JPH06313047A - 改良されたeva加硫ゴム - Google Patents
改良されたeva加硫ゴムInfo
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- JPH06313047A JPH06313047A JP5346945A JP34694593A JPH06313047A JP H06313047 A JPH06313047 A JP H06313047A JP 5346945 A JP5346945 A JP 5346945A JP 34694593 A JP34694593 A JP 34694593A JP H06313047 A JPH06313047 A JP H06313047A
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- C08J3/24—Crosslinking, e.g. vulcanising, of macromolecules
-
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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- C08L23/08—Copolymers of ethene
- C08L23/0846—Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons containing atoms other than carbon or hydrogen
- C08L23/0853—Ethene vinyl acetate copolymers
-
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- C08K3/18—Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
- C08K3/20—Oxides; Hydroxides
- C08K3/22—Oxides; Hydroxides of metals
-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エチレン−酢酸ビニルポリマーの特性のバラ
ンスが改良された加硫ゴムを得る。 【構成】 エチレン−酢酸ビニルポリマー100重量部
を、補強充填剤0〜約60重量部、酸化亜鉛0重量部乃
至約15重量部、有機過酸化物約1重量部乃至約10重
量部及びアクリル酸亜鉛約5重量部乃至約35重量部と
混合し、この混合物を約150℃乃至約180℃で約1
0分乃至約60分加熱して加硫ゴムを生成させることを
特徴とする、エチレン−酢酸ビニルポリマーの加硫方
法。エチレン−酢酸ビニルポリマーの一部をエチレン−
プロピレン−非共役ジエンで代替することができる。
ンスが改良された加硫ゴムを得る。 【構成】 エチレン−酢酸ビニルポリマー100重量部
を、補強充填剤0〜約60重量部、酸化亜鉛0重量部乃
至約15重量部、有機過酸化物約1重量部乃至約10重
量部及びアクリル酸亜鉛約5重量部乃至約35重量部と
混合し、この混合物を約150℃乃至約180℃で約1
0分乃至約60分加熱して加硫ゴムを生成させることを
特徴とする、エチレン−酢酸ビニルポリマーの加硫方
法。エチレン−酢酸ビニルポリマーの一部をエチレン−
プロピレン−非共役ジエンで代替することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加硫剤として有機過酸
化物を使用しそして補強剤としてアクリル酸亜鉛(zi
nc di−acrylate)を使用するエチレン−
酢酸ビニルポリマーの加硫の方法に関する。
化物を使用しそして補強剤としてアクリル酸亜鉛(zi
nc di−acrylate)を使用するエチレン−
酢酸ビニルポリマーの加硫の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン−酢酸ビニルポリマーは周知さ
れておりそして有機過酸化物によるこのようなポリマー
の加硫もまた周知されている。加硫ゴム(vulcan
izates)の性質を改良するために加硫可能な添加
剤としてメタクリル酸亜鉛(zinc di−meth
acrylate)の使用は、米国特許第471340
9号、第4857571号及び第4983678号に教
示されているが、これらの特許のどれもエチレン−酢酸
ビニルポリマーと共にメタクリル酸亜鉛を使用すること
を教示していない。特開昭61−79475及び61−
79476のダーウエントの特許アブストラクト(19
86)は、エチレン−酢酸ビニルポリマーにおいて架橋
剤及び発泡剤として多官能性アクリル酸エステル((メ
タ)アクリル酸又はメタクリル酸亜鉛とエチレングリコ
ールジアクリレートとの反応生成物のようなアクリロイ
ルオキシ基を有する化合物)の使用を述べている。
れておりそして有機過酸化物によるこのようなポリマー
の加硫もまた周知されている。加硫ゴム(vulcan
izates)の性質を改良するために加硫可能な添加
剤としてメタクリル酸亜鉛(zinc di−meth
acrylate)の使用は、米国特許第471340
9号、第4857571号及び第4983678号に教
示されているが、これらの特許のどれもエチレン−酢酸
ビニルポリマーと共にメタクリル酸亜鉛を使用すること
を教示していない。特開昭61−79475及び61−
79476のダーウエントの特許アブストラクト(19
86)は、エチレン−酢酸ビニルポリマーにおいて架橋
剤及び発泡剤として多官能性アクリル酸エステル((メ
タ)アクリル酸又はメタクリル酸亜鉛とエチレングリコ
ールジアクリレートとの反応生成物のようなアクリロイ
ルオキシ基を有する化合物)の使用を述べている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、エチレン−酢
酸ビニルポリマー100重量部を、補強充填剤0重量部
乃至約60重量部、酸化亜鉛0重量部乃至約15重量
部、有機過酸化物約1重量部乃至約10重量部及びアク
リル酸亜鉛約5重量部乃至約35重量部と混合し、この
混合物を約150℃乃至約180℃で約10分乃至約6
0分加熱して加硫ゴムを生成させることを特徴とする、
エチレン−酢酸ビニルポリマーの加硫方法に関する。
酸ビニルポリマー100重量部を、補強充填剤0重量部
乃至約60重量部、酸化亜鉛0重量部乃至約15重量
部、有機過酸化物約1重量部乃至約10重量部及びアク
リル酸亜鉛約5重量部乃至約35重量部と混合し、この
混合物を約150℃乃至約180℃で約10分乃至約6
0分加熱して加硫ゴムを生成させることを特徴とする、
エチレン−酢酸ビニルポリマーの加硫方法に関する。
【0004】エチレン−酢酸ビニルゴム状ポリマーは周
知されている。本発明に有用なエチレン−酢酸ビニルポ
リマーは、酢酸ビニル約35重量%乃至約85重量%、
好ましくは約40重量%乃至60重量%、を含有し、残
りはエチレンである、エチレン−酢酸ビニルポリマーで
ある。このようなポリマーは、ムーニー粘度(ML1+
4、100℃)として表した、約12乃至約35の分子
量を有し、約1g/cm3の密度を有しており、そして19
0℃で約1g/10分乃至約5g/10分のメルトフロ
ーインデックスを有することができる。このゴム状ポリ
マーは、カーボンブラックと配合しそして加硫すると、
良好な耐熱性、耐オゾン性及び耐候性を有する。
知されている。本発明に有用なエチレン−酢酸ビニルポ
リマーは、酢酸ビニル約35重量%乃至約85重量%、
好ましくは約40重量%乃至60重量%、を含有し、残
りはエチレンである、エチレン−酢酸ビニルポリマーで
ある。このようなポリマーは、ムーニー粘度(ML1+
4、100℃)として表した、約12乃至約35の分子
量を有し、約1g/cm3の密度を有しており、そして19
0℃で約1g/10分乃至約5g/10分のメルトフロ
ーインデックスを有することができる。このゴム状ポリ
マーは、カーボンブラックと配合しそして加硫すると、
良好な耐熱性、耐オゾン性及び耐候性を有する。
【0005】本発明の方法では、ゴム状ポリマーを、慣
用の手段により、即ち、ゴム練り機(rubber m
ill)又は密閉式混合機(internal mix
er)において、他の成分と混合する。最後に、通常、
冷間ゴム練り機(coldrubber mill)で
有機過酸化物を加える。ゴム状ポリマーは、100%エ
チレン−酢酸ビニルポリマーであることができ、又はポ
リマーの総計を100重量部として、エチレン−酢酸ビ
ニルゴム状ポリマー約50重量部乃至約90重量部、好
ましくは約60重量部乃至約80重量部と、エチレン−
プロピレン−非共役ジエンポリマー約10重量部乃至約
50重量部、好ましくは約20重量部乃至約40重量部
との混合物であることができる。エチレン−酢酸ビニル
ポリマーは、酢酸ビニル約35重量%乃至約85重量
%、好ましくは約40重量%乃至約60重量%を含有
し、残りはエチレンである。このようなポリマーは、一
般に約12乃至約35、好ましくは約15乃至約30の
ムーニー粘度(ML1+4、100℃)を有する。エチ
レン−プロピレン−非共役ジエンポリマーは、一般に、
エチレン約45重量%乃至約67重量%及び非共役ジエ
ン約2重量%乃至約6重量%を含有し、残りはプロピレ
ンである。好ましい非共役ジエンは、エチリデンノルボ
ルネンである。これらのポリマーは、一般に、約30乃
至約75のムーニー粘度(ML1+8、100℃)を有
し、そしてエチレン−酢酸ビニルポリマーとの混合が容
易であるためには、好ましくは約30乃至約50のムー
ニー粘度を有する。
用の手段により、即ち、ゴム練り機(rubber m
ill)又は密閉式混合機(internal mix
er)において、他の成分と混合する。最後に、通常、
冷間ゴム練り機(coldrubber mill)で
有機過酸化物を加える。ゴム状ポリマーは、100%エ
チレン−酢酸ビニルポリマーであることができ、又はポ
リマーの総計を100重量部として、エチレン−酢酸ビ
ニルゴム状ポリマー約50重量部乃至約90重量部、好
ましくは約60重量部乃至約80重量部と、エチレン−
プロピレン−非共役ジエンポリマー約10重量部乃至約
50重量部、好ましくは約20重量部乃至約40重量部
との混合物であることができる。エチレン−酢酸ビニル
ポリマーは、酢酸ビニル約35重量%乃至約85重量
%、好ましくは約40重量%乃至約60重量%を含有
し、残りはエチレンである。このようなポリマーは、一
般に約12乃至約35、好ましくは約15乃至約30の
ムーニー粘度(ML1+4、100℃)を有する。エチ
レン−プロピレン−非共役ジエンポリマーは、一般に、
エチレン約45重量%乃至約67重量%及び非共役ジエ
ン約2重量%乃至約6重量%を含有し、残りはプロピレ
ンである。好ましい非共役ジエンは、エチリデンノルボ
ルネンである。これらのポリマーは、一般に、約30乃
至約75のムーニー粘度(ML1+8、100℃)を有
し、そしてエチレン−酢酸ビニルポリマーとの混合が容
易であるためには、好ましくは約30乃至約50のムー
ニー粘度を有する。
【0006】ポリマーを、好ましくはカーボンブラック
である補強充填剤と混合し、その際、充填剤の量は、ポ
リマー100重量部当たり0重量部乃至約60重量部、
好ましくは約25重量部乃至約45重量部の量でポリマ
ーと混合する。酸化亜鉛を、ポリマー100重量部当た
り0重量部乃至約15重量部、好ましくは約5重量部乃
至約12重量部の量でポリマーと混合する。アクリル酸
亜鉛も、ポリマー100重量部当たり約5重量部乃至約
35重量部、好ましくは約15重量部乃至約25重量部
の量でポリマーと混合する。最後に、有機過酸化物を、
ポリマー100重量部当たり約1重量部乃至約10重量
部、好ましくは約4重量部乃至約7重量部の量で混合物
に加える。好適な有機過酸化物には、1,1−ジ−te
rtブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン、4,4−ジ−tertブチル−ペルオキシn
−ブチルバレレート、ジクミルペルオキシド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ−tertブチルペルオキシヘキ
サン、tertブチルクミルペルオキシド、及びジ−t
ertブチルペルオキシドが包含される。安定剤又は酸
化防止剤を配合中に導入することができる。成形及び造
形に続いて、コンパウンドを、約150℃乃至約180
℃の温度で約10分乃至約60分の時間加熱することに
より加硫させる。
である補強充填剤と混合し、その際、充填剤の量は、ポ
リマー100重量部当たり0重量部乃至約60重量部、
好ましくは約25重量部乃至約45重量部の量でポリマ
ーと混合する。酸化亜鉛を、ポリマー100重量部当た
り0重量部乃至約15重量部、好ましくは約5重量部乃
至約12重量部の量でポリマーと混合する。アクリル酸
亜鉛も、ポリマー100重量部当たり約5重量部乃至約
35重量部、好ましくは約15重量部乃至約25重量部
の量でポリマーと混合する。最後に、有機過酸化物を、
ポリマー100重量部当たり約1重量部乃至約10重量
部、好ましくは約4重量部乃至約7重量部の量で混合物
に加える。好適な有機過酸化物には、1,1−ジ−te
rtブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン、4,4−ジ−tertブチル−ペルオキシn
−ブチルバレレート、ジクミルペルオキシド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ−tertブチルペルオキシヘキ
サン、tertブチルクミルペルオキシド、及びジ−t
ertブチルペルオキシドが包含される。安定剤又は酸
化防止剤を配合中に導入することができる。成形及び造
形に続いて、コンパウンドを、約150℃乃至約180
℃の温度で約10分乃至約60分の時間加熱することに
より加硫させる。
【0007】そのようにして製造した加硫ゴムは、良好
な耐摩耗性、良好な耐熱性、良好な動的特性及び低温特
性及び良好な強度特性を有する。このような加硫ゴム
は、歯付き(synchronous)及びサーペンチ
ン(serpentine)自動車駆動ベルトを包含す
る種々のタイプのベルト、シール、ゴムロール(rub
ber covered rolls)、ホース及びC
Vブーツに使用することができる。
な耐摩耗性、良好な耐熱性、良好な動的特性及び低温特
性及び良好な強度特性を有する。このような加硫ゴム
は、歯付き(synchronous)及びサーペンチ
ン(serpentine)自動車駆動ベルトを包含す
る種々のタイプのベルト、シール、ゴムロール(rub
ber covered rolls)、ホース及びC
Vブーツに使用することができる。
【0008】
【実施例】下記の実施例は、本発明を説明するものであ
り、本発明の範囲を限定することを意図するものではな
い。すべての部は重量部でありそしてすべての試験法は
特記しない限りASTM法である。
り、本発明の範囲を限定することを意図するものではな
い。すべての部は重量部でありそしてすべての試験法は
特記しない限りASTM法である。
【0009】実施例 表1に示されたコンパウンドを、ゴム練り機で成分を混
合することにより製造した。すべての部は重量部であ
る。表1において、ポリクロロプレンはバイプレン(B
ayprenR)53であり、HNBRは水素化ニトリ
ルゴムセルバン(TherbanR)1767であり、
EVAはエチレン−酢酸ビニルポリマーレバプレン(L
eveprenR)500HVであり、EPDMはエチ
レン−プロピレン−エチリデンノルボルネンポリマーポ
リサー(POLYSARR)EPDM XH 013B
であり、カーボンブラックは、N762と呼ばれるカー
ボンブラクであり、ジフェニルアミンcpdは、バルカ
ノックス(VulkanoxR)DDAであり、重合し
たTDHQはバルカノックスHSであり、ZMB1はバ
ルカノックスZMB−2であり、ペルオキシドはバルカ
ップ(VulcupR)40KEでありそしてTMTM
はテトラメチルチウラムモノスルフイドであった。
合することにより製造した。すべての部は重量部であ
る。表1において、ポリクロロプレンはバイプレン(B
ayprenR)53であり、HNBRは水素化ニトリ
ルゴムセルバン(TherbanR)1767であり、
EVAはエチレン−酢酸ビニルポリマーレバプレン(L
eveprenR)500HVであり、EPDMはエチ
レン−プロピレン−エチリデンノルボルネンポリマーポ
リサー(POLYSARR)EPDM XH 013B
であり、カーボンブラックは、N762と呼ばれるカー
ボンブラクであり、ジフェニルアミンcpdは、バルカ
ノックス(VulkanoxR)DDAであり、重合し
たTDHQはバルカノックスHSであり、ZMB1はバ
ルカノックスZMB−2であり、ペルオキシドはバルカ
ップ(VulcupR)40KEでありそしてTMTM
はテトラメチルチウラムモノスルフイドであった。
【0010】コンパウンドのムーニー粘度(ASTM
D 1646)及びスコーチ時間(ASTM D 16
46)を表1に記録する。試料は、160℃で操作され
るモンサントレオメーター(Monsanto rhe
ometer)(ASTMD 2084)で試験し、デ
ータを表1に示す。
D 1646)及びスコーチ時間(ASTM D 16
46)を表1に記録する。試料は、160℃で操作され
るモンサントレオメーター(Monsanto rhe
ometer)(ASTMD 2084)で試験し、デ
ータを表1に示す。
【0011】コンパウンドを、160℃で分間加熱する
ことにより加硫させた。標準ASTM法を使用して、強
度及び他の加硫ゴム特性を決定しそして結果を表2に記
録した。加硫ゴムを空気中で(ASTM D 573)
及び油中で(ASTM D471)老化させそしてその
特性を決定し、結果を表3に示す。
ことにより加硫させた。標準ASTM法を使用して、強
度及び他の加硫ゴム特性を決定しそして結果を表2に記
録した。加硫ゴムを空気中で(ASTM D 573)
及び油中で(ASTM D471)老化させそしてその
特性を決定し、結果を表3に示す。
【0012】実験#1は、ポリクロロプレンを使用する
対照であった。実験#2及び3は、ポリマーとしてエチ
レン−酢酸ビニルを使用する対照であった。#3ではア
クリル酸亜鉛が存在せず、そして#2ではメタクリル酸
亜鉛が存在している。実験#6は、水素化ニトリルゴム
を使用する対照であった。実験#4及び5は、本発明の
範囲内にありそしてエチレン−酢酸ビニルポリマー+ア
クリル酸亜鉛の使用及びエチレン−酢酸ビニルポリマー
+EPDM+アクリル酸亜鉛の使用を説明する。実験#
4及び5については、引張強度、モジュラス及び伸びの
良好なバランスが達成されること及びこれらの特性は老
化させても十分に保持されていることは明らかである。
対照であった。実験#2及び3は、ポリマーとしてエチ
レン−酢酸ビニルを使用する対照であった。#3ではア
クリル酸亜鉛が存在せず、そして#2ではメタクリル酸
亜鉛が存在している。実験#6は、水素化ニトリルゴム
を使用する対照であった。実験#4及び5は、本発明の
範囲内にありそしてエチレン−酢酸ビニルポリマー+ア
クリル酸亜鉛の使用及びエチレン−酢酸ビニルポリマー
+EPDM+アクリル酸亜鉛の使用を説明する。実験#
4及び5については、引張強度、モジュラス及び伸びの
良好なバランスが達成されること及びこれらの特性は老
化させても十分に保持されていることは明らかである。
【0013】良好な低温柔軟性が示されており、EPD
Mの存在は更なる改良をもたらしそしてtanδにより
示されるように、動的特性は、EPDMも存在している
場合に特に良好である。カーボンブラック(実験#3)
の一部をアクリル酸亜鉛で代替する(実験#4)と、加
硫ゴムの特性が有意に改良される。アクリル酸亜鉛が存
在する場合に達成される改良された特性は意外である。
Mの存在は更なる改良をもたらしそしてtanδにより
示されるように、動的特性は、EPDMも存在している
場合に特に良好である。カーボンブラック(実験#3)
の一部をアクリル酸亜鉛で代替する(実験#4)と、加
硫ゴムの特性が有意に改良される。アクリル酸亜鉛が存
在する場合に達成される改良された特性は意外である。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】本発明の主な特徴及び態様は以下のとおり
である。
である。
【0018】1.エチレン−酢酸ビニルポリマー100
重量部を、補強充填剤0重量部乃至約60重量部、酸化
亜鉛0重量部乃至約15重量部、有機過酸化物約1重量
部乃至約10重量部及びアクリル酸亜鉛約5重量部乃至
約35重量部と混合し、この混合物を約150℃乃至約
180℃で約10分乃至約60分加熱して加硫ゴムを生
成させることを特徴とする、エチレン−酢酸ビニルポリ
マーの加硫方法。
重量部を、補強充填剤0重量部乃至約60重量部、酸化
亜鉛0重量部乃至約15重量部、有機過酸化物約1重量
部乃至約10重量部及びアクリル酸亜鉛約5重量部乃至
約35重量部と混合し、この混合物を約150℃乃至約
180℃で約10分乃至約60分加熱して加硫ゴムを生
成させることを特徴とする、エチレン−酢酸ビニルポリ
マーの加硫方法。
【0019】2.補強充填剤は、約20重量部乃至約4
5重量部の量で使用されるカーボンブラックであり、酸
化亜鉛の量は約5重量部乃至約12重量部であり、有機
過酸化物の量は約4重量部乃至約7重量部であり、そし
てアクリル酸亜鉛の量は約15重量部乃至約25重量部
であることを特徴とする、上記1に記載の方法。
5重量部の量で使用されるカーボンブラックであり、酸
化亜鉛の量は約5重量部乃至約12重量部であり、有機
過酸化物の量は約4重量部乃至約7重量部であり、そし
てアクリル酸亜鉛の量は約15重量部乃至約25重量部
であることを特徴とする、上記1に記載の方法。
【0020】3.エチレン−プロピレン−非共役ジエン
ポリマー約10重量部乃至約50重量部を該エチレン−
酢酸ビニルポリマー約50重量部乃至約90重量部と組
み合わせてポリマー100重量部を得ることを特徴とす
る、上記2に記載の方法。
ポリマー約10重量部乃至約50重量部を該エチレン−
酢酸ビニルポリマー約50重量部乃至約90重量部と組
み合わせてポリマー100重量部を得ることを特徴とす
る、上記2に記載の方法。
【0021】4.該エチレン−プロピレン−非共役ジエ
ンポリマーは、エチレン約45重量%乃至約67重量%
と非共役ジエン約2重量%乃至約6重量%を含有し、残
りはプロピレンであることを特徴とする、上記3に記載
の方法。
ンポリマーは、エチレン約45重量%乃至約67重量%
と非共役ジエン約2重量%乃至約6重量%を含有し、残
りはプロピレンであることを特徴とする、上記3に記載
の方法。
【0022】5.総計100重量部に対して、エチレン
−プロピレン−非共役ジエンポリマーの量は約20重量
部乃至約40重量部であり、そしてエチレン−酢酸ビニ
ルポリマーの量は約60重量部乃至約80重量部である
ことを特徴とする、上記4に記載の方法。
−プロピレン−非共役ジエンポリマーの量は約20重量
部乃至約40重量部であり、そしてエチレン−酢酸ビニ
ルポリマーの量は約60重量部乃至約80重量部である
ことを特徴とする、上記4に記載の方法。
【0023】6.該エチレン−酢酸ビニルポリマーは、
酢酸ビニル約35重量%乃至約85重量%を含有し、残
りはエチレンであることを特徴とする、上記1に記載の
方法。
酢酸ビニル約35重量%乃至約85重量%を含有し、残
りはエチレンであることを特徴とする、上記1に記載の
方法。
【0024】7.該エチレン−酢酸ビニルポリマーは、
酢酸ビニル約40重量%乃至約60重量%を含有し、残
りはエチレンであることを特徴とする、上記2に記載の
方法。
酢酸ビニル約40重量%乃至約60重量%を含有し、残
りはエチレンであることを特徴とする、上記2に記載の
方法。
【0025】8.有機過酸化物を、最後に冷間ゴム練り
機で混合物の残りに加えることを特徴とする、上記1に
記載の方法。
機で混合物の残りに加えることを特徴とする、上記1に
記載の方法。
【0026】9.上記1の方法により製造した加硫ゴ
ム。
ム。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 31/04 LDF 6904−4J
Claims (2)
- 【請求項1】 エチレン−酢酸ビニルポリマー100重
量部を、補強充填剤0重量部乃至約60重量部、酸化亜
鉛0重量部乃至約15重量部、有機過酸化物約1重量部
乃至約10重量部及びアクリル酸亜鉛約5重量部乃至約
35重量部と混合し、この混合物を約150℃乃至約1
80℃で約10分乃至約60分加熱して加硫ゴムを生成
させることを特徴とする、エチレン−酢酸ビニルポリマ
ーの加硫方法。 - 【請求項2】 請求項1の方法により製造した加硫ゴ
ム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US5693A | 1993-01-04 | 1993-01-04 | |
US000056 | 1993-01-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06313047A true JPH06313047A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=21689710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5346945A Pending JPH06313047A (ja) | 1993-01-04 | 1993-12-27 | 改良されたeva加硫ゴム |
Country Status (5)
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---|---|
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JP (1) | JPH06313047A (ja) |
KR (1) | KR940018418A (ja) |
CA (1) | CA2111055A1 (ja) |
DE (1) | DE69324121T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008195906A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Tokai Rubber Ind Ltd | オイルホース |
JP2010109121A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | 誘電膜、およびそれを用いたアクチュエータ、センサ、トランスデューサ |
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CA2338900A1 (en) | 2001-02-28 | 2002-08-28 | Bayer Inc. | Articles for dynamic load applications |
DE102009005060B4 (de) * | 2009-01-19 | 2012-11-22 | Metzeler Technical Rubber Systems Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Flachdichtung |
BR112020008824A2 (pt) | 2017-11-05 | 2020-10-13 | Braskem S.A. | composição de espuma com propriedades aperfeiçoadas e aplicações da mesma |
GB2571701A (en) * | 2017-12-22 | 2019-09-11 | Eaton Intelligent Power Ltd | Rubber composition for a cover layer of a hydraulic hose, hydraulic hose, and method for producing the hydraulic hose |
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US4857571A (en) * | 1988-03-03 | 1989-08-15 | Sartomer Company, Inc. | Prevulcanization retardation of free-radical cured rubber |
JPH02158640A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-19 | Fujikura Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
JPH06179475A (ja) * | 1992-12-11 | 1994-06-28 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 包装体及び包装装置 |
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- 1993-12-22 EP EP93120664A patent/EP0605843B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-27 JP JP5346945A patent/JPH06313047A/ja active Pending
-
1994
- 1994-01-03 KR KR1019940000005A patent/KR940018418A/ko not_active Application Discontinuation
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---|---|
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EP0605843B1 (en) | 1999-03-24 |
DE69324121T2 (de) | 1999-07-29 |
DE69324121D1 (de) | 1999-04-29 |
KR940018418A (ko) | 1994-08-18 |
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