JPH06297922A - 空気入りタイヤ組立体および空気入りタイヤ用中子組立体 - Google Patents
空気入りタイヤ組立体および空気入りタイヤ用中子組立体Info
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- JPH06297922A JPH06297922A JP5091582A JP9158293A JPH06297922A JP H06297922 A JPH06297922 A JP H06297922A JP 5091582 A JP5091582 A JP 5091582A JP 9158293 A JP9158293 A JP 9158293A JP H06297922 A JPH06297922 A JP H06297922A
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイヤの内圧が低下したときでも、一定距離
の安全走行が可能となるとともに、タイヤの内圧低下を
運転者に知らせる。 【構成】 空気入りタイヤ組立体10には、空気入りタ
イヤ用中子組立体12が内装されている。リム16に
は、ウエル部16Aの外側近傍には内圧センサー20が
設けられており、この内圧センサー20によって、空気
入りタイヤの内圧を感知するようになっている。また、
内圧センサー20のタイヤ外側面には、送信手段として
の電気回路21が装着されており、内圧センサー20の
状態に応じた信号を空気入りタイヤ組立体10の外部に
送るようになっている。
の安全走行が可能となるとともに、タイヤの内圧低下を
運転者に知らせる。 【構成】 空気入りタイヤ組立体10には、空気入りタ
イヤ用中子組立体12が内装されている。リム16に
は、ウエル部16Aの外側近傍には内圧センサー20が
設けられており、この内圧センサー20によって、空気
入りタイヤの内圧を感知するようになっている。また、
内圧センサー20のタイヤ外側面には、送信手段として
の電気回路21が装着されており、内圧センサー20の
状態に応じた信号を空気入りタイヤ組立体10の外部に
送るようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りタイヤ組立体お
よび空気入りタイヤ用中子組立体に係り、特に空気入り
タイヤの内圧が低下した場合に、車両運転者に内圧低下
を知らせるとともに一定距離の安全走行を可能にする空
気入りタイヤ組立体および空気入りタイヤ用中子組立体
に関する。
よび空気入りタイヤ用中子組立体に係り、特に空気入り
タイヤの内圧が低下した場合に、車両運転者に内圧低下
を知らせるとともに一定距離の安全走行を可能にする空
気入りタイヤ組立体および空気入りタイヤ用中子組立体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤパンク時又は空気漏れによ
るランフラット時の安全性を向上する技術として、空気
入りタイヤ内に中子組立体を装着することが知られてい
る。
るランフラット時の安全性を向上する技術として、空気
入りタイヤ内に中子組立体を装着することが知られてい
る。
【0003】しかしながら、これらの空気入りタイヤで
は、タイヤの内圧が低下した場合に、運転者がこの内圧
低下に気付かないので、急激なハンドル操作をすること
が考えられ、この場合には、空気入りタイヤの内圧低下
によって、ハンドル操作に車体が追従しなかったり、逆
にハンドル操作によって車体が急激に向きを変えスピン
したりする恐れがある。
は、タイヤの内圧が低下した場合に、運転者がこの内圧
低下に気付かないので、急激なハンドル操作をすること
が考えられ、この場合には、空気入りタイヤの内圧低下
によって、ハンドル操作に車体が追従しなかったり、逆
にハンドル操作によって車体が急激に向きを変えスピン
したりする恐れがある。
【0004】一方、空気入りタイヤの内圧及びホイール
の歪み等を検出して、車両運転者に知らせる空気入りタ
イヤ組立体が特開平3−183926号、特公昭55−
3136号等に示されているが、これらの空気入りタイ
ヤ組立体には、中子組立体を内装したものはなく、安全
性の高いランフラットは実質上不可能であった。
の歪み等を検出して、車両運転者に知らせる空気入りタ
イヤ組立体が特開平3−183926号、特公昭55−
3136号等に示されているが、これらの空気入りタイ
ヤ組立体には、中子組立体を内装したものはなく、安全
性の高いランフラットは実質上不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、タイヤの内圧が低下したときでも、一定距離の安
全走行が可能となるとともに、タイヤの内圧低下を運転
者に知らせることができる空気入りタイヤ組立体および
空気入りタイヤ用中子組立体を得ることが目的である。
慮し、タイヤの内圧が低下したときでも、一定距離の安
全走行が可能となるとともに、タイヤの内圧低下を運転
者に知らせることができる空気入りタイヤ組立体および
空気入りタイヤ用中子組立体を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、空気入りタイヤと、この空気入りタイヤが装着され
るリムと、2個以上の弧状体の端部同士を重ね合わせて
連結することにより環状に組み立てられて、前記リム部
外側に嵌合され、前記空気入りタイヤが内圧低下により
潰れて前記空気入りタイヤのクラウン部内面とその半径
方向外端とが接触するようになるとウェル部上を滑って
回転する空気入りタイヤ用中子組立体と、からなる空気
入りタイヤ組立体において、前記空気入りタイヤの内圧
を感知する内圧センサーと、この内圧センサーの状態に
応じた電気信号を前記空気入りタイヤ組立体の外部に送
る送信手段と、を備えたことを特徴としている。
は、空気入りタイヤと、この空気入りタイヤが装着され
るリムと、2個以上の弧状体の端部同士を重ね合わせて
連結することにより環状に組み立てられて、前記リム部
外側に嵌合され、前記空気入りタイヤが内圧低下により
潰れて前記空気入りタイヤのクラウン部内面とその半径
方向外端とが接触するようになるとウェル部上を滑って
回転する空気入りタイヤ用中子組立体と、からなる空気
入りタイヤ組立体において、前記空気入りタイヤの内圧
を感知する内圧センサーと、この内圧センサーの状態に
応じた電気信号を前記空気入りタイヤ組立体の外部に送
る送信手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の本発明は、2個以上
の弧状体の端部同士を重ね合わせて連結することにより
環状に組み立てられるとともに、空気入りタイヤを装着
したリムのウェル部外側に嵌合され、空気入りタイヤが
内圧低下により潰れて空気入りタイヤのクラウン部内面
とその半径方向外端とが接触するようになると、ウェル
部上を滑って回転する空気入りタイヤ用中子組立体にお
いて、空気入りタイヤの内圧を感知する内圧センサー
と、この内圧センサーの状態に応じた電気信号を前記空
気入りタイヤの外部に送る送信手段と、を備えたことを
特徴としている。
の弧状体の端部同士を重ね合わせて連結することにより
環状に組み立てられるとともに、空気入りタイヤを装着
したリムのウェル部外側に嵌合され、空気入りタイヤが
内圧低下により潰れて空気入りタイヤのクラウン部内面
とその半径方向外端とが接触するようになると、ウェル
部上を滑って回転する空気入りタイヤ用中子組立体にお
いて、空気入りタイヤの内圧を感知する内圧センサー
と、この内圧センサーの状態に応じた電気信号を前記空
気入りタイヤの外部に送る送信手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明の空気入りタイヤ組立体
では、タイヤの内圧が内圧センサーにより感知されてお
り、内圧センサーの状態に応じた電気信号が、送信手段
によって、空気入りタイヤ組立体の外部に送られる。従
って、この電気信号を車体側の検出部で検出または受信
することによって、タイヤの内圧低下を運転者に知らせ
ることができる。このため、タイヤの内圧が低下した場
合には、空気入りタイヤ用中子組立体がタイヤに掛かる
荷重を支え、一定距離の安全走行が可能となるととも
に、タイヤの内圧低下を運転者に知らせることができ
る。
では、タイヤの内圧が内圧センサーにより感知されてお
り、内圧センサーの状態に応じた電気信号が、送信手段
によって、空気入りタイヤ組立体の外部に送られる。従
って、この電気信号を車体側の検出部で検出または受信
することによって、タイヤの内圧低下を運転者に知らせ
ることができる。このため、タイヤの内圧が低下した場
合には、空気入りタイヤ用中子組立体がタイヤに掛かる
荷重を支え、一定距離の安全走行が可能となるととも
に、タイヤの内圧低下を運転者に知らせることができ
る。
【0009】また、請求項2記載の本発明の空気入りタ
イヤ用中子組立体では、タイヤの内圧が空気入りタイヤ
用中子組立体に設けられた内圧センサーにより感知され
ており、内圧センサーの状態に応じた電気信号が、空気
入りタイヤ用中子組立体に設けられた送信手段によっ
て、空気入りタイヤの外部に送信される。従って、この
電気信号を車体側の検出部の受信手段で受信することに
よって、タイヤの内圧低下を運転者に知らせることがで
きる。このため、タイヤの内圧が低下した場合には、空
気入りタイヤ用中子組立体がタイヤに掛かる荷重を支
え、一定距離の安全走行が可能となるとともに、タイヤ
の内圧低下を運転者に知らせることができる。また、内
圧センサー及び送信手段がともに空気入りタイヤ用中子
組立体に設けられているため、一般のホイールが使用で
きるとともに組付が簡単に行える。
イヤ用中子組立体では、タイヤの内圧が空気入りタイヤ
用中子組立体に設けられた内圧センサーにより感知され
ており、内圧センサーの状態に応じた電気信号が、空気
入りタイヤ用中子組立体に設けられた送信手段によっ
て、空気入りタイヤの外部に送信される。従って、この
電気信号を車体側の検出部の受信手段で受信することに
よって、タイヤの内圧低下を運転者に知らせることがで
きる。このため、タイヤの内圧が低下した場合には、空
気入りタイヤ用中子組立体がタイヤに掛かる荷重を支
え、一定距離の安全走行が可能となるとともに、タイヤ
の内圧低下を運転者に知らせることができる。また、内
圧センサー及び送信手段がともに空気入りタイヤ用中子
組立体に設けられているため、一般のホイールが使用で
きるとともに組付が簡単に行える。
【0010】
【実施例】本発明の第1実施例の空気入りタイヤ組立体
を図1及び図3に従って説明する。
を図1及び図3に従って説明する。
【0011】図1に示される如く、本実施例の空気入り
タイヤ組立体10には、空気入りタイヤ用中子組立体1
2が内装されている。
タイヤ組立体10には、空気入りタイヤ用中子組立体1
2が内装されている。
【0012】図2に示される如く、空気入りタイヤ用中
子組立体12は、周知の如く少なくとも2個以上(本実
施例では3個)の弧状部材14により構成されており、
各弧状部材14の各両端部14A、14Bをそれぞれ重
ね合わせて連結することにより環状に組立られている。
子組立体12は、周知の如く少なくとも2個以上(本実
施例では3個)の弧状部材14により構成されており、
各弧状部材14の各両端部14A、14Bをそれぞれ重
ね合わせて連結することにより環状に組立られている。
【0013】図1に示される如く、空気入りタイヤ用中
子組立体12の周方向から見た断面形状はI(アイ)字
状とされており、内周面は、空気入りタイヤ18のビー
ド部18Aが固着されたリム16のウエル部16Aの外
周面に回転可能に嵌合されている。空気入りタイヤ用中
子組立体12は剛性が高い樹脂から成り、その外周面1
2Aは空気入りタイヤ18のトレッド部18Aの内周面
のタイヤ幅方向中央部に対応している。
子組立体12の周方向から見た断面形状はI(アイ)字
状とされており、内周面は、空気入りタイヤ18のビー
ド部18Aが固着されたリム16のウエル部16Aの外
周面に回転可能に嵌合されている。空気入りタイヤ用中
子組立体12は剛性が高い樹脂から成り、その外周面1
2Aは空気入りタイヤ18のトレッド部18Aの内周面
のタイヤ幅方向中央部に対応している。
【0014】また、リム16には、ウエル部16Aの外
側近傍に、タイヤ内側へ向けて、内圧センサー20が設
けられており、この内圧センサー20によって、空気入
りタイヤの内圧を感知するようになっている。また、内
圧センサー20のタイヤ外側面には、センサーの状態に
応じた電気信号をリム16の外部に導出する送信手段と
しての電気回路21が装着されている。電気回路21
は、図4(A)に示される如く、コイル21Aと抵抗2
1Bおよびコンデンサ21Cを備えたものである。タイ
ヤ内の情報を検出するには、検出部26を電気回路21
に対応する位置の車体側に設ける。この検出部26は、
図4(B)に示される如く、先端部に設けた発振コイル
26Aと、発振コイル26Aが接続される発振部26B
とを有し、発振部26Bは信号処理部26Cに接続さ
れ、信号処理部26Cは表示部26Dに接続されてい
る。また、発振部等の電源26Eも備えている。
側近傍に、タイヤ内側へ向けて、内圧センサー20が設
けられており、この内圧センサー20によって、空気入
りタイヤの内圧を感知するようになっている。また、内
圧センサー20のタイヤ外側面には、センサーの状態に
応じた電気信号をリム16の外部に導出する送信手段と
しての電気回路21が装着されている。電気回路21
は、図4(A)に示される如く、コイル21Aと抵抗2
1Bおよびコンデンサ21Cを備えたものである。タイ
ヤ内の情報を検出するには、検出部26を電気回路21
に対応する位置の車体側に設ける。この検出部26は、
図4(B)に示される如く、先端部に設けた発振コイル
26Aと、発振コイル26Aが接続される発振部26B
とを有し、発振部26Bは信号処理部26Cに接続さ
れ、信号処理部26Cは表示部26Dに接続されてい
る。また、発振部等の電源26Eも備えている。
【0015】なお、上記のような電磁誘導式タイプであ
っても良いが、以下に述べるような、電波式タイプであ
っても良い。この電波式タイプでは、電磁誘導式タイプ
と同様に内圧センサーを有するが、そのタイヤ外側面に
は、センサーの状態に応じた電波を送る電気回路とアン
テナ及び電源をリムに設け、車体側には検出部として受
信手段と表示部及び電源とを設ける。
っても良いが、以下に述べるような、電波式タイプであ
っても良い。この電波式タイプでは、電磁誘導式タイプ
と同様に内圧センサーを有するが、そのタイヤ外側面に
は、センサーの状態に応じた電波を送る電気回路とアン
テナ及び電源をリムに設け、車体側には検出部として受
信手段と表示部及び電源とを設ける。
【0016】図3に示される如く、車両のインストルメ
ントパネルには、タイヤ内圧表示部30が設けられてい
る。このタイヤ内圧表示部30には、検出部26(図1
参照)で検出または受信した各空気入りタイヤ18の内
圧を表示するデジタルメータ30Aが設けられており、
これらのデジタルメータ30Aは、各空気入りタイヤ1
8の内圧が所定値以下となった場合に、点滅するように
なっている。また、タイヤ内圧表示部30にはブザー3
0Bが設けられており、このブザー30Bは、各空気入
りタイヤ18内の少なくとも一つの内圧が所定値以下と
なった場合に、警告音を発して、運転者に空気入りタイ
ヤ18の内圧低下を知らせるようになっている。
ントパネルには、タイヤ内圧表示部30が設けられてい
る。このタイヤ内圧表示部30には、検出部26(図1
参照)で検出または受信した各空気入りタイヤ18の内
圧を表示するデジタルメータ30Aが設けられており、
これらのデジタルメータ30Aは、各空気入りタイヤ1
8の内圧が所定値以下となった場合に、点滅するように
なっている。また、タイヤ内圧表示部30にはブザー3
0Bが設けられており、このブザー30Bは、各空気入
りタイヤ18内の少なくとも一つの内圧が所定値以下と
なった場合に、警告音を発して、運転者に空気入りタイ
ヤ18の内圧低下を知らせるようになっている。
【0017】なお、電源24は小型、軽量、長寿命のリ
チウム電池等が好ましく、また、電池消耗時の交換を考
慮して交換可能とすることが好ましい。
チウム電池等が好ましく、また、電池消耗時の交換を考
慮して交換可能とすることが好ましい。
【0018】また、空気入りタイヤ18の内圧が低下し
た場合には、図1の想像線に示される如く、空気入りタ
イヤ18は接地側(図1の上側)において潰れ、空気入
りタイヤ用中子組立体12がクラウン部18Aを介在し
て路面と接触する。この時、空気入りタイヤ用中子組立
体12は空気入りタイヤ18のクラウン部18Aを内側
から支持してその潰れを阻止し、内圧低下状態における
空気入りタイヤ18のランフラツトを可能にするととも
に、空気入りタイヤ18から与えられた力によりリム1
6のウエル部16Aの外周面上を滑って回転する。これ
によって、パンク又は空気漏れによるランフラット時の
安全性を向上することができる。
た場合には、図1の想像線に示される如く、空気入りタ
イヤ18は接地側(図1の上側)において潰れ、空気入
りタイヤ用中子組立体12がクラウン部18Aを介在し
て路面と接触する。この時、空気入りタイヤ用中子組立
体12は空気入りタイヤ18のクラウン部18Aを内側
から支持してその潰れを阻止し、内圧低下状態における
空気入りタイヤ18のランフラツトを可能にするととも
に、空気入りタイヤ18から与えられた力によりリム1
6のウエル部16Aの外周面上を滑って回転する。これ
によって、パンク又は空気漏れによるランフラット時の
安全性を向上することができる。
【0019】本発明の第2実施例の空気入りタイヤ組立
体を図5〜図7に従って説明する。なお、第1実施例と
同一部材については、同一符号を付してその説明を省略
する。
体を図5〜図7に従って説明する。なお、第1実施例と
同一部材については、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0020】図5に示される如く、本実施例では、空気
入りタイヤ用中子組立体12の側壁部12Bに、内圧セ
ンサー20が設けられており、内圧センサー20の外側
に設けられた電気回路21から延びる送信アンテナ22
は、空気入りタイヤ用中子組立体12内の外周面12A
近傍に位置している。また、空気入りタイヤ用中子組立
体12内には、内圧センサー20と電気回路21を作動
させるための電源24が交換可能に内蔵されている。
入りタイヤ用中子組立体12の側壁部12Bに、内圧セ
ンサー20が設けられており、内圧センサー20の外側
に設けられた電気回路21から延びる送信アンテナ22
は、空気入りタイヤ用中子組立体12内の外周面12A
近傍に位置している。また、空気入りタイヤ用中子組立
体12内には、内圧センサー20と電気回路21を作動
させるための電源24が交換可能に内蔵されている。
【0021】なお、内圧センサー20を空気入りタイヤ
18の内面に接触する部分に取り付けるとランフラット
時に内圧センサー20が破損する恐れがあるとともに、
内圧センサー20によって空気入りタイヤ18にダメー
ジを与える恐れがあるため、内圧センサー20は空気入
りタイヤ用中子組立体12の側壁部12Bに取り付ける
のが好ましい。
18の内面に接触する部分に取り付けるとランフラット
時に内圧センサー20が破損する恐れがあるとともに、
内圧センサー20によって空気入りタイヤ18にダメー
ジを与える恐れがあるため、内圧センサー20は空気入
りタイヤ用中子組立体12の側壁部12Bに取り付ける
のが好ましい。
【0022】また、図8に示される如く、内圧センサー
20は空気入りタイヤ用中子組立体12の内部に設けて
も良く。この場合には、空気入りタイヤ内と連通する貫
通孔23を側壁部12Bに設ける必要がある。なお、送
信アンテナ22は空気入りタイヤ用中子組立体12の外
面となる側壁部12Bに設けても良いが、電波の反射等
による受信精度の低下を防止するため、タイヤのトレッ
ド部及びリム16などからなるべく離れた位置、即ち、
タイヤ断面内の中央部分が好ましい。また、送信アンテ
ナ22は一般に使用されている様々な形のもので良く、
指向性をつけることで効率良く送ることができる。
20は空気入りタイヤ用中子組立体12の内部に設けて
も良く。この場合には、空気入りタイヤ内と連通する貫
通孔23を側壁部12Bに設ける必要がある。なお、送
信アンテナ22は空気入りタイヤ用中子組立体12の外
面となる側壁部12Bに設けても良いが、電波の反射等
による受信精度の低下を防止するため、タイヤのトレッ
ド部及びリム16などからなるべく離れた位置、即ち、
タイヤ断面内の中央部分が好ましい。また、送信アンテ
ナ22は一般に使用されている様々な形のもので良く、
指向性をつけることで効率良く送ることができる。
【0023】図6に示される如く、送信アンテナ22は
電気回路21から弧状部材14に沿って配線されてい
る。なお、図9に示される如く、送信アンテナ22の配
線は、電気回路21から弧状部材14に沿って両方向へ
延設しても良く。また、図10に示される如く、送信ア
ンテナ22の配線は、電気回路21から弧状部材14に
沿って一方向へ螺旋状に延設しても良い。
電気回路21から弧状部材14に沿って配線されてい
る。なお、図9に示される如く、送信アンテナ22の配
線は、電気回路21から弧状部材14に沿って両方向へ
延設しても良く。また、図10に示される如く、送信ア
ンテナ22の配線は、電気回路21から弧状部材14に
沿って一方向へ螺旋状に延設しても良い。
【0024】一方、図7に示される如く、車体側に取り
付ける受信アンテナ40は、空気入りタイヤ18のサイ
ド部18Bと対向する位置が好ましい。これは、空気入
りタイヤ18のトレッド部18Aには、スチールベルト
が数多く入っており、これらのスチールベルトによって
電波が遮断させれるためである。また、受信アンテナ4
0は、送信アンテナ22の回転軌跡に対応してリング状
に配設し、相対的な位置関係がタイヤ回転によって変化
しないようにすることが好ましい。さらに、信号の周波
数は、法律上、電界強度に制限があるため、322MH
z以下とし、アンテナは短くするため、1/4波長が好
ましい。
付ける受信アンテナ40は、空気入りタイヤ18のサイ
ド部18Bと対向する位置が好ましい。これは、空気入
りタイヤ18のトレッド部18Aには、スチールベルト
が数多く入っており、これらのスチールベルトによって
電波が遮断させれるためである。また、受信アンテナ4
0は、送信アンテナ22の回転軌跡に対応してリング状
に配設し、相対的な位置関係がタイヤ回転によって変化
しないようにすることが好ましい。さらに、信号の周波
数は、法律上、電界強度に制限があるため、322MH
z以下とし、アンテナは短くするため、1/4波長が好
ましい。
【0025】従って、本実施例においても第1実施例と
同様な効果があるともに、空気入りタイヤ用中子組立体
12に、内圧センサー20、電気回路21等を設けたた
め、一般のホイールが使用できるとともに組付が簡単に
行える。
同様な効果があるともに、空気入りタイヤ用中子組立体
12に、内圧センサー20、電気回路21等を設けたた
め、一般のホイールが使用できるとともに組付が簡単に
行える。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、タイヤの
内圧が低下したときでも、一定距離の安全走行が可能と
なるとともに、タイヤの内圧低下を運転者に知らせるこ
とができるという優れた効果を有する。
内圧が低下したときでも、一定距離の安全走行が可能と
なるとともに、タイヤの内圧低下を運転者に知らせるこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気入りタイヤ組立体を
示すタイヤ周方向に沿って切断した断面図である。
示すタイヤ周方向に沿って切断した断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の空気入りタイヤ用中子組
立体を示す斜視図である。
立体を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例のタイヤ内圧表示部を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】(A)は本発明の第1実施例のセンサーと電気
回路を示す概略図であり、(B)は本発明の第1実施例
の検出部を示す概略図である。
回路を示す概略図であり、(B)は本発明の第1実施例
の検出部を示す概略図である。
【図5】本発明の第2実施例の空気入りタイヤ組立体を
示すタイヤ周方向に沿って切断した断面図である。
示すタイヤ周方向に沿って切断した断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の空気入りタイヤ用中子組
立体を示す斜視図である。
立体を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例の受信アンテナを示す断面
図である。
図である。
【図8】本発明の他の実施例の空気入りタイヤ用中子組
立体を示すタイヤ周方向に沿って切断した断面図であ
る。
立体を示すタイヤ周方向に沿って切断した断面図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例の空気入りタイヤ用中子組
立体を示す斜視図である。
立体を示す斜視図である。
【図10】本発明の他の実施例の空気入りタイヤ用中子
組立体を示す斜視図である。
組立体を示す斜視図である。
10 空気入りタイヤ組立体 12 空気入りタイヤ用中子組立体 14 弧状部材 16 リム 16A ウエル部 18 空気入りタイヤ 20 内圧センサー 21 電気回路(送信手段) 22 送信アンテナ 24 電源 26 検出部 40 受信アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】 空気入りタイヤと、この空気入りタイヤ
が装着されるリムと、2個以上の弧状体の端部同士を重
ね合わせて連結することにより環状に組み立てられて、
前記リム部外側に嵌合され、前記空気入りタイヤが内圧
低下により潰れて前記空気入りタイヤのクラウン部内面
とその半径方向外端とが接触するようになるとウェル部
上を滑って回転する空気入りタイヤ用中子組立体と、か
らなる空気入りタイヤ組立体において、 前記空気入りタイヤの内圧を感知する内圧センサーと、
この内圧センサーの状態に応じた電気信号を前記空気入
りタイヤ組立体の外部に送る送信手段と、を備えたこと
を特徴とする空気入りタイヤ組立体。 - 【請求項2】 2個以上の弧状体の端部同士を重ね合わ
せて連結することにより環状に組み立てられるととも
に、空気入りタイヤを装着したリムのウェル部外側に嵌
合され、空気入りタイヤが内圧低下により潰れて空気入
りタイヤのクラウン部内面とその半径方向外端とが接触
するようになると、ウェル部上を滑って回転する空気入
りタイヤ用中子組立体において、 空気入りタイヤの内圧を感知する内圧センサーと、この
内圧センサーの状態に応じた電気信号を前記空気入りタ
イヤの外部に送る送信手段と、を備えたことを特徴とす
る空気入りタイヤ用中子組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091582A JPH06297922A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 空気入りタイヤ組立体および空気入りタイヤ用中子組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091582A JPH06297922A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 空気入りタイヤ組立体および空気入りタイヤ用中子組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297922A true JPH06297922A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=14030546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5091582A Pending JPH06297922A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 空気入りタイヤ組立体および空気入りタイヤ用中子組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06297922A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533393A (ja) * | 2000-05-16 | 2003-11-11 | タイロン・オートモーティブ・グループ・リミテッド | ホイールリム用バンド装置 |
JP2004513015A (ja) * | 2000-11-13 | 2004-04-30 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 組込形送信アンテナを備えた安全インサート |
WO2004091943A1 (ja) * | 2003-04-15 | 2004-10-28 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | タイヤ警報装置 |
JP2006224864A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Toyota Motor Corp | ランフラットタイヤ |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP5091582A patent/JPH06297922A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7391307B2 (en) | 2003-04-15 | 2008-06-24 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Tire alarm device |
JP2006224864A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Toyota Motor Corp | ランフラットタイヤ |
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