JPH0629320Y2 - Pc鋼材定着用雌コーン - Google Patents
Pc鋼材定着用雌コーンInfo
- Publication number
- JPH0629320Y2 JPH0629320Y2 JP1988129610U JP12961088U JPH0629320Y2 JP H0629320 Y2 JPH0629320 Y2 JP H0629320Y2 JP 1988129610 U JP1988129610 U JP 1988129610U JP 12961088 U JP12961088 U JP 12961088U JP H0629320 Y2 JPH0629320 Y2 JP H0629320Y2
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- JP
- Japan
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- steel
- bearing plate
- fixing
- steel material
- female cone
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- Expired - Fee Related
Links
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- 235000005824 Zea mays ssp. parviglumis Nutrition 0.000 title description 3
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- 240000008042 Zea mays Species 0.000 title 1
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Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (考案が属する技術分野) 本考案はPC鋼材の端部をコンクリート部材に定着する
ための雌コーンに関するものである。
ための雌コーンに関するものである。
(考案の課題とその特徴点) ポストテンショニング方式でコンクリート部材にプレス
トレスを導入する場合は、コンクリート部材の端部に埋
設した雌コーンに、緊張したPC鋼材の端部を楔で定着
させるが、この雌コーンには既に各種の提案がなされて
いる。
トレスを導入する場合は、コンクリート部材の端部に埋
設した雌コーンに、緊張したPC鋼材の端部を楔で定着
させるが、この雌コーンには既に各種の提案がなされて
いる。
本考案は、従来例には期待できない後述のような幾多の
利点があるPC鋼材定着用雌コーンを提供することを目
的としているものであって、その構成上の特徴は、実用
新案登録請求の範囲に記載したとおりである。
利点があるPC鋼材定着用雌コーンを提供することを目
的としているものであって、その構成上の特徴は、実用
新案登録請求の範囲に記載したとおりである。
(図面による実施例の説明) 本考案の一実施例を示す第1図,第2図において、雌コ
ーン1の躯体2は円筒状で、その中心部にはPC鋼材を
通す円錐孔3が設けられている。
ーン1の躯体2は円筒状で、その中心部にはPC鋼材を
通す円錐孔3が設けられている。
躯体2の長さ方向中間の外側には矩形で平板状の支圧プ
レート4が突設されており、その突設位置は最大応力度
が生じる位置とするのが好ましい。
レート4が突設されており、その突設位置は最大応力度
が生じる位置とするのが好ましい。
5は支圧プレート4を補強するためにその後側に設けた
スチフナーであり、図の場合は4枚のスチフナーが支圧
プレート4の対角線の位置に設けられている。
スチフナーであり、図の場合は4枚のスチフナーが支圧
プレート4の対角線の位置に設けられている。
支圧プレート4から突出する躯体2の前端部の外側には
雄ねじ6が設けられ、この雄ねじ6は連続ねじと分割ね
じ(切見ねじ)の何れでもよいが、分割ねじにすると、
小さい回転角度(3分割の場合は60度)で後述のポケッ
トフォーマーの着脱を行うことができる。
雄ねじ6が設けられ、この雄ねじ6は連続ねじと分割ね
じ(切見ねじ)の何れでもよいが、分割ねじにすると、
小さい回転角度(3分割の場合は60度)で後述のポケッ
トフォーマーの着脱を行うことができる。
7は躯体2の後端の縮径部、8は躯体2の前端部内側に
設けた凹溝、9は支圧プレート4に設けた溝孔であり、
縮径部7の内側には段部10が設けられ、また、縮径部7
の外側は後すぼまりのテーパー面になっている。
設けた凹溝、9は支圧プレート4に設けた溝孔であり、
縮径部7の内側には段部10が設けられ、また、縮径部7
の外側は後すぼまりのテーパー面になっている。
前述の雌コーン1をコンクリート部材の端部に埋設する
ときの状態を示す第3図において、11はポケットフォー
マー、12はねじ棒、13はナット、14は型枠、15はアンポ
ンドPC鋼材、16はシース、17はエンドキヤップであ
り、雌コーン2の雄ねじ6にポケットフォーマー11の先
端部が螺合され、ポケットフォーマー11の先端は支圧プ
レート4の付け根部に圧接され、段部10にはシース16の
先端が当接し、縮径部7の外側にはそのテーパー面に沿
ってエンドキヤップ17の前半部が嵌められている。
ときの状態を示す第3図において、11はポケットフォー
マー、12はねじ棒、13はナット、14は型枠、15はアンポ
ンドPC鋼材、16はシース、17はエンドキヤップであ
り、雌コーン2の雄ねじ6にポケットフォーマー11の先
端部が螺合され、ポケットフォーマー11の先端は支圧プ
レート4の付け根部に圧接され、段部10にはシース16の
先端が当接し、縮径部7の外側にはそのテーパー面に沿
ってエンドキヤップ17の前半部が嵌められている。
図示のように、ねじ棒12の先端を雌コーン1の凹溝8に
係合させ、ナット13で締め付けて、雌コーン2を型枠14
に固定した状態で、コンクリート部材のコンクリートを
打設し、その硬化後、型枠14を外してアンポンドPC鋼
材15を緊張し、雌コーン1の円錐孔3に楔を打ち込んで
アンポンドPC鋼材15を雌コーン1に定着させるのであ
るが、体2の内部に前方からコンクリートが入るのを防
止し、かつ、アンポンドPC鋼材15の緊張・定着時の作
業空間を形成するための部材であり、また、エンドキヤ
ップ17はコンクリート打設時に躯体2の内部に後方から
コンクリートが入るのを防止するために取り付けられる
ものである。
係合させ、ナット13で締め付けて、雌コーン2を型枠14
に固定した状態で、コンクリート部材のコンクリートを
打設し、その硬化後、型枠14を外してアンポンドPC鋼
材15を緊張し、雌コーン1の円錐孔3に楔を打ち込んで
アンポンドPC鋼材15を雌コーン1に定着させるのであ
るが、体2の内部に前方からコンクリートが入るのを防
止し、かつ、アンポンドPC鋼材15の緊張・定着時の作
業空間を形成するための部材であり、また、エンドキヤ
ップ17はコンクリート打設時に躯体2の内部に後方から
コンクリートが入るのを防止するために取り付けられる
ものである。
第4図に示す実施例は、支圧プレート4を前方に湾曲さ
せた点以外は前述の実施例と同じであり、この実施例の
場合は、支圧プレート4の背面に生じる応力度が緩和さ
れるので、コンクリート部材のコンクリートが低強度の
ときに適している。
せた点以外は前述の実施例と同じであり、この実施例の
場合は、支圧プレート4の背面に生じる応力度が緩和さ
れるので、コンクリート部材のコンクリートが低強度の
ときに適している。
第5図に示す実施例では、支圧プレート4が第3図の場
合と反対側に湾曲しており、この実施例は高強度コンク
リート用であり、これを用いるとPC鋼材の配置間隔を
小さくすることができる。
合と反対側に湾曲しており、この実施例は高強度コンク
リート用であり、これを用いるとPC鋼材の配置間隔を
小さくすることができる。
(考案の効果) 本考案の雌コーンは、以上のようなものであって、支圧
プレートがスチフナー付きであるため、比較的薄くても
大きな力に耐えることができ、躯体の前端部の外周にポ
ケットフォーマー取付け用の雄ねじを設けたので、ポケ
ットフォーマーを簡単に、しかも、安定した状態で取り
付けることができるのみならず、ポケットフォーマーの
前端を支圧プレートに圧接させて螺合部にセメントミル
クが確実に入らないようにすることができ、そのため、
ポケットフォーマーの取り外しが容易であり、躯体の後
端の縮径部の内側にPC鋼材のシースの先端が当接する
段部を設けたので、シースの位置決めに便利であり、縮
径部の外側にテーパー面を形成したので、エンドキヤッ
プの装着が極めて容易である、等の諸効果が期待でき
る。
プレートがスチフナー付きであるため、比較的薄くても
大きな力に耐えることができ、躯体の前端部の外周にポ
ケットフォーマー取付け用の雄ねじを設けたので、ポケ
ットフォーマーを簡単に、しかも、安定した状態で取り
付けることができるのみならず、ポケットフォーマーの
前端を支圧プレートに圧接させて螺合部にセメントミル
クが確実に入らないようにすることができ、そのため、
ポケットフォーマーの取り外しが容易であり、躯体の後
端の縮径部の内側にPC鋼材のシースの先端が当接する
段部を設けたので、シースの位置決めに便利であり、縮
径部の外側にテーパー面を形成したので、エンドキヤッ
プの装着が極めて容易である、等の諸効果が期待でき
る。
第1図は本考案の一実施例の半断面図、第2図は同じく
正面図、第3図は同じく使用態様を示す断面図、第4図
と第5図は本考案の変形例の半断面図である。 1:雌コーン、2:躯体、3:円錐孔、4:支圧プレー
ト、5:スチフナー、6:雄ねじ、7:縮径部、10:段
部、11:ポケットフォーマー、15:アンボンドPC鋼
材、16:シース、17:エンドキヤップ。
正面図、第3図は同じく使用態様を示す断面図、第4図
と第5図は本考案の変形例の半断面図である。 1:雌コーン、2:躯体、3:円錐孔、4:支圧プレー
ト、5:スチフナー、6:雄ねじ、7:縮径部、10:段
部、11:ポケットフォーマー、15:アンボンドPC鋼
材、16:シース、17:エンドキヤップ。
フロントページの続き (72)考案者 小村 正雄 東京都台東区台東1丁目2番1号 フドウ 建研株式会社内 (72)考案者 菊池 誠二 東京都台東区台東1丁目2番1号 フドウ 建研株式会社内 (72)考案者 染谷 俊章 東京都台東区台東1丁目2番1号 フドウ 建研株式会社内 (72)考案者 谷松 良雄 東京都台東区台東1丁目2番1号 フドウ 建研株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−169560(JP,A) 特開 昭61−38041(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】中心部にPC鋼材が通る円錐孔を有する円
筒状の躯体の長さ方向中間部の外側に、後側にスチフナ
ーを付けた支圧プレートを突設するとともに、躯体の前
端部の外側にはポケットフォーマー取付け用の雄ねじを
設け、また、躯体の後端の縮径部には、内側にPC鋼材
のシースの先端が当接するる段部を設け、外側にエンド
キヤップ挿着用のテーパー面を形成したことを特徴とす
るPC鋼材定着用雌コーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988129610U JPH0629320Y2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | Pc鋼材定着用雌コーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988129610U JPH0629320Y2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | Pc鋼材定着用雌コーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251620U JPH0251620U (ja) | 1990-04-12 |
JPH0629320Y2 true JPH0629320Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31384046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988129610U Expired - Fee Related JPH0629320Y2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | Pc鋼材定着用雌コーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629320Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138041A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-24 | フレシネ アンテルナシヨナル(エステ−ウ−ペ−) | グリ−スをかぶつたプレストレス補強材用定着装置 |
CH665444A5 (de) * | 1985-01-17 | 1988-05-13 | Losinger Ag | Zwischenankeranordnung zum vorspannen von bauteilen, die in mehreren bauetappen erstellt werden, und ein verfahren zum herstellen einer solchen zwischenankeranordnung. |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP1988129610U patent/JPH0629320Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0251620U (ja) | 1990-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |