JPH06317528A - 鶏卵の鮮度判定法およびその装置 - Google Patents
鶏卵の鮮度判定法およびその装置Info
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- JPH06317528A JPH06317528A JP8931293A JP8931293A JPH06317528A JP H06317528 A JPH06317528 A JP H06317528A JP 8931293 A JP8931293 A JP 8931293A JP 8931293 A JP8931293 A JP 8931293A JP H06317528 A JPH06317528 A JP H06317528A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鶏卵の鮮度を非破壊的に判定する方法および
その装置。 【構成】 光源1、受光部2、検体設置部3、アンプ
4、表示部5あるい判定処理部6とからなる。
その装置。 【構成】 光源1、受光部2、検体設置部3、アンプ
4、表示部5あるい判定処理部6とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鶏卵の鮮度判定に係わ
るものであり、詳しくは殻付卵の非破壊的鮮度判定法に
関するものである。
るものであり、詳しくは殻付卵の非破壊的鮮度判定法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鶏卵の鮮度判定法としては、比重
測定、卵表面の肉眼検査や透光検査などの外観検査(例
えば、特開昭62−211544号広報、特開平03−
103129号広報および特開平04−194650号
広報参照)と、割卵後に行われる卵白係数、濃厚卵白百
分率、卵白評点、ハウユニット、卵黄係数、卵黄偏心度
などを測定する割卵検査法がある。
測定、卵表面の肉眼検査や透光検査などの外観検査(例
えば、特開昭62−211544号広報、特開平03−
103129号広報および特開平04−194650号
広報参照)と、割卵後に行われる卵白係数、濃厚卵白百
分率、卵白評点、ハウユニット、卵黄係数、卵黄偏心度
などを測定する割卵検査法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、比重測定法では卵内部の気室の大きさを基に
判定するため、極端に鮮度が落ちている場合を除いて、
明瞭な判定は不可能である。
ののうち、比重測定法では卵内部の気室の大きさを基に
判定するため、極端に鮮度が落ちている場合を除いて、
明瞭な判定は不可能である。
【0004】また、肉眼検査は、卵の形や卵殻の亀裂、
光沢や汚染など表面の状態を検査するもので、異常卵を
選別するなど、品質を管理する上で必要な検査法である
が、鮮度判定とは直接結び付かない場合が多い。
光沢や汚染など表面の状態を検査するもので、異常卵を
選別するなど、品質を管理する上で必要な検査法である
が、鮮度判定とは直接結び付かない場合が多い。
【0005】さらに、透光検査では気室の広がり、卵黄
の膨化、血斑、微生物の繁殖など卵内部での異常をある
程度判定できる反面、割卵検査ほどの判定精度を有して
いないこと、判定に際し、経験的勘が必要であることや
大量の卵を短時間に処理できないなどの問題点を有して
いた。
の膨化、血斑、微生物の繁殖など卵内部での異常をある
程度判定できる反面、割卵検査ほどの判定精度を有して
いないこと、判定に際し、経験的勘が必要であることや
大量の卵を短時間に処理できないなどの問題点を有して
いた。
【0006】また、割卵後に行われる各種検査のうち、
とくにハウユニットや卵黄係数などの測定は、鶏卵の鮮
度を判定するにあたって、非常に信頼度の高い方法とし
て、現在用いられている。しかしながら、割卵後の検査
であるため、殻付卵としての鮮度を判定するわけではな
いので、商品価値としての評価対象にはならないという
根本的な問題点を有していた。
とくにハウユニットや卵黄係数などの測定は、鶏卵の鮮
度を判定するにあたって、非常に信頼度の高い方法とし
て、現在用いられている。しかしながら、割卵後の検査
であるため、殻付卵としての鮮度を判定するわけではな
いので、商品価値としての評価対象にはならないという
根本的な問題点を有していた。
【0007】本発明はこの様な問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、殻付卵の鮮度に
関して、従来、行われている様々な方法とは全く異なる
原理を応用することにより、非破壊的に判定する方法お
よびその装置を提供することを目的としている。
ものであり、その目的とするところは、殻付卵の鮮度に
関して、従来、行われている様々な方法とは全く異なる
原理を応用することにより、非破壊的に判定する方法お
よびその装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における鮮度判定法およびその装置において
は、紫外線を発生させる光源を用い、これより殻付卵に
紫外線を照射、卵殻最外部を覆う厚さ約10μmの無定
形被膜であるクチクラおよび卵殻に存在する微量のプロ
トポルフィリンを励起、発生する赤色の蛍光を観察者が
肉眼で観察、あるいは各種受光素子にて受光し、その強
度を測定できるようにする。
に、本発明における鮮度判定法およびその装置において
は、紫外線を発生させる光源を用い、これより殻付卵に
紫外線を照射、卵殻最外部を覆う厚さ約10μmの無定
形被膜であるクチクラおよび卵殻に存在する微量のプロ
トポルフィリンを励起、発生する赤色の蛍光を観察者が
肉眼で観察、あるいは各種受光素子にて受光し、その強
度を測定できるようにする。
【0009】上記測定系における光源、被検体となる殻
付卵、観察者あるいは受光素子とのそれぞれの位置関係
は任意でかまわないが、被検体への紫外線照射面積はな
るべく広範囲にする、光源と測光部とは互いが正面を向
かい会わないようにする、被検体の発光面と測光位置と
がなるべく互いに向き会うようにするなど、最も効率良
く蛍光を発生させ、測光できるように調整するとよい。
付卵、観察者あるいは受光素子とのそれぞれの位置関係
は任意でかまわないが、被検体への紫外線照射面積はな
るべく広範囲にする、光源と測光部とは互いが正面を向
かい会わないようにする、被検体の発光面と測光位置と
がなるべく互いに向き会うようにするなど、最も効率良
く蛍光を発生させ、測光できるように調整するとよい。
【0010】また、測定に際しては、ノイズを極力少な
くするため、なるべく暗視野で行うことが望ましい。
くするため、なるべく暗視野で行うことが望ましい。
【0011】
【作用】上記の様に構成された測定系において、検体で
ある殻付卵に紫外線を照射すると、卵殻表面の微量のプ
ロトポルフィリンが励起され、赤色の蛍光を発するが、
卵殻自体は白色であるため、肉眼で見ると、実際には卵
殻表面は、この赤色と光源からの紫あるいは青色の光と
が混ざり合った色、すなわち、赤紫色に輝いて見える。
ある殻付卵に紫外線を照射すると、卵殻表面の微量のプ
ロトポルフィリンが励起され、赤色の蛍光を発するが、
卵殻自体は白色であるため、肉眼で見ると、実際には卵
殻表面は、この赤色と光源からの紫あるいは青色の光と
が混ざり合った色、すなわち、赤紫色に輝いて見える。
【0012】また、鶏卵が非常に新鮮な場合は蛍光強度
は強く、赤色の強い赤紫色として見え、古くなって鮮度
の落ちた卵では、蛍光強度は弱まり、赤色の弱い赤紫色
に、さらに古い卵では青白色に見える。
は強く、赤色の強い赤紫色として見え、古くなって鮮度
の落ちた卵では、蛍光強度は弱まり、赤色の弱い赤紫色
に、さらに古い卵では青白色に見える。
【0013】上記の色調変化が起こる要因としては、産
卵時に存在していた卵殻表面のクチクラ層が時間の経過
と共に徐々に脱落し、そこに存在するプロトポルフィリ
ン量もこれにともなって減少するためと考えられる。し
かも、この現象はその卵がおかれている環境温度に依存
している。
卵時に存在していた卵殻表面のクチクラ層が時間の経過
と共に徐々に脱落し、そこに存在するプロトポルフィリ
ン量もこれにともなって減少するためと考えられる。し
かも、この現象はその卵がおかれている環境温度に依存
している。
【0014】従って、低温で保存されている卵は日数が
かなり経過しても鮮度を保持しているが、高温下では短
期間に劣化が起こるといった、従来より知られている鮮
度変化と同様の傾向をとるため、これを用いれば鮮度判
定が出来ることになる。
かなり経過しても鮮度を保持しているが、高温下では短
期間に劣化が起こるといった、従来より知られている鮮
度変化と同様の傾向をとるため、これを用いれば鮮度判
定が出来ることになる。
【0015】そして、卵へ照射する紫外線量が常に一定
であれば、卵殻表面で反射する紫外線量も常に一定であ
るため、この色調変化は単純に赤色の蛍光強度のみの変
動に起因しているといえる。
であれば、卵殻表面で反射する紫外線量も常に一定であ
るため、この色調変化は単純に赤色の蛍光強度のみの変
動に起因しているといえる。
【0016】以上のことより、上記方法を用いれば、鶏
卵の鮮度の違いに応じて色相に変化が現れるため、肉眼
検査だけでも大まかな鮮度判定が出来る。
卵の鮮度の違いに応じて色相に変化が現れるため、肉眼
検査だけでも大まかな鮮度判定が出来る。
【0017】また、肉眼検査以外で、各種受光素子を用
いて判定を行う場合は、上記要因により、この紫外線の
反射量と赤色の蛍光量の総和、あるいは蛍光のみの強度
を測定するようにすれば良い。
いて判定を行う場合は、上記要因により、この紫外線の
反射量と赤色の蛍光量の総和、あるいは蛍光のみの強度
を測定するようにすれば良い。
【0018】この場合、光の反射および蛍光であるの
で、1検体にかかるサンプリング時間はほとんど無視で
き、リアルタイムに近い状態で、高速で処理できる。
で、1検体にかかるサンプリング時間はほとんど無視で
き、リアルタイムに近い状態で、高速で処理できる。
【0019】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、光源1には青色フィルター付の長波長タ
イプの紫外線ランプを、受光部2にフォトダイオードを
用い、光源より約25cm離れた距離に位置する検体設
置部3に置かれた鶏卵に紫外線を照射する。紫外線照射
により卵殻表面より反射してくる紫外線と同部分より励
起発生した赤色の蛍光を、鶏卵より約5cm離れたとこ
ろにセットした受光部2により受光し、得られた微小電
流をアンプ4で増幅したものを出力とする。
図1において、光源1には青色フィルター付の長波長タ
イプの紫外線ランプを、受光部2にフォトダイオードを
用い、光源より約25cm離れた距離に位置する検体設
置部3に置かれた鶏卵に紫外線を照射する。紫外線照射
により卵殻表面より反射してくる紫外線と同部分より励
起発生した赤色の蛍光を、鶏卵より約5cm離れたとこ
ろにセットした受光部2により受光し、得られた微小電
流をアンプ4で増幅したものを出力とする。
【0020】なお、出力は絶対値で表現してもよいが、
ある基準値に対する相対値で表現してもよく、また、出
力形式も電流のままでもよいが、電圧や周波数変換ある
いは対数変換を行った形で取り出してもよい。
ある基準値に対する相対値で表現してもよく、また、出
力形式も電流のままでもよいが、電圧や周波数変換ある
いは対数変換を行った形で取り出してもよい。
【0021】そして、得られた出力を表示部5で表示パ
ネル、レベルメーター、レコーダーなどに表示あるいは
記録しつつ、これを直読するかあるいは順次、コンピュ
ーターなどの判定処理部6に入力し、予め任意に設定し
ておいた基準値との比較を行い、鮮度を判定してもよ
い。
ネル、レベルメーター、レコーダーなどに表示あるいは
記録しつつ、これを直読するかあるいは順次、コンピュ
ーターなどの判定処理部6に入力し、予め任意に設定し
ておいた基準値との比較を行い、鮮度を判定してもよ
い。
【0022】この場合、卵黄係数やハウユニット値など
はその卵を本測定系で測定して得られた値と相関関係に
あるので、これをもとに基準値を設けておけばよい。
はその卵を本測定系で測定して得られた値と相関関係に
あるので、これをもとに基準値を設けておけばよい。
【0023】実施例に示した光源、受光部、被検体との
位置関係などは一つの例であり、使用目的や規模に応じ
て任意に変更を加えてもよい。
位置関係などは一つの例であり、使用目的や規模に応じ
て任意に変更を加えてもよい。
【0024】例えば、実施例に示した光源については、
紫外線ランプを用いればよいが、これ以外にも、低圧水
銀灯のワット数の大きいものや、中圧および高圧水銀灯
でも良く、重水素ランプやキセノン管など、紫外線を発
生するものであればいずれを用いても良いが、この際、
可視光の波長も発生する場合には、ハイカットやバンド
パスなどの適当なフィルターをかけ、なるべく紫外領域
の波長のみにすることが望ましい。
紫外線ランプを用いればよいが、これ以外にも、低圧水
銀灯のワット数の大きいものや、中圧および高圧水銀灯
でも良く、重水素ランプやキセノン管など、紫外線を発
生するものであればいずれを用いても良いが、この際、
可視光の波長も発生する場合には、ハイカットやバンド
パスなどの適当なフィルターをかけ、なるべく紫外領域
の波長のみにすることが望ましい。
【0025】さらに、光源の電源部においては定電圧、
定電流回路などを用い、あるいは光量をモニターする受
光素子によりフィードバックをかけたり、ダブルビーム
方式にするなどして、一定の光量が維持されるようにす
ると良い。
定電流回路などを用い、あるいは光量をモニターする受
光素子によりフィードバックをかけたり、ダブルビーム
方式にするなどして、一定の光量が維持されるようにす
ると良い。
【0026】受光素子については、実施例ではフォトダ
イオードやフォトトランジスターを用いればよいが、こ
の場合、感度特性の波長域が種々多様なものがあるの
で、測定に関しては、600nm付近を中心感度とする
ものがふさわしい。
イオードやフォトトランジスターを用いればよいが、こ
の場合、感度特性の波長域が種々多様なものがあるの
で、測定に関しては、600nm付近を中心感度とする
ものがふさわしい。
【0027】同様な効果を期待できる素子として、太陽
電池パネルを代用したり、フォトマルチプライヤーを用
いてもよい。
電池パネルを代用したり、フォトマルチプライヤーを用
いてもよい。
【0028】また、上述のフォトダイオードをはじめと
する各種の受光素子部品の受光部に600nm付近を中
心としたバンドパスフィルターや各種フィルターを組み
合わせて装着すれば、バックグラウンドノイズを減らす
ことが出来るとともに、蛍光のみを測定することとなる
ので、測定感度と精度をさらに上げることができる。
する各種の受光素子部品の受光部に600nm付近を中
心としたバンドパスフィルターや各種フィルターを組み
合わせて装着すれば、バックグラウンドノイズを減らす
ことが出来るとともに、蛍光のみを測定することとなる
ので、測定感度と精度をさらに上げることができる。
【0029】あるいは、分光測色や色彩色差計測法など
を用いて、色彩として数値、記号化して表現してもよ
く、この場合も、卵黄係数や、ハウユニット値などとの
相関係数を求めて、これを基準値としておけば、鮮度判
定が出来る。
を用いて、色彩として数値、記号化して表現してもよ
く、この場合も、卵黄係数や、ハウユニット値などとの
相関係数を求めて、これを基準値としておけば、鮮度判
定が出来る。
【0030】さらに、ダイオードアレイ、イメージア
イ、CCDカメラなどを用いれば、数個あるいは数10
個を1ブロックとした大量の卵の同時判定を行うことも
可能である。
イ、CCDカメラなどを用いれば、数個あるいは数10
個を1ブロックとした大量の卵の同時判定を行うことも
可能である。
【0031】この場合、取り込まれた画像データを、A
−D変換した後、画像診断処理装置や通常のコンピュー
タはもちろん、ファジー制御型コンピュータやニューロ
コンピュータなどで処理したり、ニューラルネットワー
ク論理回路のプログラム等で処理すれば、応答速度が早
く、しかも高精度で鮮度を判定する装置の作成も可能と
なる。
−D変換した後、画像診断処理装置や通常のコンピュー
タはもちろん、ファジー制御型コンピュータやニューロ
コンピュータなどで処理したり、ニューラルネットワー
ク論理回路のプログラム等で処理すれば、応答速度が早
く、しかも高精度で鮮度を判定する装置の作成も可能と
なる。
【0032】この時も、データは光量あるいは色彩のい
ずれを用いても評価は出来る。
ずれを用いても評価は出来る。
【0033】また、上述した各種システムを、例えば選
卵場での自動選別機のラインに組み込んだり、液卵製造
工場やマヨネーズ工場などでの割卵を行う以前の卵検査
の1つの項目として組み込んだりしてもよい。
卵場での自動選別機のラインに組み込んだり、液卵製造
工場やマヨネーズ工場などでの割卵を行う以前の卵検査
の1つの項目として組み込んだりしてもよい。
【0034】また、測定装置自体は小さくすることが可
能であり、例えば、バッテリー駆動式でハンディータイ
プのものにすることが出来る。
能であり、例えば、バッテリー駆動式でハンディータイ
プのものにすることが出来る。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0036】紫外線を照射するだけなので、検査後も外
観および、卵内容物に全く化学的、物理学的変化を与え
ないで済む。
観および、卵内容物に全く化学的、物理学的変化を与え
ないで済む。
【0037】従来行われている割卵検査のような破壊的
検査をしないため、鶏卵の鮮度判定を行った後も、殻付
卵としての商品価値が全く損なわれないばかりでなく、
よりきめ細かな品質の管理が出来る。
検査をしないため、鶏卵の鮮度判定を行った後も、殻付
卵としての商品価値が全く損なわれないばかりでなく、
よりきめ細かな品質の管理が出来る。
【0038】検査に際して、場所をとらず、しかも測定
時間は瞬時にして終わるため、卵を扱う各種工場内での
選別や加工行程前の検査項目の1つとして、従来のライ
ンにそのまま組み込んだとしても、これにより、全体の
処理スピードが遅くなるなどの実害を生じることはな
い。
時間は瞬時にして終わるため、卵を扱う各種工場内での
選別や加工行程前の検査項目の1つとして、従来のライ
ンにそのまま組み込んだとしても、これにより、全体の
処理スピードが遅くなるなどの実害を生じることはな
い。
【0039】本検査法は白色卵ばかりではなく有色卵、
いわゆる赤玉や長期保存を目的としてオイルコーティン
グ処理を施されている卵、あるいは鶏以外の他の鳥類卵
でも適用できる。
いわゆる赤玉や長期保存を目的としてオイルコーティン
グ処理を施されている卵、あるいは鶏以外の他の鳥類卵
でも適用できる。
【0040】また、バッテリー駆動式でハンディータイ
プのものでは、例えば、中小規模の菓子製造業者や各個
人の家庭での鶏卵の鮮度を判定する機器として使用する
ことが出来る。
プのものでは、例えば、中小規模の菓子製造業者や各個
人の家庭での鶏卵の鮮度を判定する機器として使用する
ことが出来る。
【図1】本発明の実施の1例を示す構成図
1 光源 2 受光部 3 検体設置部 4 アンプ 5 表示部 6 判定処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 鶏卵に紫外線を照射し、その卵殻表面に
発生する蛍光の強度を測定することにより、鮮度を判定
する方法およびその装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8931293A JPH06317528A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 鶏卵の鮮度判定法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8931293A JPH06317528A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 鶏卵の鮮度判定法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06317528A true JPH06317528A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=13967157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8931293A Pending JPH06317528A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 鶏卵の鮮度判定法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06317528A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006046982A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | High Serve:Kk | インピーダンスセンシングによる鶏卵鮮度検出方法および装置 |
JP2006300810A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 鮮度識別装置及びそれを備えた冷蔵庫、鮮度識別方法 |
JP2013112519A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-10 | Q P Corp | トレイ積み鶏卵の受け入れ保管方法及びその装置 |
CN107202778A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-09-26 | 浙江工商大学 | 一种青菜新鲜度的荧光检测方法 |
CN107561233A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-01-09 | 中国标准化研究院 | 一种禽蛋新鲜度检测装置 |
CN110031440A (zh) * | 2019-04-29 | 2019-07-19 | 滁州学院 | 一种气敏型荧光传感器检测设备及其在油脂类食品检测中的应用 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04326060A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-16 | Norin Suisanshiyou Kachiku Eisei Shikenjo | 卵の鮮度識別方法 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP8931293A patent/JPH06317528A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Cited By (7)
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