JPH06311096A - 無線データ伝送装置 - Google Patents
無線データ伝送装置Info
- Publication number
- JPH06311096A JPH06311096A JP5093268A JP9326893A JPH06311096A JP H06311096 A JPH06311096 A JP H06311096A JP 5093268 A JP5093268 A JP 5093268A JP 9326893 A JP9326893 A JP 9326893A JP H06311096 A JPH06311096 A JP H06311096A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- channel
- slave
- communication
- slave station
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Abstract
(57)【要約】
【目的】常に親局と子局との高品質な通信を確保し信頼
性を向上する。 【構成】ある子局で送信要求が発生するとチャンネルC
H1 に切換えて親局と通信を開始するが、親局との通信
が不可能なときはチャンネルCH2 に切換えて周囲の子
局に中継要求を送信して中継局にし、その中継局とチャ
ンネルCH2 を使用して無線通信を行う。通信が終了す
ると中継局(子局)はチャンネルCH1 に切換えて親局
と通信を行う。そして親局との通信を終了すると、中継
局はチャンネルCH2 に切換えてある子局と無線通信を
行う。
性を向上する。 【構成】ある子局で送信要求が発生するとチャンネルC
H1 に切換えて親局と通信を開始するが、親局との通信
が不可能なときはチャンネルCH2 に切換えて周囲の子
局に中継要求を送信して中継局にし、その中継局とチャ
ンネルCH2 を使用して無線通信を行う。通信が終了す
ると中継局(子局)はチャンネルCH1 に切換えて親局
と通信を行う。そして親局との通信を終了すると、中継
局はチャンネルCH2 に切換えてある子局と無線通信を
行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレストラン等で
使用される無線注文管理システムや倉庫等で使用される
無線在庫管理システムなどに適用される無線データ伝送
装置に関する。
使用される無線注文管理システムや倉庫等で使用される
無線在庫管理システムなどに適用される無線データ伝送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば無線注文管理システムとしては特
開昭64−88871号公報に見られるものが知られて
いる。これは図7に示すように、伝送ライン1上に無線
機を備えたステーション(ST)21 ,22 、キッチン
プリンタ(KP)31 ,32 及び電子キャッシュレジス
タ(TM)41 ,42 ,43 ,44 をそれぞれ接続する
と共に、ステーション21 ,22 に対してそれぞれ複数
台の無線機を備えたハンディターミナル(HT)51 ,
52 ,…5n 、61 ,62 ,…6n を設けている。
開昭64−88871号公報に見られるものが知られて
いる。これは図7に示すように、伝送ライン1上に無線
機を備えたステーション(ST)21 ,22 、キッチン
プリンタ(KP)31 ,32 及び電子キャッシュレジス
タ(TM)41 ,42 ,43 ,44 をそれぞれ接続する
と共に、ステーション21 ,22 に対してそれぞれ複数
台の無線機を備えたハンディターミナル(HT)51 ,
52 ,…5n 、61 ,62 ,…6n を設けている。
【0003】ステーション21 ,22 にそれぞれフロア
プリンタ21a,22aを接続している。キッチンプリンタ
31 ,32 はそれぞれ異なる厨房に設置している。
プリンタ21a,22aを接続している。キッチンプリンタ
31 ,32 はそれぞれ異なる厨房に設置している。
【0004】これは客からの注文をハンディターミナル
のキー操作により入力すると、注文データがステーショ
ンに無線で送信され、そのステーションで注文データを
管理するとともに注文データが厨房のキッチンプリンタ
に送信され、印字出力されるようになっている。
のキー操作により入力すると、注文データがステーショ
ンに無線で送信され、そのステーションで注文データを
管理するとともに注文データが厨房のキッチンプリンタ
に送信され、印字出力されるようになっている。
【0005】そしてこのシステムではステーションが親
局として機能すると共に各ハンディターミナルが子局と
して機能するようになっており、各子局は共通のチャン
ネルを使用して親局と無線通信を行うようになってい
る。なお、使用される無線機としては使用可能な複数の
チャンネル(10チャンネル程度)が用意されている。
局として機能すると共に各ハンディターミナルが子局と
して機能するようになっており、各子局は共通のチャン
ネルを使用して親局と無線通信を行うようになってい
る。なお、使用される無線機としては使用可能な複数の
チャンネル(10チャンネル程度)が用意されている。
【0006】各子局は1つのチャンネルを共有するた
め、送信前にキャリアセンス信号をチェックして他の子
局がチャンネルを使用していないことを確認してからデ
ータ送信を開始するようになっている。なお、この方式
では他の子局がチャンネルを使用していれば通信が終了
するまで待つことになるが、このシステムの場合通信デ
ータ量が比較的少ないので支障はない。
め、送信前にキャリアセンス信号をチェックして他の子
局がチャンネルを使用していないことを確認してからデ
ータ送信を開始するようになっている。なお、この方式
では他の子局がチャンネルを使用していれば通信が終了
するまで待つことになるが、このシステムの場合通信デ
ータ量が比較的少ないので支障はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなシステムで
は、無線通信を行う関係上高品質な通信回線がサービス
エリア内のあらゆるポイントで常時確保されているとは
限らない。すなわちサービスエリア内の見通しがよく、
障害物が無い状態であればサービスエリア内のあらゆる
ポイントで高品質な通信回線の確保ができるが、現実に
はサービスエリア内には様々なものが配置されており、
また建物の構造が無線通信に対して不利になっていた
り、あるいは顧客の増減により伝搬空間の状態が変化し
たりなど、サービスエリア内に通信状態の悪い場所や場
合によっては通信のできない場所ができる可能性があ
る。
は、無線通信を行う関係上高品質な通信回線がサービス
エリア内のあらゆるポイントで常時確保されているとは
限らない。すなわちサービスエリア内の見通しがよく、
障害物が無い状態であればサービスエリア内のあらゆる
ポイントで高品質な通信回線の確保ができるが、現実に
はサービスエリア内には様々なものが配置されており、
また建物の構造が無線通信に対して不利になっていた
り、あるいは顧客の増減により伝搬空間の状態が変化し
たりなど、サービスエリア内に通信状態の悪い場所や場
合によっては通信のできない場所ができる可能性があ
る。
【0008】またハンディターミナル51 〜5n 、61
〜6n はバッテリ駆動となっているため、電源電圧の低
下があると送信出力が低下し通信距離が短くなるという
問題も発生する。
〜6n はバッテリ駆動となっているため、電源電圧の低
下があると送信出力が低下し通信距離が短くなるという
問題も発生する。
【0009】このようにサービスエリア内に親局に対し
て移動自在な子局を複数設けてデータを無線通信するも
のでは、子局の位置や親局からの距離等により通信品質
が低下し充分な信頼性を確保することができなくなると
いう問題があった。
て移動自在な子局を複数設けてデータを無線通信するも
のでは、子局の位置や親局からの距離等により通信品質
が低下し充分な信頼性を確保することができなくなると
いう問題があった。
【0010】そこで本発明は、常に親局と子局との高品
質な通信が確保でき、信頼性を向上できる無線データ伝
送装置を提供しようとするものである。
質な通信が確保でき、信頼性を向上できる無線データ伝
送装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
有効通信エリア内に固定配置される親局と複数の移動自
在な子局を設けた無線データ伝送装置において、各子局
は、親局と予め決められた特定のチャンネルで無線通信
するとともに中継局となった子局と特定のチャンネルと
は別のチャンネルで無線通信する通信手段と、親局との
無線通信が不可能の時他の子局に中継要求を送信する手
段と、親局との無線通信を行っていない時に他の子局か
ら中継要求があるとその中継要求のあった子局と特定の
チャンネルとは別のチャンネルを使用して無線通信する
と共にその子局からの受信内容に基づいて特定のチャン
ネルを使用して親局と無線通信し、かつ親局からの受信
内容に基づいて別のチャンネルを使用して中継要求のあ
った子局と無線通信する中継局手段を設けたものであ
る。
有効通信エリア内に固定配置される親局と複数の移動自
在な子局を設けた無線データ伝送装置において、各子局
は、親局と予め決められた特定のチャンネルで無線通信
するとともに中継局となった子局と特定のチャンネルと
は別のチャンネルで無線通信する通信手段と、親局との
無線通信が不可能の時他の子局に中継要求を送信する手
段と、親局との無線通信を行っていない時に他の子局か
ら中継要求があるとその中継要求のあった子局と特定の
チャンネルとは別のチャンネルを使用して無線通信する
と共にその子局からの受信内容に基づいて特定のチャン
ネルを使用して親局と無線通信し、かつ親局からの受信
内容に基づいて別のチャンネルを使用して中継要求のあ
った子局と無線通信する中継局手段を設けたものであ
る。
【0012】
【作用】このような構成の発明においては、ある子局が
親局に対して無線通信を行おうとしたとき障害物等によ
り親局との無線通信が不可能であると判断すると、その
子局は周囲の子局に対して中継要求を送信する。これに
より周囲の子局が親局との無線通信を行っていなければ
その子局は中継要求を受け、親局と通信する特定のチャ
ンネルとは別のチャンネルを使用してある子局と無線通
信を行って、親局に送信すべきデータを受取る。そして
ある子局に代わって親局と特定のチャンネルを使用して
無線通信を行い、その通信が終了するとその結果を別の
チャンネルによりある子局に伝える。
親局に対して無線通信を行おうとしたとき障害物等によ
り親局との無線通信が不可能であると判断すると、その
子局は周囲の子局に対して中継要求を送信する。これに
より周囲の子局が親局との無線通信を行っていなければ
その子局は中継要求を受け、親局と通信する特定のチャ
ンネルとは別のチャンネルを使用してある子局と無線通
信を行って、親局に送信すべきデータを受取る。そして
ある子局に代わって親局と特定のチャンネルを使用して
無線通信を行い、その通信が終了するとその結果を別の
チャンネルによりある子局に伝える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、この実施例は本発明をレストランにおける
注文管理システムに適用したものについて述べる。
する。なお、この実施例は本発明をレストランにおける
注文管理システムに適用したものについて述べる。
【0014】図1はシステム全体の構成を示す図で、H
DLC(ハイレベル・データ・リンク・コントロール)
ループ11にデータの集中管理を行うホストコンピュー
タ12、顧客との支払い精算場所に設置されたPOS
(ポイント・オブ・セールス)用キャッシュレジスタ1
3、例えば厨房に設置されたプリンタ14及び親局15
を接続している。
DLC(ハイレベル・データ・リンク・コントロール)
ループ11にデータの集中管理を行うホストコンピュー
タ12、顧客との支払い精算場所に設置されたPOS
(ポイント・オブ・セールス)用キャッシュレジスタ1
3、例えば厨房に設置されたプリンタ14及び親局15
を接続している。
【0015】前記親局15が無線管理するサービスエリ
アSA内にn台の子局161 ,162 ,…16n を設け
ている。
アSA内にn台の子局161 ,162 ,…16n を設け
ている。
【0016】前記各子局161 〜16n はバッテリー駆
動されるハンディ式ターミナルで、キーボードや表示器
を備え、接客係が常時持参し、テーブル位置で顧客から
注文を取ると、その注文をデータとして入力するように
なっている。この各子局161 〜16n には無線機が内
蔵され、前記親局15と特定のチャンネルを使用して無
線通信を行うようになっている。
動されるハンディ式ターミナルで、キーボードや表示器
を備え、接客係が常時持参し、テーブル位置で顧客から
注文を取ると、その注文をデータとして入力するように
なっている。この各子局161 〜16n には無線機が内
蔵され、前記親局15と特定のチャンネルを使用して無
線通信を行うようになっている。
【0017】すなわちこのシステムは各子局161 〜1
6n において注文データを入力すると子局から親局15
に無線で注文データが送信され、親局15は受信した注
文データをHDLCループ11を介してホストコンピュ
ータ12、キャッシュレジスタ13、プリンタ14に知
らせるようになっている。ホストコンピュータ12は店
全体の売上げ等を管理し、キャッシュレジスタ13は顧
客との精算のために顧客毎の売上げデータを管理し、ま
たプリンタ14は顧客の注文を厨房に知らせるために印
字出力する。
6n において注文データを入力すると子局から親局15
に無線で注文データが送信され、親局15は受信した注
文データをHDLCループ11を介してホストコンピュ
ータ12、キャッシュレジスタ13、プリンタ14に知
らせるようになっている。ホストコンピュータ12は店
全体の売上げ等を管理し、キャッシュレジスタ13は顧
客との精算のために顧客毎の売上げデータを管理し、ま
たプリンタ14は顧客の注文を厨房に知らせるために印
字出力する。
【0018】前記親局15と各子局161 〜16n との
無線通信は、中継無しで通信を行う通常の場合は図2に
示すように行うようになっている。
無線通信は、中継無しで通信を行う通常の場合は図2に
示すように行うようになっている。
【0019】すなわち子局161 〜16n は常時は親局
15との通信に使用する特定のチャンネル、すなわちチ
ャンネルCH1 とは別のチャンネルCH2 で待ち受け状
態にあり、この状態において送信要求が発生するとチャ
ンネルをチャンネルCH1 に切換えてキャリアセンスに
より回線の空き状態をチェックする。そしてチャンネル
CH1 が空いていれば回線を接続しチャンネルCH1 を
使用して親局15と無線通信を行う。(通信手段) そして通信が終了すると、再びチャンネルをチャンネル
CH2 に切換えて待ち受け状態となる。
15との通信に使用する特定のチャンネル、すなわちチ
ャンネルCH1 とは別のチャンネルCH2 で待ち受け状
態にあり、この状態において送信要求が発生するとチャ
ンネルをチャンネルCH1 に切換えてキャリアセンスに
より回線の空き状態をチェックする。そしてチャンネル
CH1 が空いていれば回線を接続しチャンネルCH1 を
使用して親局15と無線通信を行う。(通信手段) そして通信が終了すると、再びチャンネルをチャンネル
CH2 に切換えて待ち受け状態となる。
【0020】また、待ち受け状態で中継要求を受信する
と中継処理を行う。
と中継処理を行う。
【0021】また中継を介して通信を行う場合は図3に
示すように行うようになっている。
示すように行うようになっている。
【0022】すなわちある子局がチャンネルCH2 で待
ち受け状態にあるときに送信要求が発生してチャンネル
CH1 に切換えて親局15と通信しようとするが、障害
物等により回線状態が悪く親局15との通信ができない
と判断すると、チャンネルをチャンネルCH2 に戻しキ
ャリアセンスにより回線の空き状態をチェックする。そ
して周囲の子局がチャンネルCH2 で待ち受け状態にあ
ればその子局に対して中継要求を送信した後回線を接続
する。(中継要求の送信手段) 中継局となる子局は、中継要求を受信すると、キャリア
センスにより回線の空き状態をチェックした後回線を接
続する。
ち受け状態にあるときに送信要求が発生してチャンネル
CH1 に切換えて親局15と通信しようとするが、障害
物等により回線状態が悪く親局15との通信ができない
と判断すると、チャンネルをチャンネルCH2 に戻しキ
ャリアセンスにより回線の空き状態をチェックする。そ
して周囲の子局がチャンネルCH2 で待ち受け状態にあ
ればその子局に対して中継要求を送信した後回線を接続
する。(中継要求の送信手段) 中継局となる子局は、中継要求を受信すると、キャリア
センスにより回線の空き状態をチェックした後回線を接
続する。
【0023】こうしてある子局と中継局となる子局とは
チャンネルCH2 を使用して無線通信を行う。(通信手
段) そして通信が終了すると中継局となる子局はチャンネル
をチャンネルCH1 に切換えてキャリアセンスによりチ
ャンネルCH1 の空き状態をチェックし、空いていれば
回線を接続してチャンネルCH1 により親局15と通信
を行う。すなわちある子局から受信したデータを親局1
5に送信する。そして親局15との通信を終了すると、
中継局となる子局はチャンネルをチャンネルCH2 に切
換えてキャリアセンスによりある子局とのチャンネルC
H2 の空き状態をチェックし、空いていれば回線を接続
してある子局とチャンネルCH2 を使用して無線通信を
行う。すなわち親局15から受信したデータをある子局
に送信する。(中継局手段) そしてこの通信が終了するとある子局及び中継局となっ
た子局は再び待ち受け状態となる。
チャンネルCH2 を使用して無線通信を行う。(通信手
段) そして通信が終了すると中継局となる子局はチャンネル
をチャンネルCH1 に切換えてキャリアセンスによりチ
ャンネルCH1 の空き状態をチェックし、空いていれば
回線を接続してチャンネルCH1 により親局15と通信
を行う。すなわちある子局から受信したデータを親局1
5に送信する。そして親局15との通信を終了すると、
中継局となる子局はチャンネルをチャンネルCH2 に切
換えてキャリアセンスによりある子局とのチャンネルC
H2 の空き状態をチェックし、空いていれば回線を接続
してある子局とチャンネルCH2 を使用して無線通信を
行う。すなわち親局15から受信したデータをある子局
に送信する。(中継局手段) そしてこの通信が終了するとある子局及び中継局となっ
た子局は再び待ち受け状態となる。
【0024】また親局15は中継局となる子局との通信
が終了すると再び待ち受け状態となる。
が終了すると再び待ち受け状態となる。
【0025】この無線通信においてある子局は受信した
データが親局15からのものか中継局からのものか区別
することが必要となるが、データフォーマットを図4に
示すように、ビット同期信号、フレーム同期信号、呼出
信号、送信要求元ID番号、中継局ID番号及びデータ
という構成にすれば、送信要求元ID番号及び中継局I
D番号が確定していればある子局は親局15からの返答
であることを判断できる。逆に親局15においても子局
からの直接のデータか中継局からのデータかを判断でき
る。
データが親局15からのものか中継局からのものか区別
することが必要となるが、データフォーマットを図4に
示すように、ビット同期信号、フレーム同期信号、呼出
信号、送信要求元ID番号、中継局ID番号及びデータ
という構成にすれば、送信要求元ID番号及び中継局I
D番号が確定していればある子局は親局15からの返答
であることを判断できる。逆に親局15においても子局
からの直接のデータか中継局からのデータかを判断でき
る。
【0026】また中継局となる子局において中継中に自
己のキーボードからのキー入力があると、図5に示すよ
うに、入力データを一旦バッファに蓄積し、中継が終了
した時点で送信要求を発生するようになる。
己のキーボードからのキー入力があると、図5に示すよ
うに、入力データを一旦バッファに蓄積し、中継が終了
した時点で送信要求を発生するようになる。
【0027】このような構成の実施例においては、図6
に示すように子局16Aが親局15に対してチャンネル
CH1 で直接通信を行おうと試みたところ親局と直接通
信を行うことが困難であると判断すると、チャンネルを
チャンネルCH2 に切換えてチャンネルCH2 で待ち受
け状態ある周囲の子局16B1 ,16B2 ,16B3に
中継要求を送信する。
に示すように子局16Aが親局15に対してチャンネル
CH1 で直接通信を行おうと試みたところ親局と直接通
信を行うことが困難であると判断すると、チャンネルを
チャンネルCH2 に切換えてチャンネルCH2 で待ち受
け状態ある周囲の子局16B1 ,16B2 ,16B3に
中継要求を送信する。
【0028】各子局16B1 〜16B3 は中継要求を受
信すると子局16AとチャンネルCH2 で通信を行い、
子局16Aが親局15に送信すべきデータを受取る。そ
して通信が終了すると各子局16B1 〜16B3 はチャ
ンネルをチャンネルCH1 に切換えて親局15に通信要
求を出力する。
信すると子局16AとチャンネルCH2 で通信を行い、
子局16Aが親局15に送信すべきデータを受取る。そ
して通信が終了すると各子局16B1 〜16B3 はチャ
ンネルをチャンネルCH1 に切換えて親局15に通信要
求を出力する。
【0029】このとき親局15に対して最初に通信要求
を出力した子局のみが親局との通信が可能となる。例え
ば子局16B1 が親局との通信可能となり、親局15に
対して通信を開始する。
を出力した子局のみが親局との通信が可能となる。例え
ば子局16B1 が親局との通信可能となり、親局15に
対して通信を開始する。
【0030】こうして子局16Aから受信したデータを
親局15に送信する。そして子局16Aは親局15から
の返答を受取るとチャンネルをチャンネルCH2 に切換
えて子局16Aと通信を行い親局15からの返答を送信
する。
親局15に送信する。そして子局16Aは親局15から
の返答を受取るとチャンネルをチャンネルCH2 に切換
えて子局16Aと通信を行い親局15からの返答を送信
する。
【0031】このように子局16Aが親局15に対して
障害物等各種事情によって直接通信ができないときには
周囲の子局を中継局にして親局15との通信ができるの
で、常に親局との高品質な通信が確保でき、信頼性を向
上できる。
障害物等各種事情によって直接通信ができないときには
周囲の子局を中継局にして親局15との通信ができるの
で、常に親局との高品質な通信が確保でき、信頼性を向
上できる。
【0032】また子局16Aから中継要求があったとき
には待ち受け状態にある周囲の子局16B1 〜16B3
がすべて子局16Aからのデータを受信し、親局15に
対して送信要求を行うので、子局16B1 〜16B3 の
中で親局との通信が困難な子局があっても通信可能な子
局が選択されて中継局となるので、子局16Aは中継局
を介して確実に親局15と通信ができる。
には待ち受け状態にある周囲の子局16B1 〜16B3
がすべて子局16Aからのデータを受信し、親局15に
対して送信要求を行うので、子局16B1 〜16B3 の
中で親局との通信が困難な子局があっても通信可能な子
局が選択されて中継局となるので、子局16Aは中継局
を介して確実に親局15と通信ができる。
【0033】また例えば子局16B1 において中継中に
キーボードからデータが入力されるとそのデータをバッ
ファに一旦蓄え、その後中継が終了するとチャンネルを
チャンネルCH2 からチャンネルCH1 に切換えて親局
15に送信する。
キーボードからデータが入力されるとそのデータをバッ
ファに一旦蓄え、その後中継が終了するとチャンネルを
チャンネルCH2 からチャンネルCH1 に切換えて親局
15に送信する。
【0034】このように中継局として機能しているとき
であっても本来の子局としての機能を果たすことができ
るので、使い勝手がよく実用性を向上できる。
であっても本来の子局としての機能を果たすことができ
るので、使い勝手がよく実用性を向上できる。
【0035】
【発明の効果】以上、本発明によれば、子局が親局に対
して直接通信することが困難なときには、他の子局を中
継局にして親局と通信ができるので、常に親局と子局と
の高品質な通信が確保でき、信頼性を向上できる。
して直接通信することが困難なときには、他の子局を中
継局にして親局と通信ができるので、常に親局と子局と
の高品質な通信が確保でき、信頼性を向上できる。
【図1】本発明の実施例を示す注文管理システムのブロ
ック図。
ック図。
【図2】同実施例における中継局が無いときの親局と子
局との通信制御を示す流れ図。
局との通信制御を示す流れ図。
【図3】同実施例における中継局を使用したときの親局
と子局との通信制御を示す流れ図。
と子局との通信制御を示す流れ図。
【図4】同実施例における親局と子局との通信データフ
ォーマットを示す図。
ォーマットを示す図。
【図5】同実施例における子局のキー入力処理を示す流
れ図。
れ図。
【図6】同実施例の作用を説明するための図。
【図7】従来の注文管理システムの一例を示すブロック
図。
図。
15…親局 161 〜16n …子局
Claims (1)
- 【請求項1】 有効通信エリア内に固定配置される親局
と複数の移動自在な子局を設けた無線データ伝送装置に
おいて、前記各子局は、前記親局と予め決められた特定
のチャンネルで無線通信するとともに中継局となった子
局と特定のチャンネルとは別のチャンネルで無線通信す
る通信手段と、前記親局との無線通信が不可能の時他の
子局に中継要求を送信する手段と、前記親局との無線通
信を行っていない時に他の子局から中継要求があるとそ
の中継要求のあった子局と特定のチャンネルとは別のチ
ャンネルを使用して無線通信すると共にその子局からの
受信内容に基づいて特定のチャンネルを使用して前記親
局と無線通信し、かつ前記親局からの受信内容に基づい
て別のチャンネルを使用して中継要求のあった子局と無
線通信する中継局手段を設けたことを特徴とする無線デ
ータ伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5093268A JPH06311096A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 無線データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5093268A JPH06311096A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 無線データ伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311096A true JPH06311096A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14077727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5093268A Pending JPH06311096A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 無線データ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06311096A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07245581A (ja) * | 1994-03-02 | 1995-09-19 | Univ Waseda | 移動無線通信方式 |
JPH11154918A (ja) * | 1997-11-20 | 1999-06-08 | Nec Mobile Commun Ltd | 地域防災無線中継移動局 |
JP2005244281A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 電力線通信端末装置、電力線通信方法、電力線通信中継装置及び電力線通信システム |
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1993
- 1993-04-20 JP JP5093268A patent/JPH06311096A/ja active Pending
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