JPH06300261A - ガス灯点火・着火装置 - Google Patents
ガス灯点火・着火装置Info
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- JPH06300261A JPH06300261A JP9144893A JP9144893A JPH06300261A JP H06300261 A JPH06300261 A JP H06300261A JP 9144893 A JP9144893 A JP 9144893A JP 9144893 A JP9144893 A JP 9144893A JP H06300261 A JPH06300261 A JP H06300261A
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Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】燃焼ガス吹き出しノズルが金属であることによ
る問題を解決し、しかも安全装置として応答感知性能に
優れたフレームロッドが使用でき、マントル内にスパー
クロッド、フレームロッドの各先端を貫通装備しない方
式のガス灯点火・着火装置を提供する。 【構成】内側空洞部で燃焼用ガスを燃焼させる1個ある
いは2個以上の下向きマントルと、上記マントルの内側
空洞部へ上記燃焼用ガスとしての燃料ガスと空気とを供
給する燃焼用ガス供給手段8と、上記燃焼用ガスに点火
・着火させる点火・着火手段5と、上記燃焼用ガスの放
出を防止するための安全装置を備えたガス灯点火・着火
装置において、上記燃焼用ガスに点火・着火させる点火
・着火手段として、上記マントル4の近傍に、点火・着
火手段5と安全装置6とを備えた補助燃焼用バーナ20
を設ける。
る問題を解決し、しかも安全装置として応答感知性能に
優れたフレームロッドが使用でき、マントル内にスパー
クロッド、フレームロッドの各先端を貫通装備しない方
式のガス灯点火・着火装置を提供する。 【構成】内側空洞部で燃焼用ガスを燃焼させる1個ある
いは2個以上の下向きマントルと、上記マントルの内側
空洞部へ上記燃焼用ガスとしての燃料ガスと空気とを供
給する燃焼用ガス供給手段8と、上記燃焼用ガスに点火
・着火させる点火・着火手段5と、上記燃焼用ガスの放
出を防止するための安全装置を備えたガス灯点火・着火
装置において、上記燃焼用ガスに点火・着火させる点火
・着火手段として、上記マントル4の近傍に、点火・着
火手段5と安全装置6とを備えた補助燃焼用バーナ20
を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス灯点火・着火装
置、特にガス灯マントルが下向きにセットされるダウン
ライト型のガス灯マントル用バーナ点火・着火装置に関
するものである。
置、特にガス灯マントルが下向きにセットされるダウン
ライト型のガス灯マントル用バーナ点火・着火装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス灯はマントルと呼ばれる絹・人絹・
ラミ等の繊維に化学薬品を含浸させた格子布製キャップ
に、ガスの炎を当てて化学反応を起こして白熱を発する
ものである。
ラミ等の繊維に化学薬品を含浸させた格子布製キャップ
に、ガスの炎を当てて化学反応を起こして白熱を発する
ものである。
【0003】現在、このガス灯はマントルの向きにより
上向型(アップライト型)と下向型(ダウンライト型)
とがあり、通常1〜3個のマントルを用いて1つのガス
灯を構成している。
上向型(アップライト型)と下向型(ダウンライト型)
とがあり、通常1〜3個のマントルを用いて1つのガス
灯を構成している。
【0004】図3に従来のダウンライト型ガス灯点火・
着火装置模式斜視図を示す。図4は図3の部分断面図で
ある。図3及び図4に示すように、従来のダウンライト
型ガス灯はステンレス製の例えば、3マントル式バーナ
1が内部にガス流路を有するマニホールド2と、燃焼用
ガス吹出し孔ノズル3とを有して設けられ、3つの吹出
しノズル3にはそれぞれマントル4が下向きに付設され
ている。それぞれのマントル4内には先端を貫通した点
火・着火装置としてのスパークロッド5、立消え防止等
の安全装置としてのフレームロッド6が設けられてい
る。図3には1個のマントル4に対する1組のスパーク
ロッド5、フレームロッド6のみを示した。中空のマニ
ホールド2内への燃焼ガスはガスノズル10を介して燃
料ガスが送り込まれ、空気孔9からの空気と混合して作
られる。8は燃焼用ガス供給管である。マニホールド2
の上部中央から上へ突出した棒はステンレス製のバーナ
固定棒12である。ガスノズル10を有する管は図5に
示したガス灯配管図に示されたガス弁13a、ガバナ1
4、ガス圧孔13bを備えたガス灯配管に接続される。
ガス弁13aは開閉が自由な電磁弁、ガバナ14はガス
圧自動調整器、ガス圧孔13bはガス圧測定孔である。
着火装置模式斜視図を示す。図4は図3の部分断面図で
ある。図3及び図4に示すように、従来のダウンライト
型ガス灯はステンレス製の例えば、3マントル式バーナ
1が内部にガス流路を有するマニホールド2と、燃焼用
ガス吹出し孔ノズル3とを有して設けられ、3つの吹出
しノズル3にはそれぞれマントル4が下向きに付設され
ている。それぞれのマントル4内には先端を貫通した点
火・着火装置としてのスパークロッド5、立消え防止等
の安全装置としてのフレームロッド6が設けられてい
る。図3には1個のマントル4に対する1組のスパーク
ロッド5、フレームロッド6のみを示した。中空のマニ
ホールド2内への燃焼ガスはガスノズル10を介して燃
料ガスが送り込まれ、空気孔9からの空気と混合して作
られる。8は燃焼用ガス供給管である。マニホールド2
の上部中央から上へ突出した棒はステンレス製のバーナ
固定棒12である。ガスノズル10を有する管は図5に
示したガス灯配管図に示されたガス弁13a、ガバナ1
4、ガス圧孔13bを備えたガス灯配管に接続される。
ガス弁13aは開閉が自由な電磁弁、ガバナ14はガス
圧自動調整器、ガス圧孔13bはガス圧測定孔である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3及び図4に示した
方式の従来のダウンライト式のガス灯は、フレームロッ
ド式を安全装置として装備する場合、「フレームロッド
6→ガスの炎→ノズル」の間で電流路が閉成され、ガス
の炎の有無による電流路の開閉によって炎の立ち消えな
どを検出している。そのため、ノズル(吹出し)側へ電
流を流すためベースの吹出し孔ノズル3は金属製である
ことが条件であるが、通常燃焼用ガス吹出し孔ノズル3
は炎により1000〜1200℃程度まで上昇するた
め、酸化され絶縁性を帯びると共にノズル3の強度を劣
化させ、金属破壊の問題を発生させた。その金属破壊は
そのノズルに対応するマントル底に図4に示す複数の酸
化物片11を落下・堆積させることになるので、この酸
化物片11が多量になるとその重量に耐えられず、マン
トル破壊の問題も生じた。
方式の従来のダウンライト式のガス灯は、フレームロッ
ド式を安全装置として装備する場合、「フレームロッド
6→ガスの炎→ノズル」の間で電流路が閉成され、ガス
の炎の有無による電流路の開閉によって炎の立ち消えな
どを検出している。そのため、ノズル(吹出し)側へ電
流を流すためベースの吹出し孔ノズル3は金属製である
ことが条件であるが、通常燃焼用ガス吹出し孔ノズル3
は炎により1000〜1200℃程度まで上昇するた
め、酸化され絶縁性を帯びると共にノズル3の強度を劣
化させ、金属破壊の問題を発生させた。その金属破壊は
そのノズルに対応するマントル底に図4に示す複数の酸
化物片11を落下・堆積させることになるので、この酸
化物片11が多量になるとその重量に耐えられず、マン
トル破壊の問題も生じた。
【0006】燃焼用ガス吹出し孔ノズル(チップ)3の
材質が金属であることによる上記酸化物片堆積の問題を
解決するため、図6に示すようにそのノズルチップ3a
の材質をセラミック(絶縁体)に代えることも可能であ
るが、そうすると上述したガスの炎を介しての電流はセ
ラミックを流れなくなるため、炎の立ち消えなどの検出
ができなくなり、安全装置として優れたフレームロッド
式(炎電流感知式であるから、感度が高く炎の有無をす
ばやく検知できる)は用いることができない。
材質が金属であることによる上記酸化物片堆積の問題を
解決するため、図6に示すようにそのノズルチップ3a
の材質をセラミック(絶縁体)に代えることも可能であ
るが、そうすると上述したガスの炎を介しての電流はセ
ラミックを流れなくなるため、炎の立ち消えなどの検出
ができなくなり、安全装置として優れたフレームロッド
式(炎電流感知式であるから、感度が高く炎の有無をす
ばやく検知できる)は用いることができない。
【0007】図7はマニホールド2及び燃焼用ガス吹出
し孔ノズル3がいずれも鉄製である従来装置であって、
スパークロッド5の先端をマニホールド2の裏面近傍に
なるように配した場合で、そのマニホールド2の裏面で
スパークロッド5を点火し、その火花5aでマントル内
に送られた燃焼ガスを点火・着火する。一方フレームロ
ッド6の先端は図3に示した装置の場合と同様にマント
ル4内に挿入したものである。図中、DETは電流検出
器を示す。この例でも上述のマントル破壊の問題を生じ
た。
し孔ノズル3がいずれも鉄製である従来装置であって、
スパークロッド5の先端をマニホールド2の裏面近傍に
なるように配した場合で、そのマニホールド2の裏面で
スパークロッド5を点火し、その火花5aでマントル内
に送られた燃焼ガスを点火・着火する。一方フレームロ
ッド6の先端は図3に示した装置の場合と同様にマント
ル4内に挿入したものである。図中、DETは電流検出
器を示す。この例でも上述のマントル破壊の問題を生じ
た。
【0008】そこで、本発明は上記欠点を考慮してマン
トルを取り付ける燃焼ガス吹出しノズル(ノズルチッ
プ)が金属であることによる問題を解決し、しかも安全
装置として応答感知性能に優れたフレームロッドが使用
でき、マントル内にスパークロッド、フレームロッドの
各先端を貫通せずマントルの長寿命化を図るガス灯点火
・着火装置を提供することを目的とする。
トルを取り付ける燃焼ガス吹出しノズル(ノズルチッ
プ)が金属であることによる問題を解決し、しかも安全
装置として応答感知性能に優れたフレームロッドが使用
でき、マントル内にスパークロッド、フレームロッドの
各先端を貫通せずマントルの長寿命化を図るガス灯点火
・着火装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、内側空洞部で燃焼用ガスを燃焼させる1個あるいは
2個以上の下向きマントルと、前記マントルの内側空洞
部へ前記燃焼用ガスとしての燃料ガスと空気とを供給す
る燃焼用ガス供給手段と、前記燃焼用ガスに点火・着火
させる点火・着火手段と、前記燃焼用ガスの放出を防止
するための安全装置を備えたガス灯点火・着火装置にお
いて、前記燃焼用ガスに点火・着火させる点火・着火手
段として、前記マントル近傍に、点火・着火手段と前記
安全装置とを備えた補助燃焼用バーナを設けたことを特
徴とするガス灯バーナ点火・着火装置によって解決され
る。
ば、内側空洞部で燃焼用ガスを燃焼させる1個あるいは
2個以上の下向きマントルと、前記マントルの内側空洞
部へ前記燃焼用ガスとしての燃料ガスと空気とを供給す
る燃焼用ガス供給手段と、前記燃焼用ガスに点火・着火
させる点火・着火手段と、前記燃焼用ガスの放出を防止
するための安全装置を備えたガス灯点火・着火装置にお
いて、前記燃焼用ガスに点火・着火させる点火・着火手
段として、前記マントル近傍に、点火・着火手段と前記
安全装置とを備えた補助燃焼用バーナを設けたことを特
徴とするガス灯バーナ点火・着火装置によって解決され
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、ガス灯の各マントル4から略
等距離に補助燃焼用バーナ20を追加配置し、補助燃焼
用バーナ20に近接配置された点火・着火装置としての
スパークロッド5を用いて点火・着火し、作られた炎7
により各マントル4内のガスへ火移りさせて点火・着火
させている。また安全装置としての応答感知特性に優れ
たフレームロッドもマントル外の炎7のチェックでよ
く、そのため、マントル4内にスパークロッド5、フレ
ームロッド6の先端を貫通装備させる必要がなく、マン
トル4の破壊を防止することができる。
等距離に補助燃焼用バーナ20を追加配置し、補助燃焼
用バーナ20に近接配置された点火・着火装置としての
スパークロッド5を用いて点火・着火し、作られた炎7
により各マントル4内のガスへ火移りさせて点火・着火
させている。また安全装置としての応答感知特性に優れ
たフレームロッドもマントル外の炎7のチェックでよ
く、そのため、マントル4内にスパークロッド5、フレ
ームロッド6の先端を貫通装備させる必要がなく、マン
トル4の破壊を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明に係るガス灯点火・着火装置
の一実施例模式斜視図である。図1以降の本発明の図に
おいて、従来の図と同一の要素は同一符号で示す。
に説明する。図1は本発明に係るガス灯点火・着火装置
の一実施例模式斜視図である。図1以降の本発明の図に
おいて、従来の図と同一の要素は同一符号で示す。
【0012】図1に示すように、本発明に係るガス灯点
火・着火装置はマニホールド2を有する従来のマントル
式バーナのマントルへの等距離位置にサブパイロットバ
ーナとしての補助燃焼用バーナ20を追加的に設け、燃
焼用ガス供給管8、中空のマニホールド2内及びその補
助燃焼用バーナ(以下補助バーナと記す)20を介して
補助燃焼ガス吹出し孔20aから出たガスをスパークロ
ッド5で点火・着火する。またフレームロッド6もその
先端が炎7に入るように補助バーナ20に付設してい
る。
火・着火装置はマニホールド2を有する従来のマントル
式バーナのマントルへの等距離位置にサブパイロットバ
ーナとしての補助燃焼用バーナ20を追加的に設け、燃
焼用ガス供給管8、中空のマニホールド2内及びその補
助燃焼用バーナ(以下補助バーナと記す)20を介して
補助燃焼ガス吹出し孔20aから出たガスをスパークロ
ッド5で点火・着火する。またフレームロッド6もその
先端が炎7に入るように補助バーナ20に付設してい
る。
【0013】図2は図1に示したマントル式バーナのマ
ントルと補助バーナ配設位置を説明するための図であ
り、補助バーナ20とマントル4との間の距離は略等し
く、10mm程度である。
ントルと補助バーナ配設位置を説明するための図であ
り、補助バーナ20とマントル4との間の距離は略等し
く、10mm程度である。
【0014】本実施例では燃焼用ガス吹出し孔ノズル3
のノズルチップ部の酸化消耗防止のために鉄製の燃焼用
ガス吹出しノズル3に下方で嵌合されたセラミックから
なるノズルチップ3aを使用する。コストダウンのため
マントル式バーナ1本体はステンレスからアルミニウム
鋳物に変更されている。点火・着火火移りを確実にする
ため及びマントルの耐久性向上のためにマントル4内に
挿し込まずに使用するスパークロッド5とフレームロッ
ド6を付設した補助バーナ20が上述した所定の位置に
追加配設されている。補助バーナ20の先端部にはガス
を吹出す補助燃焼ガス吹出し孔20aがスリット状に各
マントル4の方向に向けられるように設けられている。
スパークロッド5によって着火した炎7(図1)がマン
トル4側の燃焼用ガス吹出しノズル3からのガスにも着
火して、3箇全てのマントル4がほぼ同時に炎7によっ
て燃焼するようになされている。図1には補助燃焼用ガ
ス吹出し孔20aから左右及び後方の3個のマントルの
方向へ炎7が出ている様子が示されている。
のノズルチップ部の酸化消耗防止のために鉄製の燃焼用
ガス吹出しノズル3に下方で嵌合されたセラミックから
なるノズルチップ3aを使用する。コストダウンのため
マントル式バーナ1本体はステンレスからアルミニウム
鋳物に変更されている。点火・着火火移りを確実にする
ため及びマントルの耐久性向上のためにマントル4内に
挿し込まずに使用するスパークロッド5とフレームロッ
ド6を付設した補助バーナ20が上述した所定の位置に
追加配設されている。補助バーナ20の先端部にはガス
を吹出す補助燃焼ガス吹出し孔20aがスリット状に各
マントル4の方向に向けられるように設けられている。
スパークロッド5によって着火した炎7(図1)がマン
トル4側の燃焼用ガス吹出しノズル3からのガスにも着
火して、3箇全てのマントル4がほぼ同時に炎7によっ
て燃焼するようになされている。図1には補助燃焼用ガ
ス吹出し孔20aから左右及び後方の3個のマントルの
方向へ炎7が出ている様子が示されている。
【0015】以下、本実施例を用いてガス灯に点火・着
火する方法を説明する。
火する方法を説明する。
【0016】図1に示された点火・着火装置の燃焼用ガ
ス供給管(ポール)8には、従来技術で説明したポール
下部(図5)が同様に付設される。すなわち、ガスは開
閉が自動的な電磁弁であるガス弁13aを通り、ガス圧
自動調整器であるガバナ14でガス圧が調整され、ガス
圧が調整されたガスはガス圧孔13bを通り、図1の燃
焼用ガス供給管8に、ガスノズル10を介して空気孔9
から供給された空気と共に送られ、マニホールド2に入
り、更に各マントル4に入り、燃焼ガス吹出しノズル3
及び補助バーナ20の補助燃焼ガス吹出し孔20a(図
2)から吹き出す。
ス供給管(ポール)8には、従来技術で説明したポール
下部(図5)が同様に付設される。すなわち、ガスは開
閉が自動的な電磁弁であるガス弁13aを通り、ガス圧
自動調整器であるガバナ14でガス圧が調整され、ガス
圧が調整されたガスはガス圧孔13bを通り、図1の燃
焼用ガス供給管8に、ガスノズル10を介して空気孔9
から供給された空気と共に送られ、マニホールド2に入
り、更に各マントル4に入り、燃焼ガス吹出しノズル3
及び補助バーナ20の補助燃焼ガス吹出し孔20a(図
2)から吹き出す。
【0017】補助燃焼ガス吹出し孔20aから吹出され
たガスにスパークロッド5を用いて点火し、補助バーナ
20の近傍に炎7を作る。この炎7は格子布製マントル
4を越えて中に入り、マントル内部の燃焼ガスを点火し
着火させてガス灯に灯をともす。
たガスにスパークロッド5を用いて点火し、補助バーナ
20の近傍に炎7を作る。この炎7は格子布製マントル
4を越えて中に入り、マントル内部の燃焼ガスを点火し
着火させてガス灯に灯をともす。
【0018】本実施例では、マントル近傍の補助バーナ
20で予め一旦種火(炎7)を形成し、その種火で各マ
ントル4内のガスに点火・着火させる。また補助バーナ
20の近傍には立消え防止等のフレームロッド6が設け
られている。補助燃焼ガス吹出し孔20aは補助バーナ
16の側面に水平に開口されたスリット状をなし、各マ
ントル4の方向に向けるように工夫配設されている。
20で予め一旦種火(炎7)を形成し、その種火で各マ
ントル4内のガスに点火・着火させる。また補助バーナ
20の近傍には立消え防止等のフレームロッド6が設け
られている。補助燃焼ガス吹出し孔20aは補助バーナ
16の側面に水平に開口されたスリット状をなし、各マ
ントル4の方向に向けるように工夫配設されている。
【0019】本実施例ではマントル4内にスパークロッ
ド及びフレームロッド等の先端を貫通配置することなく
点火、着火、安全確認をすることができるため、燃焼用
ガス吹出しノズル3、特にノズルチップ3aをセラミッ
ク等の耐火性絶縁材料とすることが可能となっている。
ド及びフレームロッド等の先端を貫通配置することなく
点火、着火、安全確認をすることができるため、燃焼用
ガス吹出しノズル3、特にノズルチップ3aをセラミッ
ク等の耐火性絶縁材料とすることが可能となっている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、点
火及び炎感知(検出)用の補助燃焼用バーナ(サブパイ
ロット)をガス灯マントルの近傍に設置することによっ
て、そのサブパイロットバーナが各マントルへ衝撃を与
えない火移り機能を有しているため、従来のマントル内
への点火・着火装置あるいは安全装置等の先端部貫通配
置をなくすことができ、マントルの破損、点火・着火
時、消火時の風圧によるマントルの破壊がなくなる。補
助燃焼用バーナを金属製とすることができるため、安全
装置として優れたフレームロッドを使用することがで
き、点火・着火性能を向上させることができる。その結
果として、ガス灯マントルの寿命、耐久性を向上させる
ことができる。
火及び炎感知(検出)用の補助燃焼用バーナ(サブパイ
ロット)をガス灯マントルの近傍に設置することによっ
て、そのサブパイロットバーナが各マントルへ衝撃を与
えない火移り機能を有しているため、従来のマントル内
への点火・着火装置あるいは安全装置等の先端部貫通配
置をなくすことができ、マントルの破損、点火・着火
時、消火時の風圧によるマントルの破壊がなくなる。補
助燃焼用バーナを金属製とすることができるため、安全
装置として優れたフレームロッドを使用することがで
き、点火・着火性能を向上させることができる。その結
果として、ガス灯マントルの寿命、耐久性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明の係るダウンライト型ガス灯点火・着火
装置一実施例模式斜視図である。
装置一実施例模式斜視図である。
【図2】図1に示したマントル式バーナのマントルと補
助バーナ配設位置説明図である。
助バーナ配設位置説明図である。
【図3】従来のダウンライト型ガス灯点火・着火装置斜
視図である。
視図である。
【図4】図3の部分断面図である。
【図5】ガス灯配管図である。
【図6】従来の燃焼用ガス吹出しノズルチップ(セラミ
ック)におけるフレームロッド使用不可説明図である。
ック)におけるフレームロッド使用不可説明図である。
【図7】従来の鉄製マニホールド型ガス灯点火・着火装
置部分側面図である。
置部分側面図である。
1 3マントル式バーナ 2 マニホールド 3 燃焼用ガス吹出し孔ノズル 3a ノズルチップ 4 マントル 5 スパークロッド 5a 火花 6 フレームロッド 7 炎 8 燃焼用ガス供給管 9 空気孔 10 ガスノズル 11 酸化物片 12 バーナ固定棒 13a ガス弁 13b ガス圧孔 14 ガバナ 20 補助燃焼用バーナ
Claims (1)
- 【請求項1】 内側空洞部で燃焼用ガスを燃焼させる1
個あるいは2個以上の下向きマントルと、前記マントル
の内側空洞部へ前記燃焼用ガスとしての燃料ガスと空気
とを供給する燃焼用ガス供給手段と、前記燃焼用ガスに
点火・着火させる点火・着火手段と、前記燃焼用ガスの
放出を防止するための安全装置を備えたガス灯点火・着
火装置において、 前記燃焼用ガスに点火・着火させる点火・着火手段とし
て、前記マントル近傍に、点火・着火手段と前記安全装
置とを備えた補助燃焼用バーナを設けたことを特徴とす
るガス灯点火・着火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9144893A JPH06300261A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | ガス灯点火・着火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9144893A JPH06300261A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | ガス灯点火・着火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06300261A true JPH06300261A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14026651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9144893A Pending JPH06300261A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | ガス灯点火・着火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06300261A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109459221A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-03-12 | 卢万达 | 一种热气球用引火喷管熄灭风速自动试验装置及方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522885A (en) * | 1978-08-30 | 1980-02-18 | Tdk Corp | Insulation gate type field effect semiconductor device |
JPS63226525A (ja) * | 1987-03-14 | 1988-09-21 | Rinnai Corp | 燃焼制御装置 |
JP4115713B2 (ja) * | 2002-02-26 | 2008-07-09 | 株式会社沖データ | カラー画像処理方法 |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP9144893A patent/JPH06300261A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522885A (en) * | 1978-08-30 | 1980-02-18 | Tdk Corp | Insulation gate type field effect semiconductor device |
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