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JPH06297801A - ラインサ−マルプリンタ - Google Patents

ラインサ−マルプリンタ

Info

Publication number
JPH06297801A
JPH06297801A JP11393293A JP11393293A JPH06297801A JP H06297801 A JPH06297801 A JP H06297801A JP 11393293 A JP11393293 A JP 11393293A JP 11393293 A JP11393293 A JP 11393293A JP H06297801 A JPH06297801 A JP H06297801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer paper
core
line thermal
thermal printer
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11393293A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Osada
尚省 長田
Toshiro Kono
俊郎 河野
Satoshi Kanbe
聡 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP11393293A priority Critical patent/JPH06297801A/ja
Publication of JPH06297801A publication Critical patent/JPH06297801A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写紙識別手段を小形化し、転写紙ロ−ルの
長さを一定に出来るようにし、それにより、コストを押
さえかつ小形化できるラインサ−マルプリンタを提供す
る。 【構成】 転写紙17の巻回された供給コア13と巻取
コア14と、前記供給コア13と前記巻取コア14とを
装着するカ−トリッジ11とを備え、ラインサ−マルヘ
ッド29によって、前記転写紙17上のインクを記録紙
に転写するラインサ−マルプリンタ1において、前記供
給コア13又は前記巻取コア14の支持部材22、23
の少なくとも一端にピン25L、25Rを形成した場合
と形成しない場合とによってできる、前記転写紙17の
種類に対応付けられた、前記ピン25L、25Rの有無
の組み合わせを検出する転写紙識別手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインサ−マルプリン
タに係わり、特に、転写紙識別手段を備えたラインサ−
マルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、転写紙を構成するベ−スフィ
ルムに塗布されたカラ−インク(インク)をサ−マルヘ
ッドの熱で溶かしたり、昇華させたりして、記録紙上の
所定位置にカラ−インクを転写する熱転写型プリンタ装
置(以下、ラインサ−マルプリンタないしは装置とも記
す)が一般的に知られており、このような装置において
は、上述のような転写動作を、例えばイエロ−、マゼン
タ、シアン及びブラック等を色毎に繰り返して行うこと
により、記録紙上にカラ−画像を印刷する事ができる。
【0003】以下、添付図面を参照して、従来技術を説
明する。まず、従来のラインサ−マルプリンタの概略を
説明する。図6は、従来例のラインサ−マルプリンタの
構成を示す断面図である。図6において、51はライン
サ−マルプリンタを、52はプラテンロ−ラを、53は
プラテンシャフトを、54はクランパを、55はロ−デ
ィングア−ムを、55aはフック部を、56はサ−マル
ヘッドを、57は軸を、58は給紙排紙手段を、59は
ロ−ラを、60は転写紙駆動手段を、61はロ−ル駆動
位置を、67は転写紙識別手段を、68は透過型フォト
センサ−を、70は転写紙カ−トリッジを、71は記録
紙収納部を、72は記録紙を、73はトレイを、74は
バネを、75は分離爪を、76は蓋部を、78は転写紙
収納部を、79は転写紙を、80は固定部を、81は蓋
部を、82は開口部を、83はコアを、84はコアを、
85は供給ロ−ルを、86は巻取ロ−ルをそれぞれ示
す。
【0004】図6において、ラインサ−マルプリンタ5
1は、一般的なプラテンロ−ラ52と、サ−マルヘッド
56と、記録紙72と転写紙79とを一体に収納してい
る転写紙カ−トリッジ70と、記録紙72を搬送する給
紙排紙手段58と、転写紙79を搬送する転写紙駆動手
段60と、転写紙79の種類を識別する転写紙識別手段
67とにより概略構成されている。すなわち、プラテン
ロ−ラ52は、図示しないモ−タによってプラテンシャ
フト53を中心として回転駆動されると共に、記録紙7
2の先端をプラテンロ−ラ52の表面に保持するクラン
パ54を備えている。
【0005】また、プラテンシャフト53には、同軸的
にロ−ディングア−ム55が取り付けられている。この
ロ−ディングア−ム55の先端には、フック部55aが
形成されており、このフック部55aは、転写紙カ−ト
リッジ70の転写紙79が巻回されている後述する巻取
ロ−ル86の両端側を支持しながら、ロ−ディングア−
ム55を時計方向に回転させて、巻取ロ−ル86を駆動
する所定の巻取ロ−ル駆動位置61にロ−ディングさせ
るようになっている。また、巻取ロ−ル駆動位置61に
は、図示しない駆動源と接続した転写紙駆動手段60が
設けてあり、転写紙79が巻取ロ−ル86のコア84に
巻き取れるようになっている。また、プラテンロ−ラ5
2の右方には、サ−マルヘッド56が、軸57の回動に
よって変位できるように所定の位置に取り付けられてい
る。
【0006】一方、プラテンロ−ラ52の左上方に装着
された転写紙カ−トリッジ70は、記録紙収納部71に
記録紙72が収納され、転写紙収納部78に転写紙79
が収納されており、記録紙収納部71とは連接されて一
体的に構成されている。また、転写紙カ−トリッジ70
内の記録紙収納部71は、左側に配設され、かつ下方か
ら記録紙72をプラテンロ−ラ52に送り出すようにな
っている。すなわち、記録紙収納部71は、記録紙72
を収納するトレイ73と、このトレイ73を下方に押し
下げ固定するバネ74と、記録紙72を一枚づつ分離す
る分離爪75及び記録紙72を補給する際にこの記録紙
収納部71を開閉する蓋部76とから構成され、記録紙
72は開口部82から給紙排紙手段58のロ−ラ59に
よりプラテンロ−ラ52に送り出される。
【0007】一方、転写紙収納部78は、記録紙収納部
71の右側に配設され、かつ下方に固定部80と、上方
に開閉可能な蓋部81が設けられており、ラインサ−マ
ルプリンタ51内では、図示しない機構により蓋部81
が開かれ開口部82が形成され、この開口部82から転
写紙79がラインサ−マルプリンタ51内に送り出され
るようになっている。
【0008】また、転写紙収納部78は固定部80の側
壁に形成された図示しない軸受部にて、転写紙79が巻
回された一対のコア83、84を保持している。また、
一対のコア83、84に転写紙79が巻回している状態
では、コア83側は供給ロ−ル85となり、コア84側
は巻取ロ−ル86となる。そして、印刷動作時には、供
給ロ−ル85は転写紙収納部78内に位置し、巻取ロ−
ル86は上述のようにロ−ディングア−ム55により所
定の巻取ロ−ル駆動位置61にロ−ディングされるよう
になっている。
【0009】次に、従来のラインサ−マルプリンタの転
写紙識別手段について説明する。図5は、従来例のライ
ンサ−マルプリンタの転写紙識別手段を示す断面図であ
る。図5において、51aは側壁を、51bは側壁を、
62は支持軸を、62aはフランジ部を、63は支持軸
を、63aはフランジ部を、64は軸受を、65は軸受
を、66は圧縮スプリングを、68aは発光部を、68
bは受光部を、84aは中空部をそれぞれ示す。なお、
上述の説明において既に用いた符号は、重複するので、
その説明は省略する。
【0010】転写紙79が巻回されている一対のコア8
3、84は、樹脂等の材料により中空状のパイプ形状に
形成されている。転写紙79は、製造時に一対のコア8
3、84に巻回される。なお、説明の都合上、ここでは
巻取ロ−ル86側のコア84のみについて記述する。中
空状のコア84は、転写紙79の種類に応じて長さL
(全長)が異なっている。そして、巻取ロ−ル86を前
述したロ−ディングア−ム55により、所定の巻取ロ−
ル駆動位置61にロ−ディングすると、コア長さを検出
する転写紙識別手段67により、転写紙79の種類が検
出でき、図5の(A)、(B)に示したように巻取ロ−
ル86が支持されている。
【0011】すなわち、巻取ロ−ル86のコア84は、
両端を支持軸62、63により回転自在に支持される。
なお、この状態は図6の巻取ロ−ル駆動位置61で支持
されている。支持軸62はフランジ部62aを有し、フ
ランジ部62a側の一端はコア84の中空部84aに嵌
合し、他端側はラインサ−マルプリンタ51の側壁51
aに設けられた軸受64に取り付けられている。また、
支持軸63は支持軸62と同様の形状のフランジ部63
aを有し、同様にフランジ部63a側の一端はコア84
の中空部84aに嵌合し、他端側はラインサ−マルプリ
ンタ51の側壁51bに設けられた軸受65に取付けら
れている。さらに、支持軸63は、フランジ部63aと
軸受65との間に圧縮スプリング66が取付けられてお
り、この圧縮スプリング66の押圧力により、支持軸6
3を常に支持軸62側に押圧している。このため巻取ロ
−ル86のコア84を、支持軸62、63に装着する際
には、圧縮スプリング66の押圧力に抗して、図示しな
い手段により支持軸63を矢印X1方向に移動すること
により、巻取ロ−ル86のコア84が容易に着脱できる
構造になっている。
【0012】支持軸63側で、側壁51bの外側にはコ
ア84の長さを検出する転写紙識別手段67が設けられ
ている。この転写紙識別手段67は、例えば透過型フォ
トセンサ68からなり、発光部68aと受光部68bと
より構成されている。そして、コア84が支持軸62、
63により支持されると、コア84の長さLによって支
持軸63が圧縮スプリング66に抗して矢印X1方向も
しくは矢印X2方向に移動でき、この時の移動量を転写
紙識別手段67の透過型フォトセンサ68により検出す
るようになっている。
【0013】すなわち、図5(A)に示したように、巻
取ロ−ル86のコア84の長さL1が短い場合には、コ
ア84を支持している支持軸63の図中右先端が、透過
型フォトセンサ68の発光部68aと受光部68bを遮
らないため、図示しない比較回路部で“コア長さが短
い”と判断される。また、図5(B)に示したように、
コア84の長さL2が長い場合には、コア84を支持し
ている支持軸63の図中右先端が、透過型フォトセンサ
68を遮るため、“コア長さが長い”と判断される。す
なわち、巻取ロ−ル86のコア84の長さを変えること
により、転写紙79の種類を検出することが可能とな
る。従って、多種類の転写紙79を同一のラインサ−マ
ルプリンタ51で使用する際、転写紙79を巻回したコ
ア84を変えるだけで良いため、転写紙カ−トリッジ7
0を共用できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な転写紙識別手段を備えたラインサ−マルプリンタによ
れば、転写紙の種類を多くすると、その種類数分、透過
型フォトセンサの数を多くする必要があり、種類が多く
なると、巻取ロ−ルのコアの長さも長くなり、巻取ロ−
ルを装着するカ−トリッジの幅が大きくなり、その結
果、ラインサ−マルプリンタ全体の幅も大きくなる。さ
らに、転写紙がないときの誤動作を防止するために、転
写紙ロ−ルの未装着を検出するためには、透過型フォト
センサをさらに追加する必要がある。
【0015】そこで、本発明は、ラインサ−マルプリン
タにおいて、転写紙識別手段を小形化し、転写紙ロ−ル
の長さを一定に出来るようにし、それにより、コストを
押さえかつ小形化できるラインサ−マルプリンタを提供
する事を目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のラインサ−マル
プリンタは、転写紙の巻回された供給コアと巻取コア
と、前記供給コアと前記巻取コアとを装着するカ−トリ
ッジとを備え、ラインサ−マルヘッドによって、前記転
写紙上のインクを記録紙に転写するラインサ−マルプリ
ンタにおいて、前記供給コア又は前記巻取コアの支持部
材の少なくとも一端にマ−ク部を形成した場合と形成し
ない場合とによってできる、前記転写紙の種類に対応付
けられた、前記マ−ク部の有無の組み合わせを検出する
転写紙識別手段を備えた事により、上述の目的を達成す
るものである。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
を説明する。まず、ラインサ−マルプリンタの概略を説
明する。図3は、本発明の一実施例であるカ−トリッジ
未装着のラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
図4は、本発明の一実施例であるカ−トリッジ装着済の
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。図3及び
図4において、1はラインサ−マルプリンタを、2は記
録紙収納部を、3は機構部を、4は排紙トレイを、5は
排紙口を、6は信号処理回路部を、7は電源部を、8は
I/F回路部を、9はカバ−を、10は筐体を、11は
カ−トリッジを、12はプラテンロ−ラを、13は供給
コアを、14は巻取コアを、15Lはレ−ルを、17は
転写紙を、21Lは溝部を、24Lは検出スイッチを、
28Lは溝部を、29はラインサ−マルヘッドを、30
は軸を、34Lは固定爪を、35Lは固定ピンを、36
は保持機構部を、37は貯留部をそれぞれ示す。
【0018】図4に示すように、ラインサ−マルプリン
タ1の概略レイアウトは以下の通りである。ラインサ−
マルプリンタ1において、その中央部に主要記録機構を
有する機構部3が、その左方にカット記録紙を収納する
記録紙収納部2が、その底面側に信号処理回路部6が、
その下方側に電源部7が、その右方にI/F回路部8が
配置されている。なお、図3及び図4において、ライン
サ−マルプリンタ1は、その前方を左方に、その後方を
右方に、表示している。すなわち、両図において、ライ
ンサ−マルプリンタ1の右側が手前に、その左側が奥側
に表示されている。また、構成要素で左右にあるもの
は、図示されるとされないとにかかわらず、符号の後
に、L、Rを添えて示すことにする。
【0019】カット記録紙は、機構部3にあるプラテン
ロ−ラ12に、おおよそU字型に巻回されて、排紙口5
よりラインサ−マルプリンタ1の外部に設けた排紙トレ
イ4に導かれる。機構部3は、ラインサ−マルヘッド2
9、転写紙17を保持するカ−トリッジ11、記録紙を
保持させる保持機構部36、記録中記録紙を一時貯留す
る貯留部37等から構成されている。
【0020】図4は、ラインサ−マルヘッド29が軸3
0を中心に時計方向に大きく回動されて退避した退避状
態を示す。図3は、図4に示すラインサ−マルヘッド2
9の退避状態において、カ−トリッジ11を取り除いた
状態を示す。機構部3を支持するフレ−ムは、筐体10
の内側に取り付けられた左右のアルミダイカスト製フレ
−ムと、これらの左右フレ−ムを連結するステ−とL字
型ステ−とから構成されている。ラインサ−マルヘッド
29は、軸30の回りに回動自在であり、ラインサ−マ
ルヘッド29がプラテンロ−ラ12側の回動位置にある
ときは、左右フレ−ムに設けられた固定爪34L、34
Rがラインサ−マルヘッド29の左右両側に設けられた
固定ピン35L、35Rに係合することにより、ライン
サ−マルヘッド29が固定される。固定爪34L、34
Rはシャフトに一体に固定されて回動動作する。固定爪
34L、34Rと固定ピン35L、35Rとの係合の解
除はロック解除機構によって、固定爪34L、34Rを
反時計方向に回動することによって行われる。
【0021】左右のフレ−ムには、カ−トリッジ11の
着脱を案内するためのレ−ル15L、15Rが形成され
ており、ラインサ−マルヘッド29が退避状態にある
時、カ−トリッジ11はこのレ−ル15L、15Rに沿
って上下方向に着脱可能な構成となっている。
【0022】次に、カ−トリッジ11の構成を説明す
る。図2は、本発明のラインサ−マルプリンタの一実施
例におけるカ−トリッジを示す斜視図である。図2にお
いて、16L、16Rは側面部を、18はステ−を、1
9はステ−を、20は開口部を、22はギア付きフラン
ジを、23はフランジを、25L、25Rはピンを、2
6L、26Rは軸受けを、27はガイドを、31は巻取
側転写紙ロ−ルを、32は供給側転写紙ロ−ルを、33
はギア部をそれぞれ示す。なお、上述の説明で既に用い
られた符号については、重複するので、その説明を省略
する。
【0023】カ−トリッジ11は、左右の側面部16
L、16Rとこれらを連結する2本のステ−18、19
とで、そのフレ−ムを構成している。左右の側面部16
L、16Rの外側には、ガイド27L、27Rが固定さ
れており、レ−ル15L、15Rの溝部21L、21R
と嵌合してカ−トリッジ11の着脱時の案内をする。供
給側転写紙ロ−ル32、巻取側転写紙ロ−ル31は、共
に円筒状の供給コア13又は巻取コア14の外周に、転
写紙17を巻回したものである。円筒状の供給コア13
又は巻取コア14の右側端部には、ギア付きフランジ2
2が圧入されており、供給コア13又は巻取コア14と
一体化している。供給側転写紙ロ−ル32、巻取側転写
紙ロ−ル31のカ−トリッジ11への装着は、カ−トリ
ッジ11側に設けた軸受26L、26Rにより行う。軸
受26L、26Rは弾性部材より構成され、一方が開口
しており、供給コア13又は巻取コア14を回転自在に
支持する。開口部20は、供給コア13又は巻取コア1
4のコア径より僅かに小なる幅で開口しており、ここよ
り供給コア13又は巻取コア14を押し込むと、弾性変
形して装着する事ができる。装着後はギア付きフランジ
22が左右の側面部16L、16Rに規制され、左右方
向に動く事はない。
【0024】カ−トリッジ11をラインサ−マルプリン
タ1の所定位置に装填するには、カ−トリッジ11の左
右の側面部16L、16Rから外側に突き出しているガ
イド27を、ラインサ−マルプリンタ1の左右フレ−ム
に設けた左右のレ−ル15L、15Rの溝部21L、2
1Rに合わせて上から落とし込めば良い。カ−トリッジ
11が所定位置にセットされると、巻取コア14に圧入
されたギア付きフランジ22、フランジ23の両外側に
突き出しているピン25L、25Rがレ−ル15L、1
5Rに設けられた溝部28L、28Rに落ち位置決めさ
れる。同時に、図示しない巻取ギアが巻取コア14に圧
入されたギア付きフランジ22のギア部33と噛み合
い、図示しない緩み取りギアが供給コア13に圧入され
たギア付きフランジ22のギア部33と噛み合う。
【0025】カ−トリッジ11が装着されると、供給コ
ア13のギア付きフランジ22、フランジ23の外側に
突出したピン25L、25Rによって、転写紙17の種
類を判別する事ができる。すなわち、レ−ル15L、1
5Rの溝部21L、21Rの底に設けた検出スイッチ2
4L、24Rのアクチュエ−タをピン25L、25Rが
押すことによって行われる。
【0026】次に、転写紙識別手段について説明する。
図1は、本発明のラインサ−マルプリンタの一実施例に
おける転写紙識別手段を示す断面図である。図1におい
て、(A)は転写紙の種類1に、(B)は転写紙の種類
2に、(C)は転写紙の種類3に、それぞれ対応してい
る。(A)〜(C)に示すように、左右ピン25L、2
5Rは転写紙17の種類によって、ピン25L、25R
の有無が決まっており、2個の検出スイッチ24L、2
4RのON−OFFパタ−ンによって転写紙17の種類
がマイコン部で判断される。すなわち、ピン25L、2
5R有りの場合を0とし、ピン25L、25Rなしの場
合を1とすると、転写紙17等とON−OFFパタ−ン
との対応は、以下の表に示すようになる。
【0027】
【表1】
【0028】すなわち、最大3種類の転写紙種類を検出
できる。転写紙の種類は、昇華インク、溶融インクの識
別、記録サイズ、色数、色順、濃度等その種類を限定す
るものではない。カ−トリッジ又は供給ロ−ルが未装着
の場合は、検出スイッチが作動しないので容易に判別す
る事ができる。
【0029】なお、以上転写紙識別手段として、供給コ
アのギア付きフランジ及びフランジの外側に突出したピ
ンと、これらを検出する2個の検出スイッチと、転写紙
の種類に対応した2個の検出スイッチのON−OFFパ
タ−ンとの構成について説明したが、本発明はこれらに
限定されるものではなく、供給コアではなく巻取コアで
あっても良いし、ピンと検出スイッチの組み合わせでは
なく、凹部と距離検出センサの組み合わせや、マ−ク部
とマ−ク検出器との組み合わせであっても、同様の結果
が得られることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のラインサ−
マルプリンタは、転写紙の巻回された供給コアと巻取コ
アと、前記供給コアと前記巻取コアとを装着するカ−ト
リッジとを備え、ラインサ−マルヘッドによって、前記
転写紙上のインクを記録紙に転写するラインサ−マルプ
リンタにおいて、前記供給コア又は前記巻取コアの支持
部材の少なくとも一端にマ−ク部を形成した場合と形成
しない場合とによってできる、前記転写紙の種類に対応
付けられた、前記マ−ク部の有無の組み合わせを検出す
る転写紙識別手段を備えた事により、転写紙識別手段を
小形化し、転写紙ロ−ルの長さを一定に出来るように
し、それにより、コストを押さえかつ小形化できるライ
ンサ−マルプリンタを提供する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラインサ−マルプリンタの一実施例に
おける転写紙識別手段を示す断面図である。
【図2】本発明のラインサ−マルプリンタの一実施例に
おけるカ−トリッジを示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例であるカ−トリッジ未装着の
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例であるカ−トリッジ装着済の
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
【図5】従来例のラインサ−マルプリンタの転写紙識別
手段を示す断面図である。
【図6】従来例のラインサ−マルプリンタの構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ラインサ−マルプリンタ 11 カ−トリッジ 13 供給コア 14 巻取コア 17 転写紙 22 ギア付きフランジ 23 フランジ 25L ピン(マ−ク部) 25R ピン(マ−ク部) 29 ラインサ−マルヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写紙の巻回された供給コアと巻取コア
    と、前記供給コアと前記巻取コアとを装着するカ−トリ
    ッジとを備え、ラインサ−マルヘッドによって、前記転
    写紙上のインクを記録紙に転写するラインサ−マルプリ
    ンタにおいて、 前記供給コア又は前記巻取コアの支持部材の少なくとも
    一端にマ−ク部を形成した場合と形成しない場合とによ
    ってできる、前記転写紙の種類に対応付けられた、前記
    マ−ク部の有無の組み合わせを検出する転写紙識別手段
    を備えたことを特徴とするラインサ−マルプリンタ。
JP11393293A 1993-04-16 1993-04-16 ラインサ−マルプリンタ Pending JPH06297801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11393293A JPH06297801A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 ラインサ−マルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11393293A JPH06297801A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 ラインサ−マルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06297801A true JPH06297801A (ja) 1994-10-25

Family

ID=14624810

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JP11393293A Pending JPH06297801A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 ラインサ−マルプリンタ

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JP (1) JPH06297801A (ja)

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