JPH06288404A - リニアドライブ - Google Patents
リニアドライブInfo
- Publication number
- JPH06288404A JPH06288404A JP4256985A JP25698592A JPH06288404A JP H06288404 A JPH06288404 A JP H06288404A JP 4256985 A JP4256985 A JP 4256985A JP 25698592 A JP25698592 A JP 25698592A JP H06288404 A JPH06288404 A JP H06288404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear drive
- annular lip
- impact
- annular
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 48
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 29
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 2
- 238000011038 discontinuous diafiltration by volume reduction Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 3
- YAFQFNOUYXZVPZ-UHFFFAOYSA-N liproxstatin-1 Chemical compound ClC1=CC=CC(CNC=2C3(CCNCC3)NC3=CC=CC=C3N=2)=C1 YAFQFNOUYXZVPZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 230000000116 mitigating effect Effects 0.000 description 2
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/22—Other details, e.g. assembly with regulating devices for accelerating or decelerating the stroke
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/3207—Constructional features
- F16F9/3214—Constructional features of pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/22—Other details, e.g. assembly with regulating devices for accelerating or decelerating the stroke
- F15B15/227—Other details, e.g. assembly with regulating devices for accelerating or decelerating the stroke having an auxiliary cushioning piston within the main piston or the cylinder end face
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/24—Other details, e.g. assembly with regulating devices for restricting the stroke
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/58—Stroke limiting stops, e.g. arranged on the piston rod outside the cylinder
- F16F9/585—Stroke limiting stops, e.g. arranged on the piston rod outside the cylinder within the cylinder, in contact with working fluid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Actuator (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 行程の末端位置における衝撃を緩和できるリ
ニアドライブを提供する。 【構成】 ハウジング内の二つの末端位置を軸方向に往
復運動するようになされた駆動部材からなるリニアドラ
イブ。少なくとも一つの軸端側に駆動部材と相対する側
壁が設けられている。末端位置における衝撃を緩和する
手段が設けられ、この手段は環状リップを有する。この
環状リップは駆動部材又は側壁に設けられ、各々、側壁
又はハウジングに面している。環状リップは、インパク
ト側に開口している減衰領域を画定している。駆動部材
がその末端位置に接近すると、減衰領域は閉塞され、容
積が減少し、密閉された流体は逃がし開口部から漏出
し、行程の制動が行われる。このように簡単な手段によ
って末端位置における流体の減衰を非常に効果的に行う
ことが可能である。
ニアドライブを提供する。 【構成】 ハウジング内の二つの末端位置を軸方向に往
復運動するようになされた駆動部材からなるリニアドラ
イブ。少なくとも一つの軸端側に駆動部材と相対する側
壁が設けられている。末端位置における衝撃を緩和する
手段が設けられ、この手段は環状リップを有する。この
環状リップは駆動部材又は側壁に設けられ、各々、側壁
又はハウジングに面している。環状リップは、インパク
ト側に開口している減衰領域を画定している。駆動部材
がその末端位置に接近すると、減衰領域は閉塞され、容
積が減少し、密閉された流体は逃がし開口部から漏出
し、行程の制動が行われる。このように簡単な手段によ
って末端位置における流体の減衰を非常に効果的に行う
ことが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジング内の二つの
末端位置の間を軸方向に往復するようにされ少なくとも
一つの軸方向側にハウジングに接続された側壁が相対し
ている駆動部材と、末端位置における衝撃を緩和するた
めの手段とを備えたリニアドライブに関する。この緩衝
手段は、第一部品としての駆動部材又は第二部品として
の側壁に設けられ、これら第一及び第二部品の他方に面
するインパクト部材を有する。
末端位置の間を軸方向に往復するようにされ少なくとも
一つの軸方向側にハウジングに接続された側壁が相対し
ている駆動部材と、末端位置における衝撃を緩和するた
めの手段とを備えたリニアドライブに関する。この緩衝
手段は、第一部品としての駆動部材又は第二部品として
の側壁に設けられ、これら第一及び第二部品の他方に面
するインパクト部材を有する。
【0002】
【従来の技術】このようなリニアドライブであって、ピ
ストンシリンダ装置の形態のものが、米国特許番号42
07807に開示されている。この装置において駆動部
材は、流体力によって往復運動するピストンによって構
成されている。ピストンは、その末端位置においてハウ
ジングの側壁に衝突する。この衝撃力を緩和するために
座金状のインパクト部材がピストン又は相対するハウジ
ングの側壁に設けられ緩衝器の機能を果たしている。
ストンシリンダ装置の形態のものが、米国特許番号42
07807に開示されている。この装置において駆動部
材は、流体力によって往復運動するピストンによって構
成されている。ピストンは、その末端位置においてハウ
ジングの側壁に衝突する。この衝撃力を緩和するために
座金状のインパクト部材がピストン又は相対するハウジ
ングの側壁に設けられ緩衝器の機能を果たしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この装置の駆動部材及
びハウジング側壁は衝撃による直接の損傷からは保護さ
れているが、インパクト部材がその弾性によって行程の
末端ではね返るため、駆動部材は最終的な末端位置に即
座に停止しない。駆動部材に対する圧力を増加させるこ
とによって、このような反動力を緩和しようとすると、
望ましくないことに加圧を停止した時に駆動部材が少し
戻るが、これはインパクト部材の弾性変形によるもので
ある。従って、行程の末端で駆動部材を均一に制動でき
ないという問題があった。
びハウジング側壁は衝撃による直接の損傷からは保護さ
れているが、インパクト部材がその弾性によって行程の
末端ではね返るため、駆動部材は最終的な末端位置に即
座に停止しない。駆動部材に対する圧力を増加させるこ
とによって、このような反動力を緩和しようとすると、
望ましくないことに加圧を停止した時に駆動部材が少し
戻るが、これはインパクト部材の弾性変形によるもので
ある。従って、行程の末端で駆動部材を均一に制動でき
ないという問題があった。
【0004】よって、本発明は上記問題を解決するため
になされ、その目的は、末端位置における衝撃を緩和で
きるリニアドライブを提供することにある。本発明のも
う一つの目的は、単純な構造の手段によって衝撃力を緩
和する一方で駆動部材の均一な制動を行うことである。
になされ、その目的は、末端位置における衝撃を緩和で
きるリニアドライブを提供することにある。本発明のも
う一つの目的は、単純な構造の手段によって衝撃力を緩
和する一方で駆動部材の均一な制動を行うことである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】即ち、上記目的
を達成するためになされた本発明のリニアドライブは、
ハウジング内で二つの末端位置の間を軸方向に往復運動
するようにされ少なくとも一つの軸側にハウジングに接
続された側壁が相対している駆動部材と、第一部品とし
ての該駆動部材に設けられたインパクト部材又は第二部
品としての側壁に設けられたインパクト部材を有し該イ
ンパクト部材が設けられていない第一部品又は第二部品
と向き合い上記末端位置における衝撃を緩和するための
手段とを備え、上記インパクト部材は、上記インパクト
部材を支持する部品から相対する部品の方へ突出してい
る弾性を有する環状リップであって、該環状リップは減
衰領域を画定し、該減衰領域はインパクト側で環状開口
部によって上記相対する部品の方へ開口し、末端位置に
接近すると閉塞されることによって一定量の流体が密閉
されるような環状リップを備え、上記末端位置に接近す
ると上記環状リップはその外周全体に沿って上記環状開
口部を閉塞する閉塞部品から内側へ折れ曲がることが可
能であり、それにより上記減衰領域の容積を減少させ、
少なくとも上記環状開口部の閉塞状態において上記減衰
領域は逃がし開口部と連絡し、上記減衰領域の容積が減
少した場合に密閉された流体が上記逃がし開口部から絞
り状態で漏出することが許容される。
を達成するためになされた本発明のリニアドライブは、
ハウジング内で二つの末端位置の間を軸方向に往復運動
するようにされ少なくとも一つの軸側にハウジングに接
続された側壁が相対している駆動部材と、第一部品とし
ての該駆動部材に設けられたインパクト部材又は第二部
品としての側壁に設けられたインパクト部材を有し該イ
ンパクト部材が設けられていない第一部品又は第二部品
と向き合い上記末端位置における衝撃を緩和するための
手段とを備え、上記インパクト部材は、上記インパクト
部材を支持する部品から相対する部品の方へ突出してい
る弾性を有する環状リップであって、該環状リップは減
衰領域を画定し、該減衰領域はインパクト側で環状開口
部によって上記相対する部品の方へ開口し、末端位置に
接近すると閉塞されることによって一定量の流体が密閉
されるような環状リップを備え、上記末端位置に接近す
ると上記環状リップはその外周全体に沿って上記環状開
口部を閉塞する閉塞部品から内側へ折れ曲がることが可
能であり、それにより上記減衰領域の容積を減少させ、
少なくとも上記環状開口部の閉塞状態において上記減衰
領域は逃がし開口部と連絡し、上記減衰領域の容積が減
少した場合に密閉された流体が上記逃がし開口部から絞
り状態で漏出することが許容される。
【0006】このような構造において、末端位置に接近
すると流体減衰作用が生じ、このような作用によって運
動の最後の部分において短い変位が行われる間に弾性に
よる反動が生じることなく駆動部材が制動される。例え
ば環状リップが駆動部材に設けられている場合は、末端
位置に到達すると最初にハウジングに一体成形されてい
る側壁によって環状開口部が閉塞される。この場合、一
定量の流体が環状リップによって画定された減衰領域内
に密閉される。この流体は空気が好ましい。環状開口部
が閉塞されると駆動部材の制動が始まり、制動によって
環状リップが内側に折れ曲がり、減衰領域の容積が減少
する。これは密閉された流体が圧縮され、減衰領域から
逃がし開口部によって絞り状態で流出することを意味す
る。この絞り作用を調節することによって制動効果を制
御することが可能である。末端位置に到達すると流体が
減衰領域から流出するので初期速度が非常に速くても反
動はない。さらに駆動部材に対する変位力が停止した
後、反動がほとんど生じないので末端位置に到達すると
常に駆動部材の安定位置が得られる。さらに流体の絞り
作用によって反対向きの力の発生が防止されるのでリニ
アドライブは効果的に作動できる。このような効果を生
じさせる手段は非常に簡単で、安価に製造され、小さく
て経済的であり、従来のリニアドライブと比べて制動効
率が優れているにもかかわらず全長に変わりはない。
すると流体減衰作用が生じ、このような作用によって運
動の最後の部分において短い変位が行われる間に弾性に
よる反動が生じることなく駆動部材が制動される。例え
ば環状リップが駆動部材に設けられている場合は、末端
位置に到達すると最初にハウジングに一体成形されてい
る側壁によって環状開口部が閉塞される。この場合、一
定量の流体が環状リップによって画定された減衰領域内
に密閉される。この流体は空気が好ましい。環状開口部
が閉塞されると駆動部材の制動が始まり、制動によって
環状リップが内側に折れ曲がり、減衰領域の容積が減少
する。これは密閉された流体が圧縮され、減衰領域から
逃がし開口部によって絞り状態で流出することを意味す
る。この絞り作用を調節することによって制動効果を制
御することが可能である。末端位置に到達すると流体が
減衰領域から流出するので初期速度が非常に速くても反
動はない。さらに駆動部材に対する変位力が停止した
後、反動がほとんど生じないので末端位置に到達すると
常に駆動部材の安定位置が得られる。さらに流体の絞り
作用によって反対向きの力の発生が防止されるのでリニ
アドライブは効果的に作動できる。このような効果を生
じさせる手段は非常に簡単で、安価に製造され、小さく
て経済的であり、従来のリニアドライブと比べて制動効
率が優れているにもかかわらず全長に変わりはない。
【0007】環状リップは、スカート又はカフス状の弾
性部材の一部であり、例えば、つばによって縁取りされ
ている。駆動部材と駆動部材を収納しているハウジング
の内側表面との間を半径方向にシーリングする必要があ
る場合は、減衰作用を有する環状リップにシールリップ
を一体成形することが可能である。この場合、一つの部
品で安価に二つの効果が得られる。特に、インパクト部
材はカフス状であることが適切である。
性部材の一部であり、例えば、つばによって縁取りされ
ている。駆動部材と駆動部材を収納しているハウジング
の内側表面との間を半径方向にシーリングする必要があ
る場合は、減衰作用を有する環状リップにシールリップ
を一体成形することが可能である。この場合、一つの部
品で安価に二つの効果が得られる。特に、インパクト部
材はカフス状であることが適切である。
【0008】流体を漏出させる逃がし開口部は直接、イ
ンパクト部材に形成されていることが好ましい。この場
合、開口部は環状リップに形成されることが好都合であ
る。このような逃がし開口部は、小さくて狭いダクトの
形状を有し、閉塞された減衰領域を、駆動部材と側壁と
の間に設けられたハウジング領域に接続する。
ンパクト部材に形成されていることが好ましい。この場
合、開口部は環状リップに形成されることが好都合であ
る。このような逃がし開口部は、小さくて狭いダクトの
形状を有し、閉塞された減衰領域を、駆動部材と側壁と
の間に設けられたハウジング領域に接続する。
【0009】特に、減衰作用はピストンシリンダ装置の
形状を有するリニアドライブに使用されることが有益で
ある。この場合、駆動部材は、流体又は特に空気圧ピス
トンによって形成される。リニアドライブを使用する
と、駆動部の行程は、設計パラメータによって本来許容
されているよりも小さな行程であることがしばしば必要
とされる。この場合、ピストンの運動は、例えば、リー
ドスイッチのような近接スイッチ又はその他のセンサに
よって目的位置で検出できる。また、ピストンは逆方向
にも移動できる。しかしながら目的の減衰作用を各々の
行程の末端位置で生じさせるためには、駆動部材は二つ
の駆動要素からなり、これらの駆動要素の間隔は軸方向
の任意の間隔に設定可能であることが好ましい。さら
に、ハウジングに一体成形された少なくとも一つの側壁
は、軸方向の任意の位置に設定可能である。
形状を有するリニアドライブに使用されることが有益で
ある。この場合、駆動部材は、流体又は特に空気圧ピス
トンによって形成される。リニアドライブを使用する
と、駆動部の行程は、設計パラメータによって本来許容
されているよりも小さな行程であることがしばしば必要
とされる。この場合、ピストンの運動は、例えば、リー
ドスイッチのような近接スイッチ又はその他のセンサに
よって目的位置で検出できる。また、ピストンは逆方向
にも移動できる。しかしながら目的の減衰作用を各々の
行程の末端位置で生じさせるためには、駆動部材は二つ
の駆動要素からなり、これらの駆動要素の間隔は軸方向
の任意の間隔に設定可能であることが好ましい。さら
に、ハウジングに一体成形された少なくとも一つの側壁
は、軸方向の任意の位置に設定可能である。
【0010】
【実施例】図1及び図2に示すリニアドライブは、空気
圧で作動されるピストンシリンダ装置の形状に設計され
ている。リニアドライブは、シリンダを形成するハウジ
ング1を有し、ハウジング1内には、軸方向に二つの末
端位置の間を往復運動するピストンの形状に設計された
駆動部材2が設けられている。駆動部材2の各軸端側
は、ハウジング1の壁から構成され取り外し可能なカバ
ーとして設計可能な側壁4又は5に相対する。ハウジン
グ1の二つの軸端側で、連絡開口部6及び7は各々、駆
動部材2によって分割された二つの作動領域8及び9へ
開口している。連絡開口部6及び7によって流体が周知
の方法で供給及び/又は排出されることによって駆動部
材2は軸方向に移動する。この流体は圧縮空気であるこ
とが好ましい。駆動部材2の運動はハウジング1の外側
でも利用でき、この目的で駆動部材2に接続されたピス
トンロッド10が側壁4、5の少なくとも一方から外側
へ延出している。駆動部材2にはピストンロッドを設け
なくてもよいが、その場合は駆動部材2の運動を例えば
ケーブル又は磁気手段によって外側へ伝えなけらばなら
ないであろう。さらにリニアドライブは、いわゆるスロ
ット付シリンダの形状にすることもできる。
圧で作動されるピストンシリンダ装置の形状に設計され
ている。リニアドライブは、シリンダを形成するハウジ
ング1を有し、ハウジング1内には、軸方向に二つの末
端位置の間を往復運動するピストンの形状に設計された
駆動部材2が設けられている。駆動部材2の各軸端側
は、ハウジング1の壁から構成され取り外し可能なカバ
ーとして設計可能な側壁4又は5に相対する。ハウジン
グ1の二つの軸端側で、連絡開口部6及び7は各々、駆
動部材2によって分割された二つの作動領域8及び9へ
開口している。連絡開口部6及び7によって流体が周知
の方法で供給及び/又は排出されることによって駆動部
材2は軸方向に移動する。この流体は圧縮空気であるこ
とが好ましい。駆動部材2の運動はハウジング1の外側
でも利用でき、この目的で駆動部材2に接続されたピス
トンロッド10が側壁4、5の少なくとも一方から外側
へ延出している。駆動部材2にはピストンロッドを設け
なくてもよいが、その場合は駆動部材2の運動を例えば
ケーブル又は磁気手段によって外側へ伝えなけらばなら
ないであろう。さらにリニアドライブは、いわゆるスロ
ット付シリンダの形状にすることもできる。
【0011】行程の末端、即ち末端位置又は境界に達す
ると、駆動部材2は側壁4又は5に接触する。リニアド
ライブは、末端位置における衝撃を緩和するための手段
を備え、この手段はインパクト部材11からなる。駆動
部材2が末端位置に到達する前に、直接その運動が制限
されることによって効果的に衝撃が緩和されるようにイ
ンパクト部材11は設計され、配設されている。
ると、駆動部材2は側壁4又は5に接触する。リニアド
ライブは、末端位置における衝撃を緩和するための手段
を備え、この手段はインパクト部材11からなる。駆動
部材2が末端位置に到達する前に、直接その運動が制限
されることによって効果的に衝撃が緩和されるようにイ
ンパクト部材11は設計され、配設されている。
【0012】駆動部材2の運動が二つの可能な運動方向
の一方又は両方のいずれに制限されるのかによって、作
動領域8及び9の一方又は両方にインパクト部材11が
設けられる。即ち、インパクト部材11は駆動部材2又
は他の部品と面している側壁4及び5に設けることがで
きる。図2が示す第二実施例では二つのインパクト部材
11が駆動部材2の両軸端側の各々に設けられているの
に対して、図1が示す第一実施例ではインパクト部材1
1は側壁4及び駆動部材2に設けられている。
の一方又は両方のいずれに制限されるのかによって、作
動領域8及び9の一方又は両方にインパクト部材11が
設けられる。即ち、インパクト部材11は駆動部材2又
は他の部品と面している側壁4及び5に設けることがで
きる。図2が示す第二実施例では二つのインパクト部材
11が駆動部材2の両軸端側の各々に設けられているの
に対して、図1が示す第一実施例ではインパクト部材1
1は側壁4及び駆動部材2に設けられている。
【0013】図1及び図2に示すようにインパクト部材
11は円周方向に連続している環状リップ12からな
り、この環状リップ12は、保持部品である駆動部材2
及び側壁4、5に保持され、相対する部品である側壁
4、5及び駆動部材2の方へ突出している。環状リップ
12は軸方向及び半径方向の両方へ延出し、外形も内形
も円錐台状であることが好ましい。環状リップ12の直
径の大きい方の軸側13が保持部品に対面し、直径の小
さい方の軸側14が距離をあけて相対している部品の方
に向いている。
11は円周方向に連続している環状リップ12からな
り、この環状リップ12は、保持部品である駆動部材2
及び側壁4、5に保持され、相対する部品である側壁
4、5及び駆動部材2の方へ突出している。環状リップ
12は軸方向及び半径方向の両方へ延出し、外形も内形
も円錐台状であることが好ましい。環状リップ12の直
径の大きい方の軸側13が保持部品に対面し、直径の小
さい方の軸側14が距離をあけて相対している部品の方
に向いている。
【0014】取り付けられた状態において、その弾性に
よって曲がるように設計された環状リップ12は減衰領
域15を画定する。この減衰領域15は環状開口部16
によって相対する部品の方へ開口している。この環状開
口部16の開口側を以下、インパクト側17と称す。な
ぜならば、末端位置に近づくと、この開口側と相対する
部品とが衝突するからである。例えば、左側作動領域8
に設けられたインパクト部材11が相対する部品である
側壁4と衝突した瞬間、インパクト側17は図2に示す
ように位置する。
よって曲がるように設計された環状リップ12は減衰領
域15を画定する。この減衰領域15は環状開口部16
によって相対する部品の方へ開口している。この環状開
口部16の開口側を以下、インパクト側17と称す。な
ぜならば、末端位置に近づくと、この開口側と相対する
部品とが衝突するからである。例えば、左側作動領域8
に設けられたインパクト部材11が相対する部品である
側壁4と衝突した瞬間、インパクト側17は図2に示す
ように位置する。
【0015】衝突の瞬間、環状開口部16は相対する部
品によって密閉及び閉塞されることが好ましい。環状リ
ップ12が駆動部材2に設けられた場合の閉塞部品は側
壁4及び5であり、そうでない場合の閉塞部品は駆動部
材2である。環状リップ12が環状開口部16を閉塞す
る部品と接触すると制動行程が始まり、環状リップ12
は、駆動部材2及び側壁4、5の方へ移動し、その環状
の外周に沿って内側に折れ曲がる。環状リップ12が折
れ曲がると、減衰領域15の容積が減少するので閉塞部
品によって包囲された流体は減衰領域15内で圧縮され
る。駆動部材2に設けられたインパクト部材11の折れ
曲がり状態が図1の右側下半分に示されている。
品によって密閉及び閉塞されることが好ましい。環状リ
ップ12が駆動部材2に設けられた場合の閉塞部品は側
壁4及び5であり、そうでない場合の閉塞部品は駆動部
材2である。環状リップ12が環状開口部16を閉塞す
る部品と接触すると制動行程が始まり、環状リップ12
は、駆動部材2及び側壁4、5の方へ移動し、その環状
の外周に沿って内側に折れ曲がる。環状リップ12が折
れ曲がると、減衰領域15の容積が減少するので閉塞部
品によって包囲された流体は減衰領域15内で圧縮され
る。駆動部材2に設けられたインパクト部材11の折れ
曲がり状態が図1の右側下半分に示されている。
【0016】駆動部材2の弾性による反動を防ぐため、
少なくとも環状開口部16が閉塞されない状態において
減衰領域15は逃がし開口部18と接続される。逃がし
開口部18によって流体は、チョーク絞り状態で減衰領
域15から逃れることができる。末端位置に到達する
と、流体が減衰領域15から漏出するので減衰領域15
の内圧は減少し、駆動部材2を変位させるための加圧が
停止しても駆動部材2の戻り運動は生じない。
少なくとも環状開口部16が閉塞されない状態において
減衰領域15は逃がし開口部18と接続される。逃がし
開口部18によって流体は、チョーク絞り状態で減衰領
域15から逃れることができる。末端位置に到達する
と、流体が減衰領域15から漏出するので減衰領域15
の内圧は減少し、駆動部材2を変位させるための加圧が
停止しても駆動部材2の戻り運動は生じない。
【0017】従って駆動部材2は流体の減衰によって制
動され、運動エネルギは可能な限り最短の経路において
吸収される。この一定負荷状態の制動は、逃がし開口部
18の断面積を変えることによって、又は逃がし開口部
18の数を選択することによって、何らの問題なく調節
することができる。
動され、運動エネルギは可能な限り最短の経路において
吸収される。この一定負荷状態の制動は、逃がし開口部
18の断面積を変えることによって、又は逃がし開口部
18の数を選択することによって、何らの問題なく調節
することができる。
【0018】環状リップ12のインパクト側17の円周
方向に成形されたシーリングビード19は衝突による摩
耗を減少させることができ、ある部品が閉塞作用を行っ
ている間はこの閉塞部品と永久に密閉接触することがで
きる。環状リップ12は、スカート状又はカフス状でゴ
ム等の弾性材からなる弾性部材20の一部であることが
好ましい。図1に示す駆動部材2に設けられた弾性部材
20の好適な設計例を図3に示す。弾性部材20のイン
パクト側17は、最初に内面及び外面が円錐状に広がっ
ている環状リップ12と軸方向に隣接し、その後、一体
成形された保持部分21に連続し、軸方向に保持側22
で終端している。保持側22を前方にして弾性部材20
は保持部分21の介在によって駆動部材2に取り付けら
れ固定される。第一実施例では保持部分21がスナップ
式の連結装置23の一部を形成している。この連結装置
23によって弾性部材20即ち環状リップ12が駆動部
材2に固定される。このように弾性部材20の組み付け
及び摩耗による取り替えは簡単である。
方向に成形されたシーリングビード19は衝突による摩
耗を減少させることができ、ある部品が閉塞作用を行っ
ている間はこの閉塞部品と永久に密閉接触することがで
きる。環状リップ12は、スカート状又はカフス状でゴ
ム等の弾性材からなる弾性部材20の一部であることが
好ましい。図1に示す駆動部材2に設けられた弾性部材
20の好適な設計例を図3に示す。弾性部材20のイン
パクト側17は、最初に内面及び外面が円錐状に広がっ
ている環状リップ12と軸方向に隣接し、その後、一体
成形された保持部分21に連続し、軸方向に保持側22
で終端している。保持側22を前方にして弾性部材20
は保持部分21の介在によって駆動部材2に取り付けら
れ固定される。第一実施例では保持部分21がスナップ
式の連結装置23の一部を形成している。この連結装置
23によって弾性部材20即ち環状リップ12が駆動部
材2に固定される。このように弾性部材20の組み付け
及び摩耗による取り替えは簡単である。
【0019】第一実施例において弾性部材20は保持部
分21を前方にして駆動部材2の外周にクリップ止め又
はスナップ止めされている。このため弾性部材20の取
り付け部分の壁面は円筒管形であることが好ましい。さ
らにスナップ式の連結装置23には少なくとも一つの環
状突出部24が円周方向に設けられている。この突出部
24は半径方向内側に突出し、駆動部材2に設けられて
いる相補形の保持溝に固定操作により固定される。もう
一つの環状突出部25は環状開口部16の内側で保持部
分21と環状リップ12との間に軸方向に設けられ、駆
動部材2の端部に設けられている環状溝に環状リップ1
2に面するように固定することができる。
分21を前方にして駆動部材2の外周にクリップ止め又
はスナップ止めされている。このため弾性部材20の取
り付け部分の壁面は円筒管形であることが好ましい。さ
らにスナップ式の連結装置23には少なくとも一つの環
状突出部24が円周方向に設けられている。この突出部
24は半径方向内側に突出し、駆動部材2に設けられて
いる相補形の保持溝に固定操作により固定される。もう
一つの環状突出部25は環状開口部16の内側で保持部
分21と環状リップ12との間に軸方向に設けられ、駆
動部材2の端部に設けられている環状溝に環状リップ1
2に面するように固定することができる。
【0020】本発明の実施例では円周方向に延出してい
るシールリップ26が駆動部材2の外周に隣接して設け
られている。このシールリップ26は、ピストンシール
27の一部を形成し、駆動部材2とハウジング1の内面
28との間を密閉する。シールリップ26、特にピスト
ンシール27全体を弾性部材20と一体成形することに
よってリニアドライブの部品数を削減することができ
る。シールリップ26は保持側22に設けられることが
好ましい。
るシールリップ26が駆動部材2の外周に隣接して設け
られている。このシールリップ26は、ピストンシール
27の一部を形成し、駆動部材2とハウジング1の内面
28との間を密閉する。シールリップ26、特にピスト
ンシール27全体を弾性部材20と一体成形することに
よってリニアドライブの部品数を削減することができ
る。シールリップ26は保持側22に設けられることが
好ましい。
【0021】環状リップ12はインパクト側17を除い
て完全に閉鎖される部品、特に底面が備えられた容器に
似た弾性部材に形成することができる。しかしながら、
材料削減のためには環状リップ12の保持部品である駆
動部材2並びに側壁4及び5が減衰領域15の境界側壁
を形成することが好ましい。
て完全に閉鎖される部品、特に底面が備えられた容器に
似た弾性部材に形成することができる。しかしながら、
材料削減のためには環状リップ12の保持部品である駆
動部材2並びに側壁4及び5が減衰領域15の境界側壁
を形成することが好ましい。
【0022】図1の左側半分に示すように環状リップ1
2を側壁4に取り付ける場合、第一実施例では保持部分
21及び21′が取り付けに適合するように設計されて
いる。即ち保持部分21及び21′はビードによって形
成され、側壁4に設けられている相補形の環状凹部32
に離脱可能にスナップ止めされる。その他の点ではイン
パクト部材11は上述と同じ設計である。
2を側壁4に取り付ける場合、第一実施例では保持部分
21及び21′が取り付けに適合するように設計されて
いる。即ち保持部分21及び21′はビードによって形
成され、側壁4に設けられている相補形の環状凹部32
に離脱可能にスナップ止めされる。その他の点ではイン
パクト部材11は上述と同じ設計である。
【0023】いずれの場合においても環状リップ12及
び弾性部材20は駆動部材2と同軸的関係で配置される
ことが好ましい。図1に示すように環状リップ12が側
壁4に固定される場合、ピストンロッド10は環状開口
部16を軸方向に貫通し、半径方向に環状リップ12と
の間に環状間隙を有する。
び弾性部材20は駆動部材2と同軸的関係で配置される
ことが好ましい。図1に示すように環状リップ12が側
壁4に固定される場合、ピストンロッド10は環状開口
部16を軸方向に貫通し、半径方向に環状リップ12と
の間に環状間隙を有する。
【0024】末端位置を正確に決めるために、駆動部材
2に末端支承部33が接続されている。この末端支承部
33は駆動部材2とともに移動し、末端位置に到達する
とハウジング1に一体成形された対抗支承部34に押圧
される。末端支承部33が対抗支承部34に接触すると
制動が終了する。末端支承部33は駆動部材2の環状リ
ップ12と同じ軸端側で環状開口部16の内側に設けら
れている。末端支承部33は駆動部材2から所定長さだ
け減衰領域15内へ突出している。末端支承部33の横
手寸法は、図1に示すように末端支承部33の外周と内
側に折り曲げられた環状リップ12との間に環状間隙3
5ができるように選択される。対抗支承部34はハウジ
ング1の側壁4又は5によって直接形成してもよい。従
って末端位置に到達すると環状リップ12のインパクト
側17及び末端支承部33の両方が側壁4及び5に当接
する。図1及び図2に示すようにインパクト部材11が
左側作動領域8に設けられている場合は、環状リップ1
2自体が内側に折れ曲がることによって末端支承部を形
成しているが、末端支承部33を別体に設けることによ
って摩耗を少なくすることができる。
2に末端支承部33が接続されている。この末端支承部
33は駆動部材2とともに移動し、末端位置に到達する
とハウジング1に一体成形された対抗支承部34に押圧
される。末端支承部33が対抗支承部34に接触すると
制動が終了する。末端支承部33は駆動部材2の環状リ
ップ12と同じ軸端側で環状開口部16の内側に設けら
れている。末端支承部33は駆動部材2から所定長さだ
け減衰領域15内へ突出している。末端支承部33の横
手寸法は、図1に示すように末端支承部33の外周と内
側に折り曲げられた環状リップ12との間に環状間隙3
5ができるように選択される。対抗支承部34はハウジ
ング1の側壁4又は5によって直接形成してもよい。従
って末端位置に到達すると環状リップ12のインパクト
側17及び末端支承部33の両方が側壁4及び5に当接
する。図1及び図2に示すようにインパクト部材11が
左側作動領域8に設けられている場合は、環状リップ1
2自体が内側に折れ曲がることによって末端支承部を形
成しているが、末端支承部33を別体に設けることによ
って摩耗を少なくすることができる。
【0025】減衰領域15へ開口している逃がし開口部
18は環状リップ12における環状間隙35によって形
成されている。逃がし開口部18は導管でもよい。又、
減衰領域15には複数の逃がし開口部18を設けること
もできる。さらに逃がし開口部18は環状リップ12の
インパクト側17の表面の起伏によって形成することも
できる。このことによって環状開口部16が閉塞状態に
ある場合、インパクト側17の接触位置において漏出作
用が生じる。表面の起伏の代わりに、環状リップ12の
先端に少なくとも一つの溝を設けることによって、閉塞
状態における逃がし開口部18を形成することもでき
る。
18は環状リップ12における環状間隙35によって形
成されている。逃がし開口部18は導管でもよい。又、
減衰領域15には複数の逃がし開口部18を設けること
もできる。さらに逃がし開口部18は環状リップ12の
インパクト側17の表面の起伏によって形成することも
できる。このことによって環状開口部16が閉塞状態に
ある場合、インパクト側17の接触位置において漏出作
用が生じる。表面の起伏の代わりに、環状リップ12の
先端に少なくとも一つの溝を設けることによって、閉塞
状態における逃がし開口部18を形成することもでき
る。
【0026】さらに逃がし開口部18は、駆動部材2、
又は側壁4及び5に設けることができる。後者を図1の
右側に示す。ここで、側壁5に設けられた逃がし開口部
18及び18′の一方端は作動領域9に開口され、中空
部31がインパクト側17に隣接する環状開口部16内
に位置している。また逃がし開口部18及び18′の他
方端が連絡開口部7に連絡しているので、インパクト部
材11の作動中は無圧力状態である、又は少なくとも加
圧領域における圧縮流体より低い圧力を有する。さらに
逃がし開口部18及び18′を排出流体を受ける手段と
接続してもよい。第一実施例では連絡開口部7によって
流体が供給される場合、減衰領域15も平行に設けられ
た逃がし開口部18及び18´から流体を受けるので応
答性がよくなる。図1において破線で示すように逃がし
開口部18及び18′はハウジング1の側壁5に設けら
れてもよい。
又は側壁4及び5に設けることができる。後者を図1の
右側に示す。ここで、側壁5に設けられた逃がし開口部
18及び18′の一方端は作動領域9に開口され、中空
部31がインパクト側17に隣接する環状開口部16内
に位置している。また逃がし開口部18及び18′の他
方端が連絡開口部7に連絡しているので、インパクト部
材11の作動中は無圧力状態である、又は少なくとも加
圧領域における圧縮流体より低い圧力を有する。さらに
逃がし開口部18及び18′を排出流体を受ける手段と
接続してもよい。第一実施例では連絡開口部7によって
流体が供給される場合、減衰領域15も平行に設けられ
た逃がし開口部18及び18´から流体を受けるので応
答性がよくなる。図1において破線で示すように逃がし
開口部18及び18′はハウジング1の側壁5に設けら
れてもよい。
【0027】図1に示すように、逃がし開口部18には
チョーク36を設けることができる。チョーク絞り効果
を調節するためにチョーク36を例えばねじ型チョーク
のように調節可能な設計にすることができる。閉塞部品
である駆動部材2、側壁4又は5に接近すると、インパ
クト側17の環状リップ12の先端は押圧される。環状
リップ12がさらに内側に押圧されると、この先端は軸
方向に曲げ戻され、インパクト側17に隣接する環状開
口部16の内径も減小する。環状リップ12はそのイン
パクト側17の部分に軸方向に押し込まれる場合もあ
る。
チョーク36を設けることができる。チョーク絞り効果
を調節するためにチョーク36を例えばねじ型チョーク
のように調節可能な設計にすることができる。閉塞部品
である駆動部材2、側壁4又は5に接近すると、インパ
クト側17の環状リップ12の先端は押圧される。環状
リップ12がさらに内側に押圧されると、この先端は軸
方向に曲げ戻され、インパクト側17に隣接する環状開
口部16の内径も減小する。環状リップ12はそのイン
パクト側17の部分に軸方向に押し込まれる場合もあ
る。
【0028】このようなリニアドライブは通常、最大可
能行程よりも小さな駆動部材2の行程で作動される。こ
の場合、駆動部材2の戻り運動は例えば近接スイッチ3
7によってなされる。この近接スイッチ37は駆動部材
2に設けられている磁気手段38によって接触すること
なく励磁される。行程の長さにかかわらず本発明による
制動を効果的に行うために、図1に示すように駆動部材
2は、相互間の軸方向の距離が調節可能な二つの駆動要
素39及び39′を有する。このように駆動部材2の軸
方向の幅が可変なので、二つの末端位置を往復する駆動
部材2の全体行程を変えることができる。その他の点で
は、緩衝装置の作動方法は上述と同じである。即ちイン
パクト部材11は各々、側壁4又は5、あるいは相対す
る駆動要素39又は39′に設けられ、末端位置に接近
すると相対する部品と協働する。
能行程よりも小さな駆動部材2の行程で作動される。こ
の場合、駆動部材2の戻り運動は例えば近接スイッチ3
7によってなされる。この近接スイッチ37は駆動部材
2に設けられている磁気手段38によって接触すること
なく励磁される。行程の長さにかかわらず本発明による
制動を効果的に行うために、図1に示すように駆動部材
2は、相互間の軸方向の距離が調節可能な二つの駆動要
素39及び39′を有する。このように駆動部材2の軸
方向の幅が可変なので、二つの末端位置を往復する駆動
部材2の全体行程を変えることができる。その他の点で
は、緩衝装置の作動方法は上述と同じである。即ちイン
パクト部材11は各々、側壁4又は5、あるいは相対す
る駆動要素39又は39′に設けられ、末端位置に接近
すると相対する部品と協働する。
【0029】外側からの行程調節を可能にするために、
ピストンロッド10は駆動要素39を保持する外管42
からなる。この外管42内に調整ロッド43が軸方向に
移動可能に設けられていて、そのハウジング1内で外管
42から突出している部分に第二駆動要素39′が保持
されている。調整ロッド43を外管42に設けられたね
じ山44によって軸方向にねじ込むために、スクリュー
ドライバ又はレンチを外管42の開口部45から挿入で
きる。
ピストンロッド10は駆動要素39を保持する外管42
からなる。この外管42内に調整ロッド43が軸方向に
移動可能に設けられていて、そのハウジング1内で外管
42から突出している部分に第二駆動要素39′が保持
されている。調整ロッド43を外管42に設けられたね
じ山44によって軸方向にねじ込むために、スクリュー
ドライバ又はレンチを外管42の開口部45から挿入で
きる。
【0030】第一実施例における調整可能な駆動要素3
9及び39′の代わりに、第二実施例では二つの側壁4
及び5の少なくとも一方がハウジング1に対して軸方向
に移動可能で軸方向の目的位置に固定可能に設計されて
いる。図2に示す右側側壁5がその一例である。この側
壁5はハウジング1の側壁であるとともに駆動部材2に
設けられた末端支承部33の対抗支承部34を形成して
いる。第二実施例において側壁5がハウジング1の駆動
部材2を収納する内部領域50内をハウジング1の内面
28に導かれて軸方向3に移動することによって位置調
整される。従って、ハウジング1の内面28は駆動部材
2及び側壁5のガイド及びシーリング面を同時に形成す
る。行程調整のため、側壁5は目的の軸方向位置に移動
され、クランプされることによってハウジング1に対し
て離脱可能に固定される。第二実施例において、このよ
うなクランプは半径方向外側へ円錐状に形成されたクラ
ンプリング51によって行われる。このクランプリング
51は側壁5に設けられた凹部52へ外側から軸方向に
ねじ込むことができる。クランプリング51の半径方向
に円錐台状に形成された外壁面53によって側壁5の外
側リング部54が半径方向に拡張される。このようにハ
ウジング1の内面28に影響を与えることなく、例えば
内面28にねじ山を設けることなく、軸方向の位置調節
を広範囲に行うことができる。外側リング部54とハウ
ジング1との間にシール部55を設けることもできる。
9及び39′の代わりに、第二実施例では二つの側壁4
及び5の少なくとも一方がハウジング1に対して軸方向
に移動可能で軸方向の目的位置に固定可能に設計されて
いる。図2に示す右側側壁5がその一例である。この側
壁5はハウジング1の側壁であるとともに駆動部材2に
設けられた末端支承部33の対抗支承部34を形成して
いる。第二実施例において側壁5がハウジング1の駆動
部材2を収納する内部領域50内をハウジング1の内面
28に導かれて軸方向3に移動することによって位置調
整される。従って、ハウジング1の内面28は駆動部材
2及び側壁5のガイド及びシーリング面を同時に形成す
る。行程調整のため、側壁5は目的の軸方向位置に移動
され、クランプされることによってハウジング1に対し
て離脱可能に固定される。第二実施例において、このよ
うなクランプは半径方向外側へ円錐状に形成されたクラ
ンプリング51によって行われる。このクランプリング
51は側壁5に設けられた凹部52へ外側から軸方向に
ねじ込むことができる。クランプリング51の半径方向
に円錐台状に形成された外壁面53によって側壁5の外
側リング部54が半径方向に拡張される。このようにハ
ウジング1の内面28に影響を与えることなく、例えば
内面28にねじ山を設けることなく、軸方向の位置調節
を広範囲に行うことができる。外側リング部54とハウ
ジング1との間にシール部55を設けることもできる。
【0031】内部領域50の一方の軸端側を開口させる
ことによって調節可能な側壁5をハウジング1に挿入で
き、また任意に取り出すことができる。この軸端側に接
続された連絡開口部7は調節可能な側壁5に設けられて
いて、側壁5とともに移動可能である。
ことによって調節可能な側壁5をハウジング1に挿入で
き、また任意に取り出すことができる。この軸端側に接
続された連絡開口部7は調節可能な側壁5に設けられて
いて、側壁5とともに移動可能である。
【0032】上述したように第二実施例において図2に
示すように移動の両方向に緩衝させる。このために、イ
ンパクト部材11の作用を果たす二つの環状リップ12
が駆動部材2の両側に設けられている。図2に示すよう
に、駆動部材2の各々の軸端側で環状リップ12が軸方
向に相対している側壁4及び5の方へ内側へ斜めに延出
することによって駆動部材2から軸方向に間隔をあけて
設けられているインパクト側17で環状開口部16を包
囲している。図2に示すリニアドライブは流体によって
駆動される装置である。駆動部材2はピストンによって
駆動され、ピストンシール27は駆動部材2から半径方
向外側に延出し、二つのシールリップ26を有する。こ
れらのシールリップ26は互いに反対方向に延出してい
る。
示すように移動の両方向に緩衝させる。このために、イ
ンパクト部材11の作用を果たす二つの環状リップ12
が駆動部材2の両側に設けられている。図2に示すよう
に、駆動部材2の各々の軸端側で環状リップ12が軸方
向に相対している側壁4及び5の方へ内側へ斜めに延出
することによって駆動部材2から軸方向に間隔をあけて
設けられているインパクト側17で環状開口部16を包
囲している。図2に示すリニアドライブは流体によって
駆動される装置である。駆動部材2はピストンによって
駆動され、ピストンシール27は駆動部材2から半径方
向外側に延出し、二つのシールリップ26を有する。こ
れらのシールリップ26は互いに反対方向に延出してい
る。
【0033】このピストンシール27は駆動部材2に固
定されている。図2に示す第二実施例では、環状リップ
12が両方とも弾性材によって一体成形されているカフ
ス状の弾性部材20′からなる。図2に示すように、ピ
ストンシール27もこの弾性部材20′に一体成形され
ている。弾性部材20′の中央部分55は駆動部材2の
外側表面を包囲していて、その両側が環状リップ12に
隣接している。二つのシールリップ26は中央部分55
に成形されている。さらに中央部分55は弾性部材2
0′を駆動部材2に固定するための保持部分21″の機
能も果たす。
定されている。図2に示す第二実施例では、環状リップ
12が両方とも弾性材によって一体成形されているカフ
ス状の弾性部材20′からなる。図2に示すように、ピ
ストンシール27もこの弾性部材20′に一体成形され
ている。弾性部材20′の中央部分55は駆動部材2の
外側表面を包囲していて、その両側が環状リップ12に
隣接している。二つのシールリップ26は中央部分55
に成形されている。さらに中央部分55は弾性部材2
0′を駆動部材2に固定するための保持部分21″の機
能も果たす。
【0034】取り付けのために、中央部分55はその半
径方向内側に一体成形された環状突出部57を有する。
この環状突出部57は駆動部材2の外側表面に設けられ
ている相補形の保持溝58に固定される。組み付けを容
易にするために保持溝58に隣接している駆動部材2を
半径方向に分割することによって二つの軸方向に隣接し
ている駆動要素59及び59′が形成されている。これ
らの駆動要素59及び59′は例えばねじによって互い
に固定することができる。
径方向内側に一体成形された環状突出部57を有する。
この環状突出部57は駆動部材2の外側表面に設けられ
ている相補形の保持溝58に固定される。組み付けを容
易にするために保持溝58に隣接している駆動部材2を
半径方向に分割することによって二つの軸方向に隣接し
ている駆動要素59及び59′が形成されている。これ
らの駆動要素59及び59′は例えばねじによって互い
に固定することができる。
【0035】従って図2に示すようにカフス状の弾性部
材20′は、図3に示す弾性部材20を二つ保持側22
で互いに接続することによって形成した一部品と考える
ことができる。さらに図1に示す第一実施例の二つの駆
動要素39及び39′からなる駆動部材2及び図2に示
す第二実施例の調節可能なハウジング1の側壁5は、行
程末端における上述した以外の緩衝手段を有するリニア
ドライブにも適用できる。
材20′は、図3に示す弾性部材20を二つ保持側22
で互いに接続することによって形成した一部品と考える
ことができる。さらに図1に示す第一実施例の二つの駆
動要素39及び39′からなる駆動部材2及び図2に示
す第二実施例の調節可能なハウジング1の側壁5は、行
程末端における上述した以外の緩衝手段を有するリニア
ドライブにも適用できる。
【0036】環状リップ12とシールリップ26又はピ
ストンシール27とを一体成形した場合、カフス状の弾
性部材20及び20′は容易に生産及び組み付けできる
ので、そのような設計は価格の面で極めて有利である。
ストンシール27とを一体成形した場合、カフス状の弾
性部材20及び20′は容易に生産及び組み付けできる
ので、そのような設計は価格の面で極めて有利である。
【0037】
【発明の効果】本発明によるリニアドライブにおいて、
ハウジング内の二つの末端位置を軸方向に往復運動する
ようになされた駆動部材は、少なくとも一つの軸端側で
ハウジングの側壁と相対している。この駆動部材又は側
壁には環状リップを有する緩衝手段が設けられ、環状リ
ップは駆動部材がその末端位置に接近すると、緩衝手段
が設けられていない相対する部品、即ち側壁又は駆動部
材に接触する。この際、環状リップによって画定されて
いる減衰領域はインパクト側で相対部品によって閉塞さ
れ、減衰領域の容積が減少し、減衰領域に密閉された流
体は逃がし開口部から漏出し、制動が行われる。このよ
うに簡単な手段によって末端位置における緩衝及び駆動
部材の制動が効果的に行われる。
ハウジング内の二つの末端位置を軸方向に往復運動する
ようになされた駆動部材は、少なくとも一つの軸端側で
ハウジングの側壁と相対している。この駆動部材又は側
壁には環状リップを有する緩衝手段が設けられ、環状リ
ップは駆動部材がその末端位置に接近すると、緩衝手段
が設けられていない相対する部品、即ち側壁又は駆動部
材に接触する。この際、環状リップによって画定されて
いる減衰領域はインパクト側で相対部品によって閉塞さ
れ、減衰領域の容積が減少し、減衰領域に密閉された流
体は逃がし開口部から漏出し、制動が行われる。このよ
うに簡単な手段によって末端位置における緩衝及び駆動
部材の制動が効果的に行われる。
【図1】本発明の第一実施例によるリニアドライブの長
手方向の断面図であり、上部は駆動部材に設けられたイ
ンパクト部材のアイドル位置を示し、下部はインパクト
部材の作動位置を示す。
手方向の断面図であり、上部は駆動部材に設けられたイ
ンパクト部材のアイドル位置を示し、下部はインパクト
部材の作動位置を示す。
【図2】本発明の第二実施例によるリニアドライブの長
手方向の断面図である。
手方向の断面図である。
【図3】カフス状の弾性部材の形状に設計されたインパ
クト部材の斜視図である。
クト部材の斜視図である。
1 ハウジング 2 駆動部材 4、5 側壁 11 インパクト部材 12 環状リップ 15 減衰領域 16 環状開口部 17 インパクト側 18 逃がし開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルベルト キョンゲター ドイツ連邦共和国 7313 ライヒェンバッ ハ アルテ ヘーゲンローアシュトラーセ 15
Claims (18)
- 【請求項1】 ハウジング内で二つの末端位置の間を軸
方向に往復運動するようにされ少なくとも一つの軸側に
ハウジングに接続された側壁が相対している駆動部材
と、第一部品としての該駆動部材に設けられたインパク
ト部材又は第二部品としての側壁に設けられたインパク
ト部材を有し該インパクト部材が設けられていない第一
部品又は第二部品と向き合い上記末端位置における衝撃
を緩和するための手段とを備えたリニアドライブにおい
て、 上記インパクト部材は、上記インパクト部材を支持する
部品から相対する部品の方へ突出している弾性を有する
環状リップであって、該環状リップは減衰領域を画定
し、該減衰領域はインパクト側で環状開口部によって上
記相対する部品の方へ開口し、末端位置に接近すると閉
塞されることによって一定量の流体が密閉されるような
環状リップを備え、 上記末端位置に接近すると上記環状リップはその外周全
体に沿って上記環状開口部を閉塞する閉塞部品から内側
へ折れ曲がることが可能であり、それにより上記減衰領
域の容積を減少させ、 少なくとも上記環状開口部の閉塞状態において上記減衰
領域は逃がし開口部と連絡し、上記減衰領域の容積が減
少した場合に密閉された流体が上記逃がし開口部から絞
り状態で漏出することを許容することを特徴とするリニ
アドライブ。 - 【請求項2】 上記環状リップが円錐台状であって、そ
の直径の小さな方の軸側が上記閉塞部品の方に向いてい
ることを特徴とする請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項3】 上記環状リップがカフス状の弾性部材の
一部品であり、特にゴムからなることを特徴とする請求
項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項4】 上記環状リップが上記閉塞部品と協働す
ることによってシーリングするようになされていること
を特徴とする請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項5】 上記環状リップは上記インパクト側に相
対する保持側に環状の保持部を有し、該保持部によって
上記環状リップがその保持部に固定されることを特徴と
する請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項6】 上記保持部はスナップ式の接続装置の一
部品であり、該接続装置によって上記環状リップを離脱
可能に上記保持部に接続できることを特徴とする請求項
5記載のリニアドライブ。 - 【請求項7】 上記環状リップの保持部が上記減衰領域
の境界壁の一部分を形成することを特徴とする請求項1
記載のリニアドライブ。 - 【請求項8】 上記環状リップは上記駆動部材に設けら
れ且つ円周方向外側に折り曲げられたシールリップと一
体成形され、該シールリップは上記駆動部材を収納する
上記ハウジングの内面と協働してシーリングを行うこと
を特徴とする請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項9】 上記環状リップは折り曲げられると、そ
の一部が中に引き込むようになされていることを特徴と
する請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項10】 上記逃がし開口部が上記インパクト部
材に設けられ、あるいは上記環状リップ内の開口部によ
って形成されていることを特徴とする請求項1記載のリ
ニアドライブ。 - 【請求項11】 上記逃がし開口部が上記駆動部材、又
は上記ハウジングに接続された側壁に形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項12】 ピストンシリンダ装置の形状に設計さ
れ、流体力によって移動するようになされているピスト
ンによって上記駆動部材が形成されていることを特徴と
する請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項13】 上記駆動部材が、軸方向に調節可能な
二つの駆動要素を有し、該駆動要素の間隔は軸方向の任
意の間隔に設定できることを特徴とする請求項1記載の
リニアドライブ。 - 【請求項14】 上記ハウジングに接続された少なくと
も一つの側壁が上記ハウジングに対して軸方向に設置可
能で任意の軸方向位置に固定できることを特徴とする請
求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項15】 上記ハウジングに少なくとも接続され
た側壁が上記駆動部材と協働する対抗支承部を形成し、
上記末端位置を決めるようになされていることを特徴と
する請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項16】 上記ハウジングに接続された少なくと
も一つの側壁が上記駆動部材を収納するハウジング領域
を密閉するハウジングカバによって形成されることを特
徴とする請求項1記載のリニアドライブ。 - 【請求項17】 上記環状リップが各々、上記駆動部材
の二つの軸側に設けられ、上記駆動部材の外側表面に取
り付けられた一体成形されたカフス状部材を形成し、弾
性部材からなることを特徴とする請求項1記載のリニア
ドライブ。 - 【請求項18】 上記二つの環状リップの間に上記カフ
ス状部材が少なくとも一つの円周方向に一体成形された
シールリップを有し、該シールリップは半径方向外側に
折り曲げられ上記駆動部材を収納する上記ハウジングの
内面と協働してシーリングを行うことを特徴とする請求
項17記載のリニアドライブ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE41340639 | 1991-10-15 | ||
DE4134063A DE4134063A1 (de) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | Linearantrieb |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06288404A true JPH06288404A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=6442700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4256985A Pending JPH06288404A (ja) | 1991-10-15 | 1992-09-25 | リニアドライブ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5228380A (ja) |
JP (1) | JPH06288404A (ja) |
KR (1) | KR960006362B1 (ja) |
DE (1) | DE4134063A1 (ja) |
FR (1) | FR2683272B1 (ja) |
IT (1) | IT1255614B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014052043A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Ckd Corp | 流体圧シリンダ |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5850776A (en) * | 1996-04-18 | 1998-12-22 | Ckd Corporation | Fluid pressure cylinders provided with impact absorbing mechanisms |
US5737998A (en) * | 1996-11-25 | 1998-04-14 | Wang; Chiu Nan | Heavy-load hydraulic or air cylinder |
DE10059128A1 (de) * | 2000-11-29 | 2002-06-13 | Lucas Varity Gmbh | Vorrichtung zur Ermittlung von Positionen und Bewegungen eines Bremspedales für eine Fahrzeugbremsanlage |
KR20020088159A (ko) * | 2001-05-17 | 2002-11-27 | 김상현 | 속재료가 내장된 면과 그제조장치 |
DE10158123B4 (de) * | 2001-11-27 | 2008-06-05 | Rexroth Mecman Gmbh | Endlagengedämpfter Druckmittelzylinder |
KR20060007373A (ko) * | 2003-03-07 | 2006-01-24 | 스와겔로크 컴패니 | 조정 가능한 정지 수단이 구비된 밸브 |
DE102004029990B4 (de) * | 2004-06-21 | 2008-01-17 | Bosch Rexroth Pneumatics Gmbh | Kolben-Zylinder-Einheit |
US20060191777A1 (en) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Glime William H | Flow control device with flow adjustment mechanism |
DE102005060320A1 (de) * | 2005-12-16 | 2007-06-21 | Continental Aktiengesellschaft | Kompressoreinheit |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4945278A (ja) * | 1972-08-10 | 1974-04-30 | ||
JPS5044573A (ja) * | 1973-08-02 | 1975-04-22 | ||
JPS5236236A (en) * | 1975-09-17 | 1977-03-19 | Mitsubishi Motors Corp | Ignition timing control device |
JPS5340634U (ja) * | 1976-09-14 | 1978-04-08 | ||
JPS5518573U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-05 | ||
JPS63120904A (ja) * | 1986-11-11 | 1988-05-25 | Toyota Motor Corp | シリンダ装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2642845A (en) * | 1950-12-20 | 1953-06-23 | Westinghouse Air Brake Co | Piston cushioning apparatus |
FR1057894A (fr) * | 1950-12-20 | 1954-03-11 | Westinghouse Air Brake Co | Cylindre moteur à fluide sous pression |
US2718842A (en) * | 1953-02-03 | 1955-09-27 | William F Klemm | Food steamer |
NL276462A (ja) * | 1961-03-28 | |||
US3255675A (en) * | 1964-02-26 | 1966-06-14 | Richard J Reeve | Rivet-pulling gun |
US3605553A (en) * | 1969-05-05 | 1971-09-20 | Pier Luigi Panigati | Pressure fluid operated cylinder |
US3626807A (en) * | 1969-10-21 | 1971-12-14 | Kenneth B Shartzer | Adjustable stroke cylinders |
FR2129845B3 (ja) * | 1971-03-16 | 1973-12-28 | Ducruez Raymond | |
FR2138342B1 (ja) * | 1971-05-24 | 1974-03-08 | Poclain Sa | |
BE793149A (fr) * | 1971-12-27 | 1973-06-21 | Westinghouse Bremsen Apparate | Dispositif d'amortissement de fin de course |
SU706578A1 (ru) * | 1975-09-15 | 1979-12-30 | Предприятие П/Я А-1913 | Пневматический цилиндр |
SU1435858A1 (ru) * | 1986-04-22 | 1988-11-07 | Ижевский механический институт | Пневмоцилиндр |
-
1991
- 1991-10-15 DE DE4134063A patent/DE4134063A1/de active Pending
-
1992
- 1992-08-28 US US07/936,498 patent/US5228380A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-25 IT ITMI922210A patent/IT1255614B/it active IP Right Grant
- 1992-09-25 JP JP4256985A patent/JPH06288404A/ja active Pending
- 1992-10-13 FR FR9212506A patent/FR2683272B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-14 KR KR1019920018862A patent/KR960006362B1/ko not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4945278A (ja) * | 1972-08-10 | 1974-04-30 | ||
JPS5044573A (ja) * | 1973-08-02 | 1975-04-22 | ||
JPS5236236A (en) * | 1975-09-17 | 1977-03-19 | Mitsubishi Motors Corp | Ignition timing control device |
JPS5340634U (ja) * | 1976-09-14 | 1978-04-08 | ||
JPS5518573U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-05 | ||
JPS63120904A (ja) * | 1986-11-11 | 1988-05-25 | Toyota Motor Corp | シリンダ装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014052043A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Ckd Corp | 流体圧シリンダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4134063A1 (de) | 1993-04-22 |
KR930008321A (ko) | 1993-05-21 |
IT1255614B (it) | 1995-11-09 |
FR2683272A1 (fr) | 1993-05-07 |
ITMI922210A1 (it) | 1994-03-25 |
ITMI922210A0 (it) | 1992-09-25 |
FR2683272B1 (fr) | 1994-09-23 |
KR960006362B1 (ko) | 1996-05-15 |
US5228380A (en) | 1993-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8348028B2 (en) | Pneumatic damper for slowing down movable furniture parts | |
US5174551A (en) | Cylinder piston device | |
US6799663B2 (en) | Damping means, in particular for furniture | |
US7147216B2 (en) | Damper, especially for movable furniture parts | |
FI65033C (fi) | Pneumatisk slagmekanism | |
JPH06288404A (ja) | リニアドライブ | |
US8485325B2 (en) | Stop damper | |
US6634471B2 (en) | Hydraulic tension stop for vibration dampers | |
GB2325701A (en) | Variable-speed gas spring | |
KR100292101B1 (ko) | 액튜에이터실린더의엘라스토머댐퍼 | |
GB2037933A (en) | Cylinder and piston device with piston acting as valve member | |
US7353922B2 (en) | Air damper | |
AU2017101642A4 (en) | Shock Absorber With Hydraulic Bump Stop | |
US20060290037A1 (en) | Gas spring | |
KR940010372B1 (ko) | 밀봉링 | |
US6536327B2 (en) | Double acting cylinder with integral end position volume chambers | |
US3157095A (en) | Piston and cylinder device | |
US7204184B2 (en) | Guide system with pneumatic stop for a movable component | |
US6796216B2 (en) | Guide for the piston rod of a piston-cylinder assembly | |
JP2000130408A (ja) | 流体圧シリンダ | |
US6588555B2 (en) | Piston-cylinder unit with at least one bypass groove in the cylinder | |
US7587971B2 (en) | Pneumatic actuator for precision servo type applications | |
US10865849B2 (en) | Linear shock absorber with improved obstructing member | |
ITMI941058A1 (it) | Dispositivo a cilindro-pistone | |
EP1302673A1 (en) | Variable-stroke pneumatic cylinder |