JPH06296252A - ビデオカメラ装置 - Google Patents
ビデオカメラ装置Info
- Publication number
- JPH06296252A JPH06296252A JP5081760A JP8176093A JPH06296252A JP H06296252 A JPH06296252 A JP H06296252A JP 5081760 A JP5081760 A JP 5081760A JP 8176093 A JP8176093 A JP 8176093A JP H06296252 A JPH06296252 A JP H06296252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video camera
- image sensor
- image pickup
- camera device
- pickup device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ビデオカメラ装置において、光学レンズを取り
付けた際に発生する光学中心位置と撮像素子の走査中心
位置のズレ量(光軸ズレ)を電気的に補正すること。 【構成】マイクロコンピューターの入力端子により走査
画面領域の移動方向と移動量を読み込んだ後、撮像素子
駆動回路の駆動データを生成し駆動回路に転送する。撮
像素子駆動回路はこのデータに基づき撮像素子の画素読
み出しを行う。 【効果】モニター画面上に於ける走査中心位置を電気的
に自由に移動する事ができ、光軸ずれなどを容易に補正
する事が出来る。
付けた際に発生する光学中心位置と撮像素子の走査中心
位置のズレ量(光軸ズレ)を電気的に補正すること。 【構成】マイクロコンピューターの入力端子により走査
画面領域の移動方向と移動量を読み込んだ後、撮像素子
駆動回路の駆動データを生成し駆動回路に転送する。撮
像素子駆動回路はこのデータに基づき撮像素子の画素読
み出しを行う。 【効果】モニター画面上に於ける走査中心位置を電気的
に自由に移動する事ができ、光軸ずれなどを容易に補正
する事が出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ装置にレ
ンズを取り付けた際に生じる光軸ズレの補正とズームレ
ンズを取付けた際にズーミングすることにより変化する
光軸ズレの補正に関する。
ンズを取り付けた際に生じる光軸ズレの補正とズームレ
ンズを取付けた際にズーミングすることにより変化する
光軸ズレの補正に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにレンズを取り付けた際に
生じる光軸ズレはカメラ匡体に撮像素子を固定する際に
その取付位置の精度が十分得られないために生じてい
た。従ってその精度を補うためには機械的に撮像素子の
中心位置を水平・垂直方向に移動させることによりレン
ズの光学中心位置に合わせ込んでいた。
生じる光軸ズレはカメラ匡体に撮像素子を固定する際に
その取付位置の精度が十分得られないために生じてい
た。従ってその精度を補うためには機械的に撮像素子の
中心位置を水平・垂直方向に移動させることによりレン
ズの光学中心位置に合わせ込んでいた。
【0003】なお、この種の光軸補正方法としては、例
えば特開平4ー65993号公報に記載されたものが挙
げられる。
えば特開平4ー65993号公報に記載されたものが挙
げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、撮像
素子を水平・垂直方向に機械的に移動させる手段を各々
別々に備える必要があった。従って撮像素子のカメラ匡
体への取付構造が複雑になりコストアップにつながって
いた。さらに、近年撮像素子のチップサイズが縮小する
中で上記のような機械的補正手段が大変煩わしいものに
なってきた。
素子を水平・垂直方向に機械的に移動させる手段を各々
別々に備える必要があった。従って撮像素子のカメラ匡
体への取付構造が複雑になりコストアップにつながって
いた。さらに、近年撮像素子のチップサイズが縮小する
中で上記のような機械的補正手段が大変煩わしいものに
なってきた。
【0005】本発明の目的は、このような煩わしい機械
的操作を行う必要がなく、また撮像素子を水平・垂直方
向へ移動させる為の取付構造を必要としないため低価格
に実現できることにある。
的操作を行う必要がなく、また撮像素子を水平・垂直方
向へ移動させる為の取付構造を必要としないため低価格
に実現できることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、撮像素子の
読み出しを行う際に水平・垂直方向に実際に読み出さな
い画素の領域を設けることにより実現できる。その一手
段としてCCIR方式の撮像素子をNTSC方式で読み
出しを行う方法が挙げられる。また、NTSC方式の撮
像素子を電子ズーム機能によって任意の倍率に拡大する
ことにより実際に読み出されない画素の領域を設けるこ
とによっても実現できる。
読み出しを行う際に水平・垂直方向に実際に読み出さな
い画素の領域を設けることにより実現できる。その一手
段としてCCIR方式の撮像素子をNTSC方式で読み
出しを行う方法が挙げられる。また、NTSC方式の撮
像素子を電子ズーム機能によって任意の倍率に拡大する
ことにより実際に読み出されない画素の領域を設けるこ
とによっても実現できる。
【0007】
【作用】CCIR方式の撮像素子をNTSC方式の駆動
方法で読みだした場合、垂直方向に100水平走査期
間、水平方向に1水平走査期間の16%に相当する実際
に読み出されない画素の領域が生じる。従って撮像素子
の画素読み出し中心位置を上記の範囲内で水平・垂直方
向に任意の画素数分だけシフトすることによりレンズの
光学中心位置と撮像素子の読みだし中心位置を合わせ込
むことが出来る。
方法で読みだした場合、垂直方向に100水平走査期
間、水平方向に1水平走査期間の16%に相当する実際
に読み出されない画素の領域が生じる。従って撮像素子
の画素読み出し中心位置を上記の範囲内で水平・垂直方
向に任意の画素数分だけシフトすることによりレンズの
光学中心位置と撮像素子の読みだし中心位置を合わせ込
むことが出来る。
【0008】又、NTSC方式の撮像素子を電子ズーム
により任意の倍率にズームアップさせた場合にはズーム
倍率の逆数倍に相当する実際に読み出されない画素の領
域が生じる。
により任意の倍率にズームアップさせた場合にはズーム
倍率の逆数倍に相当する実際に読み出されない画素の領
域が生じる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明によるビデオカメラ装置の一実施例を
示す図である。CCIR方式の撮像素子1は、NTSC
方式の撮像素子駆動回路2により画素の読み出しが行わ
れる。マイクロコンピューター3は、水平・垂直方向の
画素読み出し位置の移動量X,Yを入力端子4,5から
それぞれ読み込み、その値に基ずいた撮像素子の駆動デ
ータを生成し駆動回路2に転送する。撮像素子駆動回路
2はマイクロコンピューター3から送信されたデータに
従って駆動パルスを発生し撮像素子の画素読み出し開始
位置の制御を行う。図2は、CCIR方式の撮像素子の
有効画素領域7を示す図である。ここでCCIR方式の
撮像素子をNTSC方式で駆動した場合の有効画素領域
8は水平・垂直とも118%の有効画素数を有するた
め、18%の実際に読み込まれない画素領域9が生じ
る。従って、このことから水平・垂直方向に走査画面の
18%に相当する移動量が得られることになる。
る。図1は本発明によるビデオカメラ装置の一実施例を
示す図である。CCIR方式の撮像素子1は、NTSC
方式の撮像素子駆動回路2により画素の読み出しが行わ
れる。マイクロコンピューター3は、水平・垂直方向の
画素読み出し位置の移動量X,Yを入力端子4,5から
それぞれ読み込み、その値に基ずいた撮像素子の駆動デ
ータを生成し駆動回路2に転送する。撮像素子駆動回路
2はマイクロコンピューター3から送信されたデータに
従って駆動パルスを発生し撮像素子の画素読み出し開始
位置の制御を行う。図2は、CCIR方式の撮像素子の
有効画素領域7を示す図である。ここでCCIR方式の
撮像素子をNTSC方式で駆動した場合の有効画素領域
8は水平・垂直とも118%の有効画素数を有するた
め、18%の実際に読み込まれない画素領域9が生じ
る。従って、このことから水平・垂直方向に走査画面の
18%に相当する移動量が得られることになる。
【0010】図3は本発明によるビデオカメラ装置のも
う一つの実施例を示す図である。
う一つの実施例を示す図である。
【0011】NTSC方式の撮像素子10は、NTSC
方式の撮像素子駆動回路11により画素の読み出しが行
われる。読み出された信号はアナログ・ディジタル変換
器12によりディジタル変換されたのちディジタル信号
処理回路13に入力され、電子ズーム回路14により任
意の倍率にズームアップされる。ディジタル信号処理回
路13の制御を行うマイクロコンピューター15は電子
ズーム回路の電子ズームの倍率を設定するとともにその
倍率に相当する撮像素子の駆動条件データを設定し撮像
素子駆動回路11に転送する。撮像素子駆動回路11は
送信されたデータに基づき撮像素子10の読み出しを行
うため電子ズームによってズームアップされた倍率に比
例した実際には読み出されない画素の領域が発生する。
例えばCCIR方式の撮像素子を用いた場合と同じ移動
量を確保するための電子ズームの倍率は1.18倍とな
る。
方式の撮像素子駆動回路11により画素の読み出しが行
われる。読み出された信号はアナログ・ディジタル変換
器12によりディジタル変換されたのちディジタル信号
処理回路13に入力され、電子ズーム回路14により任
意の倍率にズームアップされる。ディジタル信号処理回
路13の制御を行うマイクロコンピューター15は電子
ズーム回路の電子ズームの倍率を設定するとともにその
倍率に相当する撮像素子の駆動条件データを設定し撮像
素子駆動回路11に転送する。撮像素子駆動回路11は
送信されたデータに基づき撮像素子10の読み出しを行
うため電子ズームによってズームアップされた倍率に比
例した実際には読み出されない画素の領域が発生する。
例えばCCIR方式の撮像素子を用いた場合と同じ移動
量を確保するための電子ズームの倍率は1.18倍とな
る。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明によるビデオカメラ
装置は、撮像素子の有効画素領域で実際に画素の読み出
しが行われない領域を生成する。撮像素子駆動回路は水
平・垂直方向の画素読み出し開始位置を任意の画素数だ
け移動することにより実際に読み出しの行われない画素
領域を水平・垂直方向に自由に移動することができる。
装置は、撮像素子の有効画素領域で実際に画素の読み出
しが行われない領域を生成する。撮像素子駆動回路は水
平・垂直方向の画素読み出し開始位置を任意の画素数だ
け移動することにより実際に読み出しの行われない画素
領域を水平・垂直方向に自由に移動することができる。
【0013】即ち、モニター画面上におけるビデオカメ
ラの走査領域を移動できる効果がある。
ラの走査領域を移動できる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】図1で使用されるCCIR方式撮像素子を示す
図である。
図である。
【図3】本発明のもう一つの実施例を示す図である。
1…CCIR方式撮像素子、 2…CCIR方式撮像素子駆動回路、 3…マイクロコンピューター、 4…水平方向画素移動量読み込み端子、 5…垂直方向画素移動量読み込み端子、 6…信号処理回路、 7…CCIR方式の有効画素領域、 8…NTSC方式の有効画素領域、 9…移動可変領域、 10…NTSC方式撮像素子、 11…NTSC方式撮像素子駆動回路、 12…アナログ・ディジタル変換器、 13…ディジタル信号処理装置、 14…電子ズーム回路、 15…マイクロコンピューター、 16…デイジタル・アナログ変換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川田 光浩 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内
Claims (4)
- 【請求項1】CCIR方式の撮像素子とこの撮像素子を
NTSC方式で駆動する駆動回路とNTSC方式のビデ
オ信号を生成する信号処理回路とから成るビデオカメラ
装置において、撮像素子駆動回路の水平・垂直方向の画
素読み出しパルスの開始位置を任意の画素数分だけ移動
させる手段を備えたことを特徴とするビデオカメラ装
置。 - 【請求項2】電子ズーム機能を具備するビデオカメラ装
置において、撮像素子の画素読み出し中心位置を水平・
垂直方向に任意の画素数だけ移動させる手段を備えたこ
とを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項3】請求項1において、撮像素子のチップ面上
におけるレンズの光学中心位置と撮像素子を駆動する際
の読みだし中心位置のズレ量(以下、光軸ズレと略す)
を撮像素子の画素読みだし位置を変えることにより補正
する手段を備えたことを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項4】請求項1において、ズームレンズの倍率に
応じて変化する光軸ズレ量を検出する手段と検出したズ
レ量に相当する撮像素子の画素数分だけ撮像素子の画素
読みだし位置を変える手段を備えたことを特徴とするビ
デオカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081760A JPH06296252A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ビデオカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081760A JPH06296252A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ビデオカメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06296252A true JPH06296252A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13755413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5081760A Pending JPH06296252A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ビデオカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06296252A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002314868A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-25 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像装置 |
EP1667427A1 (en) * | 2000-10-13 | 2006-06-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus |
EP1686789A1 (en) | 2005-01-31 | 2006-08-02 | STMicroelectronics (Research & Development) Limited | Imaging system utilizing imaging lens and image sensor and method for aligning optical axis therein |
EP1937001A1 (en) * | 2006-12-18 | 2008-06-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solid-state imaging device, camera, vehicle, surveillance device and driving method for solid state imaging device |
US8019209B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-09-13 | Hoya Corporation | Optical axis correction apparatus of an imaging device, and optical axis correction method for an imaging device |
US8379113B2 (en) | 2009-03-11 | 2013-02-19 | Fujifilm Corporation | Imaging apparatus, image correction method, and computer-readable recording medium |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP5081760A patent/JPH06296252A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1667427A1 (en) * | 2000-10-13 | 2006-06-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus |
JP2002314868A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-25 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像装置 |
EP1686789A1 (en) | 2005-01-31 | 2006-08-02 | STMicroelectronics (Research & Development) Limited | Imaging system utilizing imaging lens and image sensor and method for aligning optical axis therein |
US7973837B2 (en) | 2005-01-31 | 2011-07-05 | Stmicroelectronics Ltd. | Image sensor having a pixel array and associated method |
US8019209B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-09-13 | Hoya Corporation | Optical axis correction apparatus of an imaging device, and optical axis correction method for an imaging device |
EP1937001A1 (en) * | 2006-12-18 | 2008-06-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solid-state imaging device, camera, vehicle, surveillance device and driving method for solid state imaging device |
US8379113B2 (en) | 2009-03-11 | 2013-02-19 | Fujifilm Corporation | Imaging apparatus, image correction method, and computer-readable recording medium |
US8885070B2 (en) | 2009-03-11 | 2014-11-11 | Fujifilm Corporation | Imaging apparatus, image correction method, and computer-readable recording medium |
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