JPH0630312B2 - 磁場中圧縮成形用金型 - Google Patents
磁場中圧縮成形用金型Info
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- JPH0630312B2 JPH0630312B2 JP59095972A JP9597284A JPH0630312B2 JP H0630312 B2 JPH0630312 B2 JP H0630312B2 JP 59095972 A JP59095972 A JP 59095972A JP 9597284 A JP9597284 A JP 9597284A JP H0630312 B2 JPH0630312 B2 JP H0630312B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0253—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing permanent magnets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、樹脂結合型ラジアル異方性希土類磁石の磁場
中圧縮成形用金型の構造に関する。
中圧縮成形用金型の構造に関する。
従来、ラジアル異方性を有する樹脂結合型希土類圧縮成
形磁石を製作するにあたっては、第１図のように互に反
発する磁場を発生する２個のコイル４，５に、磁性体材
料よりなるコア１，２，同じく磁性体材料よりなるダイ
ス３を組み合せ圧縮成形用金型として用い前記のコア
１，２、及びダイス３からなる型内部に放射状のラジア
ル配向磁場を発生させ磁場中圧縮成形をした。
形磁石を製作するにあたっては、第１図のように互に反
発する磁場を発生する２個のコイル４，５に、磁性体材
料よりなるコア１，２，同じく磁性体材料よりなるダイ
ス３を組み合せ圧縮成形用金型として用い前記のコア
１，２、及びダイス３からなる型内部に放射状のラジア
ル配向磁場を発生させ磁場中圧縮成形をした。
しかし、この方法では磁場を加える時に型内部に充填し
た樹脂結合型希土類磁石粉末８が、前記型より外部にこ
ぼれないようにするため、あらかじめダイス３に、非磁
性材料よりなるパンチ６，７の先端部を、挿入した状態
で磁場を加えていた。このため、ダイス３の端面部の長
さに比較して前記磁石粉末８と接する部分の長さが小さ
くなり、よって全体の磁場に比較して、直接前記磁石粉
末８に作用する磁場が低くなるという欠点があった。
た樹脂結合型希土類磁石粉末８が、前記型より外部にこ
ぼれないようにするため、あらかじめダイス３に、非磁
性材料よりなるパンチ６，７の先端部を、挿入した状態
で磁場を加えていた。このため、ダイス３の端面部の長
さに比較して前記磁石粉末８と接する部分の長さが小さ
くなり、よって全体の磁場に比較して、直接前記磁石粉
末８に作用する磁場が低くなるという欠点があった。
〔目的〕 本発明は、このような問題を解決するためのもので、そ
の目的とするところは一部品を変更するのみで、放射状
に発生させたラジアル配向磁場の全てを、型内部に充填
した磁石粉末に作用させることができる磁場中圧縮成形
用金型を提供することにある。
の目的とするところは一部品を変更するのみで、放射状
に発生させたラジアル配向磁場の全てを、型内部に充填
した磁石粉末に作用させることができる磁場中圧縮成形
用金型を提供することにある。
本考案の磁場中圧縮成形用金型は、磁性体材料よりなる
ダイスの両側面に、あらかじめパンチ先端部に挿入長さ
に相当する厚みの透磁率μ＝1.05以下の非磁性材料より
なる金属板をネジ止メにより固定して層状にしたことを
特徴とする。
ダイスの両側面に、あらかじめパンチ先端部に挿入長さ
に相当する厚みの透磁率μ＝1.05以下の非磁性材料より
なる金属板をネジ止メにより固定して層状にしたことを
特徴とする。
以下、実施例にもとづき詳細に説明する。
第２図は本実施例の断面図であり、先ず上シリンダー２
６を作動させ、非磁性材料よりなる上パンチ１６，強磁
性体材料であり金型としての硬さを持った材料よりなる
上コア１１，強磁性体材料よりなる磁気回路２４を引き
上げ、前記上コアと同材質の下コ１２と、強磁性体材料
であり金型としての硬度，強度を持った材料、例えば合
金工具鋼ＳＫＤ１１を熱処理して硬度を持たせたダイス
１３と、前記上パンチと同材質よりなる下パンチ１７と
に囲まれた空間に樹脂結合型希土類磁石粉末１８を充填
する。この時、ダイス１３の両側面には、あらじめ上パ
ンチ１６及び下パンチ１７先端部の挿入長さに相当する
厚さの上非磁性板材２２と、下非磁性板材２２、例えば
透磁率μ＝1.05以下の非磁性材料であるオーステナイト
系ステンレス鋼，工具鋼であるステライトなどを、同じ
く非磁性材料よりなる上止メネジ２０及び下止メネジ２
１により固定して置く。
６を作動させ、非磁性材料よりなる上パンチ１６，強磁
性体材料であり金型としての硬さを持った材料よりなる
上コア１１，強磁性体材料よりなる磁気回路２４を引き
上げ、前記上コアと同材質の下コ１２と、強磁性体材料
であり金型としての硬度，強度を持った材料、例えば合
金工具鋼ＳＫＤ１１を熱処理して硬度を持たせたダイス
１３と、前記上パンチと同材質よりなる下パンチ１７と
に囲まれた空間に樹脂結合型希土類磁石粉末１８を充填
する。この時、ダイス１３の両側面には、あらじめ上パ
ンチ１６及び下パンチ１７先端部の挿入長さに相当する
厚さの上非磁性板材２２と、下非磁性板材２２、例えば
透磁率μ＝1.05以下の非磁性材料であるオーステナイト
系ステンレス鋼，工具鋼であるステライトなどを、同じ
く非磁性材料よりなる上止メネジ２０及び下止メネジ２
１により固定して置く。
つぎに上シリンダー２６を作動させ、上コア１１及び上
磁気回路２４を下げ、さらに上パンチ１６を前記のダイ
ス１３に上非磁性板材２２の厚さ分挿入する。ここで上
コイル１４と下コイル１５に通電し互に反発する磁場を
発生し、前記空間部に磁力線１９による放射状のラジア
ル配向磁場を発生させ、樹脂結合型希土類磁石粉末１８
にラジアル磁気異方性を持たせ、前記の上シリンダー２
６を作動させ加圧成形する。この状態で上コイル１４
と、下コイル１５に先程と逆方向に所定の電流を流し、
配向時と逆方向の磁力線を発生させ、前記の加圧成形さ
れた磁石を減磁する。つぎに上シリンダー２６により、
上パンチ１６，上コア１１，上磁気回路２４を引き上
げ、さらに下シリンダー２７を作動させ、加圧成形され
た樹脂結合型希土類磁石を下パンチ１７により、ダイス
１３より押し出し、除材し一工程を終了する。第３図
に、ダイス内径２０mm，コア外径１７mm，ダイス端面部
長さ８mmで上パンチ，下パンチの挿入部各１mmの時の本
実施例によるダイス磁性材長さ６mmの時のコイル電流と
発生磁場との関係をに、従来技術の８mmの時の関係を
に示す。本実施例では、ダイス両側面の非磁性材料に
よる金属をそれぞれ上下別々にネジ止メして固定してい
るが１本のネジで上下を固定しても良くまた、溶接、圧
接等でも同様の効果が得られる。
磁気回路２４を下げ、さらに上パンチ１６を前記のダイ
ス１３に上非磁性板材２２の厚さ分挿入する。ここで上
コイル１４と下コイル１５に通電し互に反発する磁場を
発生し、前記空間部に磁力線１９による放射状のラジア
ル配向磁場を発生させ、樹脂結合型希土類磁石粉末１８
にラジアル磁気異方性を持たせ、前記の上シリンダー２
６を作動させ加圧成形する。この状態で上コイル１４
と、下コイル１５に先程と逆方向に所定の電流を流し、
配向時と逆方向の磁力線を発生させ、前記の加圧成形さ
れた磁石を減磁する。つぎに上シリンダー２６により、
上パンチ１６，上コア１１，上磁気回路２４を引き上
げ、さらに下シリンダー２７を作動させ、加圧成形され
た樹脂結合型希土類磁石を下パンチ１７により、ダイス
１３より押し出し、除材し一工程を終了する。第３図
に、ダイス内径２０mm，コア外径１７mm，ダイス端面部
長さ８mmで上パンチ，下パンチの挿入部各１mmの時の本
実施例によるダイス磁性材長さ６mmの時のコイル電流と
発生磁場との関係をに、従来技術の８mmの時の関係を
に示す。本実施例では、ダイス両側面の非磁性材料に
よる金属をそれぞれ上下別々にネジ止メして固定してい
るが１本のネジで上下を固定しても良くまた、溶接、圧
接等でも同様の効果が得られる。
以上述べたように、本発明は、磁性体材料よりなるダイ
スの両側面に非磁性体よりなる金属板を層状になるよう
に取り付けたので、従来、上下パンチ挿入分の長さだけ
厚くなっていたダイスが薄くなり、磁性体よりなるコア
を利用して樹脂結合型ラジアル異方性圧縮成形希土類磁
石を磁場中圧縮成形する金型において、前記樹脂結合型
希土類磁石粉末に作用する配向磁場が向上する効果を有
する。成形条件を変えることなく配向磁場を向上させる
時に非常に有効であり、また従来と同等の配向磁場で成
形する場合は、上・下コイルに通電する電流を少なくす
ることができるため電流によるコイルの発熱が少くな
り、また電源設備を小さくすることができるため設備費
を安くできる効果も有する。
スの両側面に非磁性体よりなる金属板を層状になるよう
に取り付けたので、従来、上下パンチ挿入分の長さだけ
厚くなっていたダイスが薄くなり、磁性体よりなるコア
を利用して樹脂結合型ラジアル異方性圧縮成形希土類磁
石を磁場中圧縮成形する金型において、前記樹脂結合型
希土類磁石粉末に作用する配向磁場が向上する効果を有
する。成形条件を変えることなく配向磁場を向上させる
時に非常に有効であり、また従来と同等の配向磁場で成
形する場合は、上・下コイルに通電する電流を少なくす
ることができるため電流によるコイルの発熱が少くな
り、また電源設備を小さくすることができるため設備費
を安くできる効果も有する。
第１図は従来技術、第２図は本発明による実施例を、第
３図はラジアル配向磁場をそれぞれ示す図である。 １……上コア、２……下コア ３……ダイス、４……上コイル ５……下コイル、６……上パンチ ７……下パンチ、８……磁石粉末 ９……磁力線、１１……上コア １２……下コア、１３……ダイス １４……上コイル、１５……下コイル １６……上パンチ、１７……下パンチ １８……磁石粉末、１９……磁力線 ２０……上止メネジ、２１……下止メネジ ２２……上非磁性板材 ２３……下非磁性板材、２４……上磁気回路 ２５……下磁気回路、２６……上シリンダー ２７……下シリンダー ａ……本実施例による発生磁場 ｂ……従来技術による発生磁場
３図はラジアル配向磁場をそれぞれ示す図である。 １……上コア、２……下コア ３……ダイス、４……上コイル ５……下コイル、６……上パンチ ７……下パンチ、８……磁石粉末 ９……磁力線、１１……上コア １２……下コア、１３……ダイス １４……上コイル、１５……下コイル １６……上パンチ、１７……下パンチ １８……磁石粉末、１９……磁力線 ２０……上止メネジ、２１……下止メネジ ２２……上非磁性板材 ２３……下非磁性板材、２４……上磁気回路 ２５……下磁気回路、２６……上シリンダー ２７……下シリンダー ａ……本実施例による発生磁場 ｂ……従来技術による発生磁場
Claims (1)
- 【請求項１】磁性体材料よりなるダイスと磁性体材料よ
りなるコアと非磁性材料からなるパンチとからなり、樹
脂結合型ラジアル異方性希土類磁石の磁場中圧縮成形に
用いる磁場中圧縮成形用金型において、前記ダイスの磁
性体材料部分の厚さが前記ダイスと前記コアと前記パン
チに囲まれた磁石粉末充填部の厚さと等しくなるよう前
記ダイスの両端面に非磁性材料よりなる金属板を固定し
たことを特徴とする磁場中圧縮成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59095972A JPH0630312B2 (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 磁場中圧縮成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59095972A JPH0630312B2 (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 磁場中圧縮成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60240112A JPS60240112A (ja) | 1985-11-29 |
| JPH0630312B2 true JPH0630312B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=14152088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59095972A Expired - Lifetime JPH0630312B2 (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 磁場中圧縮成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630312B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02275609A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-11-09 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 磁場成形金型 |
| JPH0628215B2 (ja) * | 1989-04-24 | 1994-04-13 | 富士電気化学株式会社 | ラジアル配向磁石の製造方法 |
| CN109923629A (zh) * | 2016-11-09 | 2019-06-21 | Tdk株式会社 | 稀土磁铁的制造方法 |
| CN110783093B (zh) * | 2019-12-17 | 2025-02-14 | 西南应用磁学研究所 | 一种制备高取向钐钴永磁体的装置及方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57148567A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-13 | Hitachi Metals Ltd | Cylindrical magnet and manufacture thereof |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP59095972A patent/JPH0630312B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60240112A (ja) | 1985-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |