JPH0633577B2 - 銀摺り調皮革状物の製造法 - Google Patents
銀摺り調皮革状物の製造法Info
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- JPH0633577B2 JPH0633577B2 JP19501086A JP19501086A JPH0633577B2 JP H0633577 B2 JPH0633577 B2 JP H0633577B2 JP 19501086 A JP19501086 A JP 19501086A JP 19501086 A JP19501086 A JP 19501086A JP H0633577 B2 JPH0633577 B2 JP H0633577B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は皮革の銀摺り製品に類似した人工の銀摺り調皮
革状物の製造法に関するものである。
革状物の製造法に関するものである。
<従来の技術> 従来、繊維絡合不織布に弾性重合体を含有して成る繊維
質シートは皮革様シートを製造する基体として用いられ
ている。この基体の一面を起毛機による起毛または/お
よびバフ機によるバフイングで立毛させてスエード調繊
維立毛表面に仕上げたスエード調皮革状物、あるいは基
体の一面に弾性重合体皮膜を付与して仕上げた銀付調皮
革状物とすることは多くの提案がある。また、基体の表
面を極細繊維立毛および弾性重合体立毛が混在したもの
とし、表面にシボ模様を有した表面とした新構造シート
物が特開昭59-173379号公報に提案されている。また、
表面を起毛処理し、繊維立毛面を形成した後、弾性重合
体の溶剤あるいは膨潤剤等で処理し、再固化した後、再
度起毛処理することを特開昭53-31887号公報に提案し
た。
質シートは皮革様シートを製造する基体として用いられ
ている。この基体の一面を起毛機による起毛または/お
よびバフ機によるバフイングで立毛させてスエード調繊
維立毛表面に仕上げたスエード調皮革状物、あるいは基
体の一面に弾性重合体皮膜を付与して仕上げた銀付調皮
革状物とすることは多くの提案がある。また、基体の表
面を極細繊維立毛および弾性重合体立毛が混在したもの
とし、表面にシボ模様を有した表面とした新構造シート
物が特開昭59-173379号公報に提案されている。また、
表面を起毛処理し、繊維立毛面を形成した後、弾性重合
体の溶剤あるいは膨潤剤等で処理し、再固化した後、再
度起毛処理することを特開昭53-31887号公報に提案し
た。
<発明が解決しようとする問題点> 従来提案されている皮革状物では表面が皮革の銀摺り製
品のように、表面に細かい折れしぼを発生し、一見銀面
でありながら極細繊維の立毛が混在し、かつ立毛が手描
き効果を有するという、表面が銀面と細かい繊維立毛の
ヌバツク調との混在した皮革状物は得られていない。
品のように、表面に細かい折れしぼを発生し、一見銀面
でありながら極細繊維の立毛が混在し、かつ立毛が手描
き効果を有するという、表面が銀面と細かい繊維立毛の
ヌバツク調との混在した皮革状物は得られていない。
すなわち、従来の皮革状物の表面仕上げでは、基体表面
をバフイングする際、バフイングの程度を強くすると全
体が繊維立毛となり、銀面は残らない。一方、バフイン
グの程度を弱くして銀面を残した状態にすると、立毛性
が悪いばかりでなく、銀面がざらつき、細かい折れしぼ
を発生する表面には仕上げられない。更に、皮革状物と
しての表面強ざが強いものに仕上げられないなどの問題
がある。また、基体表面をあらかじめバフイングなどで
繊維立毛を形成させた後、その表面に弾性重合体の溶剤
または溶液を塗布する方法では、繊維立毛の根元部分は
補強され立毛状態は良くなるが、折れしぼを発生する銀
面を形成させることはできない。もし、折れしぼを発生
するまで繊維立毛面に弾性重合体の溶剤または溶液を塗
布することは、繊維が弾性重合体に埋込まれた銀面層が
形成され、後からバフイングを行つても繊維立毛が形成
されず、銀面と繊維立毛の混在した表面を形成すること
はできない。
をバフイングする際、バフイングの程度を強くすると全
体が繊維立毛となり、銀面は残らない。一方、バフイン
グの程度を弱くして銀面を残した状態にすると、立毛性
が悪いばかりでなく、銀面がざらつき、細かい折れしぼ
を発生する表面には仕上げられない。更に、皮革状物と
しての表面強ざが強いものに仕上げられないなどの問題
がある。また、基体表面をあらかじめバフイングなどで
繊維立毛を形成させた後、その表面に弾性重合体の溶剤
または溶液を塗布する方法では、繊維立毛の根元部分は
補強され立毛状態は良くなるが、折れしぼを発生する銀
面を形成させることはできない。もし、折れしぼを発生
するまで繊維立毛面に弾性重合体の溶剤または溶液を塗
布することは、繊維が弾性重合体に埋込まれた銀面層が
形成され、後からバフイングを行つても繊維立毛が形成
されず、銀面と繊維立毛の混在した表面を形成すること
はできない。
本発明は、従来の繊維立毛と弾性重合体立毛の表面では
なく弾性重合体の平滑面またはエンボス面と繊維立毛と
が混在した、一見銀面である外観であつて、繊維立毛に
は手描き効果のある皮革の銀摺り製品に類似した人工の
銀摺り調皮革状物の製造法を提供するにある。
なく弾性重合体の平滑面またはエンボス面と繊維立毛と
が混在した、一見銀面である外観であつて、繊維立毛に
は手描き効果のある皮革の銀摺り製品に類似した人工の
銀摺り調皮革状物の製造法を提供するにある。
<問題点を解決するための手段> 本発明は単繊度0.3dr以下の極細繊維または/およびそ
の束状繊維の絡合不織布に弾性重合体を含有して成る少
なくとも10%の面積収縮能力を有する繊維質シートの
一面に、弾性重合体の溶液または分散液を塗布し、乾燥
した後、必要により該表面にエンボシングを行い、次い
で該表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態で
極細繊維の立毛を形成するまでバフイングを行つた後、
該繊維質シートに少なくとも10%の面積収縮を付与し
て表面に極細繊維の立毛と細かい折れしぼを発生する銀
面とが混在した外観に仕上げたことを特徴とする銀摺り
調皮革状物の製造法である。
の束状繊維の絡合不織布に弾性重合体を含有して成る少
なくとも10%の面積収縮能力を有する繊維質シートの
一面に、弾性重合体の溶液または分散液を塗布し、乾燥
した後、必要により該表面にエンボシングを行い、次い
で該表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態で
極細繊維の立毛を形成するまでバフイングを行つた後、
該繊維質シートに少なくとも10%の面積収縮を付与し
て表面に極細繊維の立毛と細かい折れしぼを発生する銀
面とが混在した外観に仕上げたことを特徴とする銀摺り
調皮革状物の製造法である。
すなわち、本発明は少なくとも10%の面積収縮能力を
有する繊維質シートの表面に弾性重合体を付与し、次い
で表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態で立
毛を形成するまでバフイングを行い、しかる後該繊維質
シートに少なくとも10%の面積収縮を付与することを
骨子とする製造法である。
有する繊維質シートの表面に弾性重合体を付与し、次い
で表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態で立
毛を形成するまでバフイングを行い、しかる後該繊維質
シートに少なくとも10%の面積収縮を付与することを
骨子とする製造法である。
本発明の少なくとも10%の面積収縮能力を有する繊維
質シートは、性質の異なる少なくとも2面強ざが強いも
のに仕上げられないなどの問題がある。また、基体表面
をあらかじめバフイングなどで繊維立毛を形成させた
後、その表面に弾性重合体の溶剤または溶液を塗布する
方法では、繊維立毛の根元部分は補強され立毛状態は良
くなるが、折れしぼを発生する銀面を形成させることは
できない。もし、折れしぼを発生するまで繊維立毛面に
弾性重合体の溶剤または溶液を塗布することは、繊維が
弾性重合体に埋込まれた銀面層が形成され、後からバフ
イングを行つても繊維立毛が形成されず、銀面と繊維立
毛の混在した表面を形成することはできない。
質シートは、性質の異なる少なくとも2面強ざが強いも
のに仕上げられないなどの問題がある。また、基体表面
をあらかじめバフイングなどで繊維立毛を形成させた
後、その表面に弾性重合体の溶剤または溶液を塗布する
方法では、繊維立毛の根元部分は補強され立毛状態は良
くなるが、折れしぼを発生する銀面を形成させることは
できない。もし、折れしぼを発生するまで繊維立毛面に
弾性重合体の溶剤または溶液を塗布することは、繊維が
弾性重合体に埋込まれた銀面層が形成され、後からバフ
イングを行つても繊維立毛が形成されず、銀面と繊維立
毛の混在した表面を形成することはできない。
本発明は、従来の繊維立毛と弾性重合体立毛の表面では
なく弾性重合体の平滑面またはエンボス面と繊維立毛と
が混在した、一見銀面である外観であつて、繊維立毛に
は手描き効果のある皮革の銀摺り製品に類似した人工の
銀摺り調皮革状物の製造法を提供するにある。
なく弾性重合体の平滑面またはエンボス面と繊維立毛と
が混在した、一見銀面である外観であつて、繊維立毛に
は手描き効果のある皮革の銀摺り製品に類似した人工の
銀摺り調皮革状物の製造法を提供するにある。
<問題点を解決するための手段> 本発明は単繊度0.3dr以下の極細繊維または/およびそ
の束状繊維の絡合不織布に弾性重合体を含有して成る少
なくとも10%の面積収縮能力を有する繊維質シートの
一面に、弾性重合体の溶液または分散液を塗布し、乾燥
した後、必要により該表面にエンボシングを行い、次い
で該表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態で
極細繊維の立毛を形成するまでバフイングを行つた後、
該繊維質シートに少なくとも10%の面積収縮を付与し
て表面に極細繊維の立毛と細かい折れしぼを発生する銀
面とが混在した外観に仕上げたことを特徴とする銀摺り
調皮革状物の製造法である。
の束状繊維の絡合不織布に弾性重合体を含有して成る少
なくとも10%の面積収縮能力を有する繊維質シートの
一面に、弾性重合体の溶液または分散液を塗布し、乾燥
した後、必要により該表面にエンボシングを行い、次い
で該表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態で
極細繊維の立毛を形成するまでバフイングを行つた後、
該繊維質シートに少なくとも10%の面積収縮を付与し
て表面に極細繊維の立毛と細かい折れしぼを発生する銀
面とが混在した外観に仕上げたことを特徴とする銀摺り
調皮革状物の製造法である。
すなわち、本発明は少なくとも10%の面積収縮能力を
有する繊維質シートの表面に弾性重合体を付与し、次い
で表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態で立
毛を形成するまでバフイングを行い、しかる後該繊維質
シートに少なくとも10%の面積収縮を付与することを
骨子とする製造法である。
有する繊維質シートの表面に弾性重合体を付与し、次い
で表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態で立
毛を形成するまでバフイングを行い、しかる後該繊維質
シートに少なくとも10%の面積収縮を付与することを
骨子とする製造法である。
本発明の少なくとも10%の面積収縮能力を有する繊維
質シートは、性質の異なる少なくとも2種の合成重合体
を紡糸して得た海島構造または多芯の芯鞘構造の混合繊
維(混合紡糸法、複合紡糸法で得られる)または分割型
繊維を延伸し、必要があれば熱固定、捲縮、切断して得
たステープル繊維、あるいはフイラメント繊維を用い、
湿式法または乾式法でウエブを作成し、ニードルパンチ
ング法または/および流体噴射絡合法で繊維絡合不織布
を作る。次いで、繊維絡合不織布にはポリウレタンエラ
ストマー、アクリロニトリルーブタジエン共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、ポリアクリル酸エステル
またはアクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステ
ルの共重合体、シリコンゴムなどから選ばれた少なくと
も1種の弾性重合体あるいは弾性重合体に他の重合体を
混ぜた弾性重合体を主体とする重合体の溶液または分散
液を含浸し、湿式法または乾式法で凝固し、水洗し、乾
燥して繊維絡合不織布に弾性重合体または弾性重合体を
主体とした重合体を含有せしめた繊維質シートである。
また、繊維質シートの構成繊維が極細繊維または/およ
びその束状繊維の状態にするには、重合体を含有せしめ
る前の繊維絡合不織布または重合体を含有せしめた繊維
質シートにした後、混合繊維の海成分または鞘成分の溶
剤あるいは分解剤で処理して繊維から除去することによ
つて島成分または芯成分が極細繊維または/およびその
束状繊維に変成する。また、分割型繊維では繊維を構成
する1成分の膨潤剤または/および物理的あるいは機械
的に処理して各成分に分割することによつて極細繊維ま
たは/およびその束状繊維に変成する。また、極細繊維
の絡合不面布の他の製造法は、合成重合体をメルトブロ
ー法またはフラツシユ紡糸法で紡糸して極細繊維のウエ
ブとし、絡合処理して作る。そして、これらの極細繊維
は紡糸法を規制することによつて単繊度0.3dr以下とす
る。立毛外観、風合い、表面の平滑性、繊維絡合強ざな
どからは単繊度0.1dr以下とすることが好ましい。極細
繊維束状繊維においては単繊度0.1〜0.0003drの範囲が
好ましい。
質シートは、性質の異なる少なくとも2種の合成重合体
を紡糸して得た海島構造または多芯の芯鞘構造の混合繊
維(混合紡糸法、複合紡糸法で得られる)または分割型
繊維を延伸し、必要があれば熱固定、捲縮、切断して得
たステープル繊維、あるいはフイラメント繊維を用い、
湿式法または乾式法でウエブを作成し、ニードルパンチ
ング法または/および流体噴射絡合法で繊維絡合不織布
を作る。次いで、繊維絡合不織布にはポリウレタンエラ
ストマー、アクリロニトリルーブタジエン共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、ポリアクリル酸エステル
またはアクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステ
ルの共重合体、シリコンゴムなどから選ばれた少なくと
も1種の弾性重合体あるいは弾性重合体に他の重合体を
混ぜた弾性重合体を主体とする重合体の溶液または分散
液を含浸し、湿式法または乾式法で凝固し、水洗し、乾
燥して繊維絡合不織布に弾性重合体または弾性重合体を
主体とした重合体を含有せしめた繊維質シートである。
また、繊維質シートの構成繊維が極細繊維または/およ
びその束状繊維の状態にするには、重合体を含有せしめ
る前の繊維絡合不織布または重合体を含有せしめた繊維
質シートにした後、混合繊維の海成分または鞘成分の溶
剤あるいは分解剤で処理して繊維から除去することによ
つて島成分または芯成分が極細繊維または/およびその
束状繊維に変成する。また、分割型繊維では繊維を構成
する1成分の膨潤剤または/および物理的あるいは機械
的に処理して各成分に分割することによつて極細繊維ま
たは/およびその束状繊維に変成する。また、極細繊維
の絡合不面布の他の製造法は、合成重合体をメルトブロ
ー法またはフラツシユ紡糸法で紡糸して極細繊維のウエ
ブとし、絡合処理して作る。そして、これらの極細繊維
は紡糸法を規制することによつて単繊度0.3dr以下とす
る。立毛外観、風合い、表面の平滑性、繊維絡合強ざな
どからは単繊度0.1dr以下とすることが好ましい。極細
繊維束状繊維においては単繊度0.1〜0.0003drの範囲が
好ましい。
また、繊維質シートに少なくとも10%の面積収縮能力
を付与するには、繊維自体に収縮能力を有する繊維を使
用し、表面形成後に収縮を付与する方法、繊維絡合不織
布を少なくとも一方向に伸長し、あらかじめ絡合不織布
構造に歪を与えておき、表面形成後に収縮を付与する方
法、繊維質シートを少なくとも一方向に伸長し、あらか
じめ繊維質シート構造に歪を与えておき、表面形成後に
収縮を付与する方法が用いられるが、品質管理上からは
繊維質シート構造に一定量の歪を与えておき、表面形成
後に収縮を付与する方法が好ましい。この場合、少なく
とも10%の面積収縮を生ずるに十分な量を少なくとも
一方向に伸長して仮固定しておく。一方向の伸長では少
なくとも10%、二方向の伸長では少なくとも5%の伸
長率とする。面積収縮率が10%未満では良好な銀面、
特に細かい折れしぼを発生し、平滑性またはエンボス性
の良好な表面とすることができない。一方、伸長によつ
て繊維質シート構造に歪を付与する方法では、一辺の伸
長率は約40%までで、かつ構造破壊による収縮が生じ
なくなる前の段階までの伸長を加える。
を付与するには、繊維自体に収縮能力を有する繊維を使
用し、表面形成後に収縮を付与する方法、繊維絡合不織
布を少なくとも一方向に伸長し、あらかじめ絡合不織布
構造に歪を与えておき、表面形成後に収縮を付与する方
法、繊維質シートを少なくとも一方向に伸長し、あらか
じめ繊維質シート構造に歪を与えておき、表面形成後に
収縮を付与する方法が用いられるが、品質管理上からは
繊維質シート構造に一定量の歪を与えておき、表面形成
後に収縮を付与する方法が好ましい。この場合、少なく
とも10%の面積収縮を生ずるに十分な量を少なくとも
一方向に伸長して仮固定しておく。一方向の伸長では少
なくとも10%、二方向の伸長では少なくとも5%の伸
長率とする。面積収縮率が10%未満では良好な銀面、
特に細かい折れしぼを発生し、平滑性またはエンボス性
の良好な表面とすることができない。一方、伸長によつ
て繊維質シート構造に歪を付与する方法では、一辺の伸
長率は約40%までで、かつ構造破壊による収縮が生じ
なくなる前の段階までの伸長を加える。
次に、繊維質シートの一面は繊維絡合不織布に重合体を
含有して得たそのままの面であつてもよいし、所望の製
品に合わせた厚さにスライスまたは研削した面であつて
もよい。この繊維質シートの面にはポリウレタンエラス
トマー、ポリアクリル酸エステル、アクリル酸エステル
共重合体、ポリエステルエラストマーなどから選ばれた
少なくとも1種の弾性重合体の溶液または分散液を塗布
する。弾性重合体の付与量は表面に存在する極細繊維ま
たは/およびその束状繊維が弾性重合体で埋込まれてし
まわない量で、かつ表面が銀面となる量である。しか
し、繊維絡合不織布に含有した重合体の量によつても、
表面に塗布する弾性重合体量は異なるが一般には0.5〜
15g/m2、好ましくは1〜10g/m2の量である。塗布量
が少ないと収縮量が多くても良好な銀面とはならず、一
方、塗布量が多いと立毛性が悪くなる。また、弾性重合
体を繊維質シートに塗布する方法はロールコート法、ナ
イフコート法、転写法、スプレー法の何れでもよいが、
塗布の均一性から刻目ロールを用いたグラビヤロールコ
ート法が好ましい。
含有して得たそのままの面であつてもよいし、所望の製
品に合わせた厚さにスライスまたは研削した面であつて
もよい。この繊維質シートの面にはポリウレタンエラス
トマー、ポリアクリル酸エステル、アクリル酸エステル
共重合体、ポリエステルエラストマーなどから選ばれた
少なくとも1種の弾性重合体の溶液または分散液を塗布
する。弾性重合体の付与量は表面に存在する極細繊維ま
たは/およびその束状繊維が弾性重合体で埋込まれてし
まわない量で、かつ表面が銀面となる量である。しか
し、繊維絡合不織布に含有した重合体の量によつても、
表面に塗布する弾性重合体量は異なるが一般には0.5〜
15g/m2、好ましくは1〜10g/m2の量である。塗布量
が少ないと収縮量が多くても良好な銀面とはならず、一
方、塗布量が多いと立毛性が悪くなる。また、弾性重合
体を繊維質シートに塗布する方法はロールコート法、ナ
イフコート法、転写法、スプレー法の何れでもよいが、
塗布の均一性から刻目ロールを用いたグラビヤロールコ
ート法が好ましい。
弾性重合体の溶液または分散液を塗布した後、乾燥によ
つて溶剤または分散剤を除去した後、その表面の平滑性
が良くない場合には加温または加熱した鏡面または梨地
の金属面に押し当てて平滑面とし、あるいは皮革模様の
エンボシングを行つた面とした後、その表面を例えば2
40番以上の目の細かいサンドペーパーあるいはエメリ
ーペーパーまたは布帛でバフイングする。表面のバフイ
ングは表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態
で極細繊維の立毛を形成するまでバフイングを行う。例
えば、バフイングの接触圧を小さくし、高速回転させる
あるいは研磨用サンドあるいはエメリーの粒子を小さく
するなどの条件を設定することで達成できる。
つて溶剤または分散剤を除去した後、その表面の平滑性
が良くない場合には加温または加熱した鏡面または梨地
の金属面に押し当てて平滑面とし、あるいは皮革模様の
エンボシングを行つた面とした後、その表面を例えば2
40番以上の目の細かいサンドペーパーあるいはエメリ
ーペーパーまたは布帛でバフイングする。表面のバフイ
ングは表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状態
で極細繊維の立毛を形成するまでバフイングを行う。例
えば、バフイングの接触圧を小さくし、高速回転させる
あるいは研磨用サンドあるいはエメリーの粒子を小さく
するなどの条件を設定することで達成できる。
表面に繊維立毛を形成した繊維質シートは、次いで収縮
を付与する。繊維質シートの構成繊維が収縮能力を有す
る場合には、収縮に十分な熱水中で処理するまたは高温
加熱帯で処理するなどの方法、繊維質シート構造に歪を
与えて仮固定をした場合には、仮固定を解除するに十分
な温度の乾式あるいは湿式の処理条件で処理する方法な
どで繊維質シートに収縮を付与する。繊維質シートの面
積収縮率は少なくとも10%である。繊維質シートに面
積収縮を付与する好ましい方法は、表面仕上げの終了し
た繊維質シートを染色する際の前処理の湯通し時、染色
時、あるいは染色後の乾燥時のいずれかの工程において
収縮を付与することである。それによつて得られた繊維
質シートは全体が所望の色調に染色されると共に表面に
弾性重合体による銀面と極細繊維の立毛との混在し、細
かい折れしぼを発生する一見銀面であつて、かつ極細繊
維の立毛が手描き効果を示し、皮革の銀摺り調製品に類
似の外観が得られる。更に、この表面に鏡面仕上げのカ
レンダーで処理することも一層きれいな外観となる。
を付与する。繊維質シートの構成繊維が収縮能力を有す
る場合には、収縮に十分な熱水中で処理するまたは高温
加熱帯で処理するなどの方法、繊維質シート構造に歪を
与えて仮固定をした場合には、仮固定を解除するに十分
な温度の乾式あるいは湿式の処理条件で処理する方法な
どで繊維質シートに収縮を付与する。繊維質シートの面
積収縮率は少なくとも10%である。繊維質シートに面
積収縮を付与する好ましい方法は、表面仕上げの終了し
た繊維質シートを染色する際の前処理の湯通し時、染色
時、あるいは染色後の乾燥時のいずれかの工程において
収縮を付与することである。それによつて得られた繊維
質シートは全体が所望の色調に染色されると共に表面に
弾性重合体による銀面と極細繊維の立毛との混在し、細
かい折れしぼを発生する一見銀面であつて、かつ極細繊
維の立毛が手描き効果を示し、皮革の銀摺り調製品に類
似の外観が得られる。更に、この表面に鏡面仕上げのカ
レンダーで処理することも一層きれいな外観となる。
また、本発明の銀摺り調皮革状物は表面をブラツシン
グ、整毛処理、揉み処理などの仕上げ処理を行つて製品
とする。
グ、整毛処理、揉み処理などの仕上げ処理を行つて製品
とする。
<作用> 本発明は少なくとも10%の面積収縮能力を有する繊維
質シートの一面に弾性重合体を付与し、次いで該表面の
弾性重合体の少なくとも一部を残した状態で極細繊維の
立毛を形成するまでバフイングを行つた後、繊維質シー
トに少なくとも10%の面積収縮を付与することによつ
て、表面に極細繊維の立毛と細かい折れしぼを発生する
銀面とが混在した銀摺り調皮革状物が得られる。
質シートの一面に弾性重合体を付与し、次いで該表面の
弾性重合体の少なくとも一部を残した状態で極細繊維の
立毛を形成するまでバフイングを行つた後、繊維質シー
トに少なくとも10%の面積収縮を付与することによつ
て、表面に極細繊維の立毛と細かい折れしぼを発生する
銀面とが混在した銀摺り調皮革状物が得られる。
<実施例> 次に、本発明の実施態様を実施例で具体的に説明する。
なお、実施例中の部または%はことわりのない限り重量
に関するものである。
なお、実施例中の部または%はことわりのない限り重量
に関するものである。
実施例1 6−ナイロン(島成分)−ポリエチレン(海成分)から
なる繊度6drの混合繊維の絡合不織布にポリエステル系
ポリウレタン90%、ポリエーテル系ポリウレタン10
%の混合ポリウレタン13%N,N′−ジメチルホルムア
ミド(以下DMFとする)溶液を含浸し、DMF水溶液
中に浸漬して凝固し、次いでパークレン中で処理して繊
維中のポリエチレンを溶解除去し、6−ナイロンの極細
繊維束状繊維(顕微鏡写真から求めた平均単繊度0.008d
r、平均本数410本/束)の絡合不織布にポリウレタ
ンエラストマーが多孔質構造となつて含有した繊維質シ
ートを得た。この繊維質シートはパークレン処理後ポリ
ウレタンが膨潤状態にあるうち、テンター乾燥機により
温度165℃の条件下で幅方向に25%伸長して乾燥
し、仮固定した繊維質シート〔I〕を得た。この繊維質
シート〔I〕は95℃の熱水中での面積収縮率が仮固定
状態の繊維質シートに対して17.4%である。
なる繊度6drの混合繊維の絡合不織布にポリエステル系
ポリウレタン90%、ポリエーテル系ポリウレタン10
%の混合ポリウレタン13%N,N′−ジメチルホルムア
ミド(以下DMFとする)溶液を含浸し、DMF水溶液
中に浸漬して凝固し、次いでパークレン中で処理して繊
維中のポリエチレンを溶解除去し、6−ナイロンの極細
繊維束状繊維(顕微鏡写真から求めた平均単繊度0.008d
r、平均本数410本/束)の絡合不織布にポリウレタ
ンエラストマーが多孔質構造となつて含有した繊維質シ
ートを得た。この繊維質シートはパークレン処理後ポリ
ウレタンが膨潤状態にあるうち、テンター乾燥機により
温度165℃の条件下で幅方向に25%伸長して乾燥
し、仮固定した繊維質シート〔I〕を得た。この繊維質
シート〔I〕は95℃の熱水中での面積収縮率が仮固定
状態の繊維質シートに対して17.4%である。
仮固定した繊維質シートは厚さ1.1mmに一面を研削し、
次いで他の一面にポリエーテル系ポリウレタンエラスト
マー5%溶液(DMF−シクロヘキサン混合溶剤)を5
5メツシユの刻目グラビアロールで塗布し、温風で乾燥
した後、粒度400番のサンドペーパーでバフイングを
行い、表面のポリウレタンエラストマーはほとんど研削
除去されずに、表面に存在した繊維だけが起毛されて極
細繊維立毛が形成された。次いで表面処理した繊維質シ
ートは湯通しの後、ウインス染色機で茶色の金属錯塩染
料組成物で温度95℃、時間60分間染色し、ソーピン
グし、水洗した後乾燥した。得られた染色後の繊維質シ
ートは面積収縮率が17.1%であつた。
次いで他の一面にポリエーテル系ポリウレタンエラスト
マー5%溶液(DMF−シクロヘキサン混合溶剤)を5
5メツシユの刻目グラビアロールで塗布し、温風で乾燥
した後、粒度400番のサンドペーパーでバフイングを
行い、表面のポリウレタンエラストマーはほとんど研削
除去されずに、表面に存在した繊維だけが起毛されて極
細繊維立毛が形成された。次いで表面処理した繊維質シ
ートは湯通しの後、ウインス染色機で茶色の金属錯塩染
料組成物で温度95℃、時間60分間染色し、ソーピン
グし、水洗した後乾燥した。得られた染色後の繊維質シ
ートは面積収縮率が17.1%であつた。
この繊維質シートの表面は、一見銀面を有する皮革様シ
ートで全体に細かい折れしぼを発生し、更に極細繊維が
手描き効果でわかるように存在している外観であつた。
この表面をブラツシングおよび125℃に加温した鏡面
ロールに接触してカレンダー掛けしたものは、立毛にテ
リ感と光沢のある表面となり優れた外観の銀摺り調皮革
状シートとなつた。このシートは通気度2秒/100cc、
透湿度4170g/m2′24hrsであつた。
ートで全体に細かい折れしぼを発生し、更に極細繊維が
手描き効果でわかるように存在している外観であつた。
この表面をブラツシングおよび125℃に加温した鏡面
ロールに接触してカレンダー掛けしたものは、立毛にテ
リ感と光沢のある表面となり優れた外観の銀摺り調皮革
状シートとなつた。このシートは通気度2秒/100cc、
透湿度4170g/m2′24hrsであつた。
実施例2 ポリエチレンテレフタレート85モル%の収縮性ポリエ
ステル(島成分)−共重合ポリスチレン(海成分)から
なる繊度4drの混合繊維の絡合不織布を作り、パークレ
ン中で処理して繊維中のポリスチレンを溶解除去し、ポ
リエステルの極細繊維束状繊維(顕微鏡写真から求めた
平均単繊度0.11dr、本数25本/束)の絡合不織布とし
た後、実施例1の含浸ポリウレタン組成の10%DMF
溶液を含浸し、DMF水溶液中に浸漬して凝固し、水洗
し、テンターで形態を固定して105℃の熱風で乾燥して
繊維質シート〔II〕を得た。この繊維質シートは95℃
の熱水中での面積収縮率が33.2%である。
ステル(島成分)−共重合ポリスチレン(海成分)から
なる繊度4drの混合繊維の絡合不織布を作り、パークレ
ン中で処理して繊維中のポリスチレンを溶解除去し、ポ
リエステルの極細繊維束状繊維(顕微鏡写真から求めた
平均単繊度0.11dr、本数25本/束)の絡合不織布とし
た後、実施例1の含浸ポリウレタン組成の10%DMF
溶液を含浸し、DMF水溶液中に浸漬して凝固し、水洗
し、テンターで形態を固定して105℃の熱風で乾燥して
繊維質シート〔II〕を得た。この繊維質シートは95℃
の熱水中での面積収縮率が33.2%である。
繊維質シート〔II〕は厚さ0.5mmにスライスして2分割
し、スライス面とは反対面に実施例1と同じポリウレタ
ン溶液の塗布および粒度250番のサンドペーパーでバ
フイングを行い、表面のポリウレタンエラストマーはほ
とんど研削除去されずに、表面に存在した繊維だけが起
毛され極細繊維立毛が形成された。次いで表面処理した
繊維質シートはサーキユラー染色機で赤色分散染料組成
物で温度120℃で60分間染色した後、ソーピングし
て乾燥した。得られた染色後の繊維質シートは面積収縮
率が37.4%であつた。
し、スライス面とは反対面に実施例1と同じポリウレタ
ン溶液の塗布および粒度250番のサンドペーパーでバ
フイングを行い、表面のポリウレタンエラストマーはほ
とんど研削除去されずに、表面に存在した繊維だけが起
毛され極細繊維立毛が形成された。次いで表面処理した
繊維質シートはサーキユラー染色機で赤色分散染料組成
物で温度120℃で60分間染色した後、ソーピングし
て乾燥した。得られた染色後の繊維質シートは面積収縮
率が37.4%であつた。
この繊維質シートの表面をブラツシングおよび125℃
に加温した鏡面ロールに接触してカレンダー掛けしたも
のは、立毛にテル感と光沢のある表面となり、細かい折
れしぼを発生した銀面に極細繊維が手描き効果を有する
立毛が共存した外観であり、皮革の銀摺り製品に類似し
た優れた銀摺り調皮革状物で手袋用素材に適した柔軟
性、ドレープ性のシート状物であつた。
に加温した鏡面ロールに接触してカレンダー掛けしたも
のは、立毛にテル感と光沢のある表面となり、細かい折
れしぼを発生した銀面に極細繊維が手描き効果を有する
立毛が共存した外観であり、皮革の銀摺り製品に類似し
た優れた銀摺り調皮革状物で手袋用素材に適した柔軟
性、ドレープ性のシート状物であつた。
実施例3 実施例1の繊維質シート〔I〕を厚さ1.1mmに一面を研
削し、次いで他の一面にポリエーテル系ポリウレタンエ
ラストマー5%溶液を140メツシユの刻目グラビアロ
ールで塗布し、乾燥した後、バツフアロー模様のエンボ
シングを行い、次いで400番のサンドペーパーでバフ
イングした後、ウインス染色機で金属錯塩染料組成物で
温度95℃で、時間60分間染色し、ソーピングし、乾
燥して得た繊維質シートは面積収縮率が16.9%であつ
た。
削し、次いで他の一面にポリエーテル系ポリウレタンエ
ラストマー5%溶液を140メツシユの刻目グラビアロ
ールで塗布し、乾燥した後、バツフアロー模様のエンボ
シングを行い、次いで400番のサンドペーパーでバフ
イングした後、ウインス染色機で金属錯塩染料組成物で
温度95℃で、時間60分間染色し、ソーピングし、乾
燥して得た繊維質シートは面積収縮率が16.9%であつ
た。
この繊維質シートは皮革の銀摺り製品に類似の外観であ
り、柔軟性に優れ、表面強度が高く、透気度3秒/100c
c、透湿度3990g/m2/24hrsで、靴素材として適してい
た。
り、柔軟性に優れ、表面強度が高く、透気度3秒/100c
c、透湿度3990g/m2/24hrsで、靴素材として適してい
た。
比較のために、実施例1の繊維質シートにおいて、伸長
して仮固定を行わなかつた繊維質シートを、実施例3の
表面仕上げを行つたものは銀面の形成が十分でなく折れ
しぼの発生がほとんどなく、単純な折れだけであり、単
純な従来の基体にすぎないものであつた。
して仮固定を行わなかつた繊維質シートを、実施例3の
表面仕上げを行つたものは銀面の形成が十分でなく折れ
しぼの発生がほとんどなく、単純な折れだけであり、単
純な従来の基体にすぎないものであつた。
<発明の効果> 本発明で得た銀摺り調皮革状物は、表面に細かい折れし
ぼを発生し、一見銀面であつて、そこに手描き効果を有
する極細繊維立毛が存在し皮革の銀摺り製品に類似した
外観を有し、透気度、透湿度に優れた皮革状物である。
ぼを発生し、一見銀面であつて、そこに手描き効果を有
する極細繊維立毛が存在し皮革の銀摺り製品に類似した
外観を有し、透気度、透湿度に優れた皮革状物である。
Claims (4)
- 【請求項1】単繊度0.3dr以下の極細繊維または/およ
びその束状繊維の絡合不織布に弾性重合体を含有して成
る少なくとも10%の面積収縮能力を有する繊維質シー
トの一面に、弾性重合体の溶液または分散液を塗布し、
乾燥した後、必要により該表面にエンボシングを行い、
次いで該表面の弾性重合体を少なくとも一部を残した状
態で極細繊維の立毛を形成するまでバフイングを行つた
後、該繊維質シートに少なくとも10%の面積収縮を付
与して表面に極細繊維の立毛と細かい折れしぼを発生す
る銀面とが混在した外観に仕上げたことを特徴とする銀
摺り調皮革状物の製造法。 - 【請求項2】少なくとも10%の面積収縮能力を有する
繊維質シートが少なくとも一方向に伸長することで付与
する特許請求の範囲第1項記載の銀摺り調皮革状物の製
造法。 - 【請求項3】繊維質シートの収縮処理が染色工程におい
て付与する特許請求の範囲第1項または第2項記載の銀
摺り調皮革状物の製造法。 - 【請求項4】弾性重合体の塗布量が重合体量として1〜
10g/m2である特許請求の範囲第1〜3項記載のいずれか
である銀摺り調皮革状物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19501086A JPH0633577B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 銀摺り調皮革状物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19501086A JPH0633577B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 銀摺り調皮革状物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6350580A JPS6350580A (ja) | 1988-03-03 |
JPH0633577B2 true JPH0633577B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=16334032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19501086A Expired - Fee Related JPH0633577B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 銀摺り調皮革状物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633577B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD715027S1 (en) | 2012-07-16 | 2014-10-14 | Triboro Quilt Manufacturing Corp. | Swaddle blanket |
USD715518S1 (en) | 2012-07-16 | 2014-10-21 | Triboro Quilt Manufacturing Corp. | Swaddle blanket |
JP2017133114A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 株式会社クラレ | 人工皮革基材及びその製造方法、並びにオイル調,起毛調,または銀面調人工皮革 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2608916B2 (ja) * | 1988-05-25 | 1997-05-14 | 株式会社クラレ | 皮革状シートおよびその製造法 |
JP2608917B2 (ja) * | 1988-05-25 | 1997-05-14 | 株式会社クラレ | 皮革様シートの製造法 |
JPH086260B2 (ja) * | 1990-02-01 | 1996-01-24 | 株式会社クラレ | 繊維立毛シート状物及びその製造方法 |
JP2007262616A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Kuraray Co Ltd | ヌバック調人工皮革の製造方法 |
WO2015151872A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | 東レ株式会社 | 人工皮革とその製造方法 |
JP7211785B2 (ja) * | 2018-12-07 | 2023-01-24 | 株式会社クラレ | 人工皮革及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-08-19 JP JP19501086A patent/JPH0633577B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD715027S1 (en) | 2012-07-16 | 2014-10-14 | Triboro Quilt Manufacturing Corp. | Swaddle blanket |
USD715518S1 (en) | 2012-07-16 | 2014-10-21 | Triboro Quilt Manufacturing Corp. | Swaddle blanket |
JP2017133114A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 株式会社クラレ | 人工皮革基材及びその製造方法、並びにオイル調,起毛調,または銀面調人工皮革 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6350580A (ja) | 1988-03-03 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |