[go: up one dir, main page]

JPH0630683Y2 - 飾り傘付コルク栓 - Google Patents

飾り傘付コルク栓

Info

Publication number
JPH0630683Y2
JPH0630683Y2 JP14256088U JP14256088U JPH0630683Y2 JP H0630683 Y2 JPH0630683 Y2 JP H0630683Y2 JP 14256088 U JP14256088 U JP 14256088U JP 14256088 U JP14256088 U JP 14256088U JP H0630683 Y2 JPH0630683 Y2 JP H0630683Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cork stopper
adhesive
decorative umbrella
washer
decorative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14256088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0263351U (ja
Inventor
達也 五味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suntory Ltd filed Critical Suntory Ltd
Priority to JP14256088U priority Critical patent/JPH0630683Y2/ja
Publication of JPH0263351U publication Critical patent/JPH0263351U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0630683Y2 publication Critical patent/JPH0630683Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコルクで作られた栓体(以下コルク栓体とい
う)の上面にガラスやプラスチック等で作られた飾り傘
部を接着すると共に、該飾り傘部と前記コルク栓体との
間に環状のワッシャーを挾着した飾り傘付コルク栓に関
するものである。
[考案の概要] 本考案は、コルク栓体の上面にガラスやプラスチック等
で作られた飾り傘部を接着すると共に、該飾り傘部と前
記コルク栓体との間に環状のワッシャーを挾着した飾り
傘付コルク栓において、 前記ワッシャーのコルク栓体との当接面又は飾り傘部と
の当接面の少なくともいずれか一方の面に、接着剤溜り
溝を形成することにより、 前記コルク栓体の上面に飾り傘部を接着するために塗布
した接着剤の余剰分(コルク栓体に飾り傘部を圧接させ
たときに、押出される分)を前記接着剤溜り溝内に溜め
て、余剰塗布接着剤の外部へのはみ出しを防止すること
ができるようにしたものである。
[従来の技術] 飾り傘付コルク栓として第9〜10図に示したように、
コルク栓体101の上面にガラスやプラスチック等で作
られた飾り傘部102を接着剤103で接着すると共
に、前記飾り傘部102と前記コルク栓体101との間
に環状ワッシャー104を挾着したものが知られてい
る。
なお図において、105はコルク栓体101の上面に形
成された凹部、106は飾り傘部102の下面に形成さ
れた凸部であり、環状のワッシャー104を挾着して、
これら凹部105と凸部106を嵌め合わせた状態でコ
ルク栓体101と飾り傘部102は互に接合されるよう
になっている。
[考案が解決しようとする課題] ところで上記従来の飾り傘付コルク栓においては、コル
ク栓体101の上面や飾り傘部102の下面に接着剤1
03を塗布すると共に、環状のワッシャー104を、前
記飾り傘部102の下面に形成した突出部107の外周
に嵌合した状態で飾り傘部の凸部106を前記コルク栓
体101の上面に形成した凹部105に嵌合し、これら
コルク栓体101と飾り傘部102の上,下面を圧接さ
せて、接着剤103で接着する構成になっていたため
に、前記コルク栓体101の上面や飾り傘部102の下
面に塗布した接着剤103の量が多いと、余剰の接着剤
103がワッシャー104とコルク栓体101の間の隙
間等を通って外部にはみ出して、美感を損ねたり、容器
の内容物に落下して溶けて、内容物に悪影響を与えた
り、はみ出した接着剤が固化して密封性を損うという問
題点があった。108は接着剤のはみ出し部である。
本考案は上記の問題点を解決し、接着剤のはみ出しを防
止することのできる飾り傘付コルク栓を提供することを
目的として為されたものである。
[課題を解決するための手段] コルク栓体の上面に飾り傘部を接着すると共に、該飾り
傘部と前記コルク栓体との間に、環状のワッシャーを挾
着した飾り傘付コルク栓において、 前記環状のワッシャーのコルク栓体との当接面又は飾り
傘部との当接面のうちの少なくともいずれか一方の面に
は接着剤溜り溝を設けた。
[作用] 接着剤を塗布して、コルク栓体に飾り傘部を押し付けれ
ば、接着剤の余剰分は外方に向かって押し出されてく
る。そして、ワッシャーの接着剤溜り溝の位置までくる
と、該溝内に侵入して貯溜される。
[実施例] 次に本考案の飾り傘付コルク栓を第1〜8図を参照して
説明する。
第1〜2図において1は本考案の飾り傘付コルク栓であ
り、該コルク栓1は、コルク栓体2と、該コルク栓体2
の上面に接着される飾り傘部3と、該飾り傘部3と前記
コルク栓体2との間に挾着される環状のワッシャー4と
を備えている。
前記コルク栓体2は文字通りコルクで円柱状に形成され
ていて、その上面には円形の凹部5が形成されている。
また飾り傘部3はガラスで作られていて、その下面には
前記凹部5に嵌合する円柱状の凸部6が形成されている
と共に、該凸部6の外周面には略90°の角間隔をもっ
て、4本の回り止め突起7…7が長さ方向(軸心方向)
に一体的に形成されていて、これら回り止め突起7…7
は凸部6を凹部5に嵌合したときに、該凹部5の内周面
に喰い込むようになっている。
また環状のワッシャー4はプラスチックで所定の肉厚の
円板状に作られている。そしてその中央部には前記飾り
傘部3の凸部6よりも大径の孔8が形成されていて、該
孔8に前記凸部6及び、該凸部6の根元部に形成された
接着用の突出部6aを挿入した状態で、コルク栓体2
の上面と飾り傘部3の間に挾着されるようになっている
と共に、コルク栓体2との当接面には接着剤溜り溝9が
形成されている。
従って、コルク栓体2の上面及び凹部5の周面に接着剤
10を塗布して、凹部5に飾り傘部3の凸部6を挿入す
れば、凸部6の外周面に設けた回り止め突起7…7が凹
部5の内周面に喰い込むようにして、これら凹部5と凸
部6の内,外周面は接着剤10によって一体的に接着さ
れる。
そして、凸部6を凹部5に挿入する際に、該凹部5から
押し出されてきた(溢れ出してきた)余剰の接着剤10
はコルク栓体2とワッシャー4の当接面を通って、該ワ
ッシャー4の下面に設けた接着剤溜り溝9に導入される
ことになるのである。
第3〜4図はワッシャー4の第1実施例を示す底面図と
断面図であり、該実施例において、接着剤溜り溝9はコ
ルク栓体2の上面との環状の当接面の内周側に形成され
た多数の放射状の溝11…11と、これら放射状の溝1
1…11に連通させた状態で前記当接面の外周側に形成
された環状溝12とで構成されていて、前記凹部5から
押し出されてきた余剰の接着剤10は放射状の溝11…
11を通って環状溝12に導かれるようになっている。
なお13は前記環状溝12の外周(外方)に位置させた
状態でワッシャー4の下面(コルク栓体2の上面との当
接面側)に形成された円筒状の起立壁であり、該円筒状
の起立壁13内に前記コルク栓体2の上端部が嵌合し、
該コルク栓体2の外周面と起立壁13の内周面が密着す
るようになっている。
第5〜6図はワッシャー4の第2実施例を示す底面図と
断面図であり、該実施例において、接着剤溜り溝9はコ
ルク栓体2の上面との環状の当接面の内,外周の略中央
部に形成された環状溝14と、該環状溝14に連通させ
た状態で前記当接面に形成された多数の放射状の溝15
…とからなっていて、前記凹部5から押し出されてきた
余剰の接着剤10は放射状の溝15…15を通り、その
一部はその途中で環状溝14内に導入されるようになっ
ている。他の構成部分は第1実施例の場合と同様である
ので同一部分には同一符号を付して重複する説明を省略
する。
第7〜8図はワッシャー4の第3実施例を示す底面図と
断面図であり、該実施例において、接着剤溜り溝9はコ
ルク栓体2の上面との当接面に形成された多数の放射状
の溝16…16と、これら放射状の溝16…16の外周
端側と連通させた状態で円筒状の起立壁13の内周面に
形成された縦方向(円周方向と略直交する方向)の溝1
7…17とからなっていて、前記凹部5から押し出され
てきた余剰の接着剤10は放射状の溝16…16を通っ
て縦溝17…17に導入されるようになっている。
なお図面に示す実施例ではワッシャー4のコルク栓体2
との当接面側にのみ接着剤溜り溝9を形成した場合を示
したが、ワッシャー4の飾り傘部3との当接面側に接着
剤溜り溝9を設けても或は両方の面に設けてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の飾り傘付コルク栓は、環状
のワッシャーのコルク栓体との当接面又は飾り傘部との
当接面のうちの少なくといずれか一方の面には接着剤溜
り溝を形成したので、コルク栓体と飾り傘部と接着する
際に塗布した接着剤の余剰分は前記接着剤溜り溝に導
入、貯溜されて、外部へのはみ出しを確実に防止するこ
とができる。
また製造工程で流れ出た接着剤を外から目視できるので
接着剤の量を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の飾り傘付コルク栓の分解断面図、第2
図は組付状態の断面図、第3図はワッシャーの第1実施
例の底面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図
はワッシャーの第2実施例の底面図、第6図は第5図の
VI−VI線断面図、第7図はワッシャーの第3実施例の底
面図、第8図は第7図のVIII−VIII線断面図、第9図は
従来例の分解断面図、第10図は組付状態の断面図であ
る。 1……飾り傘付コルク栓、2……コルク栓体、3……飾
り傘部、4……ワッシャー、9……接着剤溜り溝、10
……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コルク栓体と、該コルク栓体の上面に接着
    される飾り傘部と、該飾り傘部と前記コルク栓体との間
    に挾着される環状のワッシャーとを備えていて、 前記環状のワッシャーのコルク栓体との当接面又は飾り
    傘部との当接面のうちの少なくともいずれか一方の面に
    は接着剤溜り溝を形成したことを特徴とする飾り傘付コ
    ルク栓。
JP14256088U 1988-10-31 1988-10-31 飾り傘付コルク栓 Expired - Fee Related JPH0630683Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14256088U JPH0630683Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 飾り傘付コルク栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14256088U JPH0630683Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 飾り傘付コルク栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0263351U JPH0263351U (ja) 1990-05-11
JPH0630683Y2 true JPH0630683Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=31408624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14256088U Expired - Fee Related JPH0630683Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 飾り傘付コルク栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630683Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4069200B2 (ja) * 2002-01-30 2008-04-02 株式会社吉野工業所 摘み付きコルク栓
JP6516991B2 (ja) * 2014-09-09 2019-05-22 内山工業株式会社 容器用栓及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0263351U (ja) 1990-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0630683Y2 (ja) 飾り傘付コルク栓
JPH0212997Y2 (ja)
JPH0714209Y2 (ja) キャップ付き口栓
JPS62111033U (ja)
JPS63141177U (ja)
JPS6238932Y2 (ja)
JPS62108242U (ja)
JP3118765B2 (ja) 筆記具における軸筒と先口の接続構造
JPS628953U (ja)
JPH01254562A (ja) プラスチック製容器の密栓方法
JPS6177913U (ja)
JPH0532278Y2 (ja)
JPS601816Y2 (ja) 噴霧容器
JPS6213845U (ja)
JPH0634289Y2 (ja) 瓶 栓
JPS5855627Y2 (ja) 磁石式釦型吸着具
JPH0323430B2 (ja)
JPH0211315Y2 (ja)
JPH0329247U (ja)
JPS5854347Y2 (ja) 胴部接合型容器
JPH062589Y2 (ja) 化粧用具
JPS5831799Y2 (ja) 容器用キヤツプのパツキング構造
JPH076119Y2 (ja) 差し込み継手用滑剤容器
JPS63190033U (ja)
JPS5833087Y2 (ja) 密閉具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees