JPH06297801A - ラインサ−マルプリンタ - Google Patents
ラインサ−マルプリンタInfo
- Publication number
- JPH06297801A JPH06297801A JP11393293A JP11393293A JPH06297801A JP H06297801 A JPH06297801 A JP H06297801A JP 11393293 A JP11393293 A JP 11393293A JP 11393293 A JP11393293 A JP 11393293A JP H06297801 A JPH06297801 A JP H06297801A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer paper
- core
- line thermal
- thermal printer
- cartridge
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写紙識別手段を小形化し、転写紙ロ−ルの
長さを一定に出来るようにし、それにより、コストを押
さえかつ小形化できるラインサ−マルプリンタを提供す
る。 【構成】 転写紙17の巻回された供給コア13と巻取
コア14と、前記供給コア13と前記巻取コア14とを
装着するカ−トリッジ11とを備え、ラインサ−マルヘ
ッド29によって、前記転写紙17上のインクを記録紙
に転写するラインサ−マルプリンタ1において、前記供
給コア13又は前記巻取コア14の支持部材22、23
の少なくとも一端にピン25L、25Rを形成した場合
と形成しない場合とによってできる、前記転写紙17の
種類に対応付けられた、前記ピン25L、25Rの有無
の組み合わせを検出する転写紙識別手段を備えた。
長さを一定に出来るようにし、それにより、コストを押
さえかつ小形化できるラインサ−マルプリンタを提供す
る。 【構成】 転写紙17の巻回された供給コア13と巻取
コア14と、前記供給コア13と前記巻取コア14とを
装着するカ−トリッジ11とを備え、ラインサ−マルヘ
ッド29によって、前記転写紙17上のインクを記録紙
に転写するラインサ−マルプリンタ1において、前記供
給コア13又は前記巻取コア14の支持部材22、23
の少なくとも一端にピン25L、25Rを形成した場合
と形成しない場合とによってできる、前記転写紙17の
種類に対応付けられた、前記ピン25L、25Rの有無
の組み合わせを検出する転写紙識別手段を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインサ−マルプリン
タに係わり、特に、転写紙識別手段を備えたラインサ−
マルプリンタに関するものである。
タに係わり、特に、転写紙識別手段を備えたラインサ−
マルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、転写紙を構成するベ−スフィ
ルムに塗布されたカラ−インク(インク)をサ−マルヘ
ッドの熱で溶かしたり、昇華させたりして、記録紙上の
所定位置にカラ−インクを転写する熱転写型プリンタ装
置(以下、ラインサ−マルプリンタないしは装置とも記
す)が一般的に知られており、このような装置において
は、上述のような転写動作を、例えばイエロ−、マゼン
タ、シアン及びブラック等を色毎に繰り返して行うこと
により、記録紙上にカラ−画像を印刷する事ができる。
ルムに塗布されたカラ−インク(インク)をサ−マルヘ
ッドの熱で溶かしたり、昇華させたりして、記録紙上の
所定位置にカラ−インクを転写する熱転写型プリンタ装
置(以下、ラインサ−マルプリンタないしは装置とも記
す)が一般的に知られており、このような装置において
は、上述のような転写動作を、例えばイエロ−、マゼン
タ、シアン及びブラック等を色毎に繰り返して行うこと
により、記録紙上にカラ−画像を印刷する事ができる。
【0003】以下、添付図面を参照して、従来技術を説
明する。まず、従来のラインサ−マルプリンタの概略を
説明する。図6は、従来例のラインサ−マルプリンタの
構成を示す断面図である。図6において、51はライン
サ−マルプリンタを、52はプラテンロ−ラを、53は
プラテンシャフトを、54はクランパを、55はロ−デ
ィングア−ムを、55aはフック部を、56はサ−マル
ヘッドを、57は軸を、58は給紙排紙手段を、59は
ロ−ラを、60は転写紙駆動手段を、61はロ−ル駆動
位置を、67は転写紙識別手段を、68は透過型フォト
センサ−を、70は転写紙カ−トリッジを、71は記録
紙収納部を、72は記録紙を、73はトレイを、74は
バネを、75は分離爪を、76は蓋部を、78は転写紙
収納部を、79は転写紙を、80は固定部を、81は蓋
部を、82は開口部を、83はコアを、84はコアを、
85は供給ロ−ルを、86は巻取ロ−ルをそれぞれ示
す。
明する。まず、従来のラインサ−マルプリンタの概略を
説明する。図6は、従来例のラインサ−マルプリンタの
構成を示す断面図である。図6において、51はライン
サ−マルプリンタを、52はプラテンロ−ラを、53は
プラテンシャフトを、54はクランパを、55はロ−デ
ィングア−ムを、55aはフック部を、56はサ−マル
ヘッドを、57は軸を、58は給紙排紙手段を、59は
ロ−ラを、60は転写紙駆動手段を、61はロ−ル駆動
位置を、67は転写紙識別手段を、68は透過型フォト
センサ−を、70は転写紙カ−トリッジを、71は記録
紙収納部を、72は記録紙を、73はトレイを、74は
バネを、75は分離爪を、76は蓋部を、78は転写紙
収納部を、79は転写紙を、80は固定部を、81は蓋
部を、82は開口部を、83はコアを、84はコアを、
85は供給ロ−ルを、86は巻取ロ−ルをそれぞれ示
す。
【0004】図6において、ラインサ−マルプリンタ5
1は、一般的なプラテンロ−ラ52と、サ−マルヘッド
56と、記録紙72と転写紙79とを一体に収納してい
る転写紙カ−トリッジ70と、記録紙72を搬送する給
紙排紙手段58と、転写紙79を搬送する転写紙駆動手
段60と、転写紙79の種類を識別する転写紙識別手段
67とにより概略構成されている。すなわち、プラテン
ロ−ラ52は、図示しないモ−タによってプラテンシャ
フト53を中心として回転駆動されると共に、記録紙7
2の先端をプラテンロ−ラ52の表面に保持するクラン
パ54を備えている。
1は、一般的なプラテンロ−ラ52と、サ−マルヘッド
56と、記録紙72と転写紙79とを一体に収納してい
る転写紙カ−トリッジ70と、記録紙72を搬送する給
紙排紙手段58と、転写紙79を搬送する転写紙駆動手
段60と、転写紙79の種類を識別する転写紙識別手段
67とにより概略構成されている。すなわち、プラテン
ロ−ラ52は、図示しないモ−タによってプラテンシャ
フト53を中心として回転駆動されると共に、記録紙7
2の先端をプラテンロ−ラ52の表面に保持するクラン
パ54を備えている。
【0005】また、プラテンシャフト53には、同軸的
にロ−ディングア−ム55が取り付けられている。この
ロ−ディングア−ム55の先端には、フック部55aが
形成されており、このフック部55aは、転写紙カ−ト
リッジ70の転写紙79が巻回されている後述する巻取
ロ−ル86の両端側を支持しながら、ロ−ディングア−
ム55を時計方向に回転させて、巻取ロ−ル86を駆動
する所定の巻取ロ−ル駆動位置61にロ−ディングさせ
るようになっている。また、巻取ロ−ル駆動位置61に
は、図示しない駆動源と接続した転写紙駆動手段60が
設けてあり、転写紙79が巻取ロ−ル86のコア84に
巻き取れるようになっている。また、プラテンロ−ラ5
2の右方には、サ−マルヘッド56が、軸57の回動に
よって変位できるように所定の位置に取り付けられてい
る。
にロ−ディングア−ム55が取り付けられている。この
ロ−ディングア−ム55の先端には、フック部55aが
形成されており、このフック部55aは、転写紙カ−ト
リッジ70の転写紙79が巻回されている後述する巻取
ロ−ル86の両端側を支持しながら、ロ−ディングア−
ム55を時計方向に回転させて、巻取ロ−ル86を駆動
する所定の巻取ロ−ル駆動位置61にロ−ディングさせ
るようになっている。また、巻取ロ−ル駆動位置61に
は、図示しない駆動源と接続した転写紙駆動手段60が
設けてあり、転写紙79が巻取ロ−ル86のコア84に
巻き取れるようになっている。また、プラテンロ−ラ5
2の右方には、サ−マルヘッド56が、軸57の回動に
よって変位できるように所定の位置に取り付けられてい
る。
【0006】一方、プラテンロ−ラ52の左上方に装着
された転写紙カ−トリッジ70は、記録紙収納部71に
記録紙72が収納され、転写紙収納部78に転写紙79
が収納されており、記録紙収納部71とは連接されて一
体的に構成されている。また、転写紙カ−トリッジ70
内の記録紙収納部71は、左側に配設され、かつ下方か
ら記録紙72をプラテンロ−ラ52に送り出すようにな
っている。すなわち、記録紙収納部71は、記録紙72
を収納するトレイ73と、このトレイ73を下方に押し
下げ固定するバネ74と、記録紙72を一枚づつ分離す
る分離爪75及び記録紙72を補給する際にこの記録紙
収納部71を開閉する蓋部76とから構成され、記録紙
72は開口部82から給紙排紙手段58のロ−ラ59に
よりプラテンロ−ラ52に送り出される。
された転写紙カ−トリッジ70は、記録紙収納部71に
記録紙72が収納され、転写紙収納部78に転写紙79
が収納されており、記録紙収納部71とは連接されて一
体的に構成されている。また、転写紙カ−トリッジ70
内の記録紙収納部71は、左側に配設され、かつ下方か
ら記録紙72をプラテンロ−ラ52に送り出すようにな
っている。すなわち、記録紙収納部71は、記録紙72
を収納するトレイ73と、このトレイ73を下方に押し
下げ固定するバネ74と、記録紙72を一枚づつ分離す
る分離爪75及び記録紙72を補給する際にこの記録紙
収納部71を開閉する蓋部76とから構成され、記録紙
72は開口部82から給紙排紙手段58のロ−ラ59に
よりプラテンロ−ラ52に送り出される。
【0007】一方、転写紙収納部78は、記録紙収納部
71の右側に配設され、かつ下方に固定部80と、上方
に開閉可能な蓋部81が設けられており、ラインサ−マ
ルプリンタ51内では、図示しない機構により蓋部81
が開かれ開口部82が形成され、この開口部82から転
写紙79がラインサ−マルプリンタ51内に送り出され
るようになっている。
71の右側に配設され、かつ下方に固定部80と、上方
に開閉可能な蓋部81が設けられており、ラインサ−マ
ルプリンタ51内では、図示しない機構により蓋部81
が開かれ開口部82が形成され、この開口部82から転
写紙79がラインサ−マルプリンタ51内に送り出され
るようになっている。
【0008】また、転写紙収納部78は固定部80の側
壁に形成された図示しない軸受部にて、転写紙79が巻
回された一対のコア83、84を保持している。また、
一対のコア83、84に転写紙79が巻回している状態
では、コア83側は供給ロ−ル85となり、コア84側
は巻取ロ−ル86となる。そして、印刷動作時には、供
給ロ−ル85は転写紙収納部78内に位置し、巻取ロ−
ル86は上述のようにロ−ディングア−ム55により所
定の巻取ロ−ル駆動位置61にロ−ディングされるよう
になっている。
壁に形成された図示しない軸受部にて、転写紙79が巻
回された一対のコア83、84を保持している。また、
一対のコア83、84に転写紙79が巻回している状態
では、コア83側は供給ロ−ル85となり、コア84側
は巻取ロ−ル86となる。そして、印刷動作時には、供
給ロ−ル85は転写紙収納部78内に位置し、巻取ロ−
ル86は上述のようにロ−ディングア−ム55により所
定の巻取ロ−ル駆動位置61にロ−ディングされるよう
になっている。
【0009】次に、従来のラインサ−マルプリンタの転
写紙識別手段について説明する。図5は、従来例のライ
ンサ−マルプリンタの転写紙識別手段を示す断面図であ
る。図5において、51aは側壁を、51bは側壁を、
62は支持軸を、62aはフランジ部を、63は支持軸
を、63aはフランジ部を、64は軸受を、65は軸受
を、66は圧縮スプリングを、68aは発光部を、68
bは受光部を、84aは中空部をそれぞれ示す。なお、
上述の説明において既に用いた符号は、重複するので、
その説明は省略する。
写紙識別手段について説明する。図5は、従来例のライ
ンサ−マルプリンタの転写紙識別手段を示す断面図であ
る。図5において、51aは側壁を、51bは側壁を、
62は支持軸を、62aはフランジ部を、63は支持軸
を、63aはフランジ部を、64は軸受を、65は軸受
を、66は圧縮スプリングを、68aは発光部を、68
bは受光部を、84aは中空部をそれぞれ示す。なお、
上述の説明において既に用いた符号は、重複するので、
その説明は省略する。
【0010】転写紙79が巻回されている一対のコア8
3、84は、樹脂等の材料により中空状のパイプ形状に
形成されている。転写紙79は、製造時に一対のコア8
3、84に巻回される。なお、説明の都合上、ここでは
巻取ロ−ル86側のコア84のみについて記述する。中
空状のコア84は、転写紙79の種類に応じて長さL
(全長)が異なっている。そして、巻取ロ−ル86を前
述したロ−ディングア−ム55により、所定の巻取ロ−
ル駆動位置61にロ−ディングすると、コア長さを検出
する転写紙識別手段67により、転写紙79の種類が検
出でき、図5の(A)、(B)に示したように巻取ロ−
ル86が支持されている。
3、84は、樹脂等の材料により中空状のパイプ形状に
形成されている。転写紙79は、製造時に一対のコア8
3、84に巻回される。なお、説明の都合上、ここでは
巻取ロ−ル86側のコア84のみについて記述する。中
空状のコア84は、転写紙79の種類に応じて長さL
(全長)が異なっている。そして、巻取ロ−ル86を前
述したロ−ディングア−ム55により、所定の巻取ロ−
ル駆動位置61にロ−ディングすると、コア長さを検出
する転写紙識別手段67により、転写紙79の種類が検
出でき、図5の(A)、(B)に示したように巻取ロ−
ル86が支持されている。
【0011】すなわち、巻取ロ−ル86のコア84は、
両端を支持軸62、63により回転自在に支持される。
なお、この状態は図6の巻取ロ−ル駆動位置61で支持
されている。支持軸62はフランジ部62aを有し、フ
ランジ部62a側の一端はコア84の中空部84aに嵌
合し、他端側はラインサ−マルプリンタ51の側壁51
aに設けられた軸受64に取り付けられている。また、
支持軸63は支持軸62と同様の形状のフランジ部63
aを有し、同様にフランジ部63a側の一端はコア84
の中空部84aに嵌合し、他端側はラインサ−マルプリ
ンタ51の側壁51bに設けられた軸受65に取付けら
れている。さらに、支持軸63は、フランジ部63aと
軸受65との間に圧縮スプリング66が取付けられてお
り、この圧縮スプリング66の押圧力により、支持軸6
3を常に支持軸62側に押圧している。このため巻取ロ
−ル86のコア84を、支持軸62、63に装着する際
には、圧縮スプリング66の押圧力に抗して、図示しな
い手段により支持軸63を矢印X1方向に移動すること
により、巻取ロ−ル86のコア84が容易に着脱できる
構造になっている。
両端を支持軸62、63により回転自在に支持される。
なお、この状態は図6の巻取ロ−ル駆動位置61で支持
されている。支持軸62はフランジ部62aを有し、フ
ランジ部62a側の一端はコア84の中空部84aに嵌
合し、他端側はラインサ−マルプリンタ51の側壁51
aに設けられた軸受64に取り付けられている。また、
支持軸63は支持軸62と同様の形状のフランジ部63
aを有し、同様にフランジ部63a側の一端はコア84
の中空部84aに嵌合し、他端側はラインサ−マルプリ
ンタ51の側壁51bに設けられた軸受65に取付けら
れている。さらに、支持軸63は、フランジ部63aと
軸受65との間に圧縮スプリング66が取付けられてお
り、この圧縮スプリング66の押圧力により、支持軸6
3を常に支持軸62側に押圧している。このため巻取ロ
−ル86のコア84を、支持軸62、63に装着する際
には、圧縮スプリング66の押圧力に抗して、図示しな
い手段により支持軸63を矢印X1方向に移動すること
により、巻取ロ−ル86のコア84が容易に着脱できる
構造になっている。
【0012】支持軸63側で、側壁51bの外側にはコ
ア84の長さを検出する転写紙識別手段67が設けられ
ている。この転写紙識別手段67は、例えば透過型フォ
トセンサ68からなり、発光部68aと受光部68bと
より構成されている。そして、コア84が支持軸62、
63により支持されると、コア84の長さLによって支
持軸63が圧縮スプリング66に抗して矢印X1方向も
しくは矢印X2方向に移動でき、この時の移動量を転写
紙識別手段67の透過型フォトセンサ68により検出す
るようになっている。
ア84の長さを検出する転写紙識別手段67が設けられ
ている。この転写紙識別手段67は、例えば透過型フォ
トセンサ68からなり、発光部68aと受光部68bと
より構成されている。そして、コア84が支持軸62、
63により支持されると、コア84の長さLによって支
持軸63が圧縮スプリング66に抗して矢印X1方向も
しくは矢印X2方向に移動でき、この時の移動量を転写
紙識別手段67の透過型フォトセンサ68により検出す
るようになっている。
【0013】すなわち、図5(A)に示したように、巻
取ロ−ル86のコア84の長さL1が短い場合には、コ
ア84を支持している支持軸63の図中右先端が、透過
型フォトセンサ68の発光部68aと受光部68bを遮
らないため、図示しない比較回路部で“コア長さが短
い”と判断される。また、図5(B)に示したように、
コア84の長さL2が長い場合には、コア84を支持し
ている支持軸63の図中右先端が、透過型フォトセンサ
68を遮るため、“コア長さが長い”と判断される。す
なわち、巻取ロ−ル86のコア84の長さを変えること
により、転写紙79の種類を検出することが可能とな
る。従って、多種類の転写紙79を同一のラインサ−マ
ルプリンタ51で使用する際、転写紙79を巻回したコ
ア84を変えるだけで良いため、転写紙カ−トリッジ7
0を共用できる。
取ロ−ル86のコア84の長さL1が短い場合には、コ
ア84を支持している支持軸63の図中右先端が、透過
型フォトセンサ68の発光部68aと受光部68bを遮
らないため、図示しない比較回路部で“コア長さが短
い”と判断される。また、図5(B)に示したように、
コア84の長さL2が長い場合には、コア84を支持し
ている支持軸63の図中右先端が、透過型フォトセンサ
68を遮るため、“コア長さが長い”と判断される。す
なわち、巻取ロ−ル86のコア84の長さを変えること
により、転写紙79の種類を検出することが可能とな
る。従って、多種類の転写紙79を同一のラインサ−マ
ルプリンタ51で使用する際、転写紙79を巻回したコ
ア84を変えるだけで良いため、転写紙カ−トリッジ7
0を共用できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な転写紙識別手段を備えたラインサ−マルプリンタによ
れば、転写紙の種類を多くすると、その種類数分、透過
型フォトセンサの数を多くする必要があり、種類が多く
なると、巻取ロ−ルのコアの長さも長くなり、巻取ロ−
ルを装着するカ−トリッジの幅が大きくなり、その結
果、ラインサ−マルプリンタ全体の幅も大きくなる。さ
らに、転写紙がないときの誤動作を防止するために、転
写紙ロ−ルの未装着を検出するためには、透過型フォト
センサをさらに追加する必要がある。
な転写紙識別手段を備えたラインサ−マルプリンタによ
れば、転写紙の種類を多くすると、その種類数分、透過
型フォトセンサの数を多くする必要があり、種類が多く
なると、巻取ロ−ルのコアの長さも長くなり、巻取ロ−
ルを装着するカ−トリッジの幅が大きくなり、その結
果、ラインサ−マルプリンタ全体の幅も大きくなる。さ
らに、転写紙がないときの誤動作を防止するために、転
写紙ロ−ルの未装着を検出するためには、透過型フォト
センサをさらに追加する必要がある。
【0015】そこで、本発明は、ラインサ−マルプリン
タにおいて、転写紙識別手段を小形化し、転写紙ロ−ル
の長さを一定に出来るようにし、それにより、コストを
押さえかつ小形化できるラインサ−マルプリンタを提供
する事を目的とするものである。
タにおいて、転写紙識別手段を小形化し、転写紙ロ−ル
の長さを一定に出来るようにし、それにより、コストを
押さえかつ小形化できるラインサ−マルプリンタを提供
する事を目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のラインサ−マル
プリンタは、転写紙の巻回された供給コアと巻取コア
と、前記供給コアと前記巻取コアとを装着するカ−トリ
ッジとを備え、ラインサ−マルヘッドによって、前記転
写紙上のインクを記録紙に転写するラインサ−マルプリ
ンタにおいて、前記供給コア又は前記巻取コアの支持部
材の少なくとも一端にマ−ク部を形成した場合と形成し
ない場合とによってできる、前記転写紙の種類に対応付
けられた、前記マ−ク部の有無の組み合わせを検出する
転写紙識別手段を備えた事により、上述の目的を達成す
るものである。
プリンタは、転写紙の巻回された供給コアと巻取コア
と、前記供給コアと前記巻取コアとを装着するカ−トリ
ッジとを備え、ラインサ−マルヘッドによって、前記転
写紙上のインクを記録紙に転写するラインサ−マルプリ
ンタにおいて、前記供給コア又は前記巻取コアの支持部
材の少なくとも一端にマ−ク部を形成した場合と形成し
ない場合とによってできる、前記転写紙の種類に対応付
けられた、前記マ−ク部の有無の組み合わせを検出する
転写紙識別手段を備えた事により、上述の目的を達成す
るものである。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
を説明する。まず、ラインサ−マルプリンタの概略を説
明する。図3は、本発明の一実施例であるカ−トリッジ
未装着のラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
図4は、本発明の一実施例であるカ−トリッジ装着済の
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。図3及び
図4において、1はラインサ−マルプリンタを、2は記
録紙収納部を、3は機構部を、4は排紙トレイを、5は
排紙口を、6は信号処理回路部を、7は電源部を、8は
I/F回路部を、9はカバ−を、10は筐体を、11は
カ−トリッジを、12はプラテンロ−ラを、13は供給
コアを、14は巻取コアを、15Lはレ−ルを、17は
転写紙を、21Lは溝部を、24Lは検出スイッチを、
28Lは溝部を、29はラインサ−マルヘッドを、30
は軸を、34Lは固定爪を、35Lは固定ピンを、36
は保持機構部を、37は貯留部をそれぞれ示す。
を説明する。まず、ラインサ−マルプリンタの概略を説
明する。図3は、本発明の一実施例であるカ−トリッジ
未装着のラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
図4は、本発明の一実施例であるカ−トリッジ装着済の
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。図3及び
図4において、1はラインサ−マルプリンタを、2は記
録紙収納部を、3は機構部を、4は排紙トレイを、5は
排紙口を、6は信号処理回路部を、7は電源部を、8は
I/F回路部を、9はカバ−を、10は筐体を、11は
カ−トリッジを、12はプラテンロ−ラを、13は供給
コアを、14は巻取コアを、15Lはレ−ルを、17は
転写紙を、21Lは溝部を、24Lは検出スイッチを、
28Lは溝部を、29はラインサ−マルヘッドを、30
は軸を、34Lは固定爪を、35Lは固定ピンを、36
は保持機構部を、37は貯留部をそれぞれ示す。
【0018】図4に示すように、ラインサ−マルプリン
タ1の概略レイアウトは以下の通りである。ラインサ−
マルプリンタ1において、その中央部に主要記録機構を
有する機構部3が、その左方にカット記録紙を収納する
記録紙収納部2が、その底面側に信号処理回路部6が、
その下方側に電源部7が、その右方にI/F回路部8が
配置されている。なお、図3及び図4において、ライン
サ−マルプリンタ1は、その前方を左方に、その後方を
右方に、表示している。すなわち、両図において、ライ
ンサ−マルプリンタ1の右側が手前に、その左側が奥側
に表示されている。また、構成要素で左右にあるもの
は、図示されるとされないとにかかわらず、符号の後
に、L、Rを添えて示すことにする。
タ1の概略レイアウトは以下の通りである。ラインサ−
マルプリンタ1において、その中央部に主要記録機構を
有する機構部3が、その左方にカット記録紙を収納する
記録紙収納部2が、その底面側に信号処理回路部6が、
その下方側に電源部7が、その右方にI/F回路部8が
配置されている。なお、図3及び図4において、ライン
サ−マルプリンタ1は、その前方を左方に、その後方を
右方に、表示している。すなわち、両図において、ライ
ンサ−マルプリンタ1の右側が手前に、その左側が奥側
に表示されている。また、構成要素で左右にあるもの
は、図示されるとされないとにかかわらず、符号の後
に、L、Rを添えて示すことにする。
【0019】カット記録紙は、機構部3にあるプラテン
ロ−ラ12に、おおよそU字型に巻回されて、排紙口5
よりラインサ−マルプリンタ1の外部に設けた排紙トレ
イ4に導かれる。機構部3は、ラインサ−マルヘッド2
9、転写紙17を保持するカ−トリッジ11、記録紙を
保持させる保持機構部36、記録中記録紙を一時貯留す
る貯留部37等から構成されている。
ロ−ラ12に、おおよそU字型に巻回されて、排紙口5
よりラインサ−マルプリンタ1の外部に設けた排紙トレ
イ4に導かれる。機構部3は、ラインサ−マルヘッド2
9、転写紙17を保持するカ−トリッジ11、記録紙を
保持させる保持機構部36、記録中記録紙を一時貯留す
る貯留部37等から構成されている。
【0020】図4は、ラインサ−マルヘッド29が軸3
0を中心に時計方向に大きく回動されて退避した退避状
態を示す。図3は、図4に示すラインサ−マルヘッド2
9の退避状態において、カ−トリッジ11を取り除いた
状態を示す。機構部3を支持するフレ−ムは、筐体10
の内側に取り付けられた左右のアルミダイカスト製フレ
−ムと、これらの左右フレ−ムを連結するステ−とL字
型ステ−とから構成されている。ラインサ−マルヘッド
29は、軸30の回りに回動自在であり、ラインサ−マ
ルヘッド29がプラテンロ−ラ12側の回動位置にある
ときは、左右フレ−ムに設けられた固定爪34L、34
Rがラインサ−マルヘッド29の左右両側に設けられた
固定ピン35L、35Rに係合することにより、ライン
サ−マルヘッド29が固定される。固定爪34L、34
Rはシャフトに一体に固定されて回動動作する。固定爪
34L、34Rと固定ピン35L、35Rとの係合の解
除はロック解除機構によって、固定爪34L、34Rを
反時計方向に回動することによって行われる。
0を中心に時計方向に大きく回動されて退避した退避状
態を示す。図3は、図4に示すラインサ−マルヘッド2
9の退避状態において、カ−トリッジ11を取り除いた
状態を示す。機構部3を支持するフレ−ムは、筐体10
の内側に取り付けられた左右のアルミダイカスト製フレ
−ムと、これらの左右フレ−ムを連結するステ−とL字
型ステ−とから構成されている。ラインサ−マルヘッド
29は、軸30の回りに回動自在であり、ラインサ−マ
ルヘッド29がプラテンロ−ラ12側の回動位置にある
ときは、左右フレ−ムに設けられた固定爪34L、34
Rがラインサ−マルヘッド29の左右両側に設けられた
固定ピン35L、35Rに係合することにより、ライン
サ−マルヘッド29が固定される。固定爪34L、34
Rはシャフトに一体に固定されて回動動作する。固定爪
34L、34Rと固定ピン35L、35Rとの係合の解
除はロック解除機構によって、固定爪34L、34Rを
反時計方向に回動することによって行われる。
【0021】左右のフレ−ムには、カ−トリッジ11の
着脱を案内するためのレ−ル15L、15Rが形成され
ており、ラインサ−マルヘッド29が退避状態にある
時、カ−トリッジ11はこのレ−ル15L、15Rに沿
って上下方向に着脱可能な構成となっている。
着脱を案内するためのレ−ル15L、15Rが形成され
ており、ラインサ−マルヘッド29が退避状態にある
時、カ−トリッジ11はこのレ−ル15L、15Rに沿
って上下方向に着脱可能な構成となっている。
【0022】次に、カ−トリッジ11の構成を説明す
る。図2は、本発明のラインサ−マルプリンタの一実施
例におけるカ−トリッジを示す斜視図である。図2にお
いて、16L、16Rは側面部を、18はステ−を、1
9はステ−を、20は開口部を、22はギア付きフラン
ジを、23はフランジを、25L、25Rはピンを、2
6L、26Rは軸受けを、27はガイドを、31は巻取
側転写紙ロ−ルを、32は供給側転写紙ロ−ルを、33
はギア部をそれぞれ示す。なお、上述の説明で既に用い
られた符号については、重複するので、その説明を省略
する。
る。図2は、本発明のラインサ−マルプリンタの一実施
例におけるカ−トリッジを示す斜視図である。図2にお
いて、16L、16Rは側面部を、18はステ−を、1
9はステ−を、20は開口部を、22はギア付きフラン
ジを、23はフランジを、25L、25Rはピンを、2
6L、26Rは軸受けを、27はガイドを、31は巻取
側転写紙ロ−ルを、32は供給側転写紙ロ−ルを、33
はギア部をそれぞれ示す。なお、上述の説明で既に用い
られた符号については、重複するので、その説明を省略
する。
【0023】カ−トリッジ11は、左右の側面部16
L、16Rとこれらを連結する2本のステ−18、19
とで、そのフレ−ムを構成している。左右の側面部16
L、16Rの外側には、ガイド27L、27Rが固定さ
れており、レ−ル15L、15Rの溝部21L、21R
と嵌合してカ−トリッジ11の着脱時の案内をする。供
給側転写紙ロ−ル32、巻取側転写紙ロ−ル31は、共
に円筒状の供給コア13又は巻取コア14の外周に、転
写紙17を巻回したものである。円筒状の供給コア13
又は巻取コア14の右側端部には、ギア付きフランジ2
2が圧入されており、供給コア13又は巻取コア14と
一体化している。供給側転写紙ロ−ル32、巻取側転写
紙ロ−ル31のカ−トリッジ11への装着は、カ−トリ
ッジ11側に設けた軸受26L、26Rにより行う。軸
受26L、26Rは弾性部材より構成され、一方が開口
しており、供給コア13又は巻取コア14を回転自在に
支持する。開口部20は、供給コア13又は巻取コア1
4のコア径より僅かに小なる幅で開口しており、ここよ
り供給コア13又は巻取コア14を押し込むと、弾性変
形して装着する事ができる。装着後はギア付きフランジ
22が左右の側面部16L、16Rに規制され、左右方
向に動く事はない。
L、16Rとこれらを連結する2本のステ−18、19
とで、そのフレ−ムを構成している。左右の側面部16
L、16Rの外側には、ガイド27L、27Rが固定さ
れており、レ−ル15L、15Rの溝部21L、21R
と嵌合してカ−トリッジ11の着脱時の案内をする。供
給側転写紙ロ−ル32、巻取側転写紙ロ−ル31は、共
に円筒状の供給コア13又は巻取コア14の外周に、転
写紙17を巻回したものである。円筒状の供給コア13
又は巻取コア14の右側端部には、ギア付きフランジ2
2が圧入されており、供給コア13又は巻取コア14と
一体化している。供給側転写紙ロ−ル32、巻取側転写
紙ロ−ル31のカ−トリッジ11への装着は、カ−トリ
ッジ11側に設けた軸受26L、26Rにより行う。軸
受26L、26Rは弾性部材より構成され、一方が開口
しており、供給コア13又は巻取コア14を回転自在に
支持する。開口部20は、供給コア13又は巻取コア1
4のコア径より僅かに小なる幅で開口しており、ここよ
り供給コア13又は巻取コア14を押し込むと、弾性変
形して装着する事ができる。装着後はギア付きフランジ
22が左右の側面部16L、16Rに規制され、左右方
向に動く事はない。
【0024】カ−トリッジ11をラインサ−マルプリン
タ1の所定位置に装填するには、カ−トリッジ11の左
右の側面部16L、16Rから外側に突き出しているガ
イド27を、ラインサ−マルプリンタ1の左右フレ−ム
に設けた左右のレ−ル15L、15Rの溝部21L、2
1Rに合わせて上から落とし込めば良い。カ−トリッジ
11が所定位置にセットされると、巻取コア14に圧入
されたギア付きフランジ22、フランジ23の両外側に
突き出しているピン25L、25Rがレ−ル15L、1
5Rに設けられた溝部28L、28Rに落ち位置決めさ
れる。同時に、図示しない巻取ギアが巻取コア14に圧
入されたギア付きフランジ22のギア部33と噛み合
い、図示しない緩み取りギアが供給コア13に圧入され
たギア付きフランジ22のギア部33と噛み合う。
タ1の所定位置に装填するには、カ−トリッジ11の左
右の側面部16L、16Rから外側に突き出しているガ
イド27を、ラインサ−マルプリンタ1の左右フレ−ム
に設けた左右のレ−ル15L、15Rの溝部21L、2
1Rに合わせて上から落とし込めば良い。カ−トリッジ
11が所定位置にセットされると、巻取コア14に圧入
されたギア付きフランジ22、フランジ23の両外側に
突き出しているピン25L、25Rがレ−ル15L、1
5Rに設けられた溝部28L、28Rに落ち位置決めさ
れる。同時に、図示しない巻取ギアが巻取コア14に圧
入されたギア付きフランジ22のギア部33と噛み合
い、図示しない緩み取りギアが供給コア13に圧入され
たギア付きフランジ22のギア部33と噛み合う。
【0025】カ−トリッジ11が装着されると、供給コ
ア13のギア付きフランジ22、フランジ23の外側に
突出したピン25L、25Rによって、転写紙17の種
類を判別する事ができる。すなわち、レ−ル15L、1
5Rの溝部21L、21Rの底に設けた検出スイッチ2
4L、24Rのアクチュエ−タをピン25L、25Rが
押すことによって行われる。
ア13のギア付きフランジ22、フランジ23の外側に
突出したピン25L、25Rによって、転写紙17の種
類を判別する事ができる。すなわち、レ−ル15L、1
5Rの溝部21L、21Rの底に設けた検出スイッチ2
4L、24Rのアクチュエ−タをピン25L、25Rが
押すことによって行われる。
【0026】次に、転写紙識別手段について説明する。
図1は、本発明のラインサ−マルプリンタの一実施例に
おける転写紙識別手段を示す断面図である。図1におい
て、(A)は転写紙の種類1に、(B)は転写紙の種類
2に、(C)は転写紙の種類3に、それぞれ対応してい
る。(A)〜(C)に示すように、左右ピン25L、2
5Rは転写紙17の種類によって、ピン25L、25R
の有無が決まっており、2個の検出スイッチ24L、2
4RのON−OFFパタ−ンによって転写紙17の種類
がマイコン部で判断される。すなわち、ピン25L、2
5R有りの場合を0とし、ピン25L、25Rなしの場
合を1とすると、転写紙17等とON−OFFパタ−ン
との対応は、以下の表に示すようになる。
図1は、本発明のラインサ−マルプリンタの一実施例に
おける転写紙識別手段を示す断面図である。図1におい
て、(A)は転写紙の種類1に、(B)は転写紙の種類
2に、(C)は転写紙の種類3に、それぞれ対応してい
る。(A)〜(C)に示すように、左右ピン25L、2
5Rは転写紙17の種類によって、ピン25L、25R
の有無が決まっており、2個の検出スイッチ24L、2
4RのON−OFFパタ−ンによって転写紙17の種類
がマイコン部で判断される。すなわち、ピン25L、2
5R有りの場合を0とし、ピン25L、25Rなしの場
合を1とすると、転写紙17等とON−OFFパタ−ン
との対応は、以下の表に示すようになる。
【0027】
【表1】
【0028】すなわち、最大3種類の転写紙種類を検出
できる。転写紙の種類は、昇華インク、溶融インクの識
別、記録サイズ、色数、色順、濃度等その種類を限定す
るものではない。カ−トリッジ又は供給ロ−ルが未装着
の場合は、検出スイッチが作動しないので容易に判別す
る事ができる。
できる。転写紙の種類は、昇華インク、溶融インクの識
別、記録サイズ、色数、色順、濃度等その種類を限定す
るものではない。カ−トリッジ又は供給ロ−ルが未装着
の場合は、検出スイッチが作動しないので容易に判別す
る事ができる。
【0029】なお、以上転写紙識別手段として、供給コ
アのギア付きフランジ及びフランジの外側に突出したピ
ンと、これらを検出する2個の検出スイッチと、転写紙
の種類に対応した2個の検出スイッチのON−OFFパ
タ−ンとの構成について説明したが、本発明はこれらに
限定されるものではなく、供給コアではなく巻取コアで
あっても良いし、ピンと検出スイッチの組み合わせでは
なく、凹部と距離検出センサの組み合わせや、マ−ク部
とマ−ク検出器との組み合わせであっても、同様の結果
が得られることは言うまでもない。
アのギア付きフランジ及びフランジの外側に突出したピ
ンと、これらを検出する2個の検出スイッチと、転写紙
の種類に対応した2個の検出スイッチのON−OFFパ
タ−ンとの構成について説明したが、本発明はこれらに
限定されるものではなく、供給コアではなく巻取コアで
あっても良いし、ピンと検出スイッチの組み合わせでは
なく、凹部と距離検出センサの組み合わせや、マ−ク部
とマ−ク検出器との組み合わせであっても、同様の結果
が得られることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のラインサ−
マルプリンタは、転写紙の巻回された供給コアと巻取コ
アと、前記供給コアと前記巻取コアとを装着するカ−ト
リッジとを備え、ラインサ−マルヘッドによって、前記
転写紙上のインクを記録紙に転写するラインサ−マルプ
リンタにおいて、前記供給コア又は前記巻取コアの支持
部材の少なくとも一端にマ−ク部を形成した場合と形成
しない場合とによってできる、前記転写紙の種類に対応
付けられた、前記マ−ク部の有無の組み合わせを検出す
る転写紙識別手段を備えた事により、転写紙識別手段を
小形化し、転写紙ロ−ルの長さを一定に出来るように
し、それにより、コストを押さえかつ小形化できるライ
ンサ−マルプリンタを提供する事が出来る。
マルプリンタは、転写紙の巻回された供給コアと巻取コ
アと、前記供給コアと前記巻取コアとを装着するカ−ト
リッジとを備え、ラインサ−マルヘッドによって、前記
転写紙上のインクを記録紙に転写するラインサ−マルプ
リンタにおいて、前記供給コア又は前記巻取コアの支持
部材の少なくとも一端にマ−ク部を形成した場合と形成
しない場合とによってできる、前記転写紙の種類に対応
付けられた、前記マ−ク部の有無の組み合わせを検出す
る転写紙識別手段を備えた事により、転写紙識別手段を
小形化し、転写紙ロ−ルの長さを一定に出来るように
し、それにより、コストを押さえかつ小形化できるライ
ンサ−マルプリンタを提供する事が出来る。
【図1】本発明のラインサ−マルプリンタの一実施例に
おける転写紙識別手段を示す断面図である。
おける転写紙識別手段を示す断面図である。
【図2】本発明のラインサ−マルプリンタの一実施例に
おけるカ−トリッジを示す斜視図である。
おけるカ−トリッジを示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例であるカ−トリッジ未装着の
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例であるカ−トリッジ装着済の
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
ラインサ−マルプリンタを示す断面図である。
【図5】従来例のラインサ−マルプリンタの転写紙識別
手段を示す断面図である。
手段を示す断面図である。
【図6】従来例のラインサ−マルプリンタの構成を示す
断面図である。
断面図である。
1 ラインサ−マルプリンタ 11 カ−トリッジ 13 供給コア 14 巻取コア 17 転写紙 22 ギア付きフランジ 23 フランジ 25L ピン(マ−ク部) 25R ピン(マ−ク部) 29 ラインサ−マルヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】転写紙の巻回された供給コアと巻取コア
と、前記供給コアと前記巻取コアとを装着するカ−トリ
ッジとを備え、ラインサ−マルヘッドによって、前記転
写紙上のインクを記録紙に転写するラインサ−マルプリ
ンタにおいて、 前記供給コア又は前記巻取コアの支持部材の少なくとも
一端にマ−ク部を形成した場合と形成しない場合とによ
ってできる、前記転写紙の種類に対応付けられた、前記
マ−ク部の有無の組み合わせを検出する転写紙識別手段
を備えたことを特徴とするラインサ−マルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11393293A JPH06297801A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | ラインサ−マルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11393293A JPH06297801A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | ラインサ−マルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297801A true JPH06297801A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=14624810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11393293A Pending JPH06297801A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | ラインサ−マルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06297801A (ja) |
-
1993
- 1993-04-16 JP JP11393293A patent/JPH06297801A/ja active Pending
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