JPH063034Y2 - リフト装置 - Google Patents
リフト装置Info
- Publication number
- JPH063034Y2 JPH063034Y2 JP4285988U JP4285988U JPH063034Y2 JP H063034 Y2 JPH063034 Y2 JP H063034Y2 JP 4285988 U JP4285988 U JP 4285988U JP 4285988 U JP4285988 U JP 4285988U JP H063034 Y2 JPH063034 Y2 JP H063034Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- wire
- ratchet
- drum
- lock wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、リフト装置に関する。すなわち建物等の高所
対象と地上間で、荷物,機材,資材,作業員等を運搬す
るリフト装置に関するものである。
対象と地上間で、荷物,機材,資材,作業員等を運搬す
るリフト装置に関するものである。
「従来の技術」 このようなリフト装置は、起伏可能,伸縮可能な多段式
ブームと、荷物等を積載しブームに沿って昇降されるバ
ケットとを、備えている。
ブームと、荷物等を積載しブームに沿って昇降されるバ
ケットとを、備えている。
そしてそのブームの起伏,伸縮,位置決め方式として
は、従来より各種のものがあるが、最近次の方式のもの
が開発されている。
は、従来より各種のものがあるが、最近次の方式のもの
が開発されている。
すなわち予め高所対象にウインチ装置を取り付け、その
ワイヤを地上のブームとの間に掛け渡した後巻き取り繰
り出すことにより、ブームを適宜起伏,伸縮,位置決め
する方式のものが開発されている。
ワイヤを地上のブームとの間に掛け渡した後巻き取り繰
り出すことにより、ブームを適宜起伏,伸縮,位置決め
する方式のものが開発されている。
「考案が解決しようとする課題」 ところでこの最近の従来例たるリフト装置は、1つのウ
インチ装置でブームの起伏と伸縮とが行え、それまでの
各々専用の装置を要した従来例に比し、構造,操作が簡
単でしかも軽量であり強度,安全面にも優れ、又ワイヤ
のガイドによりセッティング時の位置決めも容易化され
る等の利点を有する半面、次の第1,第2,第3の問題
が指摘されていた。
インチ装置でブームの起伏と伸縮とが行え、それまでの
各々専用の装置を要した従来例に比し、構造,操作が簡
単でしかも軽量であり強度,安全面にも優れ、又ワイヤ
のガイドによりセッティング時の位置決めも容易化され
る等の利点を有する半面、次の第1,第2,第3の問題
が指摘されていた。
すなわちこの最近の従来例にあっては第1に、ブームの
起伏・伸長時、又特に高所対象との間での荷物等の運搬
時において、ウインチ装置のワイヤに、ブーム,バケッ
ト,荷物等,バケットの台車,その水平維持機構,その
他各種部材の重量がかかっている。
起伏・伸長時、又特に高所対象との間での荷物等の運搬
時において、ウインチ装置のワイヤに、ブーム,バケッ
ト,荷物等,バケットの台車,その水平維持機構,その
他各種部材の重量がかかっている。
そこでもしもワイヤの切断そのロックの開放等ウインチ
装置に不具合が発生すると、ブームが急激に短縮され倒
れて大事故につながる危険がある。
装置に不具合が発生すると、ブームが急激に短縮され倒
れて大事故につながる危険がある。
第2に、このようにウインチ装置のワイヤには各種部材
の重量がかかっている。そこでウインチ装置が取り付け
られた高所対象に、破壊等が発生するという指摘があっ
た。すなわち例えば、高所対象たるベランダ,屋上,階
段踊場等の側壁等に力が作用し、損傷,破壊されること
があった。
の重量がかかっている。そこでウインチ装置が取り付け
られた高所対象に、破壊等が発生するという指摘があっ
た。すなわち例えば、高所対象たるベランダ,屋上,階
段踊場等の側壁等に力が作用し、損傷,破壊されること
があった。
第3に、荷物等の運搬の前後において、リフト装置は地
上で準備のため運搬され又撤去のため運搬される。そし
てそのブームは短縮・格納され水平姿勢で運搬される
が、その際基端側ブーム中から格納された先端側ブー
ム,中間ブームが飛び出し・伸長してしまうことがあ
り、運搬に支障が生じ危険でもあった。
上で準備のため運搬され又撤去のため運搬される。そし
てそのブームは短縮・格納され水平姿勢で運搬される
が、その際基端側ブーム中から格納された先端側ブー
ム,中間ブームが飛び出し・伸長してしまうことがあ
り、運搬に支障が生じ危険でもあった。
従来例では、このような点が指摘されていた。
本考案は、このような実情に鑑み上記従来例の問題点を
解決すべくなされたものであって、所定のドラム,伸長
ロックワイヤ,短縮ロックワイヤ,ラチェット装置等を
有してなることにより、第1にウインチ装置にワイヤ切
断等の不具合が発生してもブームが急激に短縮され倒れ
ることはなく、第2に高所対象の側壁等の破壊も防止さ
れ、第3にブームの運搬時における飛び出しもなくな
る、リフト装置を提案することを目的とする。
解決すべくなされたものであって、所定のドラム,伸長
ロックワイヤ,短縮ロックワイヤ,ラチェット装置等を
有してなることにより、第1にウインチ装置にワイヤ切
断等の不具合が発生してもブームが急激に短縮され倒れ
ることはなく、第2に高所対象の側壁等の破壊も防止さ
れ、第3にブームの運搬時における飛び出しもなくな
る、リフト装置を提案することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 この目的を達成する本考案の技術的手段は、次のとおり
である。
である。
このリフト装置は、起伏可能,伸縮可能な多段式ブーム
と、荷物等を積載し該ブームに沿って昇降されるバケッ
トと、高所対象に取り付けられ、該ブームとの間に掛け
渡されたそのワイヤによりブームを起伏,伸縮せしめる
ウインチ装置とを、備えている。
と、荷物等を積載し該ブームに沿って昇降されるバケッ
トと、高所対象に取り付けられ、該ブームとの間に掛け
渡されたそのワイヤによりブームを起伏,伸縮せしめる
ウインチ装置とを、備えている。
そして更に次のドラムと、伸長ロックワイヤおよび短縮
ロックワイヤと、ラチェット装置とを有してなってい
る。
ロックワイヤと、ラチェット装置とを有してなってい
る。
ドラムは、該ブームの基端側ブームに取り付けられてい
る。
る。
伸長ロックワイヤおよび短縮ロックワイヤは、上記ドラ
ムに一端がそれぞれ止着されて互いに逆向きに巻かれ、
かつ該基端側ブームの各所定位置に設けられたシーブを
介し掛け渡されて、他端がそれぞれブームの先端側ブー
ムに止着されている。
ムに一端がそれぞれ止着されて互いに逆向きに巻かれ、
かつ該基端側ブームの各所定位置に設けられたシーブを
介し掛け渡されて、他端がそれぞれブームの先端側ブー
ムに止着されている。
ラチェット装置は、上記ドラムに同軸かつ2個が互いに
逆向きに設けられ、上記伸長ロックワイヤおよび短縮ロ
ックワイヤを介し、該ブームをそれぞれロックするもの
である。
逆向きに設けられ、上記伸長ロックワイヤおよび短縮ロ
ックワイヤを介し、該ブームをそれぞれロックするもの
である。
又請求項2のリフト装置においては次のとおり。
すなわちその短縮ロックワイヤは、該基端側ブームに設
けられたシーブと該先端側ブーム間において、更に中間
ブームの基端部および先端部にそれぞれ設けられたシー
ブを介し掛け渡されている。
けられたシーブと該先端側ブーム間において、更に中間
ブームの基端部および先端部にそれぞれ設けられたシー
ブを介し掛け渡されている。
「作用」 本考案に係るリフト装置は、このような手段よりなるの
で次のごとく作用する。
で次のごとく作用する。
まず高所対象にウインチ装置を取り付け、そのワイヤを
地上のブームとの間に掛け渡した後、巻き取り繰り出す
ことにより、ブームが適宜起伏,伸縮,位置決めされ
る。そしてバケットが昇降して荷物等が高所対象と地上
間で運搬される。
地上のブームとの間に掛け渡した後、巻き取り繰り出す
ことにより、ブームが適宜起伏,伸縮,位置決めされ
る。そしてバケットが昇降して荷物等が高所対象と地上
間で運搬される。
さてここにおいて基端側ブームと先端側ブーム間には、
又請求項2においては更に中間ブームを介し、伸長ロッ
クワイヤと短縮ロックワイヤが掛け渡されている。そし
ていずれか一方のラチェット装置の係合又は双方の係合
により、ブームは適宜、その伸長がロックされるか、短
縮がロックされるか、又は伸縮共にロックされている。
又請求項2においては更に中間ブームを介し、伸長ロッ
クワイヤと短縮ロックワイヤが掛け渡されている。そし
ていずれか一方のラチェット装置の係合又は双方の係合
により、ブームは適宜、その伸長がロックされるか、短
縮がロックされるか、又は伸縮共にロックされている。
従って次の第1,第2,第3のごとくなる。
第1に、もしもウインチ装置にワイヤ切断等の不具合が
発生しても、ブームは係合によりロックされ位置決め固
定されているので、急激に短縮し倒れるようなことはな
い。
発生しても、ブームは係合によりロックされ位置決め固
定されているので、急激に短縮し倒れるようなことはな
い。
第2に、このような係合によるブームのロック・位置決
め固定により、高所対象の側壁等にブームその他各種部
材の重量がかかることはなく、その破壊は防止される。
め固定により、高所対象の側壁等にブームその他各種部
材の重量がかかることはなく、その破壊は防止される。
第3に、準備又は撤去のためのブームの運搬時において
も、このような係合によるロックによりブームは短縮・
格納されて保持され、その飛び出し・伸長もなくなる。
も、このような係合によるロックによりブームは短縮・
格納されて保持され、その飛び出し・伸長もなくなる。
「実施例」 以下本考案を、図面に示すその実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
まずその構成等について、リフト装置の概略、ドラムと
ラチェット装置、伸長ロックワイヤと短縮ロックワイヤ
の順に説明する。
ラチェット装置、伸長ロックワイヤと短縮ロックワイヤ
の順に説明する。
リフト装置は概略次のようになっている。
第3図および第4図は、リフト装置の1例を示す側面図
であり、第3図は荷物等の運搬時の状態を、第4図は地
上におけるそのブーム等の格納時の状態をそれぞれ示し
ている。
であり、第3図は荷物等の運搬時の状態を、第4図は地
上におけるそのブーム等の格納時の状態をそれぞれ示し
ている。
このリフト装置は、起伏可能,伸縮可能な多段式ブーム
1と、荷物等2を積載しブーム1に沿って昇降されるバ
ケット3と、中高層建物4のベランダ5等の高所対象に
取り付けられ、ブーム1との間に掛け渡されたそのワイ
ヤ6によりブーム1を起伏,伸縮せしめるウインチ装置
7とを、備えている。
1と、荷物等2を積載しブーム1に沿って昇降されるバ
ケット3と、中高層建物4のベランダ5等の高所対象に
取り付けられ、ブーム1との間に掛け渡されたそのワイ
ヤ6によりブーム1を起伏,伸縮せしめるウインチ装置
7とを、備えている。
まずブーム1は、基端側ブーム8と、この基端側ブーム
8に対し伸縮可能に取り付けられた中間ブーム9と、こ
の中間ブーム9に対し伸縮可能に取り付けられた先端側
ブーム10とからなっている。このブーム1としては、
入れ子式で梯子式のものが用いられ、図示の3段式のほ
か、中間ブーム9を有さぬ2段式のもの、更には2つの
中間ブーム9を有した4段式のもの、その他の多段式の
ものがある。
8に対し伸縮可能に取り付けられた中間ブーム9と、こ
の中間ブーム9に対し伸縮可能に取り付けられた先端側
ブーム10とからなっている。このブーム1としては、
入れ子式で梯子式のものが用いられ、図示の3段式のほ
か、中間ブーム9を有さぬ2段式のもの、更には2つの
中間ブーム9を有した4段式のもの、その他の多段式の
ものがある。
そして係るブーム1上を台車11が走行される。すなわ
ち台車11は車輪12を備え、その先端にはワイヤ13
の一端が係止され、このワイヤ13は先端側ブーム10
の先端部に設けられたプーリ14、基端側ブーム8の基
端部に設けられたプーリ15を介し、基端側ブーム8に
設けた電動ウインチ16にその他端が連結されている。
そこで電動ウインチ16を駆動してワイヤ13の巻き取
りと繰り出しを行うことにより、台車11はブーム1上
をその先端から基端まで走行されることになる。
ち台車11は車輪12を備え、その先端にはワイヤ13
の一端が係止され、このワイヤ13は先端側ブーム10
の先端部に設けられたプーリ14、基端側ブーム8の基
端部に設けられたプーリ15を介し、基端側ブーム8に
設けた電動ウインチ16にその他端が連結されている。
そこで電動ウインチ16を駆動してワイヤ13の巻き取
りと繰り出しを行うことにより、台車11はブーム1上
をその先端から基端まで走行されることになる。
バケット3はこのような台車11上に、その架台の一端
をピン17により枢着されるとともに、他端を水平維持
機構18の連結杆19により支持されている。この連結
杆19の長さ又は角度を適宜調整することにより、バケ
ット3はブーム1の起伏に係わらず常に水平姿勢を維持
されるようになっている。バケット3は、上面が解放さ
れた箱状をなし、中に荷物等2すなわち荷物,機材,資
材,作業員等が積載される。
をピン17により枢着されるとともに、他端を水平維持
機構18の連結杆19により支持されている。この連結
杆19の長さ又は角度を適宜調整することにより、バケ
ット3はブーム1の起伏に係わらず常に水平姿勢を維持
されるようになっている。バケット3は、上面が解放さ
れた箱状をなし、中に荷物等2すなわち荷物,機材,資
材,作業員等が積載される。
ウインチ装置7は、ベランダ5の側壁20等に枠体21
を介し蝶ねじ22等により取り付け固定される。そして
そのワイヤ6の一端側が、ハンドル23の回動により巻
き取られ又は繰り出され、又このワイヤ6の他端24に
設けられたフック25が、先端側ブーム10の先端に設
けられた係止環26に係止されるようになっている。
を介し蝶ねじ22等により取り付け固定される。そして
そのワイヤ6の一端側が、ハンドル23の回動により巻
き取られ又は繰り出され、又このワイヤ6の他端24に
設けられたフック25が、先端側ブーム10の先端に設
けられた係止環26に係止されるようになっている。
なお図中27は支持脚であり、この下端に揺動自在に接
地板を備えた支持脚27は基端側ブーム8の基端に進退
動可能に装着され、起立したブーム1を地上に支持す
る。
地板を備えた支持脚27は基端側ブーム8の基端に進退
動可能に装着され、起立したブーム1を地上に支持す
る。
図中28はステーであり、このステー28は例えば油圧
シリンダ29を備え、その先端は基端側ブーム8の先端
部にブラケット30を介し枢着され、その基端には自在
接手を介しパッド31が装着されている。そして例えば
油圧シリンダ29を用いた伸縮調整により、起立したブ
ーム1をパッド31を介し地上に安定的に支持するよう
になっている。
シリンダ29を備え、その先端は基端側ブーム8の先端
部にブラケット30を介し枢着され、その基端には自在
接手を介しパッド31が装着されている。そして例えば
油圧シリンダ29を用いた伸縮調整により、起立したブ
ーム1をパッド31を介し地上に安定的に支持するよう
になっている。
また図中32は起伏用車輪であり、この起伏用車輪32
は基端側ブーム8の基端にブラケット33を介し軸着さ
れ、起伏途中のブーム1を地上に保持する。
は基端側ブーム8の基端にブラケット33を介し軸着さ
れ、起伏途中のブーム1を地上に保持する。
図中34は運搬用車輪であり、この運搬用車輪34は基
端側ブーム8にブラケット35を介し枢着され、ブーム
1を地上で走行させて運搬する際に用いられる。又図中
Mは傾斜計である。
端側ブーム8にブラケット35を介し枢着され、ブーム
1を地上で走行させて運搬する際に用いられる。又図中
Mは傾斜計である。
リフト装置は、概略このようになっている。
次にドラムとラチェット装置について述べる。
第1図は、本考案に係るリフト装置の実施例を示す、要
部の側面概略説明図である。第2図は、そのドラム,ラ
チェット等を示す斜視図である。
部の側面概略説明図である。第2図は、そのドラム,ラ
チェット等を示す斜視図である。
ドラム36は、ブラケット37を介し基端側ブーム8に
回動自在に取り付けられている。又このドラム36には
2個のラチェット装置、すなわち伸長ロック用ラチェッ
ト38と短縮ロック用ラチェット39が、同軸にかつ互
いに逆向きに設けられている。
回動自在に取り付けられている。又このドラム36には
2個のラチェット装置、すなわち伸長ロック用ラチェッ
ト38と短縮ロック用ラチェット39が、同軸にかつ互
いに逆向きに設けられている。
伸長ロック用ラチェット38は後述の伸長ロックワイヤ
40を介しブーム1の伸長をロックし、短縮ロック用ラ
チェット39は後述の短縮ロックワイヤ41を介しブー
ム1の短縮をロックする。
40を介しブーム1の伸長をロックし、短縮ロック用ラ
チェット39は後述の短縮ロックワイヤ41を介しブー
ム1の短縮をロックする。
すなわち伸長ロック用ラチェット38は、ドラム36と
同軸のつめ車たるラチェット本体381と、対応してブ
ラケット37に軸着されたラチェット爪382とを備え
ている。そしてこの伸長ロック用ラチェット38のラチ
ェット爪382をラチェット本体381に係合すること
により、ドラム36は伸長ロックワイヤ40を繰り出す
方向例えば反時計方向には回転不能となる。なおこの場
合、反対の時計方向にはラチェット爪382がラチェッ
ト本体381に対し浮き上がって滑るので、ドラム36
は同方向には回転可能である。
同軸のつめ車たるラチェット本体381と、対応してブ
ラケット37に軸着されたラチェット爪382とを備え
ている。そしてこの伸長ロック用ラチェット38のラチ
ェット爪382をラチェット本体381に係合すること
により、ドラム36は伸長ロックワイヤ40を繰り出す
方向例えば反時計方向には回転不能となる。なおこの場
合、反対の時計方向にはラチェット爪382がラチェッ
ト本体381に対し浮き上がって滑るので、ドラム36
は同方向には回転可能である。
又短縮ロック用ラチェット39は、ドラム36と同軸の
つめ車たるラチェット本体391と、対応してブラケッ
ト37に軸着されたラチェット爪392とを備えてい
る。そしてこの短縮ロック用ラチェット39のラチェッ
ト爪392をラチェット本体391に係合することによ
り、ドラム36は短縮ロックワイヤ41を繰り出す方向
例えば時計方向には回転不能となる。なおこの場合反対
方向の反時計方向には、ラチェット爪392がラチェッ
ト本体391に対し浮き上がって滑るので、ドラム36
は同方向には回転可能である。
つめ車たるラチェット本体391と、対応してブラケッ
ト37に軸着されたラチェット爪392とを備えてい
る。そしてこの短縮ロック用ラチェット39のラチェッ
ト爪392をラチェット本体391に係合することによ
り、ドラム36は短縮ロックワイヤ41を繰り出す方向
例えば時計方向には回転不能となる。なおこの場合反対
方向の反時計方向には、ラチェット爪392がラチェッ
ト本体391に対し浮き上がって滑るので、ドラム36
は同方向には回転可能である。
ドラム36と伸長ロック用ラチェット38および短縮ロ
ック用ラチェット39は、このようになっている。
ック用ラチェット39は、このようになっている。
次に伸長ロックワイヤ40と短縮ロックワイヤ41につ
いて述べる。
いて述べる。
まず伸長ロックワイヤ40は、その一端401がドラム
36に止着され、例えば時計方向に巻かれるようになっ
ている。そしてこの伸長ロックワイヤ40は、基端側ブ
ーム8の基端部に設けられたシーブ42を介し掛け渡さ
れ、その他端402が先端側ブーム10の基端に止着さ
れている。
36に止着され、例えば時計方向に巻かれるようになっ
ている。そしてこの伸長ロックワイヤ40は、基端側ブ
ーム8の基端部に設けられたシーブ42を介し掛け渡さ
れ、その他端402が先端側ブーム10の基端に止着さ
れている。
短縮ロックワイヤ41は、その一端401がドラム36
に止着され、例えば反時計方向に巻かれるようになって
いる。そしてこの短縮ロックワイヤ41は、基端側ブー
ム8の先端部に設けられたシーブ43を介した後、中間
ブーム9に基端部および先端部にそれぞれ設けられたシ
ーブ44,シーブ45に順次掛け渡された後、その他端
412が先端側ブーム10の基端に止着されている。
に止着され、例えば反時計方向に巻かれるようになって
いる。そしてこの短縮ロックワイヤ41は、基端側ブー
ム8の先端部に設けられたシーブ43を介した後、中間
ブーム9に基端部および先端部にそれぞれ設けられたシ
ーブ44,シーブ45に順次掛け渡された後、その他端
412が先端側ブーム10の基端に止着されている。
なおブーム1が図示の3段式によらず2段式の場合に
は、短縮ロックワイヤ41はシーブ43を経た後、直接
その他端412が先端側ブーム10の基端に止着され
る。又ブーム1が4段式の場合には、短縮ロックワイヤ
41は、係る複数の中間ブーム9のそれぞれ基端部と先
端部に設けられた各シーブ44,シーブ45間を順次掛
け渡された後、その他端412が先端側ブーム10の基
端に止着される。
は、短縮ロックワイヤ41はシーブ43を経た後、直接
その他端412が先端側ブーム10の基端に止着され
る。又ブーム1が4段式の場合には、短縮ロックワイヤ
41は、係る複数の中間ブーム9のそれぞれ基端部と先
端部に設けられた各シーブ44,シーブ45間を順次掛
け渡された後、その他端412が先端側ブーム10の基
端に止着される。
又伸長ロックワイヤ40と短縮ロックワイヤ41とは、
前述のごとく同一のドラム36に対し逆方向に巻かれる
ようになっている。そこでブーム1が伸長された場合、
伸長ロックワイヤ40が追従して繰り出され、ドラム3
6は反時計方向に回転し、短縮ロックワイヤ41が巻き
取られる。逆にブーム1が短縮された場合、短縮ロック
ワイヤ41が追従して繰り出され、ドラム36は時計方
向に回転し、伸長ロックワイヤ40は巻き取られる。
前述のごとく同一のドラム36に対し逆方向に巻かれる
ようになっている。そこでブーム1が伸長された場合、
伸長ロックワイヤ40が追従して繰り出され、ドラム3
6は反時計方向に回転し、短縮ロックワイヤ41が巻き
取られる。逆にブーム1が短縮された場合、短縮ロック
ワイヤ41が追従して繰り出され、ドラム36は時計方
向に回転し、伸長ロックワイヤ40は巻き取られる。
伸長ロックワイヤ40と短縮ロックワイヤ41は、この
ようになっている。
ようになっている。
以上が構成等の説明である。
以下動作等について説明する。
まず中高層建物4のベランダ5の側壁20にウインチ装
置7を取り付け、セッティングが行われる。
置7を取り付け、セッティングが行われる。
すなわち格納されて地上を運搬用車輪34により走行さ
れて運搬され準備されたブーム1の係止環26に、ウイ
ンチ装置7の繰り出されたワイヤ6のフック25を係止
することにより、ワイヤ6を掛け渡す(第4図参照)。
れて運搬され準備されたブーム1の係止環26に、ウイ
ンチ装置7の繰り出されたワイヤ6のフック25を係止
することにより、ワイヤ6を掛け渡す(第4図参照)。
しかる後短縮ロック用ラチェット39のラチェット爪3
92をラチェット本体391に係合すると、ドラム36
は短縮ロックワイヤ41を繰り出す方向には回転不能と
なる。もって短縮ロックワイヤ41の繰り出しは不能
で、又伸長ロックワイヤ40の巻き取りも不能となり、
ブーム1は短縮のみがロックされ短縮不能となる。
92をラチェット本体391に係合すると、ドラム36
は短縮ロックワイヤ41を繰り出す方向には回転不能と
なる。もって短縮ロックワイヤ41の繰り出しは不能
で、又伸長ロックワイヤ40の巻き取りも不能となり、
ブーム1は短縮のみがロックされ短縮不能となる。
それからワイヤ6をハンドル23の回動により巻き取っ
て行く。するとブーム1は、地上側を起伏用車輪32に
て保持されつつ徐徐に起立するとともに、基端側ブーム
8中から先端側ブーム10、中間ブーム9と引き出され
伸長されて行く。そして先端側ブーム10の先端がベラ
ンダ5の側壁20に対応する位置まで、ワイヤ6にガイ
ドされつつ引き寄せられて、位置決めされる(第3図参
照)。
て行く。するとブーム1は、地上側を起伏用車輪32に
て保持されつつ徐徐に起立するとともに、基端側ブーム
8中から先端側ブーム10、中間ブーム9と引き出され
伸長されて行く。そして先端側ブーム10の先端がベラ
ンダ5の側壁20に対応する位置まで、ワイヤ6にガイ
ドされつつ引き寄せられて、位置決めされる(第3図参
照)。
ここにおいて伸長ロック用ラチェット38のラチェット
爪382はラチェット本体381には係合されていな
い。そこで伸長ロックワイヤ40は、上述のブーム1の
伸長に追従して繰り出され、又短縮ロックワイヤ41は
巻き取られる(第1図参照)。
爪382はラチェット本体381には係合されていな
い。そこで伸長ロックワイヤ40は、上述のブーム1の
伸長に追従して繰り出され、又短縮ロックワイヤ41は
巻き取られる(第1図参照)。
しかる後伸長ロック用ラチェット38も係合してブーム
1の伸長もロックし、更にステー28,支持脚27等の
調整も行われ、ウインチ装置7もロックされる。もって
ブーム1は、ベランダ5側のウインチ装置7のワイヤ6
と地上側の支持脚27およびパッド31との間で、安定
的にロックされ位置決め固定される。
1の伸長もロックし、更にステー28,支持脚27等の
調整も行われ、ウインチ装置7もロックされる。もって
ブーム1は、ベランダ5側のウインチ装置7のワイヤ6
と地上側の支持脚27およびパッド31との間で、安定
的にロックされ位置決め固定される。
このようにしてセッティングが終了すると、バケット3
が台車11により、ブーム1の先端と基端間を昇降さ
れ、荷物等2がベランダ5と地上との間で運搬される。
が台車11により、ブーム1の先端と基端間を昇降さ
れ、荷物等2がベランダ5と地上との間で運搬される。
荷物等2の運搬が終了すると、ブーム1の格納等が行わ
れる。
れる。
すなわちこの作業は前述とは逆に、伸長ロック用ラチェ
ット38のラチェット爪382をラチェット本体381
に係合したままとし、ドラム36は伸長ロックワイヤ4
0を繰り出す方向には回転不能となっている。伸長ロッ
クワイヤ40の繰り出しは不能で、又短縮ロックワイヤ
41の巻き取りも不能でブーム1は伸長がロックされ伸
長不能となっている。
ット38のラチェット爪382をラチェット本体381
に係合したままとし、ドラム36は伸長ロックワイヤ4
0を繰り出す方向には回転不能となっている。伸長ロッ
クワイヤ40の繰り出しは不能で、又短縮ロックワイヤ
41の巻き取りも不能でブーム1は伸長がロックされ伸
長不能となっている。
これとは逆にブーム1の短縮のロックは解除される。す
なわち短縮ロック用ラチェット39のラチェット爪39
2のラチェット本体391との係合を解き、短縮ロック
ワイヤ41は、次に述べるブーム1の短縮に追従して繰
り出され、伸長ロックワイヤ40は巻き取られる。
なわち短縮ロック用ラチェット39のラチェット爪39
2のラチェット本体391との係合を解き、短縮ロック
ワイヤ41は、次に述べるブーム1の短縮に追従して繰
り出され、伸長ロックワイヤ40は巻き取られる。
しかる後ウインチ装置7のロックも解除され、そのワイ
ヤ6が徐徐に繰り出されて行く。又ステー28も短縮さ
れるようにする。するとブーム1は、徐徐に倒れつつ基
端側ブーム8中に中間ブーム9、先端側ブーム10と格
納されて行き短縮される。
ヤ6が徐徐に繰り出されて行く。又ステー28も短縮さ
れるようにする。するとブーム1は、徐徐に倒れつつ基
端側ブーム8中に中間ブーム9、先端側ブーム10と格
納されて行き短縮される。
そしてブーム1は、地上にて水平な姿勢となり(第4図
参照)、ワイヤ6との係合が解かれステー28が基端側
ブーム8に組み付けられると共に、支持脚27を基端側
ブーム8側に退動せしめ、かつ両ロック用ラチェット3
8,39も係合された後、運搬用車輪34により地上を
走行して運搬され撤去される。又ウインチ装置7もベラ
ンダ5から撤去される。
参照)、ワイヤ6との係合が解かれステー28が基端側
ブーム8に組み付けられると共に、支持脚27を基端側
ブーム8側に退動せしめ、かつ両ロック用ラチェット3
8,39も係合された後、運搬用車輪34により地上を
走行して運搬され撤去される。又ウインチ装置7もベラ
ンダ5から撤去される。
さてこのように、伸長ロック用ラチェット38および短
縮ロック用ラチェット39のいずれか一方又は双方の係
合により、ドラム36,伸長ロックワイヤ40,短縮ロ
ックワイヤ41等を介し、ブーム1は適宜、その伸長が
ロックされるか、短縮がロックされるか、又は伸縮共に
ロックされる。
縮ロック用ラチェット39のいずれか一方又は双方の係
合により、ドラム36,伸長ロックワイヤ40,短縮ロ
ックワイヤ41等を介し、ブーム1は適宜、その伸長が
ロックされるか、短縮がロックされるか、又は伸縮共に
ロックされる。
そこで次の第1,第2,第3のごとくなる。
第1に、もしもウインチ装置7にワイヤ6の切断そのロ
ックの解放等の不具合が発生した場合は、次のとおり。
すなわちこの場合もブーム1は、その起伏・伸縮時は一
方の係合により又荷物等2の運搬時は双方の係合によ
り、ロックされ位置決め固定されている。そこでブーム
1が急激に短縮し倒れるようなことはない。
ックの解放等の不具合が発生した場合は、次のとおり。
すなわちこの場合もブーム1は、その起伏・伸縮時は一
方の係合により又荷物等2の運搬時は双方の係合によ
り、ロックされ位置決め固定されている。そこでブーム
1が急激に短縮し倒れるようなことはない。
第2に、このような係合によるブーム1のロック・位置
決め固定により、ウインチ装置7が取り付けられた側壁
20等にブーム1その他各種部材の重量がかかることは
なくなり、その破壊は防止される。
決め固定により、ウインチ装置7が取り付けられた側壁
20等にブーム1その他各種部材の重量がかかることは
なくなり、その破壊は防止される。
第3に、準備又は撤去のためのブーム1の運搬時におい
ても、上記係合によるロックにより、ブーム1は短縮・
格納されて保持され、その飛び出し・伸長もなくなる。
ても、上記係合によるロックにより、ブーム1は短縮・
格納されて保持され、その飛び出し・伸長もなくなる。
以上が動作等の説明である。
「考案の効果」 本考案に係るリフト装置は、以上説明したごとく、所定
のドラム,伸長ロックワイヤ,短縮ロックワイヤ,ラチ
ェット装置等を有してなることにより、次の効果を発揮
する。
のドラム,伸長ロックワイヤ,短縮ロックワイヤ,ラチ
ェット装置等を有してなることにより、次の効果を発揮
する。
第1に、ウインチ装置にワイヤ切断等の不具合が発生し
ても、ブームが急激に短縮され倒れる事故は一掃され、
安全性が著しく向上する。
ても、ブームが急激に短縮され倒れる事故は一掃され、
安全性が著しく向上する。
第2に、ウインチ装置が取り付けられた高所対象たるベ
ランダ,屋上,階段踊場等の側壁等において、その損
傷,破壊が確実に防止される。
ランダ,屋上,階段踊場等の側壁等において、その損
傷,破壊が確実に防止される。
第3に、ブームの運搬時において、基端側ブーム中から
先端側ブーム,中間ブームが飛び出し・伸長してしまう
こともなく、その運搬が容易化するとともに安全性も向
上する。
先端側ブーム,中間ブームが飛び出し・伸長してしまう
こともなく、その運搬が容易化するとともに安全性も向
上する。
このように、この種従来例に存した問題点が一掃される
等、その発揮する効果は顕著にして大なるものがある。
等、その発揮する効果は顕著にして大なるものがある。
第1図は、本考案に係るリフト装置の実施例を示す、要
部の側面概略説明図である。第2図は、そのドラム,ラ
チェット等を示す、斜視図である。第3図および第4図
は、リフト装置の1例を示す側面図であり、第3図は荷
物等の運搬時の状態を、第4図は地上におけるそのブー
ム等の格納時の状態を、それぞれ示している。 1…ブーム 2…荷物等 3…バケット 5…ベランダ(高所対象) 6…ワイヤ 7…ウインチ装置 8…基端側ブーム 9…中間ブーム 10…先端側ブーム 36…ドラム 38…伸長ロック用ラチェット(ラチェット装置) 39…短縮ロック用ラチェット(ラチェット装置) 40…伸長ロックワイヤ 401…一端 402…他端 41…短縮ロックワイヤ 411…一端 412…他端 42…シーブ 43…シーブ 44…シーブ 45…シーブ
部の側面概略説明図である。第2図は、そのドラム,ラ
チェット等を示す、斜視図である。第3図および第4図
は、リフト装置の1例を示す側面図であり、第3図は荷
物等の運搬時の状態を、第4図は地上におけるそのブー
ム等の格納時の状態を、それぞれ示している。 1…ブーム 2…荷物等 3…バケット 5…ベランダ(高所対象) 6…ワイヤ 7…ウインチ装置 8…基端側ブーム 9…中間ブーム 10…先端側ブーム 36…ドラム 38…伸長ロック用ラチェット(ラチェット装置) 39…短縮ロック用ラチェット(ラチェット装置) 40…伸長ロックワイヤ 401…一端 402…他端 41…短縮ロックワイヤ 411…一端 412…他端 42…シーブ 43…シーブ 44…シーブ 45…シーブ
Claims (2)
- 【請求項1】起伏可能,伸縮可能な多段式ブームと、荷
物等を積載し該ブームに沿って昇降されるバケットと、
高所対象に取り付けられ、該ブームとの間に掛け渡され
たそのワイヤによりブームを起伏,伸縮せしめるウイン
チ装置とを、備えたリフト装置において、 該ブームの基端側ブームに取り付けられたドラムと、 上記ドラムに一端がそれぞれ止着されて互いに逆向きに
巻かれ、かつ該基端側ブームの各所定位置に設けられた
シーブを介し掛け渡されて、他端がそれぞれブームの先
端側ブームに止着された、伸長ロックワイヤおよび短縮
ロックワイヤと、 上記ドラムに同軸かつ2個が互いに逆向きに設けられ、
上記伸長ロックワイヤおよび短縮ロックワイヤを介し、
該ブームをそれぞれロックするラチェット装置とを、 有してなることを特徴とするリフト装置。 - 【請求項2】上記短縮ロックワイヤは、該基端側ブーム
に設けられたシーブと該先端側ブーム間において、更に
中間ブームの基端部および先端部にそれぞれ設けられた
シーブを介し掛け渡されてなる、 請求項1記載のリフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4285988U JPH063034Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | リフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4285988U JPH063034Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | リフト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147396U JPH01147396U (ja) | 1989-10-12 |
JPH063034Y2 true JPH063034Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31269260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4285988U Expired - Lifetime JPH063034Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | リフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063034Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108116998A (zh) * | 2018-02-02 | 2018-06-05 | 广西壮族自治区环境监测中心站 | 一种支流沉积物采样支架 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP4285988U patent/JPH063034Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01147396U (ja) | 1989-10-12 |
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