JPH06316383A - 自走式エレベータ - Google Patents
自走式エレベータInfo
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- JPH06316383A JPH06316383A JP5106511A JP10651193A JPH06316383A JP H06316383 A JPH06316383 A JP H06316383A JP 5106511 A JP5106511 A JP 5106511A JP 10651193 A JP10651193 A JP 10651193A JP H06316383 A JPH06316383 A JP H06316383A
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- JP
- Japan
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- car
- cars
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- hoistway
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Links
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 22
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- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、高層建物における昇降路及び横行
路を走行する乗りかごの自走式エレベータの乗りかごの
運行管理装置に係り、複数の乗りかごを運転しても、各
乗りかごの進路や昇降路における位置を確認しながら、
乗りかごの運行上の安全性や信頼性の向上を図るもので
ある。 【構成】 本発明は、高層建物の昇降路1及び横行路を
走行する複数の乗りかごの自走式エレベータにおいて、
各乗りかご3、4、5に各固有認識信号を発信する信号
発信装置17を設け、上記建物に群管理装置28を各乗
りかごの信号発信装置17から位置、速度、呼び登録等
の信号を受信して上記各乗りかごの運行情報を一括管す
るように設けたものである。
路を走行する乗りかごの自走式エレベータの乗りかごの
運行管理装置に係り、複数の乗りかごを運転しても、各
乗りかごの進路や昇降路における位置を確認しながら、
乗りかごの運行上の安全性や信頼性の向上を図るもので
ある。 【構成】 本発明は、高層建物の昇降路1及び横行路を
走行する複数の乗りかごの自走式エレベータにおいて、
各乗りかご3、4、5に各固有認識信号を発信する信号
発信装置17を設け、上記建物に群管理装置28を各乗
りかごの信号発信装置17から位置、速度、呼び登録等
の信号を受信して上記各乗りかごの運行情報を一括管す
るように設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層建物における昇降
路及び横行路を走行する乗りかごを備えた自走式エレベ
ータに係り、特に、この自走式エレベータの乗りかごの
運行管理装置に関する。
路及び横行路を走行する乗りかごを備えた自走式エレベ
ータに係り、特に、この自走式エレベータの乗りかごの
運行管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のつるべ式エレベータと称
する吊りロープによるエレベータは、図14に示される
ように構成されている。
する吊りロープによるエレベータは、図14に示される
ように構成されている。
【0003】即ち、図14において、高層建物の昇降路
aの上部には、機械室bが設けられおり、この機械室b
には、巻上機cが設置されている。又、この巻上機cの
巻取ドラムdには、吊りロープeが巻装されており、こ
の吊りロープeの一端部e1には、乗りかごfがガイド
レール(図示されず)に沿って昇降するように連結され
ており、上記吊りロープeの他端部e2 には、重錘gが
他のガイドレールに沿って昇降するように連結されてい
る。
aの上部には、機械室bが設けられおり、この機械室b
には、巻上機cが設置されている。又、この巻上機cの
巻取ドラムdには、吊りロープeが巻装されており、こ
の吊りロープeの一端部e1には、乗りかごfがガイド
レール(図示されず)に沿って昇降するように連結され
ており、上記吊りロープeの他端部e2 には、重錘gが
他のガイドレールに沿って昇降するように連結されてい
る。
【0004】従って、上述した吊りロープによるエレベ
ータは、巻上機cを駆動することにより、上記吊りロー
プeを介して上記乗りかごfと重錘gを交互に昇降して
乗客を所望の階床へ輸送して乗り降りしている。
ータは、巻上機cを駆動することにより、上記吊りロー
プeを介して上記乗りかごfと重錘gを交互に昇降して
乗客を所望の階床へ輸送して乗り降りしている。
【0005】他方、既に提案されているリニアモータを
備えた自走式エレベータは、図11乃至図13に示され
るように構成されている。
備えた自走式エレベータは、図11乃至図13に示され
るように構成されている。
【0006】図11乃至図13において、高層建物の3
区分された昇降路1には、複数のリニアモータの二次導
体2a、2b、2cが垂直方向に敷設されており、この
各二次導体2a、2b、2cの間には、複数の二次導体
の分岐部2d、2eが接続して敷設されている。又、上
記各二次導体2a、2b、2cの上下には、横行用の二
次導体2f、2gが接続して敷設されており、これらの
各二次導体は互いに接続されると共にループを形成して
いる。さらに、図12及び図13に示されるように、こ
の各二次導体2a、2b、2cの位置する上記昇降路1
には、複数の乗りかご3、4、5が配設されている。
又、この各乗りかご3、4、5の各両側には、上記リニ
アモータの一次コイル6a、6b、6cが上記二次導体
2a、2b、2cとの推力作用で昇降するように設けら
れており、上記各乗りかご3、4、5の各両側には、各
一対のガイドローラ7及び駆動用、制御用及び照明用電
力を採集する集電装置8がそれぞれ付設されている。さ
らに又、上記各乗りかご3、4、5の正面には、両開き
の開閉ドア9が上記高層建物の各床側ドア10と同期し
て開閉するように設けられている。
区分された昇降路1には、複数のリニアモータの二次導
体2a、2b、2cが垂直方向に敷設されており、この
各二次導体2a、2b、2cの間には、複数の二次導体
の分岐部2d、2eが接続して敷設されている。又、上
記各二次導体2a、2b、2cの上下には、横行用の二
次導体2f、2gが接続して敷設されており、これらの
各二次導体は互いに接続されると共にループを形成して
いる。さらに、図12及び図13に示されるように、こ
の各二次導体2a、2b、2cの位置する上記昇降路1
には、複数の乗りかご3、4、5が配設されている。
又、この各乗りかご3、4、5の各両側には、上記リニ
アモータの一次コイル6a、6b、6cが上記二次導体
2a、2b、2cとの推力作用で昇降するように設けら
れており、上記各乗りかご3、4、5の各両側には、各
一対のガイドローラ7及び駆動用、制御用及び照明用電
力を採集する集電装置8がそれぞれ付設されている。さ
らに又、上記各乗りかご3、4、5の正面には、両開き
の開閉ドア9が上記高層建物の各床側ドア10と同期し
て開閉するように設けられている。
【0007】他方、上記横行用の二次導体2f、2gの
位置する上記昇降路1には、横行路(図示されず)がリ
ニアモータの二次導体2f、2gに対峙して水平方向に
設けられており、上記二次導体2f、2gに対峙した上
記各乗りかご3、4、5の上面には、上記リニアモータ
の一次コイル(図示されず)が二次導体2f、2gとの
推力作用で走行するように設けられている。
位置する上記昇降路1には、横行路(図示されず)がリ
ニアモータの二次導体2f、2gに対峙して水平方向に
設けられており、上記二次導体2f、2gに対峙した上
記各乗りかご3、4、5の上面には、上記リニアモータ
の一次コイル(図示されず)が二次導体2f、2gとの
推力作用で走行するように設けられている。
【0008】従って、上述したリニアモータを備えた自
走式エレベータは、操作パネルからの指令に基づき建物
に設置された運転制御装置(図示されず)によって、各
乗りかご3、4、5が昇降路1内を上記リニアモータの
一次コイル6a、6b、6cと二次導体2a、2b、2
cとの推力作用によって昇降する。
走式エレベータは、操作パネルからの指令に基づき建物
に設置された運転制御装置(図示されず)によって、各
乗りかご3、4、5が昇降路1内を上記リニアモータの
一次コイル6a、6b、6cと二次導体2a、2b、2
cとの推力作用によって昇降する。
【0009】他方、上記各乗りかご3、4、5は上記操
作パネルからの指令に基づき運転制御装置で横行路内を
上記リニアモータの一次コイルと上記横行用の二次導体
2f、2gとの推力作用によって走行する。
作パネルからの指令に基づき運転制御装置で横行路内を
上記リニアモータの一次コイルと上記横行用の二次導体
2f、2gとの推力作用によって走行する。
【0010】特に、上述したリニアモータを備えた自走
式エレベータは、上記各乗りかご3、4、5は3区分さ
れた昇降路1をそれぞれ独立して昇降すると共に、必要
に応じて上記乗りかご3を昇降しながら循環運行した
り、さらに、上記各乗りかご3、4、5の運転効率及び
サービスの向上を図るために、後行乗りかご3が先行各
乗りかご4、5を各分岐部2d、2eで追越して昇降す
るにようにしている。
式エレベータは、上記各乗りかご3、4、5は3区分さ
れた昇降路1をそれぞれ独立して昇降すると共に、必要
に応じて上記乗りかご3を昇降しながら循環運行した
り、さらに、上記各乗りかご3、4、5の運転効率及び
サービスの向上を図るために、後行乗りかご3が先行各
乗りかご4、5を各分岐部2d、2eで追越して昇降す
るにようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た前者の吊りロープによるエレベータでは、吊りロープ
の自重により昇降行程に限界があり、超高層の建物に使
用することは困難である。又、吊りロープによるエレベ
ータは、吊りロープを利用するため、走行できる方向が
一方向に限定されるから、乗りかごの横移動はできない
ばかりでなく、昇降路内を一台しか昇降できない等の問
題がある。
た前者の吊りロープによるエレベータでは、吊りロープ
の自重により昇降行程に限界があり、超高層の建物に使
用することは困難である。又、吊りロープによるエレベ
ータは、吊りロープを利用するため、走行できる方向が
一方向に限定されるから、乗りかごの横移動はできない
ばかりでなく、昇降路内を一台しか昇降できない等の問
題がある。
【0012】他方、上述した後者のリニアモータを備え
た自走式エレベータは、複数の乗りかごを独立して運転
している関係上、各乗りかごの進路や昇降路における位
置を確認することが困難であり、乗りかごの運行上、安
全性や信頼性に問題がある。
た自走式エレベータは、複数の乗りかごを独立して運転
している関係上、各乗りかごの進路や昇降路における位
置を確認することが困難であり、乗りかごの運行上、安
全性や信頼性に問題がある。
【0013】さらに、上述したリニアモータを備えた自
走式エレベータは、乗客のラッシュ時に大量の乗客を移
送するために、多数の乗りかごを昇降路に投入しても、
ピーク時の時間帯を過ぎた後、多数の乗りかごが過密ダ
イヤにより昇降路内に滞留しているため、円滑な運行が
困難であると共に、乗りかごを空の状態で運行すること
も予測されるし、急ぎの乗客の昇降サービスも低下して
運転効率も低下し、しかも、ランニングコストが増大す
る等の問題がある。
走式エレベータは、乗客のラッシュ時に大量の乗客を移
送するために、多数の乗りかごを昇降路に投入しても、
ピーク時の時間帯を過ぎた後、多数の乗りかごが過密ダ
イヤにより昇降路内に滞留しているため、円滑な運行が
困難であると共に、乗りかごを空の状態で運行すること
も予測されるし、急ぎの乗客の昇降サービスも低下して
運転効率も低下し、しかも、ランニングコストが増大す
る等の問題がある。
【0014】本発明は、上述した問題を解決するため
に、リニアモータを備えた自走式エレベータにおいて、
複数の乗りかごを運転しても、各乗りかごの進路や昇降
路における乗りかごの位置を確認しながら、乗りかごの
運行上の安全性や信頼性の向上を図り、乗客のラッシュ
時に大量の乗客を移送すると共に、ピーク時の時間帯を
過ぎれば適正な乗りかご数にして円滑な運行をし、急ぎ
の乗客の昇降サービスや運転効率の向上を図るようにし
た自走式エレベータを提供することを目的とする。
に、リニアモータを備えた自走式エレベータにおいて、
複数の乗りかごを運転しても、各乗りかごの進路や昇降
路における乗りかごの位置を確認しながら、乗りかごの
運行上の安全性や信頼性の向上を図り、乗客のラッシュ
時に大量の乗客を移送すると共に、ピーク時の時間帯を
過ぎれば適正な乗りかご数にして円滑な運行をし、急ぎ
の乗客の昇降サービスや運転効率の向上を図るようにし
た自走式エレベータを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、高層建物の昇
降路及び横行路を走行する複数の乗りかごを備えた自走
式エレベータにおいて、各乗りかごにかご位置信号及び
各固有認識信号を発信する信号発信装置を設け、上記建
物に群管理制御装置を各乗りかごの信号発信装置から位
置、速度、呼び登録等の信号を受信して上記各乗りかご
の運行情報を一括管理するように設けたものである。
降路及び横行路を走行する複数の乗りかごを備えた自走
式エレベータにおいて、各乗りかごにかご位置信号及び
各固有認識信号を発信する信号発信装置を設け、上記建
物に群管理制御装置を各乗りかごの信号発信装置から位
置、速度、呼び登録等の信号を受信して上記各乗りかご
の運行情報を一括管理するように設けたものである。
【0016】
【作用】本発明は、昇降路及び横行路を複数の乗りかご
を走行するとき、各乗りかごの信号発信装置からかご位
置信号及び各固有認識信号を発信し、各乗りかごの進路
や昇降路における各乗りかごの位置を上記群管理制御装
置で各乗りかごの信号発信装置から位置、速度、呼び登
録等の信号を受信して上記各乗りかごの運行情報を一括
管理して確認し、複数の乗りかごを同時に運転しても、
乗りかごの運行上の安全性や信頼性の向上を図るもので
ある。
を走行するとき、各乗りかごの信号発信装置からかご位
置信号及び各固有認識信号を発信し、各乗りかごの進路
や昇降路における各乗りかごの位置を上記群管理制御装
置で各乗りかごの信号発信装置から位置、速度、呼び登
録等の信号を受信して上記各乗りかごの運行情報を一括
管理して確認し、複数の乗りかごを同時に運転しても、
乗りかごの運行上の安全性や信頼性の向上を図るもので
ある。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。
する。
【0018】なお、本発明は、上述した具体例と同一構
成部材には、同じ符号を付して説明する。
成部材には、同じ符号を付して説明する。
【0019】図1乃至図9において、符号1は、高層建
物の3区分された昇降路であって、この昇降路1には、
複数のリニアモータの二次導体2a、2b、2cが垂直
方向に敷設されており、この各二次導体2a、2b、2
cの間には、複数の二次導体の分岐部2d、2eが接続
して敷設されている。又、上記各二次導体2a、2b、
2cの上下には、横行用の二次導体2f、2gが接続し
て敷設されており、これらの各二次導体は互いに接続さ
れると共にループを形成している。さらに、この各二次
導体2a、2b、2cの位置する上記昇降路1には、複
数の乗りかご3、4、5が配設されており、この各乗り
かご3、4、5の各両側には、上記リニアモータの一次
コイル6a、6b、6cが二次導体2a、2b、2cと
の推力作用で昇降するように設けられている。又、上記
各乗りかご3、4、5の各両側には、各一対のガイドロ
ーラ7及び駆動用、制御用及び照明用電力を採集する集
電装置8がそれぞれ付設されており(図12参照)、上
記各乗りかご3、4、5の正面には、両開きの開閉ドア
9が上記高層建物の各床側ドア10と同期して開閉する
ように設けられている。
物の3区分された昇降路であって、この昇降路1には、
複数のリニアモータの二次導体2a、2b、2cが垂直
方向に敷設されており、この各二次導体2a、2b、2
cの間には、複数の二次導体の分岐部2d、2eが接続
して敷設されている。又、上記各二次導体2a、2b、
2cの上下には、横行用の二次導体2f、2gが接続し
て敷設されており、これらの各二次導体は互いに接続さ
れると共にループを形成している。さらに、この各二次
導体2a、2b、2cの位置する上記昇降路1には、複
数の乗りかご3、4、5が配設されており、この各乗り
かご3、4、5の各両側には、上記リニアモータの一次
コイル6a、6b、6cが二次導体2a、2b、2cと
の推力作用で昇降するように設けられている。又、上記
各乗りかご3、4、5の各両側には、各一対のガイドロ
ーラ7及び駆動用、制御用及び照明用電力を採集する集
電装置8がそれぞれ付設されており(図12参照)、上
記各乗りかご3、4、5の正面には、両開きの開閉ドア
9が上記高層建物の各床側ドア10と同期して開閉する
ように設けられている。
【0020】他方、上記昇降路1の上下には、横行用の
二次導体2f、2gが上記二次導体2a、2b、2cに
接続して敷設されており、この横行用の二次導体2f、
2gの位置する上記昇降路1には、横行路がリニアモー
タの二次導体2f、2gに対峙して水平方向に設けられ
ている。又、上記二次導体2f、2gに対峙した上記乗
りかご3、4、5の上面には、上記リニアモータの一次
コイル(図示されず)が上記横行用の二次導体2f、2
gとの推力作用で走行するように設けられている。
二次導体2f、2gが上記二次導体2a、2b、2cに
接続して敷設されており、この横行用の二次導体2f、
2gの位置する上記昇降路1には、横行路がリニアモー
タの二次導体2f、2gに対峙して水平方向に設けられ
ている。又、上記二次導体2f、2gに対峙した上記乗
りかご3、4、5の上面には、上記リニアモータの一次
コイル(図示されず)が上記横行用の二次導体2f、2
gとの推力作用で走行するように設けられている。
【0021】図2及び図3に示されるように、二次導体
2aの中心部分に位置検出マーク11が直線状に添設さ
れている。特に、図3は、例えば、分岐部2eにおける
位置検出マーク11の添設の状態を示すものであり、分
岐部2eでの位置検出マーク11が二次導体の中心部分
に添設されていないのは、乗りかご3に設けられる位置
検出装置13が乗りかご3の上部に設置されるため、乗
りかご3が分岐部2eを通過するときの位置検出装置1
3の軌跡に合わせたためである。なお、位置検出装置1
3は取付位置によって適宜変更する必要がある。
2aの中心部分に位置検出マーク11が直線状に添設さ
れている。特に、図3は、例えば、分岐部2eにおける
位置検出マーク11の添設の状態を示すものであり、分
岐部2eでの位置検出マーク11が二次導体の中心部分
に添設されていないのは、乗りかご3に設けられる位置
検出装置13が乗りかご3の上部に設置されるため、乗
りかご3が分岐部2eを通過するときの位置検出装置1
3の軌跡に合わせたためである。なお、位置検出装置1
3は取付位置によって適宜変更する必要がある。
【0022】上記位置検出マーク11の詳細は、図4に
示されるように、黒白交互に黒い部分と白い部分とが描
かれている。上記分岐部2eにおいても、図4に示され
るように、垂直部分と連続的に描かれている。これは各
乗りかごが3,4,5が分岐部を通過するときも、各乗
りかご3,4,5の絶対位置の検出を垂直部分から連続
して行なえるようにしたものである。
示されるように、黒白交互に黒い部分と白い部分とが描
かれている。上記分岐部2eにおいても、図4に示され
るように、垂直部分と連続的に描かれている。これは各
乗りかごが3,4,5が分岐部を通過するときも、各乗
りかご3,4,5の絶対位置の検出を垂直部分から連続
して行なえるようにしたものである。
【0023】また、二次導体2aが分岐する手前にその
分岐点固有の分岐点マーク12が付設されている。この
分岐点マーク12は、各分岐点毎に設けられ、固有の分
岐点マークであり、乗りかご3が垂直部2bから分岐部
2eへ移る際のタイミングを得るための検出マークであ
る。これも黒白で描かれたバーコードのようなものであ
る。
分岐点固有の分岐点マーク12が付設されている。この
分岐点マーク12は、各分岐点毎に設けられ、固有の分
岐点マークであり、乗りかご3が垂直部2bから分岐部
2eへ移る際のタイミングを得るための検出マークであ
る。これも黒白で描かれたバーコードのようなものであ
る。
【0024】さらに図2に示されるように乗りかご3の
上部には、位置検出マーク11に対向する位置に位置検
出装置13が設けられ、この位置検出装置13の近傍に
は、分岐点マーク12を検出する分岐点検出装置14が
設けられている。又、この位置検出装置13及び分岐点
検出装置14とは、同一構造であり、図5に示される構
成のものである。即ち、光源13aが位置検出マーク1
1を照射し、センサ13bが位置検出マーク11の明暗
を検知し、図6に示されるようなパルス信号を出力する
ものである。
上部には、位置検出マーク11に対向する位置に位置検
出装置13が設けられ、この位置検出装置13の近傍に
は、分岐点マーク12を検出する分岐点検出装置14が
設けられている。又、この位置検出装置13及び分岐点
検出装置14とは、同一構造であり、図5に示される構
成のものである。即ち、光源13aが位置検出マーク1
1を照射し、センサ13bが位置検出マーク11の明暗
を検知し、図6に示されるようなパルス信号を出力する
ものである。
【0025】なお、上記位置検出装置13及び分岐点検
出装置14は共に乗りかご3上の単体制御装置15に接
続されている。
出装置14は共に乗りかご3上の単体制御装置15に接
続されている。
【0026】次に、各乗りかご3に設けられている単体
制御装置15について図7を用いて説明する。
制御装置15について図7を用いて説明する。
【0027】この単体制御装置15は送信される乗場呼
び割当て信号及び他の乗りかご4、5の絶体位置情報を
受信し、それらを最短ルート演算装置16へ伝える。
び割当て信号及び他の乗りかご4、5の絶体位置情報を
受信し、それらを最短ルート演算装置16へ伝える。
【0028】最短ルート演算回路16は、群管理制御装
置28より受信アンテナ16aを介して、割当て信号を
受信すると、あるいは、かご呼びが登録されると、割当
てられたホール呼びの発生階あるいは、かご呼び階まで
の最短ルートを、群管理制御装置28からの他の乗りか
ご4,5の絶対位置情報及び自号機の信号発信装置17
からの自号機としての乗りかご3の位置とから演算す
る。この最短ルート演算回路16は、受信アンテナ16
aを介して常に他の乗りかご4、5の絶対位置を把握し
ており、乗りかご3が他の乗りかご4、5に衝突しない
ようにルートの決定を行う。たとえば、前方に他の乗り
かご4がある場合には、この他の乗りかご4を追い越す
ために、分岐部2eを通過することになるが、最適ルー
ト演算回路16は、通過すべき分岐部2eに対応する分
岐点コードを四輪操舵制御装置18に出力する。この四
輪操舵制御装置18は入力した分岐点コードと分岐点検
出装置14からの信号とを比較し、両者が合致したとき
に、そのときのかご速度から、4つのガイドローラ7の
操舵するタイミングを演算し、乗りかご3が分岐部2e
上を通過するように各ガイドローラ7のサーボモータ1
9を制御する。
置28より受信アンテナ16aを介して、割当て信号を
受信すると、あるいは、かご呼びが登録されると、割当
てられたホール呼びの発生階あるいは、かご呼び階まで
の最短ルートを、群管理制御装置28からの他の乗りか
ご4,5の絶対位置情報及び自号機の信号発信装置17
からの自号機としての乗りかご3の位置とから演算す
る。この最短ルート演算回路16は、受信アンテナ16
aを介して常に他の乗りかご4、5の絶対位置を把握し
ており、乗りかご3が他の乗りかご4、5に衝突しない
ようにルートの決定を行う。たとえば、前方に他の乗り
かご4がある場合には、この他の乗りかご4を追い越す
ために、分岐部2eを通過することになるが、最適ルー
ト演算回路16は、通過すべき分岐部2eに対応する分
岐点コードを四輪操舵制御装置18に出力する。この四
輪操舵制御装置18は入力した分岐点コードと分岐点検
出装置14からの信号とを比較し、両者が合致したとき
に、そのときのかご速度から、4つのガイドローラ7の
操舵するタイミングを演算し、乗りかご3が分岐部2e
上を通過するように各ガイドローラ7のサーボモータ1
9を制御する。
【0029】最短ルート演算回路16はルートの演算が
終了すると、四輪操舵制御装置18に分岐点コードを出
力するとともに、速度制御装置20に対して起動指令を
与える。起動指令を入力した速度制御装置20は集電装
置8からの電力を電力変換して、一次導体6aに電力を
供給する電力変換装置21を速度指令に基づいて制御す
る。また、速度制御装置20は速度のフィードバック信
号として信号発信装置17から乗りかごの実速度を入力
している。
終了すると、四輪操舵制御装置18に分岐点コードを出
力するとともに、速度制御装置20に対して起動指令を
与える。起動指令を入力した速度制御装置20は集電装
置8からの電力を電力変換して、一次導体6aに電力を
供給する電力変換装置21を速度指令に基づいて制御す
る。また、速度制御装置20は速度のフィードバック信
号として信号発信装置17から乗りかごの実速度を入力
している。
【0030】ここで、乗りかご3の位置は垂直方向のか
ご位置と、かごがどの二次導体の埋設された昇降路1に
あるかで表わすことができるが、垂直方向のかご位置に
ついては後述する信号発信装置17により得られ、どの
昇降路1にあるかは、四輪操舵制御装置18が、どこの
分岐点2eで操舵したかの情報から、現在かごがいる昇
降路1を検知し、その情報を最短ルート演算回路16及
び信号発信装置17に伝えている。
ご位置と、かごがどの二次導体の埋設された昇降路1に
あるかで表わすことができるが、垂直方向のかご位置に
ついては後述する信号発信装置17により得られ、どの
昇降路1にあるかは、四輪操舵制御装置18が、どこの
分岐点2eで操舵したかの情報から、現在かごがいる昇
降路1を検知し、その情報を最短ルート演算回路16及
び信号発信装置17に伝えている。
【0031】次に、信号発信装置17について図8によ
り説明する。
り説明する。
【0032】上記信号発信装置17内には、図8に示さ
れるように、位置検出装置13が上記位置検出マーク1
1に向合って乗りかご3の位置を検出するように設けら
れており、この位置検出装置13には、かご位置検出回
路21が接続されている。又、このかご位置検出回路2
1には、クロック回路22及びかご識別信号発生回路2
3を備えたかご情報合成回路24が接続されており、こ
のかご情報合成回路24と上記かご位置検出回路21及
びクロック回路25との間には、かご演算回路25が両
者の演算を施すように接続されている。さらに、上記か
ご情報合成回路24には、信号発信回路26が発信アン
テナ27を介して信号を受信アンテナ30(図1、図9
参照)へ発信するように接続されている。
れるように、位置検出装置13が上記位置検出マーク1
1に向合って乗りかご3の位置を検出するように設けら
れており、この位置検出装置13には、かご位置検出回
路21が接続されている。又、このかご位置検出回路2
1には、クロック回路22及びかご識別信号発生回路2
3を備えたかご情報合成回路24が接続されており、こ
のかご情報合成回路24と上記かご位置検出回路21及
びクロック回路25との間には、かご演算回路25が両
者の演算を施すように接続されている。さらに、上記か
ご情報合成回路24には、信号発信回路26が発信アン
テナ27を介して信号を受信アンテナ30(図1、図9
参照)へ発信するように接続されている。
【0033】特に、上記信号発信装置17は乗りかごの
かご位置及び固有認識信号を共に発信するようにしてい
る。
かご位置及び固有認識信号を共に発信するようにしてい
る。
【0034】このように上記信号発信装置17は他の乗
りかご4、5にも同じように設置されており、この各信
号発信装置17は、昇降路1及び横行路を複数の乗りか
ご3、4、5が走行するとき、各乗りかご3、4、5に
信号発信装置12から各固有認識信号を発信し、各乗り
かご3、4、5の進路や昇降路1における位置を確認し
ている。
りかご4、5にも同じように設置されており、この各信
号発信装置17は、昇降路1及び横行路を複数の乗りか
ご3、4、5が走行するとき、各乗りかご3、4、5に
信号発信装置12から各固有認識信号を発信し、各乗り
かご3、4、5の進路や昇降路1における位置を確認し
ている。
【0035】従って、本発明は、複数の乗りかご3、
4、5を同時に運転しても、乗りかごの運行上の安全性
や信頼性の向上を図ることができる。
4、5を同時に運転しても、乗りかごの運行上の安全性
や信頼性の向上を図ることができる。
【0036】他方、図1及び図9に示されるように、上
記建物の一部には、群管理制御装置28が各乗りかご
3、4、5における各信号発信装置17からの位置、速
度、呼び登録等の信号を各固有認識信号と共に受信して
上記各乗りかご3、4、5の運行情報を一括管理するよ
うに設けられている。
記建物の一部には、群管理制御装置28が各乗りかご
3、4、5における各信号発信装置17からの位置、速
度、呼び登録等の信号を各固有認識信号と共に受信して
上記各乗りかご3、4、5の運行情報を一括管理するよ
うに設けられている。
【0037】即ち、上記群管理制御装置28内には、図
9に示されるように、かご情報受信回路29が上記信号
発信装置17から信号を受信アンテナ30を介して受信
するように設けられており、このかご情報受信回路29
には、クロック回路31を備えた全かご位置認識回路3
2が接続されている。又、この全かご位置認識回路32
には、乗場呼び処理回路33を備えた乗場呼び割当て回
路34が接続されており、乗場呼び割当て回路34に
は、かご指令信号発生回路35及び信号発信回路36が
発信アンテナ37から上記各乗りかご3、4、5の運行
情報を一括管理するように設けられている。又、発信ア
ンテナ37からは、各乗りかごのかご位置情報及び乗場
呼び割当信号がかご上の受信アンテン16aへ発信され
る。
9に示されるように、かご情報受信回路29が上記信号
発信装置17から信号を受信アンテナ30を介して受信
するように設けられており、このかご情報受信回路29
には、クロック回路31を備えた全かご位置認識回路3
2が接続されている。又、この全かご位置認識回路32
には、乗場呼び処理回路33を備えた乗場呼び割当て回
路34が接続されており、乗場呼び割当て回路34に
は、かご指令信号発生回路35及び信号発信回路36が
発信アンテナ37から上記各乗りかご3、4、5の運行
情報を一括管理するように設けられている。又、発信ア
ンテナ37からは、各乗りかごのかご位置情報及び乗場
呼び割当信号がかご上の受信アンテン16aへ発信され
る。
【0038】以下、本発明の作用について説明する。
【0039】従って、各乗りかご3、4、5は、上記群
管理制御装置28に基づき昇降路1内を上記リニアモー
タの一次コイル6a、6b、6cと二次導体2a、2
b、2cとの推力作用によって昇降する。
管理制御装置28に基づき昇降路1内を上記リニアモー
タの一次コイル6a、6b、6cと二次導体2a、2
b、2cとの推力作用によって昇降する。
【0040】他方、上記各乗りかご3、4、5は上記群
管理制御装置28によって横行路内を上記リニアモータ
の一次コイルと上記横行用の二次導体2f、2gとの推
力作用によって走行する。
管理制御装置28によって横行路内を上記リニアモータ
の一次コイルと上記横行用の二次導体2f、2gとの推
力作用によって走行する。
【0041】さらに、上記各乗りかご3、4、5は上記
群管理制御装置28によって3区分された昇降路1をそ
れぞれ独立して昇降すると共に、必要に応じて上記乗り
かご3を昇降しながら循環運行したり、さらに、上記各
乗りかご3、4、5の選択的な運転効率及びサービスの
向上を図るために、後行乗りかご3が先行各乗りかご
4、5を各分岐部2d、2eで追越して昇降している。
群管理制御装置28によって3区分された昇降路1をそ
れぞれ独立して昇降すると共に、必要に応じて上記乗り
かご3を昇降しながら循環運行したり、さらに、上記各
乗りかご3、4、5の選択的な運転効率及びサービスの
向上を図るために、後行乗りかご3が先行各乗りかご
4、5を各分岐部2d、2eで追越して昇降している。
【0042】特に、本発明の上記各乗りかご3、4、5
は上記各信号発信装置17の位置検出装置13によって
位置検出マーク11に向合って各乗りかご3、4、5の
位置を検出するから、この各位置検出装置13は上記各
位置検出マーク11によって検出した各乗りかご3、
4、5の位置を上記信号発信装置12へ送信している。
さらに、この信号発信装置17は上記群管理制御装置2
8に対して上記各乗りかご3、4、5の位置、速度、呼
び登録等の信号を各固有認識信号と共に送信し、この群
管理制御装置28はこれを受信して、乗場呼びに対して
最適なかごを選択する。
は上記各信号発信装置17の位置検出装置13によって
位置検出マーク11に向合って各乗りかご3、4、5の
位置を検出するから、この各位置検出装置13は上記各
位置検出マーク11によって検出した各乗りかご3、
4、5の位置を上記信号発信装置12へ送信している。
さらに、この信号発信装置17は上記群管理制御装置2
8に対して上記各乗りかご3、4、5の位置、速度、呼
び登録等の信号を各固有認識信号と共に送信し、この群
管理制御装置28はこれを受信して、乗場呼びに対して
最適なかごを選択する。
【0043】さらに、本発明は、上記群管理制御装置2
8は上記各乗りかご3、4、5を3区分された昇降路1
でそれぞれ独立して昇降すると共に、必要に応じて上記
乗りかご3を昇降しながら循環運行したり、さらに、上
記各乗りかご3、4、5の運転効率及びサービスの向上
を図るために、後行乗りかご3が先行各乗りかご4、5
を各分岐部2d、2eで追越して昇降するようにしてい
る。
8は上記各乗りかご3、4、5を3区分された昇降路1
でそれぞれ独立して昇降すると共に、必要に応じて上記
乗りかご3を昇降しながら循環運行したり、さらに、上
記各乗りかご3、4、5の運転効率及びサービスの向上
を図るために、後行乗りかご3が先行各乗りかご4、5
を各分岐部2d、2eで追越して昇降するようにしてい
る。
【0044】次に、図10(A)(B)に示される本発
明の他の実施例は、昇降路1の一部に格納室38を形成
したものであり、この格納室38は上記群管理制御装置
28からの指令に基づき上記乗りかご3を運行状況に応
じて昇降路1へ投入したり若しくは格納するものであ
る。又、格納時は下位から順次格納室38へ格納し、投
入時は下位のかごから順次、格納室38から昇降路1へ
投入される。
明の他の実施例は、昇降路1の一部に格納室38を形成
したものであり、この格納室38は上記群管理制御装置
28からの指令に基づき上記乗りかご3を運行状況に応
じて昇降路1へ投入したり若しくは格納するものであ
る。又、格納時は下位から順次格納室38へ格納し、投
入時は下位のかごから順次、格納室38から昇降路1へ
投入される。
【0045】さらに、図10(C)に示される本発明の
さらに他の実施例は、昇降路1の一部に独立した格納室
14を形成したものであり、この格納室14は上記群管
理制御装置13からの指令に基づき上記乗りかご3を運
行状況に応じて昇降路1へ投入したり若しくは格納する
ものである。なお、投入、格納方法は、図5(A)
(B)と同様である。
さらに他の実施例は、昇降路1の一部に独立した格納室
14を形成したものであり、この格納室14は上記群管
理制御装置13からの指令に基づき上記乗りかご3を運
行状況に応じて昇降路1へ投入したり若しくは格納する
ものである。なお、投入、格納方法は、図5(A)
(B)と同様である。
【0046】又一方、本発明は、上記群管理制御装置1
3からの指令に基づき、運行中の複数の乗りかご3が少
なくなる閑散時には、乗りかごの運転台数を通常より少
ない台数とし、高需要時には、すべての乗りかごを運行
状態とする。
3からの指令に基づき、運行中の複数の乗りかご3が少
なくなる閑散時には、乗りかごの運転台数を通常より少
ない台数とし、高需要時には、すべての乗りかごを運行
状態とする。
【0047】閑散時、高需要時の検出は、単位時間当り
の乗場呼び発生個数で検出を行なうことができる。
の乗場呼び発生個数で検出を行なうことができる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、高層建物の
昇降路及び横行路を走行する複数の乗りかごを備えた自
走式エレベータにおいて、各乗りかごにかご位置信号及
び各固有認識信号を発信する単体制御装置を設け、上記
建物に群管理制御装置を各乗りかごの単体制御装置から
位置、速度、呼び登録等の信号を受信して上記各乗りか
ごの運行情報を一括管理するように設けているので、複
数の乗りかごを同時に運転しても、各乗りかごの進路や
昇降路における位置を確認しながら、乗りかごの運行上
の安全性や信頼性の向上を図ることができるばかりでな
く、乗客のラッシュ時に大量の乗客を移送すると共に、
ピーク時の時間帯を過ぎれば適正な乗りかご数にして円
滑な運行をして急ぎの乗客の昇降サービスや運転効率の
向上を図ることができる等の優れた効果を有する。
昇降路及び横行路を走行する複数の乗りかごを備えた自
走式エレベータにおいて、各乗りかごにかご位置信号及
び各固有認識信号を発信する単体制御装置を設け、上記
建物に群管理制御装置を各乗りかごの単体制御装置から
位置、速度、呼び登録等の信号を受信して上記各乗りか
ごの運行情報を一括管理するように設けているので、複
数の乗りかごを同時に運転しても、各乗りかごの進路や
昇降路における位置を確認しながら、乗りかごの運行上
の安全性や信頼性の向上を図ることができるばかりでな
く、乗客のラッシュ時に大量の乗客を移送すると共に、
ピーク時の時間帯を過ぎれば適正な乗りかご数にして円
滑な運行をして急ぎの乗客の昇降サービスや運転効率の
向上を図ることができる等の優れた効果を有する。
【図1】本発明の自走式エレベータを示す斜視図。
【図2】本発明の自走式エレベータの要部を示す斜視
図。
図。
【図3】本発明の位置検出マークの設置図。
【図4】本発明の位置検出マークの詳細図。
【図5】本発明のがご位置検出装置の構成図。
【図6】本発明のかご位置検出装置の出力パルスを示す
図。
図。
【図7】本発明に組込まれる単体制御装置の線図。
【図8】本発明の乗りかごに組込まれる情報信号制御装
置のブロック線図。
置のブロック線図。
【図9】本発明の組込まれる群管理制御装置のブロック
線図。
線図。
【図10】本発明の他の実施例を示す図。
【図11】既に提案されている自走式エレベータを示す
斜視図。
斜視図。
【図12】既に提案されている自走式エレベータを示す
拡大斜視図。
拡大斜視図。
【図13】同上平面図。
【図14】従来のエレベータを説明するための断面図。
1 昇降路 3,4,5 乗りかご 11 位置検出マーク 15 単体制御装置 17 信号発信 28 群管理制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】高層建物の昇降路及び横行路を走行する複
数の乗りかごを備えた自走式エレベータにおいて、各乗
りかごに設けられたかご位置信号及び各固有認識信号を
発信する信号発信装置と、上記建物に各乗りかごの信号
発信装置から位置、速度、呼び登録等の信号を受信して
上記各乗りかごの運行情報を一括管理するように設けら
れた群管理制御装置を具備したことを特徴とする自走式
エレベータ。 - 【請求項2】昇降路の一部に群管理制御装置からの指令
に基づき乗りかごを運行状況に応じて昇降路へ投入した
り若しくは格納するように設けられた格納室を具備した
ことを特徴とする請求項1記載の自走式エレベータ。 - 【請求項3】単位時間当りの乗場呼び発生個数から、運
行状況が閑散時か高需要時かを判断し、需要に応じた運
転台数を決定する群管理制御装置を具備したことを特徴
とする請求項1記載の自走式エレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5106511A JPH06316383A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 自走式エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5106511A JPH06316383A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 自走式エレベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316383A true JPH06316383A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14435453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5106511A Pending JPH06316383A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 自走式エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06316383A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6554107B2 (en) | 2001-09-27 | 2003-04-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator system |
EP1371596A1 (de) * | 1995-10-17 | 2003-12-17 | Inventio Ag | Sicherheitseinrichtung für eine Aufzugsgruppe |
JP2005280887A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのデータ伝送システム |
CN107207191A (zh) * | 2015-02-04 | 2017-09-26 | 奥的斯电梯公司 | 用于无绳电梯系统的位置确定 |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP5106511A patent/JPH06316383A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1371596A1 (de) * | 1995-10-17 | 2003-12-17 | Inventio Ag | Sicherheitseinrichtung für eine Aufzugsgruppe |
US6554107B2 (en) | 2001-09-27 | 2003-04-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator system |
JP2005280887A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのデータ伝送システム |
CN107207191A (zh) * | 2015-02-04 | 2017-09-26 | 奥的斯电梯公司 | 用于无绳电梯系统的位置确定 |
US10689226B2 (en) | 2015-02-04 | 2020-06-23 | Otis Elevator Company | Position determining system for multicar ropeless elevator system |
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