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JPH06284248A - 情報伝送システムならびに該システムに用いるファクシミリ装置およびファクシミリ接続制御装置 - Google Patents

情報伝送システムならびに該システムに用いるファクシミリ装置およびファクシミリ接続制御装置

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Publication number
JPH06284248A
JPH06284248A JP5090451A JP9045193A JPH06284248A JP H06284248 A JPH06284248 A JP H06284248A JP 5090451 A JP5090451 A JP 5090451A JP 9045193 A JP9045193 A JP 9045193A JP H06284248 A JPH06284248 A JP H06284248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
capability
connection control
capability information
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5090451A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kounoe
俊彰 鴻江
Masahiro Mochizuki
昌宏 望月
Tsunehiro Matsui
恒裕 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5090451A priority Critical patent/JPH06284248A/ja
Publication of JPH06284248A publication Critical patent/JPH06284248A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホストコンピュータにより複数のファクシミ
リ装置を有効に使用できるように制御する。 【構成】 能力指示受付部8では、ホスト1〜3から能
力指示を受付ける。最大能力検出部9では、システム下
のファクシミリ装置(FAX)5〜7からその能力を読
出し、それらの最大能力を検出して保持する。指示受付
部8および最大能力検出部9に保持された能力のうち、
選択手段10の設定で選択された能力が宣言能力設定部
11に読出され、各ファクシミリ装置5〜7に送出され
る。各ファクシミリ装置5〜7では、ファクシミリサー
バ4の宣言能力設定部11から供給された能力をそれぞ
れのシステム制御部に記憶し、通信時には、プロトコル
コマンドにこれらの能力を付加して送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報伝送システムならび
に該システムに用いるファクシミリ装置およびファクシ
ミリ接続制御装置に関するものであり、特に、ホストコ
ンピュータとこのホストコンピュータで制御されるファ
クシミリ装置との間にあって、該ホストコンピュータお
よびファクシミリ装置を制御もしくは管理するファクシ
ミリ接続制御装置ならびにこれらを用いた情報伝送シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワーク(L
AN)など独自のネットワークを構築し、企業内や大学
内などの比較的限定された地域内で情報を伝送する例が
多く見られるようになっている。さらに、前記ネットワ
ーク内に設置されたファクシミリ装置と他のネットワー
クとを、公衆回線や専用回線などの通信回線を使用して
接続することがある。そして、前記ファクシミリ装置に
はそれぞれホストコンピュータとしてパーソナルコンピ
ュータが対応して接続され、このホストコンピュータ
(以下、単にホストという)からの指示に従ってファク
シミリ装置が制御されている。ホストとファクシミリ装
置とを組合わせたシステムは、パソコン・ファクシミリ
として特開昭62−249590号公報に一例が示され
ている。
【0003】ファクシミリ装置は、周知のような画像読
取機能、印字機能、通信機能を有する。したがって、上
記ネットワーク内に設けられたパソコン・ファクシミリ
では、ファクシミリ装置で読み取った原稿やホストから
転送されたデータを、遠隔の情報処理装置(リモート)
へ転送したり、リモートから受信したデータをホストに
転送したり、また、読取った原稿やホストから転送され
たデータ、ならびにリモートから受信したデータを印字
したりして多彩な情報処理が行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパソ
コン・ファクシミリでは、1台のホストが、これと対応
する特定の1台のファクシミリ装置を制御するように構
成されている。したがって、従来のシステムでは、ホス
トおよびファクシミリ装置は、互いに対応付けられてい
るホストおよびファクシミリ装置の能力の範囲内でしか
データ処理をこなすことができず、処理すべき情報量の
増大に直ちに追従できないという問題点があった。
【0005】これに対し、1台のファクシミリ装置を有
効に利用するため、複数のホストを1台のファクシミリ
装置に接続し、該ホストからのデータを処理させること
ができるが、それらのホストからのアクセスによる負荷
の増大を考慮すると、ファクシミリ装置の処理能力の点
から、システム全体の処理能力を飛躍的に向上させると
いうことは困難であった。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
ネットワーク内の複数の情報処理装置を総括的に制御も
しくは管理し、前記複数の情報処理装置の能力を有効に
利用できるようにした情報伝送システムならびに該シス
テムに用いられるファクシミリ装置およびファクシミリ
接続制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、ホストと、ファクシミリ
装置と、該ホストの指示により前記ファクシミリ装置を
制御するファクシミリ接続制御装置とからなる情報伝送
システムであって、前記ファクシミリ装置には、前記フ
ァクシミリ接続制御装置から供給される能力情報を通信
時に宣言する通信制御手段が設けられている点に特徴が
ある。
【0008】
【作用】上記の特徴を有する本発明によれば、ホストお
よびファクシミリ装置間ではファクシミリ接続制御装置
を介して互いに情報を伝送する。さらに前記ファクシミ
リ装置は、前記ホストから供給される情報および自己の
読取手段によって読込んだ画情報を当該情報伝送システ
ムに接続される回線に送出する。さらに該回線からの情
報を受信し、受信した情報を自己の印字手段によって出
力したり、ホストに転送したりする。そして、前記情報
の送受信、印字、ならびにホストおよびファクシミリ装
置間の情報伝送等はファクシミリ接続制御装置が管理す
る。
【0009】ここで、ファクシミリ装置は、通信時に、
自己の能力とは関係なく、ファクシミリ接続制御装置か
ら指示される能力を宣言して通信を開始する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明に係る情報伝送システムの構成を示
すブロック図、図3は前記伝送システムに含まれるファ
クシミリ装置、図4は前記ファクシミリ装置を制御する
ファクシミリ接続制御装置のハード構成を示すブロック
図である。
【0011】図2において、ホスト1,2,3は、ファ
クシミリ接続制御装置(以下、ファクシミリサーバとい
う)4を介してファクシミリ装置(FAX)5,6,7
と接続されている。
【0012】図3において、スキャナ51は、送信のた
めの原稿や複写原稿を読取り、これを電気信号すなわち
画情報に変換する。該スキャナ51で読取られた画情報
や、通信制御部52を介して他のファクシミリ装置やコ
ンピュータ(共に図示しない)のような情報処理装置つ
まりリモートから受信した画情報、ならびにサーバイン
タフェース53を介してホスト1〜3から供給されたデ
ータは蓄積部54に蓄積される。前記スキャナ51で読
取られて蓄積された画情報やホスト1〜3から供給され
て蓄積されたデータは、前記通信制御部52を介して回
線に送出される一方、前記リモートから受信して蓄積さ
れた画情報はサーバインタフェース53を介してホスト
1〜3に転送される。さらに、蓄積部54に蓄積された
画情報またはデータは、必要に応じてプリンタ55で印
字される。
【0013】符号化・復号化部56は画情報の圧縮・伸
長のための符号化・復号化を行う。入力部57は例えば
キーボードからなり、オペレータによる指示を受付け
る。また、表示部58は液晶画面(LCD)からなり、
制御結果や状態を表示する。
【0014】システム制御部59は、マイクロコンピュ
ータ(CPU)、ROMおよびRAM等からなり、該R
OMおよびRAMに記憶された各種制御データ、制御プ
ログラム、ならびに前記入力部57で受け付けられた指
示に従ってファクシミリ装置5全体の処理を実行する。
なお、前記システム制御部59のRAMには通信結果情
報も格納される。
【0015】ファクシミリ装置6,7はファクシミリ装
置5と基本的な構成は同一であるが、詳細な能力すなわ
ち解像度や適用原稿サイズならびに符号化方式などは必
ずしも同一ではないことがある。本実施例では、ファク
シミリ装置5〜7の解像度が、それぞれ200,30
0,400ppiの場合を想定して以下の説明をする。
【0016】次に、図4において、ファクシミリインタ
フェース41によって該ファクシミリサーバ4はファク
シミリ装置と接続され、ホストインタフェース42によ
って該ファクシミリサーバ4はホスト1〜3と接続され
る。入力部43は例えばキーボードからなり、オペレー
タによる指示を受付ける。表示部44は液晶画面(LC
D)またはCRTからなり、制御結果や状態を表示す
る。
【0017】処理部45はCPU、ROMおよびRAM
等からなり、該ROMおよびRAMに記憶された各種制
御データ、制御プログラム、ならびに入力部43で受け
付けられた指示に従って該ファクシミリサーバ4全体の
処理を実行する。
【0018】該ファクシミリサーバ4には、必要に応
じ、ハードディスク等の蓄積装置を接続するようにして
もよい。そうすることによって、ホスト1〜3やファク
シミリ装置5〜7の蓄積部の負担を軽くできる。
【0019】以上のような構成により、ファクシミリサ
ーバ4は、ホスト1〜3の指示によってファクシミリ装
置5〜7を制御する。ファクシミリ装置5〜7は、前記
スキャナ51、プリンタ55、通信制御部52の機能を
発揮して、各種情報処理を行う。すなわち読取った原稿
をホスト1〜3に転送したり、プリント(印字)した
り、リモートに送信したりする。またホスト1〜3から
供給されるデータを印字したり、このデータをリモート
に転送したり、リモートから受信したデータをホスト1
〜3に転送したり、印字したりする。
【0020】ホスト1〜3で作成されたデータをファク
シミリ装置5〜7のいずれかを使用して所望の宛先に送
信する場合の例を、ファクシミリサーバ4の動作を示す
図5のフローチャートを参照して説明する。
【0021】図5において、ステップS1で、ホスト1
〜3からの通信指示を待つ。ホスト1〜3のいずれかか
らファクシミリサーバ4に通信の指示が発行されると、
ステップS1の判断は肯定となってステップS2に進
む。ステップS2では、どのホストからの指示かを検出
してその結果を記憶する。このとき、送信する宛先の番
号もホストから取込んで記憶する。
【0022】ステップS3では、ファクシミリ装置5〜
7の状態を探索して通信制御部が使用可能なファクシミ
リ装置を検出する。複数のファクシミリ装置が使用可能
である場合には、予定の選択順位、例えば解像度や送受
信可能な原稿サイズなどの能力の大きさによる優先順位
に従ってファクシミリ装置を選択する。この優先順位は
前記処理部45のRAMにあらかじめ登録しておく。
【0023】ステップS4では、選択されたファクシミ
リ装置と前記ステップS2で記憶されたホストとを接続
し、ステップS5では該ホストに接続されたファクシミ
リ装置から前記宛先番号によって発呼し、回線が接続さ
れたならばステップS6で通信を開始する。
【0024】なお、送信するデータは、ホスト1〜3か
ら供給されるもののほか、あらかじめホスト1〜3から
ファクシミリサーバ4に転送され、あるいはファクシミ
リ装置5〜7で読取られてファクシミリサーバ4に転送
されて蓄積されているデータの場合もある。これらのデ
ータもホスト1〜3の指示によって同様に処理され、送
信される。
【0025】ところで、上述のようにファクシミリ装置
5〜7は互いにその能力としての解像度が異なる。した
がって、例えば解像度400ppiで蓄積された情報を
送信しようとした場合、ファクシミリ装置7が通信中
(ビジー)であれば、解像度400ppiのファクシミ
リ装置7が空くまでその通信は待ち状態となるか、他の
ファクシミリ装置が選択され、蓄積した画情報を解像度
変換して低い解像度で送信するかしていた。
【0026】本実施例では、このような不具合を解消す
るため、次のような対策を実施している。すなわち、空
いているファクシミリ装置の能力にかかわらず、高い解
像度で蓄積されているデータをそのまま送信できるよう
に、ファクシミリサーバ4から指示される大きい能力
を、選択されたファクシミリ装置の能力として宣言する
ようにした。
【0027】ここで、宣言される能力は、前記蓄積デー
タの解像度であってもよいし、システム下にあるすべて
のファクシミリ装置5〜7の中の最大の解像度であって
もよい。さらに、宣言される能力はファクシミリサーバ
4から指示されるものでなくても、ホスト1〜3から指
示される解像度であってもよい。
【0028】このような高い能力を宣言することによっ
て、ファクシミリ装置5〜7のうちいずれか1台でも通
信可能であれば、ファクシミリ装置5〜7個々の解像度
能力にかかわらず蓄積データを送信できる。
【0029】すなわち、能力としての解像度はファクシ
ミリ装置のスキャナ51の能力もしくはプリンタ55の
能力であり、ホストから供給されるデータの解像度やあ
らかじめファクシミリサーバ4の蓄積装置に蓄積されて
いるデータの解像度は、送信に使用されるファクシミリ
装置の解像度能力とは直接関係がない。したがって、送
信相手とのプロトコル手順で高い解像度を宣言して、互
いの能力が合えば、蓄積データの解像度を維持したまま
送信することができる。
【0030】なお指示される解像度は、システム下にあ
るすべてのファクシミリ装置5〜7が有するものに限ら
ず、それ以上のものでもよい。例えばファクシミリ装置
5〜7の実際の解像度能力がそれぞれ200ppi,3
00ppi,300ppiであっても、400ppiの
解像度を宣言してもよい。このような高い解像度を宣言
する利点は次のような場合に顕著である。
【0031】例えば、ファクシミリ装置5〜7が中継同
報の中継局となるような場合、同報宛先が、該ファクシ
ミリ装置5〜7が有する解像度以上の解像度能力を持っ
ていれば、必ずしも中継局であるファクシミリ装置5〜
7の能力に限定して宣言しなくても、該同報宛先では、
中継局を介して受信したデータを再生することが可能で
ある。
【0032】また、受信したデータをホスト1〜3で再
生する場合は、ファクシミリ装置5〜7の能力とは関係
なく、ホスト1〜3に設置されるプリンタが、宣言した
解像度を有していればよい。
【0033】さらに、ホスト1〜3やファクシミリ装置
5〜7とは別に、より解像度の高いプリンタをシステム
内に設けることにより、ホスト1〜3やファクシミリ装
置5〜7が有していない解像度を宣言してデータを受信
しても、該プリンタで受信データを再生することができ
る。
【0034】図6はファクシミリサーバ4から各ファク
シミリ装置5〜7に対して行われる能力通知動作を示す
フローチャートである。同図において、ステップS10
では、処理部45にあらかじめ決定され格納されている
能力情報を読み出す。ここでは、図7を参照して後述す
る手順により、システム下に存在するすべてのファクシ
ミリ装置5〜7の中の最大能力が選択され、格納されて
いるものとする。
【0035】ステップS11では読出した能力情報をフ
ァクシミリ装置に転送する。ステップS12では、すべ
てのファクシミリ装置5〜7に対する能力情報の転送を
終了したか否かが判断され、この判断が肯定ならば処理
を終える。
【0036】ファクシミリ装置5〜7は、リモートとの
通信時にファクシミリサーバ4から転送された能力情報
に従って能力宣言をする。この宣言は、送信時にはCC
ITT T.30の規定に従い、NSSコマンドに付加
された能力情報によって送信される。
【0037】能力宣言はデータの送信時に限らず受信時
にも同様に実施できる。受信時に能力宣言に使用される
コマンドはNSFコマンドである。その他、場合に応じ
てNSC,DIS,DCS,DTCの各コマンドに能力
情報が付加されて相手局に送信される。
【0038】図7を参照してファクシミリサーバ4での
能力決定処理を説明する。同図において、ステップS2
0では、ファクシミリ装置から該ファクシミリ装置が有
する能力を読み出す。ステップS21では、ファクシミ
リ5〜7のすべてから能力を読出したか否かが判断され
る。ステップS21の判断が肯定となればステップS2
2に進み、前記読出された能力のうち最大の能力を該フ
ァクシミリサーバ4の処理部45に格納する。ここで格
納された能力情報が、図6の処理で各ファクシミリ装置
5〜7に転送されて登録される。
【0039】このように、選択されたファクシミリ装置
または着信したファクシミリ装置が能力の小さいもので
あったとしても、システム下にあるファクシミリ装置の
うちの最大能力、もしくはホスト1〜3から指示される
大きい能力を宣言してデータの送受信を行える。
【0040】したがって、解像度200ppiのファク
シミリ装置しか通信可能な状態にない場合でも、相手局
が400ppiの解像度を有する場合には解像度400
ppiを宣言すれば解像度400ppiの蓄積原稿をそ
のままの解像度で送信できる。
【0041】以上は、ファクシミリ装置5〜7の能力情
報として解像度を宣言する例であるが、能力宣言として
は、解像度以外に符号化方式および適用原稿サイズなど
の能力も併せて宣言されるのが一般的である。したがっ
て、これら解像度以外の能力についても、ファクシミリ
装置5〜7の最大能力を上記能力決定手順と同様の手順
によって選択し、宣言することができる。
【0042】例えば受信に際して、着信したファクシミ
リ装置がB4サイズまでの印字能力しかない場合、従来
のファクシミリ装置ではB4サイズの能力宣言がされて
いたので、プロトコルの結果、送信側では、B4サイズ
以上の原稿は送信データをA3サイズからB4サイズへ
縮小して送信していた。
【0043】本実施例では、このファクシミリ装置の能
力を超えて例えばA3サイズの能力宣言をできるので、
A3サイズ100%の原稿を、情報の欠落なしに、すな
わち縮小されることなく受信される。受信データを、他
の大きいサイズを印字できるプリンタを有するファクシ
ミリ装置や単体のプリンタ、ホスト等に転送してそこで
印字すれば、再現性のよいプリント原稿が得られる。な
お、該受信データは、着信検知したファクシミリ装置の
蓄積部およびファクシミリサーバ4に設けた蓄積装置の
いずれに蓄積してもよい。
【0044】なお、前記最大能力がファクシミリ装置5
〜7に分散されていて、ファクシミリ装置5が最も大き
いサイズ能力を有し、ファクシミリ6が最も大きい解像
度能力を有し、ファクシミリ装置7が最も効率的な符号
化方式を能力として有しているというような場合もある
かもしれないが、ファクシミリ装置5〜7全体で最大の
能力を選択してそれを宣言するのがよい。
【0045】また、宣言する能力を、ファクシミリ装置
5〜7の最大能力とするか、ホスト1〜3からの指示に
よるかは、あらかじめファクシミリサーバ4のシステム
データとして設定しておけばよい。要は、システム全体
の効率を考慮し、その時点のシステムの構成に応じて最
大の能力宣言をすればよい。
【0046】次に、図1のブロック図を参照して本実施
例のファクシミリサーバの要部機能を説明する。同図に
おいて、能力指示受付部8では、ホスト1〜3から入力
される能力指示を受付けて保持する。最大能力検出部9
では、システム下のファクシミリ装置(FAX)5〜7
からその能力つまり解像度、サイズ、符号化方式等を読
出し、それらの最大能力を検出して保持する。
【0047】前記指示受付部8および最大能力検出部9
に保持された能力のうち、選択部10の設定によってあ
らかじめ選択された能力が宣言能力設定部11に読出さ
れ、各ファクシミリ装置5〜7に送出される。各ファク
シミリ装置5〜7では、ファクシミリサーバ4の宣言能
力設定部11から供給された能力をそれぞれのシステム
制御部に記憶し、通信時のプロトコルにおける能力宣言
でこの能力を宣言する。
【0048】なお、ホスト1〜3からファクシミリサー
バ4に対して行われる能力指示は、ホスト1〜3のそれ
ぞれからではなく、システムを一括して管理するための
特定の管理ホストを設定し、その管理ホストから行うよ
うにしてもよい。
【0049】また、最大能力検出部9では、定期的にフ
ァクシミリ装置5〜7の能力を検出してもよいし、ファ
クシミリ装置5〜7が故障や点検のためにファクシミリ
サーバ4から外されたり、新規にファクシミリ装置が設
置されたり、入れ替えられたりした時に、これらをファ
クシミリインタフェース41の状態から自動的に検出す
るようにしてもよい。
【0050】なお、本発明は、複数のホストと複数のフ
ァクシミリ装置とを含むシステムに限らず、1台ずつの
ホストおよびファクシミリ装置からなるシステムや、ホ
ストおよびファクシミリ装置のいずれかが複数のシステ
ムにおいても本実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、システム下のファクシミリ装置によってデー
タ通信を行う際に、システム下のすべてのファクシミリ
装置が有する能力の最大能力、あるいはホストから指示
される任意の能力を宣言することができる。
【0052】したがって、空いているファクシミリ装置
や、着信したファクシミリ装置が、通信データの種類や
相手局の能力に対応するファクシミリ装置でない場合で
も、不都合なく通信でき、システム下のファクシミリ装
置を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 情報伝送システムの要部機能を示すブロック
図である。
【図2】 情報伝送システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 ファクシミリ装置のハード構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 ファクシミリサーバのハード構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 送信動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】 能力通知処理を示すフローチャートである。
【図7】 能力決定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1〜3…ホスト、 4…ファクシミリサーバ、 5〜7
…ファクシミリ装置、8…指示受付部、 9…最大能力
検出部、 10…選択部、 11…宣言能力設定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1台のホストコンピュータか
    らの指示に従って少なくとも1台のファクシミリ装置を
    制御するファクシミリ接続制御装置において、 前記ホストコンピュータから供給される能力情報を受付
    ける能力指示受付手段と、 前記能力情報を前記ファクシミリ装置に供給する宣言能
    力設定手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ
    接続制御装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1台のホストコンピュータか
    らの指示に従って複数のファクシミリ装置を制御するフ
    ァクシミリ接続制御装置において、 前記複数のファクシミリ装置からそれぞれの能力情報を
    検出する手段と、 検出された能力情報のうち最大能力を検出する手段と、 前記最大能力を宣言能力として前記ファクシミリ装置に
    供給する宣言能力設定手段とを具備したことを特徴とす
    るファクシミリ接続制御装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1台のホストコンピュータか
    らの指示に従って複数のファクシミリ装置を制御するフ
    ァクシミリ接続制御装置において、 前記ホストコンピュータから供給される能力情報を受付
    ける能力指示受付手段と、 前記複数のファクシミリ装置からそれぞれの能力情報を
    検出する手段と、 検出された能力情報のうち最大能力を検出する手段と、 前記複数のファクシミリ装置のうちの最大能力および前
    記能力指示受付手段で受付けた能力情報のいずれか一方
    を選択する選択手段と、 選択された能力情報を宣言能力として前記ファクシミリ
    装置に供給する宣言能力設定手段とを具備したことを特
    徴とするファクシミリ接続制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載されたフ
    ァクシミリ接続制御装置から供給される能力情報を記憶
    する手段と、 通信時に前記記憶された能力情報に基づいて自己の能力
    を宣言する通信制御手段とが設けられていることを特徴
    とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1台のホストコンピュータ
    と、少なくとも1台のファクシミリ装置と、前記ホスト
    コンピュータの指示により前記ファクシミリ装置を制御
    するファクシミリ接続制御装置とからなる情報伝送シス
    テムにおいて、 前記ファクシミリ接続制御装置が、請求項1〜3のいず
    れかに記載されたファクシミリ接続制御装置であり、 前記ファクシミリ装置が、請求項4に記載されたファク
    シミリ装置であることを特徴とする情報伝送システム。
JP5090451A 1993-03-26 1993-03-26 情報伝送システムならびに該システムに用いるファクシミリ装置およびファクシミリ接続制御装置 Pending JPH06284248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5090451A JPH06284248A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 情報伝送システムならびに該システムに用いるファクシミリ装置およびファクシミリ接続制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5090451A JPH06284248A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 情報伝送システムならびに該システムに用いるファクシミリ装置およびファクシミリ接続制御装置

Publications (1)

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JPH06284248A true JPH06284248A (ja) 1994-10-07

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ID=13998990

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JP5090451A Pending JPH06284248A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 情報伝送システムならびに該システムに用いるファクシミリ装置およびファクシミリ接続制御装置

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JP (1) JPH06284248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0937013A (ja) * 1995-07-25 1997-02-07 Fujitsu Ltd イメージスキャナ並びにイメージスキャナのネットワーク接続方式

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