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JPH06307449A - 静圧気体軸受 - Google Patents

静圧気体軸受

Info

Publication number
JPH06307449A
JPH06307449A JP12077593A JP12077593A JPH06307449A JP H06307449 A JPH06307449 A JP H06307449A JP 12077593 A JP12077593 A JP 12077593A JP 12077593 A JP12077593 A JP 12077593A JP H06307449 A JPH06307449 A JP H06307449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
pressure gas
motion
static pressure
gas bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12077593A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohisa Haga
元久 羽賀
Keiichi Kimura
景一 木村
Koichi Koizumi
孝一 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP12077593A priority Critical patent/JPH06307449A/ja
Publication of JPH06307449A publication Critical patent/JPH06307449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/06Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings
    • F16C32/0603Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings supported by a gas cushion, e.g. an air cushion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、微小振動が迅速に減衰さ
れるようにした、静圧気体軸受を提供すること。 【構成】 直線運動または回転運動を行なう運動部材1
3を静圧気体によって浮上させて支持するための静圧気
体軸受10において、固定部材11の運動案内面12と
運動部材13の軸受面14との間に画成される軸受隙間
16が、この軸受隙間内に在る静圧気体の粘性抵抗が作
用する程度に小さく形成されるように、静圧気体軸受1
0を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超精密工作機械,超精
密測定機械等に使用される、直線運動または回転運動を
行なう運動部材を静圧気体によって浮上させて支持する
ための静圧気体軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような静圧気体軸受は、例え
ば図4に示すように、構成されている。図において、静
圧気体軸受1は、固定部材2に形成された運動案内面3
上に、直線運動または回転運動を行なう運動部材4が載
置されている。
【0003】この運動部材4を貫通するように設けられ
た給気管6を介して、この運動案内面3と軸受面5との
間に画成された軸受隙間7に圧力気体を供給し、これに
より、上記運動部材4を浮上させるようにしている。
【0004】ここで、上記給気管6は、その開口部の周
囲に給気溝6aを有している。これによって、給気管6
から排出される圧力気体が周囲に分散されるようになっ
ている。この場合、軸受隙間7は、例えば数μmないし
数十μm程度の寸法d1に設定されている。
【0005】さらに、このように構成された静圧気体軸
受1は、運動部材4の剛性及び運動精度向上のために、
この運動部材4の上下二面に対して設けられる。これに
よって、所謂二面拘束による軸受構造になっている。そ
して、運動部材4は、固定部材2に対して、直接接触に
よる摩擦がないことから、極めて円滑に運動することが
できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の静圧気体軸受1においては、静止時及び動作
時において、運動部材4に、気体圧力の微小変動によっ
て生ぜしめられる微小振動が発生してしまうことがあ
る。
【0007】ここで、運動部材4は、圧力気体によって
浮上しているために、特に、運動停止時における微小振
動が長時間に亘って持続することになる。また、静止時
及び運動時にも、微小振動が発生することになるため、
位置決め精度等が低下してしまう等の問題があった。
【0008】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より、微小振動が迅速に減衰されるようにした、静圧気
体軸受を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、直線運動または回転運動を行なう運動部材を静圧
気体によって浮上させて支持するための静圧気体軸受に
おいて、上記運動部材の軸受面と固定部材側の運動案内
面との間に画成される軸受隙間が、この軸受隙間内に在
る静圧気体の粘性抵抗が作用する程度に小さく形成され
ている、静圧気体軸受により、達成される。
【0010】本発明による装置は、好ましくは、前記軸
受隙間が、固定部材側の運動案内面及び運動部材の軸受
面の表面粗さの20倍よりも小さく選定されている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、軸受隙間が、例えば固定部
材側の運動案内面及び運動部材の軸受面の表面粗さの2
0倍よりも小さく、成形されているために、運動部材が
微小振動を生じた場合には、この軸受隙間内に在る圧力
気体の粘性抵抗によって、この微小振動が迅速に減衰さ
れることになる。また、軸受隙間が小さいことから、軸
受負荷能力が向上し、かつ剛性も向上されることにな
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1ないし
図3を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0013】図1は、本発明による静圧気体軸受の一実
施例を示している。図1において、静圧気体軸受10
は、固定部材11に形成された高精度に仕上げられた運
動案内面12上に、直線運動または回転運動を行なう運
動部材13が載置されている。
【0014】そして、この運動部材13を貫通するよう
に設けられた給気管15を介して、この運動案内面12
と固定部材13の高精度に仕上げられた軸受面14との
間に画成された軸受隙間16に圧力気体を供給すること
より、上記運動部材13を浮上させるようにしている。
ここで、上記給気管15は、その開口部の周囲に給気溝
15aを有している。これによって、給気管15から排
出される圧力気体が周囲に分散されるようになってい
る。
【0015】さらに、このように構成された静圧気体軸
受10は、より具体的には、図2に示すように構成する
ことができる。この例では、たとえば固定部材11が、
支持部材20に固定されていると共に、運動部材13
が、この固定部材11を包囲するように、この固定部材
11に被嵌されている。
【0016】ここで、この固定部材11は、四面が案内
面として高精度に仕上げられている。また、運動部材1
3は、その内側面が、それぞれ固定部材11の案内面1
2に対向する軸受面として、同様に高精度に仕上げられ
ている。さらに、この運動部材13は、その内面の四面
にそれぞれ静圧気体軸受10が備えられており、各静圧
気体軸受10の給気管15が、この運動部材13の外側
面に開口している。
【0017】また、運動部材13は、一体に取り付けら
れた送りナット22が,図式的に示された送りネジ21
に噛合している。したがって、この送りネジ21がモー
タ23によって回転駆動されることにより、運動部材1
3が、固定部材11に沿って、円滑に移動されるように
なっている。この際、この運動部材13は、固定部材1
1に対して、直接接触による摩擦がないことから、極め
て円滑に運動することができるようになっている。
【0018】ここで、本実施例による静圧気体軸受10
の場合には、上記軸受隙間16は、給気管15を介して
導入される圧力気体が粘性抵抗を有する程度に、小さく
選定されている。
【0019】例えば、軸受隙間7は、図3に示すよう
に、固定部材11の運動案内面12及び運動部材13の
軸受面14の表面粗さd2,d3が、それぞれ0.03
μm,0.08μmである場合に、その最大値である
0.08μmの20倍である1.6μmよりも小さく形
成されている。
【0020】これによって、この軸受隙間16内に在る
圧力気体は、粘性抵抗を有することになる。
【0021】本実施例の静圧気体軸受10は、以上のよ
うに構成されており、軸受隙間16内の圧力気体が粘性
抵抗を有しているので、運動部材13が微小振動を生じ
た場合には、この微小振動に対して、圧力気体の粘性抵
抗が作用して、この微小振動を減衰させることになる。
【0022】したがって、例えば、上記圧力気体の圧力
変動等によって微小振動が発生したとしても、この微小
振動は、圧力気体の粘性抵抗によって、迅速に減衰され
ることになる。かくして、位置決め精度等が向上される
こととなる。
【0023】以上のように、この実施例では、軸受隙間
が、例えば固定部材側の運動案内面及び運動部材の軸受
面の表面粗さの20倍よりも小さく、成形されているた
めに、運動部材が微小振動を生じた場合には、この軸受
隙間内に在る圧力気体の粘性抵抗によって、この微小振
動が迅速に減衰されることになる。
【0024】これにより、例えば運動部材の静止時や運
動時に、圧力気体の圧力変動等によって生ずる微小振動
が、迅速に除去されるので、運動部材の運動が安定す
る。したがって、超精密工作機械,超精密測定機械等に
適用した場合に、工作精度,測定精度が向上されること
になる。また、軸受隙間が小さいことから、軸受負荷能
力が向上し、かつ剛性も向上されることになり、高剛性
化が達成されることになる。
【0025】尚、上述した実施例においては、給気溝1
5aを備えた、所謂表面絞り型静圧気体軸受の場合につ
いて説明したが、これに限らず、例えばオリフィス絞り
型,自成絞り型,多孔質絞り型等の種々の形式の静圧気
体軸受に対して、本発明を適用することが可能であるこ
とは、明らかである。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な構成により、微小振動が迅速に減衰されるようにし
た、静圧気体軸受を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静圧気体軸受の一実施例を示す断
面図である。
【図2】図1の静圧気体軸受を組み込んだ構成例を示す
概略斜視図である。
【図3】図1の静圧気体軸受の要部の部分拡大断面図で
ある。
【図4】従来の静圧気体軸受の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 静圧気体軸受 11 固定部材 12 運動案内面 13 運動部材 14 軸受面 15 給気管 16 軸受隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線運動または回転運動を行なう運動部
    材を静圧気体によって浮上させて支持するための静圧気
    体軸受において、 上記運動部材の軸受面と、固定部材側の運動案内面との
    間に画成される軸受隙間が、この軸受隙間内にある静圧
    気体の粘性抵抗が作用する程度に小さく形成されている
    ことを特徴とする、静圧気体軸受。
  2. 【請求項2】 前記軸受隙間が、固定部材側の運動案内
    面及び運動部材の軸受面の表面粗さの20倍よりも小さ
    いことを特徴とする、静圧気体軸受。
JP12077593A 1993-04-23 1993-04-23 静圧気体軸受 Pending JPH06307449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12077593A JPH06307449A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 静圧気体軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12077593A JPH06307449A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 静圧気体軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06307449A true JPH06307449A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14794701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12077593A Pending JPH06307449A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 静圧気体軸受

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JP (1) JPH06307449A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102135137A (zh) * 2010-01-22 2011-07-27 新东工业株式会社 静压轴承装置以及具备静压轴承装置的工作台

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WO2011089752A1 (ja) 2010-01-22 2011-07-28 新東工業株式会社 静圧軸受装置および静圧軸受装置を備えたステージ
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