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JPH06276334A - 複写システム - Google Patents

複写システム

Info

Publication number
JPH06276334A
JPH06276334A JP5089351A JP8935193A JPH06276334A JP H06276334 A JPH06276334 A JP H06276334A JP 5089351 A JP5089351 A JP 5089351A JP 8935193 A JP8935193 A JP 8935193A JP H06276334 A JPH06276334 A JP H06276334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
module
data
system control
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5089351A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Komi
恭治 小見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5089351A priority Critical patent/JPH06276334A/ja
Priority to US08/215,608 priority patent/US5600445A/en
Priority to GB9405782A priority patent/GB2276510B/en
Priority to DE4410077A priority patent/DE4410077C2/de
Publication of JPH06276334A publication Critical patent/JPH06276334A/ja
Priority to US08/581,922 priority patent/US5838456A/en
Priority to US09/040,458 priority patent/US6049396A/en
Priority to US09/218,335 priority patent/USRE40644E1/en
Priority to US09/851,088 priority patent/USRE38164E1/en
Priority to US10/887,558 priority patent/USRE40435E1/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一体型の複写機と等価の機能・操作性・経済
性を有し,かつ,単位重量軽減,生産拠点の分化・専門
化,改善・設計変更等の容易化を可能とし,無駄な機能
にかかる無駄な費用の低減,部分変更グレードアップを
可能とし,修理できない故障部分が発生した場合のユー
ザのコスト負担を低減する。 【構成】 画像読取部101,第1データ入出力部10
2,第1電力供給部103,第1同期信号発生部104
を有し,独立した1個の筐体として形成されたスキャナ
モジュール100と,画像形成部201,第2データ入
出力部202,第2電力供給部203,第2同期信号発
生部204を有し,独立した1個の筐体として形成され
たプリンタモジュール200と,第3データ入出力部3
01,システム制御部302を有し,独立した1個の筐
体として形成されたシステム制御モジュール300とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,原稿画像を画素に分解
して読み取り,記録紙上に画像形成を行う複写システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より原稿画像を画素に分解して読み
取り,記録紙上に画像形成を行う複写システムが種々提
案されている。典型的な複写システムとしては,デジタ
ル複写機がある。デジタル複写機は,大別して,原稿画
像を画素に分解して読み取るスキャナ部と,読み取った
画像データを記録紙上に出力するプリンタ部から構成さ
れており,これらスキャナ部およびプリンタ部が1つの
筐体に一体化して収納されている。
【0003】また,従来のデジタル複写機では,複写機
内部の論理アーキテクチャは十分にモジュール化されて
いるものの,スキャナ部とプリンタ部が物理的に一体と
なって始めて複写機能が達成される構成となっている。
【0004】一方,近年,画像処理技術・各種画像形成
装置・通信制御技術の向上によって,単独の製品として
開発されたスキャナ,プリンタ,コンピュータ等を組み
合わせて,スキャナで読み取った画像データをプリンタ
で出力することにより,複写機として利用可能な複写シ
ステムが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
デジタル複写機によれば,スキャナ部およびプリンタ部
を1つの筐体に一体化して収納した一体型複写機である
ため,以下のような問題点があった。
【0006】第1に,複写機の小型化が進んでいるもの
の,パーソナル機を除く,一般的な複写機では,複写機
全体のサイズおよび重量が大きくなるため,運搬時の単
位重量軽減といった販売,廃棄処理者の要請に対して容
易に応えられないという問題点があった。
【0007】第2に,全ての構成部分を生産工場で一体
化する必要があるため,生産拠点の分化・専門化といっ
た生産面の効率化の妨げになるという問題点があった。
【0008】第3に,例え部分的な改善,設計変更であ
っても必然的に複写機全体の生産工程変更となるため,
改善,設計変更等が行いにくく,社会ニーズに対して迅
速な対応をとりにくいという問題点があった。
【0009】第4に,多様なユーザ要望に対応し,かつ
生産・流通コストを最適化するためには少数種類の複写
機に数多くの機能を盛り込まざるを得ないため,特定の
ユーザにとっては冗長で無駄な機能を含むことになり,
無駄な費用がかかるという問題点があった。また,部分
変更グレードアップが効かないという不都合もあった。
【0010】第5に,複写機の一部に修理できない故障
部分が発生した場合,他の部分が使用可能でも複写機全
体を買い換える必要があり,ユーザのコスト負担が大き
くなるという問題点があった。
【0011】一方,単独の製品として開発されたスキャ
ナ,プリンタ,コンピュータ等を組み合わせた複写シス
テムによれば,上記第1〜第5の問題点を低減すること
ができるものの,一体型の複写機と比較してシステム全
体のコストが高くなる,必要な設置スペースが大きくな
る,操作性が低下する,バッファメモリが必要となる,
ファースト・コピー・タイムが長くなる等の問題点があ
るため,一体型の複写機と等価に論ずることはできず,
一体型の複写機に代わるものではない。
【0012】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,一体型の複写機と等価の機能・操作性・経済性を有
し,かつ,単位重量軽減,生産拠点の分化・専門化,改
善・設計変更等の容易化を可能とし,無駄な機能にかか
る無駄な費用の低減,部分変更グレードアップを可能と
し,修理できない故障部分が発生した場合のユーザのコ
スト負担を低減することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,原稿画像を画素に分解して読み取る画像
読取手段と,画像データおよび各種制御データの入出力
インターフェースである第1データ入出力手段と,電力
を供給する第1電力供給手段と,第1の周波数信号を発
生する第1同期信号発生手段とを有し,独立した1個の
筐体として形成されたスキャナモジュールと,画像デー
タを記録媒体上に永久可視像として形成し,出力する画
像形成手段と,画像データおよび各種制御データの入出
力インターフェースである第2データ入出力手段と,電
力を供給する第2電力供給手段と,第2の周波数信号を
発生する第2同期信号発生手段とを有し,独立した1個
の筐体として形成されたプリンタモジュールと,画像デ
ータおよび各種制御データの入出力インターフェースで
ある第3データ入出力手段と,スキャナモジュールおよ
びプリンタモジュールを同期して動作させるコマンドを
発行するシステム制御手段とを有し,独立した1個の筐
体として形成されたシステム制御モジュールとを備えた
複写システムを提供するものである。
【0014】なお,前述したシステム制御モジュールの
筐体は,スキャナモジュールの筐体或いはプリンタモジ
ュールの筐体と一体的に形成されていることが望まし
い。
【0015】
【作用】本発明の複写システムは,スキャナモジュール
或いはプリンタモジュールと一体構成されたシステム制
御モジュールのコマンドに基づいて,スキャナモジュー
ル内の画像読取手段が原稿画像を画素に分解して読み取
り,第1同期信号発生手段が発生する第1の周波数信号
に同期して第1データ入出力手段を介して画像データを
スキャナモジュールの外部へ出力する。
【0016】また,システム制御モジュールのコマンド
に基づいて,スキャナモジュールとは別体をなすプリン
タモジュールが,第2同期信号発生手段が発生する第2
の周波数信号に同期して第2データ入出力手段を介して
画像データを取り込み,画像形成手段が画像データに基
づいて記録媒体上に永久可視像を形成する。
【0017】従って,上記のスキャナモジュールおよび
プリンタモジュールは,それぞれ独立に生産,検査,出
荷が可能となり,これを分割梱包することにより単位重
量低減が図れ,独立の流通経路でユーザに届けることが
可能となる。また,これら2体のモジュールを接続すれ
ば,直ちに複写システムが実現でき,さらに一方が寿命
に至ったときには当該モジュールのみを廃棄し,新しい
ものと交換可能であり,また,負荷の変動に対して相応
のコスト負担でシステムを再構成することが可能とな
る。
【0018】
〔基本構成要素〕
〔スキャナモジュールの構成および動作〕 〔プリンタモジュールの構成および動作〕 〔システム制御モジュールの構成および動作〕 〔各モジュールの組み合わせ例〕 〔複写システムの具体的構成例〕 の順に図面を参照して詳細に説明する。
【0019】〔基本構成要素〕図1は,本発明の複写シ
ステムの基本構成要素を示すブロック図である。本発明
の複写システムは,スキャナモジュール100,プリン
タモジュール200,システム制御モジュール300の
3つの基本モジュールから構成される。
【0020】スキャナモジュール100は,少なくとも
原稿画像を画素に分解して読み取る画像読取部101
と,画像データおよび各種制御データの入出力インター
フェースである第1データ入出力部102と,電力を供
給する第1電力供給部103と,第1の周波数信号を発
生する第1同期信号発生部104とを有し,独立した1
個の筐体として形成されている。なお,図示を省略する
が,必要に応じて後述する基本画像処理部105および
拡張画像処理部106が付加される。
【0021】プリンタモジュール200は,少なくとも
画像データを記録媒体上に永久可視像として形成し,出
力する画像形成部201と,画像データおよび各種制御
データの入出力インターフェースである第2データ入出
力部202と,電力を供給する第2電力供給部203
と,第2の周波数信号を発生する第2同期信号発生部2
04とを有し,独立した1個の筐体として形成されてい
る。ここで,画像形成部201とは,以下の複数手段の
集合体に付した便宜的な名称である。画像形成部201
には,後述する感光体ドラム205,帯電スコロトロン
206,レーザ露光装置207,現像装置208,一次
転写コロトロン209,中間転写ベルト210,二次転
写コロトロン211等のいわゆる画像形成諸要素が含ま
れるものとする。
【0022】システム制御モジュール300は,少なく
とも画像データおよび各種制御データの入出力インター
フェースである第3データ入出力部301と,スキャナ
モジュール100およびプリンタモジュール200を同
期して動作させるコマンドを発行するシステム制御部3
02とを有し,独立した1個の筐体として形成されてい
る。但し,システム制御モジュール300の筐体は,ス
キャナモジュール100の筐体或いはプリンタモジュー
ル200の筐体と一体的に形成されることが望ましい。
【0023】これら3つの基本モジュールは,後述する
図3,図8,図13にそれぞれ示すように,機構的に互
いに離して配置してもシステムの機能を満足することが
できる構造としてある。本実施例では,運搬単位重量削
減と,システム組み立ての簡便さを両立させるために,
スキャナモジュール100はその筐体を単位として梱包
し,プリンタモジュール200はその上部にシステム制
御モジュール300を固定的にマウントした一体構成と
して,1つの箱に梱包して工場出荷する方式を用いる。
【0024】さらに,基本モジュールを合体したさせた
ときの使い勝手や,美的まとまり方,空間効率といった
ユーザへの配慮,或いは電磁放射,ノイズイミュニテ
ィ,熱放射,メカニカル共振の防止といった技術面の課
題に対処した方式とする。例えば,複写システムを構成
する場合に,少なくとも上記3つの基本モジュールとテ
ーブル(或いは,選択多段給紙装置)を組み合わせる
が,空間効率からするとこれらを縦に積み重ねるのが良
く,またプラテンの高さは900mm乃至1100mm
とすると良好な原稿載置操作性が得られる。また,各種
の操作ボタンはプラテン面と同一面か,それより若干下
面に位置させることで的確なヒューマンインターフェー
スが実現できる。
【0025】これらを勘案し,本発明の複写システムで
は,基本モジュールは,積み重ね面の投影形状を概ね等
しくして不格好さや,上部に載置されるモジュールの脱
落を回避し,積み重ねたときのプラテン,操作装置面が
上述の位置となるようにした。また,外観性と電磁環境
両立性の観点から,これら基本モジュールを接続するケ
ーブルは極力その本数を減らし,また,その長さが短く
なるように端子位置が互いに近くなるように工夫した。
もっともシステム制御モジュール300は,単に複写機
能のみを実現すれば良い場合には,きわめてコンパクト
に構成することも可能であるため,これを他のモジュー
ルの部分として組み込むのも容易である。この場合に
は,一体化する2つのモジュールの間で,上記の配慮を
すれば良く,本発明の主旨を逸脱するものではない。以
下,各モジュール毎の構成と動作を順を追って説明す
る。
【0026】〔スキャナモジュールの構成および動作〕
図2は,スキャナモジュール100を大きく機能分けし
て示したブロック図である。前述した原稿画像を画素に
分解して読み取る画像読取部101と,画像データおよ
び各種制御データの入出力インターフェースである第1
データ入出力部102と,直流電源装置から成り,電力
を供給する第1電力供給部103と,基本画像処理部1
05と,拡張画像処理部106とに大別して構成され
る。なお,本実施例では,第1の周波数信号を発生する
第1同期信号発生部104を第1データ入出力部102
内に配置してある。これらはスキャナモジュール100
内に全て収納されている。
【0027】画像読取部101は,カラー撮像デバイス
101a,アナログ/デジタル変換器(以下,A/D変
換器と記載する)101b,シェーディング補正回路1
01c,サンプリング位置ずれ補償回路101dとから
構成される。
【0028】第1データ入出力部102は,同一形状・
同一インターフェースを有した複数のSCSIコネクタ
102a,102bと,スキャナ選択的付加装置通信用
光ファイバコネクタ102c,102dと,第1同期信
号発生部104とを有している。
【0029】基本画像処理部105は,空間フィルタ回
路105a,変倍回路105b,色処理回路105c,
階調処理回路105d,画像付加回路105e,像域自
動分離回路105f,カラー原稿自動検知回路105
g,有価証券検知回路105hとから構成される。
【0030】ここで,空間フィルタ回路105aは,平
滑化処理もしくは鮮鋭化処理を施す。一般に原稿Gが網
点印刷物である場合には前者の処理を施し,文字だけの
原稿の場合には後者の処理を施す。選択はコンソール等
の原稿指定画面で入力するか,或いは像域自動分離回路
105fからの分離結果に依存させる。
【0031】変倍回路105bは,画像を主走査方向に
25%〜400%に変倍させる。なお,副走査方向の複
写変倍は画像読み取り速度(副走査速度)を変えること
で達成している。
【0032】色処理回路105cは,原稿画像RGB信
号にマスキング処理を施して記録色信号であるC(シア
ン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラッ
ク)画像信号に変換する機能を持つ,さらに文字画像と
濃淡画像とでそれぞれに適した色処理,例えば黒文字部
の純黒化処理等のいわゆる適応的色処理を施す。また,
必要に応じてRGB信号をそのまま第1データ入出力部
102を経由させ,システム制御モジュール300に出
力する。
【0033】階調処理回路105dは,8ビットのCM
YKいずれかの画像信号からディザ処理を施し,2ビッ
トの記録画像信号を作る。さらに文字画像と濃淡画像と
でそれぞれに適した階調変換,いわゆる適応的階調処理
を施す。
【0034】画像付加回路105eは,有価証券の違法
複写に備え,追跡用の小さな紋様データを発生し,原稿
画像データに付加する。
【0035】像域自動分離回路105fは,1枚の原稿
画像上の文字画像部分と濃淡画像部分とを画素単位で識
別し,この結果を空間フィルタ回路105a,色処理回
路105c,および階調処理回路105dに出力する。
【0036】カラー原稿自動検知回路105gは,カラ
ー原稿/白黒原稿識別処理を行う。
【0037】有価証券検知回路105hは,原稿Gが複
写が禁じられている有価証券か否かを判定する。
【0038】拡張画像処理部106は,領域指定画像処
理回路106a,画像編集回路106bから構成され
る。拡張画像処理部106は,ユーザの要望により選択
的に組み込めるようにスキャナモジュール100の外周
近傍に配置してある。
【0039】図3は,スキャナモジュール100の機構
図を示す。図において,103は第1電力供給部,10
3aは商用電源接続電源プラグ,103bは電源スイッ
チ,107はプラテンガラス,108Sは画像先端基準
位置,108SHはシェーディング補正用白板,108
Bは固体識別用バーコード,109は第1キャリジ,1
10は第2キャリジ,111は原稿照明ランプ,112
a〜112cはそれぞれ第1〜第3ミラー,113は結
像レンズ,114はレンズ光軸,115はキャリジホー
ムセンサ,116は原画走査モータ,116aは駆動ワ
イヤを示す。また,100Sは,スキャナモジュール1
00からシステム制御モジュール300或いはプリンタ
モジュール200へデータを転送するためのラインを示
す。なお,図中に点線で示す400は自動原稿送り装置
を示し,オプションでユーザの選択によって取り付けら
れる。
【0040】図4は,第1データ入出力部102の構成
要素を示す。本実施例では,この第1データ入出力部1
02において,他のモジュールとの間で必要な通信制御
を行う。図において,151はマイクロプロセッサ(C
PU),152は割込みコントローラ(INT),15
3はリード/ライトメモリ(RAM),154は読み出
し専用メモリ(ROM),155はタイマカウンタ(T
MR),156はDMAコントローラ,157は先入れ
先出しメモリ(FIFO:ファースト・イン・ファース
ト・アウト),158はSCSIコントローラ,159
は光ファイバコネクタ102c,102dのコントロー
ラ,104aは第1同期信号発生部104の水晶発振
子,102BUSはバス,102D,105Dはそれぞ
れ画像データチャンネルを示す。また,図中の160は
センサ,モータ等の入出力回路を示し,400および4
10は光ファイバコネクタ102c,102dを介して
接続された自動原稿送り装置およびフィルムプロジェク
タを示す。
【0041】以上の構成において,スキャナモジュー
ルの読み取り動作,基本画像処理部の動作,第1デ
ータ入出力部の操作制御機能,第1データ入出力部の
他の機能,拡張画像処理部の動作の順にその動作を説
明する。
【0042】スキャナモジュールの読み取り動作 原稿Gはプラテンガラス107に複写面が下,読み取り
開始位置がプラテン左端の画像先端基準位置108Sと
なるように載置される。結像レンズ113は,原稿画像
を撮像デバイス101aの受光面に縮小投影結像する。
撮像デバイス101aは電荷結合素子(CCD)でカラ
ー撮像機能を備え,赤フィルタで覆われた4752画素
1次元配列されたR撮像部,緑フィルタで覆われた47
52画素1次元配列されたG撮像部,青フィルターで覆
われた4752画素1次元配列されたB撮像部が主走査
方向(図3の紙面に鉛直方向)に3列平行に並べられた
構造である。3本の走査線は殆ど近接,具体的には原稿
画像面に換算して4/16mm間隔であるのと等価であ
る。なお,この1次元撮像デバイスによる走査方向を主
走査方向,これと直交する方向を副走査方向と称するこ
とにする。
【0043】照明ランプ111と第1ミラー112aは
第1キャリジ109にマウントされ,第2ミラー112
bと第3ミラー112cは第2キャリジ110にマウン
トされている。原稿画像を読み取るとき,第1キャリジ
109は副走査速度Vsubで,第2キャリジ110は
Vsub/2の速度で原画走査モータ116および駆動
ワイヤ116aによって光学的共役関係を維持したまま
左端から右端に向かって走査(副走査)駆動される。な
お,原稿走査モータ116にはステッピングモータを使
用している。
【0044】副走査速度Vsubは,基準速度に対して
1/8倍〜4倍まで1%刻みで可変であり,他のモジュ
ールからのコマンドで任意の速度が選択される。
【0045】次に,図5に示す画像読み取り機構部の速
度線図を参照し,原稿画像走査につてい説明する。第1
キャリジ109は,通常キャリジホームセンサ115の
真下で静止し,待機している。このときのセンサ115
の出力はONである。読み取り走査指令SCANまたは
REQを受信すると,t1で照明ランプ111を点灯
し,モータ116を駆動して副走査方向(図中の右方
向)に走査を開始する。t2時間後,第1キャリジ10
9がキャリジホームセンサ115の検知範囲から外れ,
出力はOFFとなる。この外れる位置が走査基準位置と
して記憶され,位置の校正基準点として用いられる。ま
た,第1データ入出力部102は,画像先端基準位置1
08Sまでの到達時間t5と速度Vsubの要求精度と
を達成すべく最適加速計画を計算し,モータ116のス
テップパルス列を算出する。以降キャリジ速度はこのパ
ルス列で駆動され,画像先端基準位置108Sに至る時
刻および所望の一定速度走査が期待通り達成される。
【0046】校正基準点を通過した後は,副走査速度の
如何にかかわらず撮像デバイス101aはレンズ113
が投影する各色の画像を主走査線単位で読み取る。これ
は撮像デバイス101aの電荷蓄積時間を一定にするた
めに都合が良い。主走査周期は,図4に示した第1同期
信号発生部104の発生するパルス列周期ts1であ
り,同パルス列はバス102BUSを介して画像読取部
101に接続されている。なお,第1同期信号発生部1
04は,これに水晶発振子104aの原発振周波数を分
周してバス102BUSに出力する。
【0047】撮像デバイス101aの総画素数は475
2個で主走査1ラインを原画換算で16画素/mmに分
解,標本化して読み取り,原稿画像からの画素単位のR
GB反射光に応じたアナログ電圧を出力する。その後,
A/D変換器101bにて8ビットのデジタル信号に変
換(すなわち,256階調に量子化)し,次段の回路に
渡される。
【0048】上記基準点通過後は,先ず,t3で白基準
板108SHを読み取り,8ビットのデジタル変換値が
シェーディング補正回路101cに記憶される。以降読
み取られた画像データはシェーディング補正が有効に施
されることになる。t4時刻に第1キャリジ109が有
価証券違法複写の追跡,リモードサービスを供するため
の個別識別バーコード板108Bの下を通過するとき,
これを読み取り,画像データはシステム制御モジュール
300に伝送される。
【0049】次に,t5時刻に画像先端基準位置108
Sに達すると,画像読取部101は原稿画像を走査線単
位で読み取り,画像毎の色分解デジタルデータとして順
次次段の基本画像処理部105に出力する。
【0050】A3版原稿画像のすべて,6720走査線
分を読み取り,第1キャリジ109が右端に達し,t6
時刻となったときモータ116を反対方向に回し,ホー
ム位置(センサ115の位置)まで復帰し,停止させ,
次の走査に備える。
【0051】基本画像処理部の動作 読み取られた原画RGB画像データは,図2に示すよう
に基本画像処理部105において,空間フィルタ回路1
05a,像域自動分離回路105f,カラー原稿自動検
知回路105g,および有価証券検知回路105hに並
列に入力され,並列処理される。基本画像処理部105
の機能は,2つのカテゴリに分けられる。第1のカテゴ
リは,画像信号を直接操作するのではなく,画像操作を
支援するための機能である。例えば文字領域と階調画像
領域に識別分離する像域分離処理や,原稿サイズ検知処
理や,カラー原稿/白黒原稿識別処理がある。また,こ
のカテゴリの処理には,例えばカラー原稿/白黒原稿識
別処理の如くプラテンガラス107上のすべての原稿画
像情報を調べなくてはならないものがあり,コピー画像
形成に先立って行われ,一般にプレスキャンと称されて
いる。
【0052】第2のカテゴリは,画像信号を操作する処
理で,例えば,空間フィルタ処理,変倍,画像トリミン
グ,像移動,色補正,階調変換といった画像処理であ
る。これらの処理はさらに像域によって共通の処理内容
のもの,例えば変倍と,文字画像部と濃淡画像部の2像
域で異なるもの(例えば階調処理)に分類される。
【0053】第1カテゴリの処理結果の多くは,システ
ム制御モジュール300に伝達される。これを受けたシ
ステム制御モジュール300はこれに基づいて他の手段
に制御指令を発して画像形成工程を進める。例えば,基
本画像処理部105が白黒原稿であると検知した場合,
基本画像処理部105は第1データ入出力部102を介
してシステム制御モジュール300に伝え,システム制
御モジュール300がプリンタモジュール200にK現
像付勢,CMY現像停止というコマンドを送る。すると
プリンタモジュール200内の第2データ入出力部20
2は後述するK現像装置208Kのみを付勢して他色の
現像を停止して効率的に像形成する。
【0054】第2カテゴリの画像処理内容は,第1カテ
ゴリの処理結果によって自動的に付勢される場合と,オ
ペレータによってコンソールから指定入力される場合
と,更にこれらの組み合わせによる場合とがある。これ
らの処理の一例として特定色画像消去処理について記
す。本処理は原稿画像中に含まれる特定の色を消去し,
それ以外の色を保存して記録紙上に画像形成する処理で
あって,本基本画像処理部105に含まれる色処理回路
105cで達成される。なお,特定色は操作者によって
コンソールから入力される。
【0055】いずれにしても複写モードにおいては,基
本画像処理部105から入力されたRGB画像信号を最
終的には記録用の信号C,M,Y,Kに変換し,プリン
タモジュール200にこのデータを渡す。
【0056】なお,原稿が白黒原稿であると識別された
場合や,黒単色処理コマンドを受けたときはモノクロ化
処理を施し,K信号以外は0が出力される。
【0057】第1データ入出力部の操作制御機能 第1データ入出力部102は,システム制御モジュール
300或いはプリンタモジュール200と所定のプロト
コルで交信して,その指令に基づいて,スキャナモジュ
ール100を原稿画像読み取り付勢制御し,原稿画像デ
ータを出力する。また,スキャナモジュール100内の
すべての手段,および自動原稿送り装置400等の選択
的付加装置を統合的に制御する。
【0058】ところで,画像読取部101と画像形成部
201とが別々のモジュールから成る一般のシステム,
例えば光ファイリングシステムにおいては,その間に何
らかのページバッファメモリを有しているのが普通であ
る。しかしこのような構成では,画像読み取りから画像
形成の間に,必然的に時間差が生じる。複写機ではこの
時間差はファースト・コピー・タイムの増加という好ま
しくない結果となる。そこで,本発明ではページバッフ
ァを省き,コストを低減するとともに,画像読み取りと
画像形成とを同期して,すなわち,殆ど時間差なく実行
する方式を採用する。この画像読み取りと画像形成との
同期には2通りの意味合いを含み,1つは周期の意味で
あり,もう1つは先頭の位相の一致に関してである。
【0059】もし,同期が保てないと,前者について,
例えば,コピー画像が伸びるとか縮むとかの不具合が発
生し,後者については記録紙上のコピー画像位置が正し
く再現されないという状況が起こる。
【0060】さらに,本実施例のごとき,CMYK面順
次作像方式のプリンタを用いるカラー複写システムにお
いては,プリンタモジュール200がCMYK画像を順
次重ね合わせて作像するのであるが,商用的に安価な装
置にするにはページバッファメモリを省くのが得策であ
り,このときスキャナモジュール100は1枚の原稿に
対して都合4回の走査を行い,1回の原稿走査毎にCM
YKの内の1色ずつを送り出す方式が好都合である。従
って4回の色順次走査において原稿走査の走査位置精度
確保,つまり同期は重要な課題となる。もし同期が狂う
と色版ずれとなり,正しいカラー画像が得られないこと
になる。
【0061】この課題達成方式を,図5を参照して説明
する。同図は1回分の原稿走査について記したもので,
上部には2走査線分の詳細を示す。システム制御モジュ
ール300からのSCANコマンドを受信したとき,前
述したように第1データ入出力部102の制御によっ
て,第1キャリジ109は受信から,いつもt5時間後
に光軸114が画像先端基準位置108Sに達し,かつ
副走査速度をVsubとなるように制御される。これに
よってコマンド受信タイミングから常に一定時間t5の
後に画像データを出力するので,少なくとも位相に関す
る同期は保たれる。なお,このための工夫としてキャリ
ジ基準位置検知のためのセンサ115を設け,走査基準
位置合わせの校正を毎回行い,かつステッピングモータ
(原稿走査モータ)116の1ステップ角度での副走査
移動量(第1キャリジ109の移動量)を1/16mm
以下としている。モータ駆動方式としてはマイクロステ
ップ駆動方式等を用いることができる。
【0062】次に,周期に関する同期のために,第1同
期信号発生部104の発生するパルス列周期ts1に同
期して1つの主走査線を読み取り,これを送出バッファ
であるFIFO157に入れるようにした。また,この
データの受け取り側(図5ではスキャナモジュール10
0側)が周期ts1と実質的同一周期で順次取り出すよ
うにする。複写モードにおいては,画像データの受け取
り側をプリンタモジュール200とし,上記同期メカニ
ズムを維持するようにした。従って,何回原稿走査を行
っても,コマンド受信からいつも一定時間後に画像デー
タが得られ,紙と画像の位置関係(レジストレーショ
ン)がいつも正しく維持され,またカラーコピー時は余
分なバッファメモリを要せず,色版レジストレーション
が維持され,またコピーが素早く出力される。
【0063】なお,スキャナモジュール100は基本的
に他の2モジュール(システム制御モジュール300お
よびプリンタモジュール200)から前記コマンドを受
信する。
【0064】第1データ入出力部の他の機能 図6は,第1データ入出力部102の他の機能を示した
フローチャートである。これらの機能は,図4に示した
マイクロプロセッサ151のプログラム実行によって果
たされる。実行プログラムは,読み出し専用メモリ15
4内に内蔵されている。S101は,電源スイッチ10
3bの投入操作を示し,S102は,各種回路素子の初
期パラメータ設定,ウオッチドグタイマスタート,第1
キャリジ109の初期位置への移動等を含む初期化処理
を示す。
【0065】S103は,SCSIコネクタ102a,
102bからのコマンド入力が所定時間(タイムアウト
タイム)内に来たかどうかを判定する機能である。
【0066】S104は,画像読取部101のパワーを
切り,基本画像処理部105,拡張画像処理部106の
電源電圧を回路素子内レジスタのデータが保持できる限
界まで低下させる機能であり,待機時の消費電力削減,
冷却ファン騒音低減に寄与する。
【0067】S105は,ウオッチドグタイマがプログ
ラムの正常実行を離れた時に発生し,このとき,S10
6の故障発生通知機能がシステム制御モジュール300
にウオッチドグタイムアウトを通知する。
【0068】S110は,画像読取部101,基本画像
処理部105,拡張画像処理部106に故障が発生した
ときの割り込みベクタであり,S111で故障部位の特
定,要因の分析を行い,S112でシステム制御モジュ
ール300に通知し,S113で,例えばモータ116
が加熱故障に至った場合,火災などの危険を避けるため
のフェールセーフ処理を行う。
【0069】S120は,SCSIコネクタ102a,
102bに情報入力があった場合の割り込みベクタで,
このとき,S121でスリープタイマを停止する。S1
22は,受信内容を調べ,以下の5種のいずれかにブラ
ンチさせる。
【0070】第1に,S130のTEST(TEST
unit ready)で本スキャナモジュール100
が原稿走査可能か否かの問い合わせである場合のパスで
あり,S131にて選択的付加装置400,410も含
めてスキャナモジュール100の準備状況を回答する。
【0071】S140は,スキャナモジュール100の
各種設定モード問い合わせSENS(mode SEN
Se)で,S141〜S145の処理で選択的付加装置
400,410も含めてスキャナモジュール100の現
在設定されている走査モードを回答する。
【0072】S150は,各種設定モード設定SEL
(mode SELect)要求時のパスで,上記SE
NSと対をなす。各種パラメータは,S151〜S15
6の各ルーチンで設定される。
【0073】S160は,SCANまたはCOPYの要
求時のパスで,通常モノクロ処理では1原稿に対して1
回,カラー処理ではRGB処理のケースでは1回,CM
YK処理のケースでは4回連続的に要求される。この要
求時には,先ず,S161でモータ116を起動,続い
てS162でセンサ115の監視で第1キャリジ109
の通過を検知し,メモリ153内に設けた位置カウンタ
をリセットする校正操作を行う。本カウンタは,第1同
期信号発生部104が1走査線に対して1回発生する同
期パルスによって1ずつインクリメントされる。S16
3では,先に受信したSCANまたはCOPY要求から
計時してt5時間後に正しく画像先端基準位置108S
に到達し,かつ事前にモード設定SEL要求で設定され
た走査速度Vsubの定常状態を目指すためのモータ1
16の駆動計画を計算する。
【0074】次に,S164で基準白板108SHを読
み取り,シェーディング補正パラメータ算定,設定を行
い,以降の画像読み取りデータのシェーディング補正に
使用する。続いて,S165で個別識別バーコード板1
08Bを読み取り,S167でモータ加速制御を行い,
所望の速度に達したときにS168で定速制御に切り替
える。S169は前記カウンタの係数値が原稿先端位置
に達したかどうかを監視し,達した時点でS170に移
る。
【0075】S170は,画像データのバッファメモリ
であるFIFO157の入口ゲートを開け,基本画像処
理部105からの画像信号を画像信号線105Dを通し
て受け入れる準備を行う。
【0076】以降,S171〜S174は,原稿画像デ
ータをFIFO157に送り出すタスク群で,先ずS1
71で第1同期信号発生部104が1走査線の度に発生
する同期パルスを検出する。S172は1走査線475
2画素分の画像データを画像信号線105Dを通してF
IFO157に記憶させる。このとき,S173にてキ
ャリジ位置カウンタをインクリメントする。S174は
このループが原稿画像サイズ相当,例えばA3サイズで
は走査線が6720本(すなわち,6720回)だけ繰
り返される。1面分の走査が終わると,S175がFI
FO157の入口ゲートを閉じ,S176で有価証券検
知回路105hから検知結果を受け取り,S177でカ
ラー原稿自動検知回路105gから色検知結果を受け取
り,これらの情報授受はバス102BUSを介して行わ
れる。
【0077】次に,S178でモータ116を反転駆動
し,S179でホームを検知し,S180でモータ11
6を停止する。また,S123ではスリープタイマを起
動する。
【0078】S190は,スキャナモジュール100に
対して自己診断DIAG(DIAGnostic)を求
められたときのルートで,典型的には,故障発生通知機
能(前述したS106,S112)の後に求められ,S
191〜S193で自己診断とその回答処理を行う。
【0079】拡張画像処理部の動作 領域指定画像処理回路106aは,オペレータの指定し
た原稿画像特定領域に他の一般領域とは異なる画像処理
を施す機能を有する。また,画像編集回路106bは,
各種画像加工機能,例えば画像の左右反転機能,モザイ
ク化,ソラリゼーション,ポスタリゼーション,ハイコ
ントラスト化,ラインイメージ化といった特殊効果画像
を形成する役目を持つ。
【0080】ここに含まれる処理の一例としては,領域
指定画像処理の1つである画像トリミング処理を取り上
げてみる。画像トリミングは,原稿画像の特定領域を複
製し,他を空白化する処理である。処理方式は周知の技
術を用いることができる(例えば特開昭62−1595
70号公報)。ただし,同技術によれば原稿画像に付し
たフェルトペンマークを原稿に付すので原稿の損傷とい
った問題がある。本実施例では,この欠点を考慮して,
原稿画像をプレスキャンで読み取り,これをコンソール
の表示部に表示し,オペレータが表示画像を見ながらカ
ーソル移動キーと確定キーを用い,トリミング範囲を入
力指定し,入力された領域を領域指定画像処理回路10
6aが空白化する方式を用いている。
【0081】〔プリンタモジュールの構成および動作〕
図7は,プリンタモジュール200を大きく機能分けし
て示したブロック図である。本モジュールは,画像デー
タを記録媒体上に永久可視像として形成し,出力する画
像形成部201と,画像データおよび各種制御データの
入出力インターフェースである第2データ入出力部20
2と,電力を供給する第2電力供給部203と,第2の
周波数信号を発生する第2同期信号発生部204とから
構成される。また,本実施例では,第2の周波数信号を
発生する第2同期信号発生部204を第2データ入出力
部202内に配置してある。第2データ入出力部202
は,同一形状・同一インターフェースを有した複数のS
CSIコネクタ202a,202bを有している。これ
らはプリンタモジュール200内に全て収納されてい
る。また,図中のINおよびOUTは記録紙の搬入方向
および搬出方向を示す。
【0082】なお,画像形成部201が,感光体ドラム
205,帯電スコロトロン206,レーザ露光装置20
7,現像装置208,一次転写コロトロン209,中間
転写ベルト210,二次転写コロトロン211等のいわ
ゆる画像形成諸要素の集合体に付した名前であることは
前にも述べた。
【0083】図8は,プリンタモジュール200の機構
図を示す。図において,203は第2電力供給部,20
3aは商用電源接続電源プラグ,203bは電源スイッ
チ,205は感光体ドラム,206は帯電スコロトロ
ン,207はレーザ露光装置,208は現像装置,20
9は一次転写コロトロン,210は中間転写ベルト,2
11は二次転写コロトロン,212はFθレンズ,21
3は回転多面鏡,214はミラー,215は両面複写兼
用自動給紙カセット,216は手差し給紙トレイ,21
7および218は給紙ローラ,219はレジストローラ
対,220はクリーニング装置,221は搬送ベルト,
222は定着ローラ,223は定着バックアップロー
ラ,224は排紙ローラ,225は排出切り替えロー
ラ,226は画像先端位置検知センサ(以下,先端検知
センサと呼ぶ)である。また,227は,オプション装
置から記録紙を入力する場合の外部給送口を示す。
【0084】なお,現像装置208は,その内部にシア
ン現像装置208C,マゼンタ現像装置208M,イエ
ロー現像装置208Y,ブラック現像装置208Kを収
納した現像装置の集合体である。また,100Sは,ス
キャナモジュール100からプリンタモジュール200
へデータを転送するためのラインを示す。また,図中に
点線で示す500はソータを示し,オプションでユーザ
の選択によって取り付けられる。
【0085】図9は,第2データ入出力部202の構成
要素を示す。本実施例では,この第2データ入出力部2
02において,他のモジュールとの間で必要な通信制御
を行う。図において,251はマイクロプロセッサ(C
PU),252は割込みコントローラ(INT),25
3はリード/ライトメモリ(RAM),254は読み出
し専用メモリ(ROM),255はタイマカウンタ(T
MR),256はDMAコントローラ,257は先入れ
先出しメモリ(FIFO:ファースト・イン・ファース
ト・アウト),258はSCSIコントローラ,259
は光ファイバコネクタ202c,202dのコントロー
ラ,204aは第2同期信号発生部204の水晶発振
子,202BUSはバス,202D,261Dはそれぞ
れ画像データチャンネルを示す。また,第2データ入出
力部202のバス202BUSに接続されるものとし
て,260はセンサ,モータ等の入出力回路,261は
レーザダイオード(レーザ露光装置)207の駆動回路
である。
【0086】また,図中の500および510は光ファ
イバコネクタ202c,202dを介して接続されたソ
ータおよび多段給紙装置を示す。
【0087】以上の構成において,プリンタモジュー
ルの画像形成動作,第2データ入出力部のタイミング
制御,同期制御,第2データ入出力部の他の機能の順
にその動作を説明する。
【0088】プリンタモジュールの画像形成動作 プリンタモジュール200は,第2データ入出力部20
2に入力されるCMYK各色について主走査,副走査と
もに画素密度1/16mm若しくは1/24mmの2ド
ット記録データに基づいて,記録紙上に記録ドット密度
1/16mm若しくは1/24mmのドットパターンか
らなるフルカラー可視画像を形成し,出力する。記録ド
ット密度1/16mm若しくは1/24mmのドットの
選択は,モード選択コマンドで予め指定される。デフォ
ルトはドット密度1/16mmである。
【0089】画像形成サイクルが開始されると,先ず,
駆動モータ205Mによって感光体ドラム205が反時
計廻りに,中間転写ベルト210が時計廻りに回転され
る。中間転写ベルト210の回転に伴ってCトナー像形
成,Mトナー像形成,Yトナー像形成,Kトナー像形成
が行われる。最終的にはCMYKの順に中間転写ベルト
210上に重ねてトナー像が作られる。
【0090】先ず,Cトナー像形成が以下のようにして
行われる。帯電スコロトロン206は,コロナ放電によ
って感光体ドラム205を負電荷で−700Vに一様に
帯電する。続いて,レーザダイオード207はC信号に
基づいてラスタ露光を行う。像形成のための記録信号
は,一般の複写モードではスキャナモジュール100か
ら,知的画像処理(後述するAI処理)を含む特殊な複
写モードや,ファクシミリモードおよびプリンタモード
ではシステム制御モジュール300から供給される。複
写モードにおいてはスキャナモジュール100に対し
て,ファクシミリモードおよびプリンタモードではシス
テム制御モジュール300に対して,『所定時間後に記
録画像データを送れ』というデータ要求信号REQを発
しておく。
【0091】記録信号は,第2データ入出力部202の
SCSIコネクタ202a,202bから入力され,記
録制御回路であるレーザ駆動回路261が前記記録信号
に基づいてレーザダイオード207を入力画素単位に発
光制御する。記録信号は1画素2ビットである。より具
体的に言えば,最高C濃度画素のときには全主走査幅相
当だけレーザ発光し,白画素のときには全く発光せず,
中間的な濃度信号の場合には濃度データに比例した時間
だけ発光させるようにしてある。
【0092】このようにしてラスタ像が露光されたと
き,当初一様荷電された感光体ドラム205の露光され
た部分は,露光光量に比例する電荷が消失し,静電潜像
が形成される。
【0093】現像装置208C内のトナーはフェライト
キャリアとの攪拌によって負極性に帯電され,また本現
像装置のシアン現像ローラは感光体ドラム205の金属
基体層に対して図示しない電源手段によって負の直流電
圧と交流とが重畳された電位にバイアスされている。こ
の結果,感光体ドラム205の電荷が残っている部分に
はトナーが付着せず,電荷の無い部分,つまり露光され
た部分にはCトナーが吸着され,潜像と相似なC可視像
が形成されることとなる。
【0094】このようにして感光体ドラム205上のト
ナー像が反時計廻りで回転し,一次転写コロトロン20
9の対向位置に達すると,感光体ドラム205と接して
同期速度で駆動される中間転写ベルト210にコロナ転
写される。感光体ドラム205上の若干の未転写残留ト
ナーは感光体ドラム205の再使用に備えてクリーニン
グ装置220で清掃される。ここで,回収されたトナー
は回収パイプを得て図示しない廃トナータンクに蓄えら
れる。
【0095】中間転写ベルト210は,特にプリンタモ
ードで要求の多い長時間像担持特性を維持させるために
比較的固有抵抗値の大きな材料を用いている。これによ
って次のMトナーの作像までに時間が例えば20分とい
った長時間であってもトナー像を乱すことなく,担持可
能となった。
【0096】次に,M信号に基づいてM画像形成ラスタ
露光を行うに先立って,現像装置208を反時計廻りに
回転し,マゼンタ現像装置208Mを感光体ドラム20
5に対向させる。次に先に形成したC可視像の先端位置
を先端検知センサ226で検出し,複写モードにおいて
はスキャナモジュール100に対して,ファクシミリモ
ードおよびプリンタモードではシステム制御モジュール
300に対して,『所定時間後に記録M画像データを送
れ』というデータ要求信号REQを再び発する。この要
求信号は,先端検知センサ226が前工程で有効C画像
よりわずかに先方に付しておいた見当合わせ(レジスト
レーション)Cトナーマーク画像と,有効C画像を検出
した時間に発行される。また,Cトナーマーク画像の代
わりに予め中間転写ベルト210に恒久的なマークを付
す方式であっても一向に差支えない。
【0097】この要求信号に正確に同期してM信号が送
られてくれば,M像露光,現像,一次転写が行われ,元
の既存C画像に対して正確な色版合わせ,つまり中間転
写ベルト210上でC画像上にM画像が正しく重なるこ
とになる。
【0098】このようにしてMラスタ像が露光されたと
き,当初一様荷電された感光体ドラム205の露光され
た部分は,露光光量に比例する電荷が消失し,静電潜像
が形成される。
【0099】現像装置208M内のMトナーは負極性に
帯電され,また本現像装置のマゼンタ現像ローラは感光
体ドラム205と接触し,C現像装置と同様の電位にバ
イアスされている。この結果,感光体ドラム205の電
荷が残っている部分にはトナーが付着せず,M信号で露
光された部分にはMトナーが吸着され,静電潜像と同様
なM可視像が形成されることとなる。
【0100】同様にしてY画像はCMトナー画像上に,
K画像はCMYトナー画像上にそれぞれ重畳して形成さ
れる。なお,基本画像処理部105がUCR(下色除
去)処理を行っているので,1つの画素が4色すべてで
現像される機会は少ない。このようにして少なくとも4
回転した中間転写ベルト210上に形成されたフルカラ
ー画像は,次に二次転写コロトロン211の位置へ回転
移送される。
【0101】一方,画像形成が開始される時期に,記録
紙が3つの給送部,すなわち,両面複写兼用自動給紙カ
セット215,手差し給紙トレイ216,外部給送口2
27のいずれかから搬送作用によって給送され,レジス
トローラ対219のニップで待機している。そして二次
転写コロトロン211に中間転写ベルト210上のトナ
ー像先端がさしかかるときに,ちょうど記録紙先端がこ
の像先端と一致するごとく,レジストローラ対219が
駆動され,記録紙と像とのレジスト合わせが行われる。
【0102】このようにして記録紙が中間転写ベルト2
10の像と重ねられて正電位電源につながれた二次転写
コロトロン211の下を通過する。このとき,コロナ放
電電流で記録紙が正電荷で荷電され,トナー画像の殆ど
が記録紙上に転写される。続いて二次転写コロトロン2
11のわずかに左側に配置され,接地源につながれた除
電芯(図示せず)を通過するときに,記録紙が電荷を放
電し,中間転写ベルト210と記録紙間の吸着力が殆ど
消滅する。やがて,記録紙の自重が吸着力を上回るに至
り,記録紙は中間転写ベルト210から剥離して搬送ベ
ルト221に移る。
【0103】トナー像を載せた記録紙は,搬送ベルト2
21によって定着装置(定着ローラ222および定着バ
ックアップローラ223)に送られる。この際,加熱さ
れた定着ローラ222と定着バックアップローラ223
とのニップ部において熱と圧力が加えられ,トナーが溶
融し,記録紙の繊維にくい込んで画像が定着される。す
なわち,コピー像が完成する。完成されたコピー像はこ
の後排紙ローラ224を通過して本体外に送り出され
る。排出されたコピー紙は図示しないトレイに表向きに
スタックされる。
【0104】また,両面コピーのときには,切り替えロ
ーラ225を紙偏向と共に右方向に移動し,対向搬送ロ
ーラに押し当てて,記録紙を一旦反転操作した後,搬送
ローラ215Hで両面複写兼用自動給紙カセット215
に導く。このときコピーされた記録紙はコピー面を上に
してスタックされる。
【0105】第2データ入出力部のタイミング制御,
同期制御 第2データ入出力部202は,システム制御モジュール
300或いはスキャナモジュール100と所定のプロト
コルで交信して,基本的には主走査線単位に画像データ
を獲得し,指令のプリントモードに基づきモジュール内
のすべての手段協調付勢制御して画像形成し,最終画像
(記録紙)を出力する。また,プリンタモジュール20
0に選択的に付加されるソータ500等を統合的に制御
する。
【0106】カラープリントモードにおいては,CMY
Kの1色ずつを面単位で形成し,中間転写ベルト210
上にこれを重ね,記録紙に転写して最終画像とする面順
次作像方式である。従って,カラーコピーモードではシ
ステム制御モジュール300またはスキャナモジュール
100に対して1枚のプリントに付き4回の走査要求を
出力する。カラー画像形成においては,中間転写ベルト
210上の色版毎の位置精度(レジストレーション)確
保は重要であり,この達成方式を図10に示す。
【0107】図10は,プリンタモジュール200のタ
イミング制御例を示し,1回分の画像信号の同期につい
て記したものである。第1には,システム制御モジュー
ル300またはスキャナモジュール100に対してデー
タ要求コマンドREQを画像データ受信の一定時間t5
前に送るという方式をとっていることを示す。カラー画
像形成では2番目以降の色版形成では,その前の色版画
像先端が露光点207Xに達するであろうt5時間以前
にデータ要求信号REQを発すればよいことになる。精
度良く前の色版先頭が露光点207Xに達するであろう
時間を計るために画像先端検知センサ226を中間転写
ベルト210に対向して設ける。基本的には露光点20
7Xから一次転写点209Tまでの距離L1に感光体周
速度Vpcとt5との積を加えた値と一次転写点209
Tから画像先端検知センサ226の検知位置までの距離
L2を一致させ,2番目以降の色版形成ではその前に形
成された色の先端基準画像を検知させ,検知と同時にデ
ータ要求信号REQを発すればよい。
【0108】このいわば定時間前データ要求方式は,相
手がスキャナモジュール100のように走査装置が何ら
かの質量を有しており,画像データの出力までにそれな
りの準備時間を要するといったデータ送信元には特に有
効である。
【0109】このようにデータ要求コマンドを発信して
おけば,スキャナモジュール100の項で述べた如く,
モジュール間プロトコルに従いt5時間の後にはデータ
発生側が第1走査線のデータを用意している。これによ
って少なくとも位相に関する同期は保たれる。
【0110】次に,周期に関する同期をとるために,先
ず,第2同期信号発生部204の発生するパルス列周期
ts2に同期して,1走査線分の記録データを相手から
受け取り,これを受信バッファであるFIFO257に
入れるようにした。また,このパルス列周期ts2に同
期して回転多面鏡213を駆動する。具体的には位相ロ
ックサーボ駆動とし,ミラー面が周期ts2で入れ替わ
るようにした。これによりレーザダイオード207の露
光点207Xは感光体ドラム205上をts2周期で露
光走査する。また,当然ながら露光走査の間に,画像デ
ータD1〜D4752(図10参照)に基づいて,レー
ザ駆動回路261がレーザダイオード207を画素単位
に4752回の点灯駆動する。複写モードにおいてはデ
ータの送信側をスキャナモジュール100とし,上記同
期メカニズムを維持するようにした。従って,何回原稿
走査を行っても,コマンド送信からいつも一定時間後に
画像データが得られ,紙と画像の位置関係(レジストレ
ーション)がいつも正しく維持され,色版レジストレー
ションが維持される。
【0111】第2データ入出力部の他の機能 図11は,第2データ入出力部202の他の機能を示し
たフローチャートである。これらの機能は,図9に示し
たマイクロプロセッサ251のプログラム実行によって
果たされる。実行プログラムは,読み出し専用メモリ2
54内に内蔵されている。S201は,電源スイッチ2
03bの投入操作を示し,S202は,各種回路素子の
初期パラメータ設定,ウオッチドグタイマスタート,4
色現像装置208の初期位置合わせ等を含む初期化処理
を示す。
【0112】S203は,SCSIコネクタ202a,
202bからのコマンド入力が所定時間(タイムアウト
タイム)内に来たかどうかを判定する機能である。
【0113】S204は,定着装置のヒータパワーを切
る機能であり,待機時の消費電力削減に寄与する。
【0114】S205は,ウオッチドグタイマがプログ
ラムの正常実行を離れた時に発生し,このとき,S20
6の故障発生通知機能がシステム制御モジュール300
にウオッチドグタイムアウトを通知する。
【0115】S210は,画像形成部201や,その他
本モジュール内に故障が発生したときの割り込みベクタ
であり,S211で故障の生むを判定し,S212で故
障部位の特定,要因の分析を行い,S213でシステム
制御モジュール300に通知し,S214で,例えばモ
ータ205Mが加熱故障に至った場合,火災などの危険
を避けるためのフェールセーフ処理を行う。
【0116】S220は,SCSIコネクタ202a,
202bに情報入力があった場合の割り込みベクタで,
このとき,S221でスリープタイマを停止する。S2
22は,受信内容を調べ,以下の5種のいずれかにブラ
ンチさせる。
【0117】第1に,S230のTEST(TEST
unit ready)で本プリンタモジュール200
が画像形成可能か否かの問い合わせである場合のルート
であり,S231にて選択的付加装置500,510も
含めてスキャナモジュール100状態を回答する。
【0118】S240は,プリンタモジュール200の
各種設定モード問い合わせSENS(mode SEN
Se)で,S241〜S245の処理で選択的付加装置
500,510も含めてプリンタモジュール200のモ
ード設定状態を回答する。
【0119】S250は,各種設定モード設定SEL
(mode SELect)要求時のパスで,上記SE
NSと対をなす。各種パラメータは,S251〜S25
6の各ルーチンで設定される。
【0120】S260は,PRINT要求時のパスで,
通常単色画像形成処理では1プリントに対して1回,カ
ラー処理で4回,2次色モノカラー処理では2回連続的
に要求がある。この要求時には,先ず,S261でモー
タ205Mを起動,続いてS262で作像シーケンス制
御を開始し,S263で先端検知センサ226の検知動
作を監視する。同センサ226が画像先端を検知した時
には直ちにデータ転送要求信号REQを出力する。ま
た,S265でメモリ253内に設けたラインカウンタ
(走査線カウンタ)をリセットする。本カウンタは,第
2同期信号発生部204が1走査線に対して1回発生す
る同期パルスによって1ずつインクリメントされる。
【0121】S266はデータ転送要求信号REQが発
せられてから,データ転送先が第1ライン目のデータを
準備するまでの時間,換言すれば,既に別の色の画像が
存在する場合,それが露光相当位置207Xまで循環し
て戻ってくるに相当する時間を監視するタスクである。
この時間が経過したとき,S267で前記ラインカウン
タの2度目のリセットを行い,さらに画像データのバッ
ファメモリであるFIFO257の出口ゲートを開け,
画像信号線261Dを通じてレーザドライバ261に記
録画像信号を引き渡す準備を行う。
【0122】以降,S268〜S272は,SCSIコ
ネクタ202a,202bから引き取る記録画像データ
を1走査線分ずつFIFO257に記憶するタスク群
で,SずS268で第2同期信号発生部204が1走査
線の度に発生する同期パルスを検出する。S269は1
走査線4752画素分の記録画像データをFIFO25
7に記憶させる。このとき,S270にてラインカウン
タをインクリメントする。S271はこのループが記録
サイズ相当,例えばA3サイズ用紙では走査線が672
0本(すなわち,6720回)だけ繰り返される。1面
分のレーザ走査が終わると,S273がFIFO257
の出口ゲートを閉じ,レーザドライバの駆動信号を断
つ。このとき当然ながらSCSIコネクタ202a,2
02bから記録画像データを引き取る作業も完了する。
【0123】S274は,今回の画像形成が最終記録画
像の最後の色画像形成であったかどうかを調べる。も
し,最終色でなかった場合は残りの作像シーケンス制御
を完了し,S280にてモータを停止する。もし,最終
色画像形成が終わっていたのであれば,S274〜S2
78に記した給紙,二次転写,定着,排紙プロセスを実
行し,記録画像(記録紙)をプリンタモジュール200
外に排出する。
【0124】S290は,プリンタモジュール200に
対して自己診断DIAG(DIAGnostic)を求
められたときのルートで,典型的には,故障発生通知機
能(前述したS206,S212)が故障を通知した後
に求められ,S291〜S293で自己診断とその回答
処理を行う。
【0125】〔システム制御モジュールの構成および動
作〕図12は,システム制御モジュール300を大きく
機能分けして示したブロック図である。図13は,シス
テム制御モジュール300の機構図である。システム制
御モジュール300は,画像データおよび各種制御デー
タの入出力インターフェースであるSCSIコネクタ3
01a,301bを有した第3データ入出力部301
と,スキャナモジュール100およびプリンタモジュー
ル200を同期して動作させるコマンドを発行するシス
テム制御部302と,キー入力部303aおよびビット
マップ表示部303bを有したコンソール303と,光
磁気記憶装置或いはCD−ROMドライブ装置304
と,フロッピーディスク装置305と,ICカード駆動
装置306と,ホストコンピュータ等と接続するための
インターフェース307と,公衆回線に接続するための
インターフェース308と,加速処理装置309とに大
別される。なお,システム制御部302は,複写処理部
302a,ファクシミリ処理部302b,プリント処理
部302c,知的画像処理部302dを含んでいる。
【0126】これらの各部はシステム制御モジュール3
00内にすべて収納されている。また,図示しない結合
手段でプリンタモジュール200の上部に締結可能な機
構としてある。
【0127】コンソール303は,図13に示すよう
に,操作面が上に露出し,スキャナモジュール100を
重ねた際にも操作可能とするため手前側に配してある。
また,光磁気記憶装置或いはCD−ROMドライブ装置
304と,フロッピーディスク装置305と,ICカー
ド駆動装置306は記録媒体挿入面を使い勝手を考慮し
て手前とし,第3データ入出力部301のSCSIコネ
クタ301a,301bは背面に配置してある。なお,
光磁気記憶装置或いはCD−ROMドライブ装置304
と,フロッピーディスク装置305と,ICカード駆動
装置306等の記録媒体ドライブ手段は,目的とするシ
ステムの構成によって取捨選択されシステム制御モジュ
ール300に組み込まれる。
【0128】図14は,第3データ入出力部301の構
成要素を示す説明図である。図において,351はマイ
クロプロセッサ(CPU),352は割込みコントロー
ラ(INT),353はリード/ライトメモリ(RA
M),354は読み出し専用メモリ(ROM),355
はタイマカウンタ(TMR),356は第3同期信号発
生部,356aは第3同期信号発生部356の水晶発振
子,357はDMAコントローラ,358は先入れ先出
しメモリ(FIFO:ファースト・イン・ファースト・
アウト),359はSCSIコントローラ,301aお
よび301bはSCSIコネクタ,301cおよび30
1dは光ファイバコネクタ,301BUSはバス,30
1D,309Dはそれぞれ画像データチャンネルを示
す。
【0129】また,360はバッテリ360aでバック
アップされたメモリ,301HDDは磁気ディスクドラ
イブ,304D,305D,306Dはそれぞれ光磁気
記憶装置或いはCD−ROMドライブ装置304,フロ
ッピーディスク装置305,ICカード駆動装置306
の制御装置である。
【0130】また,303cおよび303dはそれぞれ
キー入力部303aおよびビットマップ表示部303b
に対するインターフェースである。また,キー入力部3
03aには,スタートキー361,テンキー362,エ
ンターキー363,カーソルキー364等が配置されて
いる。
【0131】以上の構成において,第3データ入出力
部の機能,システム制御部の機能概要,システム制
御部の複写処理部の機能の順にその動作を説明する。
【0132】第3データ入出力部の機能 第3データ入出力部301の第1の機能はスキャナモジ
ュール100およびプリンタモジュール200のうち最
低限一つのモジュール制御から複数モジュールの統合制
御,第2には画像表示ときー入力というコンソール制
御,第3には光磁気記憶装置或いはCD−ROMドライ
ブ装置304,フロッピーディスク装置305,ICカ
ード駆動装置306等の記録媒体の操作機能である。
【0133】図12を参照すれば,第3データ入出力部
301には,オペレーティングシステム301COR
E,ライブライリルーチン301L1 〜Ln ,応用処理
インタフェーイス301API,デバイスドライバ30
1DVが含まれる。これらすべての機能手段は,第3デ
ータ入出力部301のハードウェア資源を活用し,RO
M354または磁気ディスクドライブ301HDDに記
憶されたプログラムの実行という方法で実現している。
【0134】デバイスドライバ301DVの機能には,
第1にスキャナモジュール100またはプリンタモジュ
ール200が最低限一つであるモジュール制御から最大
7モジュールの統合制御がある。第2には画面(表示部
303b)への表示と,キー入力部303aからの入力
というコンソール303制御,第3には,光磁気記憶装
置或いはCD−ROMドライブ装置304,フロッピー
ディスク装置305,ICカード駆動装置306等の記
録媒体の操作機能が含まれる。これらの制御処理はオペ
レーティングシステム301COREのマルチタスクリ
アルタイム制御管理で適宜起動される。
【0135】応用処理インターフェース301API
は,システム制御部302とのインターフェース手段で
あって,システム制御部302が第3データ入出力部3
01およびこれらに連なる手段,装置を活用する際の切
り口である。
【0136】システム制御部の機能概要 図12を参照すれば,システム制御部302は,複写処
理部302a,ファクシミリ処理部302b,プリント
処理部302c,知的画像処理部302dとから構成さ
れる。これらすべての処理部は,第3データ入出力部3
01のハードウェア資源を共有し,ROM354または
磁気ディスクドライブ301HDDに記憶されたプログ
ラムの実行という形式で実現している。
【0137】複写処理部302aは,スキャナモジュー
ル100およびプリンタモジュール200と本システム
制御モジュール300とを接続した複写システムにおい
て,システム全体を統合的に制御して,画像複写機能を
実現するための処理手段である。
【0138】ファクシミリ処理部302bは,スキャナ
モジュール100およびプリンタモジュール200と本
システム制御モジュール300とを接続した複写システ
ムにおいて,システム全体を統合的に制御して,ファク
シミリ機能を実現するための処理手段である。
【0139】プリント処理部302cは,スキャナモジ
ュール100およびプリンタモジュール200と本シス
テム制御モジュール300とを接続した複写システムに
おいて,システム全体を統合的に制御して,プリンタ機
能を実現するための処理手段である。
【0140】知的画像処理部302dは,スキャナモジ
ュール100およびプリンタモジュール200と本シス
テム制御モジュール300とを接続した複写システムに
おいて,システム全体を統合的に制御して,知的画像処
理機能を実現するための処理手段である。ここで,知的
画像処理とは,例えば,スキャナモジュール100が読
み取った画像から文字を認識し,これに基づいてグラフ
を作成するなど,原稿画像と出力画像とが著しく異なる
画像処理を施すことを指している。知的画像処理では,
一般の複写モードとは異なり,一旦画像データをシステ
ム制御部302内に取り込み,本知的画像処理部302
dの作用を受け,しかる後加工された画像データがプリ
ンタモジュール200に引き渡され,画像形成される。
【0141】以上の5種の応用処理は目的とするシステ
ムの構成によって取選択され,システム制御モジュール
300に組み込まれる。
【0142】システム制御部の複写処理部の機能 ここで,図15を参照して,スキャナモジュール100
とプリンタモジュール200と本システム制御モジュー
ル300とを接続し,複写機能を達成するためのシステ
ム制御部302の複写処理部302aの機能について,
さらに詳細に説明する。また,図16は複写処理動作タ
イミング図を示し,図17は複写処理動作中に故障が発
生した場合のタイミング図を示す。
【0143】図15において,S301は,プリンタモ
ジュール200の電源スイッチ203bが投入された時
のスタート信号である。ここで,プリンタモジュール2
00の電源の投入としたのは,システム制御モジュール
300がプリンタモジュール200と一体として組み立
てられ,電力供給をプリンタモジュール200から受け
ているためである。S304では,各種ソフトウェア上
のパラメータ,例えば割り込むコントローラ352の内
部レジスタを初期化等を含むパワオン初期化処理を行
う。
【0144】S302は,ウオッチドグタイマがタイム
アウトしたことを示し,S303でバップアップすべき
データの保護処理,具体的には,バッテリバックアップ
されたメモリ360へデータをセーブを行い,S304
のパワオン初期化処理へブランチする。S305は各種
イベントの有無を監視し,S306はその内容を調べ,
4種のバスへジャンプさせる。
【0145】S310は,スキャナモジュール100或
いはプリンタモジュール200から故障発生の通知を受
け取った際にブランチし,S311からS314でその
内容を確認する。S315はオペレータに故障内容が分
かるように画面(表示部303b)に表示を行う。ま
た,S316で公衆回線で接続されるサービスセンタに
その情報を通知する。S317は,該サービスセンタよ
り故障回復手順等の指示を受信するもので,S318で
その受信内容を表示する。
【0146】S320は,スキャナモジュール100或
いはプリンタモジュール200から異常発生の通知を受
け取った際にブランチする。ここでいう異常とは,トナ
ーや記録紙などのサプライの不足や筐体ドアの開など,
サプライ補給とか,ドア閉などの容易に正常状態に移行
できる状態を指す。S321からS324でその内容を
確認する。S325はオペレータに異常内容が分かるよ
うに画面(表示部303b)に表示を行う。また,同時
にサプライ補給を促すなど正常状態復帰手順に関するメ
ッセージを表示する。
【0147】S330は,スタートキー361が押され
たときにブランチし,S331〜S334でスキャナモ
ジュール100およびプリンタモジュール200に準備
状況を問い合わせる。両者ともに準備完了していればS
335でスキャナモジュール100にCOPYコマンド
を送り,S336でプリンタモジュール200にPRI
NTコマンドを送る。これでスキャナモジュール100
とプリンタモジュール200間でコマンドを取り交わ
し,それぞれのモジュールの項で述べた手順に従い,画
像データの授受を行いコピーを作成することになる。
【0148】S337〜S340は,一連の画像読み取
りプロセスおよび画像形成プロセスを終えたかどうかを
問い合わせる。初期状態に復帰していれば,コピー状態
を画面(表示部303b)に表示する。S342では所
定の色版分だけ,また所定の部数だけ全部が完了したか
を調べ,まだ残りの画像形成が必要なら先頭(S33
1)に戻る。カラーコピー時には4回このループが繰り
返されることになる。
【0149】S360は,オペレータがコンソール30
3から入力する各種複写モード,例えば画像処理モード
の指定,ソートモードの指定といったモード設定時に起
動され,S361で表示部303bに応答画面を表示す
ると共に,S362およびS363でスキャナモジュー
ル100およびプリンタモジュール200にモード設定
コマンドを送る。
【0150】〔各モジュールの組み合わせ例〕図18お
よび図19は,前述した3種の基本モジュールを組み合
わせたシステム構成例を表す図であって,産業上有用な
種々の装置を形成する例を示したものである。図18,
図19において,四角形は機能ブロックを示し,その矢
印は主に画像信号,太い線100S,200Sはモジュ
ール間を結ぶ制御信号および画像信号の伝送線,具体的
には,SCSIケーブルを表す。
【0151】図18(a)は,単にスキャナモジュール
100で構成し,第1データ入出力部102のSCSI
コネクタ102a(或いは,102b)をホストコンピ
ュータHOSTに接続し,第1データ入出力部102が
直接にホストコンピュータHOSTと交信し,読み取り
画像データを引き渡す,いわゆるスキャナ装置として機
能させる。
【0152】図18(b)は,プリンタモジュール20
0を単独で用い,いわゆるビットマップレーザプリンタ
として機能させる。このとき,第2データ入出力部20
2のSCSIコネクタ202b(或いは,202a)が
直接にホストコンピュータHOSTと交信し,ホストコ
ンピュータHOSTから画像データを得て,ハードコピ
ーを形成する。
【0153】図18(c)は,一般的な複写機としての
構成例であって,それぞれ1個のスキャナモジュール1
00,プリンタモジュール200,およびシステム制御
モジュール300を連結することで達成可能である。こ
こでシステム制御モジュール300には,スキャナモジ
ュール100とプリンタモジュール200とを統合的に
制御して複写機能を達成するための複写処理部302a
が組み込まれる。
【0154】図19(a)は,3連読み取り複写機で,
それぞれ第1のスキャナモジュール100A,第2のス
キャナモジュール100B,第3のスキャナモジュール
100C,プリンタモジュール200,およびシステム
制御モジュール300とを連結する。ここで,例えば,
100Aは,一般的なA3版程度のスキャナモジュー
ル,100BをA1版など大きなサイズのスキャナモジ
ュール,100Cをカラースキャナモジュールとしてお
けば,それぞれ専用の複写機を設置するのに比べ種々の
利点を生む。また利用頻度に応じてこれらの組み合わせ
と個数とを任意に可変できる。ここで,システム制御モ
ジュール300には,上記4つのモジュールを統合的に
制御して複写機能を達成するための重連読み取り複写処
理部(図示せず)が組み込まれる。
【0155】なお,図示しないがプリンタモジュール2
00を複数で構成することも可能である。このときは,
システム制御モジュール300には他のモジュールを統
合的に制御して複写機能を達成するための重連記録複写
処理部が組み込まれる。また,本複写システムでは,重
連システムとしてスキャナモジュール100とプリンタ
モジュール200を合わせて7台まで連結可能である。
【0156】図19(b)は,スキャナモジュール10
0,プリンタモジュール200,およびシステム制御モ
ジュール300から成る複写・高機能プリンタ・カラー
ファクシミリ複合システムであって,システム制御モジ
ュール300にはホストコンピュータHOSTに接続す
るためのインターフェース307と,該インターフェー
ス307から受信したページ記述言語形式のプリントデ
ータをラスタデータに変換するプリンタ処理部302c
と,公衆回線ISDNに接続するためのインターフェー
ス308と,該インターフェース308から受信した所
定の圧縮形式のデータ伸長とスキャナモジュール100
が読み取った画像データを所定形式に圧縮するカラーフ
ァクシミリ処理部302bとが組み込まれる。
【0157】〔複写システムの具体的構成例〕図20
は,複写システムとして構成する場合の具体的な構成例
を示す。図21は,図20の具体例の機能ブロックと信
号の流れを示す説明図である。以下,これらの図を参照
して説明する。
【0158】この具体例は,図18(c)に示した複写
システムをさらに具体化したもので,スキャナモジュー
ル100には追加モジュールである自動原稿送り装置4
00とフィルムプロジェクタ410が付加されている。
また,プリンタモジュール200には多段給紙装置51
0およびソータ500が加えられている。
【0159】図21中に破線で示したブロックは選択的
付加機能で,既にユーザ先で使用中の複写システムにシ
ステム制御モジュール300にこれらの要素を追加する
ことが可能で,すべてを追加した場合には,図19
(b)の複写システムと同じ結果となる。
【0160】図22は,図20の複写システムのカラー
画像複写動作タイミングを示す説明図である。図中の3
00はシステム制御モジュール,100はスキャナモジ
ュール,200はプリンタモジュールのそれぞれの動作
を示し,四角形内Cの記号はCOPY,PはPRIN
T,RはREQのそれぞれの信号(コマンド)を示して
いる。
【0161】システム制御モジュール300から1回目
のCOPYコマンドがスキャナモジュール100に発生
られると,スキャナモジュール100はプリンタモジュ
ール200にPRINT信号として伝える。これを受け
たプリンタモジュール200は画像先端検知センサ22
6が中間転写ベルト210に付した画像先端マークを検
出し,直ちに第2同期信号発生部204が記録データ要
求信号REQとしてスキャナモジュール100に発する
と同時にラインカウンタをリセット,起動して,予め取
り交わした作動開始までの時間t5が経過するのを待
つ。一方,データ要求信号REQを受信したスキャナモ
ジュール100は前記予め取り交わした原稿画像読み取
り開始までの時間t5に適合させるべく,第1キャリジ
109を加速制御する。
【0162】やがて,t5時間経過したとき,スキャナ
モジュール100の第1キャリジ109は画像先端10
8Sに至り,またプリンタモジュール200の感光体ド
ラム205の画像先端露光相当位置は露光光軸209T
に位置することになる。この時点からスキャナモジュー
ル100は1走査線単位の画像信号D1〜D4752を
出力し,またプリンタモジュール200が1走査線単位
の画像信号D1〜D4752を受け,これを走査線毎に
画像露光して画像形成する。
【0163】図22の中央部は,このように同期画像信
号授受が開始され,9ライン目の画像読み取り時点に至
ったときの様子について詳述したものである。これによ
れば,読み取りタイミングと記録タイミングとでは,ス
キャナモジュール100に備えられた4ライン分の画像
バッファであるFIFO157TOプリンタモジュール
200に備えられた2ライン分の画像バッファであるF
IFO257が存在するために合計6走査線分の遅延が
生じることになる。これはコピー画像形成の位相が0.
4mm程度後ろにずれる結果になる。しかし,常に位相
差が一定であるので,色版ずれを生じさせることはな
い。実用性から観れば僅かな狂いではあるが,記録紙レ
ジストレーション誤差を生じる。しかし,この問題は,
記録紙の搬送と二次転写のタイミングを6ライン分遅ら
せるなどの措置をとることにより,解決でき,記録紙レ
ジストレーションを厳密に合わすことができる。
【0164】なお,スキャナモジュール100のFIF
O157は4ライン,プリンタモジュール200のFI
FO257を2ライン分としたのは,現実の水晶発振器
104aおよび204aに僅かなバラツキが存在し,こ
れを吸収するための措置である。詳細には,水晶発振器
104aの周波数が水晶発振器204aの周波数より若
干高い或いは低い場合でもライン同期周波数,さらにラ
イン数に換算し,走査開始から走査終了までの差が基準
の6720ラインに6718ラインから6722までの
範囲に収まれば,読み取りデータを追い越したり,或い
はデータが溢れたりするという不都合を生じることがな
い,という効果を見込むためである。
【0165】以上のプロセスを完了すると,1色の画像
が中間転写ベルト210上に形成される。これを4色分
繰り返せば,毎回,上記した同期合わせ手順が実行さ
れ,レジストレーション誤差のない,カラー画像が中間
転写ベルト210上に形成される。これを記録紙190
に転写し,定着し,排出することでカラー画像を得るこ
とができる。
【0166】前述した実施例によれば,プリンタモジュ
ール200と一体構成されたシステム制御モジュール3
00が,スキャナモジュール100には原稿画像走査コ
マンドを発行し,プリンタモジュール200には画像形
成コマンドを発行する。このコマンドに基づいてプリン
タモジュール200が画像先端検知センサ226の検知
動作に同期してスキャナモジュール100に記録データ
要求信号を発行し,スキャナモジュール100が該要求
信号受信から一定時間t5 経過の後の原稿画像を画素に
分解して読み取った画像データをプリンタモジュール2
00に出力する。一方,記憶データ要求信号を発行した
プリンタモジュール200は,画像先端検知タイミング
から一定時間t5経過の後の記録画像データを獲得し始
める。このことで,少なくとも記録紙に対する画像先端
レジストレーションと,カラー画像色版先端レジストレ
ーションを維持することができる。
【0167】さらに,スキャナモジュール100は,第
1同期信号発生部104が発生する信号に同期して走査
線単位の画像信号を生成し,また,プリンタモジュール
200は,第2同期信号発生部204が発生する信号に
同期して走査線単位に画像形成を行うようにし,この第
1同期信号発生部104の同期信号と第2同期信号発生
部204の同期信号を一致させることにより,バッファ
メモリを用いることなく,複写画像サイズが正しく原稿
サイズに一致し,また,カラー画像形成時には色版を画
像先端から後端まで正しく一致させることできる。
【0168】
【発明の効果】以上説明したように本発明の複写システ
ムは,原稿画像を画素に分解して読み取る画像読取手段
と,画像データおよび各種制御データの入出力インター
フェースである第1データ入出力手段と,電力を供給す
る第1電力供給手段と,第1の周波数信号を発生する第
1同期信号発生手段とを有し,独立した1個の筐体とし
て形成されたスキャナモジュールと,画像データを記録
媒体上に永久可視像として形成し,出力する画像形成手
段と,画像データおよび各種制御データの入出力インタ
ーフェースである第2データ入出力手段と,電力を供給
する第2電力供給手段と,第2の周波数信号を発生する
第2同期信号発生手段とを有し,独立した1個の筐体と
して形成されたプリンタモジュールと,画像データおよ
び各種制御データの入出力インターフェースである第3
データ入出力手段と,スキャナモジュールおよびプリン
タモジュールを同期して動作させるコマンドを発行する
システム制御手段とを有し,独立した1個の筐体として
形成されたシステム制御モジュールとを備えたため,一
体型の複写機と等価の機能・操作性・経済性を有し,か
つ,単位重量軽減,生産拠点の分化・専門化,改善・設
計変更等の容易化を可能とし,無駄な機能にかかる無駄
な費用の低減,部分変更グレードアップを可能とし,修
理できない故障部分が発生した場合のユーザのコスト負
担を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写システムの基本構成要素を示すブ
ロック図である。
【図2】スキャナモジュールのブロック図である。
【図3】スキャナモジュールの機構図である。
【図4】第1データ入出力部の構成要素を示す説明図で
ある。
【図5】画像読み取り機構部の速度線図である。
【図6】第1データ入出力部の他の機能を示したフロー
チャートである。
【図7】プリンタモジュールを大きく機能分けして示し
たブロック図である。
【図8】プリンタモジュールの機構図である。
【図9】第2データ入出力部の構成要素を示す説明図で
ある。
【図10】プリンタモジュールのタイミング制御例を示
す説明図である。
【図11】第2データ入出力部の他の機能を示したフロ
ーチャートである。
【図12】システム制御モジュールを大きく機能分けし
て示したブロック図である。
【図13】システム制御モジュールの機構図である。
【図14】第3データ入出力部の構成要素を示す説明図
である。
【図15】複写機能を達成するためのシステム制御部の
複写処理部の機能を示すフローチャートである。
【図16】複写処理動作タイミング図である。
【図17】複写処理動作中に故障が発生した場合のタイ
ミング図である。
【図18】3種の基本モジュールを組み合わせたシステ
ム構成例を示す説明図である。
【図19】3種の基本モジュールを組み合わせたシステ
ム構成例を示す説明図である。
【図20】複写システムとして構成する場合の具体的な
構成例を示す説明図である。
【図21】図20の具体例の機能ブロックと信号の流れ
を示す説明図である。
【図22】図20の複写システムのカラー画像複写動作
タイミングを示す説明図である。
【符号の説明】
100 スキャナモジュール 101 画像読取部 102 第1データ入出力部 102a,102b SCSIコネクタ 103 第1電力供給部 104 第1同期信号発生部 200 プリンタモジュール 201 画像形成部 202 第2データ入出力部 202a,202b SCSIコネクタ 203 第2電力供給部 204 第2同期信号発生部 205 感光体ドラム 226 画像先端検知センサ 300 システム制御モジュール 301 第3データ入出力部 301a,301b SCSIコネクタ 302 システム制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を画素に分解して読み取る画像
    読取手段と,画像データおよび各種制御データの入出力
    インターフェースである第1データ入出力手段と,電力
    を供給する第1電力供給手段と,第1の周波数信号を発
    生する第1同期信号発生手段とを有し,独立した1個の
    筐体として形成されたスキャナモジュールと, 画像データを記録媒体上に永久可視像として形成し,出
    力する画像形成手段と,画像データおよび各種制御デー
    タの入出力インターフェースである第2データ入出力手
    段と,電力を供給する第2電力供給手段と,第2の周波
    数信号を発生する第2同期信号発生手段とを有し,独立
    した1個の筐体として形成されたプリンタモジュール
    と, 画像データおよび各種制御データの入出力インターフェ
    ースである第3データ入出力手段と,前記スキャナモジ
    ュールおよびプリンタモジュールを同期して動作させる
    コマンドを発行するシステム制御手段とを有し,独立し
    た1個の筐体として形成されたシステム制御モジュール
    とを備えたことを特徴とする複写システム。
  2. 【請求項2】 前記システム制御モジュールの筐体は,
    前記スキャナモジュールの筐体或いはプリンタモジュー
    ルの筐体と一体的に形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の複写システム。
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