JPH06337898A - 動画編集装置 - Google Patents
動画編集装置Info
- Publication number
- JPH06337898A JPH06337898A JP5126010A JP12601093A JPH06337898A JP H06337898 A JPH06337898 A JP H06337898A JP 5126010 A JP5126010 A JP 5126010A JP 12601093 A JP12601093 A JP 12601093A JP H06337898 A JPH06337898 A JP H06337898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- information
- specific
- frame
- moving image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、動画情報を効率良く編集することを
可能にする。 【構成】特定のイメージが任意のタイミングで合成され
て記録された動画情報を再生する再生部11と、再生部
11によって再生された動画情報をフレーム画像毎に量
子化するA/D変換部12と、A/D変換部12によっ
て得られたフレーム画像を解析し、特定のイメージが付
加されたフレーム画像を検出する文字/図形検出部14
と、文字/図形検出部14によって検出されたフレーム
画像に基づいて、動画情報の特徴的なフレーム画像であ
る代表フレーム画像を検出することを特徴とする。
可能にする。 【構成】特定のイメージが任意のタイミングで合成され
て記録された動画情報を再生する再生部11と、再生部
11によって再生された動画情報をフレーム画像毎に量
子化するA/D変換部12と、A/D変換部12によっ
て得られたフレーム画像を解析し、特定のイメージが付
加されたフレーム画像を検出する文字/図形検出部14
と、文字/図形検出部14によって検出されたフレーム
画像に基づいて、動画情報の特徴的なフレーム画像であ
る代表フレーム画像を検出することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラなどで撮
影された動画情報を効率良く編集するための動画編集装
置に関する。
影された動画情報を効率良く編集するための動画編集装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラの普及により、誰に
でも手軽に様々な場面で動画情報を収集できるようにな
った。素人が撮影する場合、絵コンテやタイムスケジュ
ールなどの綿密な撮影計画をたてて行うわけではなく、
取敢ず興味の有るシーンを手当たり次第撮影することが
多い。このように撮影された動画情報を編集する場合、
動画情報に冗長なシーンが多く含まれるため、必要なシ
ーンだけを取り出す編集作業が必須となる。動画情報を
編集するうえで、まず、動画情報全体の概略内容を把握
することが、編集作業効率の大幅な向上に寄与する。
でも手軽に様々な場面で動画情報を収集できるようにな
った。素人が撮影する場合、絵コンテやタイムスケジュ
ールなどの綿密な撮影計画をたてて行うわけではなく、
取敢ず興味の有るシーンを手当たり次第撮影することが
多い。このように撮影された動画情報を編集する場合、
動画情報に冗長なシーンが多く含まれるため、必要なシ
ーンだけを取り出す編集作業が必須となる。動画情報を
編集するうえで、まず、動画情報全体の概略内容を把握
することが、編集作業効率の大幅な向上に寄与する。
【0003】従来、動画情報の内容を把握するために
は、早送り再生、いわゆる高速サーチ機能を用いて、動
画を続けて見ることにより行なわれていたが、それでも
時間がかかり過ぎると言う問題があった。
は、早送り再生、いわゆる高速サーチ機能を用いて、動
画を続けて見ることにより行なわれていたが、それでも
時間がかかり過ぎると言う問題があった。
【0004】そこで、動画中のシーンの切り替わりや、
ズーム、パン、チルト、フェードイン/アウトなどのカ
メラワークを自動検出し、これらの特徴的なシーンを静
止画表示させ、動画の内容把握を行う手法が提案されて
いる。
ズーム、パン、チルト、フェードイン/アウトなどのカ
メラワークを自動検出し、これらの特徴的なシーンを静
止画表示させ、動画の内容把握を行う手法が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
動画情報を効率良く編集するために、高速サーチ機能を
用いて初めから順次画像を見ていくことにより、動画情
報の概略内容を把握していた。しかしながら、高速サー
チ機能を用いても、動画内容を一通り確認するには、非
常に長い時間がかかるという問題点があった。
動画情報を効率良く編集するために、高速サーチ機能を
用いて初めから順次画像を見ていくことにより、動画情
報の概略内容を把握していた。しかしながら、高速サー
チ機能を用いても、動画内容を一通り確認するには、非
常に長い時間がかかるという問題点があった。
【0006】また、動画中のシーンの切り替わりや、カ
メラワークを自動検出し、これらの特徴的なシーンを静
止画表示させ、動画情報の概略内容を把握する手法も提
案されているが、シーンの切り替わりやカメラワークの
シーンが、必ずしも自分の必要とするシーンに対応しな
い場合がある。従って、長時間の動画情報では前述の特
徴的なシーンだけでもかなりの数になり、不必要な代表
シーンの混入は編集の作業効率を低下させる要因となる
という問題があった。本発明は前記のような点に鑑みて
なされたもので、動画情報を効率良く編集することが可
能な動画編集装置を提供することを目的とする。
メラワークを自動検出し、これらの特徴的なシーンを静
止画表示させ、動画情報の概略内容を把握する手法も提
案されているが、シーンの切り替わりやカメラワークの
シーンが、必ずしも自分の必要とするシーンに対応しな
い場合がある。従って、長時間の動画情報では前述の特
徴的なシーンだけでもかなりの数になり、不必要な代表
シーンの混入は編集の作業効率を低下させる要因となる
という問題があった。本発明は前記のような点に鑑みて
なされたもので、動画情報を効率良く編集することが可
能な動画編集装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、特徴的なシー
ンに対して特定のイメージが任意のタイミングで合成さ
れて記録された動画情報を再生する再生手段と、前記再
生手段によって再生された動画情報をフレーム画像毎に
量子化する量子化手段と、前記量子化手段によって得ら
れたフレーム画像を解析し、前記特定のイメージが付加
されたフレーム画像を検出する検出手段と、前記検出手
段によって検出されたフレーム画像に基づいて、前記動
画情報の特徴的なフレーム画像である代表フレーム画像
を検出することを特徴とする。
ンに対して特定のイメージが任意のタイミングで合成さ
れて記録された動画情報を再生する再生手段と、前記再
生手段によって再生された動画情報をフレーム画像毎に
量子化する量子化手段と、前記量子化手段によって得ら
れたフレーム画像を解析し、前記特定のイメージが付加
されたフレーム画像を検出する検出手段と、前記検出手
段によって検出されたフレーム画像に基づいて、前記動
画情報の特徴的なフレーム画像である代表フレーム画像
を検出することを特徴とする。
【0008】また、前記検出手段によって検出された前
記フレーム画像と所定フレーム分離れたフレーム画像を
前記代表フレーム画像として表示する表示手段をさらに
具備したことを特徴とする。
記フレーム画像と所定フレーム分離れたフレーム画像を
前記代表フレーム画像として表示する表示手段をさらに
具備したことを特徴とする。
【0009】また、前記特定のイメージは特定の色によ
って生成され、前記検出手段は、前記特定の色を抽出す
ることにより前記フレーム画像を検出することを特徴と
する。
って生成され、前記検出手段は、前記特定の色を抽出す
ることにより前記フレーム画像を検出することを特徴と
する。
【0010】また、前記特定のイメージは、全画面を特
定色で塗りつぶしたものであり、前記検出手段は、色ヒ
ストグラム解析によりフレーム画像を検出することを特
徴とする。
定色で塗りつぶしたものであり、前記検出手段は、色ヒ
ストグラム解析によりフレーム画像を検出することを特
徴とする。
【0011】また、前記特定のイメージは、時刻を表わ
すものであることを特徴とする。さらに、前記検出手段
は、前記時刻を表わす特定イメージを認識する認識手段
を有し、この認識によって得られた時刻を表わす情報
を、検出したフレーム画像に付随させることを特徴とす
る。
すものであることを特徴とする。さらに、前記検出手段
は、前記時刻を表わす特定イメージを認識する認識手段
を有し、この認識によって得られた時刻を表わす情報
を、検出したフレーム画像に付随させることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】このような構成によれば、撮影者が特徴的であ
ると思われるシーンに対して、特定の文字、あるいは記
号をスーパーインポーズして動画情報を記録しておくこ
とで、編集時において記録された動画情報を解析し、特
定の文字や記号が付加されたフレーム画像を検出し、こ
のフレーム画像をもとに特徴的な代表フレーム画像を検
出して表示することにより、撮影者の意図通りに、動画
内容の概略を容易に把握することができる。従って、高
速サーチを用いる場合のように時間がかかり過ぎると言
う問題点を解決し、シーンの切り替わりやカメラワーク
のシーンを代表画像にした場合のように、本来撮影者が
意図したポイントとは違うシーンが混在するという不具
合を解消し、動画情報の概略内容の把握を的確に行える
ため、動画編集の作業効率を大きく改善することができ
る。
ると思われるシーンに対して、特定の文字、あるいは記
号をスーパーインポーズして動画情報を記録しておくこ
とで、編集時において記録された動画情報を解析し、特
定の文字や記号が付加されたフレーム画像を検出し、こ
のフレーム画像をもとに特徴的な代表フレーム画像を検
出して表示することにより、撮影者の意図通りに、動画
内容の概略を容易に把握することができる。従って、高
速サーチを用いる場合のように時間がかかり過ぎると言
う問題点を解決し、シーンの切り替わりやカメラワーク
のシーンを代表画像にした場合のように、本来撮影者が
意図したポイントとは違うシーンが混在するという不具
合を解消し、動画情報の概略内容の把握を的確に行える
ため、動画編集の作業効率を大きく改善することができ
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。本実施例の動画編集装置は、予め任意のタイミ
ングで特定の文字や記号がスーパーインポーズして記録
された動画情報について、編集時において特定の文字や
記号が付加されたフレームを検出し、このフレームをも
とに動画内容の概略を把握し得るような表示を行なうも
のである。
明する。本実施例の動画編集装置は、予め任意のタイミ
ングで特定の文字や記号がスーパーインポーズして記録
された動画情報について、編集時において特定の文字や
記号が付加されたフレームを検出し、このフレームをも
とに動画内容の概略を把握し得るような表示を行なうも
のである。
【0014】まず、動画編集装置において処理対象とな
る動画を記録する動画処理装置1について説明する。動
画記録装置1は、本実施例においてはビデオカメラを例
にして説明を行なう。ビデオカメラは、例えば一般的な
家庭用とし、ここでは基本的な機能についてのみ触れ
る。
る動画を記録する動画処理装置1について説明する。動
画記録装置1は、本実施例においてはビデオカメラを例
にして説明を行なう。ビデオカメラは、例えば一般的な
家庭用とし、ここでは基本的な機能についてのみ触れ
る。
【0015】動画処理装置1は、図1に示すように、カ
メラ部2、スーパーインポーズ部3、記録部4、A/D
変換部5、2値化部6、イメージメモリ7、時間情報発
生部8、及び時刻情報発生部9によって構成されてい
る。
メラ部2、スーパーインポーズ部3、記録部4、A/D
変換部5、2値化部6、イメージメモリ7、時間情報発
生部8、及び時刻情報発生部9によって構成されてい
る。
【0016】最も基本的な機能は、動画を撮像して、例
えばビデオテープなどのような記録媒体に記録すること
である。カメラ部2は、光学系を介して入力された風景
等の映像を電気信号に変換するものである。スーパーイ
ンポーズ部3は、カメラ部2により撮像された動画情報
に対して、任意の指示に応じて、イメージメモリ7に格
納されたイメージ(タイトル、特定の文字や記号等)を
スーパーインポーズする。記録部4は、カメラ部2によ
り撮像された動画情報を、例えばビデオテープなどのよ
うな記録媒体に記録する。
えばビデオテープなどのような記録媒体に記録すること
である。カメラ部2は、光学系を介して入力された風景
等の映像を電気信号に変換するものである。スーパーイ
ンポーズ部3は、カメラ部2により撮像された動画情報
に対して、任意の指示に応じて、イメージメモリ7に格
納されたイメージ(タイトル、特定の文字や記号等)を
スーパーインポーズする。記録部4は、カメラ部2によ
り撮像された動画情報を、例えばビデオテープなどのよ
うな記録媒体に記録する。
【0017】A/D変換部5は、カメラ部2から入力さ
れた画像の信号を量子化する。2値化部6は、A/D変
換部5によって量子化された信号を2値化して、2値イ
メージデータとしてイメージメモリ7に格納する。イメ
ージメモリ7に格納されるイメージは、スーパーインポ
ーズ部3によって動画情報に対してスーパーインポーズ
するために用いられる。(具体的なスーパーインポーズ
用のイメージの作成については後述する)。イメージメ
モリ7には、複数枚のイメージを保持できる。スーパー
インポーズ部3は、そのイメージをもとに、数色のうち
の指定色で撮像中の画像にスーパーインポーズできる。
れた画像の信号を量子化する。2値化部6は、A/D変
換部5によって量子化された信号を2値化して、2値イ
メージデータとしてイメージメモリ7に格納する。イメ
ージメモリ7に格納されるイメージは、スーパーインポ
ーズ部3によって動画情報に対してスーパーインポーズ
するために用いられる。(具体的なスーパーインポーズ
用のイメージの作成については後述する)。イメージメ
モリ7には、複数枚のイメージを保持できる。スーパー
インポーズ部3は、そのイメージをもとに、数色のうち
の指定色で撮像中の画像にスーパーインポーズできる。
【0018】時間情報発生部8は、画像を再生する際
に、任意のフレーム画像をアクセスするために用いられ
る時間情報を発生する。時間情報発生部8により発生さ
れた時間情報は、記録部4によって動画情報に付随して
記録媒体に記録される。
に、任意のフレーム画像をアクセスするために用いられ
る時間情報を発生する。時間情報発生部8により発生さ
れた時間情報は、記録部4によって動画情報に付随して
記録媒体に記録される。
【0019】時刻情報発生部9は、時刻を表わすイメー
ジ(時刻情報)を発生する。時刻情報は、スーパーイン
ポーズ部3によって、撮像画像中の例えば右下隅にスー
パーインポーズされる。
ジ(時刻情報)を発生する。時刻情報は、スーパーイン
ポーズ部3によって、撮像画像中の例えば右下隅にスー
パーインポーズされる。
【0020】次に、動画編集装置10の構成について説
明する。図2は本発明の一実施例に係わる動画編集装置
の構成を示すブロック図である。動画編集装置10は、
図2に示すように、再生部11、A/D変換部12、イ
メージメモリ13、文字/図形検出部14、CPU1
5、メモリ16、アフィン変換部17、イメージメモリ
18、イメージメモリ19、D/A変換部20、及び表
示部21によって構成される。
明する。図2は本発明の一実施例に係わる動画編集装置
の構成を示すブロック図である。動画編集装置10は、
図2に示すように、再生部11、A/D変換部12、イ
メージメモリ13、文字/図形検出部14、CPU1
5、メモリ16、アフィン変換部17、イメージメモリ
18、イメージメモリ19、D/A変換部20、及び表
示部21によって構成される。
【0021】動画編集装置10は、動画記録装置1によ
り記録された動画情報を再生/編集するもので、動画情
報をスーパーインポーズされた特定の文字や記号をもと
に解析し、必要とする所定のフレームを自動検出する。
さらに検出された直後のフレーム、あるいはnフレーム
前または後ろのフレーム画像を代表フレーム画像とし、
動画内容の把握のために表示する。
り記録された動画情報を再生/編集するもので、動画情
報をスーパーインポーズされた特定の文字や記号をもと
に解析し、必要とする所定のフレームを自動検出する。
さらに検出された直後のフレーム、あるいはnフレーム
前または後ろのフレーム画像を代表フレーム画像とし、
動画内容の把握のために表示する。
【0022】再生部11は、ビデオテープ等の記録媒体
に記録された動画情報を再生し、ビデオ信号として出力
する。また、動画情報と同時に記録された時間情報も出
力する。
に記録された動画情報を再生し、ビデオ信号として出力
する。また、動画情報と同時に記録された時間情報も出
力する。
【0023】A/D変換部12は、再生部11から出力
されたビデオ信号をフレーム単位で量子化し、例えば1
画素を8bit で表わすデジタル画像とし、イメージメモ
リ13に格納する。
されたビデオ信号をフレーム単位で量子化し、例えば1
画素を8bit で表わすデジタル画像とし、イメージメモ
リ13に格納する。
【0024】文字/図形検出部14は、イメージメモリ
13に格納された画像を解析し、特定のフレーム画像を
示すために予め決められた文字や記号の検出を行なう。
CPU15は、動画編集装置2全体の動作を制御するも
のである。メモリ16は、CPU15によって扱われ
る、一時的に情報を格納するバッファメモリである。
13に格納された画像を解析し、特定のフレーム画像を
示すために予め決められた文字や記号の検出を行なう。
CPU15は、動画編集装置2全体の動作を制御するも
のである。メモリ16は、CPU15によって扱われ
る、一時的に情報を格納するバッファメモリである。
【0025】アフィン変換部17は、A/D変換部12
において量子化された画像を、所定のサイズに縮小す
る。イメージメモリ18は、アフィン変換部8によって
縮小された画像を一時的に格納するための画像メモリで
ある。イメージメモリ18には、縮小された複数枚分の
画像が格納される。
において量子化された画像を、所定のサイズに縮小す
る。イメージメモリ18は、アフィン変換部8によって
縮小された画像を一時的に格納するための画像メモリで
ある。イメージメモリ18には、縮小された複数枚分の
画像が格納される。
【0026】イメージメモリ19は、イメージメモリ1
8に格納された複数枚分の画像が1画面分にレイアウト
された表示用の画像を、一旦格納するための表示用の画
像メモリである。
8に格納された複数枚分の画像が1画面分にレイアウト
された表示用の画像を、一旦格納するための表示用の画
像メモリである。
【0027】D/A変換部20は、イメージメモリ19
に蓄えられた表示用の画像をD/A変換してビデオ信号
に変換する。表示部21は、D/A変換部20によりD
/A変換されたビデオ信号に応じて画像を表示するモニ
タである。
に蓄えられた表示用の画像をD/A変換してビデオ信号
に変換する。表示部21は、D/A変換部20によりD
/A変換されたビデオ信号に応じて画像を表示するモニ
タである。
【0028】次に、本実施例における、動画内容の把握
を効率的に実現する動画編集装置の動作について説明す
る。ここでは動物園で様々な動物を動画記録装置1(ビ
デオカメラ)で撮影し、この撮影で得られた動画につい
て哺乳類のシーン、鳥類のシーン、爬虫類のシーンに分
類して編集する作業を例にして説明する。
を効率的に実現する動画編集装置の動作について説明す
る。ここでは動物園で様々な動物を動画記録装置1(ビ
デオカメラ)で撮影し、この撮影で得られた動画につい
て哺乳類のシーン、鳥類のシーン、爬虫類のシーンに分
類して編集する作業を例にして説明する。
【0029】動画記録装置1は、前述したように一般的
な家庭用のビデオカメラとする。動画記録装置1では、
撮影した画像にスーパーインポーズするための特定記号
を含むイメージ(タイトル用等)が通常以下に述べるよ
うな手順で作成される。
な家庭用のビデオカメラとする。動画記録装置1では、
撮影した画像にスーパーインポーズするための特定記号
を含むイメージ(タイトル用等)が通常以下に述べるよ
うな手順で作成される。
【0030】まず、白い紙などに黒マジック等で書かれ
たタイトル等をカメラ部2で撮影し、図示せぬスイッチ
等からタイトル入力の指示を入力する。カメラ部2から
入力された画像は、A/D変換部5において量子化さ
れ、さらに2値化部6において所定の閾値で2値化され
て、イメージメモリ7に格納される。
たタイトル等をカメラ部2で撮影し、図示せぬスイッチ
等からタイトル入力の指示を入力する。カメラ部2から
入力された画像は、A/D変換部5において量子化さ
れ、さらに2値化部6において所定の閾値で2値化され
て、イメージメモリ7に格納される。
【0031】イメージメモリ7に格納されたイメージ
(タイトル)を動画情報にスーパーインポーズする場
合、例えばタイトル入力時に入力されたイメージ中の黒
色に対応する領域を所定の色で表示させることができ
る。ここでは赤、緑、青の3色から選択できるものとす
る。通常、このようなタイトルは、イメージメモリ7中
において複数枚格納しておくことができる。
(タイトル)を動画情報にスーパーインポーズする場
合、例えばタイトル入力時に入力されたイメージ中の黒
色に対応する領域を所定の色で表示させることができ
る。ここでは赤、緑、青の3色から選択できるものとす
る。通常、このようなタイトルは、イメージメモリ7中
において複数枚格納しておくことができる。
【0032】本実施例においては、特定のフレーム画像
を検索するためにスーパーインポーズする特定の文字や
記号として、図3(a)に示すような特定記号を用い
る。記号は認識を確実に行うために、複数個を画面中に
点在させる。数が多いほうが、より確実に検出が可能で
あり、認識精度も高められる。また、背景の影響も軽減
することができる。勿論、背景全てが記号の表示色と同
じ色であれば、検出は不可能であるので、その場合はタ
イトルの表示色を変更する。
を検索するためにスーパーインポーズする特定の文字や
記号として、図3(a)に示すような特定記号を用い
る。記号は認識を確実に行うために、複数個を画面中に
点在させる。数が多いほうが、より確実に検出が可能で
あり、認識精度も高められる。また、背景の影響も軽減
することができる。勿論、背景全てが記号の表示色と同
じ色であれば、検出は不可能であるので、その場合はタ
イトルの表示色を変更する。
【0033】背景の影響を一切無効にするためには、全
画面塗りつぶしのタイトルを用いる。その場合、後に述
べる当該シーン検出方法としては、画面全体の色ヒスト
グラムを解析すれば良い。例えば全画面を赤にした場合
は、色の3原色である赤、緑、青の色成分に対するヒス
トグラムは、赤成分のみが突出し、特徴的なヒストグラ
ムとなるため、容易に変別できる。
画面塗りつぶしのタイトルを用いる。その場合、後に述
べる当該シーン検出方法としては、画面全体の色ヒスト
グラムを解析すれば良い。例えば全画面を赤にした場合
は、色の3原色である赤、緑、青の色成分に対するヒス
トグラムは、赤成分のみが突出し、特徴的なヒストグラ
ムとなるため、容易に変別できる。
【0034】動画記録装置1によって図2(b)のよう
な動物を撮影する場合、冒頭のシーン1秒程度に、予め
イメージメモリ7に格納された特定記号を、図3(c)
に示すようにスーパーインポーズさせる。特定記号がス
ーパーインポーズされたシーンは、動画編集装置10で
の編集作業において自動検出される。
な動物を撮影する場合、冒頭のシーン1秒程度に、予め
イメージメモリ7に格納された特定記号を、図3(c)
に示すようにスーパーインポーズさせる。特定記号がス
ーパーインポーズされたシーンは、動画編集装置10で
の編集作業において自動検出される。
【0035】本実施例では一種類の記号を用いて、特徴
シーンをマーキングしているが、例えば複数種類の記号
を用い、それぞれを哺乳類、鳥類、爬虫類に割当てるこ
とも考えられる。その場合、記号の種類に意味を持たせ
てもよいし、色に対して意味を持たせても良い。何れに
しても撮影者が記号や色に対して自分で適当に意味づけ
を行なえばよい。
シーンをマーキングしているが、例えば複数種類の記号
を用い、それぞれを哺乳類、鳥類、爬虫類に割当てるこ
とも考えられる。その場合、記号の種類に意味を持たせ
てもよいし、色に対して意味を持たせても良い。何れに
しても撮影者が記号や色に対して自分で適当に意味づけ
を行なえばよい。
【0036】次に、前述のようにして撮影された動画情
報を解析して、特定記号がスーパーインポーズされたフ
レーム画像を検出する動画編集装置の動作について説明
する。
報を解析して、特定記号がスーパーインポーズされたフ
レーム画像を検出する動画編集装置の動作について説明
する。
【0037】まず、動画情報が記録されたビデオテープ
等の記録媒体が再生部11により再生され、ビデオ信号
として出力される。再生されたビデオ信号はA/D変換
部12において1フレーム単位で量子化され、例えば画
素8bit のデジタル画像として固定されイメージメモリ
13に格納される。
等の記録媒体が再生部11により再生され、ビデオ信号
として出力される。再生されたビデオ信号はA/D変換
部12において1フレーム単位で量子化され、例えば画
素8bit のデジタル画像として固定されイメージメモリ
13に格納される。
【0038】文字/図形検出部14は、イメージメモリ
13に格納された画像を解析し、予め決められた文字や
記号の検出を行う。特定文字や記号の検出は、例えば、
特定色の抽出技術により実現する。
13に格納された画像を解析し、予め決められた文字や
記号の検出を行う。特定文字や記号の検出は、例えば、
特定色の抽出技術により実現する。
【0039】文字/図形検出部14は、以下のような手
順で特定文字や記号を検出する。色の成分は赤・緑・青
の3原色で表わせる。一般的にR・G・B3原色とよば
れ図4のような色空間で表現される。
順で特定文字や記号を検出する。色の成分は赤・緑・青
の3原色で表わせる。一般的にR・G・B3原色とよば
れ図4のような色空間で表現される。
【0040】R・G・B色空間において、タイトル(文
字や記号)色の赤、緑、青はそれぞれ図4中の空間領域
A、B、C内に存在する。空間領域A、B、Cは各々図
4中のa、b、c点から距離Dの範囲内で定義される。
例えば赤色のみを抽出したい場合、空間領域A内に存在
する色情報を持つ画素を1に、空間領域A外に存在する
色情報を持つ画素を0に変換する。
字や記号)色の赤、緑、青はそれぞれ図4中の空間領域
A、B、C内に存在する。空間領域A、B、Cは各々図
4中のa、b、c点から距離Dの範囲内で定義される。
例えば赤色のみを抽出したい場合、空間領域A内に存在
する色情報を持つ画素を1に、空間領域A外に存在する
色情報を持つ画素を0に変換する。
【0041】例えば、図3に示すような特定記号が赤色
でスーパーインポーズされている場合、図4に示すよう
な2値化画像を得ることができる。通常、画像内に特定
色が混在することは十分考えられる。その場合は、図5
に示すように2値化画像にノイズが含まれる。
でスーパーインポーズされている場合、図4に示すよう
な2値化画像を得ることができる。通常、画像内に特定
色が混在することは十分考えられる。その場合は、図5
に示すように2値化画像にノイズが含まれる。
【0042】文字/図形検出部14は、さらに連結領域
を解析し、特定記号の候補領域を検出する。連結領域の
解析は、例えばラベリング処理により、連結領域の大き
さを計測し、その大きさ情報が所定範囲内に収まるもの
を特定記号の候補領域として検出する。
を解析し、特定記号の候補領域を検出する。連結領域の
解析は、例えばラベリング処理により、連結領域の大き
さを計測し、その大きさ情報が所定範囲内に収まるもの
を特定記号の候補領域として検出する。
【0043】図4に示す例では、領域1、2、3、4は
大きさの情報が適切であると判別され、特定記号の候補
領域として検出される。これに対し、領域5はノイズの
影響により大きさの情報が適合しなくなったため、候補
領域として検出されない。また、領域6はノイズである
にもかかわらず、大きさの情報のみでは候補領域と判別
される。
大きさの情報が適切であると判別され、特定記号の候補
領域として検出される。これに対し、領域5はノイズの
影響により大きさの情報が適合しなくなったため、候補
領域として検出されない。また、領域6はノイズである
にもかかわらず、大きさの情報のみでは候補領域と判別
される。
【0044】前述のように、大きさの情報のみでは、ノ
イズも候補領域として検出される場合がある。そこで、
文字/図形検出部14は、切り出された連結領域を、例
えばパターンマッチング等のパターン認識技術により認
識し、特定記号であることを確認するようにしても良
い。この場合、文字/図形検出部14に予めパターン認
識用の辞書データを用意しておくか、メモリ16に辞書
データを用意しておき必要時に文字/図形検出部14に
ロードする。
イズも候補領域として検出される場合がある。そこで、
文字/図形検出部14は、切り出された連結領域を、例
えばパターンマッチング等のパターン認識技術により認
識し、特定記号であることを確認するようにしても良
い。この場合、文字/図形検出部14に予めパターン認
識用の辞書データを用意しておくか、メモリ16に辞書
データを用意しておき必要時に文字/図形検出部14に
ロードする。
【0045】文字/図形検出部14は、パターン認識を
行なう際に、動画記録装置1でのスーパーインポーズ用
イメージを作成する際の特定記号の変動を吸収するため
に、切り出された連結領域を正規化するなどの補正を行
なう。
行なう際に、動画記録装置1でのスーパーインポーズ用
イメージを作成する際の特定記号の変動を吸収するため
に、切り出された連結領域を正規化するなどの補正を行
なう。
【0046】なお、動画編集装置10側に予め用意され
る辞書データは、動画記録装置1でスーパーインポーズ
される特定記号と対応づけられている。動画記録装置1
において、特定記号を含むイメージを作成する場合、例
えば予め用意された辞書データに対応するイメージが印
刷された紙等を用いる。
る辞書データは、動画記録装置1でスーパーインポーズ
される特定記号と対応づけられている。動画記録装置1
において、特定記号を含むイメージを作成する場合、例
えば予め用意された辞書データに対応するイメージが印
刷された紙等を用いる。
【0047】認識結果が特定記号であると判別された場
合、CPU15は、そのフレームの時間情報を読み出
す。この場合、特定記号は1画面内に複数個存在するの
で、認識結果も複数個得られる。例えば、共通の認識結
果が所定の確率以上有ればそのフレームには特定記号が
存在するものとする。
合、CPU15は、そのフレームの時間情報を読み出
す。この場合、特定記号は1画面内に複数個存在するの
で、認識結果も複数個得られる。例えば、共通の認識結
果が所定の確率以上有ればそのフレームには特定記号が
存在するものとする。
【0048】図5に示す例では、5個の特定記号のうち
1個の検出を失敗したが、4個の認識結果が合致したと
すると、しきい値を70%とした場合、このフレームを
特定記号フレームとすることができる。
1個の検出を失敗したが、4個の認識結果が合致したと
すると、しきい値を70%とした場合、このフレームを
特定記号フレームとすることができる。
【0049】特定記号は撮影者の操作により約1秒程度
スーパーインポーズされるため、1フレームのみに記録
されるわけではなく、数十フレームに連続して記録され
る。通常はスーパーインポーズを開始して、終了した直
後から本番の撮影が始まると考えられるので、特定記号
フレームを検出してから検出されなくなるまでを調べ、
検出されなくなった直後のフレームを代表フレーム画像
として検出する。
スーパーインポーズされるため、1フレームのみに記録
されるわけではなく、数十フレームに連続して記録され
る。通常はスーパーインポーズを開始して、終了した直
後から本番の撮影が始まると考えられるので、特定記号
フレームを検出してから検出されなくなるまでを調べ、
検出されなくなった直後のフレームを代表フレーム画像
として検出する。
【0050】この場合、特定記号フレームの最終フレー
ムを検出誤りすることなども考慮すると、検出されなく
なってから、数フレーム(例えば2〜3フレーム)後の
フレーム画像を代表フレーム画像として検出しても良
い。
ムを検出誤りすることなども考慮すると、検出されなく
なってから、数フレーム(例えば2〜3フレーム)後の
フレーム画像を代表フレーム画像として検出しても良
い。
【0051】CPU15は、文字/図形検出部14から
の特定記号フレームを検出したことを示す検出情報をも
とに代表フレーム画像を決定し、対応する時間情報をメ
モリ16に記録する。
の特定記号フレームを検出したことを示す検出情報をも
とに代表フレーム画像を決定し、対応する時間情報をメ
モリ16に記録する。
【0052】以上述べたような代表フレーム画像の自動
検出を、対象となる動画情報に対して一通り施し、動画
情報内における全ての代表フレーム画像を検出して、対
応する時間情報をメモリ16に記録する。
検出を、対象となる動画情報に対して一通り施し、動画
情報内における全ての代表フレーム画像を検出して、対
応する時間情報をメモリ16に記録する。
【0053】その場合、前述したように記号の種類や色
に意味づけをするような場合は、各々の色情報や記号に
対して、文字コードなどの情報を便宜上時間情報に付随
させてメモリ16に記録する。
に意味づけをするような場合は、各々の色情報や記号に
対して、文字コードなどの情報を便宜上時間情報に付随
させてメモリ16に記録する。
【0054】CPU15は、メモリ16に記録された時
間情報を参照して、再生部11により該当する代表フレ
ーム画像を再生する。A/D変換部12は、再生された
画像を例えば512×512画素8bit の画像に量子化
し、さらにアフィン変換部17において代表フレーム画
像を例えば128×128画素8bit の画像に縮小す
る。縮小された代表フレーム画像は、イメージメモリ1
8に一時的に蓄えられる。
間情報を参照して、再生部11により該当する代表フレ
ーム画像を再生する。A/D変換部12は、再生された
画像を例えば512×512画素8bit の画像に量子化
し、さらにアフィン変換部17において代表フレーム画
像を例えば128×128画素8bit の画像に縮小す
る。縮小された代表フレーム画像は、イメージメモリ1
8に一時的に蓄えられる。
【0055】イメージメモリ18に蓄えられた代表フレ
ーム画像は、例えば図6のような表示用の画像にレイア
ウトされ、表示用の画像メモリであるイメージメモリ1
9に一旦蓄えられる。
ーム画像は、例えば図6のような表示用の画像にレイア
ウトされ、表示用の画像メモリであるイメージメモリ1
9に一旦蓄えられる。
【0056】D/A変換部20は、イメージメモリ19
に蓄えられた画像についてD/A変換し、表示用モニタ
である表示部21に表示させる。編集作業者はこの代表
フレーム画像の一覧を見て、動画情報の内容を効率良く
把握することが可能である。
に蓄えられた画像についてD/A変換し、表示用モニタ
である表示部21に表示させる。編集作業者はこの代表
フレーム画像の一覧を見て、動画情報の内容を効率良く
把握することが可能である。
【0057】また、CPU15は、外部から与えられる
動画情報に対する編集指示に応じて、文字/図形検出部
14によって検出されたフレーム画像をもとに、動画情
報の編集を行なうことができる。
動画情報に対する編集指示に応じて、文字/図形検出部
14によって検出されたフレーム画像をもとに、動画情
報の編集を行なうことができる。
【0058】なお、前述したようにスーパーインポーズ
用の記号の種類や色に意味づけをするような場合は、各
々の色情報や、記号に対して便宜上つけられた文字コー
ドなどの情報が時間情報に付随させて記録してあれば、
指定の色や記号のみを対象として代表フレーム画像を検
索表示できる。例えば、本実施例で述べた例のような場
合に、哺乳類のみ、鳥類のみ、爬虫類のみといった分類
表示も可能である。このような表示により、さらに編集
効率を向上させることが可能である。
用の記号の種類や色に意味づけをするような場合は、各
々の色情報や、記号に対して便宜上つけられた文字コー
ドなどの情報が時間情報に付随させて記録してあれば、
指定の色や記号のみを対象として代表フレーム画像を検
索表示できる。例えば、本実施例で述べた例のような場
合に、哺乳類のみ、鳥類のみ、爬虫類のみといった分類
表示も可能である。このような表示により、さらに編集
効率を向上させることが可能である。
【0059】また、前記本実施例では、特定の文字や記
号をタイトル機能を用いてスーパーインポーズし、その
文字や記号を自動検出する方式について述べたが、本実
施例で用いた家庭用のビデオカメラにおいて、撮影者が
手軽にスーパーインポーズできる情報として時刻情報が
ある。この時刻情報を、前述の特定文字や記号の代わり
にスーパーインポーズしても良い。この場合、時刻情報
を認識し、代表フレーム画像の時間情報に付随させてイ
メージメモリ7に記録しておけば、「何時頃に撮影した
動画情報のみを対象とした編集」といった編集も可能と
なり、さらに柔軟な編集が可能となる。
号をタイトル機能を用いてスーパーインポーズし、その
文字や記号を自動検出する方式について述べたが、本実
施例で用いた家庭用のビデオカメラにおいて、撮影者が
手軽にスーパーインポーズできる情報として時刻情報が
ある。この時刻情報を、前述の特定文字や記号の代わり
にスーパーインポーズしても良い。この場合、時刻情報
を認識し、代表フレーム画像の時間情報に付随させてイ
メージメモリ7に記録しておけば、「何時頃に撮影した
動画情報のみを対象とした編集」といった編集も可能と
なり、さらに柔軟な編集が可能となる。
【0060】このような画像中の文字検出/認識は先に
述べたような特定記号や文字の検出同様、色のクラスタ
リングなどの特定色検出技術や、ラベリングなどの連結
領域解析技術、パターンマッチングなどの認識技術によ
り実現される。
述べたような特定記号や文字の検出同様、色のクラスタ
リングなどの特定色検出技術や、ラベリングなどの連結
領域解析技術、パターンマッチングなどの認識技術によ
り実現される。
【0061】本実施例においては、動画記録装置1を家
庭用のビデオカメラとして説明を行ったが、光ディスク
や磁気ディスクなどの記録媒体も考えられるし、そのよ
うな記録媒体への映像情報にはTVやビデオデッキなど
からのビデオ信号も考えられる。このようなビデオ信号
に対しても前述と同様にして任意のタイトル(イメー
ジ)をスーパーインポーズすることができる。
庭用のビデオカメラとして説明を行ったが、光ディスク
や磁気ディスクなどの記録媒体も考えられるし、そのよ
うな記録媒体への映像情報にはTVやビデオデッキなど
からのビデオ信号も考えられる。このようなビデオ信号
に対しても前述と同様にして任意のタイトル(イメー
ジ)をスーパーインポーズすることができる。
【0062】また、本実施例では、図3に示す特定記号
を用いて説明したが、これに限らないのは言うまでもな
い。さらに、特定記号の検出はラベリング処理によるも
もに限らず、X軸、Y軸への射影情報を解析する方法も
ある。特定記号の認識も、パターンマッチングだけでな
く、構造解析による認識も考えられる。
を用いて説明したが、これに限らないのは言うまでもな
い。さらに、特定記号の検出はラベリング処理によるも
もに限らず、X軸、Y軸への射影情報を解析する方法も
ある。特定記号の認識も、パターンマッチングだけでな
く、構造解析による認識も考えられる。
【0063】このようにして、撮影者が特徴的であると
思われるシーンにスーパーインポーズした特定の文字、
あるいは記号が付加されたフレームを自動検出し、代表
フレーム画像として表示することにより、撮影者の意図
通りに、動画内容の概略を把握し得る。
思われるシーンにスーパーインポーズした特定の文字、
あるいは記号が付加されたフレームを自動検出し、代表
フレーム画像として表示することにより、撮影者の意図
通りに、動画内容の概略を把握し得る。
【0064】近年では家庭用のビデオカメラにおいて
も、スーパーインポーズ機能は備えられており、特別な
機器や規格等を必要としないで、編集情報を動画情報に
付随させることができる。
も、スーパーインポーズ機能は備えられており、特別な
機器や規格等を必要としないで、編集情報を動画情報に
付随させることができる。
【0065】これにより高速サーチのように時間がかか
り過ぎると言う問題点を解決し、シーンの切り替わりや
カメラワークのシーンを代表フレーム画像にした場合の
ように、本来撮影者が意図したポイントとは違うシーン
が混在するという不具合を解消して、動画情報の概略内
容の把握を容易かつ的確に行えるため、動画編集の作業
効率を大きく改善することが可能となる。
り過ぎると言う問題点を解決し、シーンの切り替わりや
カメラワークのシーンを代表フレーム画像にした場合の
ように、本来撮影者が意図したポイントとは違うシーン
が混在するという不具合を解消して、動画情報の概略内
容の把握を容易かつ的確に行えるため、動画編集の作業
効率を大きく改善することが可能となる。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影者の
意図通りに動画情報中の特徴的な代表フレーム画像を検
出して表示することができるので、高速サーチを用いる
場合のように時間がかかり過ぎると言う問題点を解決
し、シーンの切り替わりやカメラワークのシーンを代表
画像にした場合のように、本来撮影者が意図したポイン
トとは違うシーンが混在するという不具合を解消し、動
画情報の概略内容の把握を的確に行えるため、動画編集
の作業効率を大きく改善することができるものである。
意図通りに動画情報中の特徴的な代表フレーム画像を検
出して表示することができるので、高速サーチを用いる
場合のように時間がかかり過ぎると言う問題点を解決
し、シーンの切り替わりやカメラワークのシーンを代表
画像にした場合のように、本来撮影者が意図したポイン
トとは違うシーンが混在するという不具合を解消し、動
画情報の概略内容の把握を的確に行えるため、動画編集
の作業効率を大きく改善することができるものである。
【図1】本発明の一実施例に係わる動画記録装置1の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例に係わる動画編集装置10の
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図3】特定記号例を動画情報にスーパーインポーズす
る処理を説明するための図。
る処理を説明するための図。
【図4】R・G・B色空間と色空間上での特定色の抽出
処理を説明するための図。
処理を説明するための図。
【図5】2値化画像の例と候補領域の検出例を示す図。
【図6】代表フレーム画像の表示例を示す図。
1…動画記録装置、2…カメラ部、3…スーパーインポ
ーズ部、4…記録部、5…A/D変換部、6…2値化
部、7…イメージメモリ、8…時間情報発生部、9…時
刻情報発生部、10…動画編集装置、11…再生部、1
2…A/D変換部、13…イメージメモリ、14…文字
/図形検出部、15…CPU、16…メモリ、17…ア
フィン変換部、18…イメージメモリ、19…イメージ
メモリ、20…D/A変換部、21…表示部。
ーズ部、4…記録部、5…A/D変換部、6…2値化
部、7…イメージメモリ、8…時間情報発生部、9…時
刻情報発生部、10…動画編集装置、11…再生部、1
2…A/D変換部、13…イメージメモリ、14…文字
/図形検出部、15…CPU、16…メモリ、17…ア
フィン変換部、18…イメージメモリ、19…イメージ
メモリ、20…D/A変換部、21…表示部。
Claims (6)
- 【請求項1】 特徴的なシーンに対して特定のイメージ
が任意のタイミングで合成されて記録された動画情報を
再生する再生手段と、 前記再生手段によって再生された動画情報をフレーム画
像毎に量子化する量子化手段と、 前記量子化手段によって得られたフレーム画像を解析
し、前記特定のイメージが付加されたフレーム画像を検
出する検出手段と、 前記検出手段によって検出されたフレーム画像に基づい
て、前記動画情報の特徴的なフレーム画像である代表フ
レーム画像を検出することを特徴とする動画編集装置。 - 【請求項2】 前記検出手段によって検出された前記フ
レーム画像と所定フレーム分離れたフレーム画像を前記
代表フレーム画像として表示する表示手段をさらに具備
したことを特徴とする請求項1記載の動画編集装置。 - 【請求項3】 前記特定のイメージは特定の色によって
生成され、前記検出手段は、前記特定の色を抽出するこ
とにより前記フレーム画像を検出することを特徴とする
請求項1記載の動画編集装置。 - 【請求項4】 前記特定のイメージは、全画面を特定色
で塗りつぶしたものであり、前記検出手段は、色ヒスト
グラム解析によりフレーム画像を検出することを特徴と
する請求項1記載の動画編集装置。 - 【請求項5】 前記特定のイメージは、時刻を表わすも
のであることを特徴とする請求項1記載の動画編集装
置。 - 【請求項6】 前記検出手段は、前記時刻を表わす特定
イメージを認識する認識手段を有し、この認識によって
得られた時刻を表わす情報を、検出したフレーム画像に
付随させることを特徴とする請求項1記載の動画編集装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126010A JPH06337898A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 動画編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126010A JPH06337898A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 動画編集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06337898A true JPH06337898A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14924499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5126010A Pending JPH06337898A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 動画編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06337898A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999003273A1 (fr) * | 1997-07-11 | 1999-01-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Appareil de lecture de films et appareil permettant de constituer un recueil de films |
EP0921678A1 (en) * | 1997-05-23 | 1999-06-09 | Sony Corporation | Image generating device and image generating method |
JP2000113208A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Toshiba Corp | 情報呈示方法および情報呈示装置および記録媒体 |
US6571052B1 (en) | 1997-07-11 | 2003-05-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Moving picture playback apparatus |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP5126010A patent/JPH06337898A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0921678A1 (en) * | 1997-05-23 | 1999-06-09 | Sony Corporation | Image generating device and image generating method |
EP0921678A4 (en) * | 1997-05-23 | 2001-03-21 | Sony Corp | IMAGER AND CORRESPONDING PRINCIPLE |
WO1999003273A1 (fr) * | 1997-07-11 | 1999-01-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Appareil de lecture de films et appareil permettant de constituer un recueil de films |
US6571052B1 (en) | 1997-07-11 | 2003-05-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Moving picture playback apparatus |
US6625383B1 (en) | 1997-07-11 | 2003-09-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Moving picture collection and event detection apparatus |
US7391956B2 (en) | 1997-07-11 | 2008-06-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Moving picture playback apparatus |
JP2000113208A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Toshiba Corp | 情報呈示方法および情報呈示装置および記録媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100636910B1 (ko) | 동영상검색시스템 | |
US5801765A (en) | Scene-change detection method that distinguishes between gradual and sudden scene changes | |
US6587637B2 (en) | Image retrieving method and apparatuses therefor | |
US7486729B2 (en) | Video signal analysis and storage | |
EP0729117B1 (en) | Method and apparatus for detecting a point of change in moving images | |
US6704029B1 (en) | Method and apparatus for specifying scene information in a moving picture | |
EP0378393A2 (en) | Dynamic image editor apparatus | |
JP2002238027A (ja) | ビデオ及びオーディオ情報処理 | |
JPH0738842A (ja) | 動画編集装置 | |
US7035483B2 (en) | Image search apparatus | |
JP3258924B2 (ja) | シーン管理装置、シーン管理方法及び記録媒体 | |
JPH06337898A (ja) | 動画編集装置 | |
JP4454704B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH07111630A (ja) | 動画像編集装置及びカット統合方法 | |
JP2003299012A (ja) | 映像コンテンツ編集支援システム,記録再生装置,編集者端末装置,コンピュータプログラム,記憶媒体,映像コンテンツ編集支援方法 | |
JPH11187350A (ja) | 撮像記録装置及びその制御方法 | |
JPH04291583A (ja) | 情報記録装置 | |
KR100516814B1 (ko) | 비디오신호분석및저장장치와방법 | |
JP4673916B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理用プログラム | |
EP1293911A1 (en) | Method and apparatus for generating editing-related metadata | |
JPH07322184A (ja) | 登録装置及び登録装置を用いた画像ファイリング装置 | |
JPH08101845A (ja) | 動画像検索システム | |
JPH06113252A (ja) | 表示画面フレーム検出装置 | |
JPH0638164A (ja) | 検索機能付ビデオ入出力装置 | |
JPH0738845A (ja) | ビデオ映像のシーン抽出方法 |