JPH0628363Y2 - 車両のバンパ構造 - Google Patents
車両のバンパ構造Info
- Publication number
- JPH0628363Y2 JPH0628363Y2 JP4848588U JP4848588U JPH0628363Y2 JP H0628363 Y2 JPH0628363 Y2 JP H0628363Y2 JP 4848588 U JP4848588 U JP 4848588U JP 4848588 U JP4848588 U JP 4848588U JP H0628363 Y2 JPH0628363 Y2 JP H0628363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- bumper beam
- face
- cross member
- bumper face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 12
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 11
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (考案の技術分野) この考案は、バンパビームに対して樹脂材料からなるバ
ンパフェースを設けた車両のバンパ構造に関する。
ンパフェースを設けた車両のバンパ構造に関する。
(従来の技術) 乗用車などの車両には衝突時における車体の損傷を軽減
するために、バンパが設けられている。第5図は従来の
バンパ構造であって、1はリヤエンドクロスメンバであ
り、サイドメンバ2の後端に固定されている。リヤエン
ドクロスメンバ1の後部にはバンパビーム3が離間して
設けられ、これはサイドメンバ2、2に設けたステー
(図示しない)に支持されている。また、前記バンパビ
ーム3は断面がコ字状に形成された一対の部材4、4を
フランジ部4a、4aを結合することによって角筒状に
形成されている。さらに、このバンパビーム3の内側に
はショックアブソーバ5が、外側には合成樹脂成形品か
らなるバンパフェース6が取付けられている。このバン
パフェース6はフェース面7と下縁部8および上縁部9
からなり、下縁部8および上縁部9の内面部に取付け部
10、10が突出して設けられている。そして、この取
付け部10、10がボルト11、11によって前記バン
パフェース6のフランジ部4a、4aに固定されてい
る。さらに、バンパフェース6の上縁部9の先端部12
は延長しており、前記リヤエンドクロスメンバ1に対し
てボルト13によって固定されている。
するために、バンパが設けられている。第5図は従来の
バンパ構造であって、1はリヤエンドクロスメンバであ
り、サイドメンバ2の後端に固定されている。リヤエン
ドクロスメンバ1の後部にはバンパビーム3が離間して
設けられ、これはサイドメンバ2、2に設けたステー
(図示しない)に支持されている。また、前記バンパビ
ーム3は断面がコ字状に形成された一対の部材4、4を
フランジ部4a、4aを結合することによって角筒状に
形成されている。さらに、このバンパビーム3の内側に
はショックアブソーバ5が、外側には合成樹脂成形品か
らなるバンパフェース6が取付けられている。このバン
パフェース6はフェース面7と下縁部8および上縁部9
からなり、下縁部8および上縁部9の内面部に取付け部
10、10が突出して設けられている。そして、この取
付け部10、10がボルト11、11によって前記バン
パフェース6のフランジ部4a、4aに固定されてい
る。さらに、バンパフェース6の上縁部9の先端部12
は延長しており、前記リヤエンドクロスメンバ1に対し
てボルト13によって固定されている。
なお、14はリヤゲートであり、15はその下縁外側に
設けたガーニッシュである。
設けたガーニッシュである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述したように構成されたバンパ構造
は、車体に対して取付ける場合、ショックアブソーバ5
とバンパビーム3をリヤエンドクロスメンバ1に対して
取付けたのち、バンパビーム3にバンパフェース6を取
付けるという面倒な取付け作業であった。そこで、取付
け作業性の改善のために、バンパビーム3にショックア
ブソーバ5とバンパフェース6をアッセンブリし、これ
をリヤエンドクロスメンバ1に対して取付けることが行
われている。
は、車体に対して取付ける場合、ショックアブソーバ5
とバンパビーム3をリヤエンドクロスメンバ1に対して
取付けたのち、バンパビーム3にバンパフェース6を取
付けるという面倒な取付け作業であった。そこで、取付
け作業性の改善のために、バンパビーム3にショックア
ブソーバ5とバンパフェース6をアッセンブリし、これ
をリヤエンドクロスメンバ1に対して取付けることが行
われている。
しかし、バンパフェース6の上縁部がバンパビーム3に
対して固定されていないために、取付け作業中にバンパ
ビーム3とバンパフェース6が外れることがある。
対して固定されていないために、取付け作業中にバンパ
ビーム3とバンパフェース6が外れることがある。
また、車両の衝突の際にバンパフェース6のフェース面
7が衝撃を受け、その上縁部9が2点鎖線に示すように
上方に変形する。したがって、バンパフェース6の変形
部によって上部に近接して設けられているリヤゲート1
4やガーニッシュ15を損傷させるという欠点がある。
つまり、バンパフェース6の損傷のみに止まらず、周辺
部まで損傷を与えるという問題がある。
7が衝撃を受け、その上縁部9が2点鎖線に示すように
上方に変形する。したがって、バンパフェース6の変形
部によって上部に近接して設けられているリヤゲート1
4やガーニッシュ15を損傷させるという欠点がある。
つまり、バンパフェース6の損傷のみに止まらず、周辺
部まで損傷を与えるという問題がある。
この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、バンパビームにショックアブソー
バとバンパフェースをアッセンブリし、これを車体に対
して容易に取付けることができ、作業性を向上でき、し
かも衝突の際にバンパフェースの周辺部まで損傷を与え
ることがなく、補修部分を最少限におさえることができ
る車両のバンパ構造を提供することにある。
目的とするところは、バンパビームにショックアブソー
バとバンパフェースをアッセンブリし、これを車体に対
して容易に取付けることができ、作業性を向上でき、し
かも衝突の際にバンパフェースの周辺部まで損傷を与え
ることがなく、補修部分を最少限におさえることができ
る車両のバンパ構造を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段及び作用) この考案は、バンパフェースの上縁部にクロスメンバに
対する固定部とバンパビームに対する仮固定フランジを
設け、この仮固定フランジをバンパビームに固定した状
態で、バンパビームおよびバンパフェースをクロスメン
バに固定し、取付け作業中に、バンパフェースが外れる
ことなく、容易に取付けることができるようにしたこと
にある。
対する固定部とバンパビームに対する仮固定フランジを
設け、この仮固定フランジをバンパビームに固定した状
態で、バンパビームおよびバンパフェースをクロスメン
バに固定し、取付け作業中に、バンパフェースが外れる
ことなく、容易に取付けることができるようにしたこと
にある。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する
が、従来と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略
する。
が、従来と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略
する。
第1図乃至第4図に示すように、バンパフェース6の上
縁部9には下方に突出し、リヤエンドクロスメンバ1に
対する固定部21が設けられている。さらに、この固定
部21には所定間隔を存して複数の仮固定フランジ22
が突出して設けられている。前記固定部21にはリヤエ
ンドクロスメンバ1に穿設された取付け穴23に対向す
る貫通穴24が穿設されている。仮固定フランジ22に
は、中途部に荷重が加わったとき切断される薄肉部25
を有しており、先端部には貫通穴26が穿設されてい
る。そして、前記バンパフェース6は押え板27を介し
て前記固定部21は貫通穴24および取付け穴23に挿
通されるボルト28とナット29によってリヤエンドク
ロスメンバ1に対して取付けられている。また、仮固定
フランジ22は貫通穴26に挿通されるボルト30とナ
ット31によってバンパビーム3の裏面側に取付けられ
ている。
縁部9には下方に突出し、リヤエンドクロスメンバ1に
対する固定部21が設けられている。さらに、この固定
部21には所定間隔を存して複数の仮固定フランジ22
が突出して設けられている。前記固定部21にはリヤエ
ンドクロスメンバ1に穿設された取付け穴23に対向す
る貫通穴24が穿設されている。仮固定フランジ22に
は、中途部に荷重が加わったとき切断される薄肉部25
を有しており、先端部には貫通穴26が穿設されてい
る。そして、前記バンパフェース6は押え板27を介し
て前記固定部21は貫通穴24および取付け穴23に挿
通されるボルト28とナット29によってリヤエンドク
ロスメンバ1に対して取付けられている。また、仮固定
フランジ22は貫通穴26に挿通されるボルト30とナ
ット31によってバンパビーム3の裏面側に取付けられ
ている。
また、車体に対してバンパビーム3、ショックアブソー
バ5およびバンパフェース6を取付ける場合には、ま
ず、バンパビーム3に対してショックアブソーバ5を固
定する。また、バンパビーム3の取付け部10に対して
バンパフェース6の下縁部8をボルト11によって固定
するとともに、上縁部9の仮固定ブラケット22をボル
ト30とナット31によってバンパビーム3の裏面側に
固定する。このように、バンパビーム3、ショックアブ
ソーバ5およびバンパフェース6をアッセンブリしたの
ち、バンパビーム3およびショックアブソーバ5をリヤ
エンドメンバ1に取付け、またバンパーフェース6を押
え板27を介して前記貫通穴24および取付け穴23に
ボルト28を挿通し、ボルト28に対してナット29を
締付け固定する。したがって、取付け作業中にバンパフ
ェース6がバンパビーム3から外れることなく、容易に
取付けることができる。
バ5およびバンパフェース6を取付ける場合には、ま
ず、バンパビーム3に対してショックアブソーバ5を固
定する。また、バンパビーム3の取付け部10に対して
バンパフェース6の下縁部8をボルト11によって固定
するとともに、上縁部9の仮固定ブラケット22をボル
ト30とナット31によってバンパビーム3の裏面側に
固定する。このように、バンパビーム3、ショックアブ
ソーバ5およびバンパフェース6をアッセンブリしたの
ち、バンパビーム3およびショックアブソーバ5をリヤ
エンドメンバ1に取付け、またバンパーフェース6を押
え板27を介して前記貫通穴24および取付け穴23に
ボルト28を挿通し、ボルト28に対してナット29を
締付け固定する。したがって、取付け作業中にバンパフ
ェース6がバンパビーム3から外れることなく、容易に
取付けることができる。
また、バンパビーム3に対してバンパフェース6は間隔
を存して取付けられており、車両の衝突によってバンパ
フェース6が第4図に示すように変形しても、バンパフ
ェース6の仮固定フランジ22に設けられた薄肉部25
が切断され、バンパフェース6が上方に大きく変形する
ことはなく、テールゲート14やガーニッシュ15が損
傷するのを確実に防止できる。
を存して取付けられており、車両の衝突によってバンパ
フェース6が第4図に示すように変形しても、バンパフ
ェース6の仮固定フランジ22に設けられた薄肉部25
が切断され、バンパフェース6が上方に大きく変形する
ことはなく、テールゲート14やガーニッシュ15が損
傷するのを確実に防止できる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、バンパを車体
に対して容易に取付けることができ、またバンパフェー
スが車両の衝突によって衝撃を受けて変形しても、周辺
部に損傷を与えることはなく、車体の損傷を最少限にお
さえることができるという効果がある。
に対して容易に取付けることができ、またバンパフェー
スが車両の衝突によって衝撃を受けて変形しても、周辺
部に損傷を与えることはなく、車体の損傷を最少限にお
さえることができるという効果がある。
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図および第2図は縦断側面図、第3図は仮固定部の
斜視図、第4図はバンパフェースが変形したときの縦断
側面図、第5図は従来のバンパの縦断側面図である。 1…リヤエンドクロスメンバ、3…バンパビーム、5…
ショックアブソーバ、6…バンパフェース、21…固定
部、22…仮固定フランジ。
第1図および第2図は縦断側面図、第3図は仮固定部の
斜視図、第4図はバンパフェースが変形したときの縦断
側面図、第5図は従来のバンパの縦断側面図である。 1…リヤエンドクロスメンバ、3…バンパビーム、5…
ショックアブソーバ、6…バンパフェース、21…固定
部、22…仮固定フランジ。
Claims (1)
- 【請求項1】フロントもしくはリヤエンドクロスメンバ
に沿ってその外側にバンパビームを設け、このバンパビ
ームにショックアブソーバおよびバンパフェースをアッ
センブリし、これを前記クロスメンバに固定した車両の
バンパ構造において、前記バンパフェースの上縁部に前
記クロスメンバに対する固定部と前記バンパビームに対
する仮固定フランジを設け、この仮固定フランジを前記
バンパビームに固定した状態で、前記固定部をボルト・
ナットによって前記クロスメンバに締付け、バンパビー
ムおよびバンパフェースをクロスメンバに固定したこと
を特徴とする車両のバンパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4848588U JPH0628363Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 車両のバンパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4848588U JPH0628363Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 車両のバンパ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01154952U JPH01154952U (ja) | 1989-10-25 |
JPH0628363Y2 true JPH0628363Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31274633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4848588U Expired - Lifetime JPH0628363Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 車両のバンパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628363Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023008748A (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-19 | 本田技研工業株式会社 | 車両後部構造 |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP4848588U patent/JPH0628363Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023008748A (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-19 | 本田技研工業株式会社 | 車両後部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01154952U (ja) | 1989-10-25 |
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