JPH06322327A - 両面粘着シール構成体及びその両面粘着シール貼付装置 - Google Patents
両面粘着シール構成体及びその両面粘着シール貼付装置Info
- Publication number
- JPH06322327A JPH06322327A JP10911693A JP10911693A JPH06322327A JP H06322327 A JPH06322327 A JP H06322327A JP 10911693 A JP10911693 A JP 10911693A JP 10911693 A JP10911693 A JP 10911693A JP H06322327 A JPH06322327 A JP H06322327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- adhesive seal
- sided adhesive
- release paper
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】両面粘着シールの貼り付け作業を機械化する。
【構成】パターン化した両面粘着シールを、二枚のテー
プ状剥離紙間に挟んで連続して貼り付けてなる両面粘着
シール構成体であって、その一方のカバー用テープ状剥
離紙と両面粘着シールとの剥離強度が5〜30g/25mm
巾(剥離角度180°,剥離速度20mm/min)で、且つ
他方のベース用テープ状剥離紙と両面粘着シールとの剥
離強度が40〜500g/25mm巾(剥離角度180°,
剥離速度20mm/min)にする。また、巻出ロールと巻取
ロールとの間に押圧ロッドを有する両面粘着シール貼付
装置において、その押圧ロッドの巻取り側に、被貼付部
材に貼り付けられた両面粘着シールの上面に対するベー
ス用テープ状剥離紙の角度を任意に変換可能な角度変換
ガイド部を設ける。
プ状剥離紙間に挟んで連続して貼り付けてなる両面粘着
シール構成体であって、その一方のカバー用テープ状剥
離紙と両面粘着シールとの剥離強度が5〜30g/25mm
巾(剥離角度180°,剥離速度20mm/min)で、且つ
他方のベース用テープ状剥離紙と両面粘着シールとの剥
離強度が40〜500g/25mm巾(剥離角度180°,
剥離速度20mm/min)にする。また、巻出ロールと巻取
ロールとの間に押圧ロッドを有する両面粘着シール貼付
装置において、その押圧ロッドの巻取り側に、被貼付部
材に貼り付けられた両面粘着シールの上面に対するベー
ス用テープ状剥離紙の角度を任意に変換可能な角度変換
ガイド部を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の両面粘着シール
を連続して収容した両面粘着シール構成体及びその両面
粘着シール貼付装置に関するものである。
を連続して収容した両面粘着シール構成体及びその両面
粘着シール貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の両面粘着シールの被貼付部材への
貼り付け作業においては、まず両面粘着シールの片面又
は両面を剥離紙で被っておいて、次に使用巾にスリット
し、さらに使用長さに切断して使用するか又は図4に示
したように両面粘着シール構成体(200)のカバー用
シート状剥離紙(230)と両面粘着シール(210)
とに切り込み(240)を入れて両面粘着シールをパタ
ーン化し、これを人手でパターン化された両面粘着シー
ルをカバー用シート状剥離紙を付けたままベース用シー
ト状剥離紙(220)から剥がして、貼付部材(20)
の所定位置に貼り付け、上側のカバー用シート状剥離紙
を剥がして使用していた。さらには、図5に示したよう
に両面粘着シール構成体(300)にカバー用シート状
剥離紙(330)と両面粘着シール(310)とにバタ
ーン状の切り込みを入れて、パターン以外の不要部分の
カバー用シート状剥離紙と両面粘着シールを剥離除去
し、ベース用シート状剥離紙(320)上にカバー用シ
ート状剥離紙のついたパターン化した両面粘着シールを
形成し、このパターン化された両面粘着シールをカバー
用シート状剥離紙を付けたままベース用シート状剥離紙
から剥がして、貼付部材(30)の所定位置に貼り付
け、上側のカバー用シート状剥離紙を剥がして使用して
いた。
貼り付け作業においては、まず両面粘着シールの片面又
は両面を剥離紙で被っておいて、次に使用巾にスリット
し、さらに使用長さに切断して使用するか又は図4に示
したように両面粘着シール構成体(200)のカバー用
シート状剥離紙(230)と両面粘着シール(210)
とに切り込み(240)を入れて両面粘着シールをパタ
ーン化し、これを人手でパターン化された両面粘着シー
ルをカバー用シート状剥離紙を付けたままベース用シー
ト状剥離紙(220)から剥がして、貼付部材(20)
の所定位置に貼り付け、上側のカバー用シート状剥離紙
を剥がして使用していた。さらには、図5に示したよう
に両面粘着シール構成体(300)にカバー用シート状
剥離紙(330)と両面粘着シール(310)とにバタ
ーン状の切り込みを入れて、パターン以外の不要部分の
カバー用シート状剥離紙と両面粘着シールを剥離除去
し、ベース用シート状剥離紙(320)上にカバー用シ
ート状剥離紙のついたパターン化した両面粘着シールを
形成し、このパターン化された両面粘着シールをカバー
用シート状剥離紙を付けたままベース用シート状剥離紙
から剥がして、貼付部材(30)の所定位置に貼り付
け、上側のカバー用シート状剥離紙を剥がして使用して
いた。
【0003】また貼り付け作業の作業性を向上させる方
法としては、例えば特開平2−311584号公報や特
願平4−111489号などのパターン化した多数の両
面粘着シールをカバー用とベース用の二枚のテープ状剥
離紙に挟んで収納した両面粘着シール構成体がある。
法としては、例えば特開平2−311584号公報や特
願平4−111489号などのパターン化した多数の両
面粘着シールをカバー用とベース用の二枚のテープ状剥
離紙に挟んで収納した両面粘着シール構成体がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の人手による貼り
付け作業は、比較的複雑で貼付不良や貼付忘れなどの事
故が多く、またパターン化された剥離紙付きの両面粘着
シールは、切断時に両面粘着シールの切り口にバリが発
生し易く、剥離紙を剥離するときに剥離のきっかけがつ
かみにくいため、貼り付けの作業性を著しく低下させて
いた。
付け作業は、比較的複雑で貼付不良や貼付忘れなどの事
故が多く、またパターン化された剥離紙付きの両面粘着
シールは、切断時に両面粘着シールの切り口にバリが発
生し易く、剥離紙を剥離するときに剥離のきっかけがつ
かみにくいため、貼り付けの作業性を著しく低下させて
いた。
【0005】また特開平2−311584号公報や特願
平4−111489号などのパターン化した多数の両面
粘着シール構成体を用いて、従来の両面粘着シール貼付
装置でパターン化した両面粘着シールを被貼付部材に貼
り付けた場合には、例えば図2に示した両面粘着シール
貼付装置においては、まず巻き出された両面粘着シール
構成体(100)が剥離板(550)先端でカバー用テ
ープ状剥離紙(130)が剥離除去され、ベース用テー
プ状剥離紙(120)の表面に貼り付いているパターン
化された両面粘着シール(110)の位置が光電管(5
70)によって確認され、押圧ロット(510)でベー
ス用テープ状剥離紙の裏面から押圧して被貼付部材(1
0)に両面粘着シール(110)を貼り付けるものであ
るが、両面粘着シール構成体が剥離板先端でカバー用テ
ープ状剥離紙を剥離除去するときに、パターン化された
両面粘着シールがカバー用テープ状剥離紙の方に貼り付
いてきてしまう問題があった。本発明は、上記のような
従来の問題を解決したものであり、パターン化された両
面粘着シールの被貼付部材への貼り付け作業を機械化す
るための作業性と製品の品質を向上させた両面粘着シー
ル構成体とその両面粘着シール貼付装置を提供するもの
である。
平4−111489号などのパターン化した多数の両面
粘着シール構成体を用いて、従来の両面粘着シール貼付
装置でパターン化した両面粘着シールを被貼付部材に貼
り付けた場合には、例えば図2に示した両面粘着シール
貼付装置においては、まず巻き出された両面粘着シール
構成体(100)が剥離板(550)先端でカバー用テ
ープ状剥離紙(130)が剥離除去され、ベース用テー
プ状剥離紙(120)の表面に貼り付いているパターン
化された両面粘着シール(110)の位置が光電管(5
70)によって確認され、押圧ロット(510)でベー
ス用テープ状剥離紙の裏面から押圧して被貼付部材(1
0)に両面粘着シール(110)を貼り付けるものであ
るが、両面粘着シール構成体が剥離板先端でカバー用テ
ープ状剥離紙を剥離除去するときに、パターン化された
両面粘着シールがカバー用テープ状剥離紙の方に貼り付
いてきてしまう問題があった。本発明は、上記のような
従来の問題を解決したものであり、パターン化された両
面粘着シールの被貼付部材への貼り付け作業を機械化す
るための作業性と製品の品質を向上させた両面粘着シー
ル構成体とその両面粘着シール貼付装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、パター
ン化した両面粘着シールを二枚のテープ状剥離紙間に挟
んで連続して貼り付けてなる両面粘着シール構成体であ
って、図1に示すように、その一方のカバー用テープ状
剥離紙(130)と両面粘着シール(110)との剥離
強度が5〜30g/25mm巾(剥離角度180°,剥離速
度20mm/min)で、且つ他方のベース用テープ状剥離紙
(120)と両面粘着シールとの剥離強度が40〜50
0g/25mm巾(剥離角度180°,剥離速度20mm/mi
n)である両面粘着シール構成体(100)である。
ン化した両面粘着シールを二枚のテープ状剥離紙間に挟
んで連続して貼り付けてなる両面粘着シール構成体であ
って、図1に示すように、その一方のカバー用テープ状
剥離紙(130)と両面粘着シール(110)との剥離
強度が5〜30g/25mm巾(剥離角度180°,剥離速
度20mm/min)で、且つ他方のベース用テープ状剥離紙
(120)と両面粘着シールとの剥離強度が40〜50
0g/25mm巾(剥離角度180°,剥離速度20mm/mi
n)である両面粘着シール構成体(100)である。
【0007】また、第2の本発明は、図2に示すよう
に、巻出ロール(520)と巻取ロール(530)との
間に押圧ロッド(510)を有する粘着シール貼付装置
において、その押圧ロッドの巻取り側に、図3に示すよ
うに、被貼付部材(10)に貼り付けられた両面粘着シ
ール(110)の上面に対するベース用テープ状剥離紙
(120)の剥離角度(α°)を任意に変換可能な角度
変換ガイド部(570)を設けた両面粘着シール貼付装
置である。
に、巻出ロール(520)と巻取ロール(530)との
間に押圧ロッド(510)を有する粘着シール貼付装置
において、その押圧ロッドの巻取り側に、図3に示すよ
うに、被貼付部材(10)に貼り付けられた両面粘着シ
ール(110)の上面に対するベース用テープ状剥離紙
(120)の剥離角度(α°)を任意に変換可能な角度
変換ガイド部(570)を設けた両面粘着シール貼付装
置である。
【0008】そして、第1の本発明に係わる両面粘着シ
ールは、不織布、セロハン、合成樹脂フィルム、紙など
の基材の両面に、ゴム系エラストマー、アクリル樹脂な
どの粘着剤を塗布したものであり、剥離紙は、合成樹脂
製シートや紙製シートの表面にシリコーン樹脂などの離
型剤を適正な剥離性を有するように塗布したものであ
る。
ールは、不織布、セロハン、合成樹脂フィルム、紙など
の基材の両面に、ゴム系エラストマー、アクリル樹脂な
どの粘着剤を塗布したものであり、剥離紙は、合成樹脂
製シートや紙製シートの表面にシリコーン樹脂などの離
型剤を適正な剥離性を有するように塗布したものであ
る。
【0009】また、第2の本発明に係わる角度変換ガイ
ド部は、棒状でもロール状でも良く、押圧ロッドの先端
外周のベース用テープ状剥離紙と接触する部分には、必
要に応じては、テフロンテープなどの耐熱性離型テープ
を貼っても良い。
ド部は、棒状でもロール状でも良く、押圧ロッドの先端
外周のベース用テープ状剥離紙と接触する部分には、必
要に応じては、テフロンテープなどの耐熱性離型テープ
を貼っても良い。
【0010】
【作用】第1の本発明の両面粘着シール構成体は、カバ
ー用テープ状剥離紙と両面粘着シールとの接着力より
も、ベース用テープ状剥離紙と両面粘着シールとの接着
力の方が強いため、両面粘着シール貼付装置上でカバー
用テープ状剥離紙を両面粘着シール構成体から剥離し除
去するときに、カバー用テープ状剥離紙に両面粘着シー
ルが貼り付いてベース用テープ状剥離紙から剥離してく
ることがない。
ー用テープ状剥離紙と両面粘着シールとの接着力より
も、ベース用テープ状剥離紙と両面粘着シールとの接着
力の方が強いため、両面粘着シール貼付装置上でカバー
用テープ状剥離紙を両面粘着シール構成体から剥離し除
去するときに、カバー用テープ状剥離紙に両面粘着シー
ルが貼り付いてベース用テープ状剥離紙から剥離してく
ることがない。
【0011】また、カバー用テープ状剥離紙を剥離除去
した両面粘着シール構成体の両面粘着シールを被貼付部
材に貼り付けたのち、ベース用テープ状剥離紙を剥離除
去する場合には、両面粘着シールの上面に対するベース
用テープ状剥離紙の剥離角度が大きいほどテープ状剥離
紙の張力が同一ならば通常は剥離力が大きくなる。第2
の本発明の両面粘着シール貼付装置には、被貼付部材に
貼り付けられた両面粘着シールの上面に対するベース用
テープ状剥離紙の角度を任意に変換可能な角度変換ガイ
ド部を設けられているため、ベース用テープ状剥離紙の
剥離除去時に、ベース用テープ状剥離紙の両面粘着シー
ルの上面に対する剥離角度を、角度変換ガイド部で調整
することにより適正な剥離力が得られる。
した両面粘着シール構成体の両面粘着シールを被貼付部
材に貼り付けたのち、ベース用テープ状剥離紙を剥離除
去する場合には、両面粘着シールの上面に対するベース
用テープ状剥離紙の剥離角度が大きいほどテープ状剥離
紙の張力が同一ならば通常は剥離力が大きくなる。第2
の本発明の両面粘着シール貼付装置には、被貼付部材に
貼り付けられた両面粘着シールの上面に対するベース用
テープ状剥離紙の角度を任意に変換可能な角度変換ガイ
ド部を設けられているため、ベース用テープ状剥離紙の
剥離除去時に、ベース用テープ状剥離紙の両面粘着シー
ルの上面に対する剥離角度を、角度変換ガイド部で調整
することにより適正な剥離力が得られる。
【0012】
【実施例】まず、薄葉紙(グラシン紙)の表面にシリコ
ーン樹脂を塗布してテープ状剥離紙を作製した。シリコ
ーン樹脂を塗布量を調節して、両面粘着シールとの剥離
強度が剥離角度180°、剥離速度20mm/min で、2
g/25mm巾、25g/25mm巾、40g/25mm巾の3種類
のカバー用テープ状剥離紙と30g/25mm巾、40g/
25mm巾、200g/25mm巾、500g/25mm巾、600
g/25mm巾の5種類のベース用テープ状剥離紙を作製し
た。そしてこれとは別個に、0.16mm厚の不織布を
基材として、その両面にアクリル樹脂系粘着剤を塗布し
た両面粘着シールを作製した。
ーン樹脂を塗布してテープ状剥離紙を作製した。シリコ
ーン樹脂を塗布量を調節して、両面粘着シールとの剥離
強度が剥離角度180°、剥離速度20mm/min で、2
g/25mm巾、25g/25mm巾、40g/25mm巾の3種類
のカバー用テープ状剥離紙と30g/25mm巾、40g/
25mm巾、200g/25mm巾、500g/25mm巾、600
g/25mm巾の5種類のベース用テープ状剥離紙を作製し
た。そしてこれとは別個に、0.16mm厚の不織布を
基材として、その両面にアクリル樹脂系粘着剤を塗布し
た両面粘着シールを作製した。
【0013】次に、作製した3種類のカバー用テープ状
剥離紙と5種類のベース用テープ状剥離紙と両面粘着シ
ールを用いて、押し型によって粘着シールをパターン化
する特願平4−111489号の方法を使用して、15
種類の両面粘着シール構成体を作製し、第2の本発明の
両面粘着シール貼付装置により剥離角度が80°で機械
及び貼付適性を評価した。その結果を表1に示す。
剥離紙と5種類のベース用テープ状剥離紙と両面粘着シ
ールを用いて、押し型によって粘着シールをパターン化
する特願平4−111489号の方法を使用して、15
種類の両面粘着シール構成体を作製し、第2の本発明の
両面粘着シール貼付装置により剥離角度が80°で機械
及び貼付適性を評価した。その結果を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】表1の評価結果をみると、両面粘着シール
に対する剥離強度が2g/25mm巾のカバー用テープ状剥
離紙を用いた5種類の両面粘着シール構成体は、いずれ
も取扱い中にカバー用テープ状剥離紙の剥離がみられ実
用上に問題があった。両面粘着シールに対する剥離強度
が25g/25mm巾のカバー用テープ状剥離紙を用いた両
面粘着シール構成体は、両面粘着シールに対する剥離強
度が40g/25mm巾、200g/25mm巾、500g/25
mm巾のベース用テープ状剥離紙と組み合わせたものは、
機械及び貼付適性とも良好な結果が得られ、両面粘着シ
ールに対する剥離強度が30g/25mm巾と600g/25
mm巾のベース用テープ状剥離紙と組み合わせたものは、
それぞれ実用上に問題があった。両面粘着シールに対す
る剥離強度が40g/25mm巾のカバー用テープ状剥離紙
を用いた両面粘着シール構成体は、両面粘着シールに対
する剥離強度が200g/25mm巾、500g/25mm巾の
ベース用テープ状剥離紙と組み合わせたものは、機械及
び貼付適性とも良好な結果が得られ、両面粘着シールに
対する剥離強度が30g/25mm巾、40g/25mm巾、6
00g/25mm巾のベース用テープ状剥離紙と組み合わせ
たものは、それぞれ実用上に問題があった。
に対する剥離強度が2g/25mm巾のカバー用テープ状剥
離紙を用いた5種類の両面粘着シール構成体は、いずれ
も取扱い中にカバー用テープ状剥離紙の剥離がみられ実
用上に問題があった。両面粘着シールに対する剥離強度
が25g/25mm巾のカバー用テープ状剥離紙を用いた両
面粘着シール構成体は、両面粘着シールに対する剥離強
度が40g/25mm巾、200g/25mm巾、500g/25
mm巾のベース用テープ状剥離紙と組み合わせたものは、
機械及び貼付適性とも良好な結果が得られ、両面粘着シ
ールに対する剥離強度が30g/25mm巾と600g/25
mm巾のベース用テープ状剥離紙と組み合わせたものは、
それぞれ実用上に問題があった。両面粘着シールに対す
る剥離強度が40g/25mm巾のカバー用テープ状剥離紙
を用いた両面粘着シール構成体は、両面粘着シールに対
する剥離強度が200g/25mm巾、500g/25mm巾の
ベース用テープ状剥離紙と組み合わせたものは、機械及
び貼付適性とも良好な結果が得られ、両面粘着シールに
対する剥離強度が30g/25mm巾、40g/25mm巾、6
00g/25mm巾のベース用テープ状剥離紙と組み合わせ
たものは、それぞれ実用上に問題があった。
【0016】
【発明の効果】本発明の両面粘着シール構成体と両面粘
着シール貼付装置を用いると従来の人手によるパターン
化された両面粘着シールの被貼付部材への複雑な貼り付
け作業が自動化され安定化するため、貼り付け作業の生
産性と製品の品質を向上することが出来る。
着シール貼付装置を用いると従来の人手によるパターン
化された両面粘着シールの被貼付部材への複雑な貼り付
け作業が自動化され安定化するため、貼り付け作業の生
産性と製品の品質を向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の両面粘着シール構成体の断
面図である。
面図である。
【図2】両面粘着シール貼付装置の工程を説明する概要
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の一実施例である両面粘着シール貼付装
置の主要部分を説明する概要断面図である。
置の主要部分を説明する概要断面図である。
【図4】従来の両面粘着シート貼付構成体から両面粘着
シールをパターン化して、被貼付部材に貼り付ける一例
を説明する斜視図である。
シールをパターン化して、被貼付部材に貼り付ける一例
を説明する斜視図である。
【図5】従来の両面粘着シートをパターン化した両面粘
着シール構成体の一例を示す斜視図(a)と、その両面
粘着シール構成体からパターンした両面粘着シールを被
貼付部材に貼り付ける状態を示す斜視図(b)である。
着シール構成体の一例を示す斜視図(a)と、その両面
粘着シール構成体からパターンした両面粘着シールを被
貼付部材に貼り付ける状態を示す斜視図(b)である。
10,20,30……被貼付部材 100,200,300……両面接着シール構成体 110,210,310……両面粘着シール 120,220,320……ベース用シート状剥離紙 130,230,330……カバー用シート状剥離紙 240……切り込み 510……押圧ロッド 511……被貼付部材に貼り付けられた両面粘着シール
の上面 520……両面接着シール構成体の巻出ロール 530……ベース用シート状剥離紙の巻取ロール 540……カバー用シート状剥離紙の巻取ロール 550……剥離板 560……ガイドロール 570……光電管 580……コンベア 590……テフロンテープ
の上面 520……両面接着シール構成体の巻出ロール 530……ベース用シート状剥離紙の巻取ロール 540……カバー用シート状剥離紙の巻取ロール 550……剥離板 560……ガイドロール 570……光電管 580……コンベア 590……テフロンテープ
Claims (2)
- 【請求項1】パターン化した両面粘着シールを、二枚の
テープ状剥離紙間に挟んで連続して貼り付けてなる両面
粘着シール構成体であって、その一方のカバー用テープ
状剥離紙と両面粘着シールとの剥離強度が5〜30g/
25mm巾(剥離角度180°,剥離速度20mm/min)で、
且つ他方のベース用テープ状剥離紙と両面粘着シールと
の剥離強度が40〜500g/25mm巾(剥離角度180
°,剥離速度20mm/min)であること特徴とする両面粘
着シール構成体。 - 【請求項2】巻出ロールと巻取ロールとの間に押圧ロッ
ドを有する粘着シール貼付装置において、その押圧ロッ
ドの巻取り側に、被貼付部材に貼り付けられた両面粘着
シールの上面に対するベース用テープ状剥離紙の角度を
任意に変換可能な角度変換ガイド部を設けたことを特徴
とする両面粘着シール貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10911693A JPH06322327A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 両面粘着シール構成体及びその両面粘着シール貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10911693A JPH06322327A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 両面粘着シール構成体及びその両面粘着シール貼付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06322327A true JPH06322327A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14501965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10911693A Pending JPH06322327A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 両面粘着シール構成体及びその両面粘着シール貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06322327A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0940270A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-10 | Japan Tobacco Inc | 粘着テープ供給装置 |
JP2008308648A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Hosiden Corp | 両面テープ及びテープアセンブリー |
WO2010038697A1 (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | リンテック株式会社 | フィルム剥離方法、光学フィルムの製造方法、フィルム剥離機構及び光学フィルム製造装置 |
JP2011520574A (ja) * | 2008-05-27 | 2011-07-21 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 弾性構成要素を吸収性物品に取り付ける方法及び装置 |
JP2015510234A (ja) * | 2012-02-17 | 2015-04-02 | エルジー・ケム・リミテッド | テープ付着自動化装置 |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP10911693A patent/JPH06322327A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0940270A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-10 | Japan Tobacco Inc | 粘着テープ供給装置 |
JP2008308648A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Hosiden Corp | 両面テープ及びテープアセンブリー |
JP2011520574A (ja) * | 2008-05-27 | 2011-07-21 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 弾性構成要素を吸収性物品に取り付ける方法及び装置 |
WO2010038697A1 (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | リンテック株式会社 | フィルム剥離方法、光学フィルムの製造方法、フィルム剥離機構及び光学フィルム製造装置 |
CN102171122A (zh) * | 2008-09-30 | 2011-08-31 | 琳得科株式会社 | 薄膜剥离方法和光学薄膜的制备方法及薄膜剥离机构以及光学薄膜制备装置 |
CN102171122B (zh) * | 2008-09-30 | 2015-04-22 | 琳得科株式会社 | 薄膜剥离方法和光学薄膜的制备方法及薄膜剥离机构以及光学薄膜制备装置 |
JP2015510234A (ja) * | 2012-02-17 | 2015-04-02 | エルジー・ケム・リミテッド | テープ付着自動化装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4801480A (en) | Composite prelaminated tape system | |
US6541089B1 (en) | Stretch releasing adhesive tape with integral pull tab | |
EP0357627B1 (en) | A masking tape and method for manufacturing rolls of such tape | |
US4726971A (en) | Composite prelaminated tapes for diaper closures | |
JPH07445A (ja) | 医療用絆創膏及びその施用方法 | |
EP1304134A1 (en) | Auxiliary device for sticking pasting agent | |
JP2001192630A (ja) | 粘着テープ | |
TWI394690B (zh) | And a label for holding the film holding container and the film holding portion thereof | |
JPH06322327A (ja) | 両面粘着シール構成体及びその両面粘着シール貼付装置 | |
JP2002097419A (ja) | 反復粘着・剥離が可能な粘着シート | |
JPH09111196A (ja) | 両面粘着材 | |
JPH064047U (ja) | ポストカード用基材なし両面粘着テープ | |
JPH0734913Y2 (ja) | 粘着テープ | |
JP2003025280A (ja) | 粘着シートの切断加工方法 | |
JPH1035963A (ja) | 巻き取りシートの末端部仮止め兼連結用粘着テープ | |
US3905369A (en) | Diaper with adhesive tabs | |
JPH0466457A (ja) | 巻取紙表皮切断装置 | |
JP3876031B2 (ja) | 両面粘着テープ貼付装置 | |
JPH06100842A (ja) | 粘着テープ材、粘着テープ材の製造方法、貼着方法及び貼着装置 | |
JPH0762307A (ja) | 剥離紙付粘着テープ | |
JPS6027523A (ja) | 物品の接着方法 | |
JP3732948B2 (ja) | コーナー外壁およびコーナーテープ貼り装置 | |
JPH091719A (ja) | 目隠し転写用品 | |
JP2863029B2 (ja) | 粘着片の貼着方法 | |
JP3056335U (ja) | 両面テープ |