをDL,厚さをDhとする。
3上でいわゆるホイップアンテナ等の外部アンテナ72
を金属筐体73の上面から直立するように設定した場合
に、内蔵アンテナ11は、その地導体17を上記携帯無
線機70の側面に接触させた状態で設置される。また上
記図7に示すように、上記携帯無線機70(の金属筐体
73)の幅をDW,長さをDL,厚さをDhとする。
【0005】この逆Fアンテナ71は、図8に示すよう
に、放射導体75,誘電体76,地導体77及び短絡導
体78からなり、短絡導体幅WS が放射導体の長さL及
び幅Wに対して十分に小さい場合、L+W=λg /4と
なる周波数で作動するアンテナである。ここで、λg は
管内波長で誘電体の比誘電率εr に依存する値であり、
自由空間波長λ0 に対し、λg =λ0 /√εr で表され
る。
に、放射導体75,誘電体76,地導体77及び短絡導
体78からなり、短絡導体幅WS が放射導体の長さL及
び幅Wに対して十分に小さい場合、L+W=λg /4と
なる周波数で作動するアンテナである。ここで、λg は
管内波長で誘電体の比誘電率εr に依存する値であり、
自由空間波長λ0 に対し、λg =λ0 /√εr で表され
る。
【0006】一般に逆Fアンテナは無限大地導体に設置
された場合、狭帯域、単向性の放射パターンとなり、携
帯無線機用のアンテナとしては好ましくない。
された場合、狭帯域、単向性の放射パターンとなり、携
帯無線機用のアンテナとしては好ましくない。
【0007】しかしながら、逆Fアンテナを波長に対し
て小さい地導体(上記金属筐体73)に設置し、その地
導体長となる上記携帯無線機70の上記長さDLを制御
することにより、特性の改善が可能である。上記逆Fア
ンテナの共振周波数の自由空間波長をλ0 とすると、上
記長さ(地導体長)DLが0.4λ0 の場合、帯域幅が
拡張され、改善される。
て小さい地導体(上記金属筐体73)に設置し、その地
導体長となる上記携帯無線機70の上記長さDLを制御
することにより、特性の改善が可能である。上記逆Fア
ンテナの共振周波数の自由空間波長をλ0 とすると、上
記長さ(地導体長)DLが0.4λ0 の場合、帯域幅が
拡張され、改善される。
【0008】例えば、1.5GHz帯の逆Fアンテナに
おいて、比誘電率εr =3.5の材料で、誘電体の厚さ
h=4.0mmとするとき、定在波の最大値と最小値と
の比である定在波比(VSWR)の値が2以下であると
きの帯域幅が70MHz程度となる。無限大地導体とみ
なせる大きな地導体に設置した逆Fアンテナについて帯
域幅を測定したところ、その値は20MHzであった。
おいて、比誘電率εr =3.5の材料で、誘電体の厚さ
h=4.0mmとするとき、定在波の最大値と最小値と
の比である定在波比(VSWR)の値が2以下であると
きの帯域幅が70MHz程度となる。無限大地導体とみ
なせる大きな地導体に設置した逆Fアンテナについて帯
域幅を測定したところ、その値は20MHzであった。
【0009】放射パターンに関しては、水平面(X−Y
面)内無指向性、上下方向(Z軸方向)にヌルがある8
の字パターンとなる。また、上記短絡導体77を含む対
角線方向が主偏波方向となり、垂直、水平両偏波の感度
はほぼ等しくなる。しかし、実際に携帯無線機にアンテ
ナを設置する場合、上記金属筐体長DLをこの最適寸法
である0.4λ0 に設定できるとは限らない。
面)内無指向性、上下方向(Z軸方向)にヌルがある8
の字パターンとなる。また、上記短絡導体77を含む対
角線方向が主偏波方向となり、垂直、水平両偏波の感度
はほぼ等しくなる。しかし、実際に携帯無線機にアンテ
ナを設置する場合、上記金属筐体長DLをこの最適寸法
である0.4λ0 に設定できるとは限らない。
【0010】ここでは、例えば上記金属筐体長DLを
0.6λ0 とした場合の特性を示す。前述の0.4λ0
の地導体に設置したものと同一の1.5GHz帯の逆F
アンテナにおいて、帯域幅は35MHz程度に減少し、
また、放射パターンは、図10に示す垂直方向(Z−X
面)において、ビームのピークが水平方向からシフト
し、図9に示す水平面(X−Y面)内の利得が低下して
いる。ここで座標軸は、上記図8に示すようにXYZ軸
を設定している。なお、偏波は垂直偏波が主偏波となっ
ている。これらの図8,図9において、曲線Aは垂直偏
波を、曲線Bは水平偏波を表している。
0.6λ0 とした場合の特性を示す。前述の0.4λ0
の地導体に設置したものと同一の1.5GHz帯の逆F
アンテナにおいて、帯域幅は35MHz程度に減少し、
また、放射パターンは、図10に示す垂直方向(Z−X
面)において、ビームのピークが水平方向からシフト
し、図9に示す水平面(X−Y面)内の利得が低下して
いる。ここで座標軸は、上記図8に示すようにXYZ軸
を設定している。なお、偏波は垂直偏波が主偏波となっ
ている。これらの図8,図9において、曲線Aは垂直偏
波を、曲線Bは水平偏波を表している。
【0011】一方、いわゆるホイップアンテナ等の上記
外部アンテナ72についても同様に、理想的な地導体に
設置した場合は8の字パターンを放射するが、0.6λ
0 程度の金属筐体に設置した場合に、筐体の影響で、逆
Fアンテナと同様にビームのピークが水平方向からシフ
トし、水平面内の利得が低下することが知られている。
なお、偏波は垂直偏波が主偏波となっている。
外部アンテナ72についても同様に、理想的な地導体に
設置した場合は8の字パターンを放射するが、0.6λ
0 程度の金属筐体に設置した場合に、筐体の影響で、逆
Fアンテナと同様にビームのピークが水平方向からシフ
トし、水平面内の利得が低下することが知られている。
なお、偏波は垂直偏波が主偏波となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ダイバーシテ
ィ受信の手法としては、数百m離れた受信空中線で受け
た信号電流を合成して平均化させるスペースダイバーシ
ティ,ある特定の方向からの電波に対して感度を高くす
る指向性ダイバーシティ,及び電波が電離層で屈折反射
する際に、振幅や位相が方向によって異なる場合に用い
る偏波ダイバーシティ等が知られている。
ィ受信の手法としては、数百m離れた受信空中線で受け
た信号電流を合成して平均化させるスペースダイバーシ
ティ,ある特定の方向からの電波に対して感度を高くす
る指向性ダイバーシティ,及び電波が電離層で屈折反射
する際に、振幅や位相が方向によって異なる場合に用い
る偏波ダイバーシティ等が知られている。
【0013】しかしながら、上述のように、最適地導体
寸法とならない携帯無線機に逆Fアンテナを設置して、
ダイバーシティ受信を考えた場合、ホイップアンテナ等
の外部アンテナと、内蔵逆Fアンテナの放射パターン
は、非常に良く似たものとなる。そのため指向性ダイバ
ーシティの効果は得られず、また、偏波に関しても垂直
偏波が主偏波となることから、偏波ダイバーシティ効果
も少ない。実際にはスペースダイバーシティがメインと
なっているが、外部アンテナと内蔵アンテナを小形筐体
上に設置する為、アンテナ間の距離を十分にとることが
出来ないので、ダイバーシティ効果が抑制されている。
寸法とならない携帯無線機に逆Fアンテナを設置して、
ダイバーシティ受信を考えた場合、ホイップアンテナ等
の外部アンテナと、内蔵逆Fアンテナの放射パターン
は、非常に良く似たものとなる。そのため指向性ダイバ
ーシティの効果は得られず、また、偏波に関しても垂直
偏波が主偏波となることから、偏波ダイバーシティ効果
も少ない。実際にはスペースダイバーシティがメインと
なっているが、外部アンテナと内蔵アンテナを小形筐体
上に設置する為、アンテナ間の距離を十分にとることが
出来ないので、ダイバーシティ効果が抑制されている。
【0014】そこで本発明は、上述の事情に鑑みて提案
されたものであり、内蔵アンテナに片側短絡型マイクロ
ストリップアンテナを用いて、より安定したダイバーシ
ティ受信を行うことを可能とする携帯無線機を提供する
ことを目的とする。
されたものであり、内蔵アンテナに片側短絡型マイクロ
ストリップアンテナを用いて、より安定したダイバーシ
ティ受信を行うことを可能とする携帯無線機を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯無線機
は、上述の課題を解決するために、搭載されたアンテナ
のうちの内蔵アンテナを片側短絡型マイクロストリップ
アンテナとし、上記携帯無線機の金属筐体側面に、片側
短絡型マイクロストリップアンテナの短絡面が外部アン
テナの主偏波と平行な向きとなるように上記内蔵アンテ
ナを設置して成ることを特徴とする。
は、上述の課題を解決するために、搭載されたアンテナ
のうちの内蔵アンテナを片側短絡型マイクロストリップ
アンテナとし、上記携帯無線機の金属筐体側面に、片側
短絡型マイクロストリップアンテナの短絡面が外部アン
テナの主偏波と平行な向きとなるように上記内蔵アンテ
ナを設置して成ることを特徴とする。
【0016】また同様に、本発明に係る携帯無線機は、
上述の課題を解決するために、搭載されたアンテナのう
ちの内蔵アンテナを片側短絡型マイクロストリップアン
テナとし、上記携帯無線機の金属筐体の上記外部アンテ
ナの主偏波に対して直交する面上に上記内蔵アンテナを
設置することも可能である。具体的には、例えば外部ア
ンテナとしていわゆるホイップアンテナを、上記携帯無
線機の金属筐体の上面から直立するように設置した場合
には、上記上面もしくは底面に上記内蔵アンテナを設置
する。
上述の課題を解決するために、搭載されたアンテナのう
ちの内蔵アンテナを片側短絡型マイクロストリップアン
テナとし、上記携帯無線機の金属筐体の上記外部アンテ
ナの主偏波に対して直交する面上に上記内蔵アンテナを
設置することも可能である。具体的には、例えば外部ア
ンテナとしていわゆるホイップアンテナを、上記携帯無
線機の金属筐体の上面から直立するように設置した場合
には、上記上面もしくは底面に上記内蔵アンテナを設置
する。
【0017】
【作用】携帯無線機の金属筐体側面に、片側短絡型マイ
クロストリップアンテナの短絡面が外部アンテナの主偏
波と平行な向きとなるように設置することにより、外部
アンテナと内蔵アンテナの偏波、及び放射パターンが異
なる携帯無線機を構成可能となり、安定したダイバーシ
ティ効果が得られる。
クロストリップアンテナの短絡面が外部アンテナの主偏
波と平行な向きとなるように設置することにより、外部
アンテナと内蔵アンテナの偏波、及び放射パターンが異
なる携帯無線機を構成可能となり、安定したダイバーシ
ティ効果が得られる。
【0018】
【実施例】本発明に係る携帯無線機のいくつかの実施例
を、図面を参照しながら説明する。本発明に係る携帯無
線機の第1の実施例では、図1に示すように、携帯無線
機10において、いわゆるホイップアンテナである外部
アンテナ12を金属筐体13の上面から直立するように
設定した場合に、片側短絡型マイクロストリップアンテ
ナである内蔵アンテナ11は、その地導体17を上記携
帯無線機70の側面に接触させた状態で設置される。す
なわち、片側短絡型マイクロストリップアンテナである
上記内蔵アンテナ11の短絡面が外部アンテナの主偏波
と平行な向き(Z軸方向)となるように設置される。な
お、上記図7に示した上記携帯無線機70と同様に、携
帯無線機10(の金属筐体13)の幅をDW,長さをD
L,厚さをDhとする。
を、図面を参照しながら説明する。本発明に係る携帯無
線機の第1の実施例では、図1に示すように、携帯無線
機10において、いわゆるホイップアンテナである外部
アンテナ12を金属筐体13の上面から直立するように
設定した場合に、片側短絡型マイクロストリップアンテ
ナである内蔵アンテナ11は、その地導体17を上記携
帯無線機70の側面に接触させた状態で設置される。す
なわち、片側短絡型マイクロストリップアンテナである
上記内蔵アンテナ11の短絡面が外部アンテナの主偏波
と平行な向き(Z軸方向)となるように設置される。な
お、上記図7に示した上記携帯無線機70と同様に、携
帯無線機10(の金属筐体13)の幅をDW,長さをD
L,厚さをDhとする。
【0019】図2に片側短絡型マイクロストリップアン
テナである上記内蔵アンテナ11の基本構成を示す。こ
の内蔵アンテナ11は、放射導体15,誘電体16及び
地導体17が積層され、通常のマイクロストリップアン
テナと同様の上記放射導体15と上記地導体17を有す
るが、短絡導体幅WS が放射導体幅Wと等しくなってい
る。すなわち、上記放射導体15と上記地導体17を短
絡導体18で全面短絡(WS =W)した形状を有してい
る。
テナである上記内蔵アンテナ11の基本構成を示す。こ
の内蔵アンテナ11は、放射導体15,誘電体16及び
地導体17が積層され、通常のマイクロストリップアン
テナと同様の上記放射導体15と上記地導体17を有す
るが、短絡導体幅WS が放射導体幅Wと等しくなってい
る。すなわち、上記放射導体15と上記地導体17を短
絡導体18で全面短絡(WS =W)した形状を有してい
る。
【0020】通常のマイクロストリップアンテナの放射
導体長が2Lであるのに対し、上記片側短絡型マイクロ
ストリップアンテナの上記内蔵アンテナ11はマイクロ
ストリップアンテナの零電位となる中心部を地導体と短
絡することにより、放射導体長がL、すなわち半分の長
さで同一共振周波数を得ることが出来る。
導体長が2Lであるのに対し、上記片側短絡型マイクロ
ストリップアンテナの上記内蔵アンテナ11はマイクロ
ストリップアンテナの零電位となる中心部を地導体と短
絡することにより、放射導体長がL、すなわち半分の長
さで同一共振周波数を得ることが出来る。
【0021】放射導体幅Wや誘電体の厚さhは主とし
て、アンテナの帯域幅や効率等に寄与し、また、誘電体
の比誘電率εr は管内波長を決定するため、放射導体長
に影響を与えるのはもちろん、アンテナ効率等も決定す
る重要なファクターである。一般にεr の値が小さいほ
ど効率は高く、εr の増大に伴い効率が劣化することが
知られている。
て、アンテナの帯域幅や効率等に寄与し、また、誘電体
の比誘電率εr は管内波長を決定するため、放射導体長
に影響を与えるのはもちろん、アンテナ効率等も決定す
る重要なファクターである。一般にεr の値が小さいほ
ど効率は高く、εr の増大に伴い効率が劣化することが
知られている。
【0022】このような片側短絡型マイクロストリップ
アンテナ(上記内蔵アンテナ11)の偏波は上記短絡導
体18と直交する方向が主偏波となる。従って、上記携
帯無線機10の上記金属筐体13の側面に、上記片側短
絡型マイクロストリップアンテナの短絡面(上記短絡導
体18の表面)が上記外部アンテナ12の主偏波と平行
な向きとなるように上記内蔵アンテナ11を設置するこ
とによって、上記外部アンテナ12の主偏波の向きと上
記内蔵アンテナ11の主偏波の向きとは互いに直交する
ようになるので、安定したダイバーシティ受信を行うこ
とが可能となる。
アンテナ(上記内蔵アンテナ11)の偏波は上記短絡導
体18と直交する方向が主偏波となる。従って、上記携
帯無線機10の上記金属筐体13の側面に、上記片側短
絡型マイクロストリップアンテナの短絡面(上記短絡導
体18の表面)が上記外部アンテナ12の主偏波と平行
な向きとなるように上記内蔵アンテナ11を設置するこ
とによって、上記外部アンテナ12の主偏波の向きと上
記内蔵アンテナ11の主偏波の向きとは互いに直交する
ようになるので、安定したダイバーシティ受信を行うこ
とが可能となる。
【0023】片側短絡型マイクロストリップアンテナの
共振周波数は誘電体基板厚による端効果によるずれはあ
るものの、基本的には、放射導体長Lがλg /4となる
周波数で作動する。なお、この短絡面幅WS を放射導体
長LやWに対して十分に小さくした逆Fアンテナは、放
射導体の周囲長の半分L+Wがλg /4となる周波数で
作動するので、小型化の観点からすると、片側短絡型マ
イクロストリップアンテナよりも優れている。
共振周波数は誘電体基板厚による端効果によるずれはあ
るものの、基本的には、放射導体長Lがλg /4となる
周波数で作動する。なお、この短絡面幅WS を放射導体
長LやWに対して十分に小さくした逆Fアンテナは、放
射導体の周囲長の半分L+Wがλg /4となる周波数で
作動するので、小型化の観点からすると、片側短絡型マ
イクロストリップアンテナよりも優れている。
【0024】以下に、本第1の実施例について、各寸法
の具体例を挙げながら説明する。例えば、1.5GHz
帯の携帯無線機においてその金属筐体長DLが120m
mであった場合、その長さは波長に換算すると0.6λ
0 となる。設置した片側短絡型マイクロストリップアン
テナのパラメータはL=27.5mm、W=19.0m
m、h=4mm、εr =3.5である。このアンテナの
放射特性としては、定在波比(VSWR)≦2の帯域幅
が24MHz、放射パターンは図3(X−Y面)、図4
(Z−X面)に示す結果となった。これらの図3,図4
において、曲線Aは垂直偏波を、曲線Bは水平偏波をそ
れぞれ表している。
の具体例を挙げながら説明する。例えば、1.5GHz
帯の携帯無線機においてその金属筐体長DLが120m
mであった場合、その長さは波長に換算すると0.6λ
0 となる。設置した片側短絡型マイクロストリップアン
テナのパラメータはL=27.5mm、W=19.0m
m、h=4mm、εr =3.5である。このアンテナの
放射特性としては、定在波比(VSWR)≦2の帯域幅
が24MHz、放射パターンは図3(X−Y面)、図4
(Z−X面)に示す結果となった。これらの図3,図4
において、曲線Aは垂直偏波を、曲線Bは水平偏波をそ
れぞれ表している。
【0025】放射パターンとしては、図4に示す垂直面
(Z−X面)内において上記図8に見られるようなビー
ムのピークの水平方向からのシフトが無く、図3に示す
水平面(X−Y面)内で−2dBi程度のピーク値が得
られかつ、そのビーム幅も逆Fアンテナに比べて非常に
広い。しかも、主偏波は、逆Fアンテナとは異なり、水
平偏波である。従って、内蔵アンテナの主偏波と外部ア
ンテナの主偏波とは異なる放射パターンを有する。ま
た、内蔵アンテナの主偏波は外部アンテナの主偏波に対
して垂直となる。
(Z−X面)内において上記図8に見られるようなビー
ムのピークの水平方向からのシフトが無く、図3に示す
水平面(X−Y面)内で−2dBi程度のピーク値が得
られかつ、そのビーム幅も逆Fアンテナに比べて非常に
広い。しかも、主偏波は、逆Fアンテナとは異なり、水
平偏波である。従って、内蔵アンテナの主偏波と外部ア
ンテナの主偏波とは異なる放射パターンを有する。ま
た、内蔵アンテナの主偏波は外部アンテナの主偏波に対
して垂直となる。
【0026】次に、本発明に係る携帯無線機の第2の実
施例について述べる。本第2の実施例では、図5及び図
6に示すように、携帯無線機51の金属筐体13の上記
外部アンテナを有する面を上面,その対称的な面を底面
とした際に、片側短絡型マイクロストリップアンテナで
ある上記内蔵アンテナ11を、図5では上記携帯無線機
51の上記金属筐体13の上記上面に、図6では上記携
帯無線機51の上記金属筐体13の上記底面に設置して
いる。
施例について述べる。本第2の実施例では、図5及び図
6に示すように、携帯無線機51の金属筐体13の上記
外部アンテナを有する面を上面,その対称的な面を底面
とした際に、片側短絡型マイクロストリップアンテナで
ある上記内蔵アンテナ11を、図5では上記携帯無線機
51の上記金属筐体13の上記上面に、図6では上記携
帯無線機51の上記金属筐体13の上記底面に設置して
いる。
【0027】本第2の実施例の場合では、ホイップアン
テナ等の上記外部アンテナ12を、上記金属筐体13の
上面から直交するように設置しているために、上記片側
短絡型マイクロストリップアンテナである内蔵アンテナ
11の取付方向、すなわち、X−Y平面内で例えば上記
誘導体16の面を向ける方向によらず、上記外部アンテ
ナ12と直交する偏波が得られ、かつ、放射導体面が上
記外部アンテナ12の指向性の落ち込む上方向もしくは
下方向を向いているため、すなわち上記外部アンテナ1
2の主偏波の向き(主偏波の振動面)と直交しているた
めに、上記外部アンテナ12とは異なる放射パターンが
得られる。
テナ等の上記外部アンテナ12を、上記金属筐体13の
上面から直交するように設置しているために、上記片側
短絡型マイクロストリップアンテナである内蔵アンテナ
11の取付方向、すなわち、X−Y平面内で例えば上記
誘導体16の面を向ける方向によらず、上記外部アンテ
ナ12と直交する偏波が得られ、かつ、放射導体面が上
記外部アンテナ12の指向性の落ち込む上方向もしくは
下方向を向いているため、すなわち上記外部アンテナ1
2の主偏波の向き(主偏波の振動面)と直交しているた
めに、上記外部アンテナ12とは異なる放射パターンが
得られる。
【0028】
【発明の効果】片側短絡型マイクロストリップアンテナ
である内蔵アンテナを携帯無線機の金属筐体の側面に、
上記内蔵アンテナの短絡面が外部アンテナの主偏波と平
行な向き(Z軸方向)となるように設置することによっ
て、上記外部アンテナと上記内蔵アンテナの放射パター
ン、及び主偏波が異なる携帯無線機を構成可能であり、
従って、偏波ダイバーシティ及び指向性ダイバーシティ
の効果が期待され、従来と比較して格段に安定したダイ
バーシティ効果が得られる。
である内蔵アンテナを携帯無線機の金属筐体の側面に、
上記内蔵アンテナの短絡面が外部アンテナの主偏波と平
行な向き(Z軸方向)となるように設置することによっ
て、上記外部アンテナと上記内蔵アンテナの放射パター
ン、及び主偏波が異なる携帯無線機を構成可能であり、
従って、偏波ダイバーシティ及び指向性ダイバーシティ
の効果が期待され、従来と比較して格段に安定したダイ
バーシティ効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例における携帯無線機の構
成図である。
成図である。
【図2】片側短絡型マイクロストリップアンテナの構成
図である。
図である。
【図3】本発明の携帯無線機の内蔵アンテナのX−Y面
の放射パターンを示す図である。
の放射パターンを示す図である。
【図4】本発明の携帯無線機の内蔵アンテナのZ−X面
の放射パターンを示す図である。
の放射パターンを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例の携帯無線機の構成図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第2の実施例の携帯無線機の構成図で
ある。
ある。
【図7】従来の携帯無線機の構成図である。
【図8】逆Fアンテナの構成図である。
【図9】従来の携帯無線機の内蔵アンテナのX−Y面の
放射パターンを示す図である。
放射パターンを示す図である。
【図10】従来の携帯無線機の内蔵アンテナのZ−X面
の放射パターンを示す図である。
の放射パターンを示す図である。
12・・・ホイップアンテナやヘリカルアンテナ等の外
部アンテナ 13・・・携帯無線機の金属筐体 61・・・逆Fアンテナ等の内蔵アンテナ 11・・・片側短絡型マイクロストリップアンテナであ
る内蔵アンテナ 15・・・放射導体 16・・・誘電体 17・・・地導体 18・・・短絡導体
部アンテナ 13・・・携帯無線機の金属筐体 61・・・逆Fアンテナ等の内蔵アンテナ 11・・・片側短絡型マイクロストリップアンテナであ
る内蔵アンテナ 15・・・放射導体 16・・・誘電体 17・・・地導体 18・・・短絡導体
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも外部アンテナ及び内蔵アンテナ
を有する携帯無線機において、 上記内蔵アンテナを片側短絡型マイクロストリップアン
テナとし、無線機の金属筐体側面に、片側短絡型マイク
ロストリップアンテナの短絡面が上記外部アンテナの主
偏波と平行な向きとなるように上記内蔵アンテナを設置
して成ることを特徴とする携帯無線機。 - 【請求項2】少なくとも外部アンテナ及び内蔵アンテナ
を有する携帯無線機において、 上記内蔵アンテナを片側短絡型マイクロストリップアン
テナとし、上記携帯無線機の金属筐体の上記外部アンテ
ナの主偏波に対して直交する面上に上記内蔵アンテナを
設置して成ることを特徴とする携帯無線機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5127520A JPH06338816A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 携帯無線機 |
US08/248,960 US5606733A (en) | 1993-05-28 | 1994-05-25 | Portable radio receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5127520A JPH06338816A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 携帯無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06338816A true JPH06338816A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14962054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5127520A Pending JPH06338816A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 携帯無線機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5606733A (ja) |
JP (1) | JPH06338816A (ja) |
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KR102471203B1 (ko) * | 2016-08-10 | 2022-11-28 | 삼성전자 주식회사 | 안테나 장치 및 이를 포함하는 전자 장치 |
USD841610S1 (en) * | 2017-04-22 | 2019-02-26 | Innovative Dimmers, LLC | Wireless transceiver for controlling professional visual effects devices |
US10965019B1 (en) | 2017-04-23 | 2021-03-30 | Innovative Dimmers, LLC | Wireless transceiver for controlling professional lights and special effects devices |
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JPS5650078U (ja) * | 1979-09-26 | 1981-05-02 | ||
US4829521A (en) * | 1987-09-11 | 1989-05-09 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Test circuit for detecting short duration pulses |
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-
1993
- 1993-05-28 JP JP5127520A patent/JPH06338816A/ja active Pending
-
1994
- 1994-05-25 US US08/248,960 patent/US5606733A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5606733A (en) | 1997-02-25 |
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---|---|---|---|
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